ソールオリエンス(競走馬)

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写真一覧
現役 牡4 鹿毛 2020年4月4日生
調教師手塚貴久(美浦)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績 9戦[3-2-1-3]
総賞金48,668万円
収得賞金19,500万円
英字表記Sol Oriens
血統 キタサンブラック
血統 ][ 産駒 ]
ブラックタイド
シュガーハート
スキア
血統 ][ 産駒 ]
Motivator
Light Quest
兄弟 ヴァンドギャルドアルベルティーヌ
市場価格
前走 2024/03/31 大阪杯 G1
次走予定

ソールオリエンスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 165108.257** 牡4 58.0 横山武史手塚貴久B 456
(-10)
1.58.7 0.535.1⑨⑩④④ベラジオオペラ
24/02/25 中山 11 中山記念 G2 芝1800 16233.414** 牡4 58.0 田辺裕信手塚貴久 466
(0)
1.48.6 0.536.4⑪⑫⑬⑫マテンロウスカイ
23/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16116.548** 牡3 56.0 川田将雅手塚貴久 466
(+2)
2.31.6 0.734.8⑩⑩⑫⑫ドウデュース
23/10/22 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 177142.713** 牡3 57.0 横山武史手塚貴久 464
(+4)
3.04.0 0.935.1⑪⑫⑫⑧ドゥレッツァ
23/09/18 中山 11 セントライト G2 芝2200 158141.612** 牡3 56.0 横山武史手塚貴久 460
(0)
2.11.7 0.334.0⑩⑩⑨⑨レーベンスティール
23/05/28 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 18351.812** 牡3 57.0 横山武史手塚貴久 460
(-2)
2.25.2 0.033.3⑥⑥⑥⑥タスティエーラ
23/04/16 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18115.221** 牡3 57.0 横山武史手塚貴久 462
(0)
2.00.6 -0.235.5⑮⑮⑮⑰タスティエーラ
23/01/15 中山 11 京成杯 G3 芝2000 9442.721** 牡3 56.0 横山武史手塚貴久 462
(+2)
2.02.2 -0.434.5⑤⑤⑤⑤オメガリッチマン
22/11/13 東京 5 2歳新馬 芝1800 9551.411** 牡2 55.0 戸崎圭太手塚貴久 460
(--)
1.50.8 -0.033.3レーベンスティール

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戸崎圭太(43)=美・田島=騎乗の2番人気ジャスティンミラノがゴール前で抜け出し、デビュー3連勝で戴冠を果たした。勝ちタイム1分57秒1(良)はコースレコード。同馬の調教にまたがっていたのは10日に亡くなった藤岡康太騎手(享年35)で、天にささげる涙の勝利となった。今後は日本ダービー(5月26日、GⅠ、東京、芝2400メートル)で2冠制覇を目指す。1番人気の牝馬レガレイラは6着に終わった。なお、ダノンデサイルは右前肢跛行のため競走除外となった。



〝彼〟の思いが伝わったかのような決め脚だった。4番手につけたジャスティンミラノが、力を振り絞って中山の急坂を駆け上がる。早めのスパートで勝負をかけたジャンタルマンタルを残り50メートルでとらえると、外から迫るコスモキュランダもクビ差抑えてのVフィニッシュ。戸崎騎手は天に向かって右こぶしを突き上げ、インタビューでは涙をこらえながら落馬事故の影響で10日に亡くなった藤岡康太さんの名前を口にした。

「この馬は藤岡康太騎手が2週前、1週前と攻め馬をしてくれまして。僕が阪神競馬場に行ったときに事細かく状態を教えていただいた。最後のこの差というのは、康太が後押ししてくれたのかなと。康太も喜んでくれていると思います。ありがとう、お疲れさまと伝えたい」

管理する友道調教師も思いは同じだ。GⅠ3勝のドウデュースも含め、多くの調教を手伝ってもらっていた。「康太くんが育ててくれた。彼のおかげです。1週前に乗ってもらって、そのときの感想が『1週前としては最高のデキです』と。それが彼と交わした最後の言葉でした。ゴール前では『康太、康太』と叫んでいました」と涙で顔をくしゃくしゃにしながら明かした。勝ちタイムは従来の記録を0秒7も更新する大コースレコード。激戦を勝ち切れたのは、天からの力添えがあったからに違いない。

康太さんのお墨付きを得たキズナ産駒は、持てる才能を初の中山でも存分に発揮した。1000メートル通過57秒5と経験したことのない超ハイペースでも「ずっとリズム良くいけた」と鞍上。3、4コーナーで少し手応えが怪しくなるシーンこそあったが、直線で再びハミを取って再加速した。

これで新馬、共同通信杯、皐月賞とデビューから3戦3勝。次は日本ダービーで、史上8頭目の無敗2冠制覇を目指す。トレーナーが「もともとダービーの方が競馬がしやすいと思っていましたし、2冠を狙いにいきたい」と言えば、戸崎騎手も「僕自身は日本ダービーで2着2回。またチャンスのある馬に巡り合えましたし、それに感謝しながらダービーに向けて日々を過ごしていきたい」と力強く結んだ。

この週末は別れの悲しみに包まれたが、康太さんの思いは確かに受け継がれていく。固い絆で結ばれたジャスティンミラノは、名馬への一歩を踏み出した。競馬の祭典もまた、チーム一丸となって取りに行く。(板津雄志)

ジャスティンミラノ 父キズナ、母マーゴットディド、母の父エクシードアンドエクセル。鹿毛の牡3歳。栗東・友道康夫厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は三木正浩氏。戦績3戦3勝。獲得賞金2億7482万1000円。重賞は2024年GⅢ共同通信杯に次いで2勝目。皐月賞は戸崎圭太騎手が18年エポカドーロに次いで2勝目、友道康夫調教師は09年アンライバルドに次いで2勝目。馬名は「冠名+イタリアの地名」。

★売り上げ&入場人員

皐月賞の売り上げは190億6331万5800円で前年比94・6%。14日の中山競馬場の入場人員は4万1353人で同140・4%だった。

★アラカルト

戸崎圭太騎手 2018年(エポカドーロ)以来で、通算2勝目。JRA・GⅠは23年安田記念ソングライン)以来で、通算12勝目。JRA重賞はダービー卿CT(パラレルヴィジョン)以来で今年3勝目、通算73勝目。

友道康夫調教師 09年(アンライバルド)以来で、通算2勝目。JRA・GⅠは23年有馬記念ドウデュース)以来で、通算19勝目。JRA重賞は本馬による共同通信杯以来で今年2勝目、通算65勝目。

キズナ産駒 今年出走の3頭を含む6頭の出走で初勝利。これまでの最高は20年(ディープボンド)の10着。JRA・GⅠは23年安田記念以来で、通算5勝目。JRA重賞はダービー卿CT以来で今年6勝目、通算28勝目。

◆馬主・三木正浩氏 所有馬3頭目の出走で初勝利。これまでの最高は22年(ジャスティンロック)の7着。JRA・GⅠは23年天皇賞・春ジャスティンパレス)以来で、通算2勝目。JRA重賞は本馬による共同通信杯以来で今年2勝目、通算9勝目。

◆生産牧場ノーザンファーム 22年(ジオグリフ)以来で、通算9勝目。JRA・GⅠは前週の桜花賞ステレンボッシュ)に続く2週連続で今年2勝目、通算204勝目(他にJ・GⅠを3勝)。JRA重賞も前週の桜花賞以来で今年13勝目、通算824勝目。

