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いよいよクラシックシーズンが開幕する。今週の日曜には華やかな3歳牝馬の戦い、桜花賞(12日、GI、芝1600メートル)が阪神競馬場で行われる。既に高松宮記念、大阪杯に続いての無観客実施が決まっているが、実力拮抗の才媛18頭がGIを盛り上げてくれるに違いない。
トライアルの結果を見る限り、阪神ジュベナイルフィリーズ(JF)の1~3着馬が年が明けても勢力を維持している印象だ。まずは2歳女王の王座防衛なるか。レシステンシア(栗東・松下武士厩舎)は昨年の阪神JFを2歳コースレコードで逃げ切り、5馬身差の圧勝。スピード勝負でついてこられるライバルはいなかった。ただ、今年初戦のチューリップ賞ではまさかの3着に敗れ、デビュー4戦目で初黒星を喫した。同じ逃げでも前半3ハロンが1秒4も遅く、切れ味勝負にしてしまったことで、マルターズディオサ、クラヴァシュドールに逆転を許してしまったようだ。肉を切らせて骨を断つ厳しいペースを刻んだ方が持ち味を生かせるのかもしれない。デビュー戦1着以来のコンビとなる武豊騎手がどう乗るかに注目だ。
マルターズディオサ(美浦・手塚貴久厩舎)は阪神JF2着から3カ月ぶりのチューリップ賞を勝ち、2歳女王にリベンジを果たした。走るごとに持ち時計を更新しており、クラシックの時期に向けての成長力は父キズナ譲り。前走後は栗東トレセンに滞在して調整されており、長距離輸送がないぶん、さらに調子を上げてきそうだ。
クラヴァシュドール(栗東・中内田充正厩舎)は1勝馬ながら阪神JF3着、チューリップ賞2着と好走。サウジアラビアロイヤルCでは後に朝日杯フューチュリティSを勝つサリオスに食らいつく2着など、ハイレベルな相手でも堅実な走りを見せている。レース内容に欠点がなく、立ち回りのうまさを生かして逆転をもくろむ。
フィリーズレビューを勝ったエーポス(栗東・北出成人厩舎)はデビューから先行して粘り込むスタイルを続けていたが、岩田康誠騎手に乗り替わった前走では、中団からインをさばいて抜け出す新たな一面を見せた。マイルに戻って同じ末脚が使えるかがポイントだ。同2着のヤマカツマーメイド(栗東・池添兼雄厩舎)はもうワンパンチ欲しいところだが、阪神JFで5着の実績もあり、どんな舞台でも崩れない強さがある。ちなみに、過去10年でフィリーズレビュー組から桜花賞を連対したのは2017年1着レーヌミノルのみだ。
東のトライアル、アネモネSを勝ったのはインターミッション(美浦・手塚貴久厩舎)。400キロ台の小柄なタイプだが、タフな稍重馬場をこなしたようにいい根性を持っている。ただ、走るごとに減っている体重が気になるところ。栗東滞在で減った馬体をどれだけ回復できるか。なお、過去10年でアネモネS組からは桜花賞3着以内馬は1頭も出ていない。
今年はトライアル以外を経由した組にも素晴らしい素質馬がそろっている。中でも、デアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎)は、前が壁になってから外に持ち出して一瞬で差し切ったデビュー戦、後方から大外一気で4馬身差の圧勝を飾ったエルフィンSといい、これまでの勢力図をひっくり返してしまいそうな切れ味の持ち主だ。そのエルフィンSのV時計1分33秒6は、今年の京都芝マイル戦では古馬をまじえても最速。新種牡馬の父エピファネイア同様に桁違いの才能を秘めている。
昨年、グランアレグリアで制した美浦・藤沢和雄厩舎も連覇を狙ってサンクテュエールを送り込む。前走は牡馬相手のシンザン記念を快勝。朝日杯フューチュリティS5着のプリンスリターンをクビ差でねじ伏せ、さらに4馬身引き離した3着馬コルテジアが次戦のきさらぎ賞を勝ったのだから、なかなかのハイパフォーマンスだった。シンザン記念を勝った牝馬には、12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイと2頭の3冠牝馬がいるだけに期待は高まるばかりだ。
クイーンCを制したミヤマザクラ(栗東・藤原英昭厩舎)、2着マジックキャッスル(美浦・国枝栄厩舎)もともにデビュー4戦で大崩れしたことは一度もなく、常に安定して能力を発揮できるのが魅力。
他で忘れてはならないのが、リアアメリア(栗東・中内田充正厩舎)だ。前走の阪神JFでは単勝1・8倍の断然人気を裏切る6着に終わったが、8馬身差圧勝のデビュー戦、大外から鮮やかに差し切ったアルテミスSの走りは見るものに大きな衝撃を与えた。4カ月ぶりの実戦となるだけに仕上がりがポイントになるが、侮れない存在だ。
★桜花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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レシステンシア★キャロットF(ノーザンF生産)でしょう