メニュー
昨日の安田記念には「競馬法100年記念」のサブタイトルが付いていました。では50年前にも「競馬法50年記念」だったかと言うと、JRAの年表にもそうしたものは見当たりません。あ、当時はJRAではなくNCK(Nippon Chuo Keibakai)でしたね。電話投票の通帳には平成になってからもNCKの表記がありました。
50年前と言えば昭和48年、ハイセイコー人気で空前の競馬ブームには沸いた年でしたが、公営ギャンブル廃止の雰囲気が蔓延しており、とても競馬法50年を祝う雰囲気ではなかったのかもしれません。競馬100年を祝えるようになったのは、それだけ日本社会の成熟や競馬をギャンブルとしてだけでなく、スポーツとして楽しむ人が増えたことも大きな要因かもしれません。