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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 7 | 牡4 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 杉山晴紀 | 534(0) | 1.24.1 | 2.5 | 1 | 35.2 | ⑤⑤ | |||
2 | 8 | 16 | 牡4 | 56.0 | 松若風馬 | 栗 上村洋行 | 506(-4) | 1.24.5 | 2 1/2 | 14.1 | 6 | 36.0 | ②② | ||
3 | 5 | 10 | 牡4 | 56.0 | 藤岡康太 | 栗 石坂公一 | 512(+4) | 1.24.6 | 1/2 | 3.9 | 2 | 35.4 | ⑥⑥ | ||
4 | 1 | 2 | セ8 | 57.0 | 武豊 | 栗 西園正都 | 482(+2) | B | 1.24.7 | 3/4 | 31.1 | 8 | 36.4 | ①① | |
5 | 2 | 3 | 牡5 | 57.0 | 水口優也 | 栗 浜田多実 | 484(-4) | 1.24.8 | 1/2 | 28.9 | 7 | 35.7 | ⑥⑥ | ||
6 | 3 | 5 | 牡7 | 57.0 | 柴田善臣 | 栗 本田優 | 470(+12) | 1.24.9 | クビ | 51.9 | 10 | 35.6 | ⑧⑨ | ||
7 | 3 | 6 | 牡6 | 57.0 | 川須栄彦 | 栗 松下武士 | 510(+10) | B | 1.25.0 | 1/2 | 38.3 | 9 | 36.3 | ③③ | |
8 | 7 | 14 | 牝5 | 55.0 | 菅原明良 | 栗 佐々木晶 | 466(0) | 1.25.0 | クビ | 8.9 | 4 | 35.1 | ⑬⑬ | ||
9 | 6 | 11 | 牝4 | 54.0 | 戸崎圭太 | 美 林徹 | 506(-6) | 1.25.1 | クビ | 12.6 | 5 | 36.4 | ③③ | ||
10 | 2 | 4 | 牡5 | 57.0 | 小林勝太 | 美 杉浦宏昭 | 528(-2) | 1.25.4 | 1 3/4 | 472.2 | 15 | 36.0 | ⑪⑩ | ||
11 | 1 | 1 | 牡7 | 57.0 | 団野大成 | 美 武藤善則 | 498(+6) | 1.25.6 | 1 1/4 | 83.8 | 11 | 36.5 | ⑧⑥ | ||
12 | 7 | 13 | 牡4 | 56.0 | 石川裕紀 | 美 伊藤圭三 | 494(0) | B | 1.25.6 | ハナ | 210.9 | 13 | 36.2 | ⑧⑩ | |
13 | 6 | 12 | 牡7 | 57.0 | 石橋脩 | 栗 西園正都 | 520(+2) | B | 1.25.6 | アタマ | 4.9 | 3 | 35.4 | ⑭⑮ | |
14 | 4 | 8 | 牡8 | 57.0 | 落合玄太 | 栗 森秀行 | 502(-14) | 1.25.7 | クビ | 611.1 | 16 | 35.5 | ⑭⑮ | ||
15 | 5 | 9 | 牡4 | 56.0 | 横山武史 | 栗 安田隆行 | 502(-10) | B | 1.26.2 | 3 | 168.9 | 12 | 36.5 | ⑪⑫ | |
16 | 8 | 15 | 牡7 | 57.0 | 田辺裕信 | 美 小西一男 | 502(+2) | 1.26.5 | 1 3/4 | 225.4 | 14 | 36.5 | ⑭⑬ |
ラップタイム | 12.4 - 11.4 - 12.0 - 12.5 - 12.3 - 11.4 - 12.1 |
---|---|
前半 | 12.4 - 23.8 - 35.8 - 48.3 - 60.6 |
後半 | 60.3 - 48.3 - 35.8 - 23.5 - 12.1 |
■払戻金
