ショウナンバシット(競走馬)

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ショウナンバシット
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ショウナンバシット
写真一覧
現役 牡4 鹿毛 2020年2月14日生
調教師須貝尚介(栗東)
馬主国本 哲秀
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績13戦[3-1-1-8]
総賞金6,302万円
収得賞金2,100万円
英字表記Shonan Bashitto
血統 シルバーステート
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
シルヴァースカヤ
ギエム
血統 ][ 産駒 ]
Medaglia d'Oro
オーサムフェザー
兄弟 エヴィダンシアテリオスルル
市場価格2億8,600万円(2021セレクトセール)
前走 2024/03/17 阪神大賞典 G2
次走予定

ショウナンバシットの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/17 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 1581567.51110** 牡4 56.0 M.デムー須貝尚介B 498
(-2)
3.08.7 1.936.2⑧⑧⑧⑦テーオーロイヤル
24/02/24 阪神 11 仁川S (L) ダ2000 162320.399** 牡4 55.0 岩田康誠須貝尚介B 500
(+8)
2.05.4 0.638.4⑧⑧⑦⑤ダイシンピスケス
24/01/21 中山 11 AJCC G2 芝2200 12449.079** 牡4 56.0 横山和生須貝尚介 492
(-2)
2.17.1 0.538.2チャックネイト
23/11/26 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 18715513.11211** 牡3 56.0 M.デムー須貝尚介 494
(+2)
2.23.8 2.034.8⑧⑧⑧⑥イクイノックス
23/10/22 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 17816185.41511** 牡3 57.0 M.デムー須貝尚介 492
(+6)
3.04.4 1.335.5⑧⑧⑨⑪ドゥレッツァ
23/09/24 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2400 132218.387** 牡3 56.0 M.デムー須貝尚介 486
(0)
2.23.9 0.433.2⑨⑩⑨⑩サトノグランツ
23/05/28 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 183680.41116** 牡3 57.0 M.デムー須貝尚介 486
(-12)
2.27.1 1.934.3⑰⑰⑯⑮タスティエーラ
23/04/16 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 182448.0125** 牡3 57.0 M.デムー須貝尚介 498
(+2)
2.01.3 0.736.7⑬⑬⑩④ソールオリエンス
23/03/18 阪神 11 若葉S (L) 芝2000 8882.221** 牡3 56.0 川田将雅須貝尚介 496
(-6)
2.02.7 -0.034.0ラスハンメル
23/02/25 阪神 9 すみれS (L) 芝2200 6112.822** 牡3 56.0 松山弘平須貝尚介 502
(0)
2.15.6 0.133.6シャザーン
23/01/14 中京 6 3歳1勝クラス 芝2200 6333.831** 牡3 56.0 福永祐一須貝尚介 502
(-4)
2.16.7 -0.335.2マイネルエンペラー
22/12/18 阪神 4 2歳未勝利 芝1800 15342.011** 牡2 55.0 福永祐一須貝尚介 506
(+4)
1.47.5 -0.435.6⑤④ストーンヘンジ
22/11/20 阪神 5 2歳新馬 芝1800 9222.613** 牡2 55.0 福永祐一須貝尚介 502
(--)
1.48.2 0.233.7ベラジオオペラ

ショウナンバシットの関連ニュース

◆菅原明騎手(ブローザホーン3着)「終始気分良く、掛かり気味でしたが、それでも3000メートルもちました。次はもう少し折り合い良く運べれば」

◆和田竜騎手(プリュムドール4着)「枠も良かったし、流れが遅い中でも上手に走れていました」

◆浜中騎手(ゴールデンスナップ5着)「格上相手にチャレンジの気持ちで使ってもらいましたが、大きな差なく頑張ってくれました。距離適性の高さを感じるレースでした」

◆池添騎手(サヴォーナ6着)「位置取りは悪くなかったけど、2周目の3コーナーでエンジンの掛かりが遅く、上位と差がつきました。馬場もしんどかったかもしれません」

◆岩田望騎手(ディープボンド7着)「自分の競馬はできたと思います。しっかり走り切ってくれました」

◆酒井騎手(メイショウブレゲ8着)「じんわりといかせるこの子のレースをして、内から上手に走ってくれました。着順以上の収穫はありました」

◆小沢騎手(ジャンカズマ9着)「持久力があるので、スタミナ勝負に持ち込んで積極的に乗りました。勝ち馬には置いていかれましたが、長くいい脚を使ってくれました」

◆M・デムーロ騎手(ショウナンバシット10着)「内容は良かったです。3、4コーナーはすごく手応えは良かったけど、直線でフワッとしました」

武豊騎手(シルヴァーソニック11着)「2周目の3コーナー過ぎで息切れしてしまいました。久しぶりだったし、次はいいと思います」

◆ムルザバエフ騎手(ディアスティマ12着)「『リズム良く、この馬のポジションで』という指示でした。直線は一瞬、チャンスがあるかと思いましたが、最後は気力的に止まってしまいました」

◆荻野琢騎手(ユーキャンスマイル13着)「具合は良かったけど、ペースが上がったところでついていけませんでした」

◆岡部騎手(アンタンスルフレ14着)「3000メートルでハミを噛んでいましたし、力の差を感じる内容でした」

◆松若騎手(ゼーゲン15着)「馬場が悪く、ノメっていました」

【重賞データ分析】阪神大賞典2024 サヴォーナ、ブローザホーン、ワープスピード、テーオーロイヤル、ゴールデンスナップがオールクリア 2024年3月16日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!阪神大賞典・データ分析 をお届けします!


【馬齢】
2014年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から6歳までの範囲となっている。近年の傾向を重視するならば、7歳以上のベテラン馬は疑ってかかったほうがいいかもしれない。

(減点対象馬)
ディアスティマ ⑤ユーキャンスマイル ⑫ディープボンド ⑬シルヴァーソニック ⑭ゼーゲン

【性別】
2014年以降の性別成績は、牡馬【10.9.10.67】、牝馬【0.1.0.4】、せん馬【0.0.0.11】。出走頭数の違いがあるとはいえ、傾向的にせん馬は強調しづらい印象を持つ。

(減点対象馬)
アンタンスルフレ ⑭ゼーゲン

【前走クラス】
2014年以降の1~2着馬延べ20頭の前走をクラス(レース格)で分けると、JRA・G1、JRA・G2、JRA・G3、JRA・3勝クラス(旧1600万下)の4パターン。これ以外のステップで臨んだ馬は、2着連対圏に届いていない。

(減点対象馬)
プリュムドール ④ジャンカズマ ⑦アンタンスルフレ ⑧メイショウブレゲ ⑮ショウナンバシット

【前走着順】
2014年以降の2着以内馬延べ20頭のうち、9頭は前走の着順が3着以内。4着以下から臨戦の11頭中8頭は前走JRA・G1組。残りの3頭はいずれも、JRA・菊花賞において4着以内に入った経験があった。菊花賞での善戦・好走(4着以内)歴がないうえに、前走がJRA・G1以外のレースで複勝圏を逃している馬は、連対(2着以内)候補から外したほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
プリュムドール ③ディアスティマ ④ジャンカズマ ⑦アンタンスルフレ ⑭ゼーゲン ⑮ショウナンバシット

【重賞実績】
2014年以降の1~2着馬延べ20頭のうち、19頭にはJRA重賞で3着以内の好走経験があった。例外の1頭は4歳馬。重賞実績に乏しい5歳以上の馬は、過信禁物とみるべきだろう。

(減点対象馬)
ジャンカズマ ⑦アンタンスルフレ ⑧メイショウブレゲ ⑭ゼーゲン


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、②ブローザホーン、⑥テーオーロイヤル、⑨ワープスピード、⑩サヴォーナ、⑪ゴールデンスナップの5頭。

最初に推奨するのは、⑩サヴォーナ。2014年以降、4歳馬は【4.4.3.10】の好成績。そのなかでも、菊花賞5着以内の実績を持つ牡馬は【3.2.2.2】という、優秀な成績を収めている。引き続き要警戒の1頭だ。

過去10年【4.3.4.18】の5歳馬に該当する、②ブローザホーン、⑨ワープスピードも上位評価に値する存在。以下、⑥テーオーロイヤル、⑪ゴールデンスナップが続く。

<注目馬>
サヴォーナ ②ブローザホーン ⑨ワープスピード ⑥テーオーロイヤル ⑪ゴールデンスナップ

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【ROBOTIPの勝率予測】阪神大賞典2024  血統指数×コース条件ベースによる算出結果は、勝率15%台でサヴォーナがトップ 2024年3月16日() 12:00


こんにちは!ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの孫権です。
本日は17(日)に行われるG2阪神大賞典を予想していきたいと思います。

まず、孫権のROBOTIP設定は「血統」の能力指数を100%重視しています。レース条件に応じて、必要な場合には他の能力指数(競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者)を配合しますが、基本的には「血統」指数オンリーで展開します。
そして、適性については、血統の「距離適性」「トラック適性」「周回方向適性」「G前の坂の有無適性」を配合します。
以上が、私孫権のROBOTIP設定の基本方針です。

今週も、「距離適性」30%「周回方向適性」35%「G前の坂の有無適性」35%と配合することで、右回り3000m×急坂のレース条件に極力寄せたセッティングとし、ここに斤量補正と調教補正をオンにして臨みます。
これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。


孫権ROBOTIPが弾き出したG2阪神大賞典全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑩サヴォーナ       15.48%
2 ⑭ゼーゲン        10.01%
3 ⑮ショウナンバシット   9.74%
4 ⑫ディープボンド     8.72%
5 ⑬シルヴァーソニック   8.17%
6 ③ディアスティマ     7.04%

7 ⑤ユーキャンスマイル    6.33%
8 ⑪ゴールデンスナップ    6.15%
9 ⑨ワープスピード      4.46%
10 ①プリュムドール     4.44%
11 ⑧メイショウブレゲ    4.32%
12 ④ジャンカズマ      4.24%
13 ⑥テーオーロイヤル    4.01%
14 ⑦アンタンスルフレ    3.74%
15 ②ブローザホーン     3.15%


ROBOTIPの基本的な考え方として、平均勝率(15頭立ての場合は6.66%)を上回る馬のみを馬券対象にしますので、今回の阪神大賞典では上位6頭までが馬券の対象ということに。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

 ⑩>>⑭⑮>⑫⑬>③


サヴォーナが5ポイント強の差をつけて抜け出す配置。頭数が揃った中で、相手も外枠ばかりという点は若干気掛かりですが、いずれにしても今回は心中の形をとります。
今回は、以下の馬単・3連複計15点(10,000円)で勝負とします。


【孫権の阪神大賞典勝負馬券】

馬単ながし
⑩→⑫⑬
2点×各2000円=4,000円
⑩→⑭⑮
2点×各1700円=3,400円
⑩→③
1点×600円=600円

3連複ながし
⑩‐③⑫⑬⑭⑮
10点×200円=2,000円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
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【レーティングとモノサシで考える重賞予想】阪神大賞典2024 斤量、勢いからサヴォーナを中心視 2024年3月15日(金) 18:00


今週日曜、阪神競馬場のメイン競走は阪神大賞典。JRAのレーティング(公式格付)をベースとし、これにいくつかモノサシを組み合わせ、出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシ、JRAレーティングの比較から入ろう(各馬数値は過去13ヶ月以内のものを採用)。

117 ディープボンド
115 シルヴァーソニックブローザホーン
114 テーオーロイヤル
113 サヴォーナ
112 ショウナンバシット
110 ディアスティマユーキャンスマイル
108 ワープスピード
103 ゼーゲン
101 プリュムドール
99 メイショウブレゲ
97 ジャンカズマ

(以下格付なし)

阪神大賞典の例年の勝ち馬基準値は、112~115。この記事を書き始めてからずっと結果を追っているが、古馬長距離戦は最も番狂わせが少なく、レーティング上位4頭で馬券を買えば大体当たるという、ある意味“ギャンブルとしてはつまらない”結果が多いレース分類。比較は113以上の5頭で行った。

