ダノンベルーガ(競走馬)

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ダノンベルーガ
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ダノンベルーガ
写真一覧
現役 牡5 鹿毛 2019年2月7日生
調教師堀宣行(美浦)
馬主株式会社 ダノックス
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績11戦[2-1-2-6]
総賞金23,486万円
収得賞金8,990万円
英字表記Danon Beluga
血統 ハーツクライ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
コーステッド
血統 ][ 産駒 ]
Tizway
Malibu Pier
兄弟 ボンドガールコスタレイ
市場価格1億7,280万円(2019セレクトセール)
前走 2024/03/30 ドバイターフ G1
次走予定

ダノンベルーガの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/30 アラ 7 ドバイターフ G1 芝1800 16--------3** 牡5 57.0 J.モレイ堀宣行 --1.46.0 0.1----ファクトゥールシュヴァル
23/11/26 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 1851032.566** 牡4 58.0 J.モレイ堀宣行 498
(-2)
2.23.2 1.433.8⑪⑪⑪⑪イクイノックス
23/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 114414.044** 牡4 58.0 J.モレイ堀宣行 500
(-8)
1.55.8 0.634.3⑧⑦⑦イクイノックス
23/08/20 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 15466.334** 牡4 58.0 J.モレイ堀宣行 508
(--)
2.02.8 1.337.1⑫⑫⑦プログノーシス
23/03/25 アラ 7 ドバイターフ G1 芝1800 14--------2** 牡4 57.0 J.モレイ堀宣行 --0000 ------ロードノース
22/11/27 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 187144.225** 牡3 55.0 川田将雅堀宣行 500
(0)
2.24.3 0.634.4⑧⑩⑩⑦ヴェラアズール
22/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 15357.343** 牡3 56.0 川田将雅堀宣行 500
(+6)
1.57.7 0.232.8⑪⑪⑪イクイノックス
22/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 186123.514** 牡3 57.0 川田将雅堀宣行 494
(-10)
2.22.3 0.434.3⑩⑩⑪⑪ドウデュース
22/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18115.024** 牡3 57.0 川田将雅堀宣行 504
(+2)
2.00.0 0.334.6⑤⑤⑥ジオグリフ
22/02/13 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 118103.931** 牡3 56.0 松山弘平堀宣行 502
(+4)
1.47.9 -0.233.7⑥⑥⑤ジオグリフ
21/11/21 東京 6 2歳新馬 芝2000 8661.711** 牡2 55.0 石橋脩堀宣行 498
(--)
2.01.3 -0.333.1⑤⑤⑤バトルボーン

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中山芝1600mで施行されるようになった2000年以降で見ると、まだ2勝以上を挙げる種牡馬がいない難解な一戦。なお、2000年エイシンプレストン(父Green Dancer)、2002年タイキリオン(父Wild Again)、2004年シーキングザダイヤ(父Storm Cat)、2013年エーシントップ(Tale of the Cat)、2022年ジャングロ(父More Than Ready)と外国産馬が勝ち馬として多く名を連ねることも背景にあるだろう。

ほか、RobertoやDanzig、ノーザンテーストなどのパワーは中山の急坂で活きやすく、現行条件で最多となる3頭の連対馬を出しているダイワメジャー(母の父ノーザンテースト)は後継種牡馬の動向にも注視する価値がありそうだ。

エコロブルームは、父ダイワメジャー×母シュガーショック(母の父Candy Ride)。同産駒は【1.2.1.12】という成績を残すが、勝利をつかんだ12年カレンブラックヒルとは母の父がFappiano系種牡馬であること、母系にUnbridledを持つことで共通。なお、Fappiano系種牡馬を母の父に配された馬には、03年エイシンツルギザン、13年エーシントップも挙げられる。粘り強さに長けた血統構成を鑑みれば、中山替わりで真価を発揮して不思議ない。

カズミクラーシュは、父モーリス×母シャンボールフィズ(母の父キングカメハメハ)。まだ同産駒の好走例はないものの、父系祖父スクリーンヒーローは20年3着ウイングレイテスト、父系曽祖父グラスワンダーは06年1着マイネルスケルツィを出した。なお、父はRoberto、Danzig、ノーザンテーストのすべてを併せ持つ点でも動向を注視すべきだろう。一方、本馬は同じ母の父となる馬が出走機会3年連続連対中であることにも留意したい。

ボンドガールは、父ダイワメジャー×母コーステッド(母の父Tizway)。本馬もダイワメジャー産駒であることを素直に評価したい一頭で、母系にBlushing Groomの血を引く観点で17年3着ボンセルヴィーソ、19年2着メイショウショウブ、22年2着マテンロウオリオンを引き合いに出しやすい。半兄ダノンベルーガがキャリア2戦目で重賞制覇、母がアメリカの2歳G1で好走と仕上がりの早い血筋でもあり、早期完成度の高さは折り紙付き。

