テーオーロイヤル(競走馬)

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テーオーロイヤル
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テーオーロイヤル
写真一覧
現役 牡6 鹿毛 2018年3月6日生
調教師岡田稲男(栗東)
馬主小笹 公也
生産者三嶋牧場
生産地浦河町
戦績17戦[7-1-2-7]
総賞金29,448万円
収得賞金11,300万円
英字表記T O Royal
血統 リオンディーズ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
シーザリオ
メイショウオウヒ
血統 ][ 産駒 ]
マンハッタンカフェ
アルペンローズ
兄弟 メイショウハリオメイショウソウタ
市場価格
前走 2024/03/17 阪神大賞典 G2
次走予定 2024/04/28 天皇賞(春) G1

テーオーロイヤルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/17 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 15463.321** 牡6 57.0 菱田裕二岡田稲男 458
(+6)
3.06.8 -0.834.8ワープスピード
24/02/17 東京 11 ダイヤモンド G3 芝3400 10893.121** 牡6 58.5 菱田裕二岡田稲男 452
(+2)
3.30.2 -0.033.7⑤⑤⑤⑤サリエラ
23/12/02 中山 11 ステイヤーズ G2 芝3600 166115.622** 牡5 57.0 浜中俊岡田稲男 450
(-4)
3.45.8 0.433.9⑥⑥⑦⑦アイアンバローズ
23/11/05 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 1881618.8710** 牡5 58.5 浜中俊岡田稲男 454
(-2)
2.30.5 0.635.2⑨⑧⑧⑦ゼッフィーロ
22/11/27 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 1871326.1814** 牡4 57.0 菱田裕二岡田稲男 456
(-2)
2.25.3 1.635.6ヴェラアズール
22/11/06 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 18353.016** 牡4 57.5 菱田裕二岡田稲男 458
(-2)
2.31.3 0.234.3④④⑤④ブレークアップ
22/09/25 中山 11 オールカマー G2 芝2200 137107.345** 牡4 56.0 菱田裕二岡田稲男 460
(0)
2.13.5 0.835.9ジェラルディーナ
22/05/01 阪神 11 天皇賞(春) G1 芝3200 18479.943** 牡4 58.0 菱田裕二岡田稲男 460
(+4)
3.17.4 1.237.4④④タイトルホルダー
22/02/19 東京 11 ダイヤモンド G3 芝3400 14694.021** 牡4 54.0 菱田裕二岡田稲男 456
(0)
3.30.1 -0.434.8④④ランフォザローゼス
21/11/20 阪神 10 尼崎S 3勝クラス 芝2400 118112.211** 牡3 55.0 菱田裕二岡田稲男 456
(-2)
2.24.9 -0.434.4④④④④ニホンピロスクーロ
21/10/23 阪神 9 兵庫特別 2勝クラス 芝2400 9443.531** 牡3 54.0 菱田裕二岡田稲男 458
(0)
2.26.3 -0.135.0マカオンドール
21/10/03 中京 7 3歳以上1勝クラス 芝2200 16234.211** 牡3 54.0 菱田裕二岡田稲男 458
(+12)
2.12.5 -0.235.8⑦⑦⑨⑨サツキハピネス
21/05/01 東京 11 青葉賞 G2 芝2400 18611107.2154** 牡3 56.0 菱田裕二岡田稲男 446
(-4)
2.25.3 0.133.9⑯⑯⑫⑪ワンダフルタウン
21/04/04 阪神 4 3歳未勝利 芝2400 1661120.051** 牡3 56.0 菱田裕二岡田稲男 450
(+6)
2.28.4 -0.133.7⑦⑦⑧⑧プリュムドール
21/03/13 阪神 5 3歳未勝利 芝2000 155923.664** 牡3 56.0 菱田裕二岡田稲男 444
(-6)
2.03.1 1.135.6⑬⑫⑬⑬プログノーシス
21/01/16 中京 5 3歳未勝利 芝1600 164841.899** 牡3 56.0 幸英明岡田稲男 450
(-12)
1.35.3 1.236.0⑩⑨⑩レイモンドバローズ
20/12/19 阪神 5 2歳新馬 芝1600 1881626.163** 牡2 55.0 幸英明岡田稲男 462
(--)
1.37.3 0.434.1⑪⑫エリザベスタワー

テーオーロイヤルの関連ニュース


こんにちは、くりーくです。G1天皇賞(春)の1週前追い切りで、動きが良かった注目馬について取り上げます。


1頭目はテーオーロイヤル。前2走に関しては、ともに追い切りでは動きに重さが感じられたが、この中間は豊富に乗り込まれながら、1週前追い切りでは同じ単走でも行きっぷりが違ってきた。直線の走りからも力強さが窺え、前走から良化している。

2頭目はチャックネイト。休み明けのこの中間は乗り込み量も多く、1週前には併せ馬で強めに追われてかなり速い時計を出してきた。仕上がりは良さそうだ。休み休み使われてきており、休み明けの成績自体よく、加えて右回りのほうが走りからは良い印象を受ける。ここも良い走りが見込めそう。

3頭目はシルヴァーソニック。休み明けの前走時はマイナス体重だったが、パドックではチャカチャカしていて集中力がなかった。こちらも乗り込み量豊富に調整され、1週前追い切りでも柔らかい走りで勢いよく先着と、前走からの変わり身に期待がもてる雰囲気できている。

【天皇賞・春 プレビュートーク】2強対決!? ドゥレッツァ長距離王襲名か テーオーロイヤル機は熟した 2024年4月23日(火) 09:07

村瀬 先週はサンスポ賞&マイラーズCの3連単をダブル。福島牝馬Sの◎コスタボニータからヌケてトリプル寸前だったのが悔しいですけど、いい流れでGⅠへ向かえます。

南 ワシはマイラーズC○◎△、フローラS○◎△。馬単は大本線やし、この勢いで盾獲りといきたいとこやな。

村瀬 はい。さあ、長距離チャンプ決定戦。

南 ここは◎テーオーロイヤルの千載一遇のチャンスやろ。阪神大賞典はとにかく強かった。インでジッとして直線に向いた時点で勝ったと分かるワンサイド。

村瀬 ライバルは眼中に入らない感じでした。

南 1週前は菱田Jを背にCWで単走。6ハロン80秒3、ラスト1ハロン11秒5なら文句なしやな。ジョッキーは「前走より状態は上がってきている。歩いているときとかでも貫禄が出てきたし、完成したと思った時期もあったけど、そこを越えてきた」ゆうて成長を実感しとる。

