イクイノックス(競走馬)

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写真一覧
抹消  青鹿毛 2019年3月23日生
調教師木村哲也(美浦)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績10戦[8-2-0-0]
総賞金175,655万円
収得賞金109,240万円
英字表記Equinox
血統 キタサンブラック
血統 ][ 産駒 ]
ブラックタイド
シュガーハート
シャトーブランシュ
血統 ][ 産駒 ]
キングヘイロー
ブランシェリー
兄弟 ヴァイスメテオールミスビアンカ
市場価格
前走 2023/11/26 ジャパンカップ G1
次走予定

イクイノックスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/11/26 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 18121.311** 牡4 58.0 C.ルメー木村哲也 498
(+4)
2.21.8 -0.733.5リバティアイランド
23/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 11671.311** 牡4 58.0 C.ルメー木村哲也 494
(+2)
1.55.2 -0.434.2ジャスティンパレス
23/06/25 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 17351.311** 牡4 58.0 C.ルメー木村哲也 492
(--)
2.11.2 -0.034.8⑯⑯⑬⑨スルーセブンシーズ
23/03/25 アラ 8 ドバイシーマ G1 芝2410 10--------1** 牡4 56.5 C.ルメー木村哲也 --2.25.6 ------ウエストオーバー
22/12/25 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16592.311** 牡3 55.0 C.ルメー木村哲也 492
(+4)
2.32.4 -0.435.4⑧⑨⑥ボルドグフーシュ
22/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 15472.611** 牡3 56.0 C.ルメー木村哲也 488
(+4)
1.57.5 -0.132.7⑩⑩⑨パンサラッサ
22/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 188183.822** 牡3 57.0 C.ルメー木村哲也 484
(-8)
2.21.9 0.033.6⑯⑯⑯⑭ドウデュース
22/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 188185.732** 牡3 57.0 C.ルメー木村哲也 492
(+10)
1.59.8 0.134.6⑦⑤④ジオグリフ
21/11/20 東京 11 東スポ2歳S G2 芝1800 12112.611** 牡2 55.0 C.ルメー木村哲也 482
(+8)
1.46.2 -0.432.9⑨⑩⑧アサヒ
21/08/28 新潟 5 2歳新馬 芝1800 15224.621** 牡2 54.0 C.ルメー岩戸孝樹 474
(--)
1.47.4 -1.034.5メンアットワーク

イクイノックスの関連ニュース

【ドバイ(UAE)31日=綿越亮介】メイダン競馬場で30日、国際諸競走が行われた。メインのワールドCで連覇を目指したウシュバテソーロは2着に終わったが、3億円以上の賞金を獲得。イクイノックスを抜いて、日本馬の歴代賞金トップとなることが確実になった。また、UAEダービーではフォーエバーヤングがデビュー5連勝を飾り、陣営は改めて米GⅠケンタッキーダービー(5月4日、チャーチルダウンズ、ダ2000メートル)挑戦の意向を示した。



価値ある〝銀メダル〟だ。前年のチャンピオンとして臨んだウシュバテソーロは、前走・サウジCに続いて2着。サンダースノー(2018・19年)に次ぐ史上2頭目の連覇はならなかった。

「とても具合良く競馬を迎えられて、彼らしく走ってくれたのですが、はるか先に勝ち馬がいました」

川田騎手は悔しさを抑え、冷静な表情で敗戦を受け止めた。昨年と同様に道中は最後方でじっと脚を温存。3コーナーすぎから徐々に進出し、直線では大外から持ち味の豪脚を繰り出したが、逃げたローレルリバーとの差は詰まらない。サウジCで敗れたセニョールバスカドールは捕まえたものの、勝ち馬に8馬身半差でゴール。高木調教師は「力は出してくれました。勝った馬が強かったです。前が止まりませんでしたね」と素直に兜を脱いだ。

2度目の世界一には届かなかったが、これで〝日本一〟の称号を手にした。2着賞金の240万米ドル(3億3936万7500円、JRAの換算式で計算)を加算し、総賞金は22億1567万8200円となる見込み。あのイクイノックス(22億1544万6100円)を抜き、日本馬歴代トップに輝くことが確実となった。「(賞金は)あとからついてくるものですが、光栄なことですね」と指揮官。世界を股にかけるオルフェーヴル産駒が、日本の競馬史に金字塔を打ち立てた。

今後は昨年5着に敗れたBCクラシック(11月2日、デルマー、米GⅠ、ダ2000メートル)を目標に据える。「昨年サンタアニタではいい結果を得ることができなかったですが、今年のデルマーはこの馬に合うコース形態だと思っているので、改めてチャレンジしたいです」と鞍上は力を込めた。日本馬歴代賞金王の栄誉をつかみ取ったが、まだ道半ば。さらなる栄光を目指すウシュバテソーロの旅は、まだまだ続いていく。

◆ドバイ売り上げ ドバイワールドカップデーに実施された海外馬券発売の売り上げは71億2102万4000円で、昨年の61億円超を上回り、ドバイでの過去最高を更新。2022年凱旋門賞(64億9599万2800円)で記録した一日の海外馬券の最高売り上げも、大きく上回った。内訳はワールドCが20億5801万1700円、シーマクラシックが21億9765万3900円、ターフが17億9842万3700円、ゴールデンシャヒーンが10億6693万4700円だった。

【ドバイシーマクラシック】リバティアイランド今年初戦へ準備万端 川田将雅騎手「彼女の走りを世界にお見せできたらと思います」 2024年3月28日(木) 04:59

【ドバイ(UAE)27日=綿越亮介】30日の国際諸競走に出走する日本馬がメイダン競馬場で追い切りを行った。シーマクラシックに挑むリバティアイランドは、川田騎手を背に芝コースで軽快なフットワーク。昨年の3冠牝馬が、世界デビューに向けて準備を整えた。