単勝 | 7 | 250円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 7 | 130円 | 1番人気 |
16 | 300円 | 6番人気 | |
10 | 160円 | 3番人気 | |
枠連 | 4-8 | 1,630円 | 6番人気 |
馬連 | 7-16 | 1,660円 | 4番人気 |
ワイド | 7-16 | 600円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
7-10 | 270円 | 1番人気 | |
10-16 | 990円 | 12番人気 | |
馬単 | 7-16 | 2,080円 | 5番人気 |
3連複 | 7-10-16 | 2,070円 | 4番人気 |
3連単 | 7-16-10 | 9,390円 | 19番人気 |
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土曜日の東京ダートのレース結果、近年の根岸Sの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
東京競馬場は月曜日以降、雨量計で観測された降水はゼロ。土曜日早朝のJRA測定含水率はゴール前、4角ともに4.1%と、凍結防止剤散布の影響で若干しっとりした状態。ただ、土曜日に行われたダート戦の結果を検証する限り、時計が速いという感じはなく、標準に近いレベルの決着が多かった。
根岸Sと同距離のダート1400m戦3鞍における勝ち馬の4角通過順位は、4、11、15番手。4角先頭馬が2頭複勝圏を死守するなど、それなりに前の組も頑張っているが、相対的に見れば待機勢のほうに利がある印象。いかに最後の直線で上位の脚を使えるかが、勝敗を分ける重要なポイントだ。
日曜日の天気は晴時々曇(28日7時の時点)の見通し。予報通りであれば、雨の心配はそれほどしなくてもよさそう。埃止めの散水をどの程度施すのかはわからないが、たとえ作業を行ったとしても、馬場に与える影響は小さいものと思われる。結局のところ、前日と似たような傾向に落ち着く可能性が高い。
ゆえに根岸Sに関しては、末脚のしっかりしたタイプを重視したほうがベター。枠順については判断するに悩ましいが、上がりの脚を重んじる前提ならば、馬混みで窮屈な競馬を強いられがちな内めよりも、スムーズに加速しやすい真ん中より外(5~8枠)を優先したほうが、好結果につながりやすいのではないか。
なお、直近4回(2020~2023年)の根岸Sの1~3着馬は、左回りかつ1600m以下のレースにおいて、上がり3Fタイム36秒5以下での連対(2着以内)歴があったことで共通する。最後の直線が長いコースで行われるダート重賞とあって、速い上がりでの好走経験を持つ馬が存在感を発揮する傾向が強い。該当馬は今回も要注目といえよう。
今回の出走メンバーで要点(5~8枠+過去実績)をクリアしているのは、⑫タガノビューティー、⑭アルファマム、⑯アームズレイン。よって当欄では、この3頭を狙いどころとして推奨したい。
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日曜日に行われる根岸Sの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①アイオライト【B】
美浦坂路単走(24日)。頭の位置が高く、首もさほど前に出ていないが、それはいつも同じ。これでも集中力を欠き気味だった、1週前と比べれば様子は良くなっている。推進力を上に逃しそうになりながらも、蹴りの強さでカバー。前に進む走りになっている。この馬なりに順調だろう。
②ヘリオス【B】
栗東CW単走(24日)。1週前に見られた反応の鈍さが解消されており、まとまったフォームで集中力が途切れることなく走れている。もう少し迫力があれば申し分ないが、減点するほどではない。このひと追いでさらに上向くようなら、怖い存在になりそうだ。
③フルム【B】
