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豚ミンC
ゼット1号
回収率予報官
目黒記念(GII、芝2500メートル)が31日、東京競馬場で18頭によって争われ、ハンデ54キロの1番人気キングオブコージが、後方からメンバー最速の上がり3ハロン34秒9の脚を使って重賞初制覇を飾った。1勝クラスから横山典騎手とコンビを組み、一気の4連勝となった。6番人気のアイスバブルが昨年に続いて2着だった。 ◇ ◆横山典騎手(キングオブコージ1着)「少しずつ馬が良くなっているし、いつもいい脚を使ってくれる。オープンに昇級していきなり勝つのだから大したもの」 ◆レーン騎手(アイスバブル2着)「リラックスして走れたし、最後も勝ち馬に迫ったが、斤量の差が出てしまった」 ◆坂井騎手(ステイフーリッシュ3着)「イメージ通りの競馬はできた。上位とはハンデの差でしょう」 ◆高倉騎手(ノーブルマーズ4着)「最後は前が壁になった。スムーズなら際どかった」 ◆三浦騎手(ゴールドギア5着)「外に出したかったが、スペースがなく馬場が荒れた内へ。それでも間を割ってよく伸びてくれた」 ◆ルメール騎手(オセアグレイト6着)「道中はリラックスして走ってくれましたが、残り150メートルのところで疲れてしまいました」 ◆武豊騎手(ボスジラ9着)「いい展開だと思ったけどね。ラストで伸びたが、スパッと切れる脚を使えなかった」■キングオブコージ 父ロードカナロア、母ファイノメナ、母の父ガリレオ。鹿毛の牡4歳。栗東・安田翔伍厩舎所属。北海道新冠町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬。馬主は増田和啓氏。戦績13戦5勝。獲得賞金1億1035万5000円。重賞は初勝利。目黒記念は安田翔伍調教師が初勝利、横山典弘騎手は2008年ホクトスルタン、11年キングトップガンに次いで3勝目。馬名は「ナンバーワン+人名より」。