エイシンヒテン(競走馬)

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エイシンヒテン
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写真一覧
抹消  栗毛 2018年5月6日生
調教師渡辺薫彦(栗東)
馬主株式会社 栄進堂
生産者栄進牧場
生産地浦河町
戦績12戦[2-4-0-6]
総賞金7,145万円
収得賞金1,950万円
英字表記A Shin Hiten
血統 エイシンヒカリ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
キャタリナ
エイシンサンバレー
血統 ][ 産駒 ]
エイシンワシントン
エイシンサイレンス
兄弟 エイシンルカーノエイシンパラダイス
市場価格
前走 2021/10/17 秋華賞 G1
次走予定

エイシンヒテンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/10/17 阪神 11 秋華賞 G1 芝2000 163540.7104** 牝3 55.0 松若風馬渡辺薫彦 452
(0)
2.01.6 0.436.9アカイトリノムスメ
21/09/19 中京 11 ローズS G2 芝2000 1851049.2122** 牝3 54.0 松若風馬渡辺薫彦 452
(+2)
2.00.2 0.234.8アンドヴァラナウト
21/08/15 札幌 12 藻岩山特別 2勝クラス 芝2000 9223.824** 牝3 52.0 団野大成渡辺薫彦 450
(+8)
2.01.5 1.035.9ソーヴァリアント
21/04/11 阪神 9 忘れな草賞 (L) 芝2000 117812.452** 牝3 54.0 団野大成渡辺薫彦 442
(+2)
1.58.2 0.235.1ステラリア
21/03/14 阪神 11 Fレビュー G2 芝1400 1871510.5411** 牝3 54.0 団野大成渡辺薫彦 440
(0)
1.21.5 0.835.5⑫⑩シゲルピンクルビー
21/02/13 東京 11 クイーンC G3 芝1600 1661121.084** 牝3 54.0 団野大成渡辺薫彦 440
(-10)
1.33.5 0.235.1アカイトリノムスメ
20/12/13 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 1871530.6711** 牝2 54.0 松若風馬渡辺薫彦 450
(+2)
1.34.0 0.935.2ソダシ
20/11/29 阪神 9 白菊賞 1勝クラス 芝1600 101122.581** 牝2 54.0 団野大成渡辺薫彦 448
(-4)
1.34.3 -0.433.9スパークル
20/09/06 小倉 2 2歳未勝利 芝1200 17473.011** 牝2 54.0 武豊渡辺薫彦 452
(+4)
1.08.8 -0.135.1テーオーブレイブ
20/08/16 小倉 1 2歳未勝利 芝1200 16112.612** 牝2 54.0 幸英明渡辺薫彦 448
(+4)
1.07.8 0.334.3⑦⑦フリード
20/07/19 阪神 2 2歳未勝利 芝1400 16713146.2122** 牝2 54.0 藤井勘一渡辺薫彦 444
(0)
1.23.0 0.736.8マイネルジェロディ
20/06/21 阪神 5 2歳新馬 芝1600 164756.2108** 牝2 54.0 川又賢治渡辺薫彦 444
(--)
1.37.0 1.134.5⑨⑫シュヴァリエローズ

エイシンヒテンの関連ニュース

今年も阪神で行われる秋華賞。京都時代のデータはそれほどあてにならないものの、過去10の逃げ馬は【0-2-0-8】と、かなり厳しい成績。

阪神芝2000mは内回りコースであり、スタート後に急坂を上るため、序盤はペースが上がりにくい。

残り800mから600mの下りに入る。嫌でもラップは加速するため、長く脚を使えなければ好走は難しい。さらに、下り終わるとすぐに急坂というかなりタフなレイアウト。

良発表ながら雨が残り時計の要する馬場で施行された昨年、勝ち馬の上がり3ハロンは35秒9(2位)、2着馬は35秒5(1位)。スパッとキレる脚での追い比べというより、余力のないなかでじりじり脚を伸ばせるかの根比べになった。