村瀬 順調さを欠いた時期もあったのに、さらに上があったんですね。

南 あとは初の京都がどうか。「姿勢が低い馬で、バランスを取れるように調教してきた。坂の下りでうまくいけば」ゆうて対策を練っとる。岡田師は「競馬場は選ばない」とピシャリや。

村瀬 前走だけ見れば堅そうな気もするんだけど、ダイヤモンドSと合わせて今年〝6400メートル〟も走ってるんですよね。そこが気になる。

南 そやから1週前は単走なんや。「オーバーワークは避けたい」ゆうトレーナーの意図やな。

村瀬 ボクはやっぱり◎ドゥレッツァですね。京都適性は驚愕Vの菊花賞で証明済み。あのあと金鯱賞の〝2000メートル〟しか走ってないですから、余力は十分ですよ。

南 栗東入りしてからも順調そうやで。1週前は戸崎Jが駆けつけてCWコースで6ハロン81秒6、ラスト1ハロン11秒2。尾関師は前走について「望んだわけではないが、トライアル的な仕上げになってしまった」と。「使って体がしっかりしてきた」ゆうて型どおり上昇ムードやな。

村瀬 菊花賞につなげる3勝クラスVを決めたのが戸崎J。ヒヤリとさせる直線一気でしたけど、あの手応えは残っているはず。

南 「菊花賞であの芸当。スタミナはすごいものがある。以前はハミに出すぎなところがあったが、当時より精神面でドッシリしている」と。〝ハミに出すぎ〟ゆうのは噛むまでいかへんけど前向きゆうことか。ここも折り合いがカギやな。

村瀬 この2頭が一歩抜けた感じですかね。

南 そんなムードやな。一応、▲は長丁場で崩れへんワープスピードにしたけど、追い切り次第で入れ替えるかも。

村瀬 ワープは雨がダメみたいです。良馬場ならというところかな。栗東入りといえばサリエラも行ってますね。

南 元気に追われとるで。椎本助手は「前回の滞在時より落ち着いている。距離は長ければ長いほどいい」と。前回ゆうのは2走前のエリザベス女王杯。当時は追い込み届かず6着やった。

村瀬 完全に脚を余しましたよね。マーカンドJともイメージが合いませんでした。当たりの柔らかい武豊Jで期待したくなりますね。

南 阪神大賞典3着のブローザホーンは転厩2戦目。田嶋助手は「前走は折り合いを欠いてしまった。課題はそこだけなので、いろいろ工夫している」と。日経新春杯は圧巻やったし、淀では怖い存在やな。

村瀬 タスティエーラは前走が〝?〟だけど対策を練るみたいだし、何といってもモレイラJ。チャックネイトも充実一途で、堀厩舎2騎は怖いですよ。

南 ワシのなかでは〝2強〟。割って入る馬がいるか、追い切りを要チェックやな。(夕刊フジ)

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【天皇賞・春 われかく戦う】テーオーロイヤル・菱田裕二騎手「勝ちたいという思いはすごく強いですね」 2024年4月23日(火) 08:19

今週は伝統のGⅠ、天皇賞・春が京都競馬場で行われる。究極のスピードとスタミナを競うレースで人馬ともにGⅠ初勝利を狙うのがテーオーロイヤル(牡6)と菱田裕二騎手(31)だ。ともに栗東・岡田稲男厩舎の所属。師弟でビッグタイトルを目指すジョッキーに、手応えや現在の心境を聞いた。(聞き手・山口大輝)

──前走の阪神大賞典は5馬身差の圧勝

「予報より早く雨が降りだしましたが、バランスを崩すことなく走ってくれました。ここ2戦は以前より、調教からバランスが良くなっていると思います」

──天皇賞・春は一昨年3着。今回は初の京都

「馬はあの時よりも心身ともに成長していると思います。(京都も)あまり不安はないです。バランスがしっかりしている馬なので、アップダウンのあるコース形態は有利になるんじゃないかと思っています」

──17日の1週前追い切りは栗東CWコースで6ハロン80秒3─11秒5

「しっかりと負荷をかけてほしいという指示だったので、長めからいきました。相変わらず余裕のある動きで、いい動きだったと思います。阪神大賞典が終わって疲れも見せなかったですし、あのときの状態を超えてきてくれるんじゃないかと思っています」

──自身GⅠ初勝利がかかる。騎手を志したのは2004年のこのレースを現地観戦してだった

「GⅠだから特別というのはなくて京都競馬場の3200メートル、ただ、そこだけに集中していいレースができればなと思っています。勝てば振り返りも自分の中でできるかもしれませんが、今はあまりそういう余裕はないです。勝ってから、ついてくるものかなと思っています」

──デビュー以来、岡田厩舎に所属。勝って恩返しの気持ちも

「今は早くフリーになる騎手もいる中、これだけ長く所属させてもらって先生(岡田調教師)はもちろん、厩舎のスタッフの方々にも支えてもらって、励ましてもらって、感謝しています。自分がレースで騎乗しない馬も精いっぱい普段から調教に乗っていますが、やはり一番は自分がレースに乗って結果を出すこと。そういった意味で大レースでのチャンスなので、勝ちたいという思いはすごく強いですね」

──昨年9月に落馬負傷し、自身最長となる約3カ月の離脱があった

「重賞での依頼もいただいていたので、すごく複雑な気持ちでレースを見ていました。でも、休養をきっかけにコンディションの作り方とかを見直しましたし、新たに取り組み始めたこともあります。今となってはいい時間だったのではないかと思っています。新しいトレーナーについてもらい、今まで気づかなかった体の弱点や使い方の癖なども指摘してもらいました」

