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3月16日の中山11Rで行われた第33回フラワーカップ(GIII、3歳オープン、牝馬、芝1800メートル、別定、13頭立て、1着賞金=3500万円)は、丸山元気騎手騎乗の2番人気コントラチェック(牝3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が逃げ切って重賞初制覇。楽にハナに立ち直線は後続を突き放す強い競馬、それでいて手応えはまだまだ余裕たっぷり。勝ちタイムの1分47秒4(良)は中山開催でのフラワーCのレースレコード(従来のレースレコードは2017年ファンディーナの1分48秒7)。
2馬身半差の2着には好位から外めを伸びたエールヴォア(1番人気)、さらにハナ差遅れた3着に先行粘ったランブリングアレー(5番人気)。
フラワーCを勝ったコントラチェックは、父ディープインパクト、母リッチダンサー、母の父ホーリングという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は5戦3勝。重賞初制覇。フラワーCは、藤沢和雄調教師は2004年ダンスインザムード、2014年バウンスシャッセ(コントラチェックの半姉)に次いで3勝目、丸山元気騎手は初優勝。
◆丸山元気騎手(1着 コントラチェック)「他に行く馬がいれば2、3番手に控えてと思っていましたが、スピードが違いました。これだけのスピードがあって、最後にまたギアが上がる。ボクはただ乗っているだけ。これまで何度か重賞を勝たせてもらいましたが、一番楽でした」
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