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年末まで12週連続GI開催の第1弾となる秋華賞(14日、京都、芝2000メートル)の追い切りが10日、茨城・美浦トレセンで行われ、桜花賞、オークスと春の2冠を制したアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎、牝3歳)が抜群の動きを見せた。調教評価は最高の『S』で、坂路で余裕たっぷりに4ハロン49秒7と、この日の一番時計をマーク。2012年のジェンティルドンナ以来となる史上5頭目の牝馬3冠制覇が見えてきた。
数字がモニターに映し出された瞬間、誰もが目を疑った。史上5頭目の牝馬3冠を目指すアーモンドアイが坂路で叩き出したのは、4ハロン49秒7。一番時計で軽々と急勾配を駆け上がり、3冠取りへ猛アピールだ。
「時計は速いけど、彼女には軽い追い切りでしたね。バランス、フットワーク、息遣い、全ていい。うれしかったです」
騎乗したルメール騎手が絶賛する。オークスから中146日となるぶっつけ本番の不安の声を一蹴した。
先行するミッキークロス(500万下)をかなり後ろから追走する。スタートから最初の1ハロンを12秒7のラップで入ると、その後もスムーズに加速。ルメールは手綱を持ったままで、ラスト1ハロンも流すように12秒5で余裕を持って併入した。
トラックのWコースで追い切る予定を直前に坂路コースに変更した。国枝調教師は「馬が充実して踏み込みが深くなっている。前脚と後ろ脚がぶつかってしまうので」と説明。ぶつけるリスクの少ない傾斜のある坂路をチョイスした。「走りやすい馬場だったし、能力が高いから時計は出るよね。素晴らしい動きでした」と満足そうだ。
桜花賞とオークスで圧倒的な強さを見せた女王が、ひと夏を越してさらに成長。「心身ともに良くなって帰ってきたよ。馬体重は10キロ以上増えているかもしれないけど、見た目にも筋肉が付いてきた」と、調教師はパワーアップした姿に目を細める。
オークス以来、5カ月ぶりの実戦は予定通り。国枝調教師は自身が手がけた2010年の3冠牝馬と比べて、「アパパネは一度使って良くなるタイプだけど、アーモンドアイは違う」ときっぱり。3カ月ぶりでシンザン記念、桜花賞を勝っているだけに、久々に関しては何も心配していない。
「日本で一番強い牝馬」とルメールは断言する。来年は海外遠征が有力視される最強牝馬にとって、3冠達成は通過点にすぎない。そのための準備は整っている。(柴田章利)
★秋華賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★柴田がミタ
美浦の坂路は先々週にウッドチップを入れ替えたため、先週あたりから時計が速くなった。とはいえ4ハロン49秒7の数字にはびっくり。「そんなに速いの!?」と、声が出てしまったぐらいだ。スタートからスイスイと上がっていても馬なりのまま。むしろこの日の一番時計を出して、オーバーワークが心配になった。ところが、引き揚げてきた姿を間近で見たが、息ひとつ乱れていない。アーモンドアイにとって、坂路でこの程度の時計は楽勝だということ。先週と今週の火曜日にWコースで調整しているし、もう十分に仕上がった。あとは長距離輸送だけだが、これもシンザン記念や桜花賞で結果を出しているので問題ないだろう。3冠達成は限りなく濃厚とみていい。
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