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31日に阪神競馬場で行われる大阪杯(G1・芝2000m)の枠順が29日、確定した。
昨年の日本ダービー馬タスティエーラは2枠3番からスタート。前走の有馬記念は直線で前をカットされる不利が響いて6着に敗れたが、当時の上位入線馬が不在の今回、主役の座は譲れないだろう。
昨年の皐月賞馬5枠10番ソールオリエンスも当然侮れない1頭。ほか、京都記念を制した4枠8番プラダリア、同2着6枠11番ベラジオオペラ、香港C8着敗退の雪辱を期す1枠2番ローシャムパーク、目下3連勝中と勢いに乗る1枠1番ミッキーゴージャスなど、実力馬の名がズラリと並び、白熱した攻防が予想される。
ウマニティ重賞攻略では、6つの視点から「大阪杯の予想」を開催週の木曜日以降に随時更新しています。 ①プロ予想(木曜日)②調教予想(木曜日・金曜日)③血統予想(土曜日)④U指数予想(土曜日)⑤データ予想(土曜日)⑥馬場予想(日曜日)レース検討に是非ご活用ください!
枠 番 |
馬 番 |
予想 U指数 |
馬名 性齢・調教師 |
騎手 負担重量 |
予想 オッズ |
前走 |
2走前 |
3走前 |
4走前 |
5走前 |
6走前 |
7走前 |
8走前 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 97.1 |
牝4 栗 安田翔伍 |
56.0 |
8.2 ⑤ |
24/01/13 1愛知杯 G3 小倉/芝2000m |
23/11/11 1修学院S 3勝 京都/芝2000m |
23/09/24 1夕月特別 2勝 阪神/芝2000m |
23/08/26 5西海賞 2勝 小倉/芝2000m |
23/05/21 14優駿牝馬 G1 東京/芝2400m |
23/04/08 1中山/芝1800m |
23/02/19 1小倉/芝2000m |
|
1 | 2 | 99.2 |
牡5 美 田中博康 |
58.0 |
6.8 ④ |
23/12/10 8香港カップ 香港/芝2000m |
23/09/24 1オールカマ G2 中山/芝2200m |
23/07/16 1函館記念 G3 函館/芝2000m |
23/05/28 1むらさき賞 3勝 東京/芝1800m |
23/03/19 5スピカS 3勝 中山/芝1800m |
23/01/05 1中山/芝2000m |
22/09/19 3セントライ G2 中山/芝2200m |
22/04/16 1山藤賞 1勝 中山/芝2000m |
2 | 3 |
牡4 美 堀宣行 |
58.0 |
3.6 ① |
23/12/24 6有馬記念 G1 中山/芝2500m |
23/10/22 2菊花賞 G1 京都/芝3000m |
23/05/28 1東京優駿 G1 東京/芝2400m |
23/04/16 2皐月賞 G1 中山/芝2000m |
23/03/05 1ディープ記 G2 中山/芝2000m |
23/02/12 4共同通信杯 G3 東京/芝1800m |
22/11/27 1東京/芝1800m |
||
2 | 4 | 99.8 |
牡8 B 美 国枝栄 |
58.0 |
28.6 ⑧ |
24/03/10 4金鯱賞 G2 中京/芝2000m |
23/12/09 2中日新聞杯 G3 中京/芝2000m |
23/09/24 10オールカマ G2 中山/芝2200m |
23/07/16 5函館記念 G3 函館/芝2000m |
23/05/07 6新潟大賞典 G3 新潟/芝2000m |
23/03/12 4金鯱賞 G2 中京/芝2000m |
23/01/15 6日経新春杯 G2 中京/芝2200m |
22/12/10 5中日新聞杯 G3 中京/芝2000m |
3 | 5 | 95.2 |
牝5 栗 高野友和 |
56.0 |
38.2 ⑩ |
23/05/14 12ヴィクトリ G1 東京/芝1600m |
23/02/26 5中山記念 G2 中山/芝1800m |
22/11/13 14エリザベス G1 阪神/芝2200m |
22/10/16 1秋華賞 G1 阪神/芝2000m |
22/09/10 1紫苑S G3 中山/芝2000m |