昨年、積極的に行きたいのはエイシンヒテン1頭だったのに対し、今年は前走2勝クラスを逃げ切り勝ちのタガノフィナーレ、2走前にダート重賞を逃げて勝ったラブパイロー、1400mから参戦するブライトオンベイスの3頭がハナ候補。

テンだけの速さなら、直近2戦の1400mでハナを切ったブライトオンベイスに分がある。

タガノフィナーレラブパイローはそろって主張しやすい2枠に入ったものの、それほどテンの速い馬ではなく、同型と隣合い、外にもダッシュ力のある馬がいるとなれば、押して出さなければハナを奪えない。

3歳牝馬にとってタフなコースだけに、積極策は無謀であるものの、今年のメンバーと並びなら極端なスローにはならず、ハイよりのミドルまでペースアップして不思議ではない。差し馬に向くペースを想定できる。

また、先週の阪神は中間に雨があり、土曜は湿った馬場、日曜、月曜は降雨のなかでの競馬でも、一貫して速い上がりを使った馬の好走が目立った。

秋華賞と同じ芝2000mのレースは2度のみだったものの、いずれも上がり最速の馬が1着、3着以内の6頭は上がり3位以内。

同じ内回りの中距離戦、芝2200mで行われたレースでも、同様に上がり最速馬が1着、着内3頭はすべて上がり3位以内。ペースに加えて、馬場も差し馬に味方する。

ナミュール。末脚の破壊力は世代最上位。チューリップ賞から中4週で挑んだ桜花賞は1人気10着。タイトなローテ、内有利且つスローを外枠から出負けと酌量の余地はある。

オークスは適性外の距離でも3着を確保し地力を見せた。直行はこの馬にとってよく、ヴァイスリージェント系の血を内包しているのも吉と出そう。馬群を割る形での戴冠に期待。

スターズオンアース秋華賞オークスからの直行組が4連勝中。ただし、この馬は狙ったローテではなく怪我による休養。叩いて上向く馬だけにそのあたりは課題になるものの、調教の動きから力は出せると判断。

ライラック。前走は前有利のなか3着と力をみせた。フェアリーステークスで長く脚を使えるのは証明済。展開次第で。

以下、差し脚魅力のメモリーレゾンエグランタインプレサージュリフトまで。

(文・垣本大樹)

【血統アナリシス】秋華賞2022 代替開催でも止まらぬディープインパクトの血を引く馬の快進撃 2022年10月15日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は秋華賞2022・血統予想をお届けします!


今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に続いて秋華賞は阪神芝2000m・内に舞台を移して施行される。当該コースではG1の大阪杯、牝馬限定戦ではG3のマーメイドS、秋華賞と同じ3歳牝馬限定戦であればリステッドの忘れな草賞などが施行されているため、それらの種牡馬傾向も参考にしてみたい。

直近3年以内のオープン以上かつ牝馬の成績に限定すると、存在感を示しているのはディープインパクト系とステイゴールド系。牡馬混合G1の大阪杯を20年ラッキーライラック(父オルフェーヴル)、21年レイパパレ(父ディープインパクト)と該当牝馬が勝利するだけでなく、昨年の秋華賞においては1着アカイトリノムスメ(父ディープインパクト)、2着ファインルージュ(父キズナ)、4着エイシンヒテン(父エイシンヒカリ)、5着スライリー(父オルフェーヴル)と掲示板にあがった5頭のうち4頭が同系統に属する馬だった。

ウインエクレールは、父ディープインパクト×母サマーエタニティ(母の父アドマイヤコジーン)。19年香港カップなど重賞を7勝したウインブライトの半妹。同種牡馬の産駒は秋華賞最多となる5勝を挙げており、代替開催された昨年も勝ち馬を出している。今年は本馬が唯一の産駒となるため、その動向を注視しておきたい。なお、父サンデーサイレンス系×母の父Cozzene系という大まかな血統構成は09年2着ブロードストリートと共通する。