昨年の3冠牝馬が、世界に羽ばたく準備を整えた。今年初戦を迎えるリバティアイランドが、芝コースで軽やかな走りを披露。またがった川田騎手が、手綱越しに伝わる好感触を口にした。

「初めての海外遠征のぶん、体調の変化などはもちろんありますけど、それを乗り越えてここまでこられているな、という感じの追い切りができました。しっかりと進んでいきましたし、順調にここまでこられたと思います」

まだ夜が明けきらないなか、5ハロン地点からスタート。リラックスした様子でリズム良く進むと、直線も手綱が動くことなく馬なりで緩やかに加速。柔らかみのあるフットワークでゴール板を駆け抜けた。鞍上は「今年の芝がとても硬いなというのが第一印象」と馬場の感想を口にしたが、そのなかでもリバティ特有の伸びのあるストライドは健在。見守った片山助手も「全てにおいてうまくいったんじゃないですかね。それくらい状態もいいです」とデキに太鼓判を押した。

昨年、史上7頭目の牝馬3冠に輝いたドゥラメンテ産駒。イクイノックスとの対決に注目が集まったジャパンCでは4馬身差をつけられて2着と完敗したが、「僕自身、イクイノックスが日本史上一番強いと思っているので、その馬にトライできた経験は非常に大きな財産になっています」と鞍上に悲観の色は一切ない。

そのイクイが現役を引退した今、リバティにかかる期待は大きい。「この馬が背負うものはとても重くなっていると思いますし、世界的にも注目されていることを実感しています。初めての海外遠征ではありますけど、彼女の走りを世界にお見せできたらと思います」とジョッキーは力強く宣言した。昨年イクイが3馬身半差Vを飾った一戦で、再び衝撃の世界デビューを果たす。

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【ドバイワールドC】連覇&歴代賞金王へ準備万端!ウシュバテソーロがダートコースで力走 2024年3月27日(水) 05:00

【ドバイ(UAE)26日=綿越亮介】30日の国際諸競走に出走する日本馬がメイダン競馬場で追い切りを行った。ワールドCで連覇を狙うウシュバテソーロは、ダートコースで力強い脚さばきを披露。結果次第ではイクイノックスを抜いて日本馬の歴代賞金王となる重要な一戦へ、準備は万端だ。




再び、世界の頂点に立つ準備は整った。サンダースノー(2018・19年)に次ぐ史上2頭目のワールドC連覇を狙うウシュバテソーロが、ダートコースで絶好の動きを披露。またがった深見助手が手応えを明かした。

「動きはスムーズで、反応も良く、雰囲気はとてもいいですね。無事にレースを迎えられれば、いいレースをしてくれると思います」

前走・サウジC(2着)の最終追い切りと同様に単走での5ハロン追い。前走後は激闘によるダメージから調教のペースを緩めた時期もあったが、今は順調に回復。中東の水も合っているのか、日本での追い切りよりもはるかに力強い脚取りを披露した。深見助手も「疲労も抜けて、うまく調整できました」とうなずく。世界最高レベルの末脚を繰り出す準備は万端だ。

前走はいつも通りの後方待機策から、直線で猛然と追い込み一瞬は先頭に。GⅠ級5勝目に手が届きかけたが、最後の最後でセニョールバスカドールに差されて2着に終わった。指揮官は「悔しいですね。あそこまでいけば勝ちたかった」と唇をかんだが、「ワンターン(コーナー2つ)の1800メートルは決していい条件ではなかったけど、いい競馬ができた。今回の方が舞台は好転する。あとはこの馬のレースをするだけ」とリベンジへの道筋はくっきりと見えている。

現在の総獲得賞金は18億7631万700円。ドバイワールドCで2着(賞金240万米ドル=約3億3936万円)以内に入れば、イクイノックス(22億1544万6100円)を抜いて日本馬歴代トップに輝く。「お金は後からついてくるから、全然意識していないよ」と指揮官は笑うが、日本の競馬史に燦然(さんぜん)と輝く金字塔であることは間違いない。日本が誇る宝刀が世界を斬り、連覇、そして賞金王の座をつかみ取る。

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【ドバイシーマクラシック われかく戦う】リバティアイランドで海外GⅠ初制覇へ!中内田師「全力で挑むだけ」 2024年3月26日(火) 07:01

今週は現地30日にメイダン競馬場でドバイWCデーが行われる。昨年、史上7頭目の牝馬3冠を達成したリバティアイランドシーマクラシックに参戦。管理する中内田充正調教師(45)=栗=に海外GⅠ初制覇への意気込みを聞いた。(取材構成・増本隆一朗)



──世界最強のイクイノックスも出走した前走のジャパンCは2着

「相手が強かったとしか言いようがないですよね。自分の競馬をさせてもらって頑張ってくれたんですけど、前に一頭バケモノがいた。それだけですね」

──1600~2400メートルでV歴。適性距離は

「まだ探っているところですが、2400メートルがベストとは言えないです。対応力があって結果を出してくれていますが、能力でカバーしている感じです」

--シーマクラシックを選んだ理由は

ジャパンCで上手に走ってくれましたし、今後の視野を広げるためですね。2400メートルのほうが世界的に面白いレースが組まれていますので、今後のことも考えてオーナーと協議して選択しました。世界の強豪とどういう走りをしてくれるのか、というのも見られますからね。香港でも大阪杯でもなく、ここなら力を出してくれるんじゃないかなと思います」