第2のモノサシはディアスティマ。同馬は昨年から今年にかけ、上位候補馬5頭の多くが出走した①天皇賞(春)アルゼンチン共和国杯③日経新春杯に出走したが、それぞれにおける上位候補馬たちとの着差(タイム差)は以下の通りだ。

天皇賞(春) → ディープボンド(2着)タイム差-1.0秒、シルヴァーソニック(3着)タイム差-0.8秒
アルゼンチン共和国杯 → テーオーロイヤル(10着)タイム差-0.5秒
日経新春杯 → ブローザホーン(1着)タイム差-3.9秒、サヴォーナ(2着)タイム差-3.8秒

日経新春杯のタイム差は逃げたディアスティマが最下位というレースでのものなので、割り引いて考えなくてはならないのは勿論だが、第2のモノサシからは上位陣の中でテーオーロイヤルの時計が若干不利なことが分かる。また、それぞれの斤量については、ディープボンドシルヴァーソニックが58kg(天皇賞(春))→57kg、テーオーロイヤルが58.5kg(アルゼンチン共和国杯)→57kg、ブローザホーンが57kg(日経新春杯)→58kg、サヴォーナが56kg(日経新春杯)→56kg。この斤量変更を考えると、時計は若干不利だがテーオーロイヤルは今回かなり楽になるので逆転も考えられ、さらにブローザホーンサヴォーナの着順も入れ替わる可能性がありそうだ。

第3・第4のモノサシは「4角通過順位」と「上がりの速さ」。阪神大賞典を過去5年遡ってみると、3着以内馬15頭のうち、14頭93.3%が4角では7番手以内にいて、上がりがメンバー中3位以内だった馬は13頭の86.7%。前が有利というイメージはあったが、上がりについては正直ここまでか、という感じ。データに忠実にメンバーを比較してみたところ、結果は以下の通りだった(近3走の4角平均通過順位と上がり平均順位)。

ディープボンド→9番手 9.00位 シルヴァーソニック→6番手 3.33位 ブローザホーン→6.67番手 1.33位 テーオーロイヤル→6.33番手 3.67位 サヴォーナ→3.33番手 6.00位

第3・第4のモノサシ比較から分かるのはシルヴァーソニックブローザホーンテーオーロイヤルサヴォーナの比較優位。特にほぼ1年ぶりの実戦となるシルヴァーソニックは、久々を嫌って人気が集中しそうにはないので、狙いやすくなりそうだ。

諸々の比較から◎はサヴォーナ。比較結果を踏まえて56kgの斤量はかなり楽。次いで○にシルヴァーソニック。▲にはブローザホーン。馬券は◎からの馬連、馬単、ワイド。

【モノサシ比較による注目馬】
サヴォーナ ○シルヴァーソニック ▲ブローザホーン

モノサシの正誤判定は3/17(日)だ。


(文:のら~り)

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【ズバリ!調教診断(最終版)】阪神大賞典2024 筆頭はテーオーロイヤル!サヴォーナが差なく続く! 2024年3月15日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は阪神大賞典・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われる阪神大賞典の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

プリュムドール【B】
栗東CW併走(13日)。直線で鞍上が追い出そうとする際に、手前を戻す癖のある馬だが、今回はそれが目立たず、そのぶんタイムロスが少ない印象。あと少しラストの反応に鋭さがほしいところだが、全体的な走りの雰囲気は決して悪くない。それなりに立て直してきた感を受ける。

ブローザホーン【B】
栗東坂路併走(13日)。走りが硬めに映るが、そもそも稽古は地味に見せるタイプ。緩い馬場の坂路とあっては、なおさらだろう。転厩緒戦で近走の調整過程とは異なるため、評価するに難しい面はあるが、低い重心を維持して登坂するさまから、体調自体は悪くなさそう。この馬なりに順調と判断したい。

ディアスティマ【C】
栗東坂路単走(13日)。単走で流す程度の調整。それはいいとしても、四肢のさばきに軽さがなく、ラストの反応と伸びも渋い。もともと稽古映えしないタイプとはいえ、少し不安を覚える内容。現状の走りを活かすためには、他馬のキレが削がれる馬場、加えて展開の助けもほしい。

ジャンカズマ【C】
栗東CW単走(13日)。姿勢高めの走りだが、もともとそういう馬。それ自体を深刻にとらえる必要はない。ただ、ジョッキー騎乗にもかかわらず、ゴールに近づくにつれて、より首の高さが目立つようになっていたのは気がかり。前肢のかき込みは力強いのだが……。相手強化のG2で、前回を超えるパフォーマンスまではどうか。

ユーキャンスマイル【C】
栗東CW併走(13日)。フットワークは悪くないのだが、首が高く力みがちの走り。そのせいか、いい時と比べてトビが低く映るし、鞍上の仕掛けに対する反応も鈍い。稽古にムラがあるタイプという点を考慮しても、評価しにくい部分が多いように思える。このひと追いでどこまで変わるか。

テーオーロイヤル【A】
栗東CW単走(13日)。お釣り残しの内容ながらも、首を上手に使ってテンポのいい走り。無駄な動きが少なく、手前替えもスムーズ。最後まで低い重心を保ち、そのうえ完歩も広い。追い切りの動きを確認する限り、前走のダメージはなさそう。高いレベルで状態は安定している。

アンタンスルフレ【F】
名古屋ダート単走(12日・映像なし)。前走後に浦和・小沢宏次厩舎から名古屋・角田輝也厩舎に転厩。1週前および今週の追い切りの字面だけを見ると、それなりの負荷をかけてきた様子。ただ、映像がないばかりか、地方所属馬ゆえに近走との比較材料も乏しく、現段階(14日時点)での評価は難しい。今回はF判定とさせていただきたい。

メイショウブレゲ【B】
栗東坂路単走(13日)。完歩が小さくトビも低めだが、それは実戦でも同じ。ピッチ走法寄りの馬と考えるべきだろう。四肢の回転力自体は高く、フォームも比較的安定している。もう少しラストの鋭さが増せば、といったところだが、決して重苦しい動きではない。ひとまず順調とみてよさそうだ。

ワープスピード【B】
美浦W併走(13日)。やや頭の位置が高く、追い出しに対する反応も遅めだが、それは近2走の最終追い切りも同様。四肢のさばきは力強く、手前替えもスムーズ。完歩もそれなりに広い。体勢不利の形で入線したため、見た目は地味だが、元来が攻め駆けしないタイプ。この馬なりに安定。

サヴォーナ【A】
栗東坂路単走(13日)。手前を替える際に少しバランスを崩したが、この馬にはよくあること。気にする必要はない。手前替えを除けば、すいすいと軽快に登坂。荒れ馬場のなか、トビの高さを保ち、それでいて脚さばきは俊敏。鞍上の合図にも、きちんと対応していた。上々の仕上がり。

ゴールデンスナップ【B】
栗東芝併走(13日)。水分を多く含んだターフも影響したのか、反応はさほど鋭くないが、初の3000m戦に臨むことを思えば、ハミを強くかむよりはいいのかも。脚さばき自体は力強く、それでいて硬さもない。直線を向いた際に手前を上手に替えていたことも好感が持てる。力関係はともかく、稽古の気配は悪くない。

ディープボンド【B】
栗東CW単走(13日)。絶好調時に比べると、前肢の力感が気持ち薄く、フォームも若干小さく映るが、それでも四肢の可動域の広さや、トビの大きさはここに入ると上位級。仕掛けに対する反応も、前回より良くなっている。もっと上の走りがある馬ゆえ、評価はBにとどめておくが、気配自体は悪くない。

シルヴァーソニック【B】
栗東坂路単走(13日)。水分を多く含んだ馬場を苦にすることなく、首をしっかり使って活気良く登坂。四肢のさばきは力強く、体も柔らかく使えている。ラストで甘さを見せたものの、それはいつものこと。動きの質は好調時と大差がない印象を持つ。長期休養明けだが、稽古の雰囲気は決して悪くない。

ゼーゲン【C】
美浦W併走(13日)。力みがちで掛かり気味。それでも、なんとか鞍上がなだめて運んでいたが、ラストで併走相手がひと伸びしてきたのに対応できず、あっさり遅れての入線。もともと攻めで良く見せるタイプではないにしても、もう少し走りにメリハリがほしいところ。評価は上げづらい。

ショウナンバシット【B】
栗東CW併走(13日)。道中は2頭の後ろに控えて折り合いに専念。体の使い方は悪くなく、フットワークのバランスもいい。もう少し仕掛けに対する反応に鋭さがほしいが、ステッキにまったく反応しなかった、昨秋のジャパンカップ当時と比べれば、様子は良くなっている。悪くない状態。


【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。筆頭は、⑥テーオーロイヤルとする。柔らかいフットワークで、テンポ良く軽快に進む姿が印象的。フォームに関しては、前回よりも良く映るくらいだ。力を出せる態勢と判断したい。

差のない次点に、⑩サヴォーナ。悪路を感じさせない活発な動きは目を引くものがあった。以前よりストライドが大きくなっていることも好印象。高く評価したい1頭だ。

<注目馬>
テーオーロイヤル ⑩サヴォーナ

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【阪神大賞典】厩舎の話 2024年3月15日(金) 04:59

アンタンスルフレ・角田輝師「力を付けた今なら芝でも結果が出ないか。距離は歓迎です」

ゴールデンスナップ・田中克師「距離は歓迎。力試しの一戦です」

サヴォーナ・中竹師「状態はいい。あとは乗り役に任せます」

ジャンカズマ・小栗師「切れ味勝負では分が悪い。自分の形なら」

ショウナンバシット・須貝師「距離は経験済み。うまく立ち回れば」

シルヴァーソニック・池江師「体に少し余裕。使って天皇賞・春でちょうどよくなれば」

ゼーゲン・堀師「前走より状態はいい。じりじりと脚を使う感じで、この条件はベスト」

ディアスティマ・高野師「持久力勝負はきつい。リズムよくいければ」

ディープボンド・大久保師「休養は十分。ここは実績を残しているだけに見直したい」

テーオーロイヤル・岡田師「メリハリがついて体が大きくなったと思う。不安はない」

プリュムドール・奥村師「順調にこられた。スタミナ勝負なら」

ブローザホーン・吉岡師「体は小さいが、心肺機能は高い。距離はもちそうです」

メイショウブレゲ・本田師「エンジンのかかりが遅いので、早めに動いた方がいい」

ユーキャンスマイル・友道師「持久戦になった方がいい。一番得意な条件なので楽しみ」

ワープスピード・高木師「前走は位置どりが悪くなった。早め早めの競馬をしたい」

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ショウナンバシットの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月26日(日)東京12R 第43回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
※注意※ジャパンカップは12Rです。

🏇『過去5年(2018年~2022年』は👉こちら👈


<外国馬招待馬>

イレジン(コンセイユドパリ賞:1着 芝2200m(2.17.9) 中5週)<C>
☆前々走2着(フォワ賞)の『レース映像
凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞に出走して好成績を収めているが、セン馬のため凱旋門賞には出走できず。昨年はロイヤルオーク賞、今年はコンセイユドパリ賞に出走して共に勝利していて勢いはありそうだが、2年前のフォワ賞ではここにも出走するディープボンドに敗れており、これまでのレースを見ても持ち時計が遅く速い時計の競馬には向かない感じあり。


<前走:天皇賞(秋) 東京芝2000m(レース映像)> 中3週

イクイノックス(1着 494kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
前走の天皇賞(秋)では追い切り、パドック、レース内容と予想以上に完璧に近い内容。この中間も1週前に併せ馬で持ったまま楽に先着。日曜日にも坂路で速い時計を出していて、引き続き良い状態で最終追い切りを迎えられそう。

ダノンベルーガ(4着 500kg(-8kg))<C>
☆『前走の追い切り
この中間は1週前の木曜に追い切り1本と、昨年と比べても本数は少なく、動きを見ても併せ馬で併走相手に見劣る動きで期待していたほど良くなってこない。

ドウデュース(7着 512kg(+4kg))<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、パドックではフックラとまだ締まりそうな馬体。この中間もプールで毎日のように泳ぎ、1週前追い切りでは力強い動きを見せている。前走からの変わり身はあって良さそう。

