2024年4月28日()シャティン競馬場 芝1600m

最新出走予定馬情報 ~チャンピオンズマイル 2024~

高松宮記念17着からの巻き返しを図るシャンパンカラー(美・田中剛、牡4)は、美浦坂路を4ハロン65秒9―16秒2で流してから、Wコースへ。直線で数発ムチを入れられると迫力十分の動きを見せ、6ハロン81秒7―11秒1を計時した。田中剛調教師は「いい動きでした。順調です。息遣いもよく、上がってからもケロッとしていました。どんな条件でも対応できる馬。最後の直線でどこで脚を使わせるか。馬場は問題なく対応できそうです。力はあるので、あとは(坂井)ジョッキーにお任せします」と新パートナーに託す。

【香港チャンピオンズマイル】シャンパンカラーが新コンビの坂井瑠星騎手を背に2週前追い 「さすがGⅠを勝っただけある」04月11日(木) 13:59

昨年のNHKマイルC勝ち馬シャンパンカラー(美・田中剛、牡4)は、坂井騎手との新コンビで香港のチャンピオンズマイル(28日、シャティン、GⅠ、芝1600メートル)へ向かう。

11日は坂井騎手が美浦トレセンまで駆け付け、Wコースで2週前追い切り。馬なりで5ハロン66秒3-11秒6をマークし、内ピックアップライン(2勝クラス)、中テアトロ(未勝利)に1馬身遅れた。感触を確かめた鞍上は「すごく乗りやすかったです。跳びが大きくて、さすがGⅠを勝っただけあるなと感じました」と好印象。田中剛調教師は「フェブラリーS(16着)、高松宮記念(17着)から香港と異色のローテーションですが、チャレンジですね。頑張ってほしいです」と期待を込めた。

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オオバンブルマイは引き続きレーン騎手で香港チャンピオンズマイルに転戦04月09日(火) 13:10

6日の豪州GⅠドンカスターマイルで13着に終わったオオバンブルマイ(栗・吉村、牡4)は、予定通り香港のチャンピオンズマイル(28日、シャティン、GⅠ、芝1600メートル)に転戦することが9日、分かった。鞍上は引き続きダミアン・レーン騎手で、15日にオーストラリアから香港に移動する予定。レース当日までに開催中止が懸念されるほどの大雨が降り、吉村調教師は「伸びそうで伸びきれなかったのは(悪化した)馬場状態も一因だったかなと思います。馬は大丈夫です」と語った。

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エルトンバローズがチャンピオンズマイルの招待受諾03月22日(金) 19:06

JRAは22日、2024香港チャンピオンズデー(28日、シャティン)のチャンピオンズマイル(GⅠ、芝1600メートル)にエルトンバローズ(栗・杉山晴、牡4)が、招待を受諾したことを発表した。

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出馬表 ~チャンピオンズマイル 2024~

  • 出走予定馬
  • 出馬表
  • レース結果
馬名 性齢 負担重量
(kg)
調教師 戦績 予想オッズ
人気
ゴールデンシックスティ セ8 57.0 K.ルイ 26-2-1-1 2.2 (
1
)
ヴォイッジバブル セ5 57.0 P.イウ 6-5-2-4 8.0 (
2
)
ビューティーエターナル セ5 57.0 J.サイズ 8-3-3-2 8.0 (
2
)
ビューティージョイ セ7 57.0 A.クルーズ 6-5-5-13 8.0 (
2
)
ギャラクシーパッチ セ4 57.0 P.ン 4-3-0-2 8.0 (
2
)
レッドライオン セ5 57.0 J.サイズ 7-5-4-12 11.0 (
6
)
オオバンブルマイ 牡4 57.0 吉村圭司 4-0-1-2 13.0 (
7
)
エルトンバローズ 牡4 57.0 杉山晴紀 4-3-0-3 15.0 (
8
)
ブレーヴエンペラー セ4 57.0 A.ワトソン 10-2-1-3 21.0 (
9
)
タージドラゴン セ5 57.0 P.ン 8-2-0-10 21.0 (
9
)
シャンパンカラー 牡4 57.0 田中剛 3-0-1-4 67.0 (
11
)