22/05/22 2優駿牝馬 G1 東京/芝2400m |
22/03/21 1フラワーC G3 中山/芝1800m |
22/02/13 1こぶし賞 1勝 阪神/芝1600m |
3 | 6 | 99.0 |
牡5 美 木村哲也 |
58.0 |
28.6 ⑧ |
24/02/25 3中山記念 G2 中山/芝1800m |
23/12/03 15チャンピオ G1 中京/ダ1800m |
23/10/09 9MCS南部杯 盛岡/ダ1600m |
23/06/25 9宝塚記念 G1 阪神/芝2200m |
23/03/25 11ドバイWC アラ/ダ2000m |
23/02/25 4サウジカップ サウ/ダ1800m |
22/12/11 6香港カップ 香港/芝2000m |
22/10/30 9天皇賞(秋 G1 東京/芝2000m |
4 | 7 | 95.9 |
牝4 栗 友道康夫 |
56.0 |
38.2 ⑩ |
23/12/24 9有馬記念 G1 中山/芝2500m |
23/11/12 3エリザベス G1 京都/芝2200m |
23/10/15 3秋華賞 G1 京都/芝2000m |
23/05/21 2優駿牝馬 G1 東京/芝2400m |
23/04/09 4桜花賞 G1 阪神/芝1600m |
23/02/11 1クイーンC G3 東京/芝1600m |
22/12/18 1阪神/芝1600m |
22/11/27 2阪神/芝2000m |
4 | 8 |
牡5 栗 池添学 |
58.0 |
5.2 ② |
24/02/11 1京都記念 G2 京都/芝2200m |
23/12/24 14有馬記念 G1 中山/芝2500m |
23/10/09 1京都大賞典 G2 京都/芝2400m |
23/09/03 4新潟記念 G3 新潟/芝2000m |
23/06/25 6宝塚記念 G1 阪神/芝2200m |
23/05/28 5目黒記念 G2 東京/芝2500m |
23/02/12 3京都記念 G2 阪神/芝2200m |
23/01/15 3日経新春杯 G2 中京/芝2200m |
|
5 | 9 | 98.3 |
牡6 栗 須貝尚介 |
58.0 |
16.4 ⑦ |
24/03/03 1大阪城S L 阪神/芝1800m |
23/11/11 16武蔵野S G3 東京/ダ1600m |
23/10/21 7富士S G2 東京/芝1600m |
22/03/26 9ドバイシーマ アラ/芝2410m |
22/01/16 2日経新春杯 G2 中京/芝2200m |
21/12/26 4有馬記念 G1 中山/芝2500m |
21/10/24 4菊花賞 G1 阪神/芝3000m |
21/09/26 1神戸新聞杯 G2 中京/芝2200m |
5 | 10 | 99.7 |
牡4 初B 美 手塚貴久 |
58.0 |
8.2 ⑤ |
24/02/25 4中山記念 G2 中山/芝1800m |
23/12/24 8有馬記念 G1 中山/芝2500m |
23/10/22 3菊花賞 G1 京都/芝3000m |
23/09/18 2セントライ G2 中山/芝2200m |
23/05/28 2東京優駿 G1 東京/芝2400m |
23/04/16 1皐月賞 G1 中山/芝2000m |
23/01/15 1京成杯 G3 中山/芝2000m |
22/11/13 1東京/芝1800m |
6 | 11 |
牡4 栗 上村洋行 |
58.0 |
6.1 ③ |
24/02/11 2京都記念 G2 京都/芝2200m |
23/12/02 1チャレンジ G3 阪神/芝2000m |
23/05/28 4東京優駿 G1 東京/芝2400m |
23/04/16 10皐月賞 G1 中山/芝2000m |
23/03/19 1スプリング G2 中山/芝1800m |
23/01/29 1セントポー 1勝 東京/芝1800m |
22/11/20 1阪神/芝1800m |
||
6 | 12 | 96.6 |
牡5 栗 斉藤崇史 |
58.0 |
--- ⑮ |
24/02/24 2ネオムターフ サウ/芝2100m |
23/12/09 4中日新聞杯 G3 中京/芝2000m |