エヒト(8着 462kg(-4kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックで細い感じには見えなかったが、休み明けから使われるごと馬体が減ってきていて、この中間も何とか先週金曜に1週前の時計が出せたくらいで余裕はない。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中6週

ディープボンド(3着 508kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
なかなか勝ちきれないレースが続くが、休み明けの前走は追い切りでは硬さのない走りで上々の仕上がり。この中間も前走時と同じような、坂路、坂路、CWで一杯に追われるという入念な過程を踏んできているが、1週前追い切りの動きを見ると走りが硬くやや物足りないようにも見えた。ただ1週前に良く見えた時は意外と最終追いがイマイチだったりすることがある馬なので、今回は逆に最終追い切りで硬さのないスッキリした動きなら狙いたい。

ヴェラアズール(7着 526kg(+6kg))<D>
☆『前走の追い切り
昨年は一番勢いがあった時期で、レースでも内に突っ込んでいったムーア騎手の好騎乗があっての勝利。ここ1年不振が続いているが、個人的な見解としては、胸前の筋肉が発達して前脚をかき込む走りに変わってしまっていることが影響しているのではないかと思う。胸前の筋肉が発達している割にトモの筋肉がそれと比例して成長していないぶん、前が強すぎてバランスが取れておらず、それが理由で終いの伸びが甘くなってしまい、良い頃のスピード感のある走りが近走では追い切りで見られていない。そのあたりは坂路での終いの時計にも表れていて、この点はデビューから坂路中心の追い切りだったものがここ1年はCW中心に変わっていることも影響しているのではないだろうか。今の走り方だと時計勝負の高速競馬には向かないので、合う条件に変えたほうが良さそう。

インプレス(12着 536kg(+12kg))<C>
併せ馬で遅れることがあまりない馬で、この中間は併せた相手も前走時よりも上のクラスの馬で状態面は悪くない。ただレースで前に行けなかったり、追い出されてモタれる面があったりとロスが多い点が懸念材料としてあり、このクラスになってくるとレース結果にも大きく影響してきてしまう。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中8週

タイトルホルダー(2着 472kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
休み明けのオールカマーを使われてこの中間は坂路と南Wでの調整。乗り込み量も豊富で、2週前の単走での追い切りでは良い時のものに近い動きを見せた。1週前の併せ馬は反応がイマイチに感じたが、それでも本数も乗られていて反動はなさそうなので、最終追いは単走で速い時計が出ていれば理想的。

チェスナットコート(15着 462kg(-15kg))<E>
前走のパドックを見ると、日経賞で2着に好走した頃のスラっとした感じからガッチリとしたダート馬の馬体に変わっていて、年齢的にも大きく変わる感じはない。


<前走:その他のレース出走馬>

パンサラッサ(ドバイWC:10着 ダ2000m 8ヶ月)<D>
☆『前走の追い切り
繋靭帯炎による休養からの休み明け。矢作厩舎なのでそれほど乗り込まれていないが、1週前がCWでの併せ馬で本来の調整内容ではない。動きを見ても大差先着はしているが、内外の併走相手はまともに追われておらず、追い比べの併せ馬にはなっていないので仕上がっている調教内容ではない。

リバティアイランド秋華賞:1着 芝2000m 476kg(+10kg) 中5週)<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
同じ休み明けでも桜花賞時と比べると前走の秋華賞の時にはかなり攻めた内容の調整で、+10キロでも仕上がりは良かった。休み明け2戦目は気合乗りが良くなったり、テンションが高めになる馬。前走が前述の攻めの調整内容だったことを考えると、馬体は仕上がっておりこの中間は単走で馬なりでの調整で十分。あとは最終追いで川田騎手が騎乗して反応を確かめる程度で仕上がる。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 6ヶ月半)<C>
☆『前走の追い切り
蹄の不安で天皇賞(秋)を回避。1週間休ませての仕上げ直しで1週前追い切りこそ南Wでの併せ馬だったが、日曜日にも2週連続で坂路で速い時計を出していて急仕上げ気味。

スタッドリー(ケフェウスS:2着 芝2000m 512kg(-6kg) 中9週)<D>
休み明け2戦目だが前走から中8週での出走の割に追い切りの本数が少なく、強めにも追われてもいない。1週前の動きを見ても前が上がり気味でバネがない走り。

フォワードアゲン(ケフェウスS:6着 芝2000m 426kg(±0kg) 中9週)<D>
この中間、乗り込み入念で速い時計は出ているが内めを走ったものばかり。1週前追い切りの動きを見ると、併せ馬ではないが外めを走っている他厩舎の馬にスイスイ抜かれている。

ショウナンバシット菊花賞:11着 芝3000m 492kg(+6kg) 中4週)<C>
☆『前走の追い切り
乗り込みは豊富なこの中間だが、春の調子が良かった時のような坂路での好時計が出てこない。

トラストケンシンダイヤモンド゙S:11着 芝3400m 472kg(-2kg) 9ヶ月)<E>
長期休養明けもこの中間美浦坂路での4本のみで目立つ時計も出ていない。

ウインエアフォルク(古都S:5着 芝3000m 470kg(-6kg) 中3週)<D> ※除外対象馬
前走時までは南Wで終い良いタイムもマークされていたが、この中間は内めを走って平凡な時計で上積みなし。

クリノメガミエース(兵庫クイーンC:4着 ダ1870m 482kg(-2kg) 中3週)<E> ※除外対象馬
この馬なりに前走時よりも追い切りで好タイムは出ているが、芝のレースは1回しか走ったことがなく距離も長めでの勝利が少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスリバティアイランドドウデュースの3頭をあげておきます。


◇今回はジャパンカップ編でした。
先日、北海道の浦河にある『軽種馬育成調教センター(BTC) 』を見学させてもらえる機会があり、渋谷区と同じくらいの広さがあるというその壮大なスケール感に圧倒されてきました(個人的にはここに夏場だけオープンする宿泊施設や、馬のアミューズメントパークつきの競馬場でも作ってしまえばいいのに……と思ってしまいました)。緑一杯の果てしなく続く芝コースに、屋内コースだけでも1000mある坂路、直線1000mのウッドチップ、600mのダートトラックコースと、雪の降る季節でも十分に調教できる施設が備わっていて、調教技術の進歩とこれだけの施設で調教されている日本の馬が強くなっているのにも納得しました。日本のトップが世界1であるということはそれ以外の馬たち全体もレベルアップしているということでもあり、どうしても強い馬がJRAに集中してしまうのは仕方がありませんが、昨今では地方競馬にも確実にレベルの上がっている馬たちが多くなってきているのも事実。これから先地方から強い馬が出てくる機会が多くなって交流レースがさらに盛り上がっていくのではと期待しています。
そんなハイレベルの日本馬トップが出走する今年のジャパンカップ。過去5年の連対馬の調教内容を調べてみたところ、1週前、最終追い切りと2週連続馬なりでの調整の馬が半分の5頭というのが目立ちました。このレースに関しては、秋華賞菊花賞天皇賞(秋)など秋の最初の目標になるレースがあり、そこを使って参戦してくる馬も多いことからこのような傾向が表れているのではないかと思います。そのことから、前走秋のG1レースを好走している場合は馬なり中心の調整タイプを、ジャパンカップを目標に使ってきているローテなら1週前か最終追い切りで強めの追い切りを行っている馬を狙ってみることをおススメします。


ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年10月19日(木) 15:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 菊花賞2023
閲覧 1,753ビュー コメント 0 ナイス 4



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月22日(日) 京都11R 第84回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:セントライト記念 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ソールオリエンス(2着 460kg(±0kg))<B> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走はパドックではまだ馬体に余裕がある感じで緩さがあった。前走を使われてのこの中間も、南Wで2週前、1週前と追われて好時計が出ている。ただ、1週前の併せ馬では直線強めに追われたものの併走相手のウインマリリンを突き放すことができず、重さを残した印象の走りだった。

ウインオーディン(6着 482kg(+4kg))<B>
休み明けを2回使われてこの中間は南Wと坂路で入念な調整。1週前追い切りでは楽な手応えで先着と、上積みが期待できそう。


<前走:神戸新聞杯 阪神芝2400m(レース映像)> 中3週

サトノグランツ(1着 492kg(+2kg))<A> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
前走は阪神での重賞勝ちも春には京都コースで重賞を勝っていてコース適性は高い。前走時は、休み明けだったが最終追い切りの動きがかなり良く、パドックでもスッキリした馬体を見せ好仕上がりだった。この中間も坂路中心にプールも併用しての調整となっており、1週前追い切りでは3頭併せで素軽い動き。上積みが見込める。

サヴォーナ(2着 528kg(+12kg))<A> 優先出走馬
前走は休み明け、コラムでも指摘した通り馬体が増えていてパドックでは明らかにお腹の辺りに余裕があった。それでもレースでは好位からしぶとく伸びて差のない2着に好走。この中間は1週前にCWで強めに追われて併せて先着と、前走を使われての上積みには十分期待がもてる。

ファントムシーフ(4着 502kg(+12kg))<C> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走、馬体重は10キロ以上増えていたが太め感はなかった。この中間は、1週前に3頭併せの外を一杯に追われ力強く伸びて先着を披露。ただ、前走のレース内容やこの中間の追い切りと頭が高くなり前に伸びるというより上に抜けてしまう感じの走りになっている点がどうか。

ハーツコンチェルト(4着 492kg(-2kg))<C>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、マイナス体重も動きが鈍くまだ締まりそうな馬体だった。この中間、1週前追い切りでは前走でも併せた未勝利馬にしぶとく食い下がられていて、調子の良し悪しというよりは右回りだと反応が鈍い。

ショウナンバシット(7着 486kg(±0kg))<A>
休み明けの前走は最終追い切りで抑えきれないほど気合乗り抜群で、かなり良い出来に見えて本命◎に指名。ただ、レースでは勝ち馬の後ろを追走してきて直線でジリジリしか伸びなかった。この中間も2週前、1週前とCWで速い時計をマーク、1週前を見ると楽な手応えでここもかなり良い動きと、出来自体は引き続き良好に映る。

マイネルラウレア(8着 496kg(-6kg))<C>
休み明けの前走時は、追い切りでの動きが重く当日マイナス体重でも緩さが残っていた感じ。休み明け2戦目となる今回、1週前にCWで追い切られたが前走時よりも時計がかかっていて、良化は思いのほかスローとの印象。

シーズンリッチ(10着 498kg(+8kg))<D>
☆『前走の追い切り
前走のパドックではいつものうるさい面はまだマシだったが、レースではペースが緩むと行きたがってしまい4角早め先頭も直線早々に脚が上がってしまった。この中間も栗東での調整が続くが、頭が上がり気味の走りで物足りない内容。

ナイトインロンドン(11着 482kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走は追い切りの動きが良く状態十分といった具合に映ったが、パドックでは周りを気にしていてやや集中力を欠く感じだった。この中間も1週前に南Wで追い切られて動きは前走時よりも良く、競馬場は違うが長距離輸送も2度目となるため、前走よりも気持ちの面で良いほうに向きそう。


<前走:その他のレース出走馬>

タスティエーラ日本ダービー:1着 芝2400m 478kg(±0kg) 5ヶ月)<A>
☆『前走の追い切り
ダービーからの休み明けになるが時計を出し始めた3週前からいきなり3頭併せで速い時計を出して先着と重め感はまったくなく元気な走りで牧場での調整が順調だった感じ。1週前の追い切りでも直線強めいに追われて一気に突き放し力強い動き。今回は長距離輸送があるので1週前でこれだけ出来ていれば直前は馬なりで十分な仕上がり。

トップナイフ札幌記念:2着 芝2000m 482kg(-2kg) 中8週)<B>
前走は軽めの調整2本で出走だったので軽視したが、ジョッキーの好騎乗で2着に好走。この中間は栗東CWを中心に乗られていて、日曜には坂路でも速い時計と、反動よりは上積みのほうを感じ取れる過程となっている。