【血統予想からの注目馬】
エコロブルーム ①カズミクラーシュ ③ボンドガール

【大阪杯2024】霧プロの重賞レースおさらい帳 G1勝ちは通過点! ベラジオオペラが強気の競馬でドバイ組への挑戦権獲得 2024年4月1日(月) 13:00


ドバイワールドカップデーが終わった。
贔屓目なしに見ても今年の遠征メンバーはかなり強力で、戦前はもしかしたら全部勝つのでは? とすら思えたほどだ。しかし、実際に勝ったのはUAEダービーのフォーエバーヤングのみ。特に強力と思われたリバティアイランドドウデューススターズオンアースジャスティンパレスダノンベルーガといった、芝中長距離路線のエースたちが勝ち切れなかったのは、なかなかに衝撃的だった。
昨年のイクイノックスの圧勝劇で筆者自身感覚がマヒしていたのもあったのかもしれないが、改めて世界の広さというものを実感した開催だったと思う。
そんなエースたちがごっそりと抜けたことで、結果的に混戦となったのが国内の大阪杯
1~5番人気が一桁台の単勝オッズで、9番人気のハーパーまで極端な差がなかった。実力拮抗のメンバーによる、ドバイ組への挑戦権獲得レースという様相を呈していたように思う。

レースは久々の実戦復帰だったスタニングローズの逃げに始まり、ベラジオオペラが強気に2番手から追う形。タスティエーラプラダリアも好位を確保し、やや後手を踏んだローシャムパークは中盤で一気にマクり上げる。これに呼応してソールオリエンスもじわりと位置を上げ、人気馬はそれぞれに勝ちに行く姿勢が見えた。
だが、この中で直線でも確かな伸びを見せたのはベラジオオペラローシャムパークだけ。内からはルージュエヴァイユ、外からはステラヴェローチェが強襲したが、2頭を捉えるまでには至らず。最後はクビ差だけ残して、ベラジオオペラがG1初制覇を果たした。

勝ったベラジオオペラは、デビューの頃から陣営がしきりに「ユル過ぎる」とコメントしていたことが印象的だった馬。本格化は古馬になってからだろうという見立て通りに、4歳で栄冠を手にした。
緩い状態でクラシックを走り、大きく崩れたのは馬場も展開も全く合わなかった皐月賞のみ。それ以外は勝つ時も負ける時も常に僅差で、”高い次元で相手なりに走る”馬であるように映る。道中でローシャムパークが動いてきた時も退かず、強気の姿勢を貫き通した横山和生騎手との相性も良さそうだ。
この後は当然ドバイ組との激突も考えられるが、そこでも相手なりの個性を活かすことができるのかどうか。G1馬にはなったが、次走以降が試金石と言えそうだ。

2着のローシャムパークはスタート後の二の脚があまり利かず、後方に下がりながら、同時に外へと誘導されていた。終始力み気味な走りになっていたこともあり、早めに押し上げる格好になった印象だったが、結果的にはこの動きがいい方向に働いたように思う。
とは言え、終始スムーズだったベラジオオペラと比べるとロスが大きかったのは事実で、馬の力としては本馬が一番上だったかもしれない。大型馬の割にコーナーリングがスムーズだし、気性面での難しさが悪い方向に行かなければ宝塚記念あたりでリベンジの機会がありそうだ。

3着のルージュエヴァイユは3コーナー付近で最内を確保すると、そのまま持ち味の瞬発力を活かしてイン突きを敢行。前2走に比べると走りやすい馬場状態だったのも、距離が短くなったのも良かったのだろう。2200m戦から大きくレベルを上げてきた。
今回の好走を含め、1800~2000mならば一線級とも差がないことを証明したが、このままではスイートスポットがやや狭い感も。マイルか2400mにまで対応可能であれば選択肢は一気に広がるのだが、この後はどういった進路を歩むだろうか。個人的には距離が長くなるよりも、短くなったほうがレースがしやすいように思えるのだが、陣営の選択を見守りたい。

4着のステラヴェローチェは近走よりも出脚が鈍く、馬群の中で前進気勢の強さを抑え込み続けるという窮屈な競馬を強いられた。直線で外に出してからの伸びは目立ったが、少々不完全燃焼感があったか。
それでも、昨秋までかなり長い期間休養していた馬が、ここまで復活してきたというのは凄い。順調ならばこの後の中長距離路線を大いに盛り上げてくれるだろう。

一方で4歳のクラシックホース・タスティエーラソールオリエンスは苦戦を強いられた。
タスティエーラは位置取りも含め、理想的な展開であるように映ったが、直線では若干内にモタれた後に、不自然な格好で外へとヨレていた。これまでの堅実性を考えればあまりにもらしくない内容で、能力が足らないというよりは何らかの原因で走れていないという印象のほうが強かった。
ソールオリエンスローシャムパークと同時に動きはしたが、その後コーナーで押し上げて行けず。直線もぴりっとした脚は使えずになだれ込んだ感じに終わった。
指数的に見るとそこまでパフォーマンスを下げているわけではないが、馬体面での成長がデビュー時からまったくなく、ついに今回は過去最低の馬体重での出走となってしまった。成長力という点で、同世代の馬と比べても物足りなさがあるのは事実だろう。
コーナーリングが上手くないとは言っても、ワンターンのコースでの末脚比べで切れ勝てるほどの鋭さがあるようには映らないし、今後の進路に大きな影を落とす敗戦になってしまったように思う。
個人的に世代レベル論というものはあまり重視していないが、世間で4歳世代が弱いと言われる理由は、クラシックホースであるこの2頭が勝ちきれていないというのも大きいように思う。共に決して弱い馬ではないし、立て直してのリベンジに期待したいところだ。

