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えーそれでは毎度ばかばかしい競馬妄想漫談をば、ひとつ。
本日のメインイベントは第78回菊花賞で、ございますな。
血統予想をしている方々の根幹のレース、大本営となるわけだ。
菊花賞三千・天皇賞三千二百があるからこそ楽しい。
ころころとスクロールして、下に書いてある予想印をみるだけでは、競馬の面白さは掴めないのだ。
そこに至るありとあらゆる妄想を駆使して、今年も戦って行きたい。
私の直近の予想スタイルは、おおむね情報の遮断から始めている。
一般の平場レースだと、パドック→血統表→最終調教→馬柱から展開
と、馬柱を開くまでがちょっと遅い。
あんまり先入観を持ちたくない。
グレードレースだと水曜の夜以降に調教が見れるので
調教VTR→血統表→以下同じで最後にパドックとなる。
中央のレースだと頭数が多くて、非常に折れる。
18頭は正直しんどい。
10頭前後がちょうどいい。
そんなこともあって最近では地方競馬のほうが楽しい。
さて菊花賞。
調教映像は、ながらで見始めた。
GⅠの調教は元来ほとんどの馬がピークをもってきてるので、
グンバツな馬を見かけることは少ない。
だがここはまだ三歳馬、3000m対応を見分けられれば、
見分けられない人間より優位に立てる。
そんな見立てでの診断は、
サトノアーサーSスティッフェリオAベストアプローチBミッキースワローC
どっちつかずは無視。
見たのは距離適性。
サトノアーサーは首長竜のようだった。良馬場ならこの馬でいけた。
この理論でいくとミッキースワローは首が凝り固まってる。
2000なら圧勝するかもしれない。
ベストアプローチは最終芝追い。なので時計よりフォームをみた。
スティッフェリオは事前情報でステゴの抽選馬ということを知っていたので、
念入りに見た。すがるい。適性はあるだろう。能力が足りているかはわからない。
不良馬場の菊なんてここ10年ないだろうと検索したら、
エピファネイアが不良で勝ってた。
この年の血統だけ確認。
エピファネイアー シンボリクリスエス、サドラーズウェルズ スペシャルウィーク ニジンスキー
サトノノブレス ディープインパクト トニービン
バンデ サドラーズウェルズ ノーザンダンサー
検索対象が1件なので簡単に答えが出てしまった。
シンプルにゆくなら◎ベストアプローチしかない。
全全⑩ 岩田、ラチ獲ってくれ馬券
父ニューアプローチはその上がガリレオで、凱旋門賞でよく目にする産駒たち、だと思う(海外事情はほぼ無知)
ダービーが近年、かるかるの馬場でおこなわれ、内側をサクサクいけたもん有利になってしまってからますます当たらない。マイラーが好走する。キレが要求される。
キズナの時だけ謎だ。
ワンアンドオンリーはダービーだけ強かった。
マカヒキもダービー以上のパフォーマンスも発揮できていない。
そういうレースになってしまった。
菊花賞は内枠からスタミナ豊富なのを選べばいい、
例年にならえばそれでよいが、今年は大雨が来た。
たてながになったら、うちそとうんぬんではなくなるだろう。
ウインガナドルとマイネルヴンシュはラインだが、
内側は渋滞する。
松若くん、どこまでやれるかな。
⑤戸崎はインを取りにくるだろう
⑥大知はインアウトより前後ろを気にするタイプ
バラけつつラチの椅子取りゲームになっていって、うまいこと②-③-⑦⑤-⑩がラチ沿いなら当たるように買おうと思う。
やはり内枠で好ポジションを奪えるステゴを切れない。
現在の人気順が⑬キセキ5.0⑫ミッキースワロー5.4⑯アルアイン5.5
キセキはまったく知らない。調教Vでも引っかからなかった。
引っかかるのは前日活躍しまくったキングマンボのルーラーシップが父であるということ、
鞍上がデムーロであること。
ただここはいかんせん⑬番枠なのであっさり軽視したい。
深く調べずに軽視する。
ハーツクライが活きたようにルーラーはミスプロ版ハーツになる可能性は高い。
トニービンサンデーが面白いようにハマるこのレースで、マンボトニービン⑬=⑮は、
2000mだったら連軸でもいい。
アルアインは、ころんころんしていてやはりマイラー。
ただ、デカい。
APインディー出てるんで、ディープぽくないディープ。
ただし⑯番枠で即切り。
キタサンブラックより胴が短い。いま熱が出たならマイルチャンピオンシップにスライドしてほしい。
キタサンブラックは1800mベストだと思っていた。
サクラバクシンオーうんぬんは言われるが、この馬はデカい。何よりデカいのが武器。
そしてキ甲の抜け方。胴が最後にぬるっと伸びている。これが距離長くてもいけているところ、と推測している。だがキタサンに関してはおおよそが「よくわからない」。
なので今はバカでかいから強い、ということにしている。
良馬場ならミッキースワローでも安心できた。
過去レースを見ると、スター性を感じる。
別の種族が混じっているように見えてしまう。ただし固い。
首をほぐしたい。
これを三千で外ふられつづけると、さすがにきつい。
意地でも横山ノリさんは内によせると思うが。
直線、若造が四角でちょい差しを狙って一列そとにずれる。
クリンチャーはそこまでタフネスではない。
すると1本道がインサイドに出来る。
トリコロールトサキがそこを突く。
だがしかし、無いと思ったさらに最内に、ミッキースワローが突進。
突き抜けるならこれかと思う。
上手く真ん中を追撃しても、この馬場で末脚くらべにはならない。いいとこ3まで。
というわけで、
②③⑤⑩並列で、
京都の馬場を当日みつめようかと思っています。
ベストアプローチが3か4だと妄想してるので、
4かなと判断したら、内枠をカゴにたくさん入れます。
追記
おまえの言いたいことは何だと言われたら、
岩田かノリちゃんのイン突きを見るレース、
行ってはいけない松若君はどう動くのか、
くらいしかないので、
最後に1点。
血統スナイパーの予想を見ていて、序論の中で、
2016年菊花賞を見せていて、
1着サトノダイヤモンドと
3着ディーマジェスティの血統図、
今でも明らかにスタミナはディーマジェスティ(ブライアンズタイムとサドラー持ち)だと断言できるし、
サトノダイヤモンドのほうが軽い、
でもサトノダイヤモンドが勝った。これが近年の菊花賞、 とあります。
たしかにペース的にゆるみ、よーいドンをする3000mが多くなり、
キレが必要で、スタミナ不足でも勝っちゃう菊花賞。
マチカネフクキタルもそんな感じで勝った。
2016年はサトノダイヤモンド。
そのダイヤモンドは、
雨のフランスでどうなりました?
日本で生まれ育った馬で
凱旋門賞を勝ちたいというのを
目標にしたいのなら、
もし目標にしたいんだったらね。
ここを大外ぶんまくりで勝つアルアインやダンビュライトが
おすすめですよ。
そういうバケモンを観たいんだよ。
ウインガナドルが単騎逃げ気味で逃げて、
直線だれも並ばせないような、
そんな強豪が生まれれば、
菊花賞は意味があるし、
菊花賞にしかできないレースとなるはずだ。
はたしてキセキはおこるのか、
15:40、
発走。