ジャスティンパレス(競走馬)

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写真一覧
現役 牡5 青鹿毛 2019年4月12日生
調教師杉山晴紀(栗東)
馬主三木 正浩
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績14戦[5-2-2-5]
総賞金65,387万円
収得賞金23,750万円
英字表記Justin Palace
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
パレスルーマー
血統 ][ 産駒 ]
Royal Anthem
Whisperifyoudare
兄弟 アイアンバローズダノングレーター
市場価格2億900万円(2020セレクトセール)
前走 2024/03/30 ドバイシーマC G1
次走予定

ジャスティンパレスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/30 アラ 8 ドバイシーマ G1 芝2410 12--------4** 牡5 57.0 J.モレイ杉山晴紀 --2.27.2 0.5----レベルスロマンス
23/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 165103.614** 牡4 58.0 横山武史杉山晴紀 474
(+6)
2.31.2 0.334.4⑯⑯⑫⑨ドウデュース
23/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 116635.162** 牡4 58.0 横山武史杉山晴紀 468
(-2)
1.55.6 0.433.7⑩⑩⑩イクイノックス
23/06/25 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 17598.523** 牡4 58.0 鮫島克駿杉山晴紀 470
(-2)
2.11.4 0.235.1⑫⑬⑪⑨イクイノックス
23/04/30 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 17114.321** 牡4 58.0 C.ルメー杉山晴紀 472
(0)
3.16.1 -0.434.9⑧⑦⑦④ディープボンド
23/03/19 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 14333.121** 牡4 57.0 C.ルメー杉山晴紀 472
(+16)
3.06.1 -0.334.2ボルドグフーシュ
22/12/25 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 1651018.977** 牡3 55.0 T.マーカ杉山晴紀 456
(+4)
2.33.5 1.136.6④⑤イクイノックス
22/10/23 阪神 11 菊花賞 G1 芝3000 188179.743** 牡3 57.0 鮫島克駿杉山晴紀 452
(0)
3.02.5 0.136.5⑧⑥⑥④アスクビクターモア
22/09/25 中京 11 神戸新聞杯 G2 芝2200 174711.051** 牡3 56.0 鮫島克駿杉山晴紀 452
(+4)
2.11.1 -0.634.4④⑤④ヤマニンゼスト
22/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 185943.1109** 牡3 57.0 M.デムー杉山晴紀 448
(-10)
2.23.2 1.335.4⑥⑧⑧⑧ドウデュース
22/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 1851020.999** 牡3 57.0 M.デムー杉山晴紀 458
(+8)
2.00.5 0.834.5⑰⑰⑭⑫ジオグリフ
21/12/28 中山 11 ホープフルS G1 芝2000 15588.842** 牡2 55.0 C.デムー杉山晴紀 450
(0)
2.00.8 0.235.7⑤⑤⑤⑤キラーアビリティ
21/11/14 阪神 9 黄菊賞 1勝クラス 芝2000 6111.911** 牡2 55.0 C.ルメー杉山晴紀 450
(+6)
2.03.3 -0.134.6メイショウゲキリン
21/09/12 中京 5 2歳新馬 芝2000 5441.511** 牡2 54.0 C.ルメー杉山晴紀 444
(--)
2.02.3 -0.334.3アカデミー

ジャスティンパレスの関連ニュース

戸崎圭太(43)=美・田島=騎乗の2番人気ジャスティンミラノがゴール前で抜け出し、デビュー3連勝で戴冠を果たした。勝ちタイム1分57秒1(良)はコースレコード。同馬の調教にまたがっていたのは10日に亡くなった藤岡康太騎手(享年35)で、天にささげる涙の勝利となった。今後は日本ダービー(5月26日、GⅠ、東京、芝2400メートル)で2冠制覇を目指す。1番人気の牝馬レガレイラは6着に終わった。なお、ダノンデサイルは右前肢跛行のため競走除外となった。



〝彼〟の思いが伝わったかのような決め脚だった。4番手につけたジャスティンミラノが、力を振り絞って中山の急坂を駆け上がる。早めのスパートで勝負をかけたジャンタルマンタルを残り50メートルでとらえると、外から迫るコスモキュランダもクビ差抑えてのVフィニッシュ。戸崎騎手は天に向かって右こぶしを突き上げ、インタビューでは涙をこらえながら落馬事故の影響で10日に亡くなった藤岡康太さんの名前を口にした。

「この馬は藤岡康太騎手が2週前、1週前と攻め馬をしてくれまして。僕が阪神競馬場に行ったときに事細かく状態を教えていただいた。最後のこの差というのは、康太が後押ししてくれたのかなと。康太も喜んでくれていると思います。ありがとう、お疲れさまと伝えたい」

管理する友道調教師も思いは同じだ。GⅠ3勝のドウデュースも含め、多くの調教を手伝ってもらっていた。「康太くんが育ててくれた。彼のおかげです。1週前に乗ってもらって、そのときの感想が『1週前としては最高のデキです』と。それが彼と交わした最後の言葉でした。ゴール前では『康太、康太』と叫んでいました」と涙で顔をくしゃくしゃにしながら明かした。勝ちタイムは従来の記録を0秒7も更新する大コースレコード。激戦を勝ち切れたのは、天からの力添えがあったからに違いない。

康太さんのお墨付きを得たキズナ産駒は、持てる才能を初の中山でも存分に発揮した。1000メートル通過57秒5と経験したことのない超ハイペースでも「ずっとリズム良くいけた」と鞍上。3、4コーナーで少し手応えが怪しくなるシーンこそあったが、直線で再びハミを取って再加速した。

これで新馬、共同通信杯、皐月賞とデビューから3戦3勝。次は日本ダービーで、史上8頭目の無敗2冠制覇を目指す。トレーナーが「もともとダービーの方が競馬がしやすいと思っていましたし、2冠を狙いにいきたい」と言えば、戸崎騎手も「僕自身は日本ダービーで2着2回。またチャンスのある馬に巡り合えましたし、それに感謝しながらダービーに向けて日々を過ごしていきたい」と力強く結んだ。

この週末は別れの悲しみに包まれたが、康太さんの思いは確かに受け継がれていく。固い絆で結ばれたジャスティンミラノは、名馬への一歩を踏み出した。競馬の祭典もまた、チーム一丸となって取りに行く。(板津雄志)

ジャスティンミラノ 父キズナ、母マーゴットディド、母の父エクシードアンドエクセル。鹿毛の牡3歳。栗東・友道康夫厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は三木正浩氏。戦績3戦3勝。獲得賞金2億7482万1000円。重賞は2024年GⅢ共同通信杯に次いで2勝目。皐月賞は戸崎圭太騎手が18年エポカドーロに次いで2勝目、友道康夫調教師は09年アンライバルドに次いで2勝目。馬名は「冠名+イタリアの地名」。

