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夏の福島3週目のメーンは、快速馬がズラリと顔をそろえる「バーデンバーデンC」(14日)。激戦が予想されるが、ここをステップに重賞戦線へカムバックを果たしたいのがアンヴァルだ。
1月のシルクロードS4着以来の実戦。昨秋の夕刊フジ杯オパールSを制するなど、激戦区でもOP特別なら崩れないだけの力をつけてきた。休み明けでも、3日に坂路で4F50秒7を叩き出すなど順調そのもの。2年前の福島2歳Sを勝っており、「得意の舞台を狙って仕上げてきた。馬体も以前に比べて芯が入っていて成長を感じる」と、藤岡調教師もVへ手応え十分だ。
メイソンジュニアは2月にOPに返り咲いて、前走・鞍馬Sで0秒2差4着と差のない走りを見せた。福島ではアンヴァル同様、3年前の福島2歳Sを快勝しておりコース適性は互角だ。
カラクレナイは2走前の鞍馬Sで2着とメイソンに先着した。2年前の7Fフィリーズレビューの覇者だが、最近は6Fのほうが折り合いがつき、しまいの脚が生きる流れになれば上位を狙える。(夕刊フジ)
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