プレサージュリフトは、父ハービンジャー×母シュプリームギフト(母の父ディープインパクト)。同産駒は過去に2頭が出走して、17年に1着ディアドラと3着モズカッチャンが揃って好走。なお、デインヒルの直系という観点では、02年の勝ち馬ファインモーション(父デインヒル)も挙げられる。昨年の秋華賞では本馬と同じ母の父となる馬が3・5・7着。ディープインパクトの血脈は母系にまわっても存在感を示す結果となっていた。

ライラックは、父オルフェーヴル×母ヴィーヴァブーケ(母の父キングカメハメハ)。同産駒は秋華賞で3着以内に好走例こそないものの、昨年はスライリーが15番人気5着とブービー人気ながら上位争いに加わる健闘をみせた。また、20年デアリングタクト、21年アカイトリノムスメ、本馬と同じ母の父となる馬が2連覇している勢いも見逃せないだろう。ほか、近親に07年の勝ち馬ダイワスカーレットがいる血統背景も気に留めておきたい。


【血統予想からの注目馬】
ウインエクレール ⑯プレサージュリフト ②ライラック

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【血統アナリシス】ローズS2022 代替開催された直近2年はディープインパクトの血を引く馬で上位を独占 2022年9月17日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はローズS2022・血統予想をお届けします!

今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、ローズSは3年連続で中京芝2000mに舞台を移して行われることになる。

代替開催された直近2年の勝ち馬をみると、20年リアアメリア(父ディープインパクト)、21年アンドヴァラナウト(父キングカメハメハ)と日本競馬を牽引してきた2大種牡馬の産駒が勝利。なお、2年前には父または母の父にディープインパクトの血を引く馬で1~4着までを占めていたが、昨年も勝ち馬アンドヴァラナウトおよび3着アールドヴィーヴルは母の父に、2着エイシンヒテンは父系祖父にディープインパクトの名が刻まれていた。今年もまずはディープインパクトの血脈に注目すべきだろう。

ラリュエルは、父ディープインパクト×母カウアイレーン(母の父キングカメハメハ)。ステイフーリッシュの半妹で、ブラックホークピンクカメオの姪。ディープインパクト×キングカメハメハは、昨年の勝ち馬アンドヴァラナウトの父と母の父を入れ替えた血統構成であるとともに、ワグネリアンアカイトリノムスメが出た配合でもある。近親の実績からも秘めたる資質は高そうで、小回り向きの機動力とスピードは中京でも武器となりそうだ。

パーソナルハイは、父ディープインパクト×母パーソナルダイアリー(母の父City Zip)。同産駒かつ母系でRelaunchやSeeking the Gold、Blushing Groomの血脈を併せ持つ配合は、中京芝2000mの重賞で2勝を挙げるギベオンを想起させるが、本馬自身も当該コースの未勝利で後続に4馬身差を付けて圧勝した実績がある。スムーズに運べたときのしぶとさには目を見張るものがあるだけに、今回も自分の競馬に徹してどこまでやれるかだろう。

サリエラは、父ディープインパクト×母サロミナ(母の父Lomitas)。全姉にサラキア、半兄にサリオス、近親にシュネルマイスターがいる血統。本馬はキャリアの浅さが懸念される一方で、2戦2勝と底を見せていない戦歴には良血らしさが垣間見える。また、コースこそ違うものの、全姉サラキアが18年ローズSで2着と好走していたことも強調できるだろう。レースぶりからも本格化はもう少し先かもしれないが、試金石の一戦として注目したい。

【血統予想からの注目馬】
ラリュエル ④パーソナルハイ ⑥サリエラ

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【重賞データ分析】ローズS2022 アートハウスも、サリエラも減点材料を抱える中、ラリュエルをトップ評価 2022年9月17日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!ローズS・データ分析 をお届けします!


