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<思い出のタクシー代 小平と李相花 長く競い合った日韓エースの友情物語>
という見出しのデイリースポーツのこの記事(2/19(月) 0:18配信)を以下に。
「平昌五輪・スピードスケート女子500メートル」(18日、江陵オーバル)
日本選手団の主将で国内外で同種目24連勝中の小平奈緒(31=相沢病院)が36秒94の五輪新記録をマークし、スピードスケート女子では初となる金メダルを獲得した。ライバルで、五輪3連覇を狙う地元・韓国の女王の李相花(イ・サンファ)を破っての戴冠。親友の2人はレース後、笑顔でお互いを称え合った。
美しい光景だった。レース後、3連覇を逃した李は涙。小平はその李のもとへ向かい、抱き締めて言葉を掛ける。「韓国の五輪で、相花の受ける重圧は相当なものだったと思う。“すごくたくさんの重圧の中でよくやったね、私はまだ相花のことをリスペクトしているよ”と、伝えました」。李も涙顔から笑顔に。2人でウイニングランを敢行した。
世界の舞台で長く競い合ってきた。500メートルでは圧倒的な力を誇ってきた李。ただ、そのアスリートとしての姿勢は、小平にとっても憧れだった。2人で並んだ記者会見。小平が「サンファはいつも親切なんです。3年前にソウルのW杯で私が初優勝した時、すぐにオランダに戻らなきゃいけなかったんですけど、リンクから空港までのタクシーを呼んでくれて、お金も出してくれた。結果は悔しいはずなのに。真摯(しんし)に奈緒のためにという思いで。それがすごくうれしかった」と、思い出を語れば、李もまた小平の姿勢を尊敬の念を示し「彼女とレースをして、悪い気持ちになったことは一度もない。タクシー代は確かに払った(笑)。でもネガティブな気持ちはまったくなかった。いい友達だから。彼女のライバルであることを誇りに思ってる」と、笑顔を返した。
李もまた、思い出話を披露。「アスタナでバスを待っていた時に、奈緒と写真をとったんです。奈緒はその時、『次の五輪はあなたが勝って、私が2位ね』と言っていた。私も『それならあなたが勝って、私が2位でいい』と言い合いました」と、懐かしそうに話した。
同世代でずっと世界のトップで競い合ってきた2人。日韓のお互いの家に招待するなど、絆はずっと深かった。リンクを離れ、親友に戻った2人は、ずっと笑い合っていた。
☆ ☆ ☆
アスリートですから頂点を目指し、競い、結果を出す。そして勝者と敗者に分かれる。
でも、アスリートであるまえに人間ですからね。そんなライバルである人間としての関係、目には見えないがそこに確実に生まれる大切なことをこの二人から教えてもらいました。
そんな場面をドラマではなく真実で伝えてくれたこの二人は、ともに偉大なアスリートであることはもちろん、素晴らしい人でしたね。
e-ミントさん、どうも。
オリンピックは4年に一度ですが、JRAの馬券勝負は「週に一度」!
勝っても負けても、間の5日間での切りかえが大事ですね(苦笑)
2018年2月19日 7:29
李相花の重圧を思うと、逆の結果でも納得できた
と思いながらTV放映を見ていた。
そういう心の「想い」でどうにかなるような結果ではない。
ベストの力で走っての1mもない差。
一緒の組で走ればまだしも、別の組で走っての差は人治
を越えるものだろう。
4年に1度のオリンピックは、アスリートにとって、
とても長い時間だ。
2018年2月19日 7:24