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【血統アナリシス】ヴィクトリアマイル2022 昨年はディープインパクト産駒が上位を独占、クロフネの血を引くも存在感を示す

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【血統アナリシス】ヴィクトリアマイル2022 昨年はディープインパクト産駒が上位を独占、クロフネの血を引くも存在感を示す

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はヴィクトリアマイル2022・血統予想をお届けします!


昨年は単勝1.3倍の断然人気に支持されたグランアレグリアが後続に4馬身差を付ける圧勝劇を披露。また、1~3着までをディープインパクト産駒が占めることになったが、1着グランアレグリアは母の父Tapit、2着ランブリングアレーと3着マジックキャッスルは母の父シンボリクリスエスとなるため、いずれも母系にSeattle Slewの血脈を持つことで共通していた。なお、過去には10年2着ヒカルアマランサス(8番人気)、15年2着ケイアイエレガント(12番人気)、19年3着クロコスミア(11番人気)などが母の父にSeattle Slew系種牡馬を配された人気薄として高配当を演出している。

ほか、19年ノームコアは当時の芝1600mにおけるJRAレコードを更新するタイムで勝利し、翌20年にも3着とリピート好走。12年1着ホエールキャプチャは、翌13年にも12番人気でハナ差2着の惜敗を喫するなど、クロフネの血を引く馬も存在感を示す。

レイパパレは、父ディープインパクト×母シェルズレイ(母の父クロフネ)。父は種牡馬としてヴィクトリアマイルで最多タイとなる4勝を挙げており、母の父フレンチデピュティ系との配合では16年3着ショウナンパンドラが出た。本馬は叔父ブラックシェルが同時期に同コースで行われた08年NHKマイルカップの2着馬。21年大阪杯を完勝した内容からも道悪を苦にしない強みがあるため、雨予報が出ている週末の天気も追い風となりそうだ。


ソダシは、父クロフネ×母ブチコ(母の父キングカメハメハ)。先述のとおり、クロフネの血を引くノームコアホエールキャプチャがリピーターとして活躍するほか、09年には直仔ブラボーデイジーが11番人気2着。本馬も2度のレコード勝ちを記録するスピードが武器となるため、本質的には時計の出やすい馬場向きの印象を受ける。一方、ワンターンでは3勝、3着1回、4着以下なしと底を見せていないコース適性の高さも念頭に置きたい。

ソングラインは、父キズナ×母ルミナスパレード(母の父シンボリクリスエス)。母の父は昨年の2・3着馬を出しており、本馬は同じディープインパクトの直系であることも強調しやすい。東京芝1600mは2勝、2着1回、一度の敗戦もハナ差の惜敗であれば勝ちに等しい内容と言っても差し支えないだろう。また、近親にディアドラロジユニヴァースがいる血統背景を鑑みれば渋った馬場もこなせて不思議はなく、得意とする可能性すらありそう。


【血統予想からの注目馬】
レイパパレ ⑤ソダシ ②ソングライン


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