ノッキングポイント新潟記念:1着 芝2000m 494kg(+6kg) 中6週)<C>
☆『前走の追い切り
前走は古馬相手に重賞制覇。状態も良かったとは思うが、好騎乗、枠順、斤量面と恵まれた面もあり、すべてが上手くいった感じだった。この中間も南W中心の調整で、日曜には改修された坂路での調整に戻って優秀な時計をマーク。ただ前走時もパドックでチャカチャカした面を出しており、距離延長がプラスにはなるかというそうではなく……。

ドゥレッツァ(日本海S:1着 芝2200m 456kg(-6kg) 中8週)<A>
前走3勝クラス勝ちで未勝利から4連勝。その間京都新聞杯1、2着馬に先着していて能力は高い。これまでの調教では併せ馬で遅れたことがなく、この中間は1週前追い切りで抑えきれない手応えから直線併走相手を一気に突き放す上々リハを見せてきた。引き続きかなりの好状態だろうう。

ダノントルネード(日本海S:8着 芝2200m 514kg(±0kg) 中8週)<D>
☆『前々走の追い切り
休み休み使われてきている馬だが、前走時のパドックでは馬体重こそ増減なしでもふっくらした感じがなく硬さを感じる馬体だった。この中間も併せ馬での追い切りが1本のみで、1週前も月曜こそ坂路で終い速い時計を出しているものの水、土、日と軽めの調整に終始。ビシッと追われていない点はマイナスになりそう。

パクスオトマニカ(レパードS:15着 ダ1800m 488kg(+2kg) 中10週)<D>
☆『前走の追い切り
前走はダートが向かないところもあったかもしれないが、追い切りでも終いの時計がかかっていた。この中間も南Wで乗られているが、春の良い時と比べるとまだ物足りない。

リビアングラス(阿賀野川特別:1着 芝2200m 500kg(+12kg) 中8週)<A>
☆『前々走の追い切り
デビュー戦の時から毛艶が良く好馬体で、パドックでは毎回目にとまる馬。跳びが大きく切れる感じはないが、先行力がありしぶとさも兼ね備える。淀の3000mは絶好の舞台だろう。休み明けの前走は馬体が増えていたが太め感はなく、むしろ迫力が増した感じで成長著しい。ローテーションに余裕があり、この中間はこれまでの坂路中心からCWを長めからのメニューに変えてきている。併せ馬でも先着をはたすなど、休み明けを使われての上積みが感じられる。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(レース映像)中山芝2000m
2着:⑧トップナイフ、4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
共同通信杯レース映像)東京芝1800m
1着:⑧ファントムシーフ、4着:⑥タスティエーラ、5着:⑪ウインオーディン、6着:④シーズンリッチ
◇弥生賞(レース映像)中山芝2000m
1着:⑥タスティエーラ、2着:④トップナイフ
皐月賞レース映像)中山芝2000m
1着:①ソールオリエンス、2着:⑭タスティエーラ、3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、7着:⑧トップナイフ、8着:⑥ウインオーディン、14着:⑱マイネルラウレア
京都新聞杯レース映像)京都芝2200m
1着:⑥サトノグランツ、2着:⑦ダノントルネード、3着:⑫リビアングラス、5着:②マイネルラウレア
日本ダービーレース映像)東京芝2400m
1着:⑫タスティエーラ、2着:⑤ソールオリエンス、3着:⑪ハーツコンチェルト、5着:⑮ノッキングポイント、7着:⑬シーズンリッチ、8着:⑭ファントムシーフ、11着:⑱サトノグランツ、13着:⑯パクスオトマニカ、14着:④トップナイフ、16着:⑥ショウナンバシット


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラドゥレッツァリビアングラスサトノグランツショウナンバシットサヴォーナの6頭をあげておきます。



◇今回は菊花賞編でした。
菊花賞と言えば、芝3000mという出走馬にとって未知の距離とともにポイントとなるのが、3コーナーからの下り坂ではないかと思います。特にここ2年はリニューアル工事で開催がなかったこともあり、京都競馬場でレースを経験したことのある馬も出走馬中4頭で、それら馬たちも京都新聞杯の1回のみ。1度しか走っていないからあまり参考にならないと考えるか、経験できている点は大きなプラスになると考えるかは意見が分かれるところだと思いますが、私個人としては特殊なコースであることから1度でもこのコースを走っている点はプラスになるのではないかと思っています。さらに、当時騎乗していた騎手が今回も同じ馬とタッグを組んで出てくる場合は相当メリットが大きいと踏んでいます。
そのほか、京都競馬場で開催された過去5年(2016年から2020年)の連対馬の調教内容について見てみたところ、1週前にCW及び南Wで追い切られていた馬が10頭中9頭、最終追い切りはCW及び南W5頭、坂路4頭、芝コース1頭となっており、1週前にWコースで追い切っていた馬がほとんどだった点が特に目立ちます。やはり長距離戦ということで、中間に長めからの追い切りは必要になってくるということでしょうか。坂路だけササっとやっている馬は軽視したほうが良さそうです。
最後に、個人的なおススメポイントとして、長距離での実績が良い騎手と何だかんだで距離が長いのでロスなく走れる内枠の馬は注意、この2点を記して締めくくりたいと思います。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年9月21日(木) 10:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 神戸新聞杯2023 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月24日(日)阪神11RR 第71回神戸新聞杯(3歳G2・芝2400m)


【登録頭数:13頭】(フルゲート18頭)


<前走:日本ダービー出走馬 芝2400m(レース映像)> 4ヶ月

ハーツコンチェルト(3着、494kg(-4kg))<A>
青葉賞、ダービーとここ2戦は追い切りの動きも良くレース内容も良かった。休み明けのこの中間も、乗り込み豊富で追われるごと時計を詰めている。早めの栗東移動で1週前には3頭併せで強めに追われて先着と、仕上がりも良さそう。
☆『前走の追い切り

シーズンリッチ(7着、490kg(-2kg))<C>
パドックではテンションが高くなるところがあり、レースでも行きたがる面がある馬で今回急に良くなるということはなさそう。この中間は、1週前にジョッキー騎乗で一杯に追われていて好時計で先着と状態面は好印象。ただ、2400mでは前走のように行きたがってしまい、折り合い面での不安が残る。
☆『前走の追い切り

ファントムシーフ(8着、490kg(-4kg))<A>
前走のダービーでは追い切りに3週連続武豊騎手が騎乗していたが、かなりハードに追われていてやや強く追いすぎたかもしれない。新馬、野路菊Sと連勝しているときの追い切りでは一度もジョッキーを乗せていなかったので、普段から乗りなれている調教助手が騎乗して仕上げたほうが良いのかも。この中間は一度もジョッキーを乗せていないので、このまま最終追い切りでも助手騎乗で追ってくるようなら、今回は好仕上がりでの出走が見込める。
☆『前走の追い切り

サトノグランツ(11着、490kg(-4kg))<C>
前走時は、京都新聞杯から間隔が詰まっていて疲れが取れず1週前追い切りが坂路で軽めの調整だった。この中間は2週前に強めの追い切り、1週前は馬なりでの併せ馬を消化している。乗り込み豊富ではあるのだが、1週前に見せた動きは、重心が高い走りで物足りな印象だった。
☆『前走の追い切り

ショウナンバシット(16着、486kg(-12kg))<B>
前走時は追い切りでは伸びきれていない様子で、パドックでもテンションが高め、馬体も減り続けていてあまり状態は良くなかった。レースでも行きっぷりが悪く後方からとなり、直線も見せ場なく終わってしまった。この中間は休み明けで乗り込まれているが、2週前、1週前と併せ馬で先着しており、前走時よりは良化の気配。
☆『前走の追い切り


<前走:その他のレース出走馬>

マイネルラウレア京都新聞杯:5着 芝2200m 502kg(-8kg)4ヶ月半)<C>
前走の京都新聞杯は、内ラチ沿いを追走していたものの、直線では外に出したぶん上位争いから遅れてしまった格好。コース取りによっては勝ち負けしていたかもしれない脚を使っていた。中間、1週前にはCWで上々の時計で先着しているが、休み明けもあってか坂路での時計はまだ重さが残る感じがある。
☆『前走の追い切り

サヴォーナ(信夫山特別:1着 芝2600m 516kg(+2kg)中9週)<B>
大きな馬でドッシリとした印象を覚えるレースが多かったが、前走時はトモが締まってこれまでで一番シャープな馬体でレースに臨めた。追い切りも使われるごと時計を詰めてきているところがあり、この中間も2週、3週前に坂路で好時計をマークしている。間隔が空いて馬体が戻ってしまう可能性もあるが、状態面は上々。
☆『前々走の追い切り

サスツルギ(木曽川特別:1着 芝2200m 480kg(-2kg)3ヶ月〕)<C>
デビュー戦からルメール騎手が乗っていたが、スタートが遅く、前でレースができないところがあり脚を余すことも多かった。ここ2戦は、相手関係に恵まれたところもあり力の違いで勝ち切った。とはいえ今回も後方からのレースとなりそうで、相手も強くなり展開の助けも必要になってきそう。この中間も早めに栗東に入って調整されているが、CWでの時計にやや物足りなさが窺え、このあたりもスタート後のモタつきに影響してきそう。

ナイトインロンドン(阿寒湖特別:1着 芝2600m 476kg(+6kg)中7週)<B>
2400m以上のレースで未勝利から3連勝。使われるごとにパドックでは素軽さが出てきて、レース内容が良くなっている。この中間も、1週前に長めから強めの追い切り、そして今回は輸送もあるので日曜日にも強めに追われてと、好気配が漂う。母父メジロマックイーンのように芦毛で、素軽く長く良い脚を使えるところがあり、京都の3000mでこそ走りを見てみたいと思わせる馬。先週は母父トウカイテイオーの仔が勝っているので、同馬との対決が実現すれば本番は盛り上がりがプラスされることに。

ロードデルレイ(赤倉特別:1着 芝2000m 482kg(+2kg)中2週)<A>
休み明けの前走は、坂路とCWで入念な乗り込みで好時計を連発していたが、パドックではまだ馬体に緩さを覚えた。レースは早め先頭からのクビ差での勝利も、抜かれる感じはなく着差以上に2着馬とは力の差を感じる内容。この中間、中2週での出走で1週前は金曜日に坂路で馬なりというメニューだったが、終いの時計は良い。前走時、馬体に余裕があったので、最終追い切りで強めに追ってくるようなら、上積みも見込める。

ビキニボーイ(日本海S:5着 芝2200m 500kg(+6kg)中4週)<C>
中央に戻り新潟で2戦。転入前よりも坂路での時計が良化し状態面はかなり良かったと思われるが、伸びそうで伸びきれていなかった。この中間も、坂路・CWで好時計が出ていて好状態は伝わってくるが、首が高く、洋芝かダート向きという走りをしていて、野芝でのこの開催は状態が良くてもマイナス。

スマートファントム(香嵐渓特別:1着 芝2000m 460kg(±0kg)中8週)<C>
デビューから阪神で使われることが多く、後方から終いを活かすももうひと伸びが足りずという内容が続いていた。ここ2戦は中京で好走しているが、2走前は勝ち馬から離された2着で、前走はコース取りの差が大きかった。走りを見ると重心が低く安定感のあるフォームだが、右回りよりも左回りのほうがベターという印象。距離も2400mは長いか。この中間も、CWで好時計がマークされていて出来自体良いのだろうが、勝ち切れなかった阪神のこの距離で相手が強くなると厳しくなる。

バールデュヴァン(HTB賞:4着 芝1800m 504kg(-2kg)中6週)<C>
芝、ダートの短距離から中距離まで様々な条件を使われてきている馬だが、レース内容と調教内容を見ると短距離が向いているような気も。この中間も、坂路で好時計こそ計時されているもののスピードが勝っている感じで、前走からさらなる距離延長での2400mでは苦戦必至か。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ハーツコンチェルトファントムシーフロードデルレイナイトインロンドンの4頭をあげておきます。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(レース映像
4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
共同通信杯レース映像
1着:⑧ファントムシーフ、6着:④シーズンリッチ
皐月賞レース映像
3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、14着:⑱マイネルラウレア
青葉賞レース映像
2着:④ハーツコンチェルト、6着:⑩サヴォーナ
京都新聞杯レース映像
1着:⑥サトノグランツ、5着:②マイネルラウレア