──いよいよ大一番

ダイヤモンドS、阪神大賞典と間隔がそれほどないなか、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたテーオーロイヤルにすごく感謝しています。毎日、感謝の気持ちを持って調教から騎乗させてもらっています。この馬が一番強いと思っていますし、当日、ロイヤルがいい状態で迎えることさえできれば、いいレースができると思っています。何かを犠牲にしてでもこの天皇賞を勝ちたいと僕自身、思っていますし、抜かりなく当日までいい準備ができればと思っています」

■菱田 裕二(ひしだ・ゆうじ) 1992(平成4)年9月26日生まれ、31歳。京都府出身。2012年3月に栗東・岡田稲男厩舎からデビュー。同年4月14日の阪神1R(トーブプリンセス)で初勝利。13年NHKマイルC(ディアセルヴィス10着)でGⅠ初騎乗。18年北九州記念アレスバローズ)でJRA重賞初制覇。22日現在、JRA通算7069戦474勝(うち重賞7勝)。160・1センチ、52キロ。

★馬を降りれば子煩悩パパ

菱田騎手は馬から降りれば、2人の男の子のパパだ。子供の話になると「本当にかわいいですね」と目を細める。長男がまだ3歳とあって、家に帰れば育児に精を出す。「子供がいる前より体力は使います。でも、今しかできない貴重なことというか、一緒にいて疲れるのも今しかできないと思うので、毎日、フルパワーで体力を使っています」と笑う。家族と過ごす時間でリフレッシュしているようだ。

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【天皇賞・春】テーオーロイヤルは長距離重賞を連勝中 栗原助手「乗りやすい馬でコース形態も気にならない」 2024年4月23日(火) 04:58

テーオーロイヤルは前走の阪神大賞典で5馬身差の完勝。2走前のダイヤモンドSもトップハンデ58・5キロを背負ってVと長距離重賞を連勝中だ。京都コースは初めてだが、栗原助手は「最大の武器はスタミナと操縦性。乗りやすい馬でコース形態も気にならない。ここが最大目標ですし、何としても勝ちたいです」と大一番を前に闘志を燃やした。

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【天皇賞・春 GI血ェック】京都施行時はディープ産駒が3連覇中! サリエラが1953年以来の牝馬Vだ 2024年4月23日(火) 04:55

京都開催の2014~20、23年は馬券圏内24頭全てが父サンデーサイレンス(SS)系。また勝ち馬8頭中5頭は母の父がノーザンダンサー(ND)系だった。

ナンバーワン評価はサリエラだ。ディープインパクト産駒は2019、20年フィエールマン、23年ジャスティンパレスと京都開催の当レースで3連覇中。母の父はND系のロミタスで、このレースと相性抜群の血統構成だ。芝11ハロンの独オークスを制した母サロミナからスタミナを受け継いでおり、全姉サラキアが5歳時にエリザベス女王杯有馬記念で連続2着と成長力を備えている点も魅力。1953年レダ以来の牝馬Vが期待できる。

ディープボンドは父がSS系のキズナで、母の父はND系のキングヘイロー。3年連続2着という自身の戦歴が示すように、16ハロンに適した血統だ。

前記期間の京都施行時は、父ミスタープロスペクター系が【0・0・0・22】と〝全滅〟状態。昨年は1番人気に推されたドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーが競走中止に終わった。同産駒のドゥレッツァや、リオンディーズ産駒のテーオーロイヤルにとっては気掛かりなデータだ。

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【天皇賞・春】レース展望 2024年4月22日(月) 14:27

伝統の一戦、第169回天皇賞・春が28日、京都競馬場で行われる。淀の3200メートルを舞台に究極のスピードとスタミナを競う。今年、春の盾をつかむのは、どの馬か。

ドゥレッツァ(美浦・尾関知人厩舎、牡4歳)は昨年の菊花賞馬。前走の金鯱賞で5馬身差の2着に終わったのは、2000メートルでは距離不足だったということだろう。直線でしっかりと伸びて、ステップレースとしては悪くない内容だった。鞍上の意のままに動ける自在性は、長丁場では大きな武器になる。

テーオーロイヤル(栗東・岡田稲男厩舎、牡6歳)は阪神大賞典を圧勝。3番手追走から楽々と抜け出して5馬身差をつけ、3つ目の長距離重賞タイトルを手にした。一昨年のこのレース3着を含め、3000メートル以上では5戦【3・1・1・0】と抜群のスタミナを誇る。目下の充実ぶりで頂点まで駆け上がるか。

タスティエーラ(美浦・堀宣行厩舎、牡4歳)は1番人気に推された大阪杯で11着と思わぬ大敗。輸送後の環境の変化に戸惑って力を出し切れなかったか。昨年の菊花賞で2着と距離に不安はなく、日本ダービー馬の底力を発揮して巻き返しを狙う。

チャックネイト(美浦・堀宣行厩舎、騸6歳)は不良馬場のAJCCボッケリーニを差し返して重賞初制覇。重、不良で2戦2勝の道悪巧者。切れ味勝負では分が悪いが、時計がかかるようなら出番は十分にある。

ワープスピード(美浦・高木登厩舎、牡5歳)は近3走、3000メートル以上の重賞で4、3、2着と上位争い。前走の阪神大賞典テーオーロイヤルに突き放されたが、ステイヤーとしての資質は高く、目が離せない。

ブローザホーン(栗東・吉岡辰弥厩舎、牡5歳)は阪神大賞典で3着。道中は掛かり気味で初の3000メートルに対応しきれなかった感じだが、2走前の日経新春杯が強かった。前走でペース慣れしていれば侮れない。

サリエラ(美浦・国枝栄厩舎、牝5歳)はダイヤモンドSでテーオーロイヤルのクビ差2着。3000メートルを超えるレースは初めてだったが、好位からしぶとく伸び、しっかり対応した。鞍上に名手・武豊を迎えて戴冠を狙う。

