ピンハイ(競走馬)

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写真一覧
現役 牝5 栗毛 2019年2月11日生
調教師田中克典(栗東)
馬主北畑 忍
生産者ヒダカフアーム
生産地浦河町
戦績11戦[2-2-1-6]
総賞金10,310万円
収得賞金2,350万円
英字表記Pin High
血統 ミッキーアイル
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
スターアイル
レイテッド
血統 ][ 産駒 ]
ジャングルポケット
タックスシェルター
兄弟 セヴィルロアープロミット
市場価格
前走 2024/03/03 大阪城ステークス (L)
次走予定

ピンハイの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/03 阪神 11 大阪城S (L) 芝1800 157133.2112** 牝5 54.0 高倉稜田中克典 408
(0)
1.46.3 0.934.9⑬⑩ステラヴェローチェ
23/12/09 中京 11 中日新聞杯 G3 芝2000 178158.443** 牝4 54.0 高倉稜田中克典 408
(-8)
1.58.9 0.134.1⑪⑪⑨⑧ヤマニンサルバム
23/10/29 京都 11 カシオペアS (L) 芝1800 168165.922** 牝4 55.0 高倉稜田中克典 416
(+12)
1.44.8 0.134.3⑦⑧アルナシーム
23/04/08 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1600 12687.4411** 牝4 55.0 高倉稜田中克典 404
(-2)
1.34.9 1.034.7⑥⑤サウンドビバーチェ
23/02/05 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 16248.738** 牝4 55.0 坂井瑠星田中克典 406
(-6)
1.32.3 0.534.1⑧⑧ウインカーネリアン
22/11/13 阪神 11 エリザベス杯 G1 芝2200 182311.869** 牝3 54.0 川田将雅田中克典 412
(-2)
2.14.5 1.537.2⑥⑥⑤⑥ジェラルディーナ
22/10/16 阪神 10 西宮S 3勝クラス 芝1800 9881.811** 牝3 53.0 川田将雅田中克典 414
(+12)
1.44.3 -0.233.0⑦⑦ノースザワールド
22/05/22 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 1871551.5134** 牝3 55.0 高倉稜田中克典 402
(-4)
2.24.4 0.534.0⑩⑨⑩⑩スターズオンアース
22/04/10 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 183538.5135** 牝3 55.0 高倉稜田中克典 406
(-8)
1.33.0 0.133.4⑫⑬スターズオンアース
22/03/05 阪神 11 チューリップ G2 芝1600 1511229.8132** 牝3 54.0 高倉稜田中克典 414
(-6)
1.33.4 0.234.1⑩⑧ナミュール
21/10/10 阪神 4 2歳新馬 芝1400 143423.071** 牝2 54.0 高倉稜田中克典 420
(--)
1.23.0 -0.135.0⑪⑪ワンリオン

ピンハイの関連ニュース


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はチューリップ賞2024・血統予想をお届けします!


2019年ダノンファンタジー(父ディープインパクト)、2020年マルターズディオサ(父キズナ)、2021年メイケイエール(父ミッキーアイル)と2019~21年はディープインパクトの直系が3連覇を果たした。その後も、2022年は13番人気のピンハイ(父ミッキーアイル)が2着に激走し、2023年は7番人気のモズメイメイ(父リアルインパクト)が勝利をつかんでいる。同系統の初出走となった2011年以降、2017年を除けば少なからず1頭以上が3着以内に好走していることは念頭に置くべきだろう。

ほか、2021年は父系と母系の両方でDanzigの血脈を持つメイケイエールとエリザベスタワーの2頭が同着勝利。2022年1着ナミュール、2023年1着モズメイメイも然り、近年はデインヒルを筆頭にDanzigの重要度が増している印象を受ける。

エラトーは、父Saxon Warrior×母エライヤ(母の父Siyouni)。父はディープインパクトの直仔で、現役時には18年2000ギニーS-英G1などマイル重賞を3勝。本馬は伯母に15年ムーランドロンシャン賞-仏G1などマイルG1を3勝しているErvedyaがいる血統背景も興味深く、新馬以来となるマイル戦でも楽しみは大きい。今回のメンバーでは唯一デインヒルの血脈を保持する馬でもあり、近年のレース傾向からも欧州質な血統は評価に値する。

ラヴァンダは、父シルバーステート×母ゴッドパイレーツ(母の父ベーカバド)。近親に14年チューリップ賞で2着に好走したヌーヴォレコルトがいる血統で、2代母ゴッドインチーフも旧阪神コースながら99年チューリップ賞で2着となった実績を持つ。本馬の「父ディープインパクト系×母の父Danzig系」という配合は、21年1着メイケイエールを想起させるものでもあり、レースに所縁ある血統背景を鑑みても軽視できない存在だろう。

スウィープフィートは、父スワーヴリチャード×母ビジュートウショウ(母の父ディープスカイ)。父系でハーツクライ、母系でChief's Crownを持つ配合は14年2着ヌーヴォレコルトを引き合いに出しやすく、ポイントとなるDanzigを抑えていることにも好感を持てる。また、2代母スイープトウショウが04年チューリップ賞の勝ち馬であることも強調できるだろう。この牝系らしい気難しさはあるものの、噛み合えば重賞でも勝ち負けになる。


【血統予想からの注目馬】
エラトー ⑭ラヴァンダ ⑥スウィープフィート

【中日新聞杯】ヤマニンサルバム、力強く伸びて重賞初V 三浦皇成騎手「自信を持ってためていこうと」 2023年12月10日() 08:36

2番人気で三浦皇成(33)=美・鹿戸=騎乗のヤマニンサルバムが好位から抜け出して重賞初制覇を飾った。13番人気のハヤヤッコが2着、4番人気のピンハイが3着。1番人気のリューベックは9着だった。



充実期に突入だ。4歳馬のヤマニンサルバムが2連勝で重賞初制覇を決めた。前走は逃げ切ったが、今回は発馬を決めると、好位のインをキープ。直線に入ると、力強く伸びて後続の追撃を振り切った。

三浦騎手は「きょうはハナにこだわらず、自信を持ってためていこうと思っていました。この馬のリズムで追い出して、最後まできっちり踏ん張ってくれました。本当に、ここに来て馬がさらに良くなってくれています。いい時に乗せてもらいました」と語った。