──2月13日に栗東トレセンに帰厩。ここまでの調整は

「3月19日の国内最終追い切りはいい動きでしたし、何のトラブルもなく順調にきています。検疫厩舎に入って1日、2日はソワソワしていましたが、落ち着いてくれました。初めての海外遠征でどう変わるか分からないですが、現地でも落ち着いてくれればと思います」

──前走からの変化は

「まだおてんばなところもありますけど、違う環境にもすぐに慣れてくれた辺りは大人になってくれたのかなと思います。馬体は大きく変わらないですが、走りに力強さが出てきました」

──イクイノックスが引退した今、日本で一番強いという位置付け

「それはこれから彼女自身が証明してくれないといけないことです。去年のことなので、今年どういうパフォーマンスをしてくれるか。彼女の頑張り次第ですよね」

──今年は世界ナンバーワンホースへ

「結果そうなればいいかなと。そこは周りが評価することであって、こちらは狙ったレースに全力で挑むだけです。それで周りが『世界一』と言ってくれたらうれしいです。世界一を取りに行こうという考えではなく、彼女にベストのパフォーマンスをしてもらう。それ以上はないですね」

中内田充正(なかうちだ・みつまさ) 1978(昭和53)年12月18日生まれ、45歳。滋賀県出身。英国の大学で馬学を学んだ後、米国でR・フランケル調教師に師事。2006年にJRA競馬学校厩務員課程に入学。翌年に栗東・橋田満厩舎で厩務員となり、調教助手を経て、12年に調教師免許を取得。14年3月に開業した。17、19、21、22年とJRA賞の最高勝率調教師を受賞。25日現在、JRA通算2295戦399勝。重賞は39勝(うちGⅠ8勝)。

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【チューリップ賞】イクイノックスの半妹ガルサブランカ 栗東で順調に調整中 2024年2月27日(火) 07:55

栗東で調整中の関東馬のガルサブランカは、イクイノックス(父キタサンブラック)の半妹。21日はCWコースで6ハロン85秒3─11秒5、25日には坂路で4ハロン54秒0─12秒2を出すなど順調に調整されている。「この馬自身、まだまだ成長途上の段階。現状のパフォーマンスを発揮できるよう、しっかりとコンディションを整えていきたいと思います」と木村調教師は語った。

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【チューリップ賞】イクイノックスの半妹ガルサブランカ 栗東で順調に調整中 2024年2月27日(火) 04:52

栗東で調整中の関東馬のガルサブランカは、イクイノックス(父キタサンブラック)の半妹。21日はCWコースで6ハロン85秒3─11秒5、25日には坂路で4ハロン54秒0─12秒2を出すなど順調に調整されている。「この馬自身、まだまだ成長途上の段階。現状のパフォーマンスを発揮できるよう、しっかりとコンディションを整えていきたいと思います」と木村調教師は語った。

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イクイノックスの関連コラム

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ジャパンカップイクイノックスが人気に応えて完勝。スタートからゴールまで、まったく隙のない勝利でG1・6連勝を飾った。中山でも、阪神でも、海外でもまったく崩れなかったイクイノックスにとって唯一の不安といえば中3週のローテーションだったが、それもすべて杞憂だったということ。

さて、その後の動向に注目が集まったが、さる木曜日に引退→種牡馬入りが発表された。有馬記念に出てきてくれるならば久々の秋G1・3冠が楽しみでもあったが、出て来ないのであれば、それはそれで無事の種牡馬入りを喜び、同時に有馬記念は混戦になり予想の面では面白くなる。個人的にはどちらでも楽しみだなぁと思って続報を待っていたが、連戦の疲れも考慮し、無理する局面ではなかったということだろう。月並みではあるが、産駒のデビューを楽しみに待ちたい。

それにしても、サンデーサイレンスの血がブラックタイドからキタサンブラック、そしてイクイノックスと繋がっていくことに競馬の面白さを感じる。ブラックタイドは言うまでもなくディープインパクトのひとつ年上の同血兄になるわけだが、現役時のパフォーマンスは派手に追い込んだスプリングSの勝利があるくらいで、どちらかといえば人気や期待が先行した存在だった。それが、種牡馬として数少ない可能性の中からキタサンブラックを輩出し、そのキタサンブラックの初年度産駒が世界最強馬にまで上り詰めるのだからおもしろい。

また、名馬の引退は時に喪失感も覚えるかもしれないが、その点は問題ない。今の日本競馬のレベルならば、イクイノックス級の名馬は3~5年に1頭くらいは出現すると考えていいだろう。

こんなことをいうと、

「いやいや、世界最強馬で、史上最強クラスの名馬、そう簡単には現れない」
「数10年に1頭の存在だ」

とでも言われそうだが、少なくとも令和を跨いだ馬だけを見渡しても、G1・8勝のアーモンドアイ、無敗の3冠馬コントレイルなどが出現しているし、ダートに目を転じてもドバイを制したウシュバテソーロ、BCディスタフを制したマルシュロレーヌなど、続々と超一線級が出現している。それだけ今の日本競馬は血統面、調整面含めて総合的にレベルが上がっている上に、使うレース数も減っているので、無敗や、それに準ずる成績で圧倒的なパフォーマンスを見せる大物が登場しやすくなっている。かつてなら何割かは故障で離脱するようなケースもあったかもしれないが、今はそういったことも肌感覚レベルにはなるが減っているように思える。

もちろんそれは現場の多くの馬に携わる方の不断の努力によって成し得ていることなので、結果だけを見て今後も同じように続くと簡単に言い切れるものではないかもしれない。だが少なくとも出てきている結果だけを見るならば、今後も同じクラスの名馬が一定スパンの間に出現すると考えるのが自然だろう。

イクイノックス、お疲れ様。そして、また新たな名馬の出現を楽しみに待ちたい。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はチャンピオンズカップから。

テーオーケインズ松山弘平騎手)