シルヴァーソニック(栗東・池江泰寿厩舎、牡8歳)は昨年の3着馬。前走の阪神大賞典は長期休養明けだっただけに11着も仕方ない。叩き2走目で前進があるはず。近走はひと息ながら、このレースで3年連続3着のディープボンド(栗東・大久保龍志厩舎、牡7歳)もスタミナ比べになれば台頭する。

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G2 アルゼンチン共和国杯 2023年11月05日(日) 東京芝2500m


<ピックアップデータ>

【出走数別成績(2015年以降)】
○16戦以内 [7-3-6-24](3着内率40.0%)
×17戦以上 [1-5-2-77](3着内率9.4%)

 キャリアの浅い馬が優勢。2015年以降の3着以内馬24頭中8頭は出走数が17戦以上だったものの、キャリア16戦以内の馬に比べると、好走率はかなり低めでした。今年もこの条件に引っ掛かっている馬は思い切って評価を下げましょう。

主な「○」該当馬→アーティットゼッフィーロディアスティマテーオーロイヤル
主な「×」該当馬→ヒートオンビートマイネルウィルトス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2015年以降[4-4-5-22](3着内率37.1%)
主な該当馬→ゼッフィーロディアスティマ

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2022年11月24日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンカップ2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



11月27日(日)東京12R 第42回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
ジャパンカップは第12Rです。

【登録頭数:23頭(外国馬6頭)】(フルゲート:18頭)


<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中3週)

ダノンベルーガ(3着、500kg(+6kg))<A>
前走の天皇賞(秋)時は、大柄な馬の休み明けらしく追い切りでモタモタしているようなところがあり、好評価にはしなかった。ただ、乗り込み量は豊富で、無理に馬を追い込むことをしていなかったので見た目以上に仕上がりは良かったのかもしれない。パドックではまだ余裕がある馬体だったので、100%に近い状態ではなかったとは思うが直線しっかり追い込んでの3着は能力の高さ。前走時にしっかり乗り込まれ、この中間には坂路にも入れての調整。1週前追い切りでは、ムーア騎手騎乗でダービーの1週前のように無理に馬を追い込むことはせず、馬なりで相手に併せていく内容と、理想的に状態を上げきている印象。前走からの上積みに十分期待が持てそう。

シャフリヤール(5着、456kg(前々走海外出走))<C>
前走時のパドックでは、馬体は仕上がっていたもののややテンション高さが感じられた。今回、芝コースでの1週前追い切りでもかなり行きたがる面を見せていて、不安が残る。今回は強力な逃げ馬もいないので、もう少しリラックスして走れていないと、レースでの折り合い面が心配に。

カラテ(6着、528kg(-4kg))<D>
かなり大きな馬だが、前走時のパドックでは太め感なく馬体はできていた感じだった。今回、距離延長で追い切りでは行きたがるところを押さえ込んでの調整となっているが、首が高くなってしまい走りに余裕がない。日曜日の坂路での時計も良い時には好時計が出ていたが、ここ2戦は平凡な時計で。

ユーバーレーベン(8着、476kg(-22kg))<C>
前走時は大きく馬体が減っていたが、通常に戻ってきた感じ。ただ、追い切りで強めに追われていることが多かったので当日のパドックではかなりテンションが高かった。この中間も1週前に強めに追われているので、直前は馬なりでの調整が理想的だが。




<前走:京都大賞典出走馬>(中6週)

ヴェラアズール(1着、518kg(+8kg))<B>
大型馬の休み明けで迎えた前走時のパドックでは、馬体こそ増えていたがそれほど太め感はなくドッシリと構えている感じだった。この中間も2週前、1週前とCWで好時計が出ていて、大きく良くなったという印象は受けないものの上積みは窺える。

ボッケリーニ(2着、472kg(+8kg))<D>
休み明けの前走時のパドックでは肩の出が硬く感じた。この中間、1週前追い切りでもモタモタした感じがあり、物足りない動きだった。




<前走:その他のレース出走馬>

デアリングタクトエリザベス女王杯:6着、486kg(+2kg)中1週)<C>
前走時は追い切りの動き、パドックでの馬の様子と決して悪くはなかった。ここ2戦は前半から力みがあり、その分終いの伸び切れなさにつながっている感じで、ペースが速くなって気分よく追走できれば直線の伸びも変わってきそう。

ユニコーンライオン福島記念:1着、530kg(-2kg)中1週)<B>
福島記念からの中1週でこの中間は軽めの調整。前走時のパドックでは、硬い感じも太め感はなく良い仕上りだった。

ハーツイストワールアルゼンチン共和国杯:2着、478kg(+4kg)中2週)<B>
この中間は、間隔が詰まっているため軽めの調整。前走時に目を向けると、追い切りは坂路で平凡な時計も動き自体悪く見せず、パドックではトモの筋肉こそ寂しく映ったが毛艶はかなり冴え、出来良く見せていた。

テーオーロイヤルアルゼンチン共和国杯:6着、458kg(-2kg)中2週)<C>
前走時の追い切りでは、モタれる面を見せていて終いの時計もかかっていた。こちらもこの中間は軽めの調整。坂路、CWと速い時計の出る馬なので、休み明け3戦目でどこまで上がってくるか。

ヴェルトライゼンデオールカマー:7着、494kg(-2kg)中8週)<B>
前走時も坂路で好時計が出ていたが、当時は走りやすそうな馬場で時計ほど伸びている感じはなかった。この中間は、乗り込み量も多く、1週前追い切りではジョッキー騎乗で終いの伸びも良好。変わり身が期待できそう。

シャドウディーヴァ(府中牝馬S:7着、486kg(±0kg)中5週)<D>
前走時の追い切りでは、重心が高く首も上がっている感じだった。この中間も、乗り込み少なく坂路での時計も平凡と評価しづらい。

