新装京都競馬場の１００周年（センテニア
ル）パークのパークは、北米の主要競馬場（
ハリフウッドパーク、ベルモンドパーク、サ
ンタアニタパーク…）などの呼称を模したも
のなのかどうか。

　古都にふさわしい名称たとえば馬事公苑の
ような淀公苑競馬場…はナンセンスかもしれ
ないが、歴史的偉業と自画自賛しつつ千客万
来！のグランドオープンをプレゼンしながら
、実は当日の入場券も指定席もネット限定（
他場は解禁中）ともったいぶった規制を強い
ている。

　開場１００年の歴史を経ても旧態依然、石
橋を叩いて渡るJRA開催システムの保守体
質に変革、進取の気勢は芽生えない。

　今さらゴネても何の利もないのは承知しつ
つ、ならば逆手をとってアンチ・センテニア
ルの波乱突破戦術を駆使しようではないか。

4月半ばに夏日、真夏日などが連発してい
る今年と同じような４月の猛暑が、暑さに
弱いシンザンの子ミナガワマンナ（菊花賞
馬）を１番人気の天皇賞（１９８３年４月
２９日）で敗退（５着）させた。

　その経緯をふくめたシンザン・谷川牧場
秘話は来週⦿マルドン続でリポートしたい
が、天皇賞を頂点とする今年の４月競馬の
攻略ポインの一つは暑さに強い馬、弱い馬
の見分け、先取りにある。

それとメディアもダンゴ打ちも、その目が
淀にそそがれていて検討、詮索がおろそか
になる傾向がある。宝の山は裏開催、裏山
にありで、とくに福島に埋もれているお宝
を発掘しようではありませんか。

　ああ、すでに始まっている。ハリアップ！