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京都大賞典は全く予想通りの展開で上がり4Fの競馬。
勝ったインティライミは直線に向いても慌てず騒がず、大外に出して残り1Fちょっとの所から強烈な瞬発力を繰り出して一気に差しきる。まあ、直線に向いて前が開かなかったことで結果的に仕掛けのタイミングが合ってしまった可能性もあるけど、2戦続けてああいう足の使い方を見せつけているのだから鞍上も分かっているでしょう。となれば、天皇賞でも無視出来ない存在といわざるを得ない。
ポップロックは思った以上に速い上がりに対応していたがやはり勝ちきれず。まあ、そんなもんでしょう。強いとは思うけどG1を勝つイメージは湧かない。敢えて言えば府中の2500m専用といった感じだけど、目黒記念やアルゼンチン共和国杯に強い馬ってG1ではちょっと足りない馬が多いですよね?
毎日王冠も展開としては予想通り。コンゴウリキシオウが二の足で先頭に立ったところで落ち着くのかと思いきやストーミーカフェが我慢できずに外からかぶせて先頭へ。ここまでは予想通りだが、チョウサンは眼中に無し。当然馬券も外れ。
ただ一つだけ言えることは、確かに数字としてはハイペースだが、結果的にこの走破タイムが出るほどの高速馬場で、ラップの推移を見ても最後まで落ちていないわけだから、前崩れの差し有利というレースではないということ。そう言う意味ではチョウサンのこの走りはそれなりに評価しておかないといけないでしょう。まあ、この馬にとっては絶好の流れだったことは確かだけど。
あと、松岡正海って上手いね。差しに回ったときのペース判断が絶妙で、良い位置取りから良いタイミングできっちり差し切ってくる印象。まあ、たまたま僕が見ているときだけかもしれないけど。
インティライミは天皇賞ではなくJC直行らしい。
2007年10月8日 8:33