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～～～～～～～～～～『くりーくの中間調教チェック　２０１８　京都２歳S　編（完全版）≪最終追い切り評価コメント付≫』～～～～～～～～～～～～～～～

こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回からはシンプルに前走からの中間の調整内容（評価はＡ～Ｆ）を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


１１月２４日（土）　京都１１R　第５回　京都２歳ステークス（Ｇ３、２歳、芝２０００ｍ）


【登録頭数：１１頭】（フルゲート：１８頭）

ミッキーブラック（B）
新馬、芙蓉Sと２連勝中。無理のないローテーションで使われているのでこの中間も乗り込み量は豊富。ただこれまでCWを長めから併せ馬で追い切られていた１週前追い切りが坂路で一杯と変えてきたところは気になる。時計的には凄く良い時計を出す馬ではないので最終追い切りの動きを見て判断したい。
＜最終追い切り評価A＞
坂路で併せ馬。力強い伸び脚で終いもしっかり伸びる。


クラージュゲリエ（C）
札幌で２戦して１着、３着と前走は重賞でも好走していて先週の東京スポーツ杯２歳Sでは勝ち馬のニシノデイジーが勝っておりこの馬にも注目が集まりそう。この中間はCWを中心に乗り込まれて１週前には３頭併せの内に併せて外２頭に遅れていてこれまで併せ馬で遅れたことがなかった馬なのでその辺は気になる。
＜最終追い切り評価B＞
CW併せ馬の内。気難しいというか顔が外を向いているというかとなりの馬にチョッカイを出しに行っているような走りに集中していない感じ。追えばしっかり伸びるのでレースで悪い面が出なければ良いが。


ショウリュウイクゾ(E)
６月の新馬戦（◎１着）以来約半年ぶりのレースとなる。１週前には浜中騎手騎乗でCWを長めから一杯に追われて先着もこの中間の坂路での時計が物足りなく感じる。新馬戦では最後抜け出してきたが終始モタモタしていたのでこの中間の調教を見るとそのモタモタしたところが前走以上に出そうで相手が強くなる今回はかなりマイナスになりそう。
＜最終追い切り評価C＞
坂路で併せ馬。モタモタした感じはなくしっかり伸びて先着。馬場を見るともっと時計を出せる馬だと思うのでそ辺はやや物足りない。

スズカカナロア（D）
休み明けの前走は＋１６キロも見た目は太く感じなかったので成長分も少しはあると思う。間隔が詰まっているので１週前は強めに追われていないので最終追い切り待ち。
＜最終追い切り評価E＞
坂路単走。終始首が上がり気味で追い出されても伸びず。

セイカヤマノ（E）
関東馬。前走未勝利勝ちも美浦ではそれほど目立つ時計が出る馬ではなくこの中間も１週前に併せ馬で遅れていてデビューから休みなく使われてきているので疲れはあるハズ。
＜最終追い切り評価C＞
南W併せ馬の外。終い伸びて何とか併入も特に良い動きでもない。


ブレイキングドーン （C）
もともとガッチリした馬だが休み明けの前走は＋１８キロでパドックでもかなりうるさく落ち着きがなかった。その後放馬で競走除外。レースは走らなかったが放馬でたくさん走ったので良い運動にはなったと思う。この中間は１週前に一杯に追われているが時計は新馬戦の時から変わっていないので大きく変わった感じはない。
＜最終追い切り評価B＞
CW併せ馬の外。終い追い出されて先着。力強さはあるが重め感のある動き。


ペルソナデザイン （A）
関東馬で輸送もあるので１週前に併せ馬で強めに追われてかなりの好時計。間隔の割にしっかり乗り込まれていて調教内容はこれまでで一番良い。
＜最終追い切り評価B＞
南W併せ馬の内。力強い動きで好時計も出ていて輸送もあるんでこれだけ動いていれば十分。


ミヤケ（D）
７月のデビューから休みなく使われてきて前回は門別まで輸送しての競馬で疲れがない訳がないくらい使い詰めなので使ってきても前走以上は厳しそう。
＜最終追い切り評価B＞
CW3頭併せの内。使い詰めの割に直線追い出されて先着と思っているほどの疲れはなさそうな動き。


ヤマカツシシマル （C）※出走回避
前走は人気薄での逃げ切り勝ち。人気馬がモタモタしているあいだにもうひと伸びしてそのまま押し切った感じで今回はさすがにマークがきつくなると思うので楽な競馬はさせてもらえないと思う。１週前は坂路で一杯に追われるも時計平凡上積みはなさそう。


ラヴズオンリーユー（B）※出走回避
デビュー戦の前走時はまだ馬体に余裕がある感じもロスなく走って新馬勝ち。前走時それほど多くは乗り込まれてはいなかったので今回の１週前追いきりでも長めから一杯に追われていて上積みはありそう。


ワールドプレミア（B）
デビュー戦の前走時はパドックでは周りを気にする感じで馬体もまだ緩そうな感じだった。レースでも直線に向いてグッと伸びるも抜け出してから気を抜いたような感じもありまだ素質だけで走っている感じだった。この中間は１週前に坂路で一杯、日曜日にCWを長めから併せ馬で時計を出していて順調に調整されていると思う。
＜最終追い切り評価B＞
坂路で併せ馬。重心が低い走りで動きも良いが終い伸びきれず。


◇今回は京都2歳S編でした。
今週の京都2歳Sが終わると次の2歳重賞はG1レースが続くことになります。この後の条件戦を使って参戦してくる馬もいるとは思いますが、3つのレースにどの馬が使ってくるのかも徐々に見えてきています。古馬G1と違って2歳G1は細かく見ていないとここで初めて知るという馬が多くなってしまうので、レースが近くなってから予想を始めると古馬G1レースの何倍も時間がかかってしまい大変、という方も多いのではないでしょうか。新馬戦から予想しているとそのような負担も減り、これまで時間をかけてきたぶん予想がはかどり、楽しいものになります。逆にこだわりが強く出てしまって失敗することもありますが、そのあたりの課題は来年に向けて修正していけばいいかなと楽観的にとらえています。難しいレースを予想する際には土台をしっかりと、――これがいちばん大事なのではないかと思っています。

それでは次回、阪神ジュベナイルフィリーズ編（予定）でお会いしましょう。

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◇京都のメインは京都2歳S。このレース◎はミッキーブラック。デビューから2連勝中の馬。前走の芙蓉Sは競馬場のパドックで直接観たのですがかなり良く見えて馬券を追加して買ってしまったくらいでした。レースでも強い競馬だったのでそのまま行けば大きなところも取れる馬になるのではないかと思っているのでここも相手は強くなりますが十分勝ち負けになると思います。状態面に関しても来月のG1レースに向けて余力は残しておくとは思いますが今週の追い切りも坂路で終いしっかり伸びていて前走以上の状態で出走できそうです。

◇あなたの馬券が当たりますように!!本日もたくさんのご購入ありがとうございました。＼(^o^)／!(^^)!(*^^)vvvvvvv<<<<<<<