ヤマニンサルバム 父イスラボニータ、母ヤマニンエマイユ、母の父ホワイトマズル。黒鹿毛の牡4歳。栗東・中村直也厩舎所属。北海道新冠町・錦岡牧場の生産馬。馬主は土井肇氏。戦績20戦6勝。獲得賞金1億5232万3000円。重賞は初勝利。中日新聞杯三浦皇成騎手、中村直也調教師ともに初勝利。馬名は「冠名+即興演奏(ラテン語)」。

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【中日新聞杯】レースを終えて…関係者談話 2023年12月10日() 04:32

◆幸騎手(ハヤヤッコ2着)「ピンハイをマークで行きました。いい脚を使ってくれているし、たいしたものです」

◆高倉騎手(ピンハイ3着)「直線も最後まで一生懸命に走り抜けてくれたので能力は出し切れた」

◆ムルザバエフ騎手(キラーアビリティ4着)「ハンデ59キロはしんどかった。馬はすごくファイトしてくれていましたけどね…」

◆佐々木騎手(シュヴァリエローズ5着)「間を割ってきたときの手応えは良かったんですが、悔しいです」

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【中日新聞杯】ヤマニンサルバムが好位から押し切り重賞初制覇! 2023年12月9日() 18:31

12月9日の中京11Rで行われた第59回中日新聞杯(3歳以上オープン、GⅢ、芝2000メートル、ハンデ、17頭立て、1着賞金=4300万円)は、三浦皇成騎手の2番人気ヤマニンサルバム(牡4歳、栗東・中村直也厩舎)が好位のインでロスなく追走。直線で外に持ち出されると先行したホウオウビスケッツユニコーンライオンを交わし、そのまま押し切って勝利。6度目の重賞挑戦で初タイトルを手にした。タイムは1分58秒8(良)。

3/4馬身差の2着には直線で大外から猛烈な追い上げを見せたハヤヤッコ(13番人気)、さらにクビ差遅れた3着に紅一点のピンハイ(4番人気)が入った。なお、1番人気のリューベックは9着に敗れた。

中日新聞杯を勝ったヤマニンサルバムは、父イスラボニータ、母ヤマニンエマイユ、母の父ホワイトマズルという血統。北海道新冠町・錦岡牧場の生産馬で、馬主は土井肇氏。通算成績は20戦6勝。重賞は初勝利。中村直也調教師、三浦皇成騎手ともに中日新聞杯は初勝利。

三浦皇成騎手(1着 ヤマニンサルバム)「今回はハナにはこだわらず自信を持ってためて行こうと思っていました。前回にハナへ行ったことで、この馬のペースを僕が理解することができたので、3コーナーで速くなったときも追いかけず、この馬のリズムで追い出して、最後までキッチリ踏ん張ってくれました。本当に、ここにきて馬が良くなってくれています。厩舎のおかげだと思うので感謝したいです。いいときに乗せてもらいました」

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【中日新聞杯】入線速報(中京競馬場) 2023年12月9日() 15:30

中京11R・中日新聞杯(4回中京3日目 中京競馬場  芝・左2000m サラ系3歳以上オープン)は、1番手7番ヤマニンサルバム(単勝4.9倍/2番人気)、2番手11番ハヤヤッコ(単勝35.0倍/13番人気)、3番手15番ピンハイ(単勝8.4倍/4番人気)で入線しています。

想定オッズは以下の通り。

馬連7-11(91.8倍) 馬単7-11(116.9倍) 3連複7-11-15(198.0倍) 3連単7-11-15(1026.6倍)

更に詳しい情報はこちら→http://umanity.jp/racedata/race_8.php?code=2023120907040311
※着順・払戻金等の確定情報は、レース結果確定後にレース結果ページにてご覧頂けます。

(注=上記は確定前情報を含みます。成績、払戻金など正確な情報につきましては、必ず今後JRA(日本中央競馬会)から発表されるものと照合してください。)

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【回収率予報ニュース! 2023/12/9(土)版】中日新聞杯、リゲルステークスほか 2023年12月9日() 09:00

皆さん、こんにちは。ウマニティ編集部です。本日は【回収率予報ニュース!2023/12/9(土)版】をお届けします。

登場してもらうのは、22年のプロ予想家デビュー以来活躍中の回収率予報官プロ。その名の通り、回収率を予測(予報)するという予想スタイルの中枢を担う「予測回収率」にまつわる「危険馬」「穴馬」の紹介を当欄では行っていただきます。


≪2023/12/9(土) 買ってはいけない 中日新聞杯、リゲルステークスほか≫

「買ってはいけない」とは・・・予測回収率が低く、文字通り馬券購入の際には避けることをおすすめする馬。
なお、予測回収率が高い馬は「プロ予想MAX」提供予想の「一言コメント」および「コメント」欄に記載しています。

メインレースの単勝の予測回収率が低い馬です。
馬券購入の際には避けることをおすすめします。
(2022年実績:894件中/1着24件/払戻31,950円/回収率36%)

■中京11R 芝2000m 3歳上オープン 15:25 G3 中日新聞杯
 ⑬ 60% 11.9倍(5) カレンルシェルブル
 ⑭ 60% 118.1倍(16) ジャンカズマ
 ⑮ 50% 7.3倍(4) ピンハイ

■阪神11R 芝1600m 3歳上オープン 15:35 リゲルステークス
 ② 60% 111.4倍(12) コルテジア
 ⑤ 60% 14.3倍(6) ビーアストニッシド

■中山11R 芝1800m 3歳上3勝クラス 15:45 常総ステークス
 ⑥ 60% 5.6倍(2) カーペンタリア

・買ってはいけない 各レースの人気馬

各レースの出走馬で、単勝オッズ6.0以下かつ予測回収率60%以下の一覧です。
(2022年実績:705件中/1着113件/払戻41,300円/回収率59%)

阪神02R ⑦ 60% 3.9倍(2) カルパ
中山10R ⑧ 60% 3.0倍(1) オメガシンフォニー
中山11R ⑥ 60% 5.6倍(2) カーペンタリア
中京12R ⑫ 60% 3.7倍(1) コーリングユー

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成の前日夜時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。
※回収率予報の説明や使い方はこちら
 https://note.com/hrrf