23/10/21 12富士S G2 東京/芝1600m |
23/05/07 5新潟大賞典 G3 新潟/芝2000m |
23/04/02 13大阪杯 G1 阪神/芝2000m |
23/02/12 5京都記念 G2 阪神/芝2200m |
22/12/10 1中日新聞杯 G3 中京/芝2000m |
22/11/06 8アルゼンチ G2 東京/芝2500m |
7 | 13 | 97.5 |
牝5 美 黒岩陽一 |
56.0 |
57.2 ⑫ |
24/02/11 8京都記念 G2 京都/芝2200m |
23/11/12 2エリザベス G1 京都/芝2200m |
23/10/14 2府中牝馬S G2 東京/芝1800m |
23/06/11 2エプソムC G3 東京/芝1800m |
23/05/20 10メイS OP 東京/芝1800m |
23/01/14 12愛知杯 G3 中京/芝2000m |
22/11/13 1ユートピア 3勝 東京/芝1800m |
22/10/23 1山中湖特別 2勝 東京/芝2000m |
7 | 14 | 98.0 |
牡5 美 宮田敬介 |
58.0 |
57.2 ⑫ |
24/02/18 1小倉大賞典 G3 小倉/芝1800m |
24/01/06 11日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
23/12/02 4チャレンジ G3 阪神/芝2000m |
23/09/16 1ケフェウス OP 阪神/芝2000m |
23/07/29 8関越S OP 新潟/芝1800m |
23/05/20 3メイS OP 東京/芝1800m |
23/03/12 4東風S L 中山/芝1600m |
23/01/22 11AJCC G2 中山/芝2200m |
8 | 15 | 96.3 |
牡5 栗 田中克典 |
58.0 |
57.2 ⑫ |
24/01/06 1日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
23/12/02 7チャレンジ G3 阪神/芝2000m |
23/09/30 1西宮S 3勝 阪神/芝2000m |
23/03/18 1館山特別 2勝 中山/芝2000m |
22/12/28 2フォーチュ 2勝 阪神/芝2000m |
22/09/25 6神戸新聞杯 G2 中京/芝2200m |
22/08/20 1足立山特別 1勝 小倉/芝2000m |
22/05/07 4京都新聞杯 G2 中京/芝2200m |
8 | 16 | 97.0 |
牡8 栗 池添学 |
58.0 |
--- ⑮ |
24/02/18 7小倉大賞典 G3 小倉/芝1800m |
24/01/06 8日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
23/11/11 12武蔵野S G3 東京/ダ1600m |
23/08/13 11小倉記念 G3 小倉/芝2000m |
23/05/20 12平安S G3 京都/ダ1900m |
23/03/26 9マーチS G3 中山/ダ1800m |
23/02/19 2小倉大賞典 G3 小倉/芝1800m |
22/11/13 13福島記念 G3 福島/芝2000m |
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プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×競馬プロファイラー「キムラヨウヘイ」が大阪杯を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) キムラヨウヘイ(競馬プロファイラー) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われる大阪杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ミッキーゴージャス【A】
栗東CW単走(27日)。お釣り残しの内容ながらも、スムーズに折り合いをつけてリズムのいい走り。フォームのブレが少なく、フットワークも安定している。体を柔らかく使えているし、完歩も広い。鞍上の軽い促しにも、きちんと対応していた。牡馬トップクラスとの力関係はさておき、稽古の動きは良く映る。
