ダート戦に向かった経歴からすると、脚元に不安があったのだろうか。いや、スタミナがあるということもあったのではないか。だから神戸新聞杯の映像でも分かるように、先頭に立ったまま楽に競ることなく勝ちきっており、他の馬とはスタミナが違うことは明らかである。個人的にはかなり好きなタイプだ。
◉
ところで、日曜日の京都９RもみじSは本当にひどかったですね。
松山弘平騎手は、勝ち馬のメイショウスイヅキに新馬戦から二戦続けて騎乗していました。今回はどうもウインハートビートに先約があったからメイショウスイヅキには騎乗できなかったようです。

それはそうと、ウインハートビートはスタート良く発馬したにもかかわらず、松山騎手が手綱を引いて控えてしまいます。１４００mの短距離レースでこの行動は奇異に感じました。

そのまま良いところなく８着に終わったのですが、松山騎手のレース後のコメントは意外にも次のようなものでした。
「昇級戦だったので､できれば早目に動いていきたかったですね｡今の京都の馬場は合わないのかもしれません｡」

えっ？

信じられません。JRAのサイトでレース映像を何度も確認しましたが、スタートはほどほどだし、楽に先頭に行けそうにしか見えません。

それでは宮本調教師のコメントはどうかというと、これも驚きのコメントです。
「ゲートが開くタイミングがちょうど悪く、出遅れてしまった感じですね。二の脚の速い馬なので、スタートさえ決めて先手を取る形になっていれば、また全然違った結果になったと思います。それだけにあの出遅れは痛かったですね。今後については、成長を促すためにもここで放牧を挟みたいと思います。週明けにビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出し、その後コスモヴューファームへ移動させます。」

JRAの公式サイトの映像でも出遅れているようにはとても見えません。

しかも、放牧に出されてしまいました。

この馬に投資した方はかわいそうですね…。

なんとも言いようがありません。

私はたんまりと掛けた掛け金がふっとんだだけですけど…。

さようなら、松山弘平くん。バイバイ。

そんじゃーね。