サトノグランツ(競走馬)

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サトノグランツ
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サトノグランツ
写真一覧
現役 牡4 鹿毛 2020年4月3日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主里見 治
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績10戦[4-1-2-3]
総賞金14,220万円
収得賞金6,300万円
英字表記Satono Glanz
血統 サトノダイヤモンド
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
マルペンサ
チェリーコレクト
血統 ][ 産駒 ]
Oratorio
Holy Moon
兄弟 ワーケアダノングレース
市場価格1億1,550万円(2021セレクトセール)
前走 2024/02/17 アミールトロフィー G3
次走予定

サトノグランツの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/02/17 カタ 7 アミールT G3 芝2400 11--------3** 牡4 57.0 川田将雅友道康夫 --0000 ------レベルスロマンス
24/01/14 京都 11 日経新春杯 G2 芝2400 148145.933** 牡4 57.5 川田将雅友道康夫 506
(+10)
2.24.0 0.336.5⑤⑤⑤ブローザホーン
23/10/22 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 176115.0310** 牡3 57.0 川田将雅友道康夫 496
(+4)
3.04.3 1.235.1⑪⑫⑯⑫ドゥレッツァ
23/09/24 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2400 13335.031** 牡3 56.0 川田将雅友道康夫 492
(+2)
2.23.5 -0.033.1⑤⑦⑦⑧サヴォーナ
23/05/28 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 1881842.7711** 牡3 57.0 川田将雅友道康夫 490
(-4)
2.25.9 0.733.1⑭⑮⑭⑮タスティエーラ
23/05/06 京都 11 京都新聞杯 G2 芝2200 12562.811** 牡3 56.0 川田将雅友道康夫 494
(+4)
2.14.1 -0.033.3⑤⑤⑥⑤ダノントルネード
23/03/11 阪神 9 ゆきやなぎ賞 1勝クラス 芝2400 127103.621** 牡3 56.0 坂井瑠星友道康夫 490
(+8)
2.25.9 -0.134.6サヴォーナ
22/12/11 阪神 3 2歳未勝利 芝1800 156112.521** 牡2 55.0 川田将雅友道康夫 482
(+4)
1.47.2 -0.135.0④④エルトンバローズ
22/11/12 東京 3 2歳未勝利 芝2000 118114.132** 牡2 55.0 R.ムーア友道康夫 478
(-2)
2.00.9 0.033.7ドゥレッツァ
22/10/23 阪神 5 2歳新馬 芝1800 11551.518** 牡2 55.0 C.ルメー友道康夫 480
(--)
1.49.2 0.934.7⑥⑥ドクタードリトル

サトノグランツの関連ニュース

17日にカタールのアルライヤン競馬場で行われたアミールトロフィーで2着のゼッフィーロ(栗・池江、牡5)、3着のサトノグランツ(栗・友道、牡4)、4着のノースブリッジ(美・奥村武、牡6)は21日午前7時22分、関西国際空港に到着。輸入検疫のため、兵庫県・三木ホースランドパークの国際厩舎に入厩した。

【4歳以上次走報】ナムラクレアは高松宮記念に向かう 2024年2月21日(水) 13:55

京都牝馬S2着ナムラクレア(栗・長谷川、牝5)は、高松宮記念(3月24日、中京、GⅠ、芝1200メートル)に向かう。

クイーン賞4着ライオットガール(栗・中村、牝4)は、兵庫女王盃(4月4日、園田、JpnⅢ、ダ1870メートル)へ。

★アミールトロフィー3着サトノグランツ(栗・友道、牡4)は、目黒記念(5月26日、東京、GⅡ、芝2500メートル)あたりを視野に入れる。

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【アミールトロフィー】日本馬はゼッフィーロが2着 サトノグランツ3着、ノースブリッジ4着 2024年2月17日() 23:15

カタール国際競走「アミールスウォード・フェスティバル」が17日、カタール・ドーハのアルライヤン競馬場で行われ、メインのアミールトロフィー(GⅢ、芝2400メートル、1着賞金142万5000ドル=約2億円)は、W・ビュイック騎手のレベルスロマンス(セン6歳、UAE=C・アップルビー厩舎)が勝った。

日本から参戦した3頭は、ゼッフィーロ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)が直線で外に大きくヨレながらも持ち直して2着、サトノグランツ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父サトノダイヤモンド)は3着、ノースブリッジ(牡6歳、美浦・奥村武厩舎、父モーリス)は4着で入線した。

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【カタール・アミールT】枠順確定 日本馬3頭の枠順は…? 2024年2月15日(木) 12:30

カタールで17日に行われるアミールトロフィー(アルライヤン、GⅢ、芝2400メートル)の枠順が14日、確定した。レースは11頭立てで、日本から参戦する3頭はノースブリッジ(美・奥村武、牡6)が4番枠(馬番③)、サトノグランツ(栗・友道、牡4)が5番枠(馬番⑪)、ゼッフィーロ(栗・池江、牡5)が11番枠(馬番⑨)に決まった。なお、国内での馬券発売は行われない。

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【カタールGⅠロンジン・アミールトロフィー】国内最終追い サトノグランツがCWでラスト11秒0 2024年2月7日(水) 15:37

カタールGⅠ、ロンジン・アミールトロフィー(17日、アルライヤン、芝2400メートル)の国内最終追い切りが7日、栗東トレセンで行われた。

日経新春杯3着サトノグランツ(栗・友道、牡4)はCWコースで一杯に追われ、ラスト1ハロン11秒0(6ハロン88秒4)。大江助手は「しまい重点でしっかり伸ばしました。道中の雰囲気も良かったですね。前走から着実にステップアップしています」と好ムードを伝えた。

天皇賞・秋10着で栗東入りしているノースブリッジ(美・奥村武、牡6)はCWコースで強めに追われ、6ハロン86秒1-11秒2をマークした。奥村武調教師は「ある程度、こっちで仕上げていくつもりでしっかりやりました。素軽く動けていましたし、動きはよかったです。栗東の環境にも順応して、雰囲気はいいです。あとは向こうに行って、レース当週は軽めに整える感じでいいと思います」と語った。

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【直撃取材!プロ予想家最速予想】AJCC2024「シムーン」「田口啄麻」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2024年1月18日(木) 11:00


毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第50回はAJCCについて田口啄麻プロ・シムーンプロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。


田口啄麻ーソフトの自動運転で年間数千万円を稼ぐ馬券利殖家


世に氾濫するスピード指数を徹底研究し、圧倒的回収率を実現する現在のスピード指数へ到達。高性能スピード指数に、様々なファクターを掛け合わせ中央競馬を無双する田口啄麻プロにAJCCについてお聞きしました。

―予想オッズはやや割れている印象ですが、田口さんの指数的にはどうでしょうか。

ボッケリーニだけ抜けていますけど、そのほか多くの馬は差がないというか、紐荒れしそうな感じですね。

―よくボッケリーニは間隔を空けると走り、詰めると走らないという意見を見ますが、このことは気にならないですか。

ローテより追い切りで判断しますね。この馬に限らず、無理なローテーションで走る馬は減点対象になりますけど、ある馬が過去に数回凡走し、その時と同じローテだから大きく減点するということはありませんね。まだ、最終追い切りを加味した指数は出していないわけですけれども。

―では、最終追い切りが極端に悪くなければ、信頼度は高いといった感じですかね。

そうなりますね。少し付け加えると、似たようなローテで繰り返し凡走すると、「このローテでは買えない」と判断しそうですけど、よく検証すると道中詰まっていたりなど、別の原因が絡んでいる場合が多々あります。あと、陣営もバカじゃないので、ローテによって調整方法等変えてきたりするわけです。単一のファクターを鵜呑みにするのは、怖い部分もあるかなと。

―原因をひとつに特定するのは、楽ですけど的確ではないかもしれませんね。ボッケリーニ単体の話に戻すと、内・外回りでパフォーマンが上下するようなことはありませんかね。

2年前のAJCCが高いパフォーマンスなので、今回もそこは気にならないですね。

―週末は雨予報が出ていますが、指数に馬場状態を組み込むのはいつ頃になるんですか。

前日ですね。ただ、馬場状態だけで大きく指数が変動することはなく、指数が接近している馬が入れ替わるくらいです。

―指数的にボッケリーニが抜けていて、次点の位置にいる馬はどの馬ですか。

次点は競っていて、7頭ですね。カラテクロミナンスショウナンバシットチャックネイトマイネルウィルトスモリアーナラーグルフ。まあ、カラテは高齢馬で休みが長いこともあり、調教を重視するので、そこが悪ければ馬券対象から除外するかもしれません。

―人気しそうなところからモリアーナは、どのレースの指数がいいのでしょうか。

2走前の紫苑Sですね。このレースはペースに恵まれているので、その部分は減点していますけど、それでもいいです。反対に、それまで恵まれていないレースが多いんですよ。あと、4歳牝馬ですよね。成長途上にあるこの時期の馬は、調教の加点・減点を大きくしているので、最終追い切り次第で位置づけが変動する可能性があります。

―しっかり成長しているかどうかというところですね。一方、今回はわりと高齢馬が多いですが、そういった馬は維持できるかという視点になるわけですか。

そうですね。基本的に減点しかないので。

モリアーナの話に戻して、距離延長についてはどう見ていますか。

この馬に限らず、例えば「2000mの外を回したレースで走れているか」や「最後失速しているか、していないか」などで判断する感じになりますね。

―なるほど。レース内容にも注目ですね。マイネルウィルトスチャックネイトは、昨年のアルゼンチン共和国杯の2着馬,3着馬ですが、これは着順どおり前者が上になりますか、

斤量を加味するとそうなりますね。指数的にはマイネルウィルトスが上です。

マイネルウィルトスは8歳馬なので、調教は減点対象になると思うのですが、チャックネイトは6歳馬。そして、あまり使われていません。こういう馬はどう評価していますか。

6歳馬だと少ないですが、これまでの調教の平均値から大きく上げてくると加点する感じですね。チャックネイトは、江の島Sのときに格段によくなって、一気に重賞まで来たというイメージです。今回の1週前までだと、それ以上の成長は見られません。