◆関西馬の勝利 20年(コントレイル)以来で、通算成績は関西馬41勝、関東馬43勝。

◆単勝2番人気馬の勝利 23年(ソールオリエンス)から2年連続で、通算15回目。

◆馬番⑬の勝利 10年(ヴィクトワールピサ)以来14年ぶりで、通算5勝目。

◆コースレコード 勝ちタイム1分57秒1は、15年中山金杯でラブリーデイが記録した1分57秒8を0秒7更新するコースレコード。また、17年に本レースでアルアインが記録した1分57秒8を同じく0秒7更新するレースレコード。

【皐月賞2024】逃げ馬の作る展開から推理 スローの前哨戦から一転!? 消耗戦を制するのは? 2024年4月13日() 17:00


皐月賞は中山芝2000mで施行される3歳限定のG1。今年は大混戦に映るどころか、どの馬も危険に思えるような、難解な組み合わせになった。

トライアル・非トライアルとも、前哨戦にスローペースが多いなか、そこそこ前に行きたい馬が揃い、皐月賞らしいタイトなラップへの適性も問われそう。一冠目を制するのはどの馬なのか。過去10年のデータを使用し、勝ち馬を探っていきたい。

逃げた馬の成績は[0-1-1-11]。馬券内へ走った馬の内訳は2014年8番人気3着ウインフルブルーム、2021年8番人気3着タイトルホルダー。タイトルホルダーは4角手前からハナに立っており、純粋に逃げた形ではない。

2頭とも当日は伏兵扱いだったが、後にウインフルブルームは京都金杯を勝ち、タイトルホルダーはご存じのようにG1・3勝を挙げた。潜在能力の高さを、皐月賞で発揮したととれる。

そのほか、逃げた馬は2桁人気ばかりで、最も人気があったのは2022年6番人気5着のアスクビクターモア。強い馬が逃げていないものの、4角へ向け徐々に位置を上げる馬も多く、目標にされる立場はなかなか厳しいかもしれない。

とはいえ、直線の短い中山内回りらしく、全体の脚質別成績は前の馬が有利に出る。

▼脚質別成績
逃げ  0.0%  7.7%  15.4%
先行 10.5%  26.3% 34.2%
中団  7.0%  9.9%  16.9%
後方  2.0%  4.0%  6.0%

連対馬20頭中14頭は4角5番以内と、直線に向く前にある程度前に位置を確保している。昨年の勝ち馬ソールオリエンスのような大外一気は稀な例で、基本的に立ち回りの巧拙が結果につながりやすい。

上がり最速馬は複勝率50%とやや低調で、2017年5番人気5着レイデオロや2022年1番人気3着ドウデュースなど、皐月賞でいい脚を使いながら届かず、直線の長いダービーで巻き返す馬も散見される。

中山芝2000mのスタートは、直線の入り口付近にあり、1コーナーまでは405m。通常、隊列決定後にペースは落ちつくが、皐月賞では道中も締まったラップになるケースが多い。

対象期間中、良馬場6年の平均ラップを見たい。

12.3-10.9-11.9-11.9-12.5-12.1-12.2-11.8-11.5-11.7

先行争いの2ハロン目に10秒台が踏まれ、その後も極端にラップが緩まず、上がり3ハロンは35秒0とかかっている。

スローからの瞬発力勝負と反対の適性を求められるなか、冒頭で触れたように今年は前哨戦でスローが多く、皐月賞特有のラップへの適性を図れずに本番を迎える馬も多い。このタイプの馬の扱いも、難解さに拍車をかける。

逃げ馬に注目すると、毎日杯を逃げ、6馬身差で圧勝したメイショウタバルがいる。折り合いに難のある馬で、逃げた後のレースとなれば、なおさら控えるとかかるリスクを伴う。1枠2番なら、なんとか行きたいところだ。

そのほか、前走でハナを切った馬は3頭、シリウスコルト(弥生賞)、アレグロブリランテ(スプリングS)、ホウオウプロサンゲ(若葉S)がいる。

行けるなら行きたい馬に対し、メイショウタバルのテンの速さは明確に抜けておらず、押して押してのハナ争いになりそう。差しの決まる流れを想定できそうだ。

レガレイラ。昨年、今回と同じ舞台のホープフルSを、4角10番手から上がり最速の脚を使い差し切り。皐月賞に似た緩みないラップで、前不利・後ろ有利の展開。形としては前につけた2着シンエンペラー、3着サンライズジパングが強いが、当馬は4角で外に振られており、決してスムーズな競馬ではなかった。

シンエンペラーとは3/4馬身差ながら、脚色の差は歴然でゴール前は余裕すら感じた。位置取りはポイントになりそうだが、再度展開が向きそうなメンバー構成なら、76年ぶり牝馬の皐月賞制覇が見えてくる。馬券は◎の単勝。馬連・ワイドを②⑤⑬へ。

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【皐月賞2024】血統アナリシス ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライの3大血脈に注目 2024年4月13日() 12:00

新種牡馬や産駒初出走の種牡馬が勝ち負けとなるケースも多く、一概に種牡馬傾向を語ることのできない難解な一戦。近年の結果に重きを置けば、2022年2着イクイノックス、2023年1着ソールオリエンスと初年度産駒から2年連続で連対馬を出しているキタサンブラック、母の父として2021年2着タイトルホルダー、2023年1着ソールオリエンスを出したMotivatorが注目に値する血脈といえるだろう。

ほか、ディープインパクトキングカメハメハハーツクライも上位入線馬の多くが保持する血脈であり、2021年を例に挙げれば1着エフフォーリアハーツクライ、2着タイトルホルダーキングカメハメハ、3着ステラヴェローチェディープインパクトといった具合に、うまく住み分けられていることも興味深い。

ミスタージーティーは、父ドゥラメンテ×母リッスン(母の父Sadler's Wells)。同産駒かつ母の父がSadler's Wells系種牡馬となる配合は、21年2着タイトルホルダーを想起させる組み合わせ。まだ産駒出走数こそ少ないものの、父自身が15年皐月賞の勝ち馬であることからも動向を注視したい血筋だろう。甥のキングズレインは同じ中山芝2000mのG1ホープフルSで3着。本馬も同レースで5着の実績があり、さらに上の着順が期待される。

ジャスティンミラノは、父キズナ×母マーゴットディド(母の父Exceed And Excel)。意外にもまだ後継種牡馬の産駒からは好走例がないものの、父系祖父ディープインパクトは05年の勝ち馬であり、16年ディーマジェスティ、17年アルアイン、20年コントレイルと3頭の勝ち馬を出してきた。同種牡馬の血を引く馬、ひいては全兄ブラックタイドの直系が活躍していることからも時間の問題で、この系統は共同通信杯からの臨戦も強調しやすい。

サンライズアースは、父レイデオロ×母シャンドランジュ(母の父マンハッタンカフェ)。好相性を示すキングカメハメハの直系で、父は近親にディープインパクトがいる期待の新種牡馬。一方、同じ母の父となる馬も昨年2着のタスティエーラが出るなど勢いがある。本馬は活躍馬の枚挙にいとまがないBalladeを牝祖とする一族でもあり、皐月賞でも11年ダノンバラードが3着となった実績を持つ。血統背景を鑑みても真打ち登場となりそうだ。


【血統予想からの注目馬】
ミスタージーティー ⑬ジャスティンミラノ ⑮サンライズアース

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【皐月賞 ズバッと!言いたい放題】シンエンペラー最終週の馬場で逆転 2024年4月11日(木) 11:50

しの 今週は牡馬第1冠。どの馬も主役級に思えて迷ってしまいます。

大王 シンエンペラーは弥生賞ディープ記念で最速の上がり3ハロン34秒8をマークしたものの2着。道中で内に包まれてしまったのと前残りの馬場が影響した。開催最終週の今回は逆転だ。