②ローシャムパーク【B】
美浦W併走(27日)。逆手前になるなど、不器用なコーナリング。その点はいただけないが、直線に入ってからの脚さばきは力強く、身のこなしもスムーズ。完歩も大きい。抜け出す際の反応、ゴール前の伸びも上々。コーナリングや手前変換地点がまともなら、優にA判定の内容だった。
③タスティエーラ【B】
美浦W単走(27日)。やや完歩が小さく映るが、緩い馬場を考慮すれば許容範囲の部類だろう。脚さばき自体は力強く、バネも感じる走り。フォームも安定している。1週前追い切り後、右前に硬さが出たとのことだが、当該週の追い切りの動きを確認する限り、それほどの影響はない様子。及第点のデキと判断したい。
④ハヤヤッコ【C】
栗東CW併走(27日)。脚さばきは力強く、完歩もそれなりに広い。その一方、物見をするなど、集中力を欠き気味の走りは相変わらず。前回の最終追い切りでは、珍しく直線部分で前向きな面を見せ、ラストまで粘り強く走れていたのだが……。それを思うと評価は上げづらい。
⑤スタニングローズ【C】
栗東坂路単走(27日)。直線序盤は前後のバランスが今ひとつだった。しかしながら、スピードに乗るにつれ、体の軸が安定。手前変換後の反応も悪くなかった。1週前に見られた体の緩さも薄れつつある。まだ上の走りがある馬なので、判定はCにとどめておくが、当日の気配次第では見直しの必要があるかもしれない。
⑥ジオグリフ【B】
栗東CW併走(27日)。やや頭の位置が高く、僚馬を気にするような仕草も見せていたが、それはいつものこと。ひと頃よりも我慢がきくようになったし、体の使い方も良くなっている。ラストの鋭さがもう少しあれば文句なしだが、気配は決して悪くない。この馬なりに順調だろう。
⑦ハーパー【B】
栗東CW単走(27日)。四肢の可動域はそれほど広くないが、もともとそういう馬。不安視する必要はない。前回の中間時と比べて、無駄な動きが減ったし、前後のバランスも良くなった。もう少し力強さがあればいうことなしだが、総体的に見ればキビキビと走れている印象。実戦に向けての下地は整ったように思える。
⑧プラダリア【A】
栗東坂路単走(27日)。重心を低く保ち、リズム良くキビキビと登坂。直線中盤過ぎあたりで蹄鉄らしきものが落ちたように見えたが、その後も違和感なく、体軸がしっかりした好バランスのフォームを維持していた。ラストで気を抜く癖を出さなかったのもいい傾向。状態は良く映る。高く評価したい。
⑨ステラヴェローチェ【B】
栗東坂路単走(27日)。口向きの悪さを出すなど、集中力を欠く場面もあったが、それなりに制御はきいているし、脚元の動きもスムーズ。ラストも軸ブレの少ないフォームで、きちんと脚を伸ばしており、体調面の不安はなさそう。少なくとも、前回のデキを下回るということはなさそうだ。
⑩ソールオリエンス【B】
美浦W併走(27日)。直線に向いてから、首の動きが硬くなり、重心が上ずる場面もあったが、鞍上が合図を出すと、この馬らしいバネのきいたフットワークに。ラストの伸びも良かった。ブリンカー装着の有無で試行錯誤しているようだが、稽古の走りは好調時と遜色ない。要は実戦に行っての集中力次第。その1点に尽きる。
⑪ベラジオオペラ【A】
栗東CW併走(28日)。体幹しっかりの好フォームは健在。前回より折り合いが良くなっているし、それでいてフットワークは上質。集中力も高い。ラストで鞍上が軽く手綱を譲ると、脚元の回転を上げて加速。楽に僚馬の前に出た。状態の良さがうかがえる内容。力をフルに発揮できる状態と判断したい。
⑫キラーアビリティ【B】
阪神芝単走(27日)。確認程度の内容。四肢のさばきは力強く、前後のバランスも整っている。この馬とすれば、折り合いもスムーズなほう。派手なアクションこそないが、昨年の富士Sや中日新聞杯当時の中間と比べれば、走りの雰囲気は良くなっている。異例の調整過程ではあるものの、悪くない状態。
⑬ルージュエヴァイユ【B】
栗東CW併走(27日)。アスコリピチェーノを先導する形から、直線で馬体を併せて、そのまま並んでゴールを迎える内容。落ち着いて走れているし、フォームも整っている。もう少しラストの動きにキレがほしいが、おおむね自身のパフォーマンスは示しており、前走8着敗退のダメージはない様子。悪くない仕上がり。