★売り上げ&入場人員

皐月賞の売り上げは190億6331万5800円で前年比94・6%。14日の中山競馬場の入場人員は4万1353人で同140・4%だった。

★アラカルト

戸崎圭太騎手 2018年(エポカドーロ)以来で、通算2勝目。JRA・GⅠは23年安田記念ソングライン)以来で、通算12勝目。JRA重賞はダービー卿CT(パラレルヴィジョン)以来で今年3勝目、通算73勝目。

友道康夫調教師 09年(アンライバルド)以来で、通算2勝目。JRA・GⅠは23年有馬記念ドウデュース)以来で、通算19勝目。JRA重賞は本馬による共同通信杯以来で今年2勝目、通算65勝目。

キズナ産駒 今年出走の3頭を含む6頭の出走で初勝利。これまでの最高は20年(ディープボンド)の10着。JRA・GⅠは23年安田記念以来で、通算5勝目。JRA重賞はダービー卿CT以来で今年6勝目、通算28勝目。

◆馬主・三木正浩氏 所有馬3頭目の出走で初勝利。これまでの最高は22年(ジャスティンロック)の7着。JRA・GⅠは23年天皇賞・春ジャスティンパレス)以来で、通算2勝目。JRA重賞は本馬による共同通信杯以来で今年2勝目、通算9勝目。

◆生産牧場ノーザンファーム 22年(ジオグリフ)以来で、通算9勝目。JRA・GⅠは前週の桜花賞ステレンボッシュ)に続く2週連続で今年2勝目、通算204勝目(他にJ・GⅠを3勝)。JRA重賞も前週の桜花賞以来で今年13勝目、通算824勝目。

◆関西馬の勝利 20年(コントレイル)以来で、通算成績は関西馬41勝、関東馬43勝。

◆単勝2番人気馬の勝利 23年(ソールオリエンス)から2年連続で、通算15回目。

◆馬番⑬の勝利 10年(ヴィクトワールピサ)以来14年ぶりで、通算5勝目。

◆コースレコード 勝ちタイム1分57秒1は、15年中山金杯でラブリーデイが記録した1分57秒8を0秒7更新するコースレコード。また、17年に本レースでアルアインが記録した1分57秒8を同じく0秒7更新するレースレコード。

【皐月賞】三木正浩オーナーは戸崎圭太騎手に賛辞「良さを最大限に生かしてくれた」 2024年4月15日(月) 04:59

三木正浩オーナー(68)=イーエム・プランニング代表=は、昨春の天皇賞(ジャスティンパレス)に次ぐGⅠ2勝目。「ジョッキーがいい位置で上手に運び、馬の良さを最大限に生かしてくれた」と振り返り、「これだけの時計で走った反動が脚元に出ないよう、順調にいってほしい」と日本ダービーに思いをはせた。亡くなった藤岡康騎手には「いい人間と知っていたし、追い切りまで乗ってくれたことは本当にありがたかった。残念でなりません」と惜別の意を表した。

生産者であるノーザンファームの中島文彦ゼネラルマネジャー(55)は「普通なら届かない位置からあの差し脚。正直、びっくりです」と感激ひとしお。「些細(ささい)なことに動じない芯の強いところがあり、落ち着いて走れる。母は短距離馬(芝5ハロンの英GⅠナンソープS勝ち)ですが、ダービーも大丈夫」と2冠制覇への期待を口にした。その母マーゴットディドにはキタサンブラックの当歳牡馬がおり、現在はイクイノックスの子を受胎している。(水戸正晴)

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【大阪杯2024】霧プロの重賞レースおさらい帳 G1勝ちは通過点! ベラジオオペラが強気の競馬でドバイ組への挑戦権獲得 2024年4月1日(月) 13:00


ドバイワールドカップデーが終わった。
贔屓目なしに見ても今年の遠征メンバーはかなり強力で、戦前はもしかしたら全部勝つのでは? とすら思えたほどだ。しかし、実際に勝ったのはUAEダービーのフォーエバーヤングのみ。特に強力と思われたリバティアイランドドウデューススターズオンアースジャスティンパレスダノンベルーガといった、芝中長距離路線のエースたちが勝ち切れなかったのは、なかなかに衝撃的だった。
昨年のイクイノックスの圧勝劇で筆者自身感覚がマヒしていたのもあったのかもしれないが、改めて世界の広さというものを実感した開催だったと思う。
そんなエースたちがごっそりと抜けたことで、結果的に混戦となったのが国内の大阪杯
1~5番人気が一桁台の単勝オッズで、9番人気のハーパーまで極端な差がなかった。実力拮抗のメンバーによる、ドバイ組への挑戦権獲得レースという様相を呈していたように思う。

レースは久々の実戦復帰だったスタニングローズの逃げに始まり、ベラジオオペラが強気に2番手から追う形。タスティエーラプラダリアも好位を確保し、やや後手を踏んだローシャムパークは中盤で一気にマクり上げる。これに呼応してソールオリエンスもじわりと位置を上げ、人気馬はそれぞれに勝ちに行く姿勢が見えた。
だが、この中で直線でも確かな伸びを見せたのはベラジオオペラローシャムパークだけ。内からはルージュエヴァイユ、外からはステラヴェローチェが強襲したが、2頭を捉えるまでには至らず。最後はクビ差だけ残して、ベラジオオペラがG1初制覇を果たした。

勝ったベラジオオペラは、デビューの頃から陣営がしきりに「ユル過ぎる」とコメントしていたことが印象的だった馬。本格化は古馬になってからだろうという見立て通りに、4歳で栄冠を手にした。
緩い状態でクラシックを走り、大きく崩れたのは馬場も展開も全く合わなかった皐月賞のみ。それ以外は勝つ時も負ける時も常に僅差で、”高い次元で相手なりに走る”馬であるように映る。道中でローシャムパークが動いてきた時も退かず、強気の姿勢を貫き通した横山和生騎手との相性も良さそうだ。
この後は当然ドバイ組との激突も考えられるが、そこでも相手なりの個性を活かすことができるのかどうか。G1馬にはなったが、次走以降が試金石と言えそうだ。