水谷 矢作調教師も「勝てる位置にいる馬」と。「坂井騎手は調教で乗っているし、テン乗りのイメージはない。この舞台を経験しているのは強み」とやる気やで。

東京サンスポ・内海 ディープ記念を勝ったコスモキュランダはモレイラ騎手を背に最終調整。「跳びが大きな馬でスタミナがありそう。スムーズならいい競馬ができそう」と好感触でした。

大王 ビザンチンドリームきさらぎ賞で後手に回りながら、最速の上がり3ハロン33秒7で差し切った。発馬がポイントも、ムルザバエフ騎手がデビュー戦で手綱を取っているのは心強い。

水谷 「1週前に追い切ったあと、ハミをトライアビットに替えた。気持ち良く伸び伸びと走っていたし、精神状態はいい。今はそれが一番」と坂口調教師。

大王 レガレイラホープフルSで牡馬一蹴。ただ、ルメールの好リードも大きかっただけに乗り替わりが気にかかる。

内海 ラスト1ハロン10秒9をマークした先週に続き、今週も素軽さ満点。楠助手は「食欲もあるし、健康状態はいい」と体調の良さをアピールしていました。

大王 ジャスティンミラノは好位からセンス良くレースができる。先行力があるので初の中山にも対応できる。

水谷 ジャンタルマンタルは「前走は今回の2000メートルを見据えた内容。何とか我慢してくれたし、改めて能力の高さを感じた。力みを解消して、いかに乗りやすい馬にして送り出せるか」と高野調教師。

しの メイショウタバル毎日杯が驚くほどの強さでした。重馬場なのにラスト2ハロンは10秒9―11秒9。6馬身も突き放された2着はシンザン記念を勝ったノーブルロジャーでしたし、価値は相当に高いと思います。

水谷 石橋調教師は「能力は以前から高いと思っていた。状態に関しては維持できているし、現状、それが一番いい。折り合い重視で先行する形が理想」やて。

大王 ミスタージーティーホープフルSで不利を受けながらも5着。ポテンシャルは高い。

水谷 ダノンデサイルは昨年のソールオリエンスと同じローテ。安田調教師も「京成杯で経験したことを発揮できれば」と。楽しみはあるで。

しの 今年は好きなタイプの馬が多くてレースがすごく楽しみ。

水谷 過去10年で2回も馬券プレゼントに成功した相性いいレース。ワシも楽しみ♪(夕刊フジ)

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【皐月賞】ジャスティンミラノは坂路で柔らかな脚さばき 友道師「皐月賞馬としてダービーに向かいたい」 2024年4月11日(木) 04:58

皐月賞の追い切りが10日、東西トレセンで行われた。共同通信杯1着ジャスティンミラノは、栗東坂路で素軽いフットワークを披露。中間は短期放牧を挟んで成長し、史上21頭目の無敗での皐月賞制覇に向けて視界良好だ。

柔らかな脚さばきで好気配をアピールだ。ジャスティンミラノが栗東坂路で最終追い切り。動きを見守った友道調教師は納得の表情をみせた。

「先週、しっかりやったので、テンションが上がらないように、息を整える程度。リラックスして走れていたし、良かったと思います」

単走で、序盤からゆったりしたリズムで折り合って運ぶ。乗り手の手綱はピクリとも動かないまま加速ラップを刻み、ラスト1ハロンは躍動感たっぷりに12秒2でフィニッシュした。全体は4ハロン55秒3と控えめだが、3日の栗東CWコースでは3頭併せでこの日の最速タイとなるラスト1ハロン11秒1(6ハロン82秒5)をマークして最先着。調教量は十分で「前向きさもあっていい状態」と満足げだ。

新馬戦を勝って挑んだ前走の共同通信杯は、昨年の最優秀2歳牡馬ジャンタルマンタルなど強敵がそろっていた。1000メートル通過1分2秒7という緩い流れの中、好位で折り合い、しまいまで脚を伸ばして快勝。「2戦目が重賞で半信半疑だったが、折り合いがついて長くいい脚を使ってくれた。思っている以上の内容で走ってくれて、能力を感じた」と振り返る。

前走後はノーザンファームしがらきへ放牧。リフレッシュさせたことでさらにパワーアップを遂げた。「馬体重は変わらないが、付くべきところに筋肉が付いて、迫力のある馬体になってきた」と目を細める。

今回の舞台は中山芝2000メートル。初の右回り&多頭数になるが「難なくクリアしてくれると思うし、戸崎騎手は一番、中山を知り尽くしているジョッキー。皐月賞馬としてダービーに向かいたい」と力を込めた。

過去10年で共同通信杯から参戦した馬は皐月賞で5勝と、王道ローテといっていい。ジャスティンミラノが昨年のソールオリエンスに続く史上21頭目の無敗の皐月賞馬となり、世代の中心に君臨する。(増本隆一朗)

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【皐月賞 俺のチェックポイント】アーバンシックは〝体力お化け〟 課題の精神面もステップアップ 2024年4月10日(水) 05:00

皐月賞の『俺のチェックポイント』は2日目。東京サンスポの板津雄志記者が、京成杯2着のアーバンシックに注目した。粗削りながらもスケールの大きさを感じさせてきた素質馬。1週前追い切り後の上昇度や精神面の成長について、陣営を直撃した。




さまざまなステップから有力馬が集まった今年の皐月賞。気になるのは京成杯組だ。今年のVタイム2分0秒5(良)は中山芝2000メートル開催の同レースで史上2位。甘くみてはいけない。

注目は2着アーバンシック。中盤でペースが緩む展開を覆して追い込み、勝ったダノンデサイルに肉薄したのだから能力は相当に高い。ただ、3日の1週前追い切りが併走遅れで、横山武騎手は「まだ重さがあり、もう少し動いてほしかった」と明かしていた。その後、気配が変わったのかをチェックしたい。

「すごく順調です。日曜(7日)も余裕があっていい動き。まあ、体力があるからどんどん上がってきていますよ」

雨風激しいなかで対応してくれた武井調教師は、全く心配していなかった。実は5日も鞍上がまたがって美浦坂路で3頭併せのような調整(4ハロン58秒8)を消化し、「今回は普通のキャンターからすごく前向きで、普通に馬が成長しているのでしょう。武史君も『こんなに前進気勢があるなら(調整で)追い込まなくていいですね』と言っていました」。主戦の感触が先週の時点で上方修正されていたのは何よりだ。

これだけバリバリと攻められながら、7日に坂路併せ馬で4ハロン53秒9─12秒5。全休明けのこの日も2本登坂と、まさに〝体力お化け〟だ。課題の精神面も着実にステップアップ。デビュー当時は人の扶助が利かず他馬についていくことしかできなかったが、中間は併せ馬で先行したり、後方から外を回したりといろいろなパターンを試せている。指揮官もその成長ぶりを喜ぶ。

「2歳の頃を思うと、精神面はものすごく良化。もともと能力はすごく高いので楽しみです」

能力に精神面が追いついてきた今なら、馬名の意味通りに「洗練された」走りを見せられそうだ。横山武騎手は2021年エフフォーリア、昨年のソールオリエンスと前3年で2勝。しかも、京成杯からの直行はソールと同じだ。現状の印は△だが、さらに上の評価が必要な気がしている。(板津雄志)

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉こちら👈
🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年12月6日(水) 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2023】レース展望①香港ヴァーズ2023
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ウマニティ会員の皆さん、お久しぶりです。甘粕代三です。
今年も香港国際競走の季節がやって参りました。今年は史上最多の14頭の日本勢が1200mから2400mの4レースに挑戦! アタクシも負けてはいられず、と例年より早く2日(土)に香港入り、毎朝シャティン競馬場に駆け付けては日本勢、これを迎え撃つ地元香港勢に欧米、中東各馬の状態を観察しています。今年の結論を一言でいえば、日本勢2勝は当確、上手くすれば4勝のグランドスラムの可能性も十分あり!