トラストケンシン(オクトーバーS:11着、468kg(+4kg)中5週)<D>
この中間乗り込み量は多いが、併走遅れ、坂路での時計も平凡と大きな変わり身なし。

リッジマン(桂樹杯:7着、475kg(+7kg)中10週)<E>
JRA所属時は重賞勝ちもあったが、前走盛岡の芝でのレースで凡走と昔の勢いはない。


<外国招待馬>

オネスト(凱旋門賞:10着、中7週)<B>
終いの脚を活かす馬だが切れるという馬でもなく、スローの切れ脚勝負になると厳しそう。ただ、ルメール騎手が騎乗予定で日本の馬場、レースにあった乗り方をしてくる可能性もあり注意は必要。

グランドグローリー(凱旋門賞:5着、中7週)<C>
昨年好走してその後も好成績の1年だったが、日本のレースでは昨年以上は期待できそうもない。

シムカミル(ニエル賞:1着、中10週)<C>
ニエル賞ではドウデュースに先着も、フラつく場面もあり東京の馬場ではもっと甘くなりそう。

テュネス(バイエルン大賞:1着、中2週)<A>
デビュー戦で敗れているが、2戦目から5連勝。今年3戦は長距離のレースを使い、6馬身、8馬身、10馬身とタフな馬場を重い斤量を背負って先行しての圧勝続き。ヨーロッパでももっともタフな馬が多いドイツの馬で、日本馬に一番足りないものを持っており能力はかなり高そう。来年のヨーロッパでは、大きなレースをいくつか勝つ馬になっているか。今回のジャパンカップに関しては、馬場が向くかどうかに焦点が集まっているが、これだけ圧勝できる馬なので未知の魅力のほうが勝るとの印象。


<出走回避馬>
ブルーム、マジカルラグーン、ウインマリリンウインマイティーゴールドスミス


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ダノンベルーガ、テュネス、ヴェラアズールの3頭をあげておきます。


◇今回は、ジャパンカップ編でした。
ジャパンカップ過去10年の連対馬は関西馬15頭に関東馬5頭。それらの馬の調教内容を見てみると、連対した5頭の関東馬はカレンブーケドールの1週前追い切りが坂路だった以外、すべて南Wでの追い切りでした。その南Wでの追い切りも、1回目にアーモンドアイが勝った時の最終追い切りが終い仕掛けられていたのみで、あとは1週前、最終追い切りいずれも馬なりという調整過程。関東馬に関しては、休み明け2戦目で中間に南Wで追われ、そこで馬なりで好時計をマークというのが理想的な調教パターンと言えそうです。
そして、連対馬の多くを占める関西馬に関しては、坂路、CWが半分くらいずつではあるものの、勝利した8頭だけに絞ると坂路での追い切り6頭、CWでの追い切り2頭と、坂路調教馬の活躍が目立っています。ただ、坂路での追い切りも一杯に追われた馬はなく、馬なりもしくは終い仕掛けられて伸ばす内容となっています。関西馬に関しては、天皇賞(秋)同様に輸送を控えているため1週前までに仕上げておき、直前は馬なりもしくは軽く終いを伸ばす程度の調整というのが理想的なようです。
最後に近年不振が続く外国招待馬に関しては、シンプルに日本で追い切られている本数が多いか強めに追われて好時計をマークしている馬が好走しています。東京競馬場に検疫用の厩舎ができたことで、今年から来日後に東京での調整が可能に。追い切りの本数が多く好時計の出ている馬に関しては、注意が必要かもしれません。


※ジャパンC出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年10月30日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年10月30日号】特選重賞データ分析編(330)~2022年アルゼンチン共和国杯
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 アルゼンチン共和国杯 2022年11月06日(日) 東京芝2500m


<ピックアップデータ>

【出走数別成績(2014年以降)】
○15戦以内 [7-2-6-18](3着内率45.5%)
×16戦以上 [1-6-2-83](3着内率9.8%)

 キャリアの浅い馬は堅実。出走数が15戦以内の馬は相応に高く評価すべきでしょう。なお、出走数が16戦以上、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以下・競走中止だった馬は2014年以降[0-2-0-57](3着内率3.4%)と苦戦していました。

主な「○」該当馬→キラーアビリティテーオーロイヤル
主な「×」該当馬→ハーツイストワールヒートオンビートマイネルファンロンユーキャンスマイル


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“同年、かつJRAのレース”において1着となった経験がある」馬は2014年以降[6-6-8-44](3着内率31.3%)
主な該当馬→テーオーロイヤルハーツイストワール

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2022年5月6日(金) 15:30 TARO
【TAROの競馬研究室】ファン心理がオッズを作る~反省の天皇賞(春)/NHKマイルカップ展望
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天皇賞(春)は終わってみれば2強決着。ともに8枠に入ったことで少し穴党の心が揺さぶられたが、終わってみれば順当な決着だった。

予想の方はといえば、本命に◎テーオーロイヤル、対抗に○ディープボンド、3番手に▲タイトルホルダーとしたものの大ハズレ。印は打っても買い方までトータルで考えないと勝てない…と私自身よく話しているのだが、まさに自らの身をもってそれを証明してしまった。

もっとも、テーオーロイヤルは2着までに来ると信じて馬連をメインで買ったので後悔はない。後悔はないのだが…改めてレース後にオッズを見て、少し詰めが甘かったかと反省することとなった。

~人気2頭が8枠に入り心がざわついたのは自分だけではない

冒頭で、

「8枠に入ったことで少し穴党の心が揺さぶられた」

と書いたが、それは私だけではなかったようだ。当初は2強対決、3頭目探しが焦点…と考えられていたと思うが、ともに8枠に入ったことで少し揺らぎ始めた。それはオッズにも反映されたようで、終わってみれば2頭に加えて4番人気のテーオーロイヤルという堅い決着にもかかわらず、3連複は15.8倍、3連単は69.7倍。このオッズをどう感じるかは人それぞれだろうが、個人的には結構ついたなという印象を持った。

さらに驚いたのはテーオーロイヤルからのワイドの配当だ。ディープボンドとのワイドは5.0倍、タイトルホルダーとのワイドはなんと9.5倍”も”ついた。これもまたどう感じるかは人それぞれだろうが、人気2頭と、そして穴馬でもなく、むしろ2頭に対抗する筆頭候補と考えていたテーオーロイヤルでこれだけつけたのは少々意外でもあった。