―となると、この2頭の序列はつけやすいですね。昨年中山の重賞で好走したラーグルフはどうでしょうか。

指数が高いのは昨年の中山記念ですね。まあ、紐に入れるくらいの感じです。中山記念の指数は高いですが、それ以外の2000mのレースの指数は微妙で、今回の2200mに近い距離での指数を重視するので、評価が落ちている印象ですね。中山記念だけ走れば、3着はあっていいと思います。

―ありがとうございます。ショウナンバシットも名前が挙がりましたが、評価できるのはどのレースでしょうか。

まず、皐月賞ですね。このレースは恵まれた評価ですけど、菊花賞もそれなりですね。

―着順こそ11着ですが、悪くないと。

10着サトノグランツも先週の日経新春杯で巻き返しましたね。今回のレベルに入ると、通用するレベルかなと。

―5,6着馬も上位に走っていましたしね。もう1頭、クロミナンスは格上挑戦でも期待できますか。

クロミナンスは江の島Sを評価できます。この時4着のサトノセシルは牝馬重賞で好走し、5着のカレンルシェルブルも先週G2・5着ですから、メンバーレベル的にもいいですし、時計も評価し得るものです。

―最後に、指数接近と挙げていた7頭から、現時点で期待値込みで狙いたい馬・反対に嫌いたい馬をお願いします。

狙いたい馬はショウナンバシットクロミナンス。嫌いたい馬はチャックネイトですね。


取材後記:現状、ショウナンバシットクロミナンスに注目したいですね。最終追い切り・馬場状態を含めた最終評価はどうなるでしょう。


シムーンー元馬乗りの感性が創る芸術予想


育成牧場業務に3年ほど身を投じた異色の経験を活かし、馬の性格や適性、騎手の騎乗技術を的確に分析。鋭い感性とレース映像の徹底検証により、劇的な変わり身が見込める馬を狙い当てるシムーンプロにAJCCについてお聞きしました。

―予想のポイントからお願いします。

年明けから7日連続Cコースを使用しているので、最終日は外差しを頭に入れておく必要がありそうです。先週の京成杯でも、14番枠から直線一番外に出したダノンデサイルが差し切りましたから、兆候は表れ始めているのかもしれませんね。

―差し脚という意味では、紫苑Sを勝ったモリアーナが浮かびますが、距離に不安を感じる方もいるかと思います。力を発揮しやすい条件はどのあたりでしょう。

横山典弘騎手が乗るようになってからは、道中後方インで溜めて、直線切れ味を活かす競馬を続けていますよね。器用さがあって馬群を割って追い込んで来れるので、ロスの無い立ち回りが出来ています。逆に外を回りすぎたり直線の長いコースだと、差し切りそうな勢いで来ても最後甘くなるので、直線の短い競馬場が合っているイメージです。

―今回は外回りになりますが、その点は気になりますか。

紫苑Sは内回りで今回は外回りですが、直線の長さ自体は同じです。ただ、器用さを生かすには外回りより内回りのほうがいいですよね。あと、お母さんがマイルに良績をもつダイワメジャー産駒なので、距離延長も微妙な気がします。個人的には今回魅力を感じない1頭です。

―人気にもなりそうですし、難しいところですね。同じくショウナンバシットは、内回りの皐月賞で5着。そこから、物足りない戦績ですが、今回は期待できるでしょうか。

皐月賞は思い切った競馬で見せ場を作りましたね。ただ、その後のG1での走りを見ていると、ちょっと家賃が高いかなと。

―ダービー16着、菊花賞11着、ジャパンカップ11着ですね。

それでもG2の神戸新聞杯では、内で窮屈な競馬になりながら差のない競馬をしていたので、G2までならやれそうな気はします。今回はそこまで強力なメンバーでもないですしね。中山最終日という構図も皐月賞と同じなので悪くないでしょう。

―こちらはおいしい人気で買えそうなのもいいですね。中山に良績のあるラーグルフも、近2走は大阪杯11着、札幌記念8着とパッとしません。敗因をどうお考えでしょうか。

2走前の大阪杯はレース後コメントで鞍上が「スムーズに行かなかった」と語っており、前走の札幌記念は洋芝の道悪でちょっと特殊な馬場状態でしたし、レース中盤までは外を回っていたのに、そこから手綱を引いて最内に持って行った騎乗もチグハグでした。どちらも、度外視できる内容だと思います。

―となると、今回は期待できますかね。

中山は得意ですし、昨年このレースを勝ったのも同父のモーリス産駒ですから、推せる材料はけっこうありますね。巻き返してくるのではないでしょうか。

―これは楽しみです。スムーズな競馬が叶うといいですね。クロミナンスは長期休養を挟みつつ、ようやくオープン入りという印象ですが、能力的に厳しいと見ていますか。

この馬のお母さんは新馬戦で圧勝し、大物かと騒がれて次走の重賞で1番人気になった馬ですが、その後も重賞は勝てず、期待ほどではありませんでした。産駒のこの馬は7歳馬ですが数を使っておらず、休養明けの前走を勝ってきたことからもまだまだ上昇はありそうです。ただ、お母さんと父ロードカナロアのイメージからすると「初の2200mでスタミナを問われたときにどうかな?」と思うところはありますね。

―ルメール騎手に替わるのも不気味です。何頭かお聞きしましたが、現状、軸と考えているのはどの馬になるでしょう。

普通に考えたらボッケリーニですよね。G1以外での一連の安定感は素晴らしいです。

―道悪でも走っていますし、とにかく崩れない馬ですよね。穴っぽいところで期待している馬はいますか。

アドマイヤハレーに期待しているんですよ。前走本命にして予想が的中したので、多少思い入れも混ざっているかもしれませんが、この中山2200mの内容が濃いです。約3年振りに中山2200mを使ったわけですが、最後方から向こう正面で捲りを入れ、距離ロス無く最終コーナーまでに2番手へ進出し、4角で先頭に並びかけて押し切りました。好騎乗でしたが馬の能力あっての勝利です。鞍上もレース後に、上のクラスでも通用する能力があると言っていました。前走のメンバーレベルは高くなかったので、今回も人気はないと思いますが、楽しみです。

―ありがとうございます。最後にここまで挙げていただいた以外に注目馬がいればお願いします。

今のところ、週末の中山競馬場は雨予報もあるみたいですね。道悪になったら評価を上げなければいけないのはやはりカラテかな、と。まぁこれは実績的にみんなわかっていることなので、妙味はないですけど……。


取材後記:どの馬にもチャンスがありそうですねえ。流れひとつ、乗り方ひとつの感じもしてきます。馬場や枠順を加味した最終的な取捨が気になりますね。


以上、プロ予想家2名のAJCCの見解と注目馬を紹介しました。お二方とも、ショウナンバシットクロミナンスは悪くないといった感じでしょうか。最終結論が楽しみです。


(文・垣本大樹)

⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!(予想をアップする時間帯は予想家によって異なります。)
シムーンプロの最新予想ページはこちら
田口啄麻プロの最新予想ページはこちら

※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G2 日経新春杯 2024年01月14日(日) 京都芝2400m外


<ピックアップデータ>

【前走の着順別成績(2017年以降)】
○8着以内 [7-6-7-47](3着内率29.9%)
×9着以下 [0-1-0-34](3着内率2.9%)

 直近のパフォーマンスを素直に評価したい一戦。2017年以降の3着以内馬21頭中20頭は、前走の着順が8着以内でした。格の高いレースから直行してきたパターンであっても、大敗直後の馬は評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ヒンドゥタイムズメモリーレゾンレッドバリエンテ
主な「×」該当馬→カレンルシェルブルサトノグランツディアスティマ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「出走数が20戦以内」の馬は2017年以降[7-5-6-35](3着内率34.0%)
主な該当馬→サトノグランツディアスティマメモリーレゾンレッドバリエンテ

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2023年10月20日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】難なく3冠達成したように見えたリバティアイランド/菊花賞展望
閲覧 1,395ビュー コメント 0 ナイス 1


秋華賞リバティアイランドが難なく3冠達成。

…と書いていて、「難なく」というのは少々語弊があるかなと感じた。テレビを通してみているからそう感じるのであって、実際現場はいくつもの困難を乗り越えた末の栄冠なのだろう。

もっとも、難なく達成したように見えるのは悪いことではないようにも思える。3冠馬を引き合いに自分の話をするのも気が引けるが(気が引けるが、続ける)、私自身も、

「競馬予想って誰にでもできそうだし楽しそうだね」

と言われると、とても嬉しく思う。

楽しそうで、自分でもできそうと思われるとすれば、それはプロ冥利に尽きるというもの。もちろん世の中には自分がやっていることがいかに大変で、すごく苦労していて、自分にしかできないと思われたい人も多くいるのかもしれないが、個人的にはむしろ楽だと思われたい。

なので、誰にでもできそうな仕事だね、と言われたら、喜んで「はい」というだろう。自分の能力を認められたようで誇らしくすらある。

余談が過ぎたので元に戻すが、リバティアイランドが「難なく」3冠を達成したように見えたのは、恐らく人馬ともにまったく隙がなかったからだ。桜花賞こそ多少ヒヤリとはしたものの、川田騎手は落ち着き払っているように見えた。

オークスはスタートから今度はスムーズに好位置を確保し、直線は楽々と突き放した。パートナーとレース後楽しそうに「これが東京だよ」と観光案内する姿は、もはやカメラを意識する余裕すら感じたものだった。

迎えた秋華賞。小回りがどうかとか、馬体重増がどうかとか、そんな懸念もゲートが開いた2分ほど後には、心配していた自分がアホに思えるほど隙のない競馬だった。何より、川田騎手は落ち着いていた。