2着のローシャムパークはスタート後の二の脚があまり利かず、後方に下がりながら、同時に外へと誘導されていた。終始力み気味な走りになっていたこともあり、早めに押し上げる格好になった印象だったが、結果的にはこの動きがいい方向に働いたように思う。
とは言え、終始スムーズだったベラジオオペラと比べるとロスが大きかったのは事実で、馬の力としては本馬が一番上だったかもしれない。大型馬の割にコーナーリングがスムーズだし、気性面での難しさが悪い方向に行かなければ宝塚記念あたりでリベンジの機会がありそうだ。

3着のルージュエヴァイユは3コーナー付近で最内を確保すると、そのまま持ち味の瞬発力を活かしてイン突きを敢行。前2走に比べると走りやすい馬場状態だったのも、距離が短くなったのも良かったのだろう。2200m戦から大きくレベルを上げてきた。
今回の好走を含め、1800~2000mならば一線級とも差がないことを証明したが、このままではスイートスポットがやや狭い感も。マイルか2400mにまで対応可能であれば選択肢は一気に広がるのだが、この後はどういった進路を歩むだろうか。個人的には距離が長くなるよりも、短くなったほうがレースがしやすいように思えるのだが、陣営の選択を見守りたい。

4着のステラヴェローチェは近走よりも出脚が鈍く、馬群の中で前進気勢の強さを抑え込み続けるという窮屈な競馬を強いられた。直線で外に出してからの伸びは目立ったが、少々不完全燃焼感があったか。
それでも、昨秋までかなり長い期間休養していた馬が、ここまで復活してきたというのは凄い。順調ならばこの後の中長距離路線を大いに盛り上げてくれるだろう。

一方で4歳のクラシックホース・タスティエーラソールオリエンスは苦戦を強いられた。
タスティエーラは位置取りも含め、理想的な展開であるように映ったが、直線では若干内にモタれた後に、不自然な格好で外へとヨレていた。これまでの堅実性を考えればあまりにもらしくない内容で、能力が足らないというよりは何らかの原因で走れていないという印象のほうが強かった。
ソールオリエンスローシャムパークと同時に動きはしたが、その後コーナーで押し上げて行けず。直線もぴりっとした脚は使えずになだれ込んだ感じに終わった。
指数的に見るとそこまでパフォーマンスを下げているわけではないが、馬体面での成長がデビュー時からまったくなく、ついに今回は過去最低の馬体重での出走となってしまった。成長力という点で、同世代の馬と比べても物足りなさがあるのは事実だろう。
コーナーリングが上手くないとは言っても、ワンターンのコースでの末脚比べで切れ勝てるほどの鋭さがあるようには映らないし、今後の進路に大きな影を落とす敗戦になってしまったように思う。
個人的に世代レベル論というものはあまり重視していないが、世間で4歳世代が弱いと言われる理由は、クラシックホースであるこの2頭が勝ちきれていないというのも大きいように思う。共に決して弱い馬ではないし、立て直してのリベンジに期待したいところだ。

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【ドバイシーマクラシック】リバティアイランド、末脚はじけず3着 川田将雅騎手「きょうできる精いっぱいの走りでした」 2024年4月1日(月) 04:55

〝お嬢さん〟の世界デビューは、ほろ苦い結果となった。昨年の3冠牝馬リバティアイランドは中団の外めを追走し、直線は大外に持ち出されたが、そこから末脚がはじけず3着。シャフリヤールイクイノックスに続く日本馬3連覇とはならなかった。中内田調教師は「タフな馬場の影響なのか日本で見せていた切れ味が見られませんでした」と敗因を分析。川田騎手は「直線もう少し動けるとありがたかったのですが、これがきょうできる精いっぱいの走りでした。今後よりよいステージに行くための経験になればと思います」と前向きにまとめた。

◆藤原調教師(シャフリヤール2着)「最高の競馬でしたね。今までの経験が全て詰まったような、本当に素晴らしいレースをしてくれた。6歳だけど本当に楽しみな馬です」

◆モレイラ騎手(ジャスティンパレス4着)「ゲートボーイのおかげでいいスタートを切ることができました。長所のスタミナを生かしてくれましたが、ギアチェンジするところで置いていかれてしまいました」

◆デットーリ騎手(スターズオンアース8着)「右にモタれてしまって、道中調整が必要でした」

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【ドバイシーマクラシック】シャフリヤール2着、リバティアイランド3着 制したのは地元UAEのレベルスロマンス 2024年3月31日() 02:22

ドバイワールドカップデーが30日(日本時間同日深夜から31日未明)、UAEドバイ・メイダン競馬場で行われ、ドバイシーマクラシック(GⅠ、北半球産4歳以上・南半球産3歳以上、芝・左2410メートル、1着賞金348万ドル=約4億9207万円=国際的な取り決めによる年初の主要通貨換算通年レートの1ドル141.4円で換算)は、地元UAEのレベルスロマンスが優勝した。日本馬はシャフリヤール(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)が2馬身差の2着で、リバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎)は3着。タイムは2分26秒72(良)。

同じく日本から参戦したジャスティンパレス(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は4着で、ルメール騎手の落馬負傷によりランフランコ・デットーリ騎手に乗り替わったスターズオンアース(牝5歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)は8着だった。

◆クリスチャン・デムーロ騎手(2着 シャフリヤール) 「2、3番手からの競馬をしようと思ってうまくそのポジションで運べた。ペースが遅くて(ハミを)かむところはあったけど、2番手の勝ち馬と一緒に上がっていけた。最後は左にモタれたけどよく頑張ってくれた」

藤原英昭調教師(同)「最高の競馬でした。馬が成長しているように感じました」

中内田充正調教師(3着 リバティアイランド)「馬の具合はすごく良かったですし、レースも流れてくれていいところかと思っていましたが、このタフな馬場の影響なのか日本で見せていた切れ味が見られませんでした。ここまで応援してくださった皆さんやサポートしてくださった皆さんに結果を出して応えたかったのですが、申し訳ない気持ちです。また改めてリバティアイランドのいい走りを皆さんに見ていただきたいと思います」

◆ジョアン・モレイラ騎手(4着 ジャスティンパレス)「ゲートボーイのおかげでいいスタートを切ることができました。道中は長所のスタミナを活かして最後までバテずにいい脚で走ってくれましたが、ギアチェンジするところで置いていかれてしまいました」

杉山晴紀調教師(同)「日本の競馬のルーティンとは違ったシチュエーションの中で、平常心を保ってレースに臨めたのは収穫だと思います。悔しい結果でしたが、力を出し切れたことはよかったです」

◆ランフランコ・デットーリ騎手(8着 スターズオンアース)「ずっと右に張っていた。日本のファンの方々の応援はうれしいです」

高柳瑞樹調教師(同)「直線では外にモタれてしまいました。いい仕上がりだと思っていましたが、最後は少し本来の力を出せませんでした。まだ現役は続けるので、次に向かって頑張ります」

