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菊花賞トライアルのセントライト記念が21日、中山競馬場で12頭によって争われ、ハナを切った内田騎乗の4番人気バビットが、直線で後続の追撃を振り切って完勝。未勝利戦から4連勝で、ラジオN賞に次ぐ重賞連勝を果たした。2着の1番人気サトノフラッグ、3着の2番人気ガロアクリークまでが、菊花賞(10月25日、京都、GI、芝3000メートル)の優先出走権を獲得した。
鞍上の左ムチ連打に導かれ、栗毛の馬体が躍った。どこまで行っても止まらない驚異の粘り腰。バビットがラジオN賞に次ぐ重賞連勝で、菊花賞での打倒コントレイルに名乗りを上げた。
「なかなかいいスタミナを持っていて、しぶといですね。4コーナーを回ってからの走りがスピードに乗っていい。面白いし、楽しみですよ」とガッツポーズで引き揚げてきた内田騎手は会心の逃走劇を振り返った。好スタートから手綱を押してハナに立ち、前半1000メートル通過は62秒6のマイペース逃げ。そこから1ハロン11秒台のラップを刻み、後続のスタミナを消耗させた。4コーナー手前の勝負どころでサトノフラッグ、ガロアクリークが並びかけてきたが、急坂でグイッともうひと伸び。尻尾をもつかませず、2009年に勝った父ナカヤマフェスタとの父子制覇を達成した。
初勝利を挙げたのは皐月賞の翌週(4月26日、福島)。あれよあれよの4連勝に「春先は、まさかこんなことになるとは思わなかった」と浜田調教師は苦笑い。今回は2カ月半ぶりで、1週前追い切りの動きが重く「休み明けでまだ8分(のデキ)かも…」と不安を抱きながらの参戦だった。想像を超えるパフォーマンスに「ところどころ物見をしていて余裕があるのかも。坂を克服してくれたし、距離が延びても大丈夫だった」と自信を深めた様子だ。
胸を張って向かう本番には無敗の2冠馬コントレイルが待ち構える。指揮官は「自分の競馬をしてどこまで踏ん張れるか。いつ、どこで抜かれるかでしょう」と謙遜するが、08年オウケンブルースリ、12年ゴールドシップで菊2勝の鞍上は「距離が延びても折り合いがつく。いい形でこの馬のレースができれば、十分にチャンスはある」とイメージをふくらませている。
2歳時の北海道トレーニングセールで取引された際の価格はわずか500万円。己の脚で存在価値を高めてきた今夏最大の上がり馬が、ラスト1冠でも大仕事をやってのけるかもしれない。(漆山貴禎)
■バビット 父ナカヤマフェスタ、母アートリョウコ、母の父タイキシャトル。栗毛の牡3歳。栗東・浜田多実雄厩舎所属。北海道浦河町・大北牧場の生産馬。馬主は宮田直也氏。戦績6戦4勝。獲得賞金1億1368万円。重賞は2020年GIIIラジオN賞に次いで2勝目。セントライト記念は浜田多実雄調教師、内田博幸騎手ともに初勝利。馬名は「人名より。合金名」。
★21日中山11R「セントライト記念」の着順&払戻金はこちら
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