PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にコスモヨハネ(12.7pt)、エクラミレネール(12.0pt)、トーホウアイレス(11.7pt)、アオイシンゴ、スカルバン、メイショウヤマホコ(ともに10.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するというスタイルで予想を行っています。

　よって、◎には、3走前、前々走と東京芝の500万下で2着、3着と高指数で好走の(5)アオイシンゴを推します。前走は中山で先行策から快勝、ここに来ての充実度が光る4歳馬でここも期待しました。

　○は、昨年4月に2着馬に7馬身差をつけて現クラスを圧勝した実績がある(2)エクラミレネール。休養後はひと息のレースが続いていますが、前々走は包まれる不利、前走・東雲賞は緩やかなペースになったために、上位馬の決め手に屈したところがあるのも確か。昨年このクラスを圧勝した時のように早め先頭を意識した競馬ならば巻き返しが期待できるでしょう。

　▲は、長期休養明を挟んで新馬戦、500万下を連勝した素質馬(7)ランガディア。前走のニュージーランドＴは、二走ボケで見せ場のない13着大敗でしたが、立て直されての今回は巻き返しを期待します。今回は骨折明けの一戦だけに、無理をさせない可能性が高いですが、休養中に成長していれば、それでも通用するでしょう。