【所属】
2012年以降(2019年以前は阪神芝1800mで施行)の所属別成績は、美浦【1.0.2.12】、栗東【9.10.8.113】。3着以内率の面では大差ない。ただし、前者の1勝はオークス覇者のヌーヴォレコルト(2014年)が挙げたもの。今年は関東馬のG1ウイナーが不在ゆえ、連対(2着以内)候補を選ぶ際は関西馬を優先したほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
ブルトンクール ⑥サリエラ ⑭ルージュリナージュ

【重賞組】
2012年以降、JRA重賞からの臨戦馬は【7.4.3.56】と、相応の成績を収めている。その一方、同組の2着連対圏入りは、JRA重賞で3着以内の好走歴を持っていた馬のみ。重賞組を狙う場合は、過去の戦歴をしっかり確認しておきたい。

(減点対象馬)
アートハウス

【非重賞組】
2012年以降、非重賞経由で2着連対圏入りを果たした馬は9頭。そのうち8頭が2着以内(未勝利は1着)からの臨戦馬だった。例外は、2勝クラス4着から臨んだエイシンヒテン(2021年2着)1頭のみ。同馬にはオープンクラスで2着好走の経験があった。相応の実績がない、前走非重賞3着以下敗退馬は疑ってかかるべきだろう。

(減点対象馬)
ベリーヴィーナス

【前走人気】
2012年以降、前走の単勝人気が10番人気以下だった馬の複勝圏入りはゼロ。直近のレース内容を検証する際は、当時の単勝人気順位もチェックしておきたいところだ。

(減点対象馬)
パーソナルハイ

【前走馬体重】
2012年以降の3着以内馬30頭中29頭は、前走の馬体重が480キロ未満だった。一方で、480キロ以上だった馬は3着1回のみと劣勢を強いられている。これに該当する馬は過信禁物とみておきたい。

(減点対象馬)
マイシンフォニー ⑬ベリーヴィーナス

【休み明け】
2012年以降、同年6月以前からの臨戦で2着連対圏に入った馬は11頭。いずれも前走で重賞に出走していた。前走が同年の6月以前、かつ非重賞だった馬は連対(2着以内)ゼロと、今ひとつの結果に終わっている。

(減点対象馬)
ブルトンクール ⑥サリエラ ⑦メモリーレゾン ⑪ヴァンルーラー


【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、①セントカメリア、③ミナモトフェイス、⑤ラリュエル、⑨エグランタイン、⑫ヒヅルジョウの5頭。

最上位には⑤ラリュエルを挙げたい。2012年以降、前走1勝クラス(旧500万下)組は【3.3.2.36】。うち、キャリア5戦以下かつ中5週以内の前走1着馬は【3.1.0.2】の好パフォーマンスを示している。過去10年【4.4.3.6】と幅を利かせている、前走3着以内のディープインパクト産駒に該当する点も心強い。

過去10年【1.1.1.3】の前走札幌芝2000m組に当てはまる、⑫ヒヅルジョウも怖い1頭。以下、①セントカメリア、⑨エグランタインらが続く。対照的に③ミナモトフェイスは、過去10回好走(3着以内)ゼロの前走未勝利組かつ前走単勝2番人気以下馬。ゆえに強調しづらい感を受ける。

<注目馬>
ラリュエル ⑫ヒヅルジョウ ①セントカメリア ⑨エグランタイン

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19日中京でデビュー予定のエイシンゼクウ 姉に似て前向き 2022年9月9日(金) 18:00

エイシンゼクウ(栗・渡辺、牡2、父エイシンヒカリ、母エイシンサンバレー)は、19日中京の新馬戦(芝1600メートル)でデビューを予定している。僚馬の全姉エイシンヒテンは2勝を挙げていて、昨秋のGⅡローズSで2着、GⅠ秋華賞で4着と好走した。

