競馬ニュース > 記事
白毛のサラブレッドがまた一頭、土曜(29日)札幌5R(芝1500メートル)で注目のデビューを迎える。新種牡馬ニューイヤーズデイ産駒のブランシールは、いとこにGⅠ3勝のソダシがいるおなじみのシラユキヒメ一族。ダートで3勝を挙げた母マーブルケーキはぶち模様の白毛が特徴だったが、こちらはソダシの若かりし頃と同様、ピンクがかった馬体が華やかだ。
美浦トレセンでしっかり時計を出してから札幌へ移動。26日には芝コース6ハロン79秒4-12秒4と上々のタイムをマークし、年長の僚馬と併入した。美浦からつきっきりで稽古をつけてきた北村宏騎手も仕上がりには納得の様子で、「順調にこられているのが分かってよかった。本追い切りは芝で前に誘導馬を置く形だったけど、走りのリズムが良かったし、体を併せにいくときにも冷静に走れていた。暑いので、あとは体調を整えてレースを迎えたい」と好発進へ手応え十分だ。