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【有馬記念】WORLD WIDEなアーモンド包囲網!
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22日に行われる有馬記念(中山競馬場、GI、芝2500メートル)は昨年まで、外国人騎手が9年連続で3着以内の活躍を演じている。今年の注目はGI2勝馬サートゥルナーリアに騎乗するクリストフ・スミヨン騎手(38)=ベルギー出身、フランス拠点=と、ジャパンC優勝スワーヴリチャードのオイシン・マーフィー騎手(24)=アイルランド出身、英国拠点。ともに前走で騎乗しパートナーの特徴を把握しており、年末の大一番に闘志を燃やしている。
◆スミヨン、サートゥルで挑む3度目の正直
“三度目の正直”を果たすときがきた。スミヨン騎手は過去2度、有馬記念に参戦して2010年ブエナビスタで2着、12年スカイディグニティで5着。10年は猛烈な追い込みを見せたが、先行策から巧みに抜け出したヴィクトワールピサにハナ差、及ばなかった。
「有馬記念は一番強い馬が勝つビッグレース。気が抜けないレースだよ。ジャパンCと同じで、レース当日は歓喜にあふれているよ」
コンビを組む今年の皐月賞馬サートゥルナーリアは「これまでに乗った馬のなかで最高クラス」とほれ込む素質馬だ。中山芝2500メートルはトリッキーなコースで知られるが、過去の騎乗で熟知。勝利へのプランは、でき上がっている。
「(スタートからコーナーが近いから)最初にスピードに乗る必要がある。日本の他のレースとは違うね。いいコンディションでないといけないし、スピード、スタミナも必要。馬場状態も合っていないといけない。右回りも得意にしていないとね」
サートゥルナーリアは右回りで5戦5勝。ホープフルS、皐月賞と中山で走った2戦でGIを制しているコース巧者だ。
「長い距離だけど、ポジションを取りに行かないといけないレース。とても難しいトラックで器用さが必要だけど、サートゥルナーリアには大丈夫じゃないかな」
11日に滋賀県・栗東トレセンのCWコース(ウッドチップ)で行った1週前追い切りに騎乗し、5ハロン69秒6-11秒6をマーク。「前回と同じくらい、非常にいい状態。ポテンシャルは高いから、ちゃんと走ってくれればね」と好仕上がりを確認した。
前走の天皇賞・秋はゲート入り前にテンションが上がり、全能力を発揮できず。アーモンドアイに及ばず6着に敗退したが、ラッキーライラックでエリザベス女王杯を制すなど、この秋の日本でも手腕を存分に見せつけている世界の名手は、相棒の底力を信じている。
◆マーフィー、スワーヴと挑むGI連覇
ジャパンCに続くGI連覇を成し遂げたい。マーフィー騎手は、スワーヴリチャードと挑むグランプリに意欲満々だ。
「彼(スワーヴリチャード)自身が、大きいレースを勝ったことを実感しているようですね。すごいメンバーが集まりましたが、感触では、有馬でもいい競馬をしてくれると思っています」
前走のジャパンCは(5)番枠から内にこだわり、直線では最内から力強く抜け出してV。初めての騎乗ながらパートナーを巧みに導いた。JRAでのGIも初制覇となり、思い出深い1勝だ。
12日の1週前追い切りは自ら手綱を取り、滋賀県・栗東トレセンの坂路で4ハロン50秒1-12秒2の好時計をマーク。「すごく良かった。あの時計で楽に動けていたし、もう一段階ギアがあって、いつでも入れられる感じがありました」と好感触。信頼は、揺るがない。
直線が長くて広い東京芝2400メートルから、小回りでコーナーが6回の中山芝2500メートルへ舞台は替わるが、心配は無用。「右回りのGI(昨年の大阪杯)を勝っているし、馬のバランスがいい。中山コースはトリッキーだけど、心配していません」と胸を張る。
初めて短期免許を取得して臨んだ昨年の有馬記念は、ミッキーロケットで4着。24歳の“若き天才”が2度目のグランプリで大輪を咲かせようとしている。
◆ムーア、キセキとコンビ
キセキのライアン・ムーア騎手(36)は英国を拠点に活躍。23歳で英国リーディングを取るなど、早くから才能を発揮して、世界的な名声を得ていた。2010年に英国馬スノーフェアリーでエリザベス女王杯を制したのが、JRA・GI初制覇。その年に短期免許を取得。以降、欧州がオフシーズンの秋に来日している。現在もアイルランドの名門A・オブライエン厩舎の主戦騎手として世界中の大レースに騎乗。先週の朝日杯FSをサリオスで勝ったばかりだが、日本でもジェンティルドンナのジャパンC、モーリスでのGI2勝など、その手腕はファンも周知のところだ。
◆レーン、リスと頂点へ
リスグラシューのダミアン・レーン騎手(25)はオーストラリアが拠点。日本から移籍したブレイブスマッシュやトーセンスターダムに騎乗するなど、日本競馬との縁もある。本人も日本競馬に関心が高く、今年の春に初めて短期免許を取得すると、重賞6勝の大活躍。ヴィクトリアマイルをノームコアで、宝塚記念をリスグラシューで勝ち、短期免許を取得した外国人騎手として初めて、来日初年度にGI制覇の偉業を達成した。
★止められないのが名手ルメール&アーモンド
アーモンドアイに騎乗するクリストフ・ルメール騎手(40)は、フランスで実績を積み2002年から短期免許で来日。05年の有馬記念ではハーツクライとのコンビで当時無敗のディープインパクトを破った。15年にJRAの騎手免許を取得。昨年はJRA年間215勝の新記録を樹立し2年連続のリーディングジョッキーに輝いた。アーモンドアイは17日、茨城県・美浦トレセンのWコースで軽めの調整。ルメール騎手は、18日の追い切りに騎乗予定。
★有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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