≪2023/12/9(土) 単勝万馬券を狙え≫

対象レースの単勝の予測回収率90%以上の出走馬で最もオッズの高い馬です。
単勝以外の券種でも、この馬を絡めるとオトクですよ。
(2022年7月30日札幌11R、1着フォーワードアゲン/単勝払戻13,420円)

阪神03R ⑩ 90% 263.7倍(12) ハクサンツキミテイ

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。
※回収率予報の説明や使い方はこちら
 https://note.com/hrrf

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ピンハイの関連コラム

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東京新聞杯は内枠からスンナリ先手を取ったウインカーネリアンがそのまま押し切り勝ち。関屋記念以来の重賞2勝目を飾った。ウインカーネリアンは三浦騎手とのコンビで8勝目。好位から抜け出す正攻法スタイルが三浦騎手とは非常に合っているようだ。もっとも正攻法過ぎるがゆえに、大一番になるともうワンパンチ足りない印象もある。そこをどう補うのか…というのが人馬ともに課題になりそうだ。鞍上の三浦騎手は悲願のJRA・G1制覇を期して臨む予定だったフェブラリーSのお手馬ギルデッドミラーが残念ながら故障で回避→引退。この春はウインカーネリアンとのコンビで改めてG1初制覇に挑むことになるかもしれない。

ちなみに当コラムで期待したピンハイはいい位置を取ったが伸び切れず。久々のマイルの流れに戸惑ったのかもしれない。また最終的に本命にしたサクラトゥジュールは脚を使えず大敗。ピントハズレな予想になってしまった。

一方中京で行われたきさらぎ賞は今年も少頭数のスローとなり、直線は人気2頭の叩き合い。最後はフリームファクシが追いすがるオープンファイアを退けた。ただ、このレースが今後に繋がるかどうかはかなり微妙かもしれない。

かつてはスペシャルウィークナリタトップロードネオユニヴァースがこのレースをキッカケにダービーを制するなど出世レースとして知られたきさらぎ賞だが、近年は2016年のサトノダイヤモンド以降、下記の通り目立った活躍馬が出ていない。

【近年のきさらぎ賞勝ち馬】

2017年 アメリカズカップ
2018年 サトノフェイバー
2019年 ダノンチェイサー
2020年 コルテジア
2021年 ラーゴム
2022年 マテンロウレオ

その要因のひとつは、少頭数のスローになりやすいことだろう。上記の6年+今年のきさらぎ賞を含めた過去7年はいずれも少頭数で、最大でも2021年の11頭立て。スローが多いのも必然で、経験値として蓄積されにくい面がある。いわずもがなクラシックは基本的にフルゲートになる。少頭数のスローの経験しかない馬が、いきなり18頭立ての厳しい流れに放り込まれては、対応しきれないのも無理はない。

サトノダイヤモンドが勝った年も9頭立てじゃないかといわれるかもしれないが、だからこそ同馬くらいの圧倒的なパフォーマンス(楽々と3馬身半突き抜け無敗で制覇)を見せないとクラシックでは厳しいのだろう。もっとも、サトノダイヤモンドも2戦目で15頭立ての経験があった。

ちなみにスペシャルウィークが勝った1998年は16頭立て、ナリタトップロードが勝った1999年は15頭立て、ネオユニヴァースが勝った2003年は14頭立てだった。有力馬ほど直行ローテを選ぶケースが増え、総じて前哨戦の頭数が減る傾向にあり、その中で凋落著しいのがきさらぎ賞でもある。川田騎手騎乗でノーザンファーム生産、金子真人オーナーの重賞勝ち馬としてクラシックに出走してくれば当然注目を集めそうだが、相手関係や内容からはそれほど強調できるものではなかったことを覚えておきたい。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は週末の注目馬で締めたい。今回は共同通信杯を取り上げる。現時点での狙いはコチラ。

シュタールヴィント戸崎圭太騎手)

素質馬が揃い相手関係は楽ではないが、穴で面白そうなのはシュタールヴィント。前走は勝ちに行ったことと急坂二千が少し長かったことでラスト失速。2戦目の勝ちっぷりは上々で、その時の舞台が今回と同じ東京芝1800m。好位から立ち回れるので、前々で勝負できれば今回の相手でも好勝負になって良い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年2月3日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】シルクロードSはハイレベルも中京芝千二は枠次第の面/東京新聞杯展望
閲覧 1,351ビュー コメント 0 ナイス 2


シルクロードSは高松宮記念に向けて好メンバーが揃った一戦だったが、その中で接戦を制したのはナムラクレア北九州記念は不利、スプリンターズSではやや強引な仕掛けでラストの伸びが鈍ったが、今回は内枠で脚を溜めてタイミングよく抜け出すことができた。2着ファストフォースは持ち味のパワフルなフットワークでタフな中京芝を駆け上がり、昨年のセントウルSに続いて中京で穴激走。3着マッドクールはスンナリ先手を取り粘り込んだ。

高松宮記念を展望する上では敗戦組にも注目。大外枠から流れに乗れず4着に終わったトウシンマカオ、同じ外枠からスタートで後手を踏み流れに乗れなかった7着ウインマーベルは、立ち回り一つで上位との着順は詰まる、あるいはひっくり返すことも可能だろう。今のスプリント路線は昨年の高松宮記念スプリンターズSがともに大波乱になったように、枠順や馬場次第で大きく順番がひっくり返ることも多い。シルクロードSは好メンバーが揃ってはいたが、その順番は本番へ向けてまだ大きく変わる余地を残していそうだ。

もうひとつ、舞台となる中京芝1200mの傾向も改めて確認しておきたい。中京芝1200mは、2012年の開設当初は外からの差しが届くコースとして知られていた。ところが、年を経るごとに外枠の有利さがなくなっていき、近年はむしろ内枠の方がかなり有利になっている。

例えば、同舞台で7~8枠に入った馬の成績を見比べてみたい。2012年~の改装当初は明らかに好成績だが、近年はむしろ壊滅的な数字になっている。

・中京芝1200mの7~8枠の成績(※2023年は1回中京終了時点)

2012~2013年 勝率 8.9% 複勝率 25.5% 複勝回収率 102%
2020~2023年 勝率 4.9% 複勝率 13.2% 複勝回収率 36%

ご覧の通り、勝率複勝率はほぼ半減、複勝回収率に至っては3分の1近くまで落ち込んでいる。これを見れば、昨年8枠17番に入ったメイケイエールがいかに不利な条件だったかおわかりだろう。