※予想オッズはブックメーカーのオッズを表示しています。
最終更新日時:4月19日 16:05

過去10年の結果 ~チャンピオンズマイル 2024~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2023/04/30 ゴールデンシックスティ セ7 香港 1.33.34 C.ホー K.ルイ
2023/04/24 ゴールデンシックスティ セ6 香港 1.32.81 C.ホー K.ルイ
2021/04/25 ゴールデンシックスティ セ5 香港 1.33.45 C.ホー K.ルイ
2020/04/26 サザンレジェンド セ7 香港 1.33.13 C.Y.ホー C.ファウンズ
2019/04/28 ビューティージェネレーション セ6 香港 1.33.63 Z.パートン J.ムーア
2018/04/29 ビューティージェネレーション セ5 香港 1.34.31 Z.パートン J.ムーア
2017/05/07 コンテントメント セ6 香港 1:35.23 B.プレブル J.サイズ
2016/05/01 モーリス 牡5 日本 1:34.0 J.モレイラ 堀宣行
2015/05/03 Able Friend セ5 香港 1.35.4 J.Moreir J.Moore
2014/05/04 Variety Club 牡6 香港 1.34.1 A.Marcus M.de Kock

歴史・概要 ~チャンピオンズマイル 2024~

チャンピオンズマイル(G1・芝1600m)は、香港における春のマイル王を決めるレースである。2001年に香港域内のG1として創設され、2005年には国際競走(国際グレードなし)に昇格。2007年にアジアマイルチャレンジ(2011年に休止)に組みこまれるとともに、国際G1に格付けされた。
2018年以降はチェアマンズスプリントプライズクイーンエリザベス2世カップの2競走と同日開催になり、開催日は「チャンピオンズデー」という香港競馬下半期の一大イベントとなっている。
日本調教馬では2005年にコスモバルクが初参戦(10着)後、2008年マイネルシーガル(10着)、2014年マイネルラクリマ(10着)と敗戦が続いたが、2016年にモーリスが日本馬として初優勝した。

挑戦した日本馬 ~チャンピオンズマイル 2024~

コスモバルク 10着(2005年)
血統
父:ザグレブ
母:イセノトウショウ(トウショウボーイ)
成績
48戦10勝
6億4129万1500円
主な勝ち鞍
シンガポール航空インターナショナルカップ(G1)
弥生賞(G2)
セントライト記念(G2)
挑戦し続けた道営のエース

 ホッカイドウ競馬に所属しながら中央競馬や海外レースに挑戦し、2006年のシンガポール航空インターナショナルカップ(国際G1)制覇など重賞戦線で活躍したスターホース。種牡馬として成功していなかった父サグレブ、兄弟に活躍馬がいなかった母という血統背景から400万の安値で取引されたが、持ち前のスピードと勝負根性で果敢にレースに挑戦する姿は多くのファンを魅了した。
 キャリアスタートは旭川競馬場のフレッシュチャレンジ、2着に敗れたものの、次戦で勝利を飾ると門別のオープン特別で2着となり、中央競馬へ参戦。初戦の百日草特別(500万)では単勝9番人気の低評価を受けたが、これを覆すコースレコードV。その後、重賞初挑戦となったラジオたんぱ杯2歳ステークス(G3)、弥生賞(G2)と連勝、一躍クラシックの主役に躍り出た。しかし、続く皐月賞では1番人気に支持されるも、先に抜け出したダイワメジャーを捉えることができず、2着に惜敗。巻き返しが期待されたダービーだったが、超ハイペースを強気に先行し、8着に敗れた。
 その後、立て直しを図ったコスモバルクはセントライト記念(G2)を勝利し、菊花賞(G1)4着、ジャパンカップ(G1)2着と古馬相手にも奮闘。翌年に日本馬初となるチャンピオンズマイルへの出走を表明した。迎えたレースではスタートで痛恨の出遅れ、レース中盤あたりからまくり気味に進出するも4コーナーではすでに手応えはなく、直線で後退。日本馬の初チャンピオンズマイル挑戦は10着に終わった。レース後、鞍上の千葉騎手は『前に行きたかったのですが、スタートがつかず、思い通りにはならなかったです、馬場が良い状態では無く、残念な結果になりました。』と無念の表情で語った。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2005年コスモバルク牡4千葉津代士田部和則10着
2008年マイネルシーガル牡4蛯名正義国枝栄10着
2014年マイネルラクリマ牡6柴田大知上原博之10着
2016年モーリス牡5J.モレイラ堀宣行1着