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【エリザベス杯】小島茂師を直撃!ジェノヴァ「京都へ行こう」
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今週の中央競馬は、3歳と古馬の強豪牝馬がぶつかり合う頂上決戦、エリザベス女王杯がメイン。大混戦ムードの中、有力視されるのが4歳を迎えてめきめきと力を付けてきたレッドジェノヴァ(美浦・小島茂之厩舎、4歳)だ。前走の京都大賞典では一線級の牡馬相手に2着に健闘。2009年に同じローテーションでこのレースを制した小島茂之調教師(50)に大一番への手応えを聞いた。 (取材構成・板津雄志)
--前哨戦に京都大賞典を選んだ理由は
「京都を使ったのは広いコースに懸念があったから。広いコースだと道中でタメが利かず、タイトなコースが合うイメージがあったので、広い外回りでどんな走りができるか見てみたかった」
--GI馬サトノダイヤモンドと半馬身差の2着
「サトノダイヤモンドが本当にいいときのデキならまた違ったでしょうが、この相手に上出来の結果。力をつけていますね。外回りが大丈夫だと分かったのも大きい。ここで駄目だったら現実を見て福島記念へと思いましたが、前哨戦をいい形で通過してくれたので京都へ行こうと」
--充実ぶりがすごい
「2勝目を挙げた後だったかな。放牧先でけがをして休ませたのだけど、それがこの馬にとっては良かった。もともと右トモ(後肢)が弱い馬で、緩くて力が入らなかったけれど、厩舎に帰ってきたときにはバランス(の悪さ)が解消していた。当時は牧場もうちもショックだったけれど、けがの功名だね」
--この馬の長所は
「乗ってきたジョッキーたちに言われるのが『動く瞬間のスピードが速い』こと。見た目よりも、抜け出すときの加速がすごいみたい」
--前走時から栗東トレセンに滞在
「函館から札幌の移動で思ったより体重が減ったことがあって。この子にとって輸送距離が短い方がいいので、栗東に連れていった。ロードクエストがスワンSを勝って、2頭でそのまま滞在できるのもジェノヴァにとって良かったと思う」
--池添騎手とは【1・1・1・0】と好相性
「最近は外国人騎手の流れになっているけど、競馬を盛り上げるためにも池添には頑張ってほしいね。追い切りで手応えもつかんだみたいだし、何よりあいつ自身、スイッチが入っているみたいだよ」
--京都大賞典からの臨戦は2009年Vのクィーンスプマンテと同じ
「あのときは(京都大賞典は)9着だったけど、逃げられない競馬でも、着差はそれほどなかった。過去のレースのラップを調べたりして、ベストの逃げならと思っていた」
--厩舎は京都でGIを2勝
「ファンの頃から、競馬場に行ったことがなくても京都が好きでね。特に菊花賞、杉本清さん(数々の競馬名実況で知られる元関西テレビアナウンサー)の実況が好きだった。もちろん他の競馬場でも勝ちたいけれど、縁があるのかな」
--最後に抱負を
「完成はまだ先で、いつになるのか想像がつかないけれど、どんなレースをしてくれるか楽しみにしています」
★2009年VTR
京都大賞典で9着に終わった11番人気のクィーンスプマンテが、同14着のテイエムプリキュアを引き連れた形で2頭の大逃げ。圧倒的人気を集めたブエナビスタは後方に待機し、淡々と流れる。勝負どころでも前の2頭は大きなリードを保ったまま。結局、最後まで京都大賞典組2頭による“行った行った”の決着でクィーンスプマンテが逃げ切り、3連単154万5760円の大波乱となった。
小島 茂之(こじま・しげゆき) 1968(昭和43)年2月15日生まれ、50歳。東京都出身。魚市場のアルバイトをしながら競馬に興味を持ち、厩務員、調教助手を経て、2002年に調教師免許を取得。03年3月に厩舎を開業。5日現在、JRA通算3515戦271勝(うち重賞はGI2勝を含む7勝)。
★エリザベス女王杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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