栗東坂路単走(24日)。直線序盤こそフットワークがバラつき気味で、少し硬さを感じる走りだったが、スピードに乗るにつれフォームが安定。ラストの反応と伸びも良かった。コンスタントに使われているが、疲れやデキ落ちの様子はうかがえない。いい意味での平行線だろう。
④ライラボンド【C】
美浦W単走(25日)。小倉を使ってからの中1週となるので、整える程度の内容。しなやかな走りではあるが、鞍上の軽い促しに対する反応がやや渋く、ラストの伸びはジリッぽい。相手強化の重賞で、好勝負できる態勢にあるかといえば疑問符が付く。
⑤ベルダーイメル【F】
栗東坂路単走(24日・映像なし)。CWで追われた1週前がラスト1F13秒台と、字面的に鋭さを欠く内容。当該週の坂路追いでは、ラスト2Fを12秒3-12秒3とまとめており、持ち直してきた印象はあるが……。なにぶんにも映像で動きを確認できないため、評価するに難しいものがある。今回はF判定とさせていただきたい。
⑥シャマル【B】
栗東坂路単走(24日)。攻め駆けする同馬とすれば、中間の内容が地味。ただ、本数を重ねてきた効果が出てきたのか、今週は力強い脚どりで登坂。四肢の回転も滑らかだった。もう少し威圧感があれば文句なしだが、大きく割り引くほどではない。このひと追いで仕上げは間に合いそうだ。
⑦エンペラーワケア【B】
栗東坂路単走(24日)。1週前に猛時計を出しているので、直前はリズム重視の内容。完歩が気持ち小さく、やや硬さを感じる走りだったが、フォームのブレは少なく、ひっかかる様子もない。もう少し伸びやかに動けていれば、1週前を加味したうえでのA判定だった。
⑧ピアシック【B】
栗東坂路単走(25日)。昨年11月から5戦目、かつ中1週ということもあって、息を整える程度の内容。適度な気合乗りで、疲れや重苦しさを感じさせない走り。ラストの反応と加速も悪くなかった。大幅な上積みまではどうかも、体調面の不安はなさそう。自分の競馬はできる状態。
⑨エクロジャイト【C】
栗東坂路単走(24日)。直線序盤は頭の位置が高く、口向きの難しい面も見せる。その後は鞍上の促しに応じて、それなりに脚を伸ばしたものの、いい時に比べると後肢の力強さが物足りなく映る。本当に良くなるのは、ここを使ってからかもしれない。
⑩サンライズフレイム【A】
栗東坂路単走(24日)。行きっぷり良く、キレのあるフットワークで登坂。身のこなしに軽快感があり、踏み込みも力強い。ラストで口向きの難しさを若干覗かせるも、1週前より我慢がきいており、そのぶん踏ん張りが増した印象。合格点の仕上がりだろう。
⑪パライバトルマリン【A】
美浦W併走(24日)。ラスト重視の調整ながら、身のこなしに硬さはなく、柔らかい脚さばき。前後のバランスが良く、完歩も大きい。強い向かい風に臆することなく、鞍上の手ごたえに余裕を残したまま、懸命に追われる僚馬に悠々と先着。状態の良さがうかがえる好内容だった。
⑫タガノビューティー【B】
栗東坂路併走(24日)。体重のありそうな乗り手だったぶん、促しやステッキに対する反応は鈍く映るが、それでも懸命に真っすぐ前へ進もうとする闘争心は評価できる。最近の追い切りのなかでは、これでも動いているほう。順調とみてよさそうだ。
⑬オマツリオトコ【C】
美浦W併走(24日)。それなりに完歩が広く、トビの高さも維持できている。それはいいのだが、好調時と比べて覇気が薄く映るのは気になるところ。併走相手の鞍上が追い出しを遅らせたため、先着こそ果たしたが……。実戦タイプとはいえ、何かしら物足りなさを覚える内容だった。
⑭アルファマム【A】
栗東坂路併走(24日)。整える程度の内容ながら、動きにキレがあるし、手前替えもスムーズ。集中した様子で鋭さをじゅうぶんに感じる走り。しっかり追えば弾けそうな余韻を残しているのもいい。状態は良く映る。高く評価したい1頭だ。
⑮ケンシンコウ【C】
美浦坂路単走(24日)。仕掛けに対する反応が薄く、スピードの乗りも悪く感じた1週前と比べれば、活気が出てきた。だが、顔を真っすぐ前に向けて走れておらず、鞍上が手綱で修正を試みるも、さほど改善に至らないままゴール。評価を上げるには躊躇してしまう追い切りだった。
⑯アームズレイン【B】