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【ドバイターフ】ドウデュース、出遅れ前が開かず5着 武豊騎手「不完全燃焼ですね」 2024年4月1日(月) 04:53

出走取消の昨年から、1年越しのリベンジを狙ったドウデュースは5着に終わった。出遅れて後方を追走し、直線では内を突いたが、残り100メートルまで前が開かなかった。武豊騎手は「残念ですし、悔しい。不完全燃焼ですね。スタートも遅かったし、動きづらいポジションに入ってしまいました。どこかで外に出したかったけど、そのタイミングがなかったです」と無念の表情を浮かべた。

◆C・デムーロ騎手(ナミュール2着)「惜しかったです。とてもいいレースでした。勝ちそうでしたが、あと少し届かなかったです」

◆モレイラ騎手(ダノンベルーガ3着)「ゲートがあまり速くなかったですが、直線は素晴らしい伸びを見せてくれました。距離がさらに50メートルくらいあれば勝ち負けできたと思います」

◆横山典騎手(マテンロウスカイ15着)「落馬してしまった馬もいましたし、無事に終われてよかったです」

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【ドバイターフ】日本馬はナミュールが僅差2着、ダノンベルーガ3着 制したのはフランスの伏兵ファクトゥールシュヴァル 2024年3月31日() 02:17

ドバイワールドカップデーが30日(日本時間同日深夜から31日未明)、UAEドバイ・メイダン競馬場で行われ、ドバイターフ(GⅠ、北半球産4歳以上・南半球産3歳以上、芝・左1800メートル、1着賞金290万ドル=約4億1006万円=国際的な取り決めによる年初の主要通貨換算通年レートの1ドル141.4円で換算)は、フランスのファクトゥールシュヴァルが優勝した。タイムは1分45秒91(良)。

日本から参戦したナミュール(牝5歳、栗東・高野友和厩舎)は、勝ち馬との競り合いに敗れて僅差2着だった。3着はダノンベルーガ(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)。ドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)は直線で前が詰まって途中まで追えず5着、先手を取ったマテンロウスカイ(セン5歳、栗東・松永幹夫厩舎)は15着だった。

◆クリスチャン・デムーロ騎手(2着 ナミュール)「惜しかったです。とても良いレースでした。とても速いペースで、勝ちそうでしたが、あと少し届かなかったです」

高野友和調教師(同)「よく頑張ってくれました。精一杯やってくれたと思います」

◆ジョアン・モレイラ騎手(3着 ダノンベルーガ)「ゲートがあまり早くなく、その分理想的なポジションより後ろになってしまいました。レース中はスムーズに運ぶことができ、最後の直線でも素晴らしい伸びを見せてくれました。距離がさらに50メートルぐらいあれば勝ち負けができたと思います」

武豊騎手(5着 ドウデュース)「残念ですね。不完全燃焼です。厳しいレースになりましたね。スタートも遅かったし、動きづらいポジションに入ってしまいました。状態が良かっただけに、残念ですし悔しい。やりたいレースができなかった。どこかで外に出したかったけど、そのタイミングがなかったです。これぐらいの距離は全く問題ない。今日は力を出し切れなかったので、今後巻き返したいです」

友道康夫調教師(同)「終始馬込みでリズムよく走れなかったです。不完全燃焼ですね。距離はこれくらいでちょうどいいです。また頑張ります」

横山典弘騎手(15着 マテンロウスカイ)「落馬してしまった馬もいましたし、無事に終われてよかったです」

松永幹夫調教師(同)「今回は輸送が大変でした。いい経験になったと思います」

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【ドバイターフ】前日気配 ドウデュースの馬体に海外関係者も仰天 友道師「本当に具合がいい」 2024年3月30日() 04:47

昨年の有馬記念を制したドウデュースは、ダートコースを軽快な動きで2周。馬体のボリューム感は特筆もので、海外の関係者も思わず驚きの声をあげるほど。友道調教師は「筋肉もプリップリで毛づやもいいし、本当に具合がいいね。(出走取消の昨年から)1年待ったし、ようやくここまでたどりついた。頑張ります」と気合を入れた。

ダノンベルーガはダートコースをキャンターで1周。「ドバイは2度目で雰囲気も良く、去年よりいい状態で臨めるのではないかと思います」と堀調教師。

ナミュールはダートコース2周で最終調整。「ここまですごく順調にきたので、レースも楽しみです」と小川陽助手。

マテンロウスカイはダートコースをキャンターで1周。「馬体重が減っているのは心配だが、どんな馬場でも走れる。相手も強くて難しいと思うが頑張りたい」と松永幹調教師。

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【ドバイターフ】陣営の話 2024年3月30日() 04:46

