〇今日の軸馬
・阪神２Ｒ　⑨ロードマゼラン　　　・阪神４Ｒ　⑦マッスルビーチ
・阪神８Ｒ　⑤サンライズゴラッソ　・阪神９Ｒ　⑨ハーツオブシャカ
・阪神５Ｒ　①プラダリア
　土曜のみに４頭と力が入っている池添学厩舎の中で、とくに強い意気込みで臨むこの馬。
　初戦は出遅れとゴール前の不利、前走は勝ち馬に逃げ切りを許し明らかな展開不向き。
　結果②②着とはいえ、いずれも"負けて強し"の競馬。
　前走後は優先出走権を放棄し、馬優先で再調整すると、１週前のＣＷ(５Ｆ65.4秒)、
　今週坂路で自己ベストの51.5秒と、動きがハッキリ良化し上昇カーブを描いている。
　関係者も「まだ緩さがあるので無理せず間隔をあけたが、先週乗ったジョッキーも
　今週の坂路で乗ったテキ(師)も褒めちぎっていたように、ここ２週の動きの良さは
　特筆レベル。右回りに替わっても問題ないし、折り合いがつくので距離延長も大丈夫。
　枠もイイところを引けたので、さすがに力どおりなら今度こそ決められる」とキッパリ。
　今回オーナーお膝元の中京ではなく阪神に使うのも勝利のため。
　兄の謙一騎手も継続騎乗で、相手関係を考えても"３度目の正直"と行きたいところ。

〇今日の複勝馬（複勝約1.3倍～）
・中京３Ｒ　⑦メイクアリープ　　・中京４Ｒ　④ジューンヨシツネ
・阪神10Ｒ　②オメガラヴィサン　・中京12Ｒ　⑭シャスティーナ
・阪神１Ｒ　⑯ワンダーキサラ
　デビュー２連勝でド派手なデビューとなった角田大河騎手。大舞台に強かった父の血を
　しっかり受け継いだようだ。先週を終え新人最多の３勝を挙げ、今週も３日間で１６鞍に
　騎乗する人気ぶり。自厩舎にも６鞍騎乗するとあって、師匠も渾身の仕上げを施してきた。
　中でも１番の期待はこの馬。ここまでの成績は②⑤⑤着。近２走も大きく離されているが、
　「初戦は若駒らしく一生懸命走ってくれたが、そこから生ずるさを出してしまい、２走前
　なんか全然真面目に走っていない。だから前走はシャドーロールを着けたが、今度は距離が
　長く、せっかく集中して走れたはいいけど、それが長続きしなかったってわけ」とのこと。
　そこから３か月の休養に入るが「精神的に大人になり、シャドーロールも効いてるようで、
　稽古ではすごく真面目に走っている」と順調さがうかがえる。
　ちなみに今週の坂路は馬なりで54.3－12.1秒と地力強化の跡も見られた。
　距離も短縮し、愛弟子とのコンビでの２勝目に気合が入っている。

〇今日の気になる馬
・中京８Ｒ　⑥ゲンパチリベロ
　２月末で定年解散となった堀井雅広厩舎の最後の勝利は２月５日。
　その後は開催７日間で２０頭を出走させるも、引退前最後の勝利とはならなかった。
　この馬は２月１３日の競馬で②着となり、厩舎最後の勝利という務めは果たせなかったが、
　西田雄一郎厩舎の開業初勝利という記録を作ることになりそうだ。
　前走は骨折明けで、馬体重はプラス２２キロと成長分を差し引いても太目残り。初経験の
　2400ｍも半信半疑だったが、それでも②着と「１勝クラスでは能力断然」の評価は頷ける。
　今回はひと叩きしての大幅な上積みが見込め、距離もベストの2000ｍ。
　不良馬場で初勝利を挙げており、馬場悪化も歓迎のクチ。
　堀井厩舎の解散直前にこの馬を含め４頭の有力馬に騎乗するも勝たせられなかった武豊騎手
　としても、今回は堀井厩舎への恩返しの気持ちで乗るはずで、関係者誰もが１着を望んでいる。

〇前回の結果
　軸馬　　　　中京１⑧１着　中山１⑮２着　中京２⑧２着　中京４⑥１着　中山４④１着
　複勝馬　　　中京５⑥１着　阪神５③８着　中山６③２着　中山７⑨１着　中京８⑨８着
　気になる馬　中山３⑨８着
　軸馬 [37-13-7-13]　複勝馬 [23-11-9-27]　気になる馬 [5-1-3-5]