同じコースでも時代が変われば傾向はまったく異なる。現時点ではトウシンマカオウインマーベルの巻き返しに期待したいが、最終的にはやはり当週の枠順発表を待つことになる。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は週末の注目馬で締めたい。今回は東京新聞杯を取り上げる。現時点での狙いはコチラ。

ピンハイ坂井瑠星騎手)

ピンハイに注目。昨年のクラシック戦線では桜花賞で不利がなければあわやの5着、明らかに距離が長いと思われたオークスでも4着と大健闘。秋華賞は無念の賞金不足となってしまったが、G1戦線を大いに賑わせた。前走のエリザベス女王杯は外が伸びるタフな馬場になってしまい見せ場を作れずに終わってしまったが、本来の持ち場であるマイルならば本領発揮だろう。久々の分、人気面でも多少甘くなりそうで、今回は絶好の狙いどころとみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年11月10日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック エリザベス女王杯2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



11月13日(日)阪神11R 第47回エリザベス女王杯(3歳以上G1・牝・芝2200m)

【登録頭数:23頭】(フルゲート:18頭)


<前走:秋華賞出走馬>(中3週)

スタニングローズ(1着、488kg(±0kg))<C>
この中間も坂路での調整。走りやすそうな馬場で行われた1週前追い切りでは、硬さが見られ前走時ほどの迫力がなく、上積みまではどうか。

ナミュール(2着、446kg(+20kg))<A>
前走は+20キロと馬体が増えていて、坂路での動きもやや重かった。この中間も坂路で追い切られているが、1週前追い切りでは迫力満点で力強く坂路を駆け上がる姿をアピール。前走からの上積みはかなり大きい。

ライラック(10着、432kg(-2kg))<B>
休み明け3戦目で今回も輸送が控えるが、この中間も長めから3本好タイムを計時、1週前には強めに追われて好時計をマークした。小柄な馬でこれだけ追えているだけでも、出来が良い証。




<前走:府中牝馬S出走馬>(中3週)

イズジョーノキセキ(1着、466kg(+6kg))<A>【優先出走馬】
追い切りではやや重さが残る動きだった前走を勝利。この中間、1週前追い切りでは初コンビを組むルメール騎手が騎乗して追われることはなかったが騎乗で追われたが、持ったままで楽に先着と出来は前走以上。

アンドヴァラナウト(3着、448kg(+14kg))<C>
馬体重の増減が大きい馬で、前走+14キロも馬体が戻っただけで、パドックではトモが寂しく細く映った。この中間は、1週前追い切りはCWで強めに追われて好時計をマークしている。ただ、日曜日の坂路での追い切りがいつもよりも軽めになっているあたりからすると、ちょっと強くやり過ぎたか。

クリノプレミアム(8着、496kg(+12kg))<C>
1週前は単走で動きは悪くなかったが、ここ2戦と比べると追い切りの時計が控えめ。あまり経験のない関西への輸送があるので、いつも通りではない点がマイナスになりそう。

アカイイト(10着、528kg(+16kg))<E>
昨年の勝ち馬で府中牝馬Sからのローテーションも一緒。相当大柄な馬で、昨年も今年も府中牝馬Sではかなり太く余裕がある馬体だった。昨年と違う点は、前走後の追い切り内容。府中牝馬S後に坂路でビシビシと強めに追われて好時計を連発していた昨年に対し、今年は馬なりでの調整のみとなっている。時計も平凡な内容のみで、明らかに昨年とは調整過程が異なっている。

ローザノワール(15着、476kg(+2kg))<C>
もともと追い切りでは速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは坂路で一杯に追われて好時計。ただ動きのほうに目を向けると、スピードが勝ったタイプとの印象はぬぐえず、初距離の2200mは長い感じがする。




<前走:オールカマー出走馬>(中6週)

ジェラルディーナ(1着、464kg(+6kg))<B>
この中間もCWで好時計が出ていて出来は変わりなく良さそう。ただ首が高めの走りで時計ほど終いの伸びはない感じ。

ウインキートス(3着、476kg(+2kg))<D>
昨年と同じオールカマーからの参戦も、1週前追い切りではいつもは使わないPコースでの追い切り。ここにきて、いつもと違う調整過程での仕上げはプラスにならない。

デアリングタクト(6着、484kg(+4kg))<A>
休み明けの前走時は単走での調整ばかりだったが、この中間は1週前に3頭併せで追い切られ、終い抜かせない勝負根性を示して良い動きを披露していた。前走を叩いての上積みが感じられる。




<前走:クイーンS出走馬>(3ヶ月半)

テルツェット(1着、436kg(+4kg))<C>
昨年同様クイーンSを勝っての参戦。1週前追い切りでは南Wで併せ馬で追われたが、終い伸びきれておらず、物足りない動きに感じられた。

ルビーカサブランカ(4着、474kg(-2kg))<D>
追い切りでは好時計が出て、併せ馬で先着することも多い馬だが、この中間は併せ馬での遅れが多い。1週前追い切りでも、軽量の見習い騎手が騎乗しているにもかかわらず、動きが重くモタモタした感じで、良い時の状態にはなさそう。




<前走:その他のレース出走馬>

ウインマリリン札幌記念:3着、488kg(+12kg)3ヶ月)<B>
札幌記念からの参戦で、この中間はかなり乗り込まれている。時計も優秀で出来は良さそう。ただ、関西圏での競馬は実績がなく割引。

フィオリキアリ札幌記念:8着、458kg(+8kg)3ヶ月)<D>【除外対象馬】
除外対象で、間隔が空いている割に乗り込み量が少なすぎる。

ウインマイティー京都大賞典:3着、486kg(+2kg)中4週)<B>
この中間もDPコースでいつも通りの調整。叩き2戦目での上積みも期待できそう。

ピンハイ(西宮S:1着、414kg(+12kg)中3週)<C>
前走では馬体が増えていたがそれでも小柄な馬で、この中間も坂路での時計は物足りない。上積みはあまり期待できそうにない。