注目はテーオーケインズ松山弘平騎手。
JBCクラシックは伸び切れなかったが、新しい大井の馬場も合わなかったのかもしれい。道中は少し力みも見られた。もともとベテランが強いダート路線で、まだまだ衰えを心配する段階ではない。昨年は断然人気で4着に敗れたが、今年は内枠を引けたのも好材料。巻き返しに期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年11月22日(水) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンC2023
閲覧 1,253ビュー コメント 0 ナイス 7



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月26日(日)東京12R 第43回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
※注意※ジャパンカップは12Rです。

🏇『過去5年(2018年~2022年』は👉こちら👈


<外国馬招待馬>

イレジン(コンセイユドパリ賞:1着 芝2200m(2.17.9) 中5週)<C>
☆前々走2着(フォワ賞)の『レース映像
凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞に出走して好成績を収めているが、セン馬のため凱旋門賞には出走できず。昨年はロイヤルオーク賞、今年はコンセイユドパリ賞に出走して共に勝利していて勢いはありそうだが、2年前のフォワ賞ではここにも出走するディープボンドに敗れており、これまでのレースを見ても持ち時計が遅く速い時計の競馬には向かない感じあり。


<前走:天皇賞(秋) 東京芝2000m(レース映像)> 中3週

イクイノックス(1着 494kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
前走の天皇賞(秋)では追い切り、パドック、レース内容と予想以上に完璧に近い内容。この中間も1週前に併せ馬で持ったまま楽に先着。日曜日にも坂路で速い時計を出していて、引き続き良い状態で最終追い切りを迎えられそう。

ダノンベルーガ(4着 500kg(-8kg))<C>
☆『前走の追い切り
この中間は1週前の木曜に追い切り1本と、昨年と比べても本数は少なく、動きを見ても併せ馬で併走相手に見劣る動きで期待していたほど良くなってこない。

ドウデュース(7着 512kg(+4kg))<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、パドックではフックラとまだ締まりそうな馬体。この中間もプールで毎日のように泳ぎ、1週前追い切りでは力強い動きを見せている。前走からの変わり身はあって良さそう。

エヒト(8着 462kg(-4kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックで細い感じには見えなかったが、休み明けから使われるごと馬体が減ってきていて、この中間も何とか先週金曜に1週前の時計が出せたくらいで余裕はない。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中6週

ディープボンド(3着 508kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
なかなか勝ちきれないレースが続くが、休み明けの前走は追い切りでは硬さのない走りで上々の仕上がり。この中間も前走時と同じような、坂路、坂路、CWで一杯に追われるという入念な過程を踏んできているが、1週前追い切りの動きを見ると走りが硬くやや物足りないようにも見えた。ただ1週前に良く見えた時は意外と最終追いがイマイチだったりすることがある馬なので、今回は逆に最終追い切りで硬さのないスッキリした動きなら狙いたい。

ヴェラアズール(7着 526kg(+6kg))<D>
☆『前走の追い切り
昨年は一番勢いがあった時期で、レースでも内に突っ込んでいったムーア騎手の好騎乗があっての勝利。ここ1年不振が続いているが、個人的な見解としては、胸前の筋肉が発達して前脚をかき込む走りに変わってしまっていることが影響しているのではないかと思う。胸前の筋肉が発達している割にトモの筋肉がそれと比例して成長していないぶん、前が強すぎてバランスが取れておらず、それが理由で終いの伸びが甘くなってしまい、良い頃のスピード感のある走りが近走では追い切りで見られていない。そのあたりは坂路での終いの時計にも表れていて、この点はデビューから坂路中心の追い切りだったものがここ1年はCW中心に変わっていることも影響しているのではないだろうか。今の走り方だと時計勝負の高速競馬には向かないので、合う条件に変えたほうが良さそう。

インプレス(12着 536kg(+12kg))<C>
併せ馬で遅れることがあまりない馬で、この中間は併せた相手も前走時よりも上のクラスの馬で状態面は悪くない。ただレースで前に行けなかったり、追い出されてモタれる面があったりとロスが多い点が懸念材料としてあり、このクラスになってくるとレース結果にも大きく影響してきてしまう。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中8週

タイトルホルダー(2着 472kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
休み明けのオールカマーを使われてこの中間は坂路と南Wでの調整。乗り込み量も豊富で、2週前の単走での追い切りでは良い時のものに近い動きを見せた。1週前の併せ馬は反応がイマイチに感じたが、それでも本数も乗られていて反動はなさそうなので、最終追いは単走で速い時計が出ていれば理想的。

チェスナットコート(15着 462kg(-15kg))<E>
前走のパドックを見ると、日経賞で2着に好走した頃のスラっとした感じからガッチリとしたダート馬の馬体に変わっていて、年齢的にも大きく変わる感じはない。


<前走:その他のレース出走馬>

パンサラッサ(ドバイWC:10着 ダ2000m 8ヶ月)<D>
☆『前走の追い切り
繋靭帯炎による休養からの休み明け。矢作厩舎なのでそれほど乗り込まれていないが、1週前がCWでの併せ馬で本来の調整内容ではない。動きを見ても大差先着はしているが、内外の併走相手はまともに追われておらず、追い比べの併せ馬にはなっていないので仕上がっている調教内容ではない。

リバティアイランド秋華賞:1着 芝2000m 476kg(+10kg) 中5週)<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
同じ休み明けでも桜花賞時と比べると前走の秋華賞の時にはかなり攻めた内容の調整で、+10キロでも仕上がりは良かった。休み明け2戦目は気合乗りが良くなったり、テンションが高めになる馬。前走が前述の攻めの調整内容だったことを考えると、馬体は仕上がっておりこの中間は単走で馬なりでの調整で十分。あとは最終追いで川田騎手が騎乗して反応を確かめる程度で仕上がる。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 6ヶ月半)<C>
☆『前走の追い切り
蹄の不安で天皇賞(秋)を回避。1週間休ませての仕上げ直しで1週前追い切りこそ南Wでの併せ馬だったが、日曜日にも2週連続で坂路で速い時計を出していて急仕上げ気味。

