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共同通信杯 G3

日程:2024年2月11日()15:45 東京/芝1800m

共同通信杯データ分析

コース図東京芝1800m

春のクラシックにつながる重要度の高い一戦。2014年以降の前走距離別では、3勝を含む3着以内10頭の芝1800m組と、6勝を含む3着以内14頭の芝2000m組が主軸と呼べる存在だ。前走で1600m以下を使われて参戦する馬も多いが、2着連対圏を死守した4頭中3頭が朝日杯フューチュリティステークス組。G1以外からの臨戦馬は、評価を控えめにしたほうがいいだろう。また、2014年以降の1~2着馬はいずれも、G1以外のレースで6着以下に敗れたことがなかった。この条件に合致しない馬は、過信禁物とみておきたい。共同通信杯が行われる東京芝1800mは、2コーナー寄りのポケットからスタート。広いコースでコーナーが少ないため、紛れが生じづらく、実力馬が能力を発揮しやすい。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
2014年以降、1~2番人気は【2.3.5.10】と複勝率こそ50%をキープしているが、全幅の信頼を置くまでには至らない。とはいえ、1~3着馬30頭のうち、27頭が6番人気以内、2桁人気の上位好走は3着1回にとどまっており、極端な人気薄を中心に据えるのはナンセンス。3~6番人気を重視して小波乱~中波乱あたりを狙うのが、最も効率がいいスタンスだろう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 4-6-3-7 20.0% 50.0% 65.0% 43.0% 77.5%
2番人気 3-3-3-11 15.0% 30.0% 45.0% 50.0% 73.0%
3番人気 7-2-3-8 35.0% 45.0% 60.0% 183.0% 117.0%
4番人気 3-1-4-12 15.0% 20.0% 40.0% 93.0% 82.0%
5番人気 0-5-2-13 0.0% 25.0% 35.0% 0.0% 112.5%
6~9番人気 3-3-3-69 3.8% 7.7% 11.5% 73.8% 60.6%
10番人気以下 0-0-2-47 0.0% 0.0% 4.1% 0.0% 60.0%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 1-3-1-4 11.1% 44.4% 55.6% 15.6% 62.2%
2.0~2.9倍 4-2-1-3 40.0% 60.0% 70.0% 100.0% 81.0%
3.0~4.9倍 6-4-4-13 22.2% 37.0% 51.9% 90.0% 85.2%
5.0~7.9倍 6-2-3-11 27.3% 36.4% 50.0% 173.2% 95.9%
8.0~14.9倍 1-4-6-15 3.8% 19.2% 42.3% 52.3% 120.4%
15.0~19.9倍 0-1-0-12 0.0% 7.7% 7.7% 0.0% 31.5%
20.0~49.9倍 2-4-2-33 4.9% 14.6% 19.5% 107.3% 97.6%
50.0倍以上 0-0-3-76 0.0% 0.0% 3.8% 0.0% 45.4%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 2,260円 220円 726円
複勝 1,720円 110円 308円
枠連 4,010円 440円 1,787円
馬連 9,650円 330円 3,346円
ワイド 8,350円 150円 1,198円
馬単 22,270円 800円 6,584円
3連複 77,670円 390円 11,556円
3連単 566,290円 2,170円 82,052円

【脚質】
スピードの持続力が問われる東京芝の中距離戦らしく、過去10年で4角先頭馬は【0.3.1.6】と勝ち切れていない。かといって、4角10番手以下通過馬が3着以内に入ったケースはなく、追い込み一手のタイプは割り引きたいところ。ある程度の位置をキープしたうえ、メンバー上位の上がりでまとめられる馬が、主役を張る一戦と認識しておきたい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-4-2-19 3.8% 19.2% 26.9% 8.5% 69.2%
先行 10-8-8-39 15.4% 27.7% 40.0% 104.5% 115.8%
差し 6-7-6-49 8.8% 19.1% 27.9% 40.6% 67.9%
追込 3-1-4-60 4.4% 5.9% 11.8% 49.6% 43.5%

【枠順】
2014年以降、1~4枠が4勝を含む3着以内12頭、5~8枠は6勝を含む3着以内18頭。これだけをとらえると、外寄り有利のようにも思える。ところが、馬番で見直すと話はまったく別。勝ち馬でいちばん外の馬番は10番で、11番の2着連対圏入りは皆無。12番より外に至っては3着すらない。大きな馬番を引いた馬の台頭余地が低いことを念頭に置いて、予想を組み立てるべきだ。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 4-2-1-14 19.0% 28.6% 33.3% 77.1% 66.7%
2枠 2-4-0-16 9.1% 27.3% 27.3% 32.3% 54.1%
3枠 3-1-2-17 13.0% 17.4% 26.1% 36.1% 79.1%
4枠 1-1-5-18 4.0% 8.0% 28.0% 90.4% 140.4%
5枠 3-4-1-21 10.3% 24.1% 27.6% 80.0% 77.6%
6枠 4-3-2-24 12.1% 21.2% 27.3% 116.1% 68.2%
7枠 1-3-6-26 2.8% 11.1% 27.8% 15.6% 80.0%
8枠 2-2-3-31 5.3% 10.5% 18.4% 26.6% 42.4%

【血統】
2月という季節も相まって悪天候や道悪、良馬場でもタフなコンディションで行われることが珍しくないレース。そのため、総じて底力を問われやすい傾向にあり、トニービンやSadler's Wellsといった欧州の重厚な血脈を持つ馬が幅を利かせている。近年の好走馬はハーツクライを介してトニービンの血を引くことが多く、勝ち馬では2017年スワーヴリチャード、2021着エフフォーリア、2022年ダノンベルーガが該当。また、2016年1着ディーマジェスティから2021年1着エフフォーリアまで、Sadler's Wells(または全弟Fairy King)の血を引く馬が6年連続で連対していたことも気にとめておきたい(東京芝1800mのコース全般における種牡馬別成績は下記のとおり)。

◆同コース種牡馬別成績(東京競馬場/芝/1800m/過去5年)集計期間:2019/02/04~2024/02/04

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 53-38-30-206 16.2% 27.8% 37.0% 79.9% 76.6%
2 ハーツクライ 22-23-22-123 11.6% 23.7% 35.3% 84.8% 90.4%
3 モーリス 16-10-7-44 20.8% 33.8% 42.9% 79.0% 86.1%
4 ロードカナロア 15-17-17-104 9.8% 20.9% 32.0% 31.9% 50.3%
5 エピファネイア 14-13-12-103 9.9% 19.0% 27.5% 51.1% 61.1%
6 キングカメハメハ 12-12-8-61 12.9% 25.8% 34.4% 93.5% 82.4%
7 ドゥラメンテ 11-17-12-83 8.9% 22.8% 32.5% 43.0% 60.4%
8 ジャスタウェイ 10-13-8-58 11.2% 25.8% 34.8% 70.1% 82.7%
9 キズナ 9-14-14-55 9.8% 25.0% 40.2% 144.9% 136.4%
10 ハービンジャー 8-9-7-99 6.5% 13.8% 19.5% 41.9% 38.1%

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