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日経新春杯の追い切りが13日、東西トレセンで行われた。栗東では、アドマイヤビルゴが坂路でラスト1ハロン12秒8(4ハロン55秒2)と馬なりで力強い伸びを見せた。2017年のセレクトセール(当歳)で、歴代2位の高額となる5億8000万円で取引された良血馬。春の目標となる大阪杯(4月4日、阪神、GI、芝2000メートル)に向けて、重賞初Vで弾みをつける。
明け4歳を迎えて、持ち前の素質に貫禄が備わってきた。重賞初制覇を目指すアドマイヤビルゴが、暖かい朝日を受けながら真一文字に登坂。見守った友道調教師がうなずいた。
「坂路で(4ハロン)55秒ぐらいの指示でした。先週に3頭併せでしっかりとやっているし、これぐらいでいい。良かったと思います」
朝一番の“ラッシュ”が過ぎ、馬がまばらになった午前7時30分頃に、栗東坂路に姿を現した。前半はゆったりと入ったぶん、やや行きたがるそぶりを見せたが、後半はしっかりと折り合う。気力十分の走りで、直線では四肢でしっかりと地面をつかみ、馬なりでラスト1ハロン12秒8をマークした。控えめな全体時計4ハロン55秒2も、JRA重賞45勝を誇るトレーナーの指示通りだ。
7日にCWコースで6ハロン79秒9-12秒2の好時計をマーク。指揮官は「(これまでは)競馬でも3、4コーナーで置かれるところがあって『調教から気をつけていこう』という話はしていました。先週のCWの動きを見ていると、そういうところが見られなかったし、良くなっていました」と数字だけにとどまらない進化を証言。課題はクリアできている。
フランスGI馬の母イルーシヴウェーヴに父ディープインパクトという良血で、2017年のセレクトセール(当歳)では歴代2位の5億8000万円の値が付いた。注目を集めるなか、新馬戦→若葉Sと連勝を飾ると、京都新聞杯4着の後は休養。秋に連勝でオープン入りを決めた。
「春は大阪杯を目標に」とトレーナーがいうように、GIタイトルを狙う2021年。「数字は変わらないけど、乗った人間は『大きくなっている』と言っている。中身が詰まってきているんだろうね」と、一年に弾みをつける重賞初制覇に向けて、好気配を漂わせている。
5戦4勝。ゆったりとしたローテーションでじっくりと育てられてきた大器が、ここから大輪の花を咲かせる。 (山口大輝)
★日経新春杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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