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【セントライト記念&ローズS&阪神ジャンプS】レースの注目点

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【セントライト記念&ローズS&阪神ジャンプS】レースの注目点

★春のクラシックで好走した実力を示すか コズミックフォースジェネラーレウーノセントライト記念で始動

 セントライト記念に、ダービー3着のコズミックフォース(牡、美浦・国枝栄厩舎)が登録している。同馬はダービートライアルのプリンシパルSを勝ち、ダービーヘの出走権を獲得すると、ダービーでは16番人気で3着に入り、3連単の払戻金は同レース史上最高の285万6300円となった。コズミックフォースにはダービーに続き石橋脩騎手が騎乗する予定だが、秋初戦を制してGI戦線へ向け弾みをつけることができるだろうか。 また、皐月賞3着のジェネラーレウーノ(牡、美浦・矢野英一厩舎)もセントライト記念が秋初戦となる。同馬はダービーでは16着に敗れたが、中山競馬場では葉牡丹賞(500万下)→京成杯を連勝し、皐月賞でも3着に好走している。2015年には皐月賞3着→ダービー14着だったキタサンブラックセントライト記念を制し、続く菊花賞でも勝利を挙げたが、ジェネラーレウーノは秋初戦でどのような走りを見せてくれるか注目だ。



★デビューから負け知らずの3戦3勝 ダービー馬の弟レイエンダセントライト記念で重賞初挑戦

 セントライト記念に登録しているレイエンダ(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)は、昨年のダービー馬レイデオロの弟にあたる。同馬は昨年の7月30日に札幌の新馬戦を勝ったが、その後骨折が判明し長期休養を余儀なくされ、春のクラシックへの出走は叶わなかった。レイエンダは復帰戦となった5月12日の夏木立賞(500万下)を制し、古馬と初対戦となった前走の松前特別(1000万下)も勝って通算成績を3戦3勝としているが、重賞初挑戦となるセントライト記念を制してデビューからの連勝をさらに伸ばすことができるだろうか。なお、同馬に騎乗予定のC・ルメール騎手は、4回中山開幕週となった先週は紫苑Sノームコア)、京成杯AH(ミッキーグローリー)と2日連続で重賞を制している。

 2007年に牝馬として64年ぶりにダービーを制したウオッカを母にもつタニノフランケル(牡、栗東・中竹和也厩舎)も、セントライト記念に登録している。同馬は通算9戦3勝という成績で、3勝はいずれも“逃げ切り勝ち”で挙げている。タニノフランケルには前走に続き幸英明騎手が騎乗予定だが、重賞タイトルを手にして母子2代のGI制覇へ前進することができるだろうか。

★5度目のローズS制覇なるか ディープインパクト産駒が大挙10頭登録

 16日の阪神では秋華賞トライアル・ローズSが実施される。今年のローズSには18頭の登録があるが、フローラSを勝ち、オークス6着のサトノワルキューレ(栗東・中竹和也厩舎)、フラワーCを勝ち、オークス13着のカンタービレ(栗東・中竹和也厩舎)、桜花賞4着のトーセンブレス(美浦・加藤征弘厩舎)など、ディープインパクト産駒が大挙10頭登録している。



 ディープインパクト産駒は、2012、13、15、16年にローズSを制しているが、5度目のローズS制覇を遂げることができるだろうか。ちなみに、ローズSの最多勝種牡馬は6勝を挙げているサンデーサイレンスである。



紫苑Sはクラシック不出走のノームコアがV ローズSには“クラシック不出走組”が10頭登録

 今年のローズSには、オークスの1~3着馬が出走しない。オークスの1~3着馬が出走しないローズSは1993年以来25年ぶり3回目で、過去2回は春のクラシックに出走していなかった馬が勝利を挙げている。ローズSの登録馬18頭のうち、クラシック不出走組は10頭を占めるが、今年のローズSはどのような結果になるだろうか。なお、先週実施された秋華賞トライアル紫苑Sでは、クラシック不出走のノームコアオークス5着馬マウレアなどを破り、重賞初制覇を遂げている。

 また、7年ぶりにサマージョッキーズシリーズのチャンピオンとなった福永祐一騎手は、桜花賞(12着)以来の出走となるフィニフティ(栗東・藤原英昭厩舎)に騎乗する予定。フィニフティは通算3戦1勝という成績で、ローズSを勝てば、2002年のファインモーションと並ぶ同レース史上最少キャリア優勝となるが、福永騎手は同馬を勝利に導くことができるだろうか。

阪神ジャンプS連覇がかかるアップトゥデイトが登場 8年連続連対中の高田潤騎手にも注目

 阪神ジャンプSにJ・GI2勝馬アップトゥデイト(牡8歳、栗東・佐々木晶三厩舎)が登録している。同馬は2015年の中山グランドジャンプ中山大障害を勝ち春秋J・GI制覇を達成するなど障害重賞5勝を挙げており、阪神ジャンプSを勝てば、史上7頭目の障害重賞6勝馬となる。アップトゥデイトには、白浜雄造騎手が騎乗する予定となっており、Vなら同騎手は史上初の障害重賞通算20勝達成となるが、J・GI馬の実力を示すことができるだろうか。

 白浜騎手と同様に障害重賞通算20勝がかかる高田潤騎手は、ラヴアンドポップ(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)に騎乗する予定。同騎手は阪神ジャンプSで2010年から8年続けて連対を果たしており、同一JRA重賞の実施機会連続連対記録を更新中だが、今年も記録を伸ばすことができるだろうか。



セントライト記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

ローズSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

阪神ジャンプSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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