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中央競馬は年末までGI8連発。その幕開けとなるエリザベス女王杯の追い切りが8日、東西トレセンで行われた。美浦では、産経賞オールカマーを勝ったルージュバック(美浦・大竹正博厩舎、5歳)が、切れ味鋭く3頭併せで最先着。一方、栗東ではドバイターフの覇者ヴィブロス(栗東・友道康夫厩舎、4歳)が、併せ馬を力強い走りで3馬身先着した。東西の女王候補は、ともにサンケイスポーツ調教評価『S』。牝馬の頂点を決めるにふさわしく追い切りから火花を散らした。
重いウッドチップをものともしない、ルージュバックの切れ味が帰ってきた。まだ手にしていないタイトルをグッと引き寄せる抜群の瞬発力だ。
「少しもたもたする面があるので、そこを重点的に追ったけど、思ったより反応が速くて、先頭に立ってしまったね。でも動きはよかった」
大竹調教師から思わず笑みがこぼれるほど、動きは切れ切れだった。Wコースで4ハロンから、ゴージャスガールとメゾンリー(ともに500万下)を追走。3~4コーナーで内へ進路を取る。
直線で並びかけたと思いきや、馬なりであっさりと抜き去って中のメゾンリーに1馬身、外のゴージャスには2馬身差をつけた。「週末の坂路が思ったより動かなくて(4ハロン56秒7)青ざめたけど、きょうはよかった」と、トレーナーはホッとした表情をみせた。
前走の産経賞オールカマーは、大外一気のイメージを一新する、先行策からインを突いての快勝に「正直、想像と違ってびっくりした」と調教師。どんな競馬にも対応できることを証明した。
鞍上に迎える世界的名手のムーア騎手も心強い。トレーナーは「なかなかタイトルが取れずに5歳の秋になってしまったけど、これまでやってきたことが状態に反映されている。この後、現役の期間も短いので、なんとかここで」と悲願のタイトルを熱望する。9度目のGI挑戦で、ついに頂点に立つときがきた。 (柴田章利)★エリザベス女王杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★ムーア、英リーディング3位
今週土曜から短期免許で騎乗するライアン・ムーア騎手(34)=英国=は、今年2月にも来日。ダイヤモンドSをアルバートで制するなど、3勝を挙げた。今年7月には英平地通算2000勝を達成。また、今月4日には米GI・BCジュベナイルターフをメンデルスゾーンで勝利した。今年は105勝で英リーディング3位(11月1日現在)。JRA・GIはこれまで6勝をマークし、エリザベス女王杯は2010、11年にスノーフェアリーで連覇している。
エリザベス女王杯 1970年に3歳牝馬3冠の最終戦として創設された『ビクトリアカップ』が前身。75年にエリザベス女王が来日したことを記念して、翌年に現在のレース名に改称。96年に3歳以上の牝馬に出走条件が変更され、牝馬ナンバーワン決定戦としての意味合いを持つようになり、距離も2400メートルから2200メートルに短縮された。
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