しかし、オッズが直前で大きく動く平場ならともかく、G1においては前日段階である程度わかるものだ。それを見落としてしまったのだから自己責任としか言いようがない。今後への反省として胸に刻んでおきたいのは、オッズはファン心理が作るということだ。

わかりやすいところでいえば、ソダシが挙げられる。ソダシは白毛ということもあり非常に人気も知名度もある馬だが、だからこそ単勝が売れ、逆に複勝やワイドは売れない傾向が強い。フェブラリーSを見ても明らかに単勝だけが売れており、単勝は4番人気ながら、複勝は7番人気。カフェファラオからのワイドに至っては、上位から7番目の組み合わせ、つまり実質8番人気だったのだ。

今回の天皇賞(春)でも、2頭がともに8枠に入ったことがファンの心理に与えた影響は大きく、結果的には当初予想されていた以上についた印象だ。もちろんそれだけ8枠はロスを被るリスクがあったのも事実で、一概にすべてつきすぎたと言えるわけではなく、むしろ嫌われることが正しいケースも多々あるのだが、少なくとも今回に関しては当初のイメージ以上につくのだから、普通に購入する手もあった。

もう過ぎてしまったことは仕方ないが、競馬におけるタラレバは、回顧をする上で重要な要素。同じような失敗をしないように、ファン心理を想像しながらオッズを眺める習慣をつけたい。それができた時に初めて、今回のハズレも無駄ではなかったと自分でも消化できる気がする。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】グランオフィシエ(土曜東京10レース・府中S/4着)

今回は明らかに大外枠が響いた形で、力負けではない。これまでのパフォーマンスからも能力は明らかに現級上位。加えてセンスもあり不発が少ないのは強み。順調ならば、次走は順当に巻き返す可能性が高いはずだ。

~NHKマイルカップ展望

さて、今週末はNHKマイルカップ。かつてはシーキングザパールエルコンドルパサークロフネキングカメハメハといった名馬を輩出したレースだが、今年は近年の傾向通り混戦模様。ココでは、例によって注目馬を一頭挙げて締めたい。

インダストリアダミアン・レーン騎手)

狙いたいのはインダストリア。前走の弥生賞は距離延長で掛かってしまい、4コーナーでは大きく外に張り出すロスがあった。もともと掛かるタイプで距離延長よりも短縮向き。今回ジュニアカップを快勝したマイルに戻るのは大きなプラスだろう。加えてレーン騎手が乗れるのも強みで、追い比べに強く多少ズブいくらいの馬を動かせるタイプなので本馬とは手が合うはず。スタートを決めて流れに乗れれば、好勝負になるはずだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年4月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】成長力溢れるリオンディーズ産駒/天皇賞(春)展望
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フローラSは内枠を生かしてラチ沿いを追走したエリカヴィータが、直線もインを捌いて抜け出して勝利。人気を集めたルージュスティリアは最下位という結果に終わった。

もっとも、勝ったエリカヴィータは枠順などに恵まれた面も大きい。2着に逃げたパーソナルハイ、3着に2番手追走のシンシアウィッシュ、4着にもイン追走のマイシンフォニーが入り、開幕週らしい逃げ先行&イン有利の決着となった。

そもそも今年のフローラSはメンバー自体がやや低調で、エリカヴィータは1勝馬でまだ条件戦にも出られる立場。それ以外の出走馬も大半が条件クラスで、オークスに繋がるかはかなり疑問の残るところ。今年は桜花賞組に関しても上位勢の適性が怪しいのでで、フローラSを終えてオークス戦線はますます混沌とした状況になって来た。

~年齢を重ねるごとに成績が上がるリオンディーズ産駒

さて、先週もう一つ気になったのは土曜の福島牝馬ステークス。勝ったアナザーリリックリオンディーズ産駒。リオンディーズは2015年の朝日杯FS勝ち馬。その後は勝利を挙げられずに故障で早期引退をしてしまったが、産駒は今年に入ってこれまで以上に活躍が目立つようになっている。現時点での代表産駒の一頭、テーオーロイヤル天皇賞(春)でも印を集めそうな位置にいる馬だし、前述のアナザーリリック、先週の晩春Sでは6着に敗れたが、それまでは年明けから4戦して2勝2着2回とオール連対のショウナンアレスなど、初年度産駒が4歳になり地力とつけて来ている。

そこで気になって調べてみると、やはりリオンディーズ産駒は年齢とともに成績が上がることがわかる。

リオンディーズ産駒の年齢別成績(データの数字は先週末終了時点)

2歳 勝率 7.8%
3歳 勝率 9.3%
4歳 勝率 16.2%

ご覧の通り、年齢を経るごとに明らかに成績の向上が見られる。初年度産駒は今4歳。リオンディーズ自身、現役時代は志半ばの引退となってしまったが、これから種牡馬として花開くかもしれない。馬券的にも妙味があるので、上手く手の内に入れて成長のサインを見極めたい。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】ルビーカサブランカ(土曜福島11レース・福島牝馬S/5着)

小回り1800mは絶望的に合わないと思うのだが、なぜか連続して使われるという少々かわいそうな状況。今回も適性がない舞台を使われた分の敗戦で、騎手や馬の能力の問題ではない。恐らくこの後はマーメイドSあたりでは? いずれにしても2000m以上への延長なら即巻き返し可能。

天皇賞(春)展望

さて、今週末から再びG1が続く。まずは天皇賞(春)。今年も阪神が舞台となる。例によって注目馬を一頭挙げて締めたい。

ヒートオンビート池添謙一騎手)

ディープボンドタイトルホルダーは当然有力だが、それでは面白くないので、伏兵勢の中からヒートオンビートを推奨したい。ヒートオンビートは前走の日経賞で3着と健闘。逃げ&インが有利な流れだったが、上位勢の中では多少ロスがありながらの好走は評価できる。もともと未勝利を勝ち上がってからはほぼ崩れ知らずで、大きな不利があった2020年の西宮Sと大外枠から先行する形で流れに乗れなかった京都大賞典以外は馬券圏内を外していない。大一番での決め打ちが怖い池添騎手が騎乗する今回、上手く道中ロスなく立ち回れればチャンスがあって良い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年4月28日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(春)2022 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月1日(日) 阪神11R 第165回天皇賞(春)(4歳以上G1・芝3200m)


