PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にスマートダンディー(25.7pt)、エポック(23.0pt)、ヒロブレイブ(22.7pt)、キングズガード(22.0pt)、テーオーヘリオス、タムロミラクル(ともに21.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　ダ1400戦としては、逃げ、先行タイプが少ないメンバー構成。そこで、今回の◎には、2016年のカペラＳを逃げ切り勝ち、2017年のマイルＣＳ・南部杯でも逃げて2着の実績がある(1)ノボバカラを推します。この馬は、さすがに全盛期ほどのテンのスピードはありませんが、それでも今回のメンバーならば、楽に前に行けるはず。また、前々走の根岸Ｓで6着と善戦できているあたりから、調子落ちもないでしょう。五分のスタートを決めての先行策ならば、十分にチャンスがあるでしょう。

　○は、休養明けで初めてのオープン戦となった昨春の欅Ｓこそ11着と崩れたものの、それを除けばデビューから全て4着以内、16戦して10戦で連対という安定感を誇る(5)スマートダンディー。この馬は自在性があり、1400ｍも1600ｍもこなしますが、ベストは前々走でコーラルＳを制した1400ｍでしょう。また、前走オアシスＳは休養明け好走後の一戦で、二走ボケを起こしてやや指数を下げているだけに、今回での巻き返しが期待できます。