⑭エピファニー【C】
栗東CW単走(27日)。四肢のさばきは力強いのだが、行きたがる面を見せて、鞍上はなだめるのにひと苦労。しまいにかけては、フォームを崩して失速してしまった。元気の良さは認めるが、本番で騎乗予定のジョッキーが跨っていたことを考えると、もう少し走りにメリハリがほしいところ。高評価はしづらい。
⑮リカンカブール【B】
栗東坂路併走(27日)。低い重心を保ち、脚元の動きは終始パワフル。体幹もしっかりしており、僚馬に体を寄せられても、フォームを崩すことなく、真っすぐ前を向いて走っていた。もう少しラストの鋭さが増せば、といったところだが、決して重苦しい動きではない。ひとまず順調とみてよさそうだ。
⑯カテドラル【C】
栗東坂路単走(27日)。一定のリズムを保ち、最後まで集中を途切らすことなく真っすぐ登坂。その点は評価できるのだが、以前と比べて四肢のさばきが硬く、少し走りが忙しくなっている印象。そのせいか、いい頃の迫力は感じられない。G1で勝ち負けまではどうか。
◆エピファニー・宮田師「うまく折り合えたときの爆発力はすごいものがある。距離延長は気にしていない」
◆カテドラル・池添師「相手は強くなるが、自分の脚はしっかり使えるタイプ。流れが向けば」
◆キラーアビリティ・斉藤崇師「折り合い面が改善してきて馬が変わってきている。いいレースに期待したい」
◆ジオグリフ・太田助手「栗東に滞在しているので、土曜までしっかり調整できるだけの余裕も馬にはあります」
◆スタニングローズ・高野師「久々だが、状態はいい。切れる脚はないのである程度前めで運びたい」
◆ステラヴェローチェ・須貝師「前走は58・5キロを背負いながら勝ったのだから力はある。リズム良く競馬できれば」
◆ソールオリエンス・手塚師「型通りに良化。内回りがどうかだが、距離は合うので前走の経験がいい方に出れば」
◆タスティエーラ・堀師「体重に関しては増えていてもまったく問題ない。9~9・5分の仕上がり」
◆ハヤヤッコ・国枝師「落ち着きが出ているけど、動きも活発でいい雰囲気だよ。良馬場でも最近は走れているからね」
◆ハーパー・大江助手「馬がしっかりしてきて状態は前走以上。操縦性の高さを生かしたレースをしたい」
◆プラダリア・池添師「近走はしっかりポジションをとってくれているし、賢い馬なので初の条件は気にしていない。相手は強くなるが、GⅠでもやれていい」
◆ミッキーゴージャス・安田師「いい精神状態で過ごせている。課題は多いが、期待できるだけの能力を感じる」
◆リカンカブール・田中克師「緩やかに成長してくれています。自在性があるので、あとはジョッキーに任せます」
◆ルージュエヴァイユ・酒井助手「上積みはあると思います。コーナーが4つの舞台は大丈夫。あとはロスなく回ってこられたら」
◆ローシャムパーク・田中博師「フォームのアンバランスさも許容範囲で感じはとてもいい。金曜に輸送します」
関西圏で親しまれていた歴史ある中距離重賞の「産経大阪杯」が2017年にリニューアル。G1昇格を果たし、春の中距離王決定戦の役割を担う「大阪杯」に生まれ変わった。その2017年は前年の年度代表馬にして、この年も連続して同タイトルを獲得することになるキタサンブラックが1番人気に応えて快勝。大阪杯のG1としてのレース史は、歴史的名馬によって新たな1ページが刻まれることになった。G2時代から大物の参戦が多いレースとしても知られており、歴代勝ち馬の欄には、第30回(1986年)のサクラユタカオー、第36回(1992年)のトウカイテイオー、第37回(1993年)のメジロマックイーン、第42回(1998年)のエアグルーヴ、第51回(2007年)のメイショウサムソン、第52回(2008年)のダイワスカーレット、第57回(2013年)のオルフェーヴルなど、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。その一方、第45回(2001年)は当時の絶対王者テイエムオペラオーが馬券圏外の4着に敗れるほか、第54回(2010年)は単勝1.2倍のドリームジャーニー、第65回(2021年)は単勝1.8倍のコントレイルが3着に取りこぼすなど、時に大番狂わせが発生することもある。