◇今回は神戸新聞杯編でした。
今週は関西圏での菊花賞トライアル・神戸新聞杯となりますが、過去5年の連対馬10頭すべてが関西馬。そして、前走が日本ダービーだった馬が9頭。ダービーからの休み明けの関西馬をシンプルに買えば当たるということになりそうですが、それらの馬の調教内容を振り返ると、「1週前強め→10頭中7頭」、「最終追い切り強め→10頭中4頭」となっていました。ただし、最終追い切りを強めに追われていた馬4頭については、1週前にも強めに追われていたという共通点がありました。こうした傾向から、狙い馬は前走日本ダービーに出走していた馬で、「1週前強め→最終追い切り馬なり」、「1週前強め→最終追い切り強め」のいずれかのパターンで出走してくる馬、ということになろうかと思います。


神戸新聞杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年9月15日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】中山芝は「内枠有利」というより「外枠不利」でスタート/セントライト記念展望
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セントウルSはテイエムスパーダが逃げ切り勝ち。ブービー人気、単勝万馬券という大波乱だった。同馬は昨年のCBC賞の覇者ながら、以後は不振続き。7戦連続で掲示板にすら載れない状況だったが、開幕週の馬場を生かした逃げで一変した。

振り返れば阪神開催時のセントウルSは開幕週ゆえに夏競馬の延長戦の色が濃く、幾度となくスピードのある馬が波乱を巻き起こして来た。2015年には3歳馬アクティブミノルが10番人気の低評価を覆し逃げ切り勝ち。同馬は前年の函館2歳Sの覇者だったが、その後は勝てておらず、前走の大敗もあり人気が急落していた。2017年にはアイビスサマーダッシュを8番人気の低評価を覆して制したラインミーティアが、引き続き6番人気という低評価ながら2着と連続激走。

阪神開催のセントウルSはスピードが生きる…というのは、来年以降も覚えておきたい。

~結局競馬は同じことの繰り返し

もっとも、これはセントウルSに限らず、基本的に競馬は同じことの繰り返し。だいたいが同じ日程で繰り返されているのだからそれも当然だろう。セントウルSであれば昨年までの中京開催時は例外で、それよりも4年前までの阪神開催時にヒントがあった。

一方、昨年までの傾向がそのまま参考になりそうなのが中山開催。昨年秋の中山芝はほぼ一貫してイン有利が続き、雨の影響を受けた2週目の3日間開催時以外はイン有利。最終週のスプリンターズSも内枠のジャンダルムが最短距離を走って穴をあけた。

今年の開幕週の傾向にも注目していたが、やはりイン有利でスタート。もっとも、データソフト等で先週の中山芝の枠別傾向を見ると意外なほどフラットに見えるかもしれないが、これには少しトリックがあった。

例えば先週の中山芝の8枠の成績は以下の通り。

・9/10-11 中山芝8枠成績(2-3-2-17)

これだけ見るとそれなりに8枠が走っているように見えるが…その実態はといえば少頭数ばかり。データ上は8枠といっても、馬券に絡んだ7頭の馬番の内訳は以下の通りだった。

・8枠8番 1頭
・8枠9番 3頭
・8枠10番 3頭

ご覧の通り。そこで、改めて馬番別の成績を見てみると、やはり先週の中山芝は外が明らかに不利だった。

・9/10-11 中山芝12番より外枠の成績(0-0-1-14)

唯一馬券に絡んだのは紫苑Sのシランケドのみで、この中には紫苑Sで1番人気に支持されながら10着に敗れたグランベルナデット(7枠14番)も含まれている。以上からも、今年の秋の中山開幕週の芝はイン有利、より正確にいえば外枠不利でスタートしたとみて間違いない。今後の天候次第だが、極端に悪化することがなければ、最終週のスプリンターズSまで、昨年のように内が伸びるレースになる可能性が高いかもしれない。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/9(土)中山6R ピカリエ 5番人気2着

スタートで立ち遅れたために位置取りは悪くなったが、後方から道中で楽に盛り返して外から追い上げ、直線もしぶとく伸びて2着を確保。かなり下手なジョッキーである柴田大知騎手が足を引っ張っていた馬だが、今回は鞍上強化で変わり身を見せた。もともと能力的に1勝クラスなら上位。引き続き中山ダート1200mで続戦なら軸としての信頼度は高い。

~今週末の注目馬~

今週はセントライト記念から。

シャザーン岩田望来騎手)

注目はシャザーン岩田望来騎手。
春はすみれSでショウナンバシット皐月賞5着馬)を差し切って勝利。皐月賞では6着、日本ダービーでは9着と及ばなかったが、G1でもそれなりに戦えたようにポテンシャルは高い。セントライト記念は上がり馬よりも実績馬に妙味があるレースで、特に春のクラシックで勝ち負けまでは持ち込めなかったような馬がしばしば穴になる一戦。母クイーンズリングは同じ2200m重賞のエリザベス女王杯勝ち馬で、本馬もこれくらいの距離が一番合いそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月26日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本ダービーの穴は皐月賞○○馬/日本ダービー展望
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オークスリバティアイランドが好位から難なく抜け出し2冠達成。ゲートや距離など、懸念した課題をあっさりとクリアして、6馬身差の完勝だった。順調なら秋華賞もかなり有力で牝馬3冠の期待が大きく膨らみそうだ。

2着ハーパーリバティアイランドの後ろをマークする形で追走。強い馬の後ろは進路ができるということを上手く利用した好騎乗だった。今回は相手が悪かった。3着ドゥーラは昨年札幌2歳Sの勝ち馬。札幌2歳Sでは今回穴人気していたドゥアイズを下しており、その後のチグハグな内容で人気急落だったが、ポテンシャルは高かった。

15番人気ドゥーラの3着激走により、オークスはこれで4年連続2ケタ人気馬が馬券圏内。カレンブーケドールウインマイティースタニングローズはその後も活躍しており、結果的にはオークス時点での人気がなさ過ぎただけ。ドゥーラも今後の成長次第では期待できそうだ。

さて、今週末はいよいよ競馬の祭典・日本ダービー。同じ東京芝2400mが舞台になるが、オークス桜花賞から800mの距離延長、3歳牝馬にとって過酷ともいえる2400m。一方、日本ダービー皐月賞から400mの距離延長。中山最終週の皐月賞はスタミナも問われるレースで、そこで好走できている馬の多くは、距離不安はない。したがって、基本的には皐月賞で上位好走馬や上位評価を受けていた馬が順当に走るレースだ。

人気面の傾向を見ても明らかで、過去10年の連対馬20頭のうち19頭は5番人気以内。逆にいえば6番人気以下で連対圏まで来た馬は2019年の勝ち馬・ロジャーバローズただ一頭だけ。同じ2013年~2022年の10年間でのオークスのデータを見ると、6番人気以下の馬が5連対と健闘しており、波乱度でいえば日本ダービーオークス。ダービーは基本的に人気馬の中から軸を選ぶレース。

一方で3着まで広げると、過去10年で6番人気以下の馬が下記の通り6頭馬券に絡んでいる。穴を狙うならこのゾーンだろうか。

2013年 アポロソニック 8番人気3着
2014年 マイネルフロスト 12番人気3着
2018年 コズミックフォース 16番人気3着
2020年 ヴェルトライゼンデ 10番人気3着
2021年 ステラヴェローチェ 9番人気3着
2022年 アスクビクターモア 7番人気3着

前述した伏兵で唯一連対(勝利)したロジャーバローズは1枠1番だったが、穴をあけた上記6頭のうち5頭も真ん中より内寄りの枠に入っていた。というわけで、日本ダービーは5番人気以内の能力上位馬と内枠の伏兵でだいたい決まるというのが過去の傾向…と書いてはみたものの、ありきたりでまったく面白くない。

加えて近年のダービー当日の馬場は以前ほど内有利にはならなくなっており、果たして上記のデータ通りに決まるのだろうか?

というわけで、別の視点でもう一つ。近年は皐月賞当日の馬場悪化が顕著で、明らかに当日は内枠が不利な馬場になっている。その視点で見ると、ヴェルトライゼンデ皐月賞で4枠8番、ステラヴェローチェは同2枠3番、アスクビクターモアは同1枠2番。いずれも不利な内枠でひとケタ着順に踏ん張っていた。

この理論で行くならば、今年も皐月賞内枠馬の巻き返しが怖い。4番枠で5着のショウナンバシット、8番枠で7着のトップナイフ、5番枠で9着のフリームファクシが該当するが…。どうも歯切れが悪いのはこの3頭いずれも中山の方が合っていそうな点。そこでもう一頭穴馬を考えるならばベラジオオペラはどうか。皐月賞は外枠だったが、道中外からマクられ、内で苦しい競馬。それでもラストはそこそこ粘っていた。スタミナもありそうなので、少し相手に加えてみてもいいかもしれない。

~今週末の注目馬~

というわけで今週も、最後は日本ダービーの注目馬で締めたい。

タスティエーラ(ダミアン・レーン騎手)

注目はタスティエーラ&ダミアン・レーン騎手。
共同通信杯→弥生賞→皐月賞日本ダービーという最近のトップホースにしてはやや詰まったローテでの参戦になるが、差し遅れた共同通信杯から弥生賞ではキッチリ巻き返し、皐月賞でもソールオリエンスの差し脚には屈したものの2着と好走。トップレベルの能力を見せた。
今回さらにプラスになりそうなのがレーン騎手の騎乗。前2走の手綱を取った松山騎手も上手く乗っていたが、本馬に関していえば追わせるタイプなので外国人騎手と手が合いそう。実際デビュー戦でムーア騎手が騎乗した際の伸びが一番良かった。ヴィクトリアマイルソダシオークスコナコーストと、レーン騎手はG1での乗り替わりで結果を出し切れていない影響で多少人気面が甘くなりそうな点もプラス。ソフトタイプ向きでいかにも手が合わなそうだったコナコーストとは異なり、タスティエーラはハードに追われて伸びる馬。この乗り替わりはプラスになる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月25日(木) 08:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック+『ウマニティプロ総勢24名の注目馬一挙大公開SP!』 日本ダービー2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月28日(日) 東京11R日本ダービー東京優駿)(3歳G1・芝2400m)




⛅⛈☀☂今週の馬場状態が気になる方は
『東京競馬場の馬場状態』で確認を!