というのは香港勢の横綱、大関であるマイル王ゴールデンシックスティ、中距離王ロマンチックウォリアーのいずれにも大きな死角があるからです。さあ、アタクシの気の早い結論が与太なのか、モーゼかキリストはたまたモハメドの如き大予言なのか、発走順に仔細に検討して参ります。

香港ヴァーズ(シャティン芝2400m)
このレースの直近10年は日本勢が4勝、欧州4勝、そのうち3勝がアイルランドの名伯楽エイダン・オブライエン厩舎、残る1勝がフランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎、地元香港勢2勝と日欧がっぷり四つの様相を呈しています。今年も大きく言えば、この状況に変化はありません。しかし、香港唯一のA級ステイヤーで今年カタールのローカルG1、エミール・トロフィーを楽勝したロシアンエンペラーが選出後に脚部不安発生。残る香港3騎はこのメンバーでは馬場掃除が関の山。日欧が覇を競うことになります。

ロシアンエンペラー回避後の10頭中、日本勢は4頭と最多、アイルランド・オブライエン厩舎が1頭、フランス・ファーブル厩舎1頭、イギリスの1頭を香港勢3頭が迎え撃つ顔付けになりました。この中で圧倒的な存在感を示しているのは勿論、日本4騎です。米ブリーダーズカップターフ3着と終に復活の兆しを見せ、ロスアンゼルスから香港に直行したダービー馬、シャフリヤール。前走アルゼンチン共和国杯で重賞勝ち馬となったゼッフィーロ、父に香港横綱モーリス、母にあの名牝ジェンティルドンナを持つジェラルディーナ、3歳の若駒ながら渡海の挑戦を敢行したレーベンスティールの4騎はいずれ菖蒲か杜若。この4頭だけで3連単、香港ならではの4連単も十分視野に入ります。日本勢香港ヴァーズ史上最強の顔付けと言っても差し支えありません。

この中で最も注目しなければならないのはレーベンスティールです。前走セントライト記念は休み明けながら皐月賞ソールオリエンスを子供扱いする1馬身3/4差の圧勝。セントライト記念から香港のローテーションも最適なら、香港シャティン競馬場の隅から隅まで知り尽くした雷神ことJ.モレイラが引き続き鞭を取るのは正に鬼に金棒! おまけに3歳馬ゆえ5ポンドのアローアンス。5日朝には僚馬、ローシャムパークとパドックをスクーリング。初見参のシャティン競馬場に物見することもなく2頭であたりを睥睨するかのような落ち着きぶりでした。日本勢では筆頭の評価をせざるを得ません。

残る日本勢3騎の評価は今日5日の時点でシャフリヤールゼッフィーロジェラルディーナの順。レース前日の9日までの状態を見て最終的評価を下しましょう。

さて欧州勢ですが、やはりエイダンのウォームハートが不気味です。ヨークシャー・オークス、ベルメイユ賞と欧州G1を連覇。その後、米ブリーダーズカップフィリーズ&メアで惜しくも2着に終わりましたが、サンタアニアでの2着は日本より遅く時計がかかり、欧州よりは早く時計が早い香港シャティンの芝適性を示すものです。欧州で最も時計のかかるドイツはバーデン大賞典でようやくG1ウィナーに上り詰めたジュンコよりは数段上と見ます。おまけに3歳牝馬は9ポンドのアローアンス、これが最後の直線で大きくモノをいうことは間違いありません。日本勢との比較で言えば、シャフリヤールと横一線と評価しておきます。

さて、明日は香港スプリントの展望。日本勢が苦戦したこのレース、今年は少々様相が異なってきています。明日のスプリント展望も乞う、ご期待!


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2023年10月19日(木) 15:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 菊花賞2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月22日(日) 京都11R 第84回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:セントライト記念 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ソールオリエンス(2着 460kg(±0kg))<B> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走はパドックではまだ馬体に余裕がある感じで緩さがあった。前走を使われてのこの中間も、南Wで2週前、1週前と追われて好時計が出ている。ただ、1週前の併せ馬では直線強めに追われたものの併走相手のウインマリリンを突き放すことができず、重さを残した印象の走りだった。

ウインオーディン(6着 482kg(+4kg))<B>
休み明けを2回使われてこの中間は南Wと坂路で入念な調整。1週前追い切りでは楽な手応えで先着と、上積みが期待できそう。


<前走:神戸新聞杯 阪神芝2400m(レース映像)> 中3週

サトノグランツ(1着 492kg(+2kg))<A> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
前走は阪神での重賞勝ちも春には京都コースで重賞を勝っていてコース適性は高い。前走時は、休み明けだったが最終追い切りの動きがかなり良く、パドックでもスッキリした馬体を見せ好仕上がりだった。この中間も坂路中心にプールも併用しての調整となっており、1週前追い切りでは3頭併せで素軽い動き。上積みが見込める。

サヴォーナ(2着 528kg(+12kg))<A> 優先出走馬
前走は休み明け、コラムでも指摘した通り馬体が増えていてパドックでは明らかにお腹の辺りに余裕があった。それでもレースでは好位からしぶとく伸びて差のない2着に好走。この中間は1週前にCWで強めに追われて併せて先着と、前走を使われての上積みには十分期待がもてる。

ファントムシーフ(4着 502kg(+12kg))<C> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走、馬体重は10キロ以上増えていたが太め感はなかった。この中間は、1週前に3頭併せの外を一杯に追われ力強く伸びて先着を披露。ただ、前走のレース内容やこの中間の追い切りと頭が高くなり前に伸びるというより上に抜けてしまう感じの走りになっている点がどうか。

ハーツコンチェルト(4着 492kg(-2kg))<C>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、マイナス体重も動きが鈍くまだ締まりそうな馬体だった。この中間、1週前追い切りでは前走でも併せた未勝利馬にしぶとく食い下がられていて、調子の良し悪しというよりは右回りだと反応が鈍い。

ショウナンバシット(7着 486kg(±0kg))<A>
休み明けの前走は最終追い切りで抑えきれないほど気合乗り抜群で、かなり良い出来に見えて本命◎に指名。ただ、レースでは勝ち馬の後ろを追走してきて直線でジリジリしか伸びなかった。この中間も2週前、1週前とCWで速い時計をマーク、1週前を見ると楽な手応えでここもかなり良い動きと、出来自体は引き続き良好に映る。

マイネルラウレア(8着 496kg(-6kg))<C>
休み明けの前走時は、追い切りでの動きが重く当日マイナス体重でも緩さが残っていた感じ。休み明け2戦目となる今回、1週前にCWで追い切られたが前走時よりも時計がかかっていて、良化は思いのほかスローとの印象。

シーズンリッチ(10着 498kg(+8kg))<D>
☆『前走の追い切り
前走のパドックではいつものうるさい面はまだマシだったが、レースではペースが緩むと行きたがってしまい4角早め先頭も直線早々に脚が上がってしまった。この中間も栗東での調整が続くが、頭が上がり気味の走りで物足りない内容。

ナイトインロンドン(11着 482kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走は追い切りの動きが良く状態十分といった具合に映ったが、パドックでは周りを気にしていてやや集中力を欠く感じだった。この中間も1週前に南Wで追い切られて動きは前走時よりも良く、競馬場は違うが長距離輸送も2度目となるため、前走よりも気持ちの面で良いほうに向きそう。