まるでアッサリと達成されたように思えた牝馬3冠は、まさにリバティアイランドとその陣営の強さを際立たせるものだった。個人的にはちょうど20年前、現地でスティルインラブの3冠達成を見たが、当時はどちらかといえばハラハラする3冠だった。

同じ牝馬3冠でも異なる馬なのだから当たり前なのかもしれないが、当時から仕上げの技術も向上し、より強い馬がその力を存分に発揮できる土壌ができているのかもしれない。実際、2018年のアーモンドアイ、2020年のデアリングタクトに続いて直近6年で3頭目の3冠牝馬の誕生だった。

この先はきっとイクイノックスをはじめとするワールドクラスの馬たちとの対決が待ち受けている。そんな相手でも恐らく引けを取らない戦いができるはず、そう思わせてくれる、(あえて言うが)余裕綽々の3冠達成だった。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 10/15(日)東京9R マイネルグロン 8番人気1着

もともとスタミナ豊富で使うごとに力をつけて来ていたが、今回は久々のハンデも跳ね返して好位から堂々と抜け出し、成長も感じさせる内容で完勝。まだ余力もあり、中山コースも全く問題ない。中山大障害でも勝ち負けになる。

~今週末の注目馬~

今週はもちろん菊花賞から。

ドゥレッツァ(ルメール騎手)

注目はドゥレッツァ&ルメール騎手。
4連勝で3勝クラスを制し、勢いそのままにG1挑戦。一線級相手との対決は未知とはいえ、未勝利戦では今回も人気を集めそうなサトノグランツを下しており、もともと能力は高かった馬。前走は完全に先行馬の流れだったが、4コーナーで進路を失いながら切り替えて地力で伸びて差し切る着差以上の好内容。まだまだ伸びしろはありそう。長丁場のルメール騎手も大きなアドバンテージで、もはや穴人気というよりは普通に人気の一角を占めると思うが、有力だろう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年10月19日(木) 15:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 菊花賞2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月22日(日) 京都11R 第84回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:セントライト記念 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ソールオリエンス(2着 460kg(±0kg))<B> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走はパドックではまだ馬体に余裕がある感じで緩さがあった。前走を使われてのこの中間も、南Wで2週前、1週前と追われて好時計が出ている。ただ、1週前の併せ馬では直線強めに追われたものの併走相手のウインマリリンを突き放すことができず、重さを残した印象の走りだった。

ウインオーディン(6着 482kg(+4kg))<B>
休み明けを2回使われてこの中間は南Wと坂路で入念な調整。1週前追い切りでは楽な手応えで先着と、上積みが期待できそう。


<前走:神戸新聞杯 阪神芝2400m(レース映像)> 中3週

サトノグランツ(1着 492kg(+2kg))<A> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
前走は阪神での重賞勝ちも春には京都コースで重賞を勝っていてコース適性は高い。前走時は、休み明けだったが最終追い切りの動きがかなり良く、パドックでもスッキリした馬体を見せ好仕上がりだった。この中間も坂路中心にプールも併用しての調整となっており、1週前追い切りでは3頭併せで素軽い動き。上積みが見込める。

サヴォーナ(2着 528kg(+12kg))<A> 優先出走馬
前走は休み明け、コラムでも指摘した通り馬体が増えていてパドックでは明らかにお腹の辺りに余裕があった。それでもレースでは好位からしぶとく伸びて差のない2着に好走。この中間は1週前にCWで強めに追われて併せて先着と、前走を使われての上積みには十分期待がもてる。

ファントムシーフ(4着 502kg(+12kg))<C> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走、馬体重は10キロ以上増えていたが太め感はなかった。この中間は、1週前に3頭併せの外を一杯に追われ力強く伸びて先着を披露。ただ、前走のレース内容やこの中間の追い切りと頭が高くなり前に伸びるというより上に抜けてしまう感じの走りになっている点がどうか。

ハーツコンチェルト(4着 492kg(-2kg))<C>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、マイナス体重も動きが鈍くまだ締まりそうな馬体だった。この中間、1週前追い切りでは前走でも併せた未勝利馬にしぶとく食い下がられていて、調子の良し悪しというよりは右回りだと反応が鈍い。

ショウナンバシット(7着 486kg(±0kg))<A>
休み明けの前走は最終追い切りで抑えきれないほど気合乗り抜群で、かなり良い出来に見えて本命◎に指名。ただ、レースでは勝ち馬の後ろを追走してきて直線でジリジリしか伸びなかった。この中間も2週前、1週前とCWで速い時計をマーク、1週前を見ると楽な手応えでここもかなり良い動きと、出来自体は引き続き良好に映る。

マイネルラウレア(8着 496kg(-6kg))<C>
休み明けの前走時は、追い切りでの動きが重く当日マイナス体重でも緩さが残っていた感じ。休み明け2戦目となる今回、1週前にCWで追い切られたが前走時よりも時計がかかっていて、良化は思いのほかスローとの印象。

シーズンリッチ(10着 498kg(+8kg))<D>
☆『前走の追い切り
前走のパドックではいつものうるさい面はまだマシだったが、レースではペースが緩むと行きたがってしまい4角早め先頭も直線早々に脚が上がってしまった。この中間も栗東での調整が続くが、頭が上がり気味の走りで物足りない内容。

ナイトインロンドン(11着 482kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走は追い切りの動きが良く状態十分といった具合に映ったが、パドックでは周りを気にしていてやや集中力を欠く感じだった。この中間も1週前に南Wで追い切られて動きは前走時よりも良く、競馬場は違うが長距離輸送も2度目となるため、前走よりも気持ちの面で良いほうに向きそう。


<前走:その他のレース出走馬>

タスティエーラ日本ダービー:1着 芝2400m 478kg(±0kg) 5ヶ月)<A>
☆『前走の追い切り
ダービーからの休み明けになるが時計を出し始めた3週前からいきなり3頭併せで速い時計を出して先着と重め感はまったくなく元気な走りで牧場での調整が順調だった感じ。1週前の追い切りでも直線強めいに追われて一気に突き放し力強い動き。今回は長距離輸送があるので1週前でこれだけ出来ていれば直前は馬なりで十分な仕上がり。

トップナイフ札幌記念:2着 芝2000m 482kg(-2kg) 中8週)<B>
前走は軽めの調整2本で出走だったので軽視したが、ジョッキーの好騎乗で2着に好走。この中間は栗東CWを中心に乗られていて、日曜には坂路でも速い時計と、反動よりは上積みのほうを感じ取れる過程となっている。

ノッキングポイント新潟記念:1着 芝2000m 494kg(+6kg) 中6週)<C>
☆『前走の追い切り
前走は古馬相手に重賞制覇。状態も良かったとは思うが、好騎乗、枠順、斤量面と恵まれた面もあり、すべてが上手くいった感じだった。この中間も南W中心の調整で、日曜には改修された坂路での調整に戻って優秀な時計をマーク。ただ前走時もパドックでチャカチャカした面を出しており、距離延長がプラスにはなるかというそうではなく……。

ドゥレッツァ(日本海S:1着 芝2200m 456kg(-6kg) 中8週)<A>
前走3勝クラス勝ちで未勝利から4連勝。その間京都新聞杯1、2着馬に先着していて能力は高い。これまでの調教では併せ馬で遅れたことがなく、この中間は1週前追い切りで抑えきれない手応えから直線併走相手を一気に突き放す上々リハを見せてきた。引き続きかなりの好状態だろうう。

ダノントルネード(日本海S:8着 芝2200m 514kg(±0kg) 中8週)<D>
☆『前々走の追い切り
休み休み使われてきている馬だが、前走時のパドックでは馬体重こそ増減なしでもふっくらした感じがなく硬さを感じる馬体だった。この中間も併せ馬での追い切りが1本のみで、1週前も月曜こそ坂路で終い速い時計を出しているものの水、土、日と軽めの調整に終始。ビシッと追われていない点はマイナスになりそう。

パクスオトマニカ(レパードS:15着 ダ1800m 488kg(+2kg) 中10週)<D>
☆『前走の追い切り
前走はダートが向かないところもあったかもしれないが、追い切りでも終いの時計がかかっていた。この中間も南Wで乗られているが、春の良い時と比べるとまだ物足りない。

リビアングラス(阿賀野川特別:1着 芝2200m 500kg(+12kg) 中8週)<A>
☆『前々走の追い切り
デビュー戦の時から毛艶が良く好馬体で、パドックでは毎回目にとまる馬。跳びが大きく切れる感じはないが、先行力がありしぶとさも兼ね備える。淀の3000mは絶好の舞台だろう。休み明けの前走は馬体が増えていたが太め感はなく、むしろ迫力が増した感じで成長著しい。ローテーションに余裕があり、この中間はこれまでの坂路中心からCWを長めからのメニューに変えてきている。併せ馬でも先着をはたすなど、休み明けを使われての上積みが感じられる。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(レース映像)中山芝2000m
2着:⑧トップナイフ、4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
共同通信杯レース映像)東京芝1800m
1着:⑧ファントムシーフ、4着:⑥タスティエーラ、5着:⑪ウインオーディン、6着:④シーズンリッチ
◇弥生賞(レース映像)中山芝2000m
1着:⑥タスティエーラ、2着:④トップナイフ
皐月賞レース映像)中山芝2000m
1着:①ソールオリエンス、2着:⑭タスティエーラ、3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、7着:⑧トップナイフ、8着:⑥ウインオーディン、14着:⑱マイネルラウレア
京都新聞杯レース映像)京都芝2200m
1着:⑥サトノグランツ、2着:⑦ダノントルネード、3着:⑫リビアングラス、5着:②マイネルラウレア
日本ダービーレース映像)東京芝2400m
1着:⑫タスティエーラ、2着:⑤ソールオリエンス、3着:⑪ハーツコンチェルト、5着:⑮ノッキングポイント、7着:⑬シーズンリッチ、8着:⑭ファントムシーフ、11着:⑱サトノグランツ、13着:⑯パクスオトマニカ、14着:④トップナイフ、16着:⑥ショウナンバシット