7日の栗東CWコースで松若騎手を背に併せ馬。年長相手に遅れたが、一杯に追われて6ハロン82秒9-11秒8をマークした。渡辺調教師は「お姉さんとは性別や毛色は違うのですが、頑固なところはよく似ています。いい意味で前向きさがあって、調教も順調にこなせています。お姉さんも1200メートルから2000メートルまでこなしたように、この馬もある程度の融通は利くと思います」と語った。

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【秋華賞】レースを終えて…関係者談話 2021年10月18日(月) 04:55

 ◆松若騎手(エイシンヒテン4着)「スタートも決まって、右回りはスムーズにいけました。強い相手に好走してくれたので今後が楽しみです」

 ◆石川騎手(スライリー5着)「すごくいい競馬ができました。初の阪神にもうまく対応してくれました。むきにならなかったのが一番ですね」

 ◆武豊騎手(ステラリア6着)「スタートが悪かったですね。ラストはいい脚を使ってくれた。良くなるのはまだ先かな」

 ◆松山騎手(アールドヴィーヴル7着同着)「終始リズムよく、折り合いもついている。速い馬場で最後は苦しくなった。3冠全て出てよく頑張っています」

 ◆津村騎手(アナザーリリック7着同着)「外枠が厳しかったです。勝ち馬の後ろでうまく走れています。これから力をつけてくれれば」

 ◆藤岡康騎手(ミスフィガロ9着)「ゲートで落ち着いてくれて練習の成果があった。最後はよく脚を使ってくれています」

 ◆大野騎手(スルーセブンシーズ11着)「うまく流れに乗ってくれました。なし崩しに脚を使う競馬になってしまった」

 ◆川田騎手(サルファーコスモス12着)「右回りは良くないですね。コーナーを上手に回れませんでした」

 ◆M・デムーロ騎手(ユーバーレーベン13着)「行きっぷりが悪かった。馬場も硬かった。3、4コーナーで反応がなく、直線ではバラバラだった」

 ◆岩田望騎手(エンスージアズム14着)「現状は我慢する競馬を教えていてそれができた。今後よくなると思う」

 ◆和田竜騎手(クールキャット15着)「ゲートは出たが、内でひしめき合ってしまいました」

 ◆丸田騎手(ホウオウイクセル16着)「ゲートに気をつけなきゃと思っていたが、出なかった。あとは回ってきただけでした」



★17日阪神11R「秋華賞」の着順&払戻金はこちら

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エイシンヒテンの関連コラム

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秋華賞ソダシが断然の支持を集めたが、同じ勝負服のアカイトリノムスメが直線外から差し切り勝ち。桜花賞オークスと涙を飲んで来た脇役が、ラスト1冠で主役の座を射止めた。期待されたソダシは2番手追走も直線は全く反応せず10着。

敗因はいろいろ言われているが、ビッグレースの人気馬は何か理由を言わなければいけないという宿命もある。雨でも降っていればこう言っちゃアレだが道悪のせいにでもしておけば無難なのだが、晴れていて、見た目上不利も受けていないのだからなかなか難しかった。結果的に歯にトラブルがあったとか、メンタルであったとかいろいろ言われることになるわけだが、上記のような人気馬故の背景も考えればそれすら後付けのようなもので、敗因は自分なりに各々が探せば良い。もちろん、母ブチコもゲートでいろいろあった馬だけに、そこら辺が出て来たとすれば今後も気掛かりではある。

個人的にはそもそも札幌記念のメンバーレベルがあまり高くなく、阪神2000mで受けて立てるほど力が抜けていなかったのではないかとも思えた。これまでもエイシンヒテンが粘る展開のときはだいたい2番手の馬は失速しているように、逃げ馬の後ろは案外難しい。

~10月に入って調子が悪いので対処法を考える

ココからは少し個人的な話になるが、調子よく来ていた9月を終えて、10月に入ってからは一転して流れが悪い。自身の配信予想の中で「勝負レース」というものを毎週1~2レースお届けしているのだが、9月は小倉2歳Sの◎アネゴハダや、セントライト記念の◎アサマノイタズラオールカマーの◎ウインキートスなど6戦5好走とそれなりに安定して走れていた。