栗東坂路併走(24日)。この馬とすれば、集中力を保って落ち着きのある登坂。整ったフォームで走れていたし、手前変換もスムーズだった。鞍上が抑えていたため、最後は脚勢が少し鈍ったものの、稽古の雰囲気自体は決して悪くない。及第点の仕上がりとみる。
◆アイオライト・武藤師「状態はかなり高いレベルでいい感じ。外めの枠がいい」
◆アルファマム・佐々木師「最後はいつも伸びるし、重賞でも楽しみ」
◆アームズレイン・上村師「オープンでの1400メートルをどうこなすか」
◆エクロジャイト・安田隆師「前走でジョッキーが短い距離の方が良さそうと言っていた」
◆エンペラーワケア・杉山晴師「フットワークのダイナミックな馬で東京は合いそう」
◆オマツリオトコ・丹野助手「体調面はいいし、1400メートルもいい」
◆ケンシンコウ・小西師「先週は力んでいたが、今週はうまく折り合いをつけられた」
◆サンライズフレイム・石坂師「コース適性はあると思う。あとは輸送後のテンション次第」
◆シャマル・松下師「休み明けになるけど順調に調整できているし、仕上がりはいい」
◆タガノビューティー・西園正師「東京ならしまいは確実にいい脚を使える」
◆パライバトルマリン・林師「もともとスピードタイプでしたし、1400メートルの適性は十分」
◆ピアシック・清水亮助手「しまいが甘くなるあたりがどうでるか」
◆フルム・浜田師「すごくいい状態。左回りの1400メートルはベスト」
◆ヘリオス・西園正師「元気いっぱい。東京の1400メートルは一番得意」
◆ベルダーイメル・本田師「距離を短くしてからは多少掛かってもラストは伸びている」
2014年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を見ると、4歳から8歳までの間。その一方、4歳の好走(3着以内)は、前走3着以内からの臨戦馬だけ。7~8歳の2着連対圏入りは、前走の着順が4着以内だった馬に限られる。頭に入れておきたいポイントだ。
(減点対象馬)
①アイオライト ②ヘリオス ⑤ベルダーイメル ⑧ピアシック ⑨エクロジャイト ⑬オマツリオトコ ⑮ケンシンコウ
2014年以降の東西別成績は、美浦【2.0.1.27】、栗東【8.10.9.89】。後者がリードしている。なお、前者の2勝は、東京のダート重賞で連対歴(2着以内)歴があった馬たちによるもの。相応の実績がない関東馬は、疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
①アイオライト ④ライラボンド ⑪パライバトルマリン ⑬オマツリオトコ ⑮ケンシンコウ
2014年以降の1~3着馬延べ30頭はいずれも、前走でOPクラスのレースに出走していた。条件クラスからの臨戦馬は、分が悪い傾向にあるようだ。
(減点対象馬)
⑦エンペラーワケア
2014年以降の1~2着馬延べ20頭の前走を距離で分けると、1800m、1600m、1400m、1200mの4通りに集約される。ただし、1800m組の連対(2着以内)は、前走が1桁着順だった馬のみ。1200m組の2着連対圏入りは、カペラS2着以内からの参戦馬に限定される。その点には注意が必要だろう。
(減点対象馬)
④ライラボンド ⑤ベルダーイメル ⑧ピアシック ⑨エクロジャイト ⑮ケンシンコウ ⑯アームズレイン
前走の着順に関しては、JRAのG1なら不問だが、地方の交流競走の場合は2着以内、G1以外のJRA重賞は4着以内、JRAの非重賞であれば2着以内がひとつの目安。2014年以降、これ以外のステップで臨んだ前走非JRA・G1組は、みな2着連対圏に達していない。
(減点対象馬)
①アイオライト ②ヘリオス ④ライラボンド ⑤ベルダーイメル ⑥シャマル ⑧ピアシック ⑨エクロジャイト ⑪パライバトルマリン ⑬オマツリオトコ ⑮ケンシンコウ
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U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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U指数的には非常に攻略しやすいレースである。直近5年の結果を見ていくと、馬券に絡んだ15頭のうち14頭が一桁順位で、2019年以外の4回は1~3位のいずれか1頭もしくは2頭が2着連対を果たしている(2023年は1~2位がワンツー)。2019年にしても3~5位が上位3着を占めており、波乱が起こったわけではない。ゆえに今年も、U指数上位勢を馬券の中心に据えつつ、下位については念のため人気馬だけを押さえておく、というスタンスで臨むのがベストと結論付けたい。
中心視したいのは、昇級戦ながらも堂々とU指数トップの評価を獲得した⑦エンペラーワケア(99.4)。デビュー戦は芝で5着に敗れたものの、ダート路線を歩み始めてから5戦4勝、2着1回とほぼパーフェクトの戦績を残している。2勝クラス、3勝クラスを勝ったここ2戦はいずれも素晴らしい内容。川田騎手の継続騎乗も心強い。重賞初挑戦でも通用する下地は整っている。
これに次ぐのが千四巧者にして東京巧者の2位②ヘリオス(98.0)と、かしわ記念や武蔵野S2着などの重賞実績が光る3位⑫タガノビューティー(97.9)の2頭。さらに、ダート1400mで4連勝中の7位⑩サンライズフレイム(97.1)にも警戒したい。
2022年にはテイエムサウスダンが勝ち、2002~2003年に2連覇を果たしたサウスヴィグラスとの父仔制覇を達成。2010年グロリアスノア、2017年カフジテイク(以上、父プリサイスエンド)、2004年シャドウスケイプ(父フォーティナイナー)、2018年ノンコノユメ(父トワイニング)など、過去の勝ち馬にはサウスヴィグラスと同じフォーティナイナーの直系が多い。
ほか、Storm Catの血を引く馬も毎年上位争いを繰り広げており、勝ち馬では2015年エアハリファ、2016年モーニン、2020年モズアスコット、2021年レッドルゼル、2023年レモンポップなどが該当する。
エンペラーワケアは、父ロードカナロア×母カラズマッチポイント(母の父Curlin)。同産駒からは21年の勝ち馬レッドルゼルが出ているが、本馬は母系にDeputy Ministerを持つことにも共通点を見いだせる。なお、Kingmamboの直系という観点では、07年1着ビッググラス、23年1着レモンポップなどが挙げられる。父系と母系の双方でStorm Catの血を引く配合が興味深く、ダート1400mで全4勝を記録する戦歴も心強いところだろう。
タガノビューティーは、父ヘニーヒューズ×母スペシャルディナー(母の父スペシャルウィーク)。ヘニーヒューズ、ヘネシー、Storm Catと遡る父系で、同産駒では16年モーニンが勝ち馬として名を刻む。本馬自身も22年3着、23年4着と根岸Sでは上位争いを繰り広げているが、どちらもスタート直後に挟まれる不利がありながらの好走でもあった。大味な競馬が向く血統構成でもあり、持ち前の末脚を活かす意味でも東京コースは合う。
サンライズフレイムは、父ドレフォン×母マストバイアイテム(母の父アフリート)。父はStorm Cat直系の種牡馬で、現役時は16年BCスプリントを制するなどスプリント戦線で活躍。昨今はダート種牡馬として定着してきたものの、皐月賞馬ジオグリフを出した実績があるように、芝もこなせるスピードは東京のダートに誂え向きだろう。本馬においてはドライスタウトの半弟という血統背景も申し分なく、重賞戦線でも楽しみな逸材といえる。
レース創設時は1400m以下の距離では初のダート重賞だったこともあり、スピード自慢のダートホースが一堂に集結。第4回(1990年)のエーコートランス、第13回(1999年)のセレクトグリーン、第15回(2001年)のノボトゥルーなどがレコードを更新するタイムで勝利している。また、第11~12回(1997~1998年)はワシントンカラーが、第16~17回(2002~2003年)はサウスヴィグラスが2連覇を達成。フェブラリーステークスの前哨戦になってからは、第15回(2001年)ノボトゥルー、第19回(2005年)メイショウボーラー、第30回(2016年)モーニン、第32回(2018年)ノンコノユメ、第34回(2020年)モズアスコット、第37回(2023年)レモンポップの6頭が、このレースとフェブラリーステークスとの連勝を果たしている。