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【ドバイシーマクラシック】前日気配 リバティアイランド落ち着き十分 陣営は「本当にすごい馬」と感服 2024年3月30日() 04:49

昨年の3冠牝馬リバティアイランドは、キャンターでダートコースを1周。初の海外とは思えないほど落ち着いた雰囲気だ。片山助手は「検疫、空輸、メイダンの環境下での調整と、少しの期間でたくさんの動きがあるなかで、全てにおいて対応して学習してくれました。本当にこの時点ですごい馬だと思います」と感服していた。

スターズオンアースはダートコースを2周半したのち、ゲートで駐立を確認した。「問題なく順調にきています」と高柳瑞調教師。

ジャスティンパレスはダートコースをキャンターで1周。「場所が変わってもイレ込むことなく、すごくリラックスしています」と杉山晴調教師。

シャフリヤールはダートコースを1周半して本番に備えた。「海外を転戦しているベテランだし、自分で体を作っていく。日本と何ら変わりないからすごいよね」と藤原調教師。

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ジャスティンパレスの関連コラム

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有馬記念武豊騎手騎乗のドウデュースが、鮮やかに差し切り勝ち。スタートは決して良くなかったものの、その後はじっくり溜めて、3コーナーから徐々に進出。直線は粘るタイトルホルダースターズオンアースを測ったように差し切った。

期待した◎タイトルホルダーも、絶好枠を生かしての逃げ。4コーナーでは後続を突き放し、直線もギリギリ一杯まで粘り込んだ。引退レースでの見事な3着激走だった。

また、勝ち切れなかったとはいえ大外枠の不利を克服して2着に粘ったスターズオンアース&ルメール騎手も素晴らしかった。とにかくゲートに集中し、トップスタートからスッと2番手を確保すると、そこからはいつも通りの運び。道中はスムーズにリラックスさせ、直線も最後まで持たせた。惜しむらくは2週目の3コーナー入り口で内ラチに接触したことで少しリズムを崩してしまったこと。あそこがなければもっと際どかったかもしれない。以前より器用さも出て来ており、今後もコースや距離を問わず走れそうで、崩れるイメージはあまりわかない。とにかく順調に使えれば2024年も大いに活躍に期待ができるだろう。

4着ジャスティンパレスは、中山のコーナー適性があまりない中でもよく追い込んできた。最後の脚は目立っており、得意の京都の長丁場なら改めて期待大。天皇賞(春)は順調に行けば勝ち負け濃厚だろう。

今年は3歳勢の出番はなかったが、タスティエーラは再三不利を受けながらもラストで伸びて来ており、改めて地力の高さを印象付けた。こちらは父同様に宝塚記念か、あるいは気は早いが暮れの香港ヴァーズあたりが最も合いそうだ。スタミナ豊富なので、天皇賞(春)でも十分に好勝負可能だろう。以前から申し上げている通り、外国人騎手が合うタイプだ。

それにしても、天皇賞(秋)直前にケガをしてしばらく戦線を離れながらも、暮れに戻って来てグランプリを勝つのだから、武豊騎手はすごい。

ドウデュースも私も帰ってきました」

という第一声で思い出したのは、2013年の日本ダービーキズナで制した後のインタビューだ。当時の武豊騎手は落馬の影響などもあり長きに渡る不振にあえいでいたが、そんな状況からの復活を遂げたのが、あのダービーだったように思う。当時もレース後のインタビューで同じように、「帰ってきました」と口にしていた。

ドウデュース自身もこれで完全復活。順調なら来年は再度秋のフランスの大舞台に挑むことになるのかもしれない。今からその瞬間を楽しみに待ちたい。3歳時とは違い、馬体を見ても明らかにパワーをつけた今なら、また異なる結果がもたらされる可能性もありそうだ。

~ホープフルSの注目馬は?~

さて、最後はホープフルSの注目馬で締めたい。注目はこの馬。

レガレイラ(ルメール騎手)

注目はレガレイラ&ルメール騎手。とにかく追ってからグッとギアが入る走りが素晴らしく、牝馬同士のスローの決め手比べよりは、牡馬相手でも暮れの中山のタフな馬場のほうが合いそうなタイプ。前走は究極の上がりのレースになり、位置取り負けしただけ。中山芝2000mなら巻き返せるとみる。抽選対象(11/14)だったが突破をはたし出走が叶ったここは有力だろう。

……というわけで、いよいよホープフルSで2023年の中央競馬は終わり。そして、2018年10月より続いて来た本コラムも今回でひと区切り、ラストとなります。5年間、テーマもすべて自分自身で決め、本当に好きなように書かせていただきました。一度も途切れずに続けられたことは自信になりましたし、今後もこれまで通りコツコツ続けて行く選択肢もあったのですが、自分自身のさらなる成長のために、キリの良いところでひと区切りとさせていただきました。今までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。何か一つでも、お役に立てたなら幸いです。またどこかでお会いしましょう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年12月21日(木) 11:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 有馬記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉こちら👈
🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年11月4日() 10:00 TARO
【TAROの競馬研究室】晴れればルメ馬場、雨降れば危ルメ馬場の東京芝/みやこステークス展望
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注目された天皇賞(秋)イクイノックスが圧勝。ジャックドールのハイペース逃げにも動じることなく、スッと手応え良く3番手につけ、直線は悠々と抜け出すだけ。ゲートで遅れた後方待機組が2~3着に突っ込んできたのをみても展開は厳しかったが、ただ一頭レベルが違った。これで昨年の天皇賞(秋)から、海外を含めてG1・5連勝。まさに向かうところ敵なし。

もっとも、2着以下も注目馬多数。2着ジャスティンパレスはスピード競馬にも対応。展開が向いたにしても中身の濃い競馬だった。距離が延びるジャパンカップではさらに差が詰まる可能性もある。

3着プログノーシスは位置取りこそハマったが少し仕掛けが早かった。タイプ的にはマイルCSで見たいが、連戦で使えるタイプの厩舎ではないだけにどうだろうか。距離は2000mが限界か。逆に有馬記念あたりも良さそうだが、そうなると騎手を選ぶことにもなる。現実的ではないか。

5着ガイアフォースも強気に攻めていって能力を証明した。こちらはマイルCSなら有力。京都外回りは合う。

惨敗組の中ではドウデュース。良くも悪くもマッチョになってきており、3歳時のような溜めて鋭く伸びるタイプではなくなっている。ジャパンカップで期待したいところだが、今回の内容を見る限り、仮に武豊騎手に手綱が戻ってもどうかなというのが正直なところ。有馬記念、あるいはマイルで再び見たい気もする。