(1)カイロ・キーティング助手「とても落ち着いますし、健康です」

(3)キャットニップ・スティッドハム師「ペガサスワールドC(3着)で新たに力をつけた。ここまでとてもいい感じです」

(4)ダノンベルーガ・宗像助手「レースでズブさを出させないようにブリンカーを着けます。調教では効果を感じます」

(5)ドウデュース武豊騎手「追い切りの動きも抜群だったと聞いている。全力で挑みたい」

(6)ファクトゥールシュヴァル・レニエ師「非常に自信を持っています。(GⅠで好走を続けた)昨年と同じレベルのパフォーマンスを発揮できれば」

(7)ロードノース・Tゴスデン師「状態も問題ないし、いい勝負になると思う。4連覇を狙っています」

(8)ルクセンブルク・オブライエン師「前走(ネオムターフC4着)はペースが遅すぎた。イーブンか、それより速いペースで走れるのが長所」

(9)マテンロウスカイ・松永幹師「馬体重が減っているのは心配だが、どんな馬場でも走れる。相手も強くて難しいと思うが頑張りたい」

(10)メジャードタイム・アップルビー師「前走(ジェベルハッタ1着)から大きなうれしい変化があった。いいレースができることを願っています」

(14)ヴォイッジバブル・イウ師「素晴らしい馬。1800メートルはいい距離ですし、香港の力を世界に示せれば」

(15)ナミュール・小川陽助手「日に日に心身ともに良くなっています。追い切り後も息の入りは問題なかったです」

(16)ナシュワ・Tゴスデン師「素晴らしい冬を過ごした。1800メートルはすごく合う」

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マイルCSは最終的に本命にしたナミュールが勝利。当日乗り替わりで一瞬不安になったが、改めてレースを見直すと2戦目の赤松賞では溜めるレースをして強烈な末脚を繰り出していた。藤岡康太騎手ならこれまでと異なる面を出してくれるかも…と期待を持ちつつ、人気がみるみる落ちて行くのを眺めていた。

結果としては展開や馬場を考えると、むしろ乗り替わりがプラスに働いた面もあった。ムーア騎手だったならば、恐らく早めに動いてしまい、勝ち切ることはなかっただろう。展開や馬場、そして当日のジョッキー変更など、様々な巡り合わせによって成し遂げられた、待望のG1制覇だった。

先週はもうひとつ、出世レースとして注目された東京スポーツ杯2歳ステークスが行われたが、こちらは平凡な内容。近年と比べるとメンバーレベルも低く、今年は出世レースにはならないかもしれない。むしろ今週末の京都2歳ステークスの方に素質馬が揃った。

オールナットシンエンペラーなどのキャリア1戦組に加えて、パワーホールホウオウプロサンゲなどキャリア2戦以上の組も充実している。今年の2歳世代の出世レースは、京都2歳ステークスになるかもしれない。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はもちろんジャパンカップから。

ダノンベルーガ(モレイラ騎手)

注目はダノンベルーガ&モレイラ騎手。
天皇賞(秋)は伸びあぐねたが、結果的には溜める競馬で距離延長に向けて…と考えれば悪い内容ではなかった。モレイラ騎手はとにかく芝の中長距離に強く、レーベンスティールセントライト記念を勝利し、ゼッフィーロアルゼンチン共和国杯を勝利、菊花賞でもタスティエーラを2着に持ってきている。もともとダノンベルーガは世代屈指の能力上位馬。陣営も当初からジャパンカップを目標にしてきたフシがある。ハーツクライ産駒が強いレースでもあり、そろそろ巻き返しが怖い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年11月22日(水) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンC2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月26日(日)東京12R 第43回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
※注意※ジャパンカップは12Rです。

🏇『過去5年(2018年~2022年』は👉こちら👈


<外国馬招待馬>

イレジン(コンセイユドパリ賞:1着 芝2200m(2.17.9) 中5週)<C>
☆前々走2着(フォワ賞)の『レース映像
凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞に出走して好成績を収めているが、セン馬のため凱旋門賞には出走できず。昨年はロイヤルオーク賞、今年はコンセイユドパリ賞に出走して共に勝利していて勢いはありそうだが、2年前のフォワ賞ではここにも出走するディープボンドに敗れており、これまでのレースを見ても持ち時計が遅く速い時計の競馬には向かない感じあり。


<前走:天皇賞(秋) 東京芝2000m(レース映像)> 中3週

イクイノックス(1着 494kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
前走の天皇賞(秋)では追い切り、パドック、レース内容と予想以上に完璧に近い内容。この中間も1週前に併せ馬で持ったまま楽に先着。日曜日にも坂路で速い時計を出していて、引き続き良い状態で最終追い切りを迎えられそう。

ダノンベルーガ(4着 500kg(-8kg))<C>
☆『前走の追い切り
この中間は1週前の木曜に追い切り1本と、昨年と比べても本数は少なく、動きを見ても併せ馬で併走相手に見劣る動きで期待していたほど良くなってこない。

ドウデュース(7着 512kg(+4kg))<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、パドックではフックラとまだ締まりそうな馬体。この中間もプールで毎日のように泳ぎ、1週前追い切りでは力強い動きを見せている。前走からの変わり身はあって良さそう。

エヒト(8着 462kg(-4kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックで細い感じには見えなかったが、休み明けから使われるごと馬体が減ってきていて、この中間も何とか先週金曜に1週前の時計が出せたくらいで余裕はない。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中6週

