なぜ逝ってしまったんだ・・・

報酬ド返しでアメリカで武者修行する姿勢
修行の成果生かした騎乗振りに何度シビレたことだろう・・・

もっともっとアナタの馬券を握りしめていたかった。
岡部無き関東では「ここぞ」の場面で買えるのはアナタだった

馬群に突っ込む騎乗は、
馬券を買っている人間にとっては心強いものでした

海外で種牡馬入りしたエイシェイディの子供で競馬する姿を見たかった


８歳で１１番人気となったエイシェイディの有馬記念は、、忘れられません。
「ありえない」「金の無駄」とコケにされて熱くなった私がブッコミを
決断できたのはアナタだからでした。

http://umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=9a61000ac5&race_id=2009122706050810



剽軽なキャラクターでタレント活動もこなすアナタは、競馬以外のファンにも
競馬の存在を知らしめるシンボル的な存在でした


ちょっとフザケた勝利インタビューは、（個人的には）疑問を抱いていましたが、
それも自分のキャラクターを表現することでのアピールの一つとして受け止めて
いましたし、騎乗振りが信頼できるものであったからこそ許されるものであったと思います


Ｙ騎手への木刀事件、タレントとの再婚など話題にこと欠かないアナタでしたが、
実力は折り紙つきでしたし、金を張れる価値のあるアナタが好きでした


先行して直線で馬群に突っ込む姿勢に何度も自分を重ねました。
もちろん私は騎手ではないけれど、勝負馬券の単複でアナタの馬券を買ったＲは
必ず見せ場を作ってくれるしほとんど馬券にもなってくれたから・・・
一時期、馬よりもアナタを追いかけアナタが勝てそうなＲだけを買うという
時期があったほどです


あなたの騎乗スタイルは、今後もたくましく生き抜くことができるでしょうし、
それを証明しより高みに導くのがアナタではなかったのでしょうか


私は一生アナタを忘れることはないでしょう
いや、忘れることができなくなったのです


矛盾に耐えることには慣れたはずだったのに・・・
馬券に様々な想いを載せてゴールへ運んでくれたアナタへの気持ちの整理が
つかないのです


鮮やかな騎乗スタイルとともに、この何とも言えない感情が甦る
そのことが悔しい


アナタよ　安らかに　　合掌