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【東西現場記者走る】怪物インティ、既成概念を覆せる!?
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17日のフェブラリーSで2019年のJRA・GIが開幕する。好評GI連載企画『東西現場記者走る』でトップバッターを務めるのは、初登場の東京サンスポ漆山貴禎記者(37)だ。東大出身らしい鋭い分析力を生かして、勝ち馬探しに奔走する。初日に注目したのは6連勝中のインティ。快進撃を続ける怪物の魅力と課題に迫る。
昨年4月に異動してから、初めての『現場記者走る』担当を仰せつかった。しかも、2019年のJRA・GI開幕戦だ。後に続く記者のためにも失敗は許されない。10日は内勤後に栗東に向かったが、新幹線から杯をあおり続けても酔いが回らず、全く寝つけない。これが“走る”のプレッシャーなのか…。
小雪がちらつく寒さの中、寝不足の目をこすりながら向かったのは野中厩舎。お目当ては6連勝中のインティだ。全休日の11日朝は馬房でのんびりリラックス。「おとなしいですよ。カイバもガツガツ食べますし。僕の足音が聞こえると、エサが食べられると思って鳴くんです」と、担当の和田将人調教助手が素顔を明かしてくれた。
昨年7月の中京戦Vは左手前のままだったが、前走・東海Sは直線でしっかり右手前に替えてラスト2ハロン11秒6-11秒9と強烈な“踏み直し”。「フラットワーク(馬術的な準備運動)を取り入れて、野中先生がいろいろと工夫したおかげです」と和田助手は進境を口にする。「ゲート裏で豊さん(武豊騎手)が『次はフェブラリーSなんでしょ?』って。勝つ自信があったんでしょうね」。今年21勝でリーディングトップのレジェンドも、その資質には一目を置いている。
体質的な弱さを抱え、5歳にしてまだキャリア7戦。それだけに前走のダメージが気掛かりだが、「変わりないですね。あまり反動を感じることはなかったです」と順調にきているようだ。
和田助手は今回がGI初挑戦。「たぶん吐きそうなくらい緊張すると思います」と言うが、表情は実ににこやか。それは「パワーがめっちゃすごい。調教ではどれだけ乗ってもバテない」相棒への強い信頼からだろう。兄・保長さんの担当するクロノジェネシスが11日のクイーンCを快勝し、“流れ”も来ている。
ただ、越えるべきハードルは高い。さらなる相手強化に加えて、マイル戦も芝スタートも初めてだ。「前半3ハロン34秒台には慣れていないので、危険はありますよね。芝スタートもやってみないと分かりません」と、さすがに和田助手もこの点に関しては慎重な姿勢を崩さなかった。
データ的な観点を持ち出せば、過去10年の連対20頭中18頭は東京ダ1600メートルに出走歴があり、20頭中18頭はGI(交流含む)経験があった。超新星が既成概念の壁を打ち破るのか、それとも-。頭を悩ませつつ、さらに有力馬の取材を進めていきたい。 (漆山貴禎)
★クインズと2頭出し、野中厩舎上位独占も
野中厩舎からは根岸S3着のクインズサターンも挑戦する。「調整は超順調。体力があるのか、競馬でのダメージが残らない」と菊地厩務員は胸を張る。「インティは別格」と言いつつ、「前走はもう1ハロンあったら、(勝ち馬より)こっちが上だったと思う。四位さんだと4コーナーでうまいことさばいてくれる」。上位独占もありそうなムードだ。
東西現場記者走る 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の紙面。
★フェブラリーSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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