ジャックドールはレースを盛り上げる逃げを打ったが、一度でいいから外国人騎手で見てみたい。香港カップなら有力では。

ちなみにルメール騎手は今年の秋開催の東京芝で12勝。複勝率は73%と、いい馬に乗っているにしても、それを上回る圧倒ぶりだ。

今の東京芝はルメール騎手のスタイルに極めて合っていることも大きい。乾いて差しが届く「ルメ馬場」が続くならば、人気でも嫌ってはいけないか。

ちなみに秋の東京開催、唯一良馬場ではなかった10/9(月)は、ルメール騎手(0-1-1-3)と不発。雨が降ってタフな馬場になると切れ味をそがれるので、一転して「危ルメ馬場」にになる。ルメール騎手の人気馬を素直に信じるかどうかは、空模様次第ということになる。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はみやこステークスから。

ワールドタキオン斎藤新騎手)

注目はワールドタキオン斎藤新騎手。
前走のエルムSは、好スタートから好位追走、逃げ馬が早々にバテたことで早めに動かされる形で厳しい流れだったが、それでも最後は地力で2着に粘り通す強い内容。出戻り後はずっと好内容を続けており、重賞でも安定して走れそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年10月25日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月29日(日) 東京11R 第168回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:13頭】(フルゲート:18頭)


<前走:宝塚記念 阪神芝2200m(レース映像)> 4ヶ月

イクイノックス(1着 492kg(海外競馬出走))<A>
☆『前走の追い切り
昨年はダービーからの休み明けだったが、今年は宝塚記念からの休み明けで迎える。この中間の追い切りの本数はほぼ同じだが、今年のほうが2週前には長めから速い時計を出している。大目標はジャパンカップになると思うが、ここでも世界チャンピオンとして負けられないデキで出走してくることになりそう。

ジャスティンパレス(3着 492kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走の宝塚記念では3着に敗れたものの、春は安定した内容のレースができた。そこからの休み明けで、この中間はこれまでと同じような乗り込み量で順調に調整されている。ただ1週前追い切りの動きを見ると、いつもと比べるとズブい感じが強くやや重め残りの印象を受けた。


<前走:札幌記念 札幌芝2000m(レース映像)> 中9週

プログノーシス(1着 476kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
この中間も坂路で乗り始めて、2週前、1週前とCWを長めからという、これまで同様の調整内容で順調さがうかがえる。川田騎手が騎乗しての1週前追い切りでは、馬なりも迫力のある走りで楽に先着と、前走以上に調子を上げてきている感じあり。

ダノンベルーガ(4着 508kg(海外競馬出走))<B>
☆『前走の追い切り
前走は休み明けで苦手な右回り参戦。追い切りでの動きもあまりよく見えなかった。今年は一度使われていることもあり、1週前追い切りでは強めには追っていたものの直線スッと前に出ると一気に突き放して先着の好内容を披露してきた。昨年の1週前が、古馬1勝クラスを相手に前に出るのにモタモタしていたところがあったことを思うと、叩き2戦目で反応も良く昨年よりも好状態で臨める見込み。

ヒシイグアス(5着 502kg(+16kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックでは緩さがあり、太め残りの馬体だった。この中間、1週前追い切りでは併せ馬の内でモタモタした様子で先着できず、良くなるには時間がかかりそう。

ジャックドール(6着 516kg(+8kg))<B>
☆『前走の追い切り
昨年と同じローテーションで、この中間の調整内容も1週早く乗り出している点以外は内容的にも同等。1週前追い切りの動きを見ると、昨年はのんびりした感じがあったが今年は気合乗りがかなり良く、出来に関しては今年のほうが上か。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ガイアフォース(5着 490kg(-2kg))<A>
☆『前走の追い切り
春はマイル戦を2回走ってともに差のない競馬だったが、直線での伸び脚とゴール後の余力などを見ると明らかに距離不足。休み明けの前走時に関しては、マイナス体重だったがお腹の辺りに緩さがあり、直線伸びきれなかったのはそのあたりが影響したかもしれない。デビュー前からすべて坂路で時計を出してきた馬だが、この中間は初めてCWで追い切られて3頭併せの外を先着。休み明けを一度使われての上積みに期待がもてる内容だった。

ノースブリッジ(7着 500kg(+12kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時はパドックでかなりイレ込んでいて、その影響はかなりあったはず。毎回パドックでは一番後ろを周回するので気性的な難しさはありそう。近走は休み明けで使われることが多く、これまでは1週前に強めに追っていることが多かったが、今回は馬なりでの調整となっている。前走からの上積みは見込める。

エヒト(11着 466kg(-6kg))<C>
七夕賞から月1ペースで使われてきて、この中間も坂路での調整。1週前に強めに追われマークした時計も、森厩舎の馬でこれくらいならザラというもので、それほど高い評価は与えられない。

アサマノイタズラ(14着 510kg(-8kg))※出走回避予定


<前走:その他のレース出走馬>

ドウデュース京都記念:1着 芝2200m 508kg(海外競馬出走) 8ヶ月半)<B>
☆『前走の追い切り
早い段階でここを復帰初戦の目標と定め調整されてきていて、かなりの乗り込み量。1週前には武豊騎手が騎乗しての追い切りで、一杯に追われて力強い走りで先着。京都記念の時よりも馬体が増えていそうだが、その分パワーが増している印象を受けた。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 5ヶ月半)※出走回避予定

アドマイヤハダル毎日王冠:4着 芝1800m 488kg(-6kg) 中2週)<B>
☆『前走の追い切り
前走の毎日王冠では、ゴール前での追い比べでわずかに及ばなかったが差のない4着と好走。この中間も、1週前に馬なりで先着と引き続き出来は良さそう。ただ前走の内容を見ると、長く良い脚を使うというよりは、一瞬の切れる脚を使うタイプで東京では仕掛けるタイミングがかなり難しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスプログノーシスダノンベルーガガイアフォースの4頭をあげておきます。