マジカルラグーン(ヨークシャーオークス:5着、3ヶ月)<C>【外国馬】
外国馬でこの中間は速い時計は出していない。最終追い切りを芝コースで追われ、そこで良い動きを見せてくるようなら押さえたいところだが。

ホウオウエミーズ(新潟牝馬S:1着、448kg(±0kg)中2週)<A>
関東馬で、南Wコースで追われた1週前には、大外を手応え抜群に通って、併走相手を楽に突き放してみせた。前走勝ちの勢いそのままに、ここも出来良く迎えられそう。

ソフトフルート(新潟牝馬S:7着、502kg(+18kg)中2週)<D>【除外対象馬】
前走時馬体が大きく増えていた割に、この中間は金曜に馬なりでの追い切り1本。上積みは感じられない。

シャムロックヒル(新潟牝馬S:9着、510kg(+4kg)中2週)<C>【除外対象馬】
休み明け2戦目で、1週前追い切りでは好時計マークも、追われてからの反応がまだ鈍い。

サンテローズ(関ケ原S:1着、510kg(+10kg)中5週)<B>【除外対象馬】
この中間も坂路で好時計。速い時計を出す厩舎だが、動きも力強く出来は引き続き良さそう。

コトブキテティスアルゼンチン共和国杯:12着、444kg(±0kg)連闘)<D>【除外対象馬】
先週出走で、パドックでは好馬体を見せていた。ただ軽ハンデであの結果では、ここに入っても厳しい。



※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ナミュールイズジョーノキセキデアリングタクトホウオウエミーズの4頭をあげておきます。



◇今回は、エリザベス女王杯編でした。
エリザベス女王杯過去10年の連対馬を、ローテーションから見てみると最も間隔が空いていた馬が2020年勝ち馬のラッキーライラックで3ヶ月。その他の馬たちは、中6週以内にレースを使われていて、古馬は府中牝馬S勢が中心(10頭)、オールカマーが3頭の状況。3歳馬に関しては、秋華賞経由がほとんどで5頭、鳴滝特別からが1頭という結果になっていました。春からの休み明けで使ってくる馬が多くいる天皇賞(秋)秋華賞とは違い、前哨戦を一度使われて本番に臨んでくる馬が多い菊花賞に似た感じの傾向があるレースという印象です。
調教に関しては、連対馬20頭のうち、1週前に強めに追われていた馬は11頭、馬なりでの調整は9頭。そして最終追い切りに関しては、強めに追われていた馬が6頭、馬なりでの調整が14頭という内訳に。さらに過去10年の勝ち馬のみに絞って見てみると、1週前に強めに追われていた馬5頭、馬なり5頭、最終追い切りを強めに追われていた馬2頭、馬なり8頭となっています。
この結果から見えてくる、勝ち馬に向いている理想的な調整は、1週前に強めに追われて直前は馬なりで余裕を持たせた内容、ということになりそうです。なお、過去10年の勝ち馬の中で、最終追い切りで強めに追われていたクイーンズリングアカイイトに関しては、1週前、最終追い切りともに前走時から時計がガラリと良化し、明らかに変わり身が感じられるデキとなっていました。直前で強めに追われてきている馬に関しては、前走時の調教内容を上回っていることが条件となりそうです。
そして今年は、海外調教馬が1頭出走予定ですので、過去の外国馬の調教内容に関しても少し触れておきます。調べてみるとこのレースを連覇したスノーフェアリーは、2年連続京都の芝コースで追い切られていました。ダートコースで追い切られていたその他の外国馬は見せ場なく敗れていますので、外国馬に関してはレースと同コースで好内容の調教が行われていた場合に好走可能性ありとみて良いのかもしれません。
最後に今年の出走予定馬を見てみても、過去10年同様に秋華賞、府中牝馬S、オールカマーといった前哨戦を使われて本番に臨む馬が半分以上を占めており、上記ローテーション・データに当てはまる馬の好走が期待できそうです。予想の参考の一つにしていただければと思います。

👑今年のエリザベス女王杯は、競馬を最後まで愛されていたエリザベス女王陛下も日本の空の上から楽しんで頂ける、そんなレースになるのではないかと思っています。



エリザベス女王杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年10月21日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】21年前の祖母の無念を晴らす勝利/菊花賞展望
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秋華賞オークス2着馬スタニングローズが、坂井瑠星騎手の手綱に導かれて抜け出し。見事人馬ともにG1初制覇を果たした。スタニングローズは母がローザブランカ、その母がローズバドローズバドは21年前、スタニングローズと同じくオークスを2着した馬だったが、その後の秋華賞も2着。当時高校3年だった私も、本命にしていたのでよく覚えている。スタートで出遅れ後方からの競馬を強いられ絶望的かと思われたが、4コーナーで内を突いて伸びて来た。勝利したのは、当時としては珍しいオークスからの直行だったテイエムオーシャンだった。

21年の歳月を経て挑んだ孫・スタニングローズは、スタートを決めて好位で流れに乗り堂々の抜け出し。今や珍しくなくなったどころか、主流ローテともいえるオークスからの直行だったナミュールを封じて見せた。そして終わってみれば21年前と同じオークス1~3着馬が秋華賞でも上位3着までを独占。古くから知られるように、オークスの上位勢がそのまま秋華賞でも上位を占めるケースは、水準以上のレベルにあるとされる。ちなみにオークス4着ピンハイは、直前の西宮Sで古馬3勝クラスを制覇。こちらに出走が叶っていれば…と思われるような完勝だった。

もっとも、秋華賞馬はエリザベス女王杯になると意外な苦戦を強いられることも多い。近年もアカイトリノムスメクロノジェネシスは、久々の秋華賞を快勝しながら、次走のエリザベス女王杯では人気を裏切っている。昨年エリザベス女王杯で好走した3歳牝馬は、秋華賞では6着に留まっていたステラリアだった。今年も古馬混合戦となる次走は着順の入れ替わりがあるかもしれない。

それでは今回も、先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】モチベーション(土曜東京10レース・白秋S/5着)

札幌、中山で連勝して来た本馬にとって今回はこれまでとまるで異なる舞台。それでも相変わらずの立ち回りの上手さで直線もよく粘った。キャリアを重ねるごとに力をつけて来ており、レースぶりは父ガルボのようにしぶとく安定感がある。東京向きではないが、通常の立ち回りが生きるコースならすぐに巻き返せそうだし、東京でもマイルならもう少し楽にペースを刻めそうだ。次走は狙いたい。

