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なんとなく、出走馬が寂しい日本最高峰のジャパンカップになった印象
馬券は荒れない可能性が高いが・・・さてどうしよう。
<馬場状態>
土曜日のレースを観て、
キャピタルステークスリステッドから、
昨年と同じ様な決着時計で、同じ様な馬場状態の印象
12レースの3歳以上2勝クラスから、
天皇賞当日の同クラスの9レース:国立特別で比較してみると、
約 1秒 時計が掛かっている印象
国立特別の時は、小雨が降っていたので、それほど速い馬場では無かった。
開催最終週らしく、速過ぎない、力も必要な馬場状態の印象
馬場は、有利不利が少ない、実力が発揮しやすい状態。
<展開>
A.オブライエン大調教師とライアン ムーア騎手が勝つ為に来日してきた。
時計が速い馬場が日本競馬の最大のポイントで、そこへの対策は万全だと思われる。
コントレイルと、シャフリヤールのレース映像から、同じ位置からの決脚では勝てない
分が有るスタミナを活かす戦法へ、3番枠を活かす
キセキと和田 竜二騎手も第56回京都大賞典GⅡで魅せたスタミナ勝負に持ち込む戦法
例え前半スローペースでも、残り1000mから仕掛けて4角先頭を狙う
アリストテレスの横山 武史騎手も決脚が劣る相棒のレース映像から、
ジリジリとした脚でスパッと切れるタイプでは無い点をカバーする積極果敢な戦法
オーソリティのクリストフ ルメール騎手は、ゲートが巧くスッと先行する
コントレイルと、シャフリヤールの決脚に対抗する戦法
3冠馬コントレイルの福永 祐一騎手は、第164回天皇賞(秋)GⅠ2着の反省からゲートに全集中する
第87回東京優駿GⅠの様に先行して直線早めに抜け出して強さをアピールしたい
コントレイルが先行すれば、レースはスローペースにはならない
ミドルペースから、ペースアップが早く起こるタイトな流れになる
<馬券のポイント>
舞台は東京だが、時計が速過ぎる馬場では無く、最終週らしいそれなりに時計が掛かる馬場状態
そんな馬場状態でタイトな流れになれば、上位に来れる決脚を残せる馬は限られる。
上がり3ハロンの決脚は、34.7ぐらいで、33秒台の切脚は問われない戦いに成る
<馬券>
サンレイポケット:単穴
第164回天皇賞(秋)GⅠ4着も評価したいが、それ以上に、第43回新潟大賞典GⅢが魅力
自分の競馬に徹して末脚に掛ければ、今回は前が止まる展開と馬場
鮫島 克駿騎手が直線まで我慢できるか少し不安だが、託してみたい。
(もっと人気になる想定でしたが・・・なぜ?)
シャフリヤール:3着まで
エフフォーリアを差し切った第88回東京優駿GⅠ時の本命で3連単頂きましたが、
今の東京は、かなり時計が速かった当時よりは時計が掛かる状態
第68回毎日杯GⅢのレコード勝利の通り、馬場が良ければ良い程、力が出せるだけに・・・
マカヒキ:特注
5年ぶりに勝利した最高齢ダービー馬、8歳で狙い辛い
が、久々の勝利で馬が確変したか、この数年で1番の状態との事
15・16・17番枠と奇しく並ぶ
馬主:金子真人ホールディングス(株)と調教師:友道 康夫の中から、この馬を狙いたい!
キセキが締めた厳しい流れだった第56回京都大賞典GⅡを勝ち切った底力に期待する。
アリストテレス:対抗
第163回天皇賞(春)GⅠ4着が完敗だが評価でき、今回のタイトな流れに適正が高い
33秒台の切脚が問われない戦いなら、バテずに2着に残れる
コントレイル:本命
前年の第40回ジャパンカップGⅠは本調子で無い中での2着で、
この中では抜けた戦歴、57kgで走れる今回、58kgより大きく好転する
先行してタイトな流れに巻き込まれると少し不安だが、弱点が少ない。
キセキ:特連
東京成績0−1−2−3で、1勝もしていないが、実は東京は得意
出走馬の中で、東京でもっともレベルの高い戦いを経験している馬で2着なら可能性は有る
<以下、週中の暇潰し>
日本でもっとも強い馬を決めるレースだと思っているジャパンカップです。
さて、超一流馬と、そうでは無い馬との違いは何か?
グランアレグリアは真に超一流馬だけに、第38回マイルチャンピオンシップGⅠから探ってみる。
「第38回マイルチャンピオンシップGⅠ」
過去に例がないほどのスローペースとなりラスト:11.7ー11.1ー10.7ー11.5
4角先頭:ホウオウアマゾン
4角番手:サリオス
が粘って1.2着する様なレースでしたが、共に33.7の末脚でも 5・6着に順位を落とした
グランアレグリアは、4角8番手から、32.7の鬼脚で完勝
現代の競馬は、特に中央場所は馬場状態の劣化が少なく、スピード優先の決着が多いので、
トップスピードの質とその持続力を、いかに発揮出来るかが重要だと、今更ながらに感じた。
レース前半はなるべく消耗しない様に走らせておいて、
勝負所のラスト4ハロン辺りからギアを上げ、ラスト3ハロンからトップギアに上げて、
ラスト100mぐらい迄トップスピードを維持できるかが、現代の競馬の肝だと思う。
グランアレグリアは、トップギアが6速まで有り、トルクが強く持続力が有る超一流馬で、
サリオスは、トップギアが5速までしかない普通の一流馬なのかなぁ〜
ラップを観て予想するのが主ですが、大半の馬が流すように走る前半は無視して、
ラスト4ハロンのラップと各馬の動き出しに注目した予想に変更してみたいと思わされたレースでした
<人気馬 精査>
コントレイル
第164回天皇賞(秋)GⅠは必勝体制で臨んだ負けられない戦いだった
福永 祐一騎手も1番枠を有効に活かして完璧に騎乗したが負けた。
その時のコメントが、
「スタートは練習していたのですが、ゲートの中の体勢が良くなかったです。
それでも上手く出てはくれましたが、理想は勝ち馬のポジションで、
スタートを上手に切ることが必須条件ですからね。
道中はタメがきき、最後もいけると思ったのですが、あと100mで差が詰まらず、
苦しくなって内にモタれる仕草を見せていました。
休み明けでも状態は素晴らしかったですし、ゲート以外は良かったです。
なんとしても勝ちたい気持ちがあったのですが...」
レース映像を観て、ゲート内で落ち着かない状況で、たまたま上手くゲートを出た印象
たまたま上手く出ただけに出脚がついてない状態でスッとポジションが獲れず、やや後ろから
福永 祐一騎手がゲートにそこまでこだわる理由は、コントレイルの強さに、それほど・・・
エフフォーリアをマークしながら捕えられなかった事実は大きなショックで、
2kg差以上に力の差を感じたレースだっただけに、シャフリヤールに勝てるのか?
予算:90(土・日です)
<<検証>>
途中からキセキが刻んだレースラップです
12.7 - 11.5 - 12.8 - 12.6 - 12.6 - 12.3 - 11.6 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.5 - 12.2
レースの1ハロン平均ラップ:12.1
ラスト1ハロン:12.2 なので全力戦(余力無戦)
コントレイルも7ハロンから 11.8 を刻み始めたのでロングスパート戦で間違いない
コントレイル:得意なロングスパート戦で全力を出し切って更に33.7で振り切った
オーソリティ:調子が良かったが、流石にロングスパートがロング過ぎて垂れた
シャフリヤール:第69回神戸新聞杯GⅡの不良馬場の疲れが残っていた
という結果