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラドゥレッツァリビアングラスサトノグランツショウナンバシットサヴォーナの6頭をあげておきます。



◇今回は菊花賞編でした。
菊花賞と言えば、芝3000mという出走馬にとって未知の距離とともにポイントとなるのが、3コーナーからの下り坂ではないかと思います。特にここ2年はリニューアル工事で開催がなかったこともあり、京都競馬場でレースを経験したことのある馬も出走馬中4頭で、それら馬たちも京都新聞杯の1回のみ。1度しか走っていないからあまり参考にならないと考えるか、経験できている点は大きなプラスになると考えるかは意見が分かれるところだと思いますが、私個人としては特殊なコースであることから1度でもこのコースを走っている点はプラスになるのではないかと思っています。さらに、当時騎乗していた騎手が今回も同じ馬とタッグを組んで出てくる場合は相当メリットが大きいと踏んでいます。
そのほか、京都競馬場で開催された過去5年(2016年から2020年)の連対馬の調教内容について見てみたところ、1週前にCW及び南Wで追い切られていた馬が10頭中9頭、最終追い切りはCW及び南W5頭、坂路4頭、芝コース1頭となっており、1週前にWコースで追い切っていた馬がほとんどだった点が特に目立ちます。やはり長距離戦ということで、中間に長めからの追い切りは必要になってくるということでしょうか。坂路だけササっとやっている馬は軽視したほうが良さそうです。
最後に、個人的なおススメポイントとして、長距離での実績が良い騎手と何だかんだで距離が長いのでロスなく走れる内枠の馬は注意、この2点を記して締めくくりたいと思います。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年9月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】「人気を背負いながら、それ以上に馬の能力を引き出す」今の川田騎手/スプリンターズS展望
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先週は東西でG2が行われた。

オールカマーローシャムパークが勝利。ルメール騎手らしい外からジワっと押し上げるスムーズな競馬で、最後は逃げ粘るタイトルホルダーを交わして抜け出した。これで函館記念に続く重賞2勝目。跳びが大きいので、函館芝2000mよりも中山芝2200mの方が合っていた。すぐにG1で…となるとまだ連戦への不安などもあり騎手の問題も出てくるだろうが、それでも将来性は間違いなさそうだ。

また、今年のオールカマーは負けた馬たちにも注目。

タイトルホルダーはまだ状態面で上積みがありそうだし、この日の馬場は決して内有利ではなかった。地力を証明した2着といえる。3着ゼッフィーロの操縦性の高さは相手強化への対応力を感じるもので、4着マリアエレーナも豊富なスタミナを示し、エリザベス女王杯なら、と思わせる内容だった。5着ガイアフォースセントライト記念を勝っているとはいえ現状は2000m以下の方が良さそう。相手関係を考えればやはりマイルの方が可能性があると思うので、マイルCS路線なら注目。6着ジェラルディーナは脚を余した印象で、こちらも馬場次第ではまだ巻き返しがある。

西の神戸新聞杯サトノグランツが久々の一戦を制したが、こちらは馬もさることながら、川田騎手がねじ伏せたという印象も強かった。川田騎手は先週の日曜だけで5勝。簡単に勝っているように見えるかもしれないが、先週阪神ダートの難しい馬場、難しい枠でも上手くリカバリーしていたし、接戦を制した神戸新聞杯ミッキーゴージャスで制した夕月特別も一瞬の判断力が光った。

以前は力強さの負の側面として荒々しさもあったが、今は本当に臨機応変、あらゆる状況に対応してくる。今夏の新潟や小倉でも、川田騎手がスポット参戦し多くの勝ち星を拾っていくシーンを見たが、今後もこれが日常になるのかもしれない。それだけ今の川田騎手にはスキがない。

データを見ても秋開催が始まり3週が過ぎたが、3週連続で川田騎手騎乗馬の複勝回収率はプラス。端的にいえば、

「川田人気を背負いながら、それ以上に馬の能力を引き出している」

という素晴らしい状況が続いているのだ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/23(土)中山12R サーマルソアリング 1番人気1着

好位抜け出し完勝、ちょっとモノが違う勝ちっぷりで重賞級! 派手な勝ちっぷりなのであえて挙げる意味もないかもしれないが、それを踏まえても好内容。バランスも良く不発も少ないタイプと見え、ラストも伸びるのでオープンまでは問題なく突破できるはず。順調に行ってほしい。

~今週末の注目馬~

今週はスプリンターズSから。

ピクシーナイト戸崎圭太騎手)

注目はピクシーナイト戸崎圭太騎手。
前走は開幕週の立ち回り戦で伏兵テイエムスパーダが逃げ切る流れ。後方からでは見せ場なく敗れたのも仕方ないが、直線モタれながらもギアが入ってからは鋭く伸びて復調気配を見せていた。一昨年制した際のような立ち回り勝負ではなく、末脚勝負でも対応できそう。馬場や枠順には左右されるだろうが、ハマればそろそろ一撃があるかもしれない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年9月21日(木) 10:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 神戸新聞杯2023 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月24日(日)阪神11RR 第71回神戸新聞杯(3歳G2・芝2400m)


【登録頭数:13頭】(フルゲート18頭)


<前走:日本ダービー出走馬 芝2400m(レース映像)> 4ヶ月

ハーツコンチェルト(3着、494kg(-4kg))<A>
青葉賞、ダービーとここ2戦は追い切りの動きも良くレース内容も良かった。休み明けのこの中間も、乗り込み豊富で追われるごと時計を詰めている。早めの栗東移動で1週前には3頭併せで強めに追われて先着と、仕上がりも良さそう。
☆『前走の追い切り

シーズンリッチ(7着、490kg(-2kg))<C>
パドックではテンションが高くなるところがあり、レースでも行きたがる面がある馬で今回急に良くなるということはなさそう。この中間は、1週前にジョッキー騎乗で一杯に追われていて好時計で先着と状態面は好印象。ただ、2400mでは前走のように行きたがってしまい、折り合い面での不安が残る。
☆『前走の追い切り

ファントムシーフ(8着、490kg(-4kg))<A>
前走のダービーでは追い切りに3週連続武豊騎手が騎乗していたが、かなりハードに追われていてやや強く追いすぎたかもしれない。新馬、野路菊Sと連勝しているときの追い切りでは一度もジョッキーを乗せていなかったので、普段から乗りなれている調教助手が騎乗して仕上げたほうが良いのかも。この中間は一度もジョッキーを乗せていないので、このまま最終追い切りでも助手騎乗で追ってくるようなら、今回は好仕上がりでの出走が見込める。
☆『前走の追い切り

サトノグランツ(11着、490kg(-4kg))<C>
前走時は、京都新聞杯から間隔が詰まっていて疲れが取れず1週前追い切りが坂路で軽めの調整だった。この中間は2週前に強めの追い切り、1週前は馬なりでの併せ馬を消化している。乗り込み豊富ではあるのだが、1週前に見せた動きは、重心が高い走りで物足りな印象だった。
☆『前走の追い切り

ショウナンバシット(16着、486kg(-12kg))<B>
前走時は追い切りでは伸びきれていない様子で、パドックでもテンションが高め、馬体も減り続けていてあまり状態は良くなかった。レースでも行きっぷりが悪く後方からとなり、直線も見せ場なく終わってしまった。この中間は休み明けで乗り込まれているが、2週前、1週前と併せ馬で先着しており、前走時よりは良化の気配。
☆『前走の追い切り


<前走:その他のレース出走馬>

マイネルラウレア京都新聞杯:5着 芝2200m 502kg(-8kg)4ヶ月半)<C>
前走の京都新聞杯は、内ラチ沿いを追走していたものの、直線では外に出したぶん上位争いから遅れてしまった格好。コース取りによっては勝ち負けしていたかもしれない脚を使っていた。中間、1週前にはCWで上々の時計で先着しているが、休み明けもあってか坂路での時計はまだ重さが残る感じがある。
☆『前走の追い切り

サヴォーナ(信夫山特別:1着 芝2600m 516kg(+2kg)中9週)<B>
大きな馬でドッシリとした印象を覚えるレースが多かったが、前走時はトモが締まってこれまでで一番シャープな馬体でレースに臨めた。追い切りも使われるごと時計を詰めてきているところがあり、この中間も2週、3週前に坂路で好時計をマークしている。間隔が空いて馬体が戻ってしまう可能性もあるが、状態面は上々。
☆『前々走の追い切り

サスツルギ(木曽川特別:1着 芝2200m 480kg(-2kg)3ヶ月〕)<C>
デビュー戦からルメール騎手が乗っていたが、スタートが遅く、前でレースができないところがあり脚を余すことも多かった。ここ2戦は、相手関係に恵まれたところもあり力の違いで勝ち切った。とはいえ今回も後方からのレースとなりそうで、相手も強くなり展開の助けも必要になってきそう。この中間も早めに栗東に入って調整されているが、CWでの時計にやや物足りなさが窺え、このあたりもスタート後のモタつきに影響してきそう。

ナイトインロンドン(阿寒湖特別:1着 芝2600m 476kg(+6kg)中7週)<B>
2400m以上のレースで未勝利から3連勝。使われるごとにパドックでは素軽さが出てきて、レース内容が良くなっている。この中間も、1週前に長めから強めの追い切り、そして今回は輸送もあるので日曜日にも強めに追われてと、好気配が漂う。母父メジロマックイーンのように芦毛で、素軽く長く良い脚を使えるところがあり、京都の3000mでこそ走りを見てみたいと思わせる馬。先週は母父トウカイテイオーの仔が勝っているので、同馬との対決が実現すれば本番は盛り上がりがプラスされることに。

