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ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はアメリカジョッキークラブカップ・馬場の有利不利、教えます! をお届けします!
前年度第5回~今年度第1回中山開催の芝のレース結果、過去のアメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日の中山競馬場は朝から雨に見舞われ、終日降り続いた。馬場の重さがこたえたのか、内めを進んだ逃げ・先行馬が最後まで脚が続かない場面が続出。好位~中団で立ち回る馬に有利な状況と化した。
日曜日もあいにくの雨模様。さらにタフなコンディションになることは疑いようがない。また、内めの禿げた洋芝の下にある野芝部分や、路盤にも悪影響を及ぼし、内と中~外の状態差が拡大する可能性もある。
となれば、良好な部分を先んじてキープする馬の優位性が増してくるはず。枠順については、真ん中より外の5~8枠あたりが幅を利かせやすい馬場に推移していくのではないだろうか。
加えて、重たくなる馬場をこなすことが好走の最低条件となるため、過去の道悪実績を気に留めておく必要がある。稍重~不良(JRA発表)での勝利歴や重賞3着以内の経験がある馬は、忘れずにチェックしておきたい。
血統面については、前年12月以降の中山開催における芝2200mの結果を検証すると、ディープインパクトとステイゴールドの系統産駒が好調。父ロベルト系の奮闘も目につく。この3系統が優勢の状況とみていいだろう。
また、近5年のAJCCの好走馬をみると、父サンデーサイレンス系が優勢。ほかでは、ロベルト系や欧州ノーザンダンサー系、キングマンボ系といったパワーと持続力に優れたタイプの種牡馬を父あるいは母の父に持つ馬の上位進出も目立つ。
直近の中山開催と近年の当レースの傾向を合わせて考えると、シンプルにディープインパクトとステイゴールドの系統産駒、父ロベルト系が優位といえそう。そのなかでも、中山の芝2200・2500mの重賞で好走歴(3着以内)がある馬を重視したい。
今回の出走馬で、血統面と先述した馬場傾向(5~8枠+道悪実績)をともに満たしているのは、⑩モズベッロ、⑫ステイフーリッシュ、⑯ジェネラーレウーノ。従って当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
【馬場予想からの注目馬】
モズベッロ ステイフーリッシュ ジェネラーレウーノ
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