菊花賞展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は3歳3冠最終戦、菊花賞が行われる。今年はセントライト記念組に注目。勝ったガイアフォースは当然有力だが、穴馬なら…コチラ。

セイウンハーデス幸英明騎手)

注目したい穴馬はセイウンハーデスセントライト記念は好位から抜け出しを図ったものの、最後は伸びずバテず。それでもメンバーが揃った中での4着ならまずまずといえるだろう。やや集中力の面に課題があるようで、今回はブリンカーを着用して臨む模様。レースぶりを見てもスタミナは豊富で、母系はマンハッタンカフェ凱旋門賞馬エリシオの配合。長丁場の持久力戦になれば浮上の余地ありとみている。内寄りの枠を引いて上手く立ち回れればチャンスもありそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年5月19日(木) 09:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック オークス2022  
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



5月22日(日) 東京11R 第83回オークス優駿牝馬)(3歳G1・牝馬・芝2400m)

【登録頭数:21頭】(フルゲート:18頭)


<前走:桜花賞出走馬>(中5週)
スターズオンアース(1着、470kg(-4kg))<B>【優先出走馬】
この中間もいつも通り南Wでの調整。近走レースで騎手がコロコロ乗り替わっているところは気になるが、追い切りではここ2戦同様に杉原騎手が追い切りに騎乗してスムーズな走りを見せている。左回りのほうが行きたがる感じが少なく、時計も優秀で併せ馬でも先着と調整過程に問題はなさそう。

ウォーターナビレラ(2着、464kg(-14kg))<C>【優先出走馬】
前走はこれまでと違い直前も強めに追ってきて勝負気配があり、馬体重こそ大きく減っていたが太め感はなく仕上がりも良かった。この中間は、1週前に武豊騎手が騎乗して併せ馬で追われるも手応え抜群の併走相手に何とか併入と、動きに関して物足りない印象を受けた。

サークルオブライフ(4着、482kg(+6kg))<B>【優先出走馬】
この中間は日曜日も長めから速い時計を出していて、前走時以上の入念な乗り込み。1週前も南Wで好時計が出ており、久しぶりの関東での競馬で巻き返しに期待がもてる仕上り。

ピンハイ(5着、406kg(-8kg))<B>【優先出走馬】
前走は勝ち馬と同じような位置取りから、直線同じような伸び脚を見せての5着と予想以上に能力は高い。小柄な馬で乗り込み量は少ないが、1週前追い切りでは前半かなり遅いペースで行きたがるところを抑えつつ先着と、仕上がりは良く映る。長く良い脚を使うというよりは切れる脚がある馬で、距離延長での折り合いと終いの脚の使いどころが鍵になりそう。

ベルクレスタ(7着、460kg(-4kg))<A>【収得賞金順(⑦)】
ここ2戦は調教での遅れが多かったが、この中間は2週前、1週前と好時計で先着。動きを見ても、1週前は内を回ったとはいえ手応えに余裕のある先着で、やっと良い出来に戻ってきた感じ。

ナミュール(10着、426kg(-4kg))<A>【収得賞金順(①)】
この中間も牧場でギリギリまで調整しての帰厩。1週前追い切りでは坂路で抜群の伸び脚を見せていて、出来自体は今回も悪くない。2戦2勝の左回りで巻き返しが期待できそう。

プレサージュリフト(11着、460kg(-4kg))<B>【収得賞金順(③)】
この中間乗り込み量は少ないものの前走時よりも内容良化。1週前追い切りではスッと反応良く伸び、日曜日にも坂路でかなり速い時計を出している。関東での競馬はプラスになる。

ライラック(16着、426kg(+6kg))<D>【収得賞金順(③)】
1週前追い切りでは鞍上の手が激しく動いていたが、持ったままの併走馬に先着できず。走りに力強さもない。




<前走:フローラS出走馬>(中3週)
エリカヴィータ(1着、442kg(+4kg))<B>【優先出走馬】
1週前は南Wで追われる。首が高い走りだが力強さがあり、前走の反動は感じず。

パーソナルハイ(2着、456kg(-2kg))<D>【優先出走馬】
今年に入って3戦と使い詰めできている。この中間は坂路での時計が平凡で、終い伸びきれず。

シンシアウィッシュ(3着、428kg(-4kg))<D>【抽選対象馬(1/4頭)】
小柄で体重が減り続けている。この中間は軽めの調整となっていて上積みはなさそう。

ルージュエヴァイユ(5着、444kg(-6kg))<B>【収得賞金順(⑧)】
中3週もこの中間も週2本速い時計を出していて調整は順調。ただ走りが硬く、力強さがない。

ホウオウバニラ(7着、416kg(-10kg))<D>【抽選対象馬(1/4頭)】
小柄な馬が前走でさらに大きく馬体が減ってしまった。軽めの調整となった1週前追い切りでは、伸び脚も甘く映った。




<前走:フラワーC出走馬>(中8週)
スタニングローズ(1着、474kg(-2kg))<A>【収得賞金順(②)】
2歳時は重賞でも好走するも勝ち切れないレースが続いたが、今年に入ってからはキッチリと2連勝。賞金加算に成功し、前走から無理せずここを目標に順調な調整。坂路でも好時計が出ていて、良好な仕上がり。

ニシノラブウインク(2着、462kg(+6kg))<A>【収得賞金順(⑥)】
この中間、南Wで長めから好時計が出ていて前走以上の内容。1週前追い切りでも無理なく終い好時計と上積みが窺える。



<前走:その他のレース出走馬>
アートハウス(忘れな草賞:1着、474kg(+10kg)中5週)<A>【収得賞金順(⑤)】
2走前は乗り込み本数も少なくマイナス体重で馬体も緩かったが、前走時は乗り込み豊富でプラス体重も馬体が締まっていてデキがかなり違った。この中間も2週前、1週前とCWを長めから好時計マークと引き続きデキ良好。大外の内に併せて終いの抜群の伸び脚をアピールした1週前追い切りの動きからは前走以上を窺わせる。