ディープボンド(3着 508kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
なかなか勝ちきれないレースが続くが、休み明けの前走は追い切りでは硬さのない走りで上々の仕上がり。この中間も前走時と同じような、坂路、坂路、CWで一杯に追われるという入念な過程を踏んできているが、1週前追い切りの動きを見ると走りが硬くやや物足りないようにも見えた。ただ1週前に良く見えた時は意外と最終追いがイマイチだったりすることがある馬なので、今回は逆に最終追い切りで硬さのないスッキリした動きなら狙いたい。

ヴェラアズール(7着 526kg(+6kg))<D>
☆『前走の追い切り
昨年は一番勢いがあった時期で、レースでも内に突っ込んでいったムーア騎手の好騎乗があっての勝利。ここ1年不振が続いているが、個人的な見解としては、胸前の筋肉が発達して前脚をかき込む走りに変わってしまっていることが影響しているのではないかと思う。胸前の筋肉が発達している割にトモの筋肉がそれと比例して成長していないぶん、前が強すぎてバランスが取れておらず、それが理由で終いの伸びが甘くなってしまい、良い頃のスピード感のある走りが近走では追い切りで見られていない。そのあたりは坂路での終いの時計にも表れていて、この点はデビューから坂路中心の追い切りだったものがここ1年はCW中心に変わっていることも影響しているのではないだろうか。今の走り方だと時計勝負の高速競馬には向かないので、合う条件に変えたほうが良さそう。

インプレス(12着 536kg(+12kg))<C>
併せ馬で遅れることがあまりない馬で、この中間は併せた相手も前走時よりも上のクラスの馬で状態面は悪くない。ただレースで前に行けなかったり、追い出されてモタれる面があったりとロスが多い点が懸念材料としてあり、このクラスになってくるとレース結果にも大きく影響してきてしまう。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中8週

タイトルホルダー(2着 472kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
休み明けのオールカマーを使われてこの中間は坂路と南Wでの調整。乗り込み量も豊富で、2週前の単走での追い切りでは良い時のものに近い動きを見せた。1週前の併せ馬は反応がイマイチに感じたが、それでも本数も乗られていて反動はなさそうなので、最終追いは単走で速い時計が出ていれば理想的。

チェスナットコート(15着 462kg(-15kg))<E>
前走のパドックを見ると、日経賞で2着に好走した頃のスラっとした感じからガッチリとしたダート馬の馬体に変わっていて、年齢的にも大きく変わる感じはない。


<前走:その他のレース出走馬>

パンサラッサ(ドバイWC:10着 ダ2000m 8ヶ月)<D>
☆『前走の追い切り
繋靭帯炎による休養からの休み明け。矢作厩舎なのでそれほど乗り込まれていないが、1週前がCWでの併せ馬で本来の調整内容ではない。動きを見ても大差先着はしているが、内外の併走相手はまともに追われておらず、追い比べの併せ馬にはなっていないので仕上がっている調教内容ではない。

リバティアイランド秋華賞:1着 芝2000m 476kg(+10kg) 中5週)<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
同じ休み明けでも桜花賞時と比べると前走の秋華賞の時にはかなり攻めた内容の調整で、+10キロでも仕上がりは良かった。休み明け2戦目は気合乗りが良くなったり、テンションが高めになる馬。前走が前述の攻めの調整内容だったことを考えると、馬体は仕上がっておりこの中間は単走で馬なりでの調整で十分。あとは最終追いで川田騎手が騎乗して反応を確かめる程度で仕上がる。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 6ヶ月半)<C>
☆『前走の追い切り
蹄の不安で天皇賞(秋)を回避。1週間休ませての仕上げ直しで1週前追い切りこそ南Wでの併せ馬だったが、日曜日にも2週連続で坂路で速い時計を出していて急仕上げ気味。

スタッドリー(ケフェウスS:2着 芝2000m 512kg(-6kg) 中9週)<D>
休み明け2戦目だが前走から中8週での出走の割に追い切りの本数が少なく、強めにも追われてもいない。1週前の動きを見ても前が上がり気味でバネがない走り。

フォワードアゲン(ケフェウスS:6着 芝2000m 426kg(±0kg) 中9週)<D>
この中間、乗り込み入念で速い時計は出ているが内めを走ったものばかり。1週前追い切りの動きを見ると、併せ馬ではないが外めを走っている他厩舎の馬にスイスイ抜かれている。

ショウナンバシット菊花賞:11着 芝3000m 492kg(+6kg) 中4週)<C>
☆『前走の追い切り
乗り込みは豊富なこの中間だが、春の調子が良かった時のような坂路での好時計が出てこない。

トラストケンシンダイヤモンド゙S:11着 芝3400m 472kg(-2kg) 9ヶ月)<E>
長期休養明けもこの中間美浦坂路での4本のみで目立つ時計も出ていない。

ウインエアフォルク(古都S:5着 芝3000m 470kg(-6kg) 中3週)<D> ※除外対象馬
前走時までは南Wで終い良いタイムもマークされていたが、この中間は内めを走って平凡な時計で上積みなし。

クリノメガミエース(兵庫クイーンC:4着 ダ1870m 482kg(-2kg) 中3週)<E> ※除外対象馬
この馬なりに前走時よりも追い切りで好タイムは出ているが、芝のレースは1回しか走ったことがなく距離も長めでの勝利が少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスリバティアイランドドウデュースの3頭をあげておきます。