ところが10月に入ると5レース全敗。それも先週の◎エイシンヒテンも含め5レース中4レースで4着という悔しい結果が続いている。競馬の1年は長く、トータルで見れば好調期不調期あって当然だが、不調期はできるだけ短い方が良い。

不調期を脱する方法は2つ。1つは何もしないこと。というのも競馬は特に穴党であれば10連敗くらいは普通にあるので、たまたま今は上手くいっていないと割り切ることも大事だ。運が悪いだけにも関わらず下手にいろいろ動くと本来当たるべきレースまで当たらなくなり、泥沼にハマって行く。

一方、もう1つは具体的に策を講じることだ。今さら予想手法を変えることはしないが、それでも競馬は毎週止めどなく続いていくだけに、少しのズレがチリも積もれば…で大きくなることがある。

馬柱と向き合う時の考え方は合っているのか、馬券の買い方は凝り固まっていないか、過去の成功体験にとらわれていないか、などたまには振り返る必要がある。競馬はギャンブルとはいえ、長くやっていると正しい取り組みは基本的に報われるし、逆もまた然りである。例えば、週末は前の日の晩に予想をするのか、あるいは早めに寝て当日の朝起きてから予想をするのかなど、どちらの方が予想をする環境として良いのかといった具体的な生活に根差した対応方法も考える必要がある。もちろん競馬以外の生活もある人が大半だろうから、収支を良くするにはその中で(予想時間を確保できない時は少額に留めるなどの)ルール作りも大事になる。

個人的に先週の予想で気づいたこと、失敗したことがあったので、今週末は少し生活方法を変えて週末に臨みたいと考えている。競馬予想も仕事も、良い準備が長期的に見れば確実に良い結果に繋がる。ただ印をつけてお金を投じる遊びではないので、本稿は月曜段階で書いているが、平日の過ごし方から改めて考えて行く1週間にしたい。

菊花賞の注目馬

さて、今週末はいよいよクラシック最終戦・菊花賞。昨年は無敗で3冠に挑むコントレイルという圧倒的な存在がいたが、今年は一転して混戦模様。ダービー馬シャフリヤール皐月賞エフフォーリア不在の菊の舞台となるが、ココではいつも通り注目馬を一頭挙げてみたい。

レッドジェネシス(川田騎手)

前走の神戸新聞杯は雨で悪化した馬場をものともせず、内からしぶとく伸びて来て差のない2着に迫った。ディープインパクト産駒ながら母系はスタミナ色が濃い重厚な馬で、長丁場に不安はない。ダービーは惨敗とはいえ東京芝2400mの決め手比べは全く合わず、内枠も不利だった。追える川田騎手とも手が合うタイプで、阪神開催の今年は本馬のスタミナ豊富な末脚が生きるレースになるとみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2021年10月15日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ロングラン開催阪神芝はイン有利が続く可能性大/秋華賞展望
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先週末から秋の東京&阪神開催がスタート。例年だと京都開催となるが、ご存じの通り京都競馬場は現在改装中。というわけで、今年は年末まで阪神開催がずっと続く異例のロングラン開催となる。

開幕週を飾ったのは京都大賞典。なんと8歳馬マカヒキが約5年ぶりとなる勝利を挙げる復活劇となった。3歳で頂点に立った馬が泥まみれになっても走り続ける姿には心を打たれるものがあったが、まさかここに来て結果で応えるとは想像を超えていた。個人的にこの日は久々の現地観戦だったが、マカヒキが最後に差し切った瞬間、モニター観戦の東京競馬場も大きな祝福の拍手に包まれていた。

もっともメンバーレベルは決して高くなかった。京都大賞典組を今後秋G1で検討する際には、そのことを覚えておきたい。

~ロングラン開催の阪神芝はイン有利傾向でスