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【ロンドン10日】アスコット競馬場で行われた世界騎手招待競走のシャーガーCで、藤田菜七子騎手(22)=美・根本=は4着が最高の成績に終わったが、「勝てなかったのは残念でしたが、とてもいい経験になりました。帰国後、また精進していきたいと思います」と前を向いた。
12日は盛岡競馬場で行われる交流GIIIクラスターC(ダ1200メートル)の最有力候補コパノキッキング(栗・村山、セン4)で重賞初制覇を目指し、週末は新潟で騎乗予定。近代競馬発祥の地で、騎手なら誰でもあこがれるアスコットでのビッグイベント参加は大きな収穫になったはず。ひと皮むけた騎乗が見られそうだ。
一方、世界選抜チームのキャプテンを務めた川田将雅騎手(33)=栗・フリー=も2度の3着が最高の成績だったが、チームは優勝。「それまで勝てていなかったですから、最終レースで3着になることができ、ようやく少し貢献できたかなと思います」と語った。
個人戦優勝は女性選抜のヘイリー・ターナー騎手(36)=英国=で、史上初の2年連続Vを果たした。
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