【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)


<前走:皐月賞出走馬>(中5週)

ソールオリエンス(1着、462kg(±0kg))<A><優先出走馬>
今回は中5週での出走となるが、これまでと同じような調整内容で1週前追い切りでは抜群の伸び脚を披露。前走からの上積みも期待できそう。

タスティエーラ(2着、478kg(-6kg))<A><優先出走馬>
皐月賞はあの馬場を早めに動いて普通なら勝っていた内容で、地味な馬だが一番強い競馬だった。この中間も2週前、1週前と南Wで追い切られていて動きも素軽さが出てきている。初騎乗となるDレーン騎手とも相性は抜群で、ここも前走以上の出来で出走の公算大。

ファントムシーフ(3着、494kg(-8kg))<B><優先出走馬>
前走時の追い切りでは終い伸びきれていない感じだったが、1週前追い切りではラストの伸び脚もしっかりしており使われてきての上積みが窺えた。ただどちらかというとパワー型の走りをしており、上りが速くなるようだと分が悪いかもしれない。

メタルスピード(4着、504kg(±0kg))<B><優先出走馬>
使い詰めできていた前走だったが、最終追い切りでは持ったまま馬なりで楽に先着と好仕上りだった。この中間も併せ馬で先着と、引き続き良い状態をキープ出来ている。

ショウナンバシット(5着、498kg(+2kg))<C><優先出走馬>
前走はパドックでは無駄肉がなく好馬体で好仕上がり。レースでは、ロスなく内を追走して直線に向き、スムーズに外に出してそこから伸びそうで伸びきれずの5着。この中間も入念に乗り込まれていて出来は良さそうだが、左にモタれるところがあり、追い切りでも終い伸びきれず遅れることが多く、その終いの甘さをどうカバーできるか。

シャザーン(6着、500kg(+4kg))<A>
休み明けの未勝利から前走の皐月賞までは追い切りでは重さがあり、パドックではまだ絞れそうな馬体に映った。素質だけでここまで来た感じだったが、この中間はこれまで通りのCWに加え、日曜日の坂路も2回速い時計を出してビッシリと仕上げてきた様子。1週前追い切りでは素軽さが出てきていて、馬体が前に伸びる走るに変わっている。デビュー以来ベストの状態でレースを迎えられそう。

トップナイフ(7着、488kg(+4kg))<C>
前走時は直前の追い切り内容が軽すぎたこともあり評価を下げた。この中間は、これまで通りのCWを長めからに加えて、日曜日にも坂路で時計を出しており、2~3走前と同じような調整内容に戻った。ただ1週前追い切りは、持ったままの併走相手に対して手綱をしごいて何とか少し前に出たといった具合で、首も高く伸びきれていない動きだった。

フリームファクシ(9着、506kg(+4kg))<C>
休み明けの前走時、パドックでは毛艶こそ良かったもののまだ絞れそうな馬体に見えた。CWを長めから3本追われているこの中間だが、1週前追い切りの時点でもまだ重さが残る動き。残り1週でどこまで上積みがあるか。

ベラジオオペラ(10着、496kg(-4kg))<B>
前走時は追い切りの動きも良く、パドックでも無駄肉がなく毛艶もピカピカで好仕上がりだったが、道悪のハイペースを先行する形で早めに脚が上がってしまった。この中間も乗り込み豊富で1週前追い切りでは力強く伸びて先着と、調子落ちは感じられない。

グリューネグリーン(11着、480kg(-4kg))<C>
新馬、未勝利と東京でのレースを見ると左回りのほうが向く印象。前走時は追い切りの動きがかなり良く出来は良かったはずだが、馬場の悪いところを先行する競馬になってしまったことがすべて。1週前追い切りは、伸びきれず併走遅れで重い動きに映った。

ホウオウビスケッツ(17着、494kg(±0kg))<C>
普段の追い切りでもかなり速い時計が出る馬。1週前追い切りでは行きたがるところを抑えながらの内容で、調子は悪くないと思うがスピードがあり過ぎる印象。短距離向きでこの距離は向かないのではないか。






<前走:青葉賞出走馬>(中3週)

スキルヴィング(1着、524kg(±0kg))<A><優先出走馬>
休み明けの前走時、パドックではやや余裕が感じられた。この中間もしっかりと乗り込まれ、疲れはなさそうで休み明け2戦目での上積みが期待できそう。

ハーツコンチェルト(2着、498kg(-10kg))<B><優先出走馬>
前走時はしっかり乗り込まれていて、追い切りの動きも上々で仕上がりは良かった。この中間も1週前は馬なりでの調整も、疲れなど感じさせない良い動きを披露していた。





<前走:その他のレース出走馬>

ドゥラエレーデ(UAEダービー:2着、前走海外出走 中2週)<C>
前走UAEダービーに出走しての帰国初戦。この中間はプール調教とCWを長めからの追い切りが多く、調整過程がこれまでと違う。1週前の動きを見ると強めに追われて疲れ自体はなさそうだが、何かを元に戻そうとしているような印象を覚えた。

サトノグランツ京都新聞杯:1着、494kg(+4kg)中2週)<C>
京都新聞杯からの中2週での出走。この中間は、1週前追い切りは馬なりでの調整だったが、フラつくなどやや疲れを残しているか。

シーズンリッチ毎日杯:1着、492kg(-8kg)中8週)<C>
前走から中8週で乗り込み豊富。時計も上々だが、行きたがる面があり距離延長は折り合い面でマイナスとなりそう。

ノッキングポイント毎日杯:2着、484kg(-2kg)中8週)<B>
この中間は間隔が空いていることもあり、南Wに加えて坂路でも速い時計が出ていて、優秀な内容を見せている。なかなか乗り難しそうな馬だが、出来は引き続き良好といった感触。

パクスオトマニカ(プリンシパルS:1着、494kg(-2kg)中2週)<D><優先出走馬>
前走のパドックではトモが寂しく映り、どちらかというと間隔を空け気味で使われてきた馬だけに回復には時間を要しそう。1週前は金曜日に南Wで時計を出しているが、平凡なタイムだった。

トーセントラム(プリンシパルS:7着、432kg(-2kg)中2週)<E><除外対象馬>
休み明けから連闘、中2週での出走だが、前走時がかなり緩めでこの中間も速い時計はなく変わり身なし。





※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスシャザーンスキルヴィングの4頭をあげておきます。



◇今回は日本ダービー編でした。
時間が経つのは早いもので今週は日本ダービー行われます。このレースに関しても過去5年に連対した馬の追い切り内容について調べてみました。
今回特に目立ったのは、最終追い切りの内容で、2年前の2着馬エフフォーリア以外の9頭が馬なりでの調整。勝ち馬に関しては5頭すべてが馬なりでの調整となっていた点です。
逆に、1週前追い切りでは10頭中8頭が強めか一杯に追われていたことから、どのようなローテーションで出走することになっても、1週前には仕上げられる状態にあった馬たちが近年のダービーを制しているという結果になっていました。
近年はダービーに限らず、その他のG1レースでも最終追い切りは馬なり調整で勝利する例が多くなっている傾向がありますので、今後も中間の調整内容には特に注目して頂いて馬券の参考にしてもらえたらと思います。







そして、今回のコラムでは『日本ダービー特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているウマニティプロ予想家の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【暴君アッキープロ】~~~~~

ソールオリエンス
皐月賞の指数は水準レベルです。東京2400mになってプラスかマイナスかならプラスです。皐月賞は、内が重く外差し馬場でしたので1番枠を引いた時点で厳しい状況。勝ち切るには外を回るしかないためああいった後方からのレースを選択していましたが、ダービーでは積極的にポジション取りにいくとみています。また、仮に後方からでも直線の脚力勝負でも、十分勝ち負けになると思います。ソールオリエンスは、ディープ産駒ではないので母系が重い欧州血統でダービーは合わない、とかは考えないほうが良いと思います。

ファントムシーフ
ダービーより皐月賞向きの感じはしますが、上位の1頭だと思います。

フリームファクシ
皐月賞大敗組ならフリームファクシ皐月賞よりダービーのほうが向いていますし、皐月賞が軽い馬場なら勝ち負けになっていたかもしれません。

スキルヴィング
青葉賞の指数は高くありません。ただ、青葉賞を高指数勝ちの馬はダービーでは厳しい結果になるので、逆に良いかもと思います。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ショウナンバシット
前走は終始馬場の悪い内を通って見せ場を作りました。距離のロスはなく乗ってきましたがこちらが思っているより内は消耗したと判断して、もしかしたら力は上位にあるかもという感じです。人気がなければ押さえておきたい1頭ではないでしょうか。


~~~~~【単勝・連軸研究プロ】~~~~~

タスティエーラ
皐月賞同様、ソールオリエンスより器用に立ち回れば逆転するかも。

シーズンリッチ
成長力がありそうで追いかけたい馬。勝ち切るのは厳しくても差のない競馬を期待。

ソールオリエンス
皐月賞印象的+無敗で逆らいづらい。


~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

◇ダービー注目馬◇
ソールオリエンスは語る必要はないかと思いますので、その他から挙げます。
シャザーンです。
新馬戦で最後の直線ダノントルネードに並ばれ一度は完全に交わされてから差し返した勝負根性、すみれSでペース不向きのなか最後方から一頭だけ脚の回転が違った勝ち方で着差以上の内容、といったあたりを評価しています。ショウナンバシットを物差しにすると、力は大分上に見えます。
右回りでも重馬場でも走りますが、左回りの良馬場でまだ奥があるように感じています。
根拠は新馬戦からの馬体重の増加と、一週前追い切りの内容で、上昇度においてはこの馬に1番魅力を感じています。
ソールオリエンスにどこまで肉薄出来るのか、はたまた逆転まであるのか、非常に楽しみにしています。


~~~~~【ウマビッシュプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

今年も競馬の祭典がやってきましたね。自分なりに気になる馬をピックアップしました。
ダービー週はCコース変更により、内枠先行有利な馬場になると思われますが……。近年は早い上がりを出せる馬が、有利な競馬が多くなっている印象です。血統的には、頂上決戦らしくリーディング上位の種牡馬が走ってますね。
人気が予想されるソールオリエンススキルヴィングキタサンブラック産駒2頭は、共に末脚がしっかりしており有力ですが、割って入れるような穴馬を狙っていこうと思います。

シーズンリッチ
ドゥラメンテと母父ハーツクライから距離延長は好材料。

ハーツコンチェルト
青葉賞の内容からスキルヴィングと差もなく、人気観点からこっちを狙っていきたいところ。

フリームファクシ
ルーラーシップ母父スペシャルウィークで府中2400mはドンピシャかなと。

今後、何年も記憶に残るような競馬と馬券をと期待しております!


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ショウナンバシット
皐月賞は内枠を引かされて、馬場の悪いインを通る競馬で一瞬見せ場。鞍上も馬場で脚取られていた旨コメントを出していて、良馬場で巻き返したい

タスティエーラ
先行馬の中で唯一の掲示板、ハイペースの流れのなか一旦先頭の皐月賞では、強い競馬をした1頭で。

ファントムシーフ
皐月賞は向う正面で早々と落鉄していたとのこと。馬場も悪く落鉄の影響は相当響いたハズで。





~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

<ダービーの注目馬>
タスティエーラベラジオオペラ
タスティエーラは、前走の重馬場だった皐月賞でのタイムなどを素直に評価。
ベラジオオペラは、皐月賞で良いところがなく期待に応えられなかったが、本来の実力から見て過小評価となると予測。
皐月賞を制したソールオリエンスは当然高評価だが、やはり過剰人気になることは避けられないであろう。
スキルヴィングも人気を集めそうだが、前走、前2走とも評価できるファクターがほとんどなく避けるべき。
以上から、現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、妙味があり注目するのはタスティエーラベラジオオペラとなった。
(最終的な回収率予測はファクターが出揃うレース前日深夜となります。)

🗞ウマニティのニュース記事
【回収率予報ニュース! 土曜版】
【回収率予報ニュース! 日曜版】
毎週土曜、日曜日に公開中です!!