<前走:その他のレース出走馬>

タスティエーラ日本ダービー:1着 芝2400m 478kg(±0kg) 5ヶ月)<A>
☆『前走の追い切り
ダービーからの休み明けになるが時計を出し始めた3週前からいきなり3頭併せで速い時計を出して先着と重め感はまったくなく元気な走りで牧場での調整が順調だった感じ。1週前の追い切りでも直線強めいに追われて一気に突き放し力強い動き。今回は長距離輸送があるので1週前でこれだけ出来ていれば直前は馬なりで十分な仕上がり。

トップナイフ札幌記念:2着 芝2000m 482kg(-2kg) 中8週)<B>
前走は軽めの調整2本で出走だったので軽視したが、ジョッキーの好騎乗で2着に好走。この中間は栗東CWを中心に乗られていて、日曜には坂路でも速い時計と、反動よりは上積みのほうを感じ取れる過程となっている。

ノッキングポイント新潟記念:1着 芝2000m 494kg(+6kg) 中6週)<C>
☆『前走の追い切り
前走は古馬相手に重賞制覇。状態も良かったとは思うが、好騎乗、枠順、斤量面と恵まれた面もあり、すべてが上手くいった感じだった。この中間も南W中心の調整で、日曜には改修された坂路での調整に戻って優秀な時計をマーク。ただ前走時もパドックでチャカチャカした面を出しており、距離延長がプラスにはなるかというそうではなく……。

ドゥレッツァ(日本海S:1着 芝2200m 456kg(-6kg) 中8週)<A>
前走3勝クラス勝ちで未勝利から4連勝。その間京都新聞杯1、2着馬に先着していて能力は高い。これまでの調教では併せ馬で遅れたことがなく、この中間は1週前追い切りで抑えきれない手応えから直線併走相手を一気に突き放す上々リハを見せてきた。引き続きかなりの好状態だろうう。

ダノントルネード(日本海S:8着 芝2200m 514kg(±0kg) 中8週)<D>
☆『前々走の追い切り
休み休み使われてきている馬だが、前走時のパドックでは馬体重こそ増減なしでもふっくらした感じがなく硬さを感じる馬体だった。この中間も併せ馬での追い切りが1本のみで、1週前も月曜こそ坂路で終い速い時計を出しているものの水、土、日と軽めの調整に終始。ビシッと追われていない点はマイナスになりそう。

パクスオトマニカ(レパードS:15着 ダ1800m 488kg(+2kg) 中10週)<D>
☆『前走の追い切り
前走はダートが向かないところもあったかもしれないが、追い切りでも終いの時計がかかっていた。この中間も南Wで乗られているが、春の良い時と比べるとまだ物足りない。

リビアングラス(阿賀野川特別:1着 芝2200m 500kg(+12kg) 中8週)<A>
☆『前々走の追い切り
デビュー戦の時から毛艶が良く好馬体で、パドックでは毎回目にとまる馬。跳びが大きく切れる感じはないが、先行力がありしぶとさも兼ね備える。淀の3000mは絶好の舞台だろう。休み明けの前走は馬体が増えていたが太め感はなく、むしろ迫力が増した感じで成長著しい。ローテーションに余裕があり、この中間はこれまでの坂路中心からCWを長めからのメニューに変えてきている。併せ馬でも先着をはたすなど、休み明けを使われての上積みが感じられる。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(レース映像)中山芝2000m
2着:⑧トップナイフ、4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
共同通信杯レース映像)東京芝1800m
1着:⑧ファントムシーフ、4着:⑥タスティエーラ、5着:⑪ウインオーディン、6着:④シーズンリッチ
◇弥生賞(レース映像)中山芝2000m
1着:⑥タスティエーラ、2着:④トップナイフ
皐月賞レース映像)中山芝2000m
1着:①ソールオリエンス、2着:⑭タスティエーラ、3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、7着:⑧トップナイフ、8着:⑥ウインオーディン、14着:⑱マイネルラウレア
京都新聞杯レース映像)京都芝2200m
1着:⑥サトノグランツ、2着:⑦ダノントルネード、3着:⑫リビアングラス、5着:②マイネルラウレア
日本ダービーレース映像)東京芝2400m
1着:⑫タスティエーラ、2着:⑤ソールオリエンス、3着:⑪ハーツコンチェルト、5着:⑮ノッキングポイント、7着:⑬シーズンリッチ、8着:⑭ファントムシーフ、11着:⑱サトノグランツ、13着:⑯パクスオトマニカ、14着:④トップナイフ、16着:⑥ショウナンバシット


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラドゥレッツァリビアングラスサトノグランツショウナンバシットサヴォーナの6頭をあげておきます。



◇今回は菊花賞編でした。
菊花賞と言えば、芝3000mという出走馬にとって未知の距離とともにポイントとなるのが、3コーナーからの下り坂ではないかと思います。特にここ2年はリニューアル工事で開催がなかったこともあり、京都競馬場でレースを経験したことのある馬も出走馬中4頭で、それら馬たちも京都新聞杯の1回のみ。1度しか走っていないからあまり参考にならないと考えるか、経験できている点は大きなプラスになると考えるかは意見が分かれるところだと思いますが、私個人としては特殊なコースであることから1度でもこのコースを走っている点はプラスになるのではないかと思っています。さらに、当時騎乗していた騎手が今回も同じ馬とタッグを組んで出てくる場合は相当メリットが大きいと踏んでいます。
そのほか、京都競馬場で開催された過去5年(2016年から2020年)の連対馬の調教内容について見てみたところ、1週前にCW及び南Wで追い切られていた馬が10頭中9頭、最終追い切りはCW及び南W5頭、坂路4頭、芝コース1頭となっており、1週前にWコースで追い切っていた馬がほとんどだった点が特に目立ちます。やはり長距離戦ということで、中間に長めからの追い切りは必要になってくるということでしょうか。坂路だけササっとやっている馬は軽視したほうが良さそうです。
最後に、個人的なおススメポイントとして、長距離での実績が良い騎手と何だかんだで距離が長いのでロスなく走れる内枠の馬は注意、この2点を記して締めくくりたいと思います。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年10月15日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月15日号】特選重賞データ分析編(380)~2023年菊花賞
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 菊花賞 2023年10月22日(日) 京都芝3000m外


<ピックアップデータ>

【“同年4月以降の、JRAの、G1・G1のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2019年以降)】
○あり [4-3-3-18](3着内率35.7%)
×なし [0-1-1-42](3着内率4.5%)

 皐月賞以降の戦績が最大のポイント。G3やオープン特別、条件クラスのレースを主戦場としてきた馬は疑ってかかるべきでしょう。なお“同年4月以降の、JRAの、G1・G1のレース”において3着以内となった経験がなかったにもかかわらず3着以内となった2頭は、いずれも父がエピファネイアでした。

主な「○」該当馬→ソールオリエンスタスティエーラダノントルネードハーツコンチェルト
主な「×」該当馬→ドゥレッツァノッキングポイント


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2019年以降[3-4-4-31](3着内率26.2%)
主な該当馬→ソールオリエンスタスティエーラドゥレッツァノッキングポイント

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2023年9月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】母系を眺める楽しみ/神戸新聞杯展望
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先週はローズSとセントライト記念、秋G1へ向けて重要な3歳のトライアル2レースが行われた。

印象に残ったのはローズS、マスクトディーヴァの末脚。展開が向いた面はあったとはいえ、直線は強烈な伸びを見せ差し切り勝ち。人気のブレイイディヴェーグを1馬身半突き放す完勝で、レコードのおまけつきだった。

強烈な末脚の源泉となっているのは、母母ビハインドザマスクだろう。ビハインドザマスクは20世紀末に台頭した牝馬で、強烈な末脚を武器とした。3連勝で臨んだ2000年のセントウルSでは、当時人気を集めていたブラックホークを並ぶ間もなく差し切り勝ち、重賞初制覇。その後G1には縁がなかったが、引退レースとなった京都牝馬Sでは、牝馬で58キロを背負いながらやはり上がり最速の鋭い末脚を披露し差し切り勝ち。