【登録頭数:18頭】(フルゲート:18頭)


<前走:ダイヤモンドS出走馬>(中9週)
テーオーロイヤル(1着、456kg(±0kg))<A>
この中間も前走時と同様に、2週前、1週前と菱田騎手騎乗でCWを長めから好時計。動きを見ても終い重心が低くなり、前に伸びる感じで好調をキープしている。

ヴァルコス(4着、518kg(+8kg))<D>
菊花賞まではCW、DPコース、坂路と友道厩舎らしい調教内容だったが、その後3戦坂路のみでの調整に変わり、この中間も坂路のみでの調整。時計も特に目立つところはなく、1週前追い切りではまだ重さを感じる動きだった。

メロディーレーン(13着、346kg(-6kg))<E>
小柄な牝馬で毎回話題にはなるが、この中間も良好と言える時計は出ておらず、併せ馬でも遅れていて出来に不安あり。




<前走:阪神大賞典出走馬>(中5週)
ディープボンド(1着、510kg(+8kg))<B>【優先出走馬】
前走時のパドックではうるさい面を見せていた。この中間も乗り込み豊富で、2週前が坂路、1週前がCWで追われて前2走とほぼ同じ調整内容。1週前追い切りでは計測不能で時計は確認できないながらも、映像からは力強い走りで上積みが十分伝わってきている。

アイアンバローズ(2着、498kg(-2kg))<B>
この中間もCW中心に長めから好時計が出ている。1週前追い切りでは、前走時同様にでかなり行きたがる面を見せていて、動き自体は悪くないが、気性的に悪い面が出なければ......という印象。

シルヴァーソニック(3着、448kg(+2kg))<C>
近走差のない競馬が続いているが、勝ち切れていない。この中間もCWでは速い時計が出ているものの坂路では終いが甘くなっていて、そのあたりがレースで勝ちきれないところなのかもしれない。

マカオンドール(4着、492kg(±0kg))<A>
前走時はCW中心の調整だったが、この中間は連勝した時と同じ坂路中心の調整で好時計マークと、出来は前走以上。

ユーキャンスマイル(5着、514kg(+2kg))<B>
前走も悪くないレース内容だったが、この中間はコースと坂路を併用し、特に坂路での時計の良化が窺える。休み明けを一度使われたことでの上積み期待が見込める。

トーセンカンビーナ(7着、506kg(-2kg))<D>
この中間も特に良くなった感じはなく、大きな変化はなさそう。




<前走:日経賞出走馬>(中4週)
タイトルホルダー(1着、476kg(±0kg))<A>【優先出走馬】
今回は関西への輸送があるため、1週前に併せ馬でビッシリ追って先着。追えば速い時計の出る馬だが、それでもこれだけ強めに追えている時点で仕上りに問題はなさそう。

ヒートオンビート(3着、480kg(±0kg))<D>
もともと首が上がって重心が高い走りになるところがある馬。1週前追い切りでは持ったままの併走相手に遅れていて、前走時より物足りない動きだった。

クレッシェンドラヴ(4着、506kg(+2kg))<B>
前走時とこの中間と併せ馬での遅れがなくなり速い時計も出ていて状態は上向き。

ハヤヤッコ(5着、484kg(-14kg))<C>
1週前追い切りは左回で行われているが、5勝のうち4勝している左回りでの走りにしては動きが物足りなかった。右回りも芝も問題ないとは思うが、状態面での不安が残る。

ディバインフォース(11着、464kg(±0kg))<C>
追い切りでは速い時計が出る馬でスピード感はあるが、長距離戦を使われている馬の割には力強さがない走りで。




<前走:その他のレース出走馬>
マイネルファンロン(AJCC:2着、490kg(+4kg)3ヶ月半)<A>
休み明けも、この中間南Wで好時計を連発。1週前の動きを見ても回転の速い走りで勢いあり。

タガノディアマンテ京都記念:2着、484kg(+4kg))<B>
休み明けの2走前から坂路のみでの調整に変えてきているが、この中間は乗り込み本数の割に好時計が少ないか。

ハーツイストワール(早春S:1着、490kg(+2kg)3ヶ月)<B>
下のクラスの馬で休み明けで迎えるが、南Wで好時計が出ていて1週前は持ったままで楽に前に出て追われてさらに伸びてと、状態面は問題なさそう。あとは相手が一気に強くなることと、関西への輸送をクリアできれば。

ロバートソンキー(御堂筋S:1着、482kg(+16kg))<B>
間隔を空けて使ってきた馬で、馬体重の増減が大きいところがあるタイプ。前走時は調教では強めに何本も追われていて、さらに関西への輸送もありながら馬体が大きく増えていた。パドックでも胸前からお腹のあたりに余裕があり、馬体が絞り切れていなかった印象。この中間も追い切りでは速い時計が出ていて、上積みも期待できそう。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、テーオーロイヤルタイトルホルダーマカオンドールマイネルファンロンの4頭をあげておきます。