スタッドリー(ケフェウスS:2着 芝2000m 512kg(-6kg) 中9週)<D>
休み明け2戦目だが前走から中8週での出走の割に追い切りの本数が少なく、強めにも追われてもいない。1週前の動きを見ても前が上がり気味でバネがない走り。

フォワードアゲン(ケフェウスS:6着 芝2000m 426kg(±0kg) 中9週)<D>
この中間、乗り込み入念で速い時計は出ているが内めを走ったものばかり。1週前追い切りの動きを見ると、併せ馬ではないが外めを走っている他厩舎の馬にスイスイ抜かれている。

ショウナンバシット菊花賞:11着 芝3000m 492kg(+6kg) 中4週)<C>
☆『前走の追い切り
乗り込みは豊富なこの中間だが、春の調子が良かった時のような坂路での好時計が出てこない。

トラストケンシンダイヤモンド゙S:11着 芝3400m 472kg(-2kg) 9ヶ月)<E>
長期休養明けもこの中間美浦坂路での4本のみで目立つ時計も出ていない。

ウインエアフォルク(古都S:5着 芝3000m 470kg(-6kg) 中3週)<D> ※除外対象馬
前走時までは南Wで終い良いタイムもマークされていたが、この中間は内めを走って平凡な時計で上積みなし。

クリノメガミエース(兵庫クイーンC:4着 ダ1870m 482kg(-2kg) 中3週)<E> ※除外対象馬
この馬なりに前走時よりも追い切りで好タイムは出ているが、芝のレースは1回しか走ったことがなく距離も長めでの勝利が少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスリバティアイランドドウデュースの3頭をあげておきます。


◇今回はジャパンカップ編でした。
先日、北海道の浦河にある『軽種馬育成調教センター(BTC) 』を見学させてもらえる機会があり、渋谷区と同じくらいの広さがあるというその壮大なスケール感に圧倒されてきました(個人的にはここに夏場だけオープンする宿泊施設や、馬のアミューズメントパークつきの競馬場でも作ってしまえばいいのに……と思ってしまいました)。緑一杯の果てしなく続く芝コースに、屋内コースだけでも1000mある坂路、直線1000mのウッドチップ、600mのダートトラックコースと、雪の降る季節でも十分に調教できる施設が備わっていて、調教技術の進歩とこれだけの施設で調教されている日本の馬が強くなっているのにも納得しました。日本のトップが世界1であるということはそれ以外の馬たち全体もレベルアップしているということでもあり、どうしても強い馬がJRAに集中してしまうのは仕方がありませんが、昨今では地方競馬にも確実にレベルの上がっている馬たちが多くなってきているのも事実。これから先地方から強い馬が出てくる機会が多くなって交流レースがさらに盛り上がっていくのではと期待しています。
そんなハイレベルの日本馬トップが出走する今年のジャパンカップ。過去5年の連対馬の調教内容を調べてみたところ、1週前、最終追い切りと2週連続馬なりでの調整の馬が半分の5頭というのが目立ちました。このレースに関しては、秋華賞菊花賞天皇賞(秋)など秋の最初の目標になるレースがあり、そこを使って参戦してくる馬も多いことからこのような傾向が表れているのではないかと思います。そのことから、前走秋のG1レースを好走している場合は馬なり中心の調整タイプを、ジャパンカップを目標に使ってきているローテなら1週前か最終追い切りで強めの追い切りを行っている馬を狙ってみることをおススメします。


ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年11月17日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】残り1ヶ月半、逆転への秘策/マイルCS展望
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エリザベス女王杯ブレイディヴェーグが勝利。これで秋G1は、

スプリンターズS ママコチャ=川田騎手
秋華賞 リバティアイランド=川田騎手
菊花賞 ドゥレッツァ=ルメール騎手
天皇賞(秋) イクイノックス=ルメール騎手
エリザベス女王杯 ブレイディヴェーグ=ルメール騎手

ご覧の通り、お馴染みの2人しか勝っていない。今週もシュネルマイスターセリフォスという有力馬に騎乗する両ジョッキー。果たしてまだこの記録は続くのだろうか…。

さて、気づけば今年もあと1ヶ月半ほど。勝っている人はそのままでいいかもしれないが、負けている人は一発逆転を考える時期かもしれない。

もちろん、本来競馬の収支は1年でリセットされるものではないので淡々と続けるのが基本なのだが、それでも年の瀬へ向けてどうにかしたいという気持ちもわかる…というか私自身もそうだ。

そこで、収支を逆転するためにどうすべきかを考えてみた。

ひとつはレートを上げて勝負すること…なのだが、これはさらに収支を悪化させる危険が伴う上に、予算的に負荷をかけることになるのでオススメできない。

そこでもうひとつ、

「荒れるレースで勝負する」

ということだ。

勝負というとどうしても、自信のあるレース=期待している馬がキッチリ走るレース、を選んでしまいがちだが、それだと爆発的な回収はできない。戦う場(レース)を選べるというのが競馬のメリットでもあるのだから、より波乱度の高い難解なレースで勝負して、高配当をまとめて取るというのが一撃で回収するためには良いかもしれない。

シンプルに考えて、自分が難しいと思うレースは多くの人にとっても難しいのだから、その中で少しでもアドバンテージがあれば勝負に行っていい。私自身も今年は負けているので、ちょっと荒れそうなところで強気な勝負をしていこうと思っている。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はマイルチャンピオンシップから。