そのビハインドザマスクディープインパクトの間に生まれたマスクオフの産駒が今回ローズSを制したマスクトディーヴァ。あのローズSを見ると、祖母の末脚を思い出さざるを得なかった。

翌日のセントライト記念は、レーベンスティールが勝利。リーベンスティールの血統表を眺めると、母父トウカイテイオーが話題になっているが、母母父のリアルシャダイも懐かしい。リアルシャダイは20世紀末~2000年代にかけてステイヤーを多く輩出した名種牡馬。1995年、ライスシャワーが2度目の制覇を成し遂げた天皇賞(春)では、2着ステージチャンプ、3着ハギノリアルキングも含め、産駒のワンツースリーという偉業を成し遂げている。本校執筆時点でレーベンスティールの今後のローテは明らかになっていないが、母系を眺める限りスタミナは豊富にありそうだ。是非、菊花賞ソールオリエンスとの再戦を観たい。

母系を眺めていると思わぬ名馬、名牝に出会うことがある。今年の札幌記念で2着と健闘したトップナイフは、父デクラレーションオブウォー、母の父スピニングワールド。これだけ見るとやや地味な血統なのかなと思えるが、さらにさかのぼってみると3歳母にワンスウェドの名前を見つけることができる。ワンスウェドは、あのテイエムオペラオーの母。つまり母母ビクトリーマッハがテイエムオペラオーの異父姉ということになる。そう考えると、タフな馬場の2000m戦だった札幌記念での激走もなんとなく説明がつくような気がする。

即馬券に繋がるような類の話ではないかもしれないが、母系を眺める楽しみを感じる今年の3歳戦線だ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/17(月)中山12R レディアス 2番人気3着

外からキッチリ伸びて来て3着確保。展開不向きもラストは目立った。叩き良化型で使いつつ良くなるタイプで、1200mもこなすが過去の実績や今回の内容から1400mの方がより流れに乗りやすそう。この後、仮に東京替わりで距離が延びても問題なく、現級なら軸で信頼できる。

~今週末の注目馬~

今週は神戸新聞杯から。

ナイトインロンドン和田竜二騎手)

注目はナイトインロンドン和田竜二騎手。

3連勝で挑むナイトインロンドンが面白い。前走の阿寒湖特別は完勝。2~3着に下したライリッズミステリーウェイも次走即勝ち上がっており、相手も揃った一戦だった。母父メジロマックイーンから豊富なスタミナを受け継いでいる印象で、菊花賞で是非見たい上がり馬。今回はさらに相手も揃ってはいるが、いきなりの重賞で通用しておかしくない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年9月14日(木) 13:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック セントライト記念2023
閲覧 2,112ビュー コメント 0 ナイス 3



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月18日(月) 中山11R 第77回セントライト記念(3歳G2・芝2200m)


【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:日本ダービー出走馬 芝2400m(レース映像)> 4ヶ月

ソールオリエンス(2着、460kg(-2kg))<B>
前走のダービーでは道中行きたがる面を見せていて、決め手が活きる展開にもならず人気も背負っていることもあり個性を活かすレースができず。この中間は、これまで通り乗り込まれていて良い時計も出ているが、1週前追い切りでは併せたキングズレインにしぶとく食い下がられて突き放せなかった。そのあたりに物足りなさを感じた。
☆『前々走の追い切り』、☆『前々走のジョッキーカメラ
☆『前走の追い切り

シャザーン(9着、494kg(-6kg))<D>
前走時は、使い込まれて追い切りの動きがかなり良かったが、今回休み明けで1週前追い切りは伸び脚平凡で物足りない動き。
☆『前走の追い切り

グリューネグリーン(15着、482kg(+2kg))<D>
休み明けだが乗り込み量もそれほど多くなく、1週前にはこれまで追ったことがなかったPコースで追われた。これまでどおりではない点はマイナス。
☆『前走の追い切り


<前走:ラジオNIKKEI賞出走馬 芝1800m(レース映像)> 中10週

シルトホルン(2着、458kg(±0kg))<B>
先行力のある馬だが1800mまでしか経験がなく2200mは一気の距離延長。レースで大野騎手が騎乗する時には、大野騎手騎乗で追い切られてきた馬だが、この中間も2週前、1週前と同騎手が騎乗して馬なりで好時計をマークしている。
☆『前走の追い切り

レーベンスティール(3着、474kg(-2kg))<A>
新馬戦でソールオリエンスとのマッチレースに敗れたとはいえ、素質はかなり高い。毎回パドックでは良く見せる馬だが、これまでスローペースのレースが多く行きたがる面を見せていた。前走は折り合い重視のレースを意識したのか、後方からのレースとなって結果的に直線脚を余す形となってしまったがレース内容に幅が出てプラスにはなったと思う。この中間も乗り込み豊富で、南Wで好時計を計時。1週前の動きを見ても、力強い走りで状態は良さそう。
☆『前走の追い切り


<前走:西部日刊スポーツ杯出走馬 芝2000m> 中4週

ウィズユアドリーム(1着、496kg(±0kg))<B>
前走はスタートからマイペースの競馬での逃げ切り勝ち。土曜追いの吉岡厩舎で、前走時は古馬1勝クラスの馬と併せて遅れていたが、この中間は古馬2勝クラスと併せて先着と上々。先週土曜には、CWで強めに追われて終い好時計とさらなる上積みにも期待がもてる。

セブンマジシャン(2着、488kg(+2kg))<B>
京成杯とスプリングSでは、ダービー上位入線のソールオリエンス、べラジオオペラを抑えて1番人気で出走していた馬。坂路で好時計の出る馬だが、休み明けの前走時はこの馬らしい時計が見られず、パドックでも胸前のあたりに余裕があって出来自体は物足りなかった。この中間は、1週前に坂路でこの馬らしい時計が出ており変わり身が見込めそう。
☆『前々走の追い切り


<前走:阿賀野川特別出走馬 芝2200m> 中3週

ウインオーディン(2着、478kg(-4kg))<D>
皐月賞からの休み明けで迎えた前走は、馬体重の割に細く見えてトモも寂しく映った。それでも、重賞2着馬が2勝クラスでのレースで敗れたとはいえ力上位の内容だった。この中間、中3週での出走も1週前は馬なりでの調整で、時計こそ出ていたものの物足りない内容。
☆『前々走の追い切り

コレオグラファー(4着、480kg(±0kg))<C>
休み明けの前走時、追い切りでは好時計が出ていてパドックでも毛艶も良く仕上がりは良さそうだった。先週の1週前追い切りでは、強めに追われていたが時計はそれほど目立たず大きな変わり身まではどうか。


<前走:その他のレース出走馬>

ドゥラエレーデ宝塚記念:10着 芝2200m 506kg(-6kg)3ヶ月)<B>
宝塚記念以来となるこの中間は、坂路中心に乗り込まれ、あいだの日曜にも速い時計が出ている。1週前追い切りの動きを見るとまだ重め感はあるが、ここ2戦と比べると良化の印象。変わり身も期待できそう。
☆『前走の追い切り

キングズレイン(町田特別:1着 芝2400m 480kg(±0kg)3ヶ月)<B>
ホープフルS3着馬だが、右回りだと行きっぷりが悪く後方からのレースになってしまうため、今回のこのコースも条件的には向かない。この中間は、3週前、2週前と強めに追われて1週前にはソールオリエンスとの併せ馬を敢行。遅れはしたものの動きは良好、状態は上々だと思うが、人気が先行しそう。
☆『前々走の追い切り