シーグラス(忘れな草賞:6着、412kg(±0kg)中5週)<C>【収得賞金順(⑧)】
この中間は馬なりで軽めの調整。強めに追えないのは、今回は関東圏での競馬ということもあって馬体を減らしたくないところもあるのではないか。1週前追い切りは動き自体は悪くないものだったが。

コントディヴェール(スイートピーS:2着、464kg(-2kg)中2週)<C>【抽選対象馬(1/4頭)】
3戦連続関東圏での競馬で、今回も中2週で輸送を控える。調整は難しそうだが、1週前にしっかりと時計を出しており、タフなところはあるようで調子落ちは思ったほど見受けられなかった。

サウンドビバーチェチューリップ賞:4着、474kg(±0kg)中10週)<B>【収得賞金順(⑧)】
チューリップ賞から間隔が空いた割には乗り込み量は少ない。動きを見ても特に目立つところはないが、キッチリ先着を果たしていて出来自体は上々。この中間は坂路中心からCW中心の調整に変えてきているくらいなので、距離を意識しているところはありそう。

ラブパイロー(ミモザ賞:1着、474kg(+2kg)中7週)<D>【収得賞金順(⑧)】
前走から中7週となるが目立つ時計はなく、1週前の南Wでの追い切りも平凡な時計。

ルージュリナージュ(ミモザ賞:3着、424kg(-6kg)中7週)<D>【抽選対象馬(1/4頭)】
前走から間隔が空いたが、小柄な馬で乗り込み量は少なく、この中間は強めの追い切りがない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、スタニングローズアートハウスベルクレスタナミュールニシノラブウインクの5頭をあげておきます。



◇今回はオークス編でした。
時が過ぎていくのは早いもので、エリンコートが勝ったオークスから11年になります。そのとき生後3ヶ月半で初めて競馬場に行った長男も、小学6年生となりますのでそれだけ自分も歳をとったことになります。当時、競馬場の馬主席に招待してくださった本人が所有するエリンコートが勝利し、馬券も大当たりして、口取りにも参加させてもらえて、あの日の『奇跡』はこれだけ時間が過ぎた今でも鮮明に記憶に残っています。そして、その1年前にあの場所でその馬主さんとお話する機会がなければ、予想家くりーくは存在していなかったかもしれません。現在はコロナで自由に行動できませんしリモートで済んでしまうことも多くありますが、行動してその場所に行って目の前で会話することで得るものは計り知れません。ですので、これからもできる限り動き回って、いろんな場所に現れたいと思っています。



オークス出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年5月15日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年05月15日号】特選重賞データ分析編(306)~2022年オークス
閲覧 2,644ビュー コメント 0 ナイス 8



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 優駿牝馬オークス) 2022年05月22日(日) 東京芝2400m


<ピックアップデータ>

【出走数別成績(2018年以降)】
○5戦以内 [3-4-3-35](3着内率22.2%)
×6戦以上 [1-0-1-24](3着内率7.7%)

 キャリアが豊富過ぎる馬は過信禁物。出走数が6戦以上の馬は、2014年以降まで集計対象を広げても[1-0-2-60](3着内率4.8%)でした。今年はこの条件に引っ掛かっている実績馬が多いので、該当馬をどう扱うかが最大のポイントかもしれません。

主な「○」該当馬→エリカヴィータナミュールピンハイ
主な「×」該当馬→ウォーターナビレラサークルオブライフスターズオンアース


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【向かい風データ】

×「前走の馬体重が450kg未満」だった馬は2018年以降[0-1-1-24](3着内率7.7%)
主な該当馬→エリカヴィータナミュールピンハイ

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ピンハイの口コミ


口コミ一覧
閲覧 62ビュー コメント 0 ナイス 2

 自称「優馬」研究家のおがちゃんです。
馬券に絡む「優馬」の寸評の統計を取っています。

3月9日の寸評上位馬です。

< 勝ち負け >

中山8R  ○⑪スマイルアップ

< 好勝負 >

阪神6R  ◎③シャンデルナゴル
阪神9R  ○⑥ハヤテノフクノスケ

< 上位争い >

阪神11R ○⑯テーオーステルス
阪神12R ◎⑤ハギノサステナブル

【 特注高確馬A 】

阪神3R  ◎⑧タマモキャリコ
阪神8R  ◎④マイネルグロン

【 特注高確馬B 】

中山3R  ◎④アルシミスト
中山5R  ◎⑮トゥルーサクセサー

阪神9R  ○⑥ハヤテノフクノスケ
阪神10R ○⑦グランヴィノス

中京7R  ◎④ティムール
中京8R  ◎④メイショウクーガー

3月3日の寸評上位馬結果です。

< 勝ち負け >

中山3R  ◎⑨スプレーフォール 4着、1番人気
中山12R ◎⑪ニットウバジル 2着、1番人気

< 好勝負 >

阪神5R  ◎②ラヴオントップ 1着、1番人気
阪神11R ◎⑬ピンハイ 12着、1番人気

小倉1R  ○⑥レオナルドスター 7着、3番人気

< 上位争い >

阪神2R  注④タキ 1着、4番人気
阪神10R ◎⑦レベレンシア 6着、1番人気
阪神11R 注⑦グラティアス 8着、2番人気

< 連勝狙える >

中山8R  ◎④ペリファーニア 2着、1番人気

【 特注高確馬A 】

中山6R  ◎⑯アドマイヤマツリ 2着、1番人気
中山8R  ◎④ペリファーニア 2着、1番人気

阪神3R  ◎⑥マイティマイティー 1着、1番人気

【 特注高確馬B 】

阪神5R  ◎②ラヴオントップ 1着、1番人気
阪神6R  ○⑦オーバーザドリーム 3着、2番人気
阪神7R  ○④ジェモロジー 3着、2番人気
阪神7R  ◎⑥ワンダイレクト 2着、1番人気
阪神8R  ○⑦ギャンブルルーム 1着、1番人気

小倉3R  ◎⑫ミッキースピナッチ 2着、1番人気
小倉4R  ○⑫エイカイステラ 3着、1番人気
小倉7R  ◎⑭ディオアステリア 1着、1番人気
小倉12R ◎④サンライズパスカル 3着、1番人気