ロードデルレイ(赤倉特別:1着 芝2000m 482kg(+2kg)中2週)<A>
休み明けの前走は、坂路とCWで入念な乗り込みで好時計を連発していたが、パドックではまだ馬体に緩さを覚えた。レースは早め先頭からのクビ差での勝利も、抜かれる感じはなく着差以上に2着馬とは力の差を感じる内容。この中間、中2週での出走で1週前は金曜日に坂路で馬なりというメニューだったが、終いの時計は良い。前走時、馬体に余裕があったので、最終追い切りで強めに追ってくるようなら、上積みも見込める。

ビキニボーイ(日本海S:5着 芝2200m 500kg(+6kg)中4週)<C>
中央に戻り新潟で2戦。転入前よりも坂路での時計が良化し状態面はかなり良かったと思われるが、伸びそうで伸びきれていなかった。この中間も、坂路・CWで好時計が出ていて好状態は伝わってくるが、首が高く、洋芝かダート向きという走りをしていて、野芝でのこの開催は状態が良くてもマイナス。

スマートファントム(香嵐渓特別:1着 芝2000m 460kg(±0kg)中8週)<C>
デビューから阪神で使われることが多く、後方から終いを活かすももうひと伸びが足りずという内容が続いていた。ここ2戦は中京で好走しているが、2走前は勝ち馬から離された2着で、前走はコース取りの差が大きかった。走りを見ると重心が低く安定感のあるフォームだが、右回りよりも左回りのほうがベターという印象。距離も2400mは長いか。この中間も、CWで好時計がマークされていて出来自体良いのだろうが、勝ち切れなかった阪神のこの距離で相手が強くなると厳しくなる。

バールデュヴァン(HTB賞:4着 芝1800m 504kg(-2kg)中6週)<C>
芝、ダートの短距離から中距離まで様々な条件を使われてきている馬だが、レース内容と調教内容を見ると短距離が向いているような気も。この中間も、坂路で好時計こそ計時されているもののスピードが勝っている感じで、前走からさらなる距離延長での2400mでは苦戦必至か。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ハーツコンチェルトファントムシーフロードデルレイナイトインロンドンの4頭をあげておきます。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(レース映像
4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
共同通信杯レース映像
1着:⑧ファントムシーフ、6着:④シーズンリッチ
皐月賞レース映像
3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、14着:⑱マイネルラウレア
青葉賞レース映像
2着:④ハーツコンチェルト、6着:⑩サヴォーナ
京都新聞杯レース映像
1着:⑥サトノグランツ、5着:②マイネルラウレア


◇今回は神戸新聞杯編でした。
今週は関西圏での菊花賞トライアル・神戸新聞杯となりますが、過去5年の連対馬10頭すべてが関西馬。そして、前走が日本ダービーだった馬が9頭。ダービーからの休み明けの関西馬をシンプルに買えば当たるということになりそうですが、それらの馬の調教内容を振り返ると、「1週前強め→10頭中7頭」、「最終追い切り強め→10頭中4頭」となっていました。ただし、最終追い切りを強めに追われていた馬4頭については、1週前にも強めに追われていたという共通点がありました。こうした傾向から、狙い馬は前走日本ダービーに出走していた馬で、「1週前強め→最終追い切り馬なり」、「1週前強め→最終追い切り強め」のいずれかのパターンで出走してくる馬、ということになろうかと思います。


神戸新聞杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年5月25日(木) 08:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック+『ウマニティプロ総勢24名の注目馬一挙大公開SP!』 日本ダービー2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月28日(日) 東京11R日本ダービー東京優駿)(3歳G1・芝2400m)




⛅⛈☀☂今週の馬場状態が気になる方は
『東京競馬場の馬場状態』で確認を!




【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)


<前走:皐月賞出走馬>(中5週)

ソールオリエンス(1着、462kg(±0kg))<A><優先出走馬>
今回は中5週での出走となるが、これまでと同じような調整内容で1週前追い切りでは抜群の伸び脚を披露。前走からの上積みも期待できそう。

タスティエーラ(2着、478kg(-6kg))<A><優先出走馬>
皐月賞はあの馬場を早めに動いて普通なら勝っていた内容で、地味な馬だが一番強い競馬だった。この中間も2週前、1週前と南Wで追い切られていて動きも素軽さが出てきている。初騎乗となるDレーン騎手とも相性は抜群で、ここも前走以上の出来で出走の公算大。

ファントムシーフ(3着、494kg(-8kg))<B><優先出走馬>
前走時の追い切りでは終い伸びきれていない感じだったが、1週前追い切りではラストの伸び脚もしっかりしており使われてきての上積みが窺えた。ただどちらかというとパワー型の走りをしており、上りが速くなるようだと分が悪いかもしれない。

メタルスピード(4着、504kg(±0kg))<B><優先出走馬>
使い詰めできていた前走だったが、最終追い切りでは持ったまま馬なりで楽に先着と好仕上りだった。この中間も併せ馬で先着と、引き続き良い状態をキープ出来ている。

ショウナンバシット(5着、498kg(+2kg))<C><優先出走馬>
前走はパドックでは無駄肉がなく好馬体で好仕上がり。レースでは、ロスなく内を追走して直線に向き、スムーズに外に出してそこから伸びそうで伸びきれずの5着。この中間も入念に乗り込まれていて出来は良さそうだが、左にモタれるところがあり、追い切りでも終い伸びきれず遅れることが多く、その終いの甘さをどうカバーできるか。

シャザーン(6着、500kg(+4kg))<A>
休み明けの未勝利から前走の皐月賞までは追い切りでは重さがあり、パドックではまだ絞れそうな馬体に映った。素質だけでここまで来た感じだったが、この中間はこれまで通りのCWに加え、日曜日の坂路も2回速い時計を出してビッシリと仕上げてきた様子。1週前追い切りでは素軽さが出てきていて、馬体が前に伸びる走るに変わっている。デビュー以来ベストの状態でレースを迎えられそう。

トップナイフ(7着、488kg(+4kg))<C>
前走時は直前の追い切り内容が軽すぎたこともあり評価を下げた。この中間は、これまで通りのCWを長めからに加えて、日曜日にも坂路で時計を出しており、2~3走前と同じような調整内容に戻った。ただ1週前追い切りは、持ったままの併走相手に対して手綱をしごいて何とか少し前に出たといった具合で、首も高く伸びきれていない動きだった。

フリームファクシ(9着、506kg(+4kg))<C>
休み明けの前走時、パドックでは毛艶こそ良かったもののまだ絞れそうな馬体に見えた。CWを長めから3本追われているこの中間だが、1週前追い切りの時点でもまだ重さが残る動き。残り1週でどこまで上積みがあるか。

ベラジオオペラ(10着、496kg(-4kg))<B>
前走時は追い切りの動きも良く、パドックでも無駄肉がなく毛艶もピカピカで好仕上がりだったが、道悪のハイペースを先行する形で早めに脚が上がってしまった。この中間も乗り込み豊富で1週前追い切りでは力強く伸びて先着と、調子落ちは感じられない。

グリューネグリーン(11着、480kg(-4kg))<C>
新馬、未勝利と東京でのレースを見ると左回りのほうが向く印象。前走時は追い切りの動きがかなり良く出来は良かったはずだが、馬場の悪いところを先行する競馬になってしまったことがすべて。1週前追い切りは、伸びきれず併走遅れで重い動きに映った。

ホウオウビスケッツ(17着、494kg(±0kg))<C>
普段の追い切りでもかなり速い時計が出る馬。1週前追い切りでは行きたがるところを抑えながらの内容で、調子は悪くないと思うがスピードがあり過ぎる印象。短距離向きでこの距離は向かないのではないか。






<前走:青葉賞出走馬>(中3週)

スキルヴィング(1着、524kg(±0kg))<A><優先出走馬>
休み明けの前走時、パドックではやや余裕が感じられた。この中間もしっかりと乗り込まれ、疲れはなさそうで休み明け2戦目での上積みが期待できそう。

ハーツコンチェルト(2着、498kg(-10kg))<B><優先出走馬>
前走時はしっかり乗り込まれていて、追い切りの動きも上々で仕上がりは良かった。この中間も1週前は馬なりでの調整も、疲れなど感じさせない良い動きを披露していた。





<前走:その他のレース出走馬>

ドゥラエレーデ(UAEダービー:2着、前走海外出走 中2週)<C>
前走UAEダービーに出走しての帰国初戦。この中間はプール調教とCWを長めからの追い切りが多く、調整過程がこれまでと違う。1週前の動きを見ると強めに追われて疲れ自体はなさそうだが、何かを元に戻そうとしているような印象を覚えた。

サトノグランツ京都新聞杯:1着、494kg(+4kg)中2週)<C>
京都新聞杯からの中2週での出走。この中間は、1週前追い切りは馬なりでの調整だったが、フラつくなどやや疲れを残しているか。

シーズンリッチ毎日杯:1着、492kg(-8kg)中8週)<C>
前走から中8週で乗り込み豊富。時計も上々だが、行きたがる面があり距離延長は折り合い面でマイナスとなりそう。

ノッキングポイント毎日杯:2着、484kg(-2kg)中8週)<B>
この中間は間隔が空いていることもあり、南Wに加えて坂路でも速い時計が出ていて、優秀な内容を見せている。なかなか乗り難しそうな馬だが、出来は引き続き良好といった感触。

パクスオトマニカ(プリンシパルS:1着、494kg(-2kg)中2週)<D><優先出走馬>
前走のパドックではトモが寂しく映り、どちらかというと間隔を空け気味で使われてきた馬だけに回復には時間を要しそう。1週前は金曜日に南Wで時計を出しているが、平凡なタイムだった。

トーセントラム(プリンシパルS:7着、432kg(-2kg)中2週)<E><除外対象馬>
休み明けから連闘、中2週での出走だが、前走時がかなり緩めでこの中間も速い時計はなく変わり身なし。





※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスシャザーンスキルヴィングの4頭をあげておきます。



◇今回は日本ダービー編でした。
時間が経つのは早いもので今週は日本ダービー行われます。このレースに関しても過去5年に連対した馬の追い切り内容について調べてみました。
今回特に目立ったのは、最終追い切りの内容で、2年前の2着馬エフフォーリア以外の9頭が馬なりでの調整。勝ち馬に関しては5頭すべてが馬なりでの調整となっていた点です。
逆に、1週前追い切りでは10頭中8頭が強めか一杯に追われていたことから、どのようなローテーションで出走することになっても、1週前には仕上げられる状態にあった馬たちが近年のダービーを制しているという結果になっていました。
近年はダービーに限らず、その他のG1レースでも最終追い切りは馬なり調整で勝利する例が多くなっている傾向がありますので、今後も中間の調整内容には特に注目して頂いて馬券の参考にしてもらえたらと思います。







そして、今回のコラムでは『日本ダービー特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているウマニティプロ予想家の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【暴君アッキープロ】~~~~~

ソールオリエンス
皐月賞の指数は水準レベルです。東京2400mになってプラスかマイナスかならプラスです。皐月賞は、内が重く外差し馬場でしたので1番枠を引いた時点で厳しい状況。勝ち切るには外を回るしかないためああいった後方からのレースを選択していましたが、ダービーでは積極的にポジション取りにいくとみています。また、仮に後方からでも直線の脚力勝負でも、十分勝ち負けになると思います。ソールオリエンスは、ディープ産駒ではないので母系が重い欧州血統でダービーは合わない、とかは考えないほうが良いと思います。

ファントムシーフ
ダービーより皐月賞向きの感じはしますが、上位の1頭だと思います。

フリームファクシ
皐月賞大敗組ならフリームファクシ皐月賞よりダービーのほうが向いていますし、皐月賞が軽い馬場なら勝ち負けになっていたかもしれません。

スキルヴィング
青葉賞の指数は高くありません。ただ、青葉賞を高指数勝ちの馬はダービーでは厳しい結果になるので、逆に良いかもと思います。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ショウナンバシット
前走は終始馬場の悪い内を通って見せ場を作りました。距離のロスはなく乗ってきましたがこちらが思っているより内は消耗したと判断して、もしかしたら力は上位にあるかもという感じです。人気がなければ押さえておきたい1頭ではないでしょうか。


~~~~~【単勝・連軸研究プロ】~~~~~

タスティエーラ
皐月賞同様、ソールオリエンスより器用に立ち回れば逆転するかも。

シーズンリッチ
成長力がありそうで追いかけたい馬。勝ち切るのは厳しくても差のない競馬を期待。

ソールオリエンス
皐月賞印象的+無敗で逆らいづらい。


~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

◇ダービー注目馬◇
ソールオリエンスは語る必要はないかと思いますので、その他から挙げます。
シャザーンです。
新馬戦で最後の直線ダノントルネードに並ばれ一度は完全に交わされてから差し返した勝負根性、すみれSでペース不向きのなか最後方から一頭だけ脚の回転が違った勝ち方で着差以上の内容、といったあたりを評価しています。ショウナンバシットを物差しにすると、力は大分上に見えます。
右回りでも重馬場でも走りますが、左回りの良馬場でまだ奥があるように感じています。
根拠は新馬戦からの馬体重の増加と、一週前追い切りの内容で、上昇度においてはこの馬に1番魅力を感じています。
ソールオリエンスにどこまで肉薄出来るのか、はたまた逆転まであるのか、非常に楽しみにしています。


~~~~~【ウマビッシュプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

今年も競馬の祭典がやってきましたね。自分なりに気になる馬をピックアップしました。
ダービー週はCコース変更により、内枠先行有利な馬場になると思われますが……。近年は早い上がりを出せる馬が、有利な競馬が多くなっている印象です。血統的には、頂上決戦らしくリーディング上位の種牡馬が走ってますね。
人気が予想されるソールオリエンススキルヴィングキタサンブラック産駒2頭は、共に末脚がしっかりしており有力ですが、割って入れるような穴馬を狙っていこうと思います。

シーズンリッチ
ドゥラメンテと母父ハーツクライから距離延長は好材料。

ハーツコンチェルト
青葉賞の内容からスキルヴィングと差もなく、人気観点からこっちを狙っていきたいところ。

フリームファクシ
ルーラーシップ母父スペシャルウィークで府中2400mはドンピシャかなと。

今後、何年も記憶に残るような競馬と馬券をと期待しております!


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ショウナンバシット
皐月賞は内枠を引かされて、馬場の悪いインを通る競馬で一瞬見せ場。鞍上も馬場で脚取られていた旨コメントを出していて、良馬場で巻き返したい

タスティエーラ
先行馬の中で唯一の掲示板、ハイペースの流れのなか一旦先頭の皐月賞では、強い競馬をした1頭で。

ファントムシーフ
皐月賞は向う正面で早々と落鉄していたとのこと。馬場も悪く落鉄の影響は相当響いたハズで。





~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

<ダービーの注目馬>
タスティエーラベラジオオペラ
タスティエーラは、前走の重馬場だった皐月賞でのタイムなどを素直に評価。
ベラジオオペラは、皐月賞で良いところがなく期待に応えられなかったが、本来の実力から見て過小評価となると予測。
皐月賞を制したソールオリエンスは当然高評価だが、やはり過剰人気になることは避けられないであろう。
スキルヴィングも人気を集めそうだが、前走、前2走とも評価できるファクターがほとんどなく避けるべき。
以上から、現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、妙味があり注目するのはタスティエーラベラジオオペラとなった。
(最終的な回収率予測はファクターが出揃うレース前日深夜となります。)

🗞ウマニティのニュース記事
【回収率予報ニュース! 土曜版】
【回収率予報ニュース! 日曜版】
毎週土曜、日曜日に公開中です!!


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

ソールオリエンス
新馬、京成杯皐月賞と無敗の3連勝でダービーに挑む。皐月賞も着差自体は大きくないが、一頭次元の違う脚で追い込んできたように、能力がかなり高い。京成杯のエンジンがかかってからグッと沈み込むようなフォームでの豪快な末脚を見て、皐月賞も本命打ったが、距離が延び、東京競馬場に替わって、皐月賞より競馬がしやすくなるここも本命を打つ予定。血統的にも、キタサンブラック×サドラー系のモティベーター牝馬という距離不安の無い配合。かつて、サドラー系は瞬発力が足りず日本向きでないとか、東京の長い直線は向かないなどと言われていたが、モティベーターはサドラー系の中でも日本適性が高い様子。また、キタサンブラックが父となるとサンデーやディープで引き出せなかったサドラー系の良さを引き出せるのでは。
(競馬日記『覆面ドクター・英の ダービー 東京優駿 2023』で、G1全頭診断を継続していますので、よかったらお読み下さい。)


~~~~~【ジャンヌプロ】~~~~~

注目馬はトップナイフ
そもそも相手なりに走るタイプで掲示板には載ってきそう。あとは5か3か1か。ダービーは皆さんご存知の通り究極の瞬発力勝負。持続力勝負となった皐月賞の上位組は、一段評価を落としたい。トップナイフは、ホープフルステークスや弥生賞のように瞬発力勝負になったほうが上昇が見込め、人気が全く無さそうな今回は妙味充分だろう。さらに言うと、皐月賞は出遅れで試合終了。おそらく出ていても馬券にはなっていないと思うが、少なくとも参考外で良い。もう一つ、ダービーで重要なのは枠。圧倒的に内枠有利になるのでそこだけは枠を見てから決めるしかないが、火曜日時点ではトップナイフで。ホープフルステークス勝ち馬のドゥラエレーデも、当然注目したい。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

日本ダービー登録馬のベスト指数と前走回顧コメントです。

【ベスト指数】
89 タスティエーラ(芝20)
88 スキルヴィング(芝24)
87 ソールオリエンス(芝20)
85 ファントムシーフ(芝20)
85 ベラジオオペラ(芝18)
85 メタルスピード(芝20)
84 ノッキングポイント(芝16)
83 ハーツコンチェルト(芝24)
82 パクスオトマニカ(芝18)
82 フリームファクシ(芝20)
81 シャザーン(芝20)
81 ショウナンバシット(芝20)
80 ホウオウビスケッツ(芝20・芝18)
79 サトノグランツ(芝24)
79 シーズンリッチ(芝18)
79 ドゥラエレーデ(芝18)
78 トップナイフ(芝20)
77 グリューネグリーン(芝20)
71 トーセントラム(芝16)

【前走回顧コメント】
グリューネグリーン 皐月賞11着
押してハイペース先行インで失速。荒れた内を通る。枠や展開が噛み合わなかった。

サトノグランツ 京都新聞杯1着
スローペース中団馬群から伸びた。自力上位で勝てたが、もっと長い距離で上がりが掛かる状況の方が良さそう。

シーズンリッチ 毎日杯1着
中団インから馬群を突いて伸びた。折り合いが課題の馬なので、速めの流れで壁を作れる状況が良かった。距離延長ローテや外枠で流れが緩むと自滅のリスクが高まる。

シャザーン 皐月賞6着
押してハイペース後ろ目外からそれなりに伸びた。まだ揉まれる形の経験がないが、折り合いの不安はないので安定感がある。

ショウナンバシット 皐月賞5着
ハイペース後ろ目インからコーナーで徐々に進出し、直線外目に出してそれなりに伸びた。これまでは緩い流れで掛かって自滅していたが、ハイペースで折り合えたので本領発揮した。道悪も合う。距離延長ローテや外枠で流れが緩むと掛かって自滅するリスクが大きくなる。

スキルヴィング 青葉賞1着
向こう正面で接触不利。ハイペース後ろ目外でロスあったがよく伸びた。スタートが決まったのは収穫。折り合いの不安がなく安定感がある。

ソールオリエンス 皐月賞1着
1馬身出遅れ。ハイペース後方外で4角置かれたが、直線鋭く伸びた。コーナーかなり左にモタレ気味。コーナー加速できず不器用なので中山の多頭数は合わないが、外を回ることがマイナスにならない内荒れ馬場の縦長ハイペースという恵まれた状況が発生したうえ、展開も向いた。能力は高いが、ごちゃついたり上がりが速い状況だと崩れるリスクが大きくなる。広いコースや少頭数のハイペースが理想。

タスティエーラ 皐月賞2着
ハイペース好位外から伸びた。展開を考慮すると内容は一番強い。上がりが掛かる状況が良かったし、道悪も合うか。

トーセントラム プリンシパルS7着
2馬身出遅れ。押してスローペース殿から3~4角で徐々に進出し、ロスあり伸びず。常にスタートが課題だし、1600~1800mで溜める形のほうが良さそう。

トップナイフ 皐月賞7着
2馬身出遅れ。ハイペース後方から外に出して伸びきれず。出遅れたが展開は向いた。上がりが掛かる状況が合う。

ドゥラエレーデ ホープフルS1着
やや掛かってスローペース2番手から伸びた。2000mをこなせたし、コーナーでモタレる面も大丈夫だった。渋太さを生かす形が合う。

ノッキングポイント 毎日杯2着
中団馬群から外に出して伸びた。距離延長ローテでも壁を作って折り合えたのは収穫。大トビなので広いコースのハイペースがベストだろう。

ハーツコンチェルト 青葉賞2着
ハイペース後方から馬群を突いてよく伸びた。スタートが決まったのは収穫。距離延長や東京替わりが良かったし、展開も向いたので勝ち馬には力負けの形。

パクスオトマニカ プリンシパルS1着
押してスローペースハナで押し切る。逃げなくても問題はなく、血統的に距離延長は対応できそうだが、今回ほど楽な展開になるレースは今後あまりなさそう。

ファントムシーフ 皐月賞3着
ハイペース中団外から伸びた。向こう正面で後ろ脚を落鉄。大トビでワンペースなので中山の多頭数向きではないが、縦長のハイペースが良かった。広いコースや少頭数で上がりが掛かる状況が理想。

フリームファクシ 皐月賞9着
やや掛かってハイペース中団馬群から伸びず。近走より折り合いはマシだったが、不器用なので中山の多頭数は合わなかった。道悪も響いたか。広いコースや少頭数のハイペースが理想。

ベラジオオペラ 皐月賞10着
押してハイペース先行で失速。コーナー左にモタレ気味。展開不向きで悲観する内容ではない。

ホウオウビスケッツ 皐月賞17着
押してやや掛かってハイペース好位で失速。気性面で1600m前後の方が良さそう。

メタルスピード 皐月賞4着
ハイペース中団外から伸びた。折り合って2000mをこなせたのは収穫。道悪や上がりが掛かる状況が合う。




~~~~~【世紀末覇者 券王プロ】~~~~

私の注目馬はメタルスピードです。
前回皐月賞では実馬券も握っていまして悶絶した悔しい思いをした馬です。今回は、適性、距離、枠、騎手、天候など理由付け云々関係なく注目しています。おそらく紐の末席には入れたいと思っていますが……。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

近年では、ロジャーバローズが2番手から波乱を演出しています。ホープフルSの再現は十分にありそうですが、人気が無いですね。2歳だったから? 上位人気馬の近走印象が強いから? この2頭強いですよ。
1.トップナイフ
2.ドゥラエレーデ
トップナイフに騎乗予定の)横山典弘騎手は次戦を見据える傾向がある(私見)ので、初対戦組に脚を測られたくないから敢えてあの着順に落としたのでしょう。
ドゥラエレーデは、札幌デビューから東スポ杯、ホープフルと見てソールオリエンス何が劣っているのでしょうか? 臨戦過程くらいでは。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

私の注目馬はグリューネグリーンです。
皐月賞は、内が悪く更にペースも速く、この馬には全く不向きな展開、馬場、ペース。巻き返すのはこの手の馬だと思います。また人気も全くないはずで、狙い目とみます。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ファントムシーフ
皐月賞は直線で前が壁になり進路変更をする不利。
外に出せなかった事で最後まで内に切れ込む形となり見た目以上に厳しい不利だった。
落鉄しながら不得手の馬場で3着に食い込んだのも立派で、広いコースなら巻き返しが期待出来そう。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

ソールオリエンス皐月賞での大外からの追い込み、またオークスリバティアイランドがあっさり2冠を達成したことから過剰人気になると考えられる。皐月賞は重馬場、いろいろな要素がかみ合った上での勝利であり死角はある。
枠順、馬場状態がわからない中で予想するのは難しいが、スキルヴィングが馬券的には面白そう。ルメールへの乗り替わりだが、青葉賞組ということでさほど人気にならないことが予想される。




~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

牝馬クラシックは前残りの展開を強引に差し切ったリバティアイランドが圧勝!
牡馬も同じような直線ゴボウ抜き1冠ソールオリエンスの圧勝なるか? ◎は当日まで悩んで考えますが、リバティ並みの1人気になるようなら少し逆らってみても良いかな、とも......。現時点での本命は、あれだけ悪い馬場を前半1000m58.5秒と速いペースで前総崩れの中、早め先頭から2着に粘ったタスティエーラを考えています。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

注目馬:スキルヴィング
青葉賞は安全策で外々を回したが快勝。上手に乗った2着馬も強い馬なので評価は上がる。タイトに乗ればG1でも勝機がありそう。青葉賞馬はダービーを勝てないジンクスが崩れてもいい。


~~~~~【皿屋敷プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

根拠薄弱でお馴染みですが(笑)、ロマンを求めてスキルヴィングを本命に考えています。
一強ムードに風穴を開けるのは、長い歴史に沈黙してきた青葉賞馬! ワンチャンスあればいいなーと思っております!


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

【第90回日本ダービー注目馬】
始めに5月23日(火)現在の注目馬であることをお断りしておきます。
日本ダービーを予想するポイントとしては、毎年皐月賞の分析と他路線組が通用するかどうかの2点だと思っています。

皐月賞馬の2冠はあるか?
結果として皐月賞で一番に輝いた馬がどうかですが、今年のソールオリエンスについてはかなり力があると見ています。
手前の替え方やそこから来るコーナーワークの粗削りさはありますが、皐月賞で見せた末脚には一目置きます。
嵌りすぎた点と雨馬場での皐月賞だったことで、良馬場で巻き返す馬がいるかもしれませんが、有力馬の一角としては外せません。
少なくとも皐月賞組でこの馬よりダービーで評価する馬はいません。回りも左の方が向きそうですし。横山武史騎手が落ち着いて構えて乗れれば。

他に安定性という意味で今年は青葉賞勝ち馬のスキルヴィングを挙げたいです。
青葉賞組のダービー制覇は鬼門ですが、反面2着3着には多くの馬が絡んできています。
スキルヴィングも頭はどうかも2着3着の軸には向いていると見ます。
まだまだ上がり目のある勝ちっぷりで、ダービーを見据えた乗り方をルメールがしたと思います。
有力馬の中でも唯一この馬だけがデビュー戦からずっと同じ鞍上で臨む点も大いに評価します。
青葉賞からのローテーションということで最終追い切りまで状態は見たいところですが。
結論として、3着までの軸という意味で◎ソールオリエンススキルヴィングとします。
ダービーデーはワイドの払い戻し率が高いので、1点大きな比重でソールオリエンススキルヴィングのワイド。3連複も2頭軸でいきたいですね!


~~~~~【雅夢。プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

私の注目馬(馬券に絡む馬)です。

ファントムシーフ
ソールオリエンス
ドゥラエレーデ
スキルヴィング

久しぶりに浦河産のダービー馬の誕生を見てみたいのもあり、ファントムシーフを本命にしました。
父ハービンジャーの子は2000m、2400mの根幹距離の成績は優秀ですし、今回の出走予定メンバーを見ていてもハイペースな流れになるとは思えず。中団前目で道中ゆっくりと運べれば、後続有力馬の追い込みも交わせそうとみますが……。距離延長+武豊マジックをプラスと捉えて馬券の中心に指名します。




~~~~~【automnenoceプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ダービー注目馬1頭目は、

ソールオリエンス
1946年以降史上最少キャリア3戦無敗で皐月賞を制したこの馬の扱いをどうするか。皐月賞の内容は、外有利のなか最内枠にもかかわらず後方2番手から差し切る競馬で、2着馬に0.2秒差の勝ち。
過去皐月賞馬(2010年以降~)で2着に0.2秒差以上つけた馬はダービーでも高確率で馬券になっています。

2021年
エフフォーリア2着に0.5秒差→ダービー2着
2018年
エポカドーロ2着に0.3秒差→ダービー2着
2016年
ディーマジェスティ2着に0.2秒差→ダービー3着
2015年
ドゥラメンテ2着に0.2秒差→ダービー1着
2014年
イスラボニータ2着に0.2秒差→ダービー2着
2012年
ゴールドシップ2着に0.4秒差→ダービー5着
2011年
オルフェーヴル2着に0.5秒差→ダービー1着
2010年
ヴィクトワールピサ2着に0.2秒差→ダービー3着

ただし、この期間に4角1~2番手で前に行った馬が馬券になっていた傾向から、ここ2年は強い競馬した馬がそのまま馬券に来ているイメージです。
もっとも運のある馬が勝つという格言から少し変わってきているのかなと。

あとは馬場に関しても、エアレーションの影響もあってか開幕週でも差しが決まっている傾向から、馬場が踏み固められてきてそこまで差が出にくくなっている感じも。

そして、ファントムシーフ
もし逆転があるのなら、東京替わりのこの馬に展開が向いた時ではないかと。いずれにしても土曜日の馬場を確認したいですね。


~~~~~【Curry1996プロ】~~~~~

ドゥラエレーデ
ケンタッキーダービーを目指している途中、左前脚の球節に疲れが出て路線を国内戦に変更し異例のローテンションで迎える。ただ血統的にも十分勝負になると思います。