🏇『過去5年のダイジェスト


◇今回は天皇賞(秋)編でした。
今年で168回となる天皇賞(秋)。記念の『第100回』からしっかり競馬を観るようになって、春秋合わせて68回も天皇賞を観ていることになり、時間が過ぎて行くのは早いものだと感じます。それと同時に、最初にしっかり観たレースということで何か初心に戻る気持ちにもなるレースでもあります。長く競馬を見ていると忘れていく記憶も多くなってきているのも事実ではありますが、最初に観ていた頃の記憶はなかなか消えることはなく、それだけ強烈なものとして脳に刻まれているのかもしれません。今年は11頭と少頭数でのレースになりそうですが、あの時も14頭と少ない頭数で不利な大外枠から先行したスーパークリークが早めに抜け出して後続の追撃を押し切る内容での勝利。
今年も好メンバーが揃いました。脳に刻まれるような、記憶に残るレースになることを期待しています。


天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年6月30日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】スルーセブンシーズは凱旋門賞で観たい/ラジオNIKKEI賞展望
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春のグランプリ、宝塚記念イクイノックスが大外から豪快に差し切って勝利。単勝1.3倍の断然の支持に応えた。

正直なところ人気を見たときにはさすがに少々被りすぎだなと感じたが、終わってみれば期待に違わぬ貫禄の勝利。広い東京コースの決め手比べでも、2500mや2200mのロングスパートでもキッチリと差し切るのだから真のチャンピオンといって間違いない。

惜しかったのは2着スルーセブンシーズ。完璧な運びで直線に向いたが、最後切り替えたところが惜しかった。それでも好騎乗があってこその2着。池添騎手は阪神芝2200mの仕掛けどころを心得ている。3着ジャスティンパレスは少しズブさを見せたあたり久々の中距離のペースに戸惑った印象もあったが、底力で伸びて来た。4着のジェラルディーナは早仕掛けでラストは脚が上がったが、それでも地力の高さを見せた。

上位勢はそれぞれ能力の高さを示した好レースだった。

イクイノックスは恐らく国内専念となりジャパンカップが大目標になりそう。一方、タフな馬場も馬群も苦にせず、精神力も強いスルーセブンシーズには、是非凱旋門賞を目指してほしい。エルコンドルパサーナカヤマフェスタオルフェーヴルが掴み損ねた栄光を、今度こそ手にするチャンスがあるかもしれない。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】ジューンオレンジ 6/25(日)函館10R 1番人気5着

完全な先行イン有利競馬の立ち回り戦になってしまい道中外を回した組や外枠勢には出番がなかった。その中でもラストはよく伸びて地力の高さは示した。順調なら次走はさらに開催が進んだ函館か、あるいはコーナーをゆったり回れる札幌になる可能性が高く条件好転、巻き返し濃厚。

~今週末の注目馬~

今週はラジオNIKKEI賞から。

グラニット嶋田純次騎手)

注目はグラニット嶋田純次騎手。
基本的には小回り向きのスピードと立ち回りが生きるレースで、過去5年のうち4年で逃げた伏兵馬が馬券圏内に好走中。となれば、やはり狙いはグラニット。同じ小回り1800mのスプリングS4着の実績は上位。最終週で距離も長かった皐月賞は度外視し、巻き返しを狙いたい。


※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年6月22日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 宝塚記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


6月25日(日)阪神11R 第64回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)

<休み明けでの出走>

イクイノックス(ドバイSC:1着(海外)3ヶ月)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は早めに栗東へ移動して滞在での調整。右回りでの追い切りもあるが、この馬としては力みがあり終いの伸び脚が物足りなくも見える。

ヴェラアズール(ドバイWC:13着(海外)3ヶ月)<C> <優先出走馬(ファン投票)>
海外帰りの休み明け。この中間乗り込み量は豊富も、1週前追い切りを見ると良い時のような前進気勢があまり感じられない。時計は出ているが終いの伸び脚は平凡。

ジオグリフ(ドバイWC:11着(海外)3ヶ月)<B>
この馬も早めに栗東へ移動しての調整で、CW、坂路と好時計が出ていて順調な仕上がり。1週前の動きを見ると、重め感はないがもう少し気合乗りがほしい感じ。

スルーセブンシーズ(中山牝馬S:1着、448kg(+4kg)3ヶ月半)<A>
中山牝馬Sからの休み明けで、こちらも栗東に移動しての調整。デビューから休み休み使われ、馬体も増えてきている馬だが、1週前は強めに追われて力強い動きを披露と、ここも仕上がりは良さそう。


<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)

ジャスティンパレス(1着、472kg(±0kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間もこれまでと同じように1週前に併せ馬で強めに追われた。ただ、持ったままの併走相手に追って追って何とか先着という内容で、もともとスッと反応できる馬ではないものの今回はズブさが目立ち、重め感あり。

ディープボンド(2着、504kg(-10kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
前走は10キロ減で仕上がりが良かったがパドックではかなりうるさかった。この中間は、1週前までに坂路、CWで強め3本と昨年とほぼ同様の内容だが、さらに動きが良化し前走以上のデキで臨めそう。

ブレークアップ(4着、496kg(+2kg))<C>
土曜追いの厩舎で、3週連続CWで速いタイムを計時。ただ、前走時と比べると坂路での時計が平凡。

アスクビクターモア(11着、482kg(±0kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
この春3戦目となるが、この中間は南Wでの追い切りプラス2歳時以来のプール調教も取り入れられての入念な乗り込み。1週前追い切りでは前走時のような前半手控えた内容ではなく、気分良く走らせて直線もかなりハードに追うという、迷いなく思い切りの良さを感じさせるスパーリングを敢行している。


<前走:香港QE2世C出走馬>(中7週)

ダノンザキッド(5着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は坂路での時計が平凡。CWでの追い切りの動きを見ても、前半は首が上がってしまい走る気持ちが伝わってこない。

ジェラルディーナ(6着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は1週前に強めに追われて本来の調整内容。ただ動きを見ると、重心が高めでやや力みがある点で、良い時と比べると少々物足りない。


<前走:鳴尾記念出走馬>(中2週)

ボッケリーニ(1着、468kg(+2kg))<C>
前走時は追い切りの動きも良く好仕上がりだったが、今回はあまり実績のない中2週での出走。日曜に坂路で時計が出ているが軽めの調整で、上積みまではどうか。

モズベッロ(6着、496kg(+4kg))<B>
3年前に3着の好走実績があり、中2週のこの中間も軽めの調整ではあるものの良い時の動きに近づいてきている。近走は詰めてレースを使えていることからも、出来の良さが感じられる。

カラテ(9着、538kg(+4kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間も坂路での調整でガラッと良くなった感じはないが、大きな馬で力強さはあり調子落ちはなさそう。


<前走:その他のレース出走馬>

ユニコーンライオン(豪州QES:5着(海外)中10週)<D>
前走からの乗り込み量は少ない。1週前の動きを見ても、好調時のような鞍上がハミにぶら下がる感じがなく、長手綱で押しても伸びきれず重い動き。