エルトンバローズ西村淳也騎手)

注目はエルトンバローズ西村淳也騎手。
ラジオNIKKEI賞ではレーベンスティールを、毎日王冠ではソングラインシュネルマイスターを退けて重賞連勝中。恵まれたように見えるが、「恵まれるのも才能」を地で行くタイプだ。今回はマイル短縮になるが、もともと未勝利と1勝クラスはマイル戦で、スピードもあるのでまったく問題ないはず。馬場読み力に長け、今年ブレイクしている西村淳騎手の手綱にも期待したい。G1になるとジョッキーが人気に与える影響がより大きくなる分そこまで期待されないかもしれないが、一発狙ってみても面白い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年11月4日() 10:00 TARO
【TAROの競馬研究室】晴れればルメ馬場、雨降れば危ルメ馬場の東京芝/みやこステークス展望
閲覧 1,205ビュー コメント 0 ナイス 2


注目された天皇賞(秋)イクイノックスが圧勝。ジャックドールのハイペース逃げにも動じることなく、スッと手応え良く3番手につけ、直線は悠々と抜け出すだけ。ゲートで遅れた後方待機組が2~3着に突っ込んできたのをみても展開は厳しかったが、ただ一頭レベルが違った。これで昨年の天皇賞(秋)から、海外を含めてG1・5連勝。まさに向かうところ敵なし。

もっとも、2着以下も注目馬多数。2着ジャスティンパレスはスピード競馬にも対応。展開が向いたにしても中身の濃い競馬だった。距離が延びるジャパンカップではさらに差が詰まる可能性もある。

3着プログノーシスは位置取りこそハマったが少し仕掛けが早かった。タイプ的にはマイルCSで見たいが、連戦で使えるタイプの厩舎ではないだけにどうだろうか。距離は2000mが限界か。逆に有馬記念あたりも良さそうだが、そうなると騎手を選ぶことにもなる。現実的ではないか。

5着ガイアフォースも強気に攻めていって能力を証明した。こちらはマイルCSなら有力。京都外回りは合う。

惨敗組の中ではドウデュース。良くも悪くもマッチョになってきており、3歳時のような溜めて鋭く伸びるタイプではなくなっている。ジャパンカップで期待したいところだが、今回の内容を見る限り、仮に武豊騎手に手綱が戻ってもどうかなというのが正直なところ。有馬記念、あるいはマイルで再び見たい気もする。

ジャックドールはレースを盛り上げる逃げを打ったが、一度でいいから外国人騎手で見てみたい。香港カップなら有力では。

ちなみにルメール騎手は今年の秋開催の東京芝で12勝。複勝率は73%と、いい馬に乗っているにしても、それを上回る圧倒ぶりだ。

今の東京芝はルメール騎手のスタイルに極めて合っていることも大きい。乾いて差しが届く「ルメ馬場」が続くならば、人気でも嫌ってはいけないか。

ちなみに秋の東京開催、唯一良馬場ではなかった10/9(月)は、ルメール騎手(0-1-1-3)と不発。雨が降ってタフな馬場になると切れ味をそがれるので、一転して「危ルメ馬場」にになる。ルメール騎手の人気馬を素直に信じるかどうかは、空模様次第ということになる。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はみやこステークスから。

ワールドタキオン斎藤新騎手)

注目はワールドタキオン斎藤新騎手。
前走のエルムSは、好スタートから好位追走、逃げ馬が早々にバテたことで早めに動かされる形で厳しい流れだったが、それでも最後は地力で2着に粘り通す強い内容。出戻り後はずっと好内容を続けており、重賞でも安定して走れそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年10月25日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月29日(日) 東京11R 第168回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:13頭】(フルゲート:18頭)


<前走:宝塚記念 阪神芝2200m(レース映像)> 4ヶ月

イクイノックス(1着 492kg(海外競馬出走))<A>
☆『前走の追い切り
昨年はダービーからの休み明けだったが、今年は宝塚記念からの休み明けで迎える。この中間の追い切りの本数はほぼ同じだが、今年のほうが2週前には長めから速い時計を出している。大目標はジャパンカップになると思うが、ここでも世界チャンピオンとして負けられないデキで出走してくることになりそう。

ジャスティンパレス(3着 492kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走の宝塚記念では3着に敗れたものの、春は安定した内容のレースができた。そこからの休み明けで、この中間はこれまでと同じような乗り込み量で順調に調整されている。ただ1週前追い切りの動きを見ると、いつもと比べるとズブい感じが強くやや重め残りの印象を受けた。


<前走:札幌記念 札幌芝2000m(レース映像)> 中9週

プログノーシス(1着 476kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
この中間も坂路で乗り始めて、2週前、1週前とCWを長めからという、これまで同様の調整内容で順調さがうかがえる。川田騎手が騎乗しての1週前追い切りでは、馬なりも迫力のある走りで楽に先着と、前走以上に調子を上げてきている感じあり。

ダノンベルーガ(4着 508kg(海外競馬出走))<B>
☆『前走の追い切り
前走は休み明けで苦手な右回り参戦。追い切りでの動きもあまりよく見えなかった。今年は一度使われていることもあり、1週前追い切りでは強めには追っていたものの直線スッと前に出ると一気に突き放して先着の好内容を披露してきた。昨年の1週前が、古馬1勝クラスを相手に前に出るのにモタモタしていたところがあったことを思うと、叩き2戦目で反応も良く昨年よりも好状態で臨める見込み。

ヒシイグアス(5着 502kg(+16kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックでは緩さがあり、太め残りの馬体だった。この中間、1週前追い切りでは併せ馬の内でモタモタした様子で先着できず、良くなるには時間がかかりそう。