トップナイフ
2歳G1ホープフルS2着の実力馬。前走の皐月賞はスタートで出遅れ7着となりましたが、すんなり先行出来る条件で再考したいと考えています。


~~~~~【教授プロ】~~~~~

ダービーの中心は、今年もやはり皐月賞組になると考えます。私の指数では、皐月賞が今年の3歳牡馬のベストレースで、別路線組はこれに敵いません。
ソールオリエンス皐月賞の勝ち時計は2分00秒6、上り3F35秒5。同日の野島崎特別モカフラワーとほぼ同じですが、これは野島崎特別直後のひと雨で更に馬場が悪化したためで、実際は皐月賞の勝ち時計のほうが1秒以上優秀と捉えています。
ただし、皐月賞は馬場状態を考えると明らかに先行馬のオーバーペース。外差しが効く馬場でもありました。今週末から東京芝はCコース替わりとなりますから、ダービー当日は外差し馬場にはならないでしょう。

現時点での構想ですが、圧倒的1番人気の追い込み馬、ソールオリエンスを本命にするのは馬券的に非常に非効率だと考えています。前哨戦でソールオリエンスの大外差しが気持ちよく嵌ったことで、逆に他の皐月賞組の期待値が上がりやすくなりました。
当日のオッズを見て、最も期待値の高い馬を本命に選びます。万一、ソールオリエンス圧勝で終わったとしても、2、3着のワイドと3連複で馬券的な実利を獲る。そんな戦略で臨みます。そして、ソールが3着以下なら爆勝です。


~~~~~【プロ】~~~~~

重馬場のハイペースという、あまりない状況下だった皐月賞
上位勢の走りは確かに目立ったが、ダービーは展開、天候、馬場傾向とも全く違ったものになる可能性がある。
結果がガラッと変わることも視野に入れて、強気に狙っていきたい。

ファントムシーフ
皐月賞上位馬の中で、最も舞台不向きだったと感じたのが本馬。そんな中で道中落鉄があっての3着確保というのは能力の証明と言える。中間の調教の印象もかなり良かったし、ベストと思える広々としたコースと良馬場に変われば逆転があっても。

シャザーン
小頭数の緩い流れしか経験してこなかった中で、皐月賞のような激流に対応したのは好感。4角付近で見せた一瞬の脚の速さは目を引いたし、本来は好位でも運べる馬。早めの競馬であの瞬発力を発揮できたら面白そうだし、調教の動きからも、それが可能なだけの体調にありそう。

ノッキングポイント
デビュー戦がとにかく強かった馬だが、その後は調教の動きからして下降線を辿った。木村調教師曰く「脚の可動域が狭くなった時期があった」とのことなので、初戦後の不振は能力によるものではなかった可能性がある。この中間の動きは初戦時並かそれ以上の動きなので、ようやく戻ってきた印象。この相手にどれだけやれるか注目したい。

🗞ウマニティのニュース記事
【霧プロの重賞レースおさらい帳】
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※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※



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サトノグランツの口コミ


口コミ一覧
閲覧 293ビュー コメント 0 ナイス 7

【有力馬考察】※オッズは3/26付想定

・タスティエーラ 牡4 58 松山(4.7:①人気)

昨年のダービー馬、最も強い競馬だったのは皐月賞②着時と今でも思っている。

この世代のレベルが取りざたされているが、トップクラスはドヴァイ遠征でこの相手なら能力上位と考えます。

近走位置取りが悪い競馬が続いているのは嫌な材料も、元来は好位をとれる馬、阪神内回りにも適性ありそうで現状は中心視で考えています。

(◎~〇)



・ローシャムパーク 牡5 58 戸崎(6.1:②人気)

香港C⑧着は残念な結果も、最後方から大外を差す競馬では流石に厳しかった。

メンバーの揃ったオールカマーではタイトルホルダー・ゼッフィーロを撃破なら能力通用してもおかしくはないが、後方から外を追い込む大味なキャラだけに阪神内回りコースは微妙、人気ほどの信頼感はなさそうだ。

(×~)



・べラジオオペラ 牡4 58 横山和(7.2:③人気)

京都記念でプラダリアを交わせなかった事には不満を残すも、ダービーではタイム差なし④着、内枠の優位性を活かした結果も、世代トップクラスの能力はあると言ってよいだろう。

皐月賞をみるとタスティエーラとの能力差は感じるが、阪神コース巧者で立ち回り上手は大阪杯向きともいえそうだ、人気を考えると能力的に過剰気味だが・・・。

(△~)



・プラダリア 牡5 58 池添(8.5:④人気)

有馬記念こそ大敗したが、京都大賞典・京都記念とGⅡを勝利するなど、ここにきて充実期に入ったともとれる印象。

好位競馬もできるタイプで条件は合っているともとれるが、2000MでのGⅠは短いように感じる、能力的にもGⅡ大将タイプでGⅠは厳しいと判断している。

(危)



・ソールオリエンス 牡4 58 横山武(9.2:⑤人気)

皐月賞馬で、ダービー②着とその着差を考えればタスティエーラと能力差はなく、ここでも有力視すべき存在とは思うも、阪神内回りコースを考えると脚質的には分が悪い、末脚の爆発力は認めるも内枠引いたら危険視まで考えている。

(×~危)



・ロードデルレイ 牡4 58 ●●(9.3:⑥人気)

抽選対象で鞍上もまだ未定だが、ここまで6戦5勝と底をみせていない戦績は魅力。

好位から競馬ができるのも魅力で重賞未勝利と格下感満載も期待感はある。

ただ唯一の敗戦が神戸新聞杯④着、僅差だったとはいえ、サトノグランツ・サヴォ―ナに敗れている事実を考えるとタスティエーラを逆転するのは厳しいか。

(△~)



※:単勝オッズ一桁台が6頭と混戦模様、阪神内回りというコース形態が大きなファクターとなりそうなだけに、適性面での取捨に偏った予想を組むのも一考かもしれない。

現状はタスティエーラ中心で良いと思っているが、相手は上記以外の人気薄馬にもチャンスはありそうで、このレースは波乱ありきの予想でよいかもしれません。

 正義の魂 2024年2月18日() 18:28
サトノグランツ3着
閲覧 104ビュー コメント 0 ナイス 5

世界最強の騎手・川田将雅騎手は、
今回の海外重賞で、勝てなかったものの、
3着と健闘した。

同期の藤岡佑介騎手が、GⅠを
今日勝っただけに、川田騎手も
勝ちたかったであろうが、
サトノグランツは、異国の地で、
よく頑張ったと思う。

来週は、川田騎手も、日本に戻り、
また連勝街道まっしぐらに
なるのであろうか。

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 YASUの小心馬券 2024年1月25日(木) 19:40
【最終予想】白富士S 2024 YASUの小心馬券
閲覧 353ビュー コメント 0 ナイス 5

【最終予想】

◎ロードデルレイ 牡4 56 川田

ウェルカムSを勝利からの昇級戦となるが、神戸新聞杯では、

先日のGⅡ日経新春杯で好走したサヴォ―ナ・サトノグランツと差のない競馬、能力はここでも最上位とみています。

ここまで5戦4勝と底をみせておらず、ここを通過点にして、

今季は重賞戦線で活躍してくれる器。



〇カレンシュトラウス 牡7 58 藤懸

一年以上の長い休養明け以降、良いところがないが、末脚は使えてきた。

得意の東京コースに替わり、一変するなら今回ではないか。

まだまだ人気も薄いだけに妙味充分。



▲シルトホルン 牡4 56 大野

前走の福島記念、人気を裏切る⑥着であったが、差し決着の流れを踏ん張って0.5差なら止む無しの感はある。

ラジオNIKKEI②着と重賞でも実績を残しており、ここでもやれる素地はある。



△グリューネグリーン 牡4 56 田辺

皐月・ダービーを大敗ですっかり影がうすくなってしまった印象だが、京都2歳Sの勝ちっぷりから地力はある馬。

前走の福島記念⑦着は直線で狭くなる不利、オクトーバーSは前残りの流れをしぶとく差し込んでいるように状態は上昇きているように思えるレース振り。

かなり人気も落ちてきそうな今回は狙い目充分。



×バトルボーン 牡5 57 ルメール

ここまで6戦4勝で馬券外を外したのは重賞初挑戦となった前走の七夕賞だけという素質馬だが、その七夕賞が前優位の流れを楽に逃げれた流れでセイウンハーデスはともかく、ククナ・ホウオウエミーズという牝馬にも差されての④着は、やや底が見えた印象を持った。

鞍上ルメール様とのコンビでは3戦負けなしという事もあり、人気を集めそうな今回は休み明けでもあり、少し評価を落としてみたい。



※断然人気が予想されるロードデルレイだが能力的に逆らえる余地はないと思われる。

開幕週の先行馬、バトルボーンの評価を落としているのは恐怖ではあるが、デルレイから入る以上は馬券的に妙味がないこともあり、能力自体にもまだ半信半疑の自分がいるからだ。

小頭数で瞬発力を活かせれば、得意の東京でカレンの復活、

開幕週で先行の利ありそうなグリューネグリーンの粘り込みが

馬券的には美味しいが・・。

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サトノグランツの掲示板

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コメント一覧
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年12月11日() 11:15:07
誰が乗っても勝てた事は明白。つまらない競馬は川田の常道手。
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年10月23日() 12:34:10
高い買い物に付いた駄馬。ルメールが乗ってこの態では論外。友道は良い馬持っているがこの馬は完全な外れ。どうせ下手な鞍上に調教を乗せたのだろう。名手が嫌がる仕草を出したのはそのため。同馬の助手はすぐに辞めさせるべし。勿論調教を付けた鞍上も同罪。

サトノグランツの写真

サトノグランツの厩舎情報 VIP

2024年1月14日日経新春杯 G23着
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サトノグランツの取材メモ VIP

2024年1月14日 日経新春杯 G2 3着
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レース後
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