ドゥラエレーデ日本ダービー:中止、512kg 中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
前走落馬競走中止のためここに出走してきた。中3週になるが、休み明けの前走を使われて1週前には日曜、水曜とかなり良い時計をマーク。出来自体は良さそう。

プラダリア目黒記念:5着、464kg(+4kg)中3週)<D>
休み明けの前走時は、パドックでは緩さが残っているように見せていた。この中間も坂路では速い時計が出ておらず、変わり身はあまり感じられない。

ライラック目黒記念:9着、438kg(+4kg)中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
1週前は、前走時よりも手応えに余裕が窺え、終いの動きも好反応だった。

ウインマイティーブローザホーンミクソロジーの3頭は出走回避の予定。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アスクビクターモアディープボンドスルーセブンシーズの3頭をあげておきます。


◇今回は宝塚記念編でした。
早いものでJRA春G1も最終戦の宝塚記念を迎えることになります。今年はこのコラムで推奨した馬たち(日本ダービータスティエーラオークスハーパードゥーラ/天皇賞春:ディープボンドシルヴァーソニック......)が好成績を残していて、少しでも的中のヒントとして参考になっていたら嬉しい限りです。
このコラムで推奨した馬たちが好走するということは、1週前までにどれだけ状態を仕上げられているかが重要になっていることの表れでもあると思っています。JRAでもレースの週になれば、参考レースや調教VTRなどを提供していますが1週前追い切りの映像などは探しにいかなければなかなか見られない状況にあります。そのあたり、当コラムの役割であり価値ととらえ、これからも皆さまの参考となるよう心掛けてやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ジャスティンパレスの口コミ


口コミ一覧
閲覧 233ビュー コメント 0 ナイス 1

今年の皐月は混戦ですね

桜花賞は本番と同じマイル戦を使われて来た馬が強いレースですが、皐月賞は本番より短い千六〜千八での勝利が必須です
過去10年の3着以内馬30頭で勝ち鞍が無かったのは2018年の3着ジェネラーレウーノただ一頭です

皐月賞は2歳戦やトライアルなどと違い18頭が1着だけを目指すレースです
必然的にポジション取りが激しくなり昨年の様にハイペースになることも珍しく無いので、マイルなどの速い流れで勝ち切る経験が生きるのだと思います

また、何度も坂を上り下りをする為か?470キロ以上の、ある程度馬格がある馬が強い傾向です

血統傾向
父ミスプロ系の連対馬はキンカメの系統だけが連対しています

母父ノーザンダンサー系は勝ち切れ無い事が多く2009年以来、昨年は久々の勝利でした

ノーザンダンサーのクロスを持つ馬が強い

父か母父がサンデー系かサンデーの影響を持つ馬が強い

3着以内馬の多くはブラッシンググルーム、トニービン、ヌレイエフ、リボーなどの欧州色の強い血脈を持っていました


予想
◎ ② メイショウタバル
13日の中山は3〜4コーナーが荒れている印象です。特に4コーナーではキックバックによりガンガン芝が飛んでいました。
3〜4コーナーの柔らかい芝を苦もなく走れるこの馬を本命にしたいと思います
血統的にも父ゴールドシップは少しスピードに欠けるところがありますが、母父フレンチデュピティとサンデーのクロスでスピードを補っているのかと思います
中山でよく好走するブラッシンググルームを内包しているのも良いと思います


○ ⑰ ビザンチンドリーム
父エピファネイア×母父ジャングルポケットと重た過ぎる印象ですが母母父はフレンチデュピティで三代母の父がサンデーで4×4のクロスになっていることで軽いスピードも持っていると思います
ただスタートが遅く後方からのレースになるので届くかどうか?


▲ ⑬ ジャスティンミラノ
どスロー競馬しかした事なく強い可能性も、どスローしか出来ない可能性もあると思います。ただ前走ジャンタルマンタルを突き放して勝ったのは良いと思います
血統的にもキズナ産駒は牝馬が強いイメージで判断が難しいところです


△ ① サンライズジパング
前々走のホープフルSはレガレイラに乾杯な感じですが、展開的には後ろが有利な展開であった事とゴール前で完全に進路が塞がった事もあり上位3頭は実力拮抗だったと思います
芝の初戦がG1で不利を受けながら3着とこの馬も強い可能性は有ると思います


△ ⑭ シンエンペラー
前々走は前で競馬をしたこの馬が1番強い内容だったかも知れません
ただ血統的にはノーザンダンサーの血が濃すぎて日本には合わないイメージです


× ⑨ アーバンシック
父のスワーヴリチャード自身もそうでしたが、ハーツクライ産駒はこのレースでは人気ほどの活躍は出来ていません。
スワーヴリチャード産駒は早熟傾向っぽいので当てはまるかどうかは分かりません

× ⑩ レガレイラ
血統的にはアーバンシックとほぼ同じ血統です

× コスモキュランダ
弥生賞の勝ち馬でモレイラ騎乗

× ⑧ ジャンタルマンタル
血統的には全く合わないと思います。
パレスマリスはよくわからないのですがその父カーリン、またその父スマートストライクとダート血統
父の母パレスルーマーはアイアンばローズやジャスティンパレスの母でそこにカーリンを付けたパレスマリスの子が芝で走るとは思えないが、まだ大負けしていないG1馬で人気が無いのなら少し押さえてもいいかと思います


最後に全馬全騎手が無事にレースが出来ることを願います

 お美沙@爆益舎 2024年3月30日() 20:51
ドバイの4R&大阪杯予想
閲覧 214ビュー コメント 0 ナイス 6

爆益舎が固く守っているルールがあります。

それは今夜のドバイワールドカップのような国際レースにおいては徹底的に日本馬を排除し、徹底的に外国馬同士の決着を狙うというもの・・

その理由は明白。  
JRAが馬券を売り日本のファンが馬券を買うのですから例外なく日本馬に人気が偏るからです。

もちろん私だって国際レースの舞台で日本馬が優勝するシーンを見たいと思っています。
しかし そうした心情的なことよりも効率の良い馬券を買うことを優先すべきだと考え、心を鬼にして外国馬ばかりを買っているわけです。

