結構問題を抱えてそうなメンバー構成。


ペースを作りそうなのは
近2走でも逃げているラテュロス。

そのラテュロスは
前走の条件戦が緩い逃げを打って
簡単に捕まってしまう競馬だったので、

今回は前々走のように
中弛みに近い加速勝負の流れを作ると予想。


難しいのが
その後ろを取りそうな馬で、

カンタービレ、ゴージャスランチ、
ロケット辺りが先団には付けそうだが、

それ以外の馬たちは
スタートがあまり速くなく
後方からの競馬になる事も多いため、

後続がどういった隊列で
どの程度前を追いかけるかが分からない状況。


もし後続集団が
ラテュロスの中弛み逃げに合わせてくるなら
ペース想定としては楽だが、

このレース一番の問題は、
そのペース想定に合いそうな馬が
ほとんど見当たらない点。


人気の中心になりそうな
サトノワルキューレ、サラキアも
道中を流した運びで強さを見せていて、

緩急を必要とする流れでは
パフォーマンスを落としているのが現状。


掛かり癖を持つラテュロスが
2015年のレッツゴードンキのように
飛ばして逃げてくれるなら

サトノワルキューレ→サラキアの馬単に
厚く張りたい感じはあるが、

さすがに緩みは作ってくると思うので、
今の所人気2頭は嫌ってみたい印象。

ただ、他の馬もそこまでな感じだと
結局は地力差で好走される事があるため、
自信の切りとも言えないのが悩ましい。


今回のメンバーの中で
中弛みに対応できそうなのは
ゴージャスランチ、トーセンブレス辺りになるが、

2頭とも妥協枠にはなりそうなので
こちらも自信はあまり持てず。


今週はローズSを止めて
セントライト記念を狙おうとも思ったが、
向こうは向こうで面倒なメンバーなので、

恐らく今週は
手を出さないのが正解なんだとは思う。