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共同通信杯の追い切りが13日、美浦トレセンで行われ、GI2勝馬サトノクラウンを兄に持つフィリオアレグロがWコースで躍動。ひと息入って久々の実戦だが、サンケイスポーツ調教評価『A』で好仕上がりをアピールした。鞍上のミルコ・デムーロ騎手(41)は2週連続の重賞Vを狙っている。
鋭い伸び脚に素質があふれる。昨年10月の東京新馬戦V以来となるフィリオアレグロが、3頭併せで鋭い伸びを披露。無傷の重賞Vへ、森助手がデキの良さを伝えた。
「ラストまでいい動きでした。力を出せる仕上がりになっています」
雨中のWコースで、僚馬2頭を折り合い良く追走する。直線で内を突くと、中サトノダムゼル(3勝クラス)に馬なりで併入、外イーグルバローズ(OP)には2馬身先着。稍重馬場を4ハロン55秒2-40秒2-11秒8と力強く駆け抜けた。
半兄に厩舎の先輩で香港ヴァーズ、宝塚記念を制したサトノクラウン(父マルジュ)を持つ良血。兄と同じく秋の4回東京6日目に初陣を迎え、レース前にテンションの高さを見せつつも、レースではセンスが光った。4番手追走から直線で抜け出し、2着馬が迫るともうひと伸びして半馬身差のV。3着以下には6馬身差をつけ、破った相手が5頭も勝ち上がったことが非凡な能力を裏付ける。
滋賀・ノーザンファームしがらきから約1カ月前に帰厩。「体はひと回り成長。緩みも抜けてきました」と、4カ月ぶりの実戦へ進化も遂げた。「兄もこの時期は緩さがありましたし、少しカッとする気性面も似ています。まだ比較するのはかわいそうですが、すごく素質を感じます」。兄同様の成長曲線に期待はふくらむ。
2戦連続でコンビを組むM・デムーロ騎手は1週前追いに騎乗し「いい動きでした」と好感触の一方、「新馬とはメンバーも違います」と慎重な口ぶり。それでも「本当の姿は今週分かります。また良くなっていれば」。東京新聞杯(プリモシーン)に続く2週連続重賞Vを狙う鞍上は、実戦での成長を肌で感じるのが楽しみな様子だ。
「重賞でも素質は通用すると思います」と森助手。兄は東京芝1800メートルの東スポ杯2歳Sで無傷のV2を飾り、飛躍を遂げた。同様のステップで重賞を手にし、フィリオアレグロも名馬への階段を駆け上がる。 (千葉智春)
★M・デムーロ昨年2着、外国人初制覇だ
共同通信杯ではこれまで、外国人騎手が【0・5・5・16】。昨年M・デムーロ騎手が騎乗した前年の朝日杯FS勝ち馬でアドマイヤマーズ(1番人気)など、2着が最高だ。20年以上の歴史がある3歳限定重賞で外国人騎手未勝利なのは、他に毎日杯のみ。M・デムーロ騎手は昨年の雪辱とともに、ジンクス打破となるか。
★ノーザンF&堀厩舎コンビ注目
グレード制が導入された1984年以降、キャリア1戦の馬は【1・1・0・17】。2015年にリアルスティールが制すまでは3着以内もなかったように、1戦1勝馬のVは至難の業だ。ただ、ノーザンファーム生産馬に限れば2頭しかおらず、リアルスティールと、18年2着サトノソルタスでともに連対。フィリオはソルタスと同じノーザンF&堀厩舎のコンビで注目だ。
★共同通信杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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