コスモサガルマータ(月岡温泉特別:1着 芝2000m 494kg(+6kg)中5週)<A>
2走前の京都2歳Sでは見た目にも分かるくらいの太め残り。2番人気で11着と人気を裏切る形になってしまったがレース内容自体はかなり濃く、さすがムーア騎手といった印象。長期休み明けとなった前走は、スッキリした感じで好仕上がりと休ませて馬も良くなっていた。この中間も引き続き坂路で好時計が出ていて、叩き2戦目での上積みが感じられる。
☆『前々走の追い切り

シルバープリペット(新潟1勝クラス:1着 芝2400m 456kg(+6kg)中3週)<C>
前走は休み明けで久しぶりに追い切りもしっかりと消化、南Wでの時計も良化して、出来も良かった。反面、パドックではややトモが寂しい感じにも映ったので、ここでの上積みまではどうか。

フレーヴァード(札幌1勝クラス:1着 芝2000m 446kg(+6kg)中6週)<B>
ルージュバックの仔で派手な勝ち方をする馬だが、前に行けないところがありルメール騎手の好騎乗で2勝できたような部分もある。この中間、併せ馬にならないくらい直線で2頭を離してのフィニッシュとなった1週前追い切りでは、やや重心は高めも力強い走りを披露しており好状態。

アームブランシュ(稲城特別:2着 芝2400m 458kg(-2kg)3ヶ月半)<C>
弥生賞の頃までは併せ馬で遅れることが多かったが、その後レースを使われるごとに時計もしっかりしてきて馬なりでも先着できるようになってきた。ただ、この中間は新馬や古馬1勝クラスといった楽な相手と併せても強めに追われて併入までと、ちょっとモタついている感じ。

ウイニングライブ(南相馬特別:6着 芝2000m 428kg(-4kg)中8週)<E>
前走から間隔を空けての出走も、小柄な馬で乗り込み量も少なく強めの追い切りもない。

エンライトメント(函館未勝利:1着 芝1800m 472kg(±0kg)中9週)<D>
前走未勝利勝ちから間隔を空けての出走も、この中間はこの馬としては平凡な時計で乗り込み量も少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、レーベンスティールコスモサガルマータの2頭をあげておきます。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇京都2歳S(レース映像
1着:⑦グリューネグリーン、11着:⑩コスモサガルマータ

◇ホープフルS(レース映像
1着:⑪ドゥラエレーデ、3着:⑮キングズレイン、6着:⑨セブンマジシャン、11着:⑥グリューネグリーン

◇京成杯(レース映像
1着:④ソールオリエンス、3着:⑦セブンマジシャン

◇弥生賞(レース映像
4着:③アームブランシュ、8着:⑩グリューネグリーン

◇スプリングS(レース映像
6着:⑮セブンマジシャン、9着:⑧シルトホルン

皐月賞レース映像
1着:①ソールオリエンス、6着:⑪シャザーン、8着:⑥ウインオーディン、11着:③グリューネグリーン


◇今回はセントライト記念編でした。
近年は菊花賞をパスする馬も多いとはいえ、目指す馬には重要なステップとなるこのレース。ですが、これだけ暑い夏が続くと夏場に使われてきている馬には不利になることが多いためか、過去5年の連対馬10頭を見てみると8頭が2ヶ月以上の休み明けでの出走で、8月にレースを使った馬の連対は1頭のみ。それと併せて連対馬の調教内容を調べてみたところ、休み明けの馬が多く好走していることもあり強めに追われている馬が多く見られました。関西馬に関しては連対馬4頭中4頭が1週前に強めの追い切りを、関東馬に関しても休み明けの4頭の内3頭は1週前か最終追い切りでビッシリ追われていて、ほかのレースよりも強めの追い切りで仕上げてきている馬の好走が目立つところがあります。これらの傾向から、菊花賞への叩き台として使ってくる馬よりも、ビッシリ追って出走権を取りにきている馬を狙うことをお勧めします。


セントライト記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ソールオリエンスの口コミ


口コミ一覧
閲覧 79ビュー コメント 0 ナイス 3

・母父ノーザンダンサーは勝てない
2023年は母父欧州型ノーザンダンサー系(モチベーター)のソールオリエンスが勝ち切ったが2009年以来久々の勝利で桜花賞同様1着向きでは無い?
今年2024年は母父ノーザンダンサー系が多く人気になっています


・ハーツクライ同様スワーヴリチャード産駒も皐月は苦手?
ハーツ産駒は時々馬券には絡むが、人気ほどの成績は収められていない、スワーヴリチャードも同様の傾向がある?

そもそもハーツクライには米国ダート血統がよく合う為、皐月賞には向いていないので(ドウデュース、ワンアンドオンリーやスワーヴリチャードなど)皐月で負けてダービーで巻き返す馬が多い
その事からスワーヴリチャードと欧州型の牝系なら皐月で活躍する馬が出ておかしくない?


・父キンカメ系以外のミスプロは走らない?
パレスマリス産駒は芝向きではない?
パレスマリスの父はカーリンその父はスマートストライクで米国ダート血統だが母はパレスルーマーはヌレイエフの系統で欧州血統、それだけではさすがに無理か?
今回出走するジャンタルマンタルは母系もゴリゴリの米国ダート血統なので血統的には走らないと予想

 藤沢雄二 2024年4月14日() 13:03
皐月賞デーのWIN5を考察する
閲覧 132ビュー コメント 0 ナイス 9

先週はのっけから1番人気が4連勝。
桜花賞も2番人気のステレンボッシュが勝ってWIN5としては堅い2万円台の決着になりました。

これまでの桜花賞の回は少なくとも1頭は穴馬が介在する余地があったので
必死になって穴馬を探した時に限ってこんな堅い結果になるの、止めてもらえます?w

長い目で見れば下振れの部類だと思いますが、人気サイドが順当に勝って2万円台なら
「堅い」と判断できていれば美味しかったのかもしれません。

さて懲りずに、皐月賞デーのというか「3回中山8日目の週」のWIN5の出目と人気を見てみます。
記念すべき第1回目が東日本大震災の影響で皐月賞が1週遅れて東京競馬場での開催になったので
厳密に言うと皐月賞がWIN5の対象レースになっているのは2011年からになってしまいますから
一応、その辺を考慮して。

2012 11-5-2-9-14 ⑥⑪①①④(23)
2013 13-14-2-11-7 ⑨②④③①(19)
2014 2-12-1-4-2 ⑤③②⑦②(19)
2015 12-11-5-15-2 ①①⑥①③(12)
2016 16-8-2-5-18 ③②⑨②⑧(24)
2017 3-10-15-12-11 ②⑨⑦④⑨(31)
2018 13-3-10-1-7 ③⑨⑤①⑦(25)
2019 2-6-13-9-12 ②⑥①⑥①(16)
2020 2-15-10-8-1 ④⑥②③①(16)
2021 3-8-1-4-7 ④①⑤①②(13)
2022 2-8-9-8-14 ③②⑤②⑤(17)
2023 9-10-7-12-1 ②①②①②(8)

皐月賞で穴馬が勝つと1,000万円超えの配当まであるのですが
直近5年は勝ち馬は6番人気以内で、比較的「常識の範囲内」で収まっていますね。
昨年は全て2番人気以内の決着でしたけど、
私はソールオリエンスが京成杯からの直行ということで「いいカモだw」ぐらいにしか思っていなかったので
人気サイドのわりには難易度は高かったように思います。