◇今回はジャパンカップ編でした。
先日、北海道の浦河にある『軽種馬育成調教センター(BTC) 』を見学させてもらえる機会があり、渋谷区と同じくらいの広さがあるというその壮大なスケール感に圧倒されてきました(個人的にはここに夏場だけオープンする宿泊施設や、馬のアミューズメントパークつきの競馬場でも作ってしまえばいいのに……と思ってしまいました)。緑一杯の果てしなく続く芝コースに、屋内コースだけでも1000mある坂路、直線1000mのウッドチップ、600mのダートトラックコースと、雪の降る季節でも十分に調教できる施設が備わっていて、調教技術の進歩とこれだけの施設で調教されている日本の馬が強くなっているのにも納得しました。日本のトップが世界1であるということはそれ以外の馬たち全体もレベルアップしているということでもあり、どうしても強い馬がJRAに集中してしまうのは仕方がありませんが、昨今では地方競馬にも確実にレベルの上がっている馬たちが多くなってきているのも事実。これから先地方から強い馬が出てくる機会が多くなって交流レースがさらに盛り上がっていくのではと期待しています。
そんなハイレベルの日本馬トップが出走する今年のジャパンカップ。過去5年の連対馬の調教内容を調べてみたところ、1週前、最終追い切りと2週連続馬なりでの調整の馬が半分の5頭というのが目立ちました。このレースに関しては、秋華賞菊花賞天皇賞(秋)など秋の最初の目標になるレースがあり、そこを使って参戦してくる馬も多いことからこのような傾向が表れているのではないかと思います。そのことから、前走秋のG1レースを好走している場合は馬なり中心の調整タイプを、ジャパンカップを目標に使ってきているローテなら1週前か最終追い切りで強めの追い切りを行っている馬を狙ってみることをおススメします。


ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年10月27日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ルメール騎手の外枠は買い/天皇賞(秋)展望
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菊花賞ドゥレッツァが勝利。先週の当コラムで、

「長丁場のルメール騎手も大きなアドバンテージで、もはや穴人気というよりは普通に人気の一角を占めると思うが、有力だろう」

と書いた通り、やはり長丁場のルメール騎手のアドバンテージは大きかった。道中の運びは想定内で、とにかくリズムよく運ぶのが上手なのでラストで脚を使える。

なお、芝G1の大外枠におけるルメール騎手はこれで7連続連対となった。芝の外枠はしばしば不安視されることもあるが、

「ルメール騎手の外枠はむしろ買い」

というのが、今回改めての教訓。データの上でも大外枠などはむしろ好成績なので、今後も覚えておきたい。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週は天皇賞(秋)から。

ダノンベルーガ(モレイラ騎手)

注目はダノンベルーガ&モレイラ騎手。
今回は3走連続騎乗。モレイラ騎手は距離が延びたほうが良く、東京芝の中距離戦ならば持ち味を生かせる。皐月賞は内枠不利、日本ダービージャパンカップは距離、札幌記念は道悪と前半での不利……など馬券圏外のレースはそれなりに理由もハッキリしているので、久々に能力全開に期待。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年10月25日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月29日(日) 東京11R 第168回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:13頭】(フルゲート:18頭)


<前走:宝塚記念 阪神芝2200m(レース映像)> 4ヶ月

イクイノックス(1着 492kg(海外競馬出走))<A>
☆『前走の追い切り
昨年はダービーからの休み明けだったが、今年は宝塚記念からの休み明けで迎える。この中間の追い切りの本数はほぼ同じだが、今年のほうが2週前には長めから速い時計を出している。大目標はジャパンカップになると思うが、ここでも世界チャンピオンとして負けられないデキで出走してくることになりそう。

ジャスティンパレス(3着 492kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走の宝塚記念では3着に敗れたものの、春は安定した内容のレースができた。そこからの休み明けで、この中間はこれまでと同じような乗り込み量で順調に調整されている。ただ1週前追い切りの動きを見ると、いつもと比べるとズブい感じが強くやや重め残りの印象を受けた。


<前走:札幌記念 札幌芝2000m(レース映像)> 中9週

プログノーシス(1着 476kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
この中間も坂路で乗り始めて、2週前、1週前とCWを長めからという、これまで同様の調整内容で順調さがうかがえる。川田騎手が騎乗しての1週前追い切りでは、馬なりも迫力のある走りで楽に先着と、前走以上に調子を上げてきている感じあり。

ダノンベルーガ(4着 508kg(海外競馬出走))<B>
☆『前走の追い切り
前走は休み明けで苦手な右回り参戦。追い切りでの動きもあまりよく見えなかった。今年は一度使われていることもあり、1週前追い切りでは強めには追っていたものの直線スッと前に出ると一気に突き放して先着の好内容を披露してきた。昨年の1週前が、古馬1勝クラスを相手に前に出るのにモタモタしていたところがあったことを思うと、叩き2戦目で反応も良く昨年よりも好状態で臨める見込み。

ヒシイグアス(5着 502kg(+16kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックでは緩さがあり、太め残りの馬体だった。この中間、1週前追い切りでは併せ馬の内でモタモタした様子で先着できず、良くなるには時間がかかりそう。