これを踏まえ、今夜のドバイ4Rの予想

6R ゴールデンシャヒーン
◎ナカトミ

米国のシベリウスが人気していますが潜在能力ではナカトミも引けをとらない。
常に世界の超一流を相手に勝ち負けしてきた実績を素直に認めましょう。

馬連 ⑩⇔①④⑥⑦⑨⑫⑭  以上7点張り


---------------------------

7R ターフ
◎ルクセンブルグ

人気しているデットーリ騎乗のロードノースはすでに峠を超えた感のある8歳馬!
充実の5歳馬ルクセンブルグで十分に勝てる。

そして今回のメンバーは間違いなく世界のトップレベル。
申し訳ないけどドゥデュースやナミュールでは歯が立つ相手ではないと思う。

馬連 ⑧⇔①②③⑧⑫⑬⑭⑯  以上8点張

------------------------------

8R シーマクラシック

◎エミリーアップジョン

近2走は英国GⅠに出走。 そこで背負った斤量は牝馬には酷量の60㌔。
今回は55㌔で出走します。  元々この馬はデットーリのお手馬。
秘めたる潜在能力は半端ないと思っています。
言っちゃ悪いがリバティアイランド ジャスティンパレスでは競馬にならんでしょう。

馬連 ⑩↔①③④⑥⑦⑧⑨

---------------------------------

9R ワールドカップ

◎ディファンデッド

人気薄ですが地元サウジからの唯一の出走馬である同馬に期待。
サウジの馬ではあるけれど主戦場は米国です。
実績も十分。


馬連 ③⇔①②⑤⑥⑦⑨⑩ 以上 7点張り

--------------------------------

【大阪杯  ◎ソールオリエンス】

人気の中心タスティエーラは弥生賞勝ちや皐月賞2着の実績はあるものの 本質的には2400m以上の馬だと思う。

ここは昨年の皐月賞での鬼脚が記憶に新しいソールオリエンスから・・

穴は3枠の両馬とキラーアビリティ


馬連 ⑩⇔②⑤⑥⑧⑫⑬


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 しんちゃん52 2024年3月30日() 20:50
ドバイゴールデンシャヒーン&ドバイターフ&ドバイシーマク...
閲覧 142ビュー コメント 0 ナイス 13

こんばんみぃ~♪

今日は夜間にドバイがあるんで二度目の登場で~す、宜しくね(^^♪

昼間のJRAは一個も当たらず広島東洋カープもおいらと一緒で全く見せ場も無く敗退。

なのでここらで国外と国内のGIを大的中させて日頃の鬱憤を晴らしたいところ。

まずはドバイからね、大阪杯は明日にします。

メイダン6R ドバイゴールデンシャヒーン

◎①ボールドジャーニー
〇⑩ナカトミ
▲⑬シベリウス
△⑪リメイク
△⑧リーディングスピリット

馬連①ー⑧・⑩・⑪・⑬への4点。
馬単①ー⑧・⑩・⑪・⑬への4点。
三連複①・⑩ー⑧・⑪・⑬への3点。

最内を引いたイグナイターやドンフランキー、フリーダムファイター等の逃げ先行馬が勢揃い。
ボールドジャーニーには絶好の展開になるのではないかと思いまして本命にしてみました。
世界の名手、ランフランコ・デットーリ騎手への手替わりも魅力的ですね。

メイダン7R ドバイターフ

◎⑩メジャードタイム
〇⑧ルクセンブルグ
▲⑭ヴォイッジバブル
△⑤ドウデュース
△⑦ロードノース

馬連⑩ー⑤・⑦・⑧・⑭への4点。
馬単⑩ー⑤・⑦・⑧・⑭への4点。
三連複⑧・⑩ー⑤・⑦・⑭への3点。

前走は強い競馬でGI勝ちとなったメジャードタイム。先行有利なんで前に行ける脚質も良いね。
ウィリアム・ビュイック騎手が鞍上なのも心強いし噂ではかなりこの馬の力を買ってるみたい。
ゴドルフィン&アップルルビー厩舎でビュイック騎手。黄金トリオがGI連勝だ~ね。

メイダン8R ドバイシーマクラシック

◎④レベルスロマンス
〇⑪スターズオンアース
▲⑫リバティアイランド
△⑤シャフリヤール
△②ジャスティンパレス

馬連④ー②・⑤・⑪・⑫への4点。
馬単④ー②・⑤・⑪・⑫への4点。
三連複④・⑪ー②・⑤・⑫への3点。

故障等があって一時低迷していたレベルスロマンス。ここに来て復調気配が見えて来たね。GI3勝馬。
出来が戻ればここでも十分やれても良いと思うんだけどね。距離もこの位がベストだしね。
ここもウィリアム・ビュイック騎手&アップルルビー厩舎&ゴドルフィンの黄金トリオ。GI連勝だね。
相手は日本馬をチョイス。オブライエン厩舎は休み明けがイマイチらしいので切ってみました。人気だし。

メイダン9R ドバイワールドカップ

◎⑨ニューゲート
〇⑥カビールカーン
▲④デルマソトガケ
△⑪ウシュバテソーロ
△➂ディファンデッド
△⑫ウィルソンテソーロ

馬連⑨ー➂・④・⑥・⑪・⑫への5点。
馬単⑨ー➂・④・⑥・⑪・⑫への5点。
三連複⑥・⑨ー➂・④・⑪・⑫への4点。

前走で初のGI勝ちで勢いがあるね。ここは行く馬少ないんである程度の位置を取れそうなのも良いね。
このレースに実績がある米国産馬だしね。名手のランフランコ・デットーリ騎手の連続騎乗も魅力的。
更にバファート厩舎はこのドバイワールドカップに実績があるからね。

今日はここまでよぉ~。

では夜ご飯食べるね、今日は一人なんで買っておいたケンタッキーを温めて食べる&お酒飲む(^^♪

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コメント一覧
3:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年12月24日() 16:01:28
思わぬ人気に推されても是が横山武史の真の実力。いい気になって荻野に迷惑掛けた癖に謝りもしない常識外れの馬鹿息子。和生に先着されたの当然の事。お前は第2の三浦皇成確定だ。親お陰のド下手野郎が徐々に見切られていく屈辱を味わうが良い。、、、典弘、てめえの躾がなって無いんだよ。富雄に謝れボンクラ親父が!
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年10月29日() 15:52:03
武史、お前とことん最低人間だ。ガイアフォースに先導させて意図的に穴目を作って貰って2着を取るなど全く自分の力じゃないだろ!
横山典弘、全部お前の責任。武史の実力は女子レベル。きっと途轍もないしっぺ返しが来るぞ。その時を思い知れクソカス親子が!
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年6月25日() 15:49:21
杉山師はツイてない。こんなボンクラ鞍上に春天馬を任せたのだから。やっぱり佐賀のボンクラは生涯ボンクラ。全部親の指導が悪い。腹切れバカ親!

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