また一昨年は勝ち馬は全て5番人気以内ではありましたが、1番人気は勝っていないので少々難しさはあったと思います。


【阪神10R 立雲峡S】
4歳馬の⑨セオが人気の中心になるのに異論はありません。
ただね、「この程度の組み合わせの時に初ブリンカー」というのは引っ掛かる。
それと直近4走が京都だったのにも関わらず、来週以降の京都まで待たない点も少々ね。
上村調教師の厩舎力を考えると〇以下には落とせないけど
「何かに足下を掬われる」は十分にありそうです。

そこで抜擢するのは①タイゲン。
3勝クラスでは7着→8着→4着と馬券には絡んでいないものの
0.8秒差→0.8秒差→0.3秒差が7番人気→13番人気→13番人気でのものなら及第点ではあると思います。
それもソコソコいいメンバーの中での結果。
今回は7ヶ月の休み明けですけど、調教時計を見る限りはシッカリと負荷をかけられている印象。
2勝クラス勝ちの時に負かしたモズゴールドバレルは既にオープン入りを果たしており、
タイゲンも3勝クラス突破の下地はありますし、その点でもセオにはヒケを取りません。
人気を考えたらこの馬の単勝に妙味はあると思っています。


【中山10R ドゥラメンテC】
例年だと、このWIN5の第二関門の中山10Rはオープン特別(リステッド)が入っているのですが
今年はGⅠデーの10RはJRA70周年記念のプレミアム競走が指定されていて条件戦が組まれています。
で、「3勝クラスの2500m戦」なのですが、ぱっと見でメンバーの平均年齢が高いw
計算してみたらピタリ6歳でした。
だったら⑩サトノクロークしか4歳馬がいないので、何も考えずにコレでいいのでは?

世代比較の問題はあるけれど、それはあくまでも重賞クラスの話であって、
条件戦はやはり若い馬から買うのがセオリーだと考えています。
(地方競馬も含めて)
いやまあ前述の立雲峡Sでも4歳馬はセオ1頭で、
あっちで重箱の隅を突いた舌の根も乾かない内に4歳馬を推していますけど
セオは1番人気が濃厚だから「コレ1頭で勝負していいのか?」と検証したまでです。
対してサトノクロークはどうやら1番人気にはなりそうにない、
あくまでもその違いですし
別にセオを割り引く理由も世代間の話ではありませんから。

そのサトノクロークは目下、1勝クラス→2勝クラスと連勝中で勢いはあります。
まだまだ伸びシロもありそうだし「買える4歳馬」だと思いますけどね。


【福島11R 福島民報杯】
小回りの福島を狙って行きたい馬が散見されて、ペースも流れそうだから近況のいい差し馬に人気が集まっている構図ですね。
ただ、前に行きたいクチをそれぞれ見てみると…
③ショウナンマグマ→明らかに2000mは長い。3走前に番手追走から粘り込んでの3着が悪くないので今回はインの3番手辺りが欲しいのでは?
⑤タマモブラックタイ→距離延長で先手を主張しそうだが、やはり2000mは未知数で血統的に2000mがいいとは言い難い。
⑨テーオーシリウス→ハナを切ってマイペースに持ち込めれば小倉記念2着とローカルレベルなら侮れないが、テンに速くないのがネックで自分の形に持ち込められるか?
⑫バビット→京都記念3着が番手追走でのものなので、無理にハナ争いには加わらないのでは?

と、それぞれに問題を抱えている印象です。

ここまで読んで
「1頭忘れてない?」と思ったそこのアナタ!

正解ですw

◎は⑥アウスヴァールで、この馬の単騎逃げなんじゃないかと思っています。
ワンターンの阪神1800mで3勝クラスを突破しましたけど、本質的にはコーナー4回の方がいいタイプ。
前走は「休み明けの叩き台」と思われたのが逆に奏功した感じですけど
中間の調整からは使った上積みも十分あるように思われます。

戦ってきた相手関係からもリステッドであれば太刀打ちできる力はあると思います。


【阪神11R アンタレスS】
数少ないJRAでのダート重賞ですが、
重賞レベルのダート戦にしては珍しくどう見ても⑧テーオードレフォンの楽逃げになりそうな組み合わせ。
しかも先行馬すらチラホラ程度。
むしろ「何かワナがあるんじゃ?」と勘繰りたくなるw

ここは騙されたつもりで◎テーオードレフォン1頭勝負。


【中山11R 皐月賞】
牝馬ながら桜花賞ではなく皐月賞に矛先を向けてきた⑩レガレイラ。
実際にホープフルSを勝っているので無視はできないけど
「ルメールありきの参戦」の感は強いので
別に北村宏に罪はないけど、落馬負傷でルメールが乗れないのは大きなマイナス。

1週前の追い切りでラスト1F10.9秒と動いているのは間違いないけど
美浦のウッドチップが自動計測化されて初めて終い1Fが11秒を切ったと話題になった
セントライト記念の時のタイトルホルダーがボロ負けしたのを思うと決して吉兆ではない。

迎え撃つ牡馬勢ですけど
共同通信杯も弥生賞も毎日杯も
レース後の評価は
「勝ち馬のパフォーマンスはクラシック戴冠級」というのだから、さあ困った。

どうやら運を天に委ねないといけないようなので
先週、あんなことがあったのを加味すると⑬ジャスティンミラノに天の加護がありそうな気がします。


今回はどのレースも上位人気馬を無理に消す必要はないとは思いますけど
とりあえず◎は妙味優先で指名してみました。
ノーミスで勝ち馬を選ぶことができていればいいのですけどね。

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 はななるくん 2024年4月8日(月) 13:23
🔍皐月賞展望
閲覧 401ビュー コメント 0 ナイス 8

🌸桜花賞を勝ったステレンボッシュと2着のアスコリピチェーノの差は騎手の差、調教師の差。モレイラとルメールが同じ馬に乗ったら何馬身違う?じゃぁ北村宏は?G1で定量戦だけどハンデ戦として予想しなくてはならない時もありますね。

…で皐月賞ですが昨日日曜日は芝コースは終日重馬場。土曜日からレース中は水を含んだ芝の塊が危険なほど跳ね上がっていて先行馬の後ろを走っていた組には激しくぶつかっていました。明日の火曜日も首都圏は嵐で相当の雨量が予報されています。水曜日以降は晴れますが皐月賞当日は重い馬場になります。昨年も重馬場でソールオリエンスがハイペースに乗じて鮮やかな追い込み勝ちましたが今年の馬場は昨年とは違う気がします。レースは外枠より中枠が有利、逃げ先行馬が有利で追い込みは効かない馬場、弥生賞や2018年エポカドーロが勝った時のようなレースをイメージしてしまいます。

注目は3頭出しの矢作厩舎と出たなり後方からレースをする1番人気レガレイラをどこまで信頼するかが予想のポイント❗️そんな皐月賞になりそうです。

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コメント一覧
12:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:68人 2024年4月7日() 21:26:24
菊花賞3着馬
11:
  HELPRO   フォロワー:2人 2024年3月31日() 15:58:48
ははははは、ついに兄弟にも抜かれたなボンクラ馬鹿息子!、、、お父様、全部あんたの躾の責任だよ。デカい面していい気に成った馬鹿弟が全部親のお陰だった事を証明しちゃったね!
もう武史くんは2度と信用されないね。いい気味だよカス鞍上くん!ははは!
10:
  YASUの小心馬券   フォロワー:36人 2024年3月29日(金) 15:01:09
大阪杯2024
皐月賞馬で、ダービー②着とその着差を考えればタスティエーラと能力差はなく、ここでも有力視すべき存在とは思うも、阪神内回りコースを考えると脚質的には分が悪い、末脚の爆発力は認めるも内から馬群を捌けるタイプではなく、この舞台での大外一気は厳しいとまみました。

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2024年3月31日大阪杯 G17着
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2024年3月31日 大阪杯 G1 7着
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