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【格言から探る勝ち馬予想】京都大賞典2022「長距離馬の大敗続きは要注意」
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「ヤバいのキタ~」
スマホにこのメッセージが来たときは要注意だ。私の競輪の師匠、I田氏からのメッセージである。文字通り“ヤバい”配当の車券やら馬券を当てた時に送られてくるメッセージなのだが、そのヤバさがハンパない。300倍や700倍なんてのは当たり前。今年の2月だったか、送られてきた「ヤバいの」の正体は大井競馬場のトリプル馬単156万円で、さすがにその時はスマホを落としそうになった。このメッセージが流れた時、通常私は人払いをして深呼吸してから別室で見る様にしている。
I田氏もまた昭和の男だ。昭和の男の嗜みと言えば(酒を)「飲む」、(博打を)「打つ」、(女を)「買う」だが、当然彼も3拍子揃っている。一説によると現代の男は(サプリメントを)「飲み」、「鬱」病にかかり、(ペットを)「飼う」のがオシャレなんだそうだが、そんなチープなもので代用できるほど昭和男児の文化は薄っぺらではない。クソ喰らえだ。
冗談はさておき、I田氏の「ヤバキタ」には実は波があり、一旦始まるとヤバキタ爆裂モードに入る。1日に10万なんてのはザラで、10万馬券や20万車券を連続的中させた日など、収支を訊くと涼しい顔で「40万くらいですかね…」などと言う。そしてこの爆裂ヤバキタモードが終了すると、ピタリと的中ラッシュは止まり、休眠モードに入る。そうして一定期間低迷の後、再び爆裂ヤバキタモードに突入するのだ。
激しく穴を当てまくる氏だが、馬券も車券も年間収支はマイナスだという。身の周りでこれだけ大穴を日常的に当てる人間は他にいないので、世の99%の博打打ちがマイナスだというのも頷ける。
さて、I田氏のヤバキタの波を見ていると思い出すことがある。それは1987年、90年、92年にそれぞれ有馬記念を勝ったメジロデュレン、オグリキャップ、メジロパーマーの直前2走の成績だ。1987年の勝ち馬メジロデュレンの前2走の着順はOP特別5着➡G2 10着。オグリキャップは天皇賞秋6着➡ジャパンカップ11着。メジロパーマーもまた京都大賞典9着➡天皇賞・秋17着だった。近年こういう派手な復活劇をする馬は少なくなったが、競馬格言には「死んだふり」の実績馬の復活を予言するものが存在する。
曰く「長距離馬の大敗続きは要注意」。
I田氏同様、大敗がどこで切れるかは分からないのだが、実力自体が衰えたという訳でなければ、長距離戦で大敗続きの実績馬がいきなり復活する例は実際に五万と存在する。
アリストテレスの近走は有馬記念6着、目黒記念17着と冴えない。リズムが狂った感は拭えないもののきっかけさえ掴めれば、菊花賞では3冠馬コントレイルを首差まで追い詰めた実力馬。昨年も2着したこのレースで再び第一線に返り咲いてもおかしくない。大敗続きの今回は人気も若干落とすはずなので、穴候補にならないか。当日はここから人気薄に流し大穴を的中させ、たまには送り返してやりたいものだ。
「ヤバいのキタ~!」
(文:のら~り)
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