ジャックドール(6着 516kg(+8kg))<B>
☆『前走の追い切り
昨年と同じローテーションで、この中間の調整内容も1週早く乗り出している点以外は内容的にも同等。1週前追い切りの動きを見ると、昨年はのんびりした感じがあったが今年は気合乗りがかなり良く、出来に関しては今年のほうが上か。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ガイアフォース(5着 490kg(-2kg))<A>
☆『前走の追い切り
春はマイル戦を2回走ってともに差のない競馬だったが、直線での伸び脚とゴール後の余力などを見ると明らかに距離不足。休み明けの前走時に関しては、マイナス体重だったがお腹の辺りに緩さがあり、直線伸びきれなかったのはそのあたりが影響したかもしれない。デビュー前からすべて坂路で時計を出してきた馬だが、この中間は初めてCWで追い切られて3頭併せの外を先着。休み明けを一度使われての上積みに期待がもてる内容だった。

ノースブリッジ(7着 500kg(+12kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時はパドックでかなりイレ込んでいて、その影響はかなりあったはず。毎回パドックでは一番後ろを周回するので気性的な難しさはありそう。近走は休み明けで使われることが多く、これまでは1週前に強めに追っていることが多かったが、今回は馬なりでの調整となっている。前走からの上積みは見込める。

エヒト(11着 466kg(-6kg))<C>
七夕賞から月1ペースで使われてきて、この中間も坂路での調整。1週前に強めに追われマークした時計も、森厩舎の馬でこれくらいならザラというもので、それほど高い評価は与えられない。

アサマノイタズラ(14着 510kg(-8kg))※出走回避予定


<前走:その他のレース出走馬>

ドウデュース京都記念:1着 芝2200m 508kg(海外競馬出走) 8ヶ月半)<B>
☆『前走の追い切り
早い段階でここを復帰初戦の目標と定め調整されてきていて、かなりの乗り込み量。1週前には武豊騎手が騎乗しての追い切りで、一杯に追われて力強い走りで先着。京都記念の時よりも馬体が増えていそうだが、その分パワーが増している印象を受けた。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 5ヶ月半)※出走回避予定

アドマイヤハダル毎日王冠:4着 芝1800m 488kg(-6kg) 中2週)<B>
☆『前走の追い切り
前走の毎日王冠では、ゴール前での追い比べでわずかに及ばなかったが差のない4着と好走。この中間も、1週前に馬なりで先着と引き続き出来は良さそう。ただ前走の内容を見ると、長く良い脚を使うというよりは、一瞬の切れる脚を使うタイプで東京では仕掛けるタイミングがかなり難しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスプログノーシスダノンベルーガガイアフォースの4頭をあげておきます。


🏇『過去5年のダイジェスト


◇今回は天皇賞(秋)編でした。
今年で168回となる天皇賞(秋)。記念の『第100回』からしっかり競馬を観るようになって、春秋合わせて68回も天皇賞を観ていることになり、時間が過ぎて行くのは早いものだと感じます。それと同時に、最初にしっかり観たレースということで何か初心に戻る気持ちにもなるレースでもあります。長く競馬を見ていると忘れていく記憶も多くなってきているのも事実ではありますが、最初に観ていた頃の記憶はなかなか消えることはなく、それだけ強烈なものとして脳に刻まれているのかもしれません。今年は11頭と少頭数でのレースになりそうですが、あの時も14頭と少ない頭数で不利な大外枠から先行したスーパークリークが早めに抜け出して後続の追撃を押し切る内容での勝利。
今年も好メンバーが揃いました。脳に刻まれるような、記憶に残るレースになることを期待しています。


天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年10月22日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月22日号】特選重賞データ分析編(381)~2023年天皇賞(秋)
閲覧 2,013ビュー コメント 0 ナイス 3



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 天皇賞(秋) 2023年10月29日(日) 東京芝2000m


<ピックアップデータ>

【“前年以降の、東京・京都の、G1のレース”において“着順が5着以内、かつ上がり3ハロンタイム順位が3位以内”となった経験の有無別成績(2018年以降)】
○あり [5-3-4-8](3着内率60.0%)
×なし [0-2-1-48](3着内率5.9%)

 コース適性が高い差し馬に注目したい一戦。東京や京都のビッグレースで出走メンバー中3位以内の上がり3ハロンタイムをマークしつつ上位に食い込んだことのある馬は堅実でした。今年もこの条件をクリアしている馬はそう多くないので、しっかりチェックしておきましょう。

主な「○」該当馬→イクイノックスダノンベルーガ
主な「×」該当馬→エヒトジャックドールヒシイグアスプログノーシス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2018年以降[5-4-4-22](3着内率37.1%)
主な該当馬→イクイノックスプログノーシス

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2023年8月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】早くも成功の兆しが見える新種牡馬・スワーヴリチャード/札幌記念展望
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先週の小倉記念エヒトが勝利。1コーナーまでの位置の取り方が素晴らしかった。

「田中勝騎手→川田騎手というわかりやすい鞍上強化で人気を集めそうだが、ココは素直に信頼したい」

と当コラムで書きながらも、狙いを変更してしまった自らの判断力のなさはさておき、内枠を生かした川田騎手の騎乗も完璧だった。

その川田騎手、ここ数週間は本当に神懸かっている。先々週の新潟、そして先週の小倉でも随所に川田騎手らしさを見せており、馬場読み、コース取りともにため息が出るほど。週が明けて盛岡でもリメイクを見事に勝利に導いたように、もはや手が付けられない状態だ。今週末はプログノーシスでどんな騎乗を見せてくれるか、今から楽しみだ。