ジャックドール(6着 516kg(+8kg))<B>
☆『前走の追い切り
昨年と同じローテーションで、この中間の調整内容も1週早く乗り出している点以外は内容的にも同等。1週前追い切りの動きを見ると、昨年はのんびりした感じがあったが今年は気合乗りがかなり良く、出来に関しては今年のほうが上か。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ガイアフォース(5着 490kg(-2kg))<A>
☆『前走の追い切り
春はマイル戦を2回走ってともに差のない競馬だったが、直線での伸び脚とゴール後の余力などを見ると明らかに距離不足。休み明けの前走時に関しては、マイナス体重だったがお腹の辺りに緩さがあり、直線伸びきれなかったのはそのあたりが影響したかもしれない。デビュー前からすべて坂路で時計を出してきた馬だが、この中間は初めてCWで追い切られて3頭併せの外を先着。休み明けを一度使われての上積みに期待がもてる内容だった。

ノースブリッジ(7着 500kg(+12kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時はパドックでかなりイレ込んでいて、その影響はかなりあったはず。毎回パドックでは一番後ろを周回するので気性的な難しさはありそう。近走は休み明けで使われることが多く、これまでは1週前に強めに追っていることが多かったが、今回は馬なりでの調整となっている。前走からの上積みは見込める。

エヒト(11着 466kg(-6kg))<C>
七夕賞から月1ペースで使われてきて、この中間も坂路での調整。1週前に強めに追われマークした時計も、森厩舎の馬でこれくらいならザラというもので、それほど高い評価は与えられない。

アサマノイタズラ(14着 510kg(-8kg))※出走回避予定


<前走:その他のレース出走馬>

ドウデュース京都記念:1着 芝2200m 508kg(海外競馬出走) 8ヶ月半)<B>
☆『前走の追い切り
早い段階でここを復帰初戦の目標と定め調整されてきていて、かなりの乗り込み量。1週前には武豊騎手が騎乗しての追い切りで、一杯に追われて力強い走りで先着。京都記念の時よりも馬体が増えていそうだが、その分パワーが増している印象を受けた。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 5ヶ月半)※出走回避予定

アドマイヤハダル毎日王冠:4着 芝1800m 488kg(-6kg) 中2週)<B>
☆『前走の追い切り
前走の毎日王冠では、ゴール前での追い比べでわずかに及ばなかったが差のない4着と好走。この中間も、1週前に馬なりで先着と引き続き出来は良さそう。ただ前走の内容を見ると、長く良い脚を使うというよりは、一瞬の切れる脚を使うタイプで東京では仕掛けるタイミングがかなり難しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスプログノーシスダノンベルーガガイアフォースの4頭をあげておきます。


🏇『過去5年のダイジェスト


◇今回は天皇賞(秋)編でした。
今年で168回となる天皇賞(秋)。記念の『第100回』からしっかり競馬を観るようになって、春秋合わせて68回も天皇賞を観ていることになり、時間が過ぎて行くのは早いものだと感じます。それと同時に、最初にしっかり観たレースということで何か初心に戻る気持ちにもなるレースでもあります。長く競馬を見ていると忘れていく記憶も多くなってきているのも事実ではありますが、最初に観ていた頃の記憶はなかなか消えることはなく、それだけ強烈なものとして脳に刻まれているのかもしれません。今年は11頭と少頭数でのレースになりそうですが、あの時も14頭と少ない頭数で不利な大外枠から先行したスーパークリークが早めに抜け出して後続の追撃を押し切る内容での勝利。
今年も好メンバーが揃いました。脳に刻まれるような、記憶に残るレースになることを期待しています。


天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年10月22日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月22日号】特選重賞データ分析編(381)~2023年天皇賞(秋)
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 天皇賞(秋) 2023年10月29日(日) 東京芝2000m


<ピックアップデータ>

【“前年以降の、東京・京都の、G1のレース”において“着順が5着以内、かつ上がり3ハロンタイム順位が3位以内”となった経験の有無別成績(2018年以降)】
○あり [5-3-4-8](3着内率60.0%)
×なし [0-2-1-48](3着内率5.9%)

 コース適性が高い差し馬に注目したい一戦。東京や京都のビッグレースで出走メンバー中3位以内の上がり3ハロンタイムをマークしつつ上位に食い込んだことのある馬は堅実でした。今年もこの条件をクリアしている馬はそう多くないので、しっかりチェックしておきましょう。

主な「○」該当馬→イクイノックスダノンベルーガ
主な「×」該当馬→エヒトジャックドールヒシイグアスプログノーシス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2018年以降[5-4-4-22](3着内率37.1%)
主な該当馬→イクイノックスプログノーシス

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イクイノックスの口コミ


口コミ一覧

今日の成果

 プラス1 2024年4月2日(火) 20:05

閲覧 50ビュー コメント 0 ナイス 2

何も・・ありませんでした・・!!


いや、まだ 時間あるから 頑張れや って 

まぁ もう 明日でいいじゃないですか



気分が乗らないときに 無理にやっても いいことは無い・・

まぁ そんなことを言っている場合か っていうのはあるかもですけど



いや 一応 やりましたよ

・優駿の投票に応募しました
https://www.jra.go.jp/news/202403/032501.html

・優駿のPOGの締め切りが 6月初旬で 参加者が5000名程度なのを確認しました

・出かけたついでに買い物してきました

・家の中に置いていた ゴキブリホイホイとかコンバットとかを取替しました

・明日以降の準備をしました

・いつか 書くかも知れない漫画のネタをメモしました

・マイクロソフトのOneDrive が 勝手に デフォルトで 作成ファイル等の 保存先になっていて 、いちいち 保存先変えるの面倒だから そこに突っ込み続けてましたけど 今日 急に アクセスできなくなるという嫌な目にあったので ファイルの バックアップとかしました



雑用やないか~い って

まぁ 仕事も 人生も 日常も 大半は雑用ですわ



とりあえず!