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

ソールオリエンス
新馬、京成杯皐月賞と無敗の3連勝でダービーに挑む。皐月賞も着差自体は大きくないが、一頭次元の違う脚で追い込んできたように、能力がかなり高い。京成杯のエンジンがかかってからグッと沈み込むようなフォームでの豪快な末脚を見て、皐月賞も本命打ったが、距離が延び、東京競馬場に替わって、皐月賞より競馬がしやすくなるここも本命を打つ予定。血統的にも、キタサンブラック×サドラー系のモティベーター牝馬という距離不安の無い配合。かつて、サドラー系は瞬発力が足りず日本向きでないとか、東京の長い直線は向かないなどと言われていたが、モティベーターはサドラー系の中でも日本適性が高い様子。また、キタサンブラックが父となるとサンデーやディープで引き出せなかったサドラー系の良さを引き出せるのでは。
(競馬日記『覆面ドクター・英の ダービー 東京優駿 2023』で、G1全頭診断を継続していますので、よかったらお読み下さい。)


~~~~~【ジャンヌプロ】~~~~~

注目馬はトップナイフ
そもそも相手なりに走るタイプで掲示板には載ってきそう。あとは5か3か1か。ダービーは皆さんご存知の通り究極の瞬発力勝負。持続力勝負となった皐月賞の上位組は、一段評価を落としたい。トップナイフは、ホープフルステークスや弥生賞のように瞬発力勝負になったほうが上昇が見込め、人気が全く無さそうな今回は妙味充分だろう。さらに言うと、皐月賞は出遅れで試合終了。おそらく出ていても馬券にはなっていないと思うが、少なくとも参考外で良い。もう一つ、ダービーで重要なのは枠。圧倒的に内枠有利になるのでそこだけは枠を見てから決めるしかないが、火曜日時点ではトップナイフで。ホープフルステークス勝ち馬のドゥラエレーデも、当然注目したい。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

日本ダービー登録馬のベスト指数と前走回顧コメントです。

【ベスト指数】
89 タスティエーラ(芝20)
88 スキルヴィング(芝24)
87 ソールオリエンス(芝20)
85 ファントムシーフ(芝20)
85 ベラジオオペラ(芝18)
85 メタルスピード(芝20)
84 ノッキングポイント(芝16)
83 ハーツコンチェルト(芝24)
82 パクスオトマニカ(芝18)
82 フリームファクシ(芝20)
81 シャザーン(芝20)
81 ショウナンバシット(芝20)
80 ホウオウビスケッツ(芝20・芝18)
79 サトノグランツ(芝24)
79 シーズンリッチ(芝18)
79 ドゥラエレーデ(芝18)
78 トップナイフ(芝20)
77 グリューネグリーン(芝20)
71 トーセントラム(芝16)

【前走回顧コメント】
グリューネグリーン 皐月賞11着
押してハイペース先行インで失速。荒れた内を通る。枠や展開が噛み合わなかった。

サトノグランツ 京都新聞杯1着
スローペース中団馬群から伸びた。自力上位で勝てたが、もっと長い距離で上がりが掛かる状況の方が良さそう。

シーズンリッチ 毎日杯1着
中団インから馬群を突いて伸びた。折り合いが課題の馬なので、速めの流れで壁を作れる状況が良かった。距離延長ローテや外枠で流れが緩むと自滅のリスクが高まる。

シャザーン 皐月賞6着
押してハイペース後ろ目外からそれなりに伸びた。まだ揉まれる形の経験がないが、折り合いの不安はないので安定感がある。

ショウナンバシット 皐月賞5着
ハイペース後ろ目インからコーナーで徐々に進出し、直線外目に出してそれなりに伸びた。これまでは緩い流れで掛かって自滅していたが、ハイペースで折り合えたので本領発揮した。道悪も合う。距離延長ローテや外枠で流れが緩むと掛かって自滅するリスクが大きくなる。

スキルヴィング 青葉賞1着
向こう正面で接触不利。ハイペース後ろ目外でロスあったがよく伸びた。スタートが決まったのは収穫。折り合いの不安がなく安定感がある。

ソールオリエンス 皐月賞1着
1馬身出遅れ。ハイペース後方外で4角置かれたが、直線鋭く伸びた。コーナーかなり左にモタレ気味。コーナー加速できず不器用なので中山の多頭数は合わないが、外を回ることがマイナスにならない内荒れ馬場の縦長ハイペースという恵まれた状況が発生したうえ、展開も向いた。能力は高いが、ごちゃついたり上がりが速い状況だと崩れるリスクが大きくなる。広いコースや少頭数のハイペースが理想。

タスティエーラ 皐月賞2着
ハイペース好位外から伸びた。展開を考慮すると内容は一番強い。上がりが掛かる状況が良かったし、道悪も合うか。

トーセントラム プリンシパルS7着
2馬身出遅れ。押してスローペース殿から3~4角で徐々に進出し、ロスあり伸びず。常にスタートが課題だし、1600~1800mで溜める形のほうが良さそう。

トップナイフ 皐月賞7着
2馬身出遅れ。ハイペース後方から外に出して伸びきれず。出遅れたが展開は向いた。上がりが掛かる状況が合う。

ドゥラエレーデ ホープフルS1着
やや掛かってスローペース2番手から伸びた。2000mをこなせたし、コーナーでモタレる面も大丈夫だった。渋太さを生かす形が合う。

ノッキングポイント 毎日杯2着
中団馬群から外に出して伸びた。距離延長ローテでも壁を作って折り合えたのは収穫。大トビなので広いコースのハイペースがベストだろう。

ハーツコンチェルト 青葉賞2着
ハイペース後方から馬群を突いてよく伸びた。スタートが決まったのは収穫。距離延長や東京替わりが良かったし、展開も向いたので勝ち馬には力負けの形。

パクスオトマニカ プリンシパルS1着
押してスローペースハナで押し切る。逃げなくても問題はなく、血統的に距離延長は対応できそうだが、今回ほど楽な展開になるレースは今後あまりなさそう。

ファントムシーフ 皐月賞3着
ハイペース中団外から伸びた。向こう正面で後ろ脚を落鉄。大トビでワンペースなので中山の多頭数向きではないが、縦長のハイペースが良かった。広いコースや少頭数で上がりが掛かる状況が理想。

フリームファクシ 皐月賞9着
やや掛かってハイペース中団馬群から伸びず。近走より折り合いはマシだったが、不器用なので中山の多頭数は合わなかった。道悪も響いたか。広いコースや少頭数のハイペースが理想。

ベラジオオペラ 皐月賞10着
押してハイペース先行で失速。コーナー左にモタレ気味。展開不向きで悲観する内容ではない。

ホウオウビスケッツ 皐月賞17着
押してやや掛かってハイペース好位で失速。気性面で1600m前後の方が良さそう。

メタルスピード 皐月賞4着
ハイペース中団外から伸びた。折り合って2000mをこなせたのは収穫。道悪や上がりが掛かる状況が合う。




~~~~~【世紀末覇者 券王プロ】~~~~

私の注目馬はメタルスピードです。
前回皐月賞では実馬券も握っていまして悶絶した悔しい思いをした馬です。今回は、適性、距離、枠、騎手、天候など理由付け云々関係なく注目しています。おそらく紐の末席には入れたいと思っていますが……。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

近年では、ロジャーバローズが2番手から波乱を演出しています。ホープフルSの再現は十分にありそうですが、人気が無いですね。2歳だったから? 上位人気馬の近走印象が強いから? この2頭強いですよ。
1.トップナイフ
2.ドゥラエレーデ
トップナイフに騎乗予定の)横山典弘騎手は次戦を見据える傾向がある(私見)ので、初対戦組に脚を測られたくないから敢えてあの着順に落としたのでしょう。
ドゥラエレーデは、札幌デビューから東スポ杯、ホープフルと見てソールオリエンス何が劣っているのでしょうか? 臨戦過程くらいでは。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

私の注目馬はグリューネグリーンです。
皐月賞は、内が悪く更にペースも速く、この馬には全く不向きな展開、馬場、ペース。巻き返すのはこの手の馬だと思います。また人気も全くないはずで、狙い目とみます。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ファントムシーフ
皐月賞は直線で前が壁になり進路変更をする不利。
外に出せなかった事で最後まで内に切れ込む形となり見た目以上に厳しい不利だった。
落鉄しながら不得手の馬場で3着に食い込んだのも立派で、広いコースなら巻き返しが期待出来そう。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

ソールオリエンス皐月賞での大外からの追い込み、またオークスリバティアイランドがあっさり2冠を達成したことから過剰人気になると考えられる。皐月賞は重馬場、いろいろな要素がかみ合った上での勝利であり死角はある。
枠順、馬場状態がわからない中で予想するのは難しいが、スキルヴィングが馬券的には面白そう。ルメールへの乗り替わりだが、青葉賞組ということでさほど人気にならないことが予想される。




~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

牝馬クラシックは前残りの展開を強引に差し切ったリバティアイランドが圧勝!
牡馬も同じような直線ゴボウ抜き1冠ソールオリエンスの圧勝なるか? ◎は当日まで悩んで考えますが、リバティ並みの1人気になるようなら少し逆らってみても良いかな、とも......。現時点での本命は、あれだけ悪い馬場を前半1000m58.5秒と速いペースで前総崩れの中、早め先頭から2着に粘ったタスティエーラを考えています。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

注目馬:スキルヴィング
青葉賞は安全策で外々を回したが快勝。上手に乗った2着馬も強い馬なので評価は上がる。タイトに乗ればG1でも勝機がありそう。青葉賞馬はダービーを勝てないジンクスが崩れてもいい。


~~~~~【皿屋敷プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

根拠薄弱でお馴染みですが(笑)、ロマンを求めてスキルヴィングを本命に考えています。
一強ムードに風穴を開けるのは、長い歴史に沈黙してきた青葉賞馬! ワンチャンスあればいいなーと思っております!


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

【第90回日本ダービー注目馬】
始めに5月23日(火)現在の注目馬であることをお断りしておきます。
日本ダービーを予想するポイントとしては、毎年皐月賞の分析と他路線組が通用するかどうかの2点だと思っています。

皐月賞馬の2冠はあるか?
結果として皐月賞で一番に輝いた馬がどうかですが、今年のソールオリエンスについてはかなり力があると見ています。
手前の替え方やそこから来るコーナーワークの粗削りさはありますが、皐月賞で見せた末脚には一目置きます。
嵌りすぎた点と雨馬場での皐月賞だったことで、良馬場で巻き返す馬がいるかもしれませんが、有力馬の一角としては外せません。
少なくとも皐月賞組でこの馬よりダービーで評価する馬はいません。回りも左の方が向きそうですし。横山武史騎手が落ち着いて構えて乗れれば。

他に安定性という意味で今年は青葉賞勝ち馬のスキルヴィングを挙げたいです。
青葉賞組のダービー制覇は鬼門ですが、反面2着3着には多くの馬が絡んできています。
スキルヴィングも頭はどうかも2着3着の軸には向いていると見ます。
まだまだ上がり目のある勝ちっぷりで、ダービーを見据えた乗り方をルメールがしたと思います。
有力馬の中でも唯一この馬だけがデビュー戦からずっと同じ鞍上で臨む点も大いに評価します。
青葉賞からのローテーションということで最終追い切りまで状態は見たいところですが。
結論として、3着までの軸という意味で◎ソールオリエンススキルヴィングとします。
ダービーデーはワイドの払い戻し率が高いので、1点大きな比重でソールオリエンススキルヴィングのワイド。3連複も2頭軸でいきたいですね!


~~~~~【雅夢。プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

私の注目馬(馬券に絡む馬)です。

ファントムシーフ
ソールオリエンス
ドゥラエレーデ
スキルヴィング

久しぶりに浦河産のダービー馬の誕生を見てみたいのもあり、ファントムシーフを本命にしました。
父ハービンジャーの子は2000m、2400mの根幹距離の成績は優秀ですし、今回の出走予定メンバーを見ていてもハイペースな流れになるとは思えず。中団前目で道中ゆっくりと運べれば、後続有力馬の追い込みも交わせそうとみますが……。距離延長+武豊マジックをプラスと捉えて馬券の中心に指名します。




~~~~~【automnenoceプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ダービー注目馬1頭目は、

ソールオリエンス
1946年以降史上最少キャリア3戦無敗で皐月賞を制したこの馬の扱いをどうするか。皐月賞の内容は、外有利のなか最内枠にもかかわらず後方2番手から差し切る競馬で、2着馬に0.2秒差の勝ち。
過去皐月賞馬(2010年以降~)で2着に0.2秒差以上つけた馬はダービーでも高確率で馬券になっています。

2021年
エフフォーリア2着に0.5秒差→ダービー2着
2018年
エポカドーロ2着に0.3秒差→ダービー2着
2016年
ディーマジェスティ2着に0.2秒差→ダービー3着
2015年
ドゥラメンテ2着に0.2秒差→ダービー1着
2014年
イスラボニータ2着に0.2秒差→ダービー2着
2012年
ゴールドシップ2着に0.4秒差→ダービー5着
2011年
オルフェーヴル2着に0.5秒差→ダービー1着
2010年
ヴィクトワールピサ2着に0.2秒差→ダービー3着

ただし、この期間に4角1~2番手で前に行った馬が馬券になっていた傾向から、ここ2年は強い競馬した馬がそのまま馬券に来ているイメージです。
もっとも運のある馬が勝つという格言から少し変わってきているのかなと。

あとは馬場に関しても、エアレーションの影響もあってか開幕週でも差しが決まっている傾向から、馬場が踏み固められてきてそこまで差が出にくくなっている感じも。

そして、ファントムシーフ
もし逆転があるのなら、東京替わりのこの馬に展開が向いた時ではないかと。いずれにしても土曜日の馬場を確認したいですね。