◇今回は、天皇賞(春)編でした。
長距離レースは、騎手の腕が大きく左右するといわれています。
春の天皇賞を初めて観た(TV観戦)のが、スーパークリークが勝った第101回天皇賞(春)でした。前年秋の激闘から復帰し、前走の大阪杯をキッチリ勝ってこのレースに臨んできたスーパークリーク。昨年の覇者で有馬記念で負かされているライバルのイナリワンには、何としてでも勝ってもらいたいと応援にも力が入りました。レースは武豊騎手の落ち着いた騎乗で直線迫りくるイナリワンを退けての勝利。今考えてみると、競馬をしっかり観るようになってまだ半年ほどの当時は、馬が強いという思いのほうが強かったように思いますが、この時の武豊騎手の騎乗はかなり凄いものでした。これだけの人気馬で、二十歳そこそこの若い騎手ができる乗り方ではありません。それだけ馬の強さを誰よりも分かっていて、コントロールも自在にできるだけの自信(前年はイナリワンで内をピッタリ走り、この年は外々を走っているだけでも)と、何といってもジャパンカップ有馬記念とこの馬で勝てなかった悔しさと経験が、ここに繋がったのではないかと思います。加えて、前年はライバルのイナリワンでこのレースを勝っていますが、同馬はかなり乗り難しく、一方で昨年のようなレースをされてしまうと最も怖い馬だということを、武豊騎手自身が誰よりも良く把握していたからこその、相手の動きを見ながらのあのポジション取り。天才武豊ここにあり!! と言える、好きなレース(騎乗)のひとつです。
今年のメンバーを見渡すと、人気になる馬が前でレースをすることになりそうで、他の騎手がどのタイミングでどう仕掛けるか。ここが非常に見どころで、乗り役の手腕が結果を左右するこれぞ長距離戦、というレースが今から楽しみです。



天皇賞(春)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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テーオーロイヤルの口コミ


口コミ一覧

天皇賞春 1

 競馬が大好き(複勝男 2024年4月24日(水) 01:00

閲覧 38ビュー コメント 0 ナイス 2

天皇賞 春

4月28日 日曜日 京都競馬場 右回り Aコース
芝3200M GⅠ 4歳以上

過去10年馬券内父系 (京都開催のみ)
サンデーサイレンス系    10-9-8 登録馬 13頭
ナスルーラ系         0-1-0      0頭
ハイペリオン系        0-0-1      0頭
ノーザンダンサー系      0-0-0      4頭
ヘイルトゥリーズン系     0-0-0      2頭
ミスタープロスペクター系   0-0-0      2頭 計21頭 フルゲート18頭

過去10年別頭数(京都開催のみ)
4回 17、18頭
1回 13、14頭

過去10年人気別馬券内(京都開催のみ)
7回 2番人気
4回 1、3、4番人気
3回 6番人気
1回 5、7、8、10、11、12、13、14番人気

過去10年最高オッズ(阪神開催含む)
単勝 1150円 複勝 1470円 枠連 6650円 馬連 20160円 馬単 29950円
ワイド 7840円
3連複 57160円
3連単 242730円

このレースの傾向として(競馬ブック参考)

〇 前走
   阪神大賞典   0.4秒差以内
   日経賞     0.5差以内の2,3着
   大阪杯     前年GⅠ勝利している
   ダイヤモンドS  斤量58で連対以上
   京都記念    入着以上

〇 前年9月以降重賞連対以上
〇 芝2400M以上の重賞連対以上 
〇 重賞3回以上連対以上
〇 6歳まで 4歳は牡馬クラシックで馬券内あるが理想的最低でも入着あれば
〇 牝馬は苦戦傾向 出走自体少ないが
〇 1~4枠までの内枠

実績

GⅠ勝ち馬
      タスティエーラ ドゥレッツァ

GⅠ2着
      ディープボンド 

GⅠ3着
      シルヴァーソニック テーオーロイヤル ハピ(ダート)

GⅡ勝利  
      チャックネイト ブローザホーン 

GⅢ勝利
      ヒンドゥタイムズ マテンロウレオ

GⅡGⅢ重賞連対
      サヴォ―ナ サリエラ スカーフェイス プリュムドール ワープスピード

OPリステッド勝利
      シュヴァリエローズ メイショウブレゲ

昇級初戦
      ゴールドプリンセス スマートファントム

GⅠ入着
      メロディーレーン

3勝クラス 
      ウインエアフォルク

 ベスト タイムズ 2024年4月24日(水) 00:41
天皇賞 春 G1
閲覧 24ビュー コメント 0 ナイス 2



サリエラ

テーオーロイヤル

ドゥレッア

ブローザホーン

.

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  2024年4月23日(火) 10:06
天皇賞 春 仮仕込み 
閲覧 74ビュー コメント 0 ナイス 11

週末G1ですね?おはようございます

春天です

とりあえず仕込んでみました
18頭立てフルゲート予定の現在21頭登録
画像ファイルのサイズ制限あるので、小さくしないと収まらんので
見づらいかもしれませんが、ご勘弁を

個人的気になったのは
サヴォーナ
シルバーソニック
タスティエーラ
チャックネイト
テーオーロイヤル
ディープボンド
ドゥレッツツア
プロザホーン
この辺でしょうか

あとワープスピード
これはちょい後目からの馬でしょうか
前が非常に戦闘争い激しくペース早くなると
この馬も
ということは・・・三浦騎手初G1?
無きにしも非ずか

あと大穴でメイショウプレゲ

とりあえずこんなところでしょうか

後は見た感じの指数なります

アテならんかもしれませんが
参考程度に目安程度になりゃいいなと

良けりゃ見てやってください!

ではでは

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コメント一覧
3:
  YASUの小心馬券   フォロワー:37人 2024年3月16日() 04:54:13
阪神大賞典2024
前走ダイヤモンドSでサリエラとの一騎打ちを制しての勝利、
やや相手に恵まれた感はあるも、58.5キロだったことを考えると
評価してよい。
3000超の舞台では2-1-1-0とパーフェクト、流石にG1では善戦止まりだとは思うが、今年の阪神大賞典にはGⅠ級の馬はおらず、勝ち負けを期待したい。

2:
  YASUの小心馬券   フォロワー:37人 2024年2月16日(金) 20:37:15
ダイヤモンドS2024
前走のステイヤーズS②着で実力馬が完全復活、昨年覇者でもあり天皇賞(春)③着の実績は一枚抜けているとは思うが、58.5キロの斤量は流石に微妙・・。
小頭数ながら今年のメンバーは昨年より骨っぽく、本馬にとっての最大目標は天皇賞と考えれば、ここは人気を加味すれば評価を割り引きたい。
1:
  nariboo   フォロワー:0人 2022年4月26日(火) 16:57:52
天皇賞頑張れ👍

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2024年3月17日阪神大賞典 G21着
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2024年3月17日 阪神大賞典 G2 1着
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