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記念日といってもピンキリで、例えば結婚記念日とか家族の誕生日とかのオフィシャルなものもあれば、とあるカップルが付き合いだした日のように比較的どうでもいい(というかリアクションとして「知らねーよ(笑)」となるような)ものまで様々で、まあ間違いなく後者にあたるものではあるのだが、自分にとって11月1日というのは「万馬券記念日」なのである。
今をさかのぼること21年。1992年の秋の天皇賞を○レッツゴーターキン-◎ムービースターで仕留めたのが11月1日のこと。
その場のひらめきで当たったのなら何てことはないのだが、当時は5月に行われていた安田記念の帰りの武蔵野線で
「秋の天皇賞はムービースターから買う!」
と宣言してから約半年、ブレずにムービースターと言い続けてその結果大本線で仕留めたのがこの馬券。大げさに言えばこの半年の出来事はそれなりの小説にできそうなくらいのモノだった。
この万馬券のおかげで、当時に関わりのあった人たち、大学の友人だったり寮にいた先輩だったりの、とにかく自分に対する評価というのが一変したんです。
まあ、それまでは「ちょっと競馬の好きなヤツ」ぐらいだったのが「競馬のことはアイツに聞け」ぐらいの(^^;)
あの一撃があったから、熱しやすく冷めやすい自分が今も競馬を続けていられるし、競馬というものに対してコソコソしなくて良くなったんです。
額面の上ではこの万馬券を超えるものもいくつか当ててきたし、一時期はこの万馬券を中身の上でも上回るモノを…と思って意固地になっていたこともあったけど、この万馬券はもうオンリーワンなんですね。
自分にとっての“金看板”を大切に磨いていって、また別の看板を作っていきたいものです。
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