生きていくのに!

やらざるを得ない!

しょうもないことでも!

必要なこともあったりする!

必要なことは!

どうせ いずれせなあかんので!

早めに片づけるに限る!





ウインズプレミアム抽選会
https://www.jra.go.jp/news/202403/032201.html

今週は WINSで 抽選会がありますね

土曜は イクイノックスのTシャツ ということで 当てたいところですけど

紙のくじを引くタイプなのはねぇ・・ 何か 当てたことがないっていうか・・

邪心か? 雑念をもって引き当てようとするから 当たらないのか? 

まぁ またティッシュをもらって帰ってくるみたいな・・




一応 JRAVANのデータラボを使い続けている関係で 毎月 ポイント使った抽選応募みたいなのに応募してるんですけどね

今月は 

イクイノックス アイドルホースSサイズ'23ジャパンC

ということで イクイノックスの '23ジャパンC バージョン が景品に出てるんですよね


別に ターフィーショップで買えるんじゃないの って検索したら 今のところ

'23ドバイシーマクラシック バージョンしかないっぽいですかね


まぁ いうて 何が変わるって ゼッケンぐらいなんでしょうけど


一応 
”イクイノックス アイドルホースSサイズ'23ジャパンC”

で検索すると ヤフオクとかで 売り出しされているぬいぐるみとかがひっかかりますけど これも '23ドバイシーマクラシック バージョン ですかね



しかし、何というか このアイドルホースのぬいぐるみ・・

あまり可愛くないような・・?

何か 雑・・・?


まぁ クオリティが高くなると 値段も高くなるから・・



全然 関係ないですけど ヤフオクで引っかかった ぬいぐるみの出品者をみると

神奈川県の ハヤヤッコさん ということでしたね

イクイノックスのぬいぐるみ売ってる場合じゃないでしょ・・

 サンダーガルチ 2024年3月31日() 11:18
大阪杯 GⅠ 競馬番組論者の予想
閲覧 213ビュー コメント 0 ナイス 2


昨年デビューの2歳馬たちは、夏季馬齢重量
を牡牝ともに55キロという今までにはあり得
ない斤量で走ることになった。

現在、ダービーとオークスに向けてしのぎを
削り合っている世代は、現古馬世代が見たこ
ともない馬たちである。

つまり、今年の春季GⅠは彼ら新世代を迎え
るための地ならしのレースと考えていい。

昨年、宝塚から秋天、JCはイクイノックス
に3レースゾロ目決着という奇抜な形で地な
らしをさせた。なんなら春天あたりまでお願
いしたいとJRAは期待したのかもしれない
が、そこまでもたないと考えたか、牧場へ返
してしまった。

ではどうするのか。違うイクイノックスを見
つけようにもいないし、リバティアイランド
では荷は重いと考えたか、ドバイへ送り出した。

出走頭数も賞金額も違うのに「大阪杯」とい
う名称だけで過去の結果をほじくり返しても
意味がない。そんなのは、たまたま捕まえた
初老の男が1962年生まれの小男だというだけ
でその人物をトム・クルーズだと断定してい
るようなものである。

そのおっさんがトム・クルーズとは似ても似
つかぬブサイクであるように、何年も前の大
阪杯と今年の大阪杯は全く違うレースである。

となると今年の大阪杯は賞金額が変更になっ
た過去2年間の結果と今春2戦行われたGⅠ
で判断するのが適当だろう。

これまで行われたGⅠ2戦は、いずれも前年
出走馬の枠とトライアル出走馬の枠という決
着になっている。

昨年は前年出走歴を持つジャックドールが勝
ち相手は京都記念出走馬と組んだスターズオ
ンアース。

2着相手が気になるが、ここはトライアル組
だけに絞ってみようと思う。

軸は6枠2頭
6‐⑪ベラジオオペラ
6‐⑫キラーアビリティ

相手は
2‐③タスティエーラ
2‐④ハヤヤッコ
3-⑤スタニングローズ
3-⑥ジオグリフ
5-⑨ステラヴェローチェ
5‐⑩ソールオリエンス

馬単で買いたいけれど馬連にしとく。

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 プラス1 2024年3月3日() 08:07
優駿3月号 
閲覧 68ビュー コメント 0 ナイス 3

2023年度世界1位記念 イクイノックスを特集! JRA機関誌『優駿』3月号発行
https://www.jra.go.jp/news/202402/022301.html


まぁ 今月は おまけも無いしなぁ って 思って 
今月は買うのはなぁ って思ったりしていて 結局 買いましたけど

イクイノックス特集 も 良い感じでしたね


ダートの特集もあるみたいですし

しかし ダートは何か しょ・・ いや まぁ ダートファンには刺さるものがあるんでしょう



まぁ まだ 全部見れてないですけど 別に 無くなるものでもないということで ゆっくり時間のあるとき見ますか(今日は 馬券に全集中、そして・・)

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コメント一覧
4:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:68人 2022年10月30日() 15:49:19
戦績 4戦[2-2-0-0]
3:
  🟦 リバティ 🟦   フォロワー:95人 2021年11月22日(月) 10:36:51
今後の活躍に期待しています!
2:
  ウナガッパ   フォロワー:0人 2021年9月3日(金) 06:59:25
私もこの僚馬の活躍に期待しています‼️

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2023年11月26日ジャパンカップ G11着
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2023年11月26日 ジャパンカップ G1 1着
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レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。