~~~~~【Curry1996プロ】~~~~~

ドゥラエレーデ
ケンタッキーダービーを目指している途中、左前脚の球節に疲れが出て路線を国内戦に変更し異例のローテンションで迎える。ただ血統的にも十分勝負になると思います。

トップナイフ
2歳G1ホープフルS2着の実力馬。前走の皐月賞はスタートで出遅れ7着となりましたが、すんなり先行出来る条件で再考したいと考えています。


~~~~~【教授プロ】~~~~~

ダービーの中心は、今年もやはり皐月賞組になると考えます。私の指数では、皐月賞が今年の3歳牡馬のベストレースで、別路線組はこれに敵いません。
ソールオリエンス皐月賞の勝ち時計は2分00秒6、上り3F35秒5。同日の野島崎特別モカフラワーとほぼ同じですが、これは野島崎特別直後のひと雨で更に馬場が悪化したためで、実際は皐月賞の勝ち時計のほうが1秒以上優秀と捉えています。
ただし、皐月賞は馬場状態を考えると明らかに先行馬のオーバーペース。外差しが効く馬場でもありました。今週末から東京芝はCコース替わりとなりますから、ダービー当日は外差し馬場にはならないでしょう。

現時点での構想ですが、圧倒的1番人気の追い込み馬、ソールオリエンスを本命にするのは馬券的に非常に非効率だと考えています。前哨戦でソールオリエンスの大外差しが気持ちよく嵌ったことで、逆に他の皐月賞組の期待値が上がりやすくなりました。
当日のオッズを見て、最も期待値の高い馬を本命に選びます。万一、ソールオリエンス圧勝で終わったとしても、2、3着のワイドと3連複で馬券的な実利を獲る。そんな戦略で臨みます。そして、ソールが3着以下なら爆勝です。


~~~~~【プロ】~~~~~

重馬場のハイペースという、あまりない状況下だった皐月賞
上位勢の走りは確かに目立ったが、ダービーは展開、天候、馬場傾向とも全く違ったものになる可能性がある。
結果がガラッと変わることも視野に入れて、強気に狙っていきたい。

ファントムシーフ
皐月賞上位馬の中で、最も舞台不向きだったと感じたのが本馬。そんな中で道中落鉄があっての3着確保というのは能力の証明と言える。中間の調教の印象もかなり良かったし、ベストと思える広々としたコースと良馬場に変われば逆転があっても。

シャザーン
小頭数の緩い流れしか経験してこなかった中で、皐月賞のような激流に対応したのは好感。4角付近で見せた一瞬の脚の速さは目を引いたし、本来は好位でも運べる馬。早めの競馬であの瞬発力を発揮できたら面白そうだし、調教の動きからも、それが可能なだけの体調にありそう。

ノッキングポイント
デビュー戦がとにかく強かった馬だが、その後は調教の動きからして下降線を辿った。木村調教師曰く「脚の可動域が狭くなった時期があった」とのことなので、初戦後の不振は能力によるものではなかった可能性がある。この中間の動きは初戦時並かそれ以上の動きなので、ようやく戻ってきた印象。この相手にどれだけやれるか注目したい。

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ショウナンバシットの口コミ


口コミ一覧

阪神大賞典 2

 競馬が大好き(複勝男 2024年3月15日(金) 02:07

閲覧 110ビュー コメント 0 ナイス 3

阪神大賞典

3月17日 日曜日 阪神競馬場 右回り Aコース

芝3000M GⅡ 4歳以上 

出走馬の個人的な評価

競馬ブックポイント◎3ポイント○2ポイント▲1ポイント◬0.5ポイント

ディープボンド 23ポイント
(阪神3000Mは得意な条件ですがもう年齢的に衰えも感じるし去年の天皇賞春以来連対していないので、ただ今回は岩田望騎手で新味が出ればいいし、相手関係もそこまで強いのはこの馬にとってはいないと思うんで試金石になりそう。)

ブローザホーン 21ポイント
(前走が初重賞制覇で勢いはあるし馬券内も京都大賞典は競争中止になっているけど安定した成績になっている。ただ今回は転厩初戦になっているし関西馬になっているので環境が変わった分慎重にはなるかな。距離も3000Mがベストなのかは微妙なので。)

テーオーロイヤル 14.5ポイント
(ダイヤモンドステークスは58.5Kg背負って勝利で地力もついていると思う。今回は阪神の3000Mになるけど問題はないと思う。折り合いも問題ないしどんなペースになっても力は出せるはず、前走の58.5Kgの反動が気になるだけ。)

サヴォ―ナ 12.5ポイント
(4歳で勢いがあるのはこの馬と思う。距離も問題ないし伸びしろでも期待はしたい馬。日経新春杯も2着で好走も続けているし阪神コースも重賞連対もしているので、有力馬と思う。)

シルヴァーソニック 6.5ポイント
(休み明けで状態は良さげ武豊騎手の乗り替わって長距離なら信頼度は高い。このレースで3着もあるので普通に折り合って進めればいい勝負はするかなと、まぁ8歳なのでそこだけかな。)

ディアスティマ 0.5ポイント
(ここ2戦のハンデのGⅡでは結果が良くなかったので、3000Mの阪神コースなら変わり身があってもいいかなとムルザバエフ騎手に替わるので逃げるのか先行なのか作戦的にも気にはなるかなと。逃げて馬場がある程度良ければ粘れる馬かなと。)

ワープスピード 0ポイント△11こ
(ここ2戦の3000Mを越えた重賞で善戦しているので今回も侮れない馬。輸送も京都で勝っているし勢いもあって本格化していると思う。前走も位置取りが少し1.2着馬より悪い分の負けと思うので、展開向けばここでもチャンスがあっても。)

プリュムドール 0ポイント△8こ
(復帰してから馬券外ですが着差はあまりないので相手強化ですが侮れない馬かなと、ただ位置取りが後ろになっている分、展開が向いてほしいところ直線もそんなに長くないんでね。和田騎手に乗り替わって不気味さもあるので毎年このレースはディープボンドに乗っていたんでね。)

メイショウブレゲ 0ポイント△2こ 着差 -0.1
(前走が格上挑戦で万葉ステークスを勝利で勢いはあるし距離適性も高い馬と思う。ただ今回はハンデ戦から別定戦なので3Kg斤量増えて差し脚がどうなるか?多頭数なので15頭もいるので上手く捌けれるか塚と展開面になるのかなスローだといい脚は使えるけど勝てていないので。)

ショウナンバシット 0ポイント△2こ 着差 0.6
(また長距離に出てきたので距離的にどうか?阪神コース実績はあるので更にこの時期に勝利もしているので不気味な感じはするが、前走のダートもそんなに負けていないしMデムーロ騎手に戻ってくるのも気になるところ。)

ゼーゲン 0ポイント△1こ
(休み明けで相手も強いので9歳でもあるし状態も良くなっている感じはしていないのでちょっとしんどいかなと思ってますが、松若騎手に乗り替わるけど先行で穴をあける騎手のイメージですから差しのこの馬に合うかどうか)

ゴールデンスナップ 0ポイント 着差 ハナ
(まだ条件馬ですが4歳牝馬で伸びしろはあるはずだし距離延長がダメな血統ではないと思う。力的には足りないと思いますが去年の4月から連対を外していないのが魅力で浜中騎手もずっと継続して騎乗しているのも気になりますね。)

ジャンカズマ 0ポイント 着差 0.4
(3000Mの適性は高い馬だと思った前走の万葉S4着でしたが、先行して粘るスタイルが合っているし札幌でOP勝利しているから日曜の馬場が重くなればこの馬に有利になりそうですがそこまで地力がある感じはしていないので展開がこの馬に向けば穴馬にはなるかな。)

ユーキャンスマイル 0ポイント 着差 0.7
(距離延長はプラスと思うけど乗り替わりと右回りになるので上手く進めれるかどうか?9歳で休み明けはいいと思うし過去に勝っているレースでもあるので。)

アンタンスルフレ 0ポイント 着差 2.0
(相手が強すぎますね。輸送もあるし芝向きの血統だと思うんですが。能力的にしんどそう。)


現時点予想

◎ サヴォ―ナ
○ テーオーロイヤル
▲ ブローザホーン
△ シルヴァーソニック
△ ディープボンド
穴 ワープスピード
穴 ディアスティマ

 プラス1 2024年3月14日(木) 20:37
フジテレビ賞スプリングステークスGⅡ、阪神大賞典GⅡ 事前予... 
閲覧 165ビュー コメント 0 ナイス 2

そのクソコラは いつまで やるつもりかって思うじゃないですか


だったら早く 週末にしてくださいよ!?(意味不明)



まぁ やっと 木曜になりましたか

長かった・・


っていうか まだ 明日があるし・・


今週は お出かけ予定なんですよね

お出掛けって サンリオかよ って
https://news.yahoo.co.jp/articles/00ae3e431a9b3630312f1007ff5836fce4c3bdc1


いや、一応 帰ってくるつもりですからね、いや帰ってきますからね、多分・・

って 日曜の 天気が 悪くなってるんですけど・・


・・おかしい・・ 週初めにみたときは 天気悪くなかったのに・・



まぁ 事前予想ですが

フジテレビ賞スプリングステークスGⅡ、

ルカランフィースト
ペッレグリーニ
ジュンゴールド



阪神大賞典GⅡ

ワープスピード
ショウナンバシット
ゴールデンスナップ



中日スポーツ賞ファルコンステークスGⅢ

ロジリオン
サトミノキラリ
ナムラアトム



フラワーカップGⅢ

テリオスサラ
フォーザボーイズ
ミアネーロ


という感じでした


その他は


千葉ステークス

アーバンイェーガー
オーロラテソーロ
パウオレ



鳴門ステークス

ロードアウォード
タガノペカ
ペプチドタイガー



名古屋城ステークス

テーオーリカード
トウセツ
ハピ



熱田特別

ルミノメテオール
セフィロ
プレジャークルーズ


ということでした


JRA70周年記念キャンペーン【第1弾】
https://jra.jp/special/premium2024/index.html


何か またキャンペーンがありますね

1万2千名 に 全12種のQUOカードプレゼント

かと思ったら いずれか1種 って 下に書いてある

紛らわしいんやないか~い(当たらなければどうということはない)




一応 今週で ウマニティPOGに 6月最初時点で登録してた全馬が出走済みとなる予定ですね

なんと!

未勝利勝ったのは!

10頭指名中!

2頭だけ!


ペーパーオナーズゲームで助かった・・(本物の馬主だったら ●●しちゃう・・)

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 RIVER62 2024年3月14日(木) 18:54
阪神大賞典 考察
閲覧 142ビュー コメント 0 ナイス 6

例年 菊花賞組が強いレース

サヴォーナが人気だが。

ショウナンバシットを狙いたい
菊花賞は不利なあー外枠から、サヴォーナとは、0.3差
AJCCは不良馬場 前走はダート

覚醒中のデムーロ


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コメント一覧
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年11月20日() 12:42:00
福永祐一はエセ鞍上。武豊の真似で喰ってるだけの親お陰者。屑とは腕なしのこの鞍上で人間のクズとは此奴と武豊の事。まだ人間の摂理を準じる福永祐一はマシだが武豊は女たらしの腰ふり野郎でレジェンドとは程遠い。
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年11月20日() 12:29:08
ショウナン馬主さんには済まないが、福永祐一で人気タレ3着ではボンクラ鞍上起用以前に馬が弱かった。芥鞍上が外人と競っては勝てるものも勝てなくて当然。福永祐一も所詮は親お陰ボンクラ3流鞍上。日本人だけで競っているだけのエセ鞍上の祐一は武豊と一緒で完璧な内弁慶人間。恥知らずの親お陰のただのうすのろ!

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ショウナンバシットの厩舎情報 VIP

2024年3月17日阪神大賞典 G210着
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2024年3月17日 阪神大賞典 G2 10着
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レース後
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