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内輪ネタというのは避けるべきだ、と基本的には思うのですが、今週末のアイビスSDだけはお許しください。このコーナーですが、毎週水曜日が締め切りです。その後、運営スタッフの方が校正等を行い、木曜日の午後に公開というスケジュールになっています。
ということは、筆者がこの記事を書いている水曜日の時点では、まだ枠順が確定していません。枠順を見ずに、新潟の直線1000m戦について書く、というのは明らかに無謀です(笑)。これから、普段のように1頭の人気馬についてアレコレと難癖をつけますが、もしその馬が内枠に入ってしまったら、「内枠だから消し」の一言で全てが片付いてしまう恐れもあります。そもそも内枠に入ったら、「人気馬」にもならないかも(笑)。
言い訳はこのくらいにして本題に。いつものように、近10年のアイビスSDにおけるデータを紐解くと、前走が同じ舞台で行われる韋駄天ステークスだった、という馬が4勝を挙げています。CBC賞が前走だった、という馬も4勝していますが、今年の登録馬の中に前走CBC賞組はいませんので、今年の韋駄天ステークスに出走していた組に注目すべき、ということになります。
5月21日に行われた韋駄天ステークスですが、1着メディーヴァル、2着ファイアダンサー、3着トキメキという結果でした。この3頭はいずれも今年のアイビスSDに登録があります。中でも当時の勝ち馬メディーヴァルは今村聖奈騎手が騎乗予定ということもあり、注目を集めそうです。外枠に入ったら、1番人気となる可能性もあり得るでしょう。
しかし、メディーヴァルは「前走韋駄天ステークス組」ではありません。その後、6月に松風月ステークス(阪神、ダート1200m、10着)、そして今月の福島テレビオープン(福島、芝1200m、8着)と2度使われています。気になるのは、松風月ステークスの時に馬体重を10キロ減らしていた点です。前走の福島では6キロ戻していますが、このレースに出走する馬でこのような臨戦過程、そして馬体重が変動しているというのはレアケースではないでしょうか。
もちろん考え方も事情もそれぞれの陣営によって異なりますので、この点だけを取り上げて不安だ、というつもりはありません。しかし、韋駄天ステークスはハンデ戦で、52キロでの出走でした。今回は別定戦で57キロを背負います。この5キロの差をどう考えるか、メディーヴァル絡みの馬券を買う人は十分に考えてからにした方がいいでしょう。仮に外枠に入ったとしても、コース実績だけを理由にして無条件に飛びつくべきではなさそうです。
以上、メディーヴァルについての不安材料を取り上げましたが、何とか外枠に入って、人気馬になってくれないかなあ、と祈りながら書きました。その願いが叶って、メディーヴァルが外枠に入った際に成立するネタということで。枠順確定が怖いです(笑)。
(文・菅野一郎)
このニュースへのコメント
馬鹿の一浪
過去のご自身の誤字脱字、リンク間違い等を
運営スタッフの責任にするのは、どうかと思いますよ
>運営スタッフの方が校正等を行い
特にこのレースについては、枠順が重要なのは読者にとっても同じ状況です
枠順発表後に記事書いて、アップロードすればいいだけですよね
それが諸事情で難しいなら、このコーナーは廃止して
別記事で枠順発表後に読める方が、読者にとっては有益な情報になります
>新潟の直線1000m戦について書く、というのは明らかに無謀です
過去の記事もそうですが
投げやりで字数稼ぎな記事ばかりで、読みづらいです
ご自身で責任をもって掲載できないならば、
枠順発表後に役立つ記事を読みたいです
運営スタッフの方も、何とも疑問がないのであれば
運営体制として、どうかと思います
2023年7月27日 17:23