本年までの実積

< 勝ち負け >

1着 61回  2着 48回  3着 33回  着外119回
勝率 23.4% 連対率 41.8%、複勝率 54.4%

< 好勝負 >

1着 147回  2着 103回  3着 88回  着外 335回
勝率 21.8% 連対率 37.1% 複勝率 50.2%

< 上位争い >

1着 231回  2着 198回  3着 170回  着外 800回
勝率 16.5% 連帯率 30.7% 複勝率 42.8%

 たぶお統括本部長 2024年3月4日(月) 11:01
今週の推奨馬+先頭の◎成績
閲覧 107ビュー コメント 0 ナイス 5


《今週の推奨馬》

★土曜日・阪神10R・難波S(4歳以上3勝クラス芝1800m)
・グランヴィノス
前走は12月に今回と同じ阪神芝1800mの2勝クラス平場戦を1馬身差で快勝して現在2連勝中と絶好調で昇級してきた。
これで全成績が〔3.0.0.2〕だが、着外の2回はGⅡ青葉賞8着とGⅢ京都2歳S6着と共に重賞なので、自己条件なら3戦3勝の無敗だ。
芝1800mは2戦2勝だし、阪神は前走勝って1戦1勝だ。
その2戦共に1分45秒台で走破しているし、昇級初戦でも無敗の自己条件なら勝ち負け必至。

★日曜日・阪神10R・オークランドTRT(4歳以上3勝クラス・ダート2000m)
・レッドプロフェシー
前走は1月に昇級2戦目で京都ダート1900mの舞鶴Sを3着に好走。
これで全成績がダートばかりの〔3.1.1.3〕で、右回りだと〔3.1.1.1〕と着外は僅か1回となる。
その中で2000m以上は3戦3勝の無敗で、今回の阪神だと2戦2勝の無敗となる。
阪神コース自体も〔2.1.0.0〕の連対率100%で、唯一負けたのが1800mの新馬戦2着だ。
クラス3戦目で上向いてきて無敗でベストの阪神ダート2000mなら勝ち負け必至。

《先週の推奨馬成績》
★土曜日・中山10R・上総S
1着ミラクルティアラ
単勝170円
複勝110円

★日曜日・中山10R・総武S
2着サーマルソアリング
複勝110円

これで今年の推奨馬成績は
成績・〔7.4.3.5]
勝率・0.368
連対率・0.578
複勝率・0.736

単複回収率(19戰)
単勝・100.0%(1900円)
複勝・94.2%(1790円)
総合・97.1%

《先週の重賞レース◎成績》

★オーシャンS(GⅢ)
1着トウシンマカオ
単勝330円
複勝150円

★チューリップ賞(GⅡ)
6着ミラビリスマジック

★弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)
2着シンエンペラー
複勝160円

これで今年の重賞◎成績は
成績・〔4.9.3.9〕
勝率・0.160
連対率・0.520
複勝率・0.640

単複回収率(25戦)
単勝・47.2%(1180円)
複勝・96.8%(2420円)
総合・72.0%

《先週の重賞以外のメイン◎成績》

★早鞆特別
1着アイファーテイオー
単勝500円
複勝190円

★関門橋S
4着エーデルブルーメ

★大阪城S
12着ピンハイ

成績・[6.4.1.17]
勝率・0.206
連対率・0.344
複勝率・0.379

単複回収率(29戦)
単勝・67.9%(1970円)
複勝・59.6%(1730円)
総合・63.7%


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 DEEB 2024年3月3日() 18:25
恥ずかしい馬予想2024.03.03[結果]
閲覧 115ビュー コメント 0 ナイス 8

中山 9R 湾岸ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 2 リフレーミング…1着
○ 3 キングズパレス…3着
▲10 セレシオン…2着
△ 6 コスモフリーゲン…4着
×14 ダイバリオン…5着
[結果:アタリ○ 馬連 2-10 1,820円]

中山10R 総武ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎14 サーマルソアリング…2着
○ 1 ☆キングストンボーイ…5着
▲ 8 キタノヴィジョン…3着
△ 4 ロードヴァレンチ…4着
× 2 デリカダ…6着
[結果:ハズレ×]

中山11R 報知杯弥生賞ディープインパクト記念 GⅡ 3歳オープン(国際)(指定)
◎ 6 トロヴァトーレ…6着
○ 3 シュバルツクーゲル…5着
▲ 5 シンエンペラー…2着
△ 9 ダノンエアズロック…7着
[結果:ハズレ×]

中山12R 4歳以上2勝クラス(混合)[指定]
◎11 ニットウバジル…2着
○14 ムーヴ…3着
▲ 9 フェズカズマ…10着
× 5 ☆トップヴィヴィット…7着
[結果:ハズレ×]

阪神10R 戎橋ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎ 7 レベレンシア…6着
○ 9 レイベリング…1着
▲ 1 テーオーダヴィンチ…2着
△12 スーサンアッシャー…9着
×11 ベルクレスタ…8着
[結果:アタリ○ 馬連 1-9 2,110円]

阪神11R 大阪城ステークス (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 9 デビットバローズ…2着
○13 ピンハイ…12着
▲15 グリューネグリーン…10着
△11 オニャンコポン…5着
× 7 グラティアス…8着
[結果:ハズレ×]

小倉11R 関門橋ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 4 ニホンピロキーフ…1着
○ 7 エーデルブルーメ…4着
▲ 2 ☆シェイクユアハート…3着
△ 3 シホノスペランツァ…6着
×13 フェアエールング…8着
☆12 パーソナルハイ…13着
[結果:アタリ△ 複勝 2 250円、ワイド 2-4 410円]

小倉12R 4歳以上1勝クラス(混合)[指定]
◎ 4 サンライズパスカル…3着
○ 9 ☆ウイニンググレイス…12着
▲12 ヒルノデプラーツ…9着
△13 リーゼノアール…2着
×14 スマートハンター…8着
[結果:ハズレ×]

[今日の結果:8戦2勝5敗1分]
ズバッといきたいですね。

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  海外にいても競馬はやめられない   フォロワー:8人 2023年4月8日() 17:48:20
良馬場差しで狙いたい
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  HELPRO   フォロワー:2人 2022年10月16日() 14:49:38
人材不足の証がこの鞍上。此奴がリーディングとはヤラセ以外の何物でも無い。ヤラセ2着が此奴の仕事。バカだわとは正しい見識。

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2024年3月3日大阪城ステークス (L)12着
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2024年3月3日 大阪城ステークス (L) 12着
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