さて、手が付けられないといえば新種牡馬、スワーヴリチャードも素晴らしいスタートを切った。2歳戦線がスタートして2カ月半ほど、ここまで合計8頭が勝ち上がり、総合成績は(9-4-6-15)。複勝率は実に55.9%、つまり2回に1回以上好走している。コラソンビートがオープンを勝った他、素質のありそうな馬も続々と勝ち上がっている。

パワーホール
レガレイラ
アーバンシック

以上の3頭は特にレース内容も素晴らしく、今後長く期待して良さそうな素質馬だ。

確実に早熟型ではない点も心強い。スワーヴリチャード自身勝ち上がりは2戦目の未勝利戦で、G1初制覇は古馬になってから。4歳時に大阪杯を制し、5歳時にジャパンカップを制したどちらかといえば晩成型の馬だったが、産駒も総じて叩き良化型の印象が強い。 これまで2歳未勝利戦には7回出走し(4-1-1-1)。とりあえず何も考えずに買っていいくらいの素晴らしい成績だ。

また成功する種牡馬の特徴でもあるが、母馬の良さを引き出している点も見逃せない。芝ダート、短距離中距離問わず勝ち上がり馬を出している。当然、主戦場は芝のマイル〜中距離になるだろうが、ほかの路線でも活躍馬を出してくれそうだ。

というわけで、ベタ褒めになってしまったが、馬券はもちろん、今後の競馬を見て行く上でもスワーヴリチャード産駒には注目したい。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 8/12(土)小倉6R フォルテローザ 1番人気3着

前半差しに回るもラストは外からキッチリ伸びた。先行イン有利の展開や馬場考えれば上々の3着。開催後半の馬場ならすぐ勝ち上がれそうだ。サトノアラジン牝馬は芝1200mで特注。

〜今週末の注目馬〜

今週末はもちろん夏競馬の大一番・札幌記念から。

ヒシイグアス浜中俊騎手)

注目はヒシイグアス浜中俊騎手。

初の洋芝参戦となるヒシイグアスに注目。もともと実力の割に人気にならないタイプだが、中山記念連覇、宝塚記念2着など、強力メンバーに入ってもまったく見劣りはしない。札幌記念は堀厩舎の得意レースで、かつてはネオリアリズムモーリスでワンツーを決めた実績もある。今年はダノンベルーガとともに注目したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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ダノンベルーガの口コミ


口コミ一覧

ドウデュース残念

 正義の魂 2024年3月31日() 00:21

閲覧 80ビュー コメント 0 ナイス 3

いましがた終わった、
ドバイターフでは、
人気薄のファクトゥールシュヴァルが、
金星を挙げた。

ナミュールとダノンベルーガとが、
各々2着3着と、日本勢が頑張った。

 ユウキ先生 2024年3月31日() 00:20
☆ドバイターフ(惜しかった~悔しい)☆
閲覧 68ビュー コメント 0 ナイス 7

ドバイターフは惜しくも僅差の2着がナミュール!!

3着にダノンベルーガ!!

5着にドウデュース!!

日本勢上位に来ましたが残念。

ドウデュースはスタートのほんの少しの出遅れとなかなか前が開かなかった直線が痛かったかなと思います~

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 キタクロ 2024年3月30日() 09:20
ナミュール、ドバイ遠征
閲覧 62ビュー コメント 0 ナイス 2

ドバイターフの注目はナミュール

理由は前走の香港マイル3着

実はこれがすごいと思ってます

短距離王国の香港では

シュネルマイスター、セリフォス

ダノンキングリー、インディチャンプなど

日本のトップ層が苦戦してきた中 

秋3戦目でも3着に入り

勝ったのがゴールデンシックスティ

次点が香港期待の新星ヴォイッジバブル

そう考えれば価値はある

鞍上Cデムーロ、遠征も二回目で

距離はオークス3着、秋華賞2着がある

ここは本命勝負

ドバイターフ

◎ナミュール
◯メジャードタイム
▲ダノンベルーガ
△ドウデュース
△ロードノース
△ルクセンブルク

ヴォイッジバブルは遠征で割引かな



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コメント一覧
4:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年10月29日() 16:13:20
まさか最初から周囲の者たちが外人ジョッキーのワンツーをさせないために動くとは思わなかった。
モレイラは最初から狙われていたので入賞を逃した。だが騎乗は全く悪くなかった。是も全ては武のせい。
武、お前もう居なくて良いよ。何がレジェンド?ただのカスだ!
3:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年8月20日() 15:51:39
スタートからモレイラは完璧に的にされてた。JRAの徒党競馬の勝利。インを付いても流石に届かない。
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年11月27日() 15:56:04
バ川田は本当に下手クソ。二度と馬主さんは川田を起用してはいけない。この鞍上ではどんな馬でも大事な所では通用しない。日本人鞍上は恥を知れ!

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2023年11月26日ジャパンカップ G16着
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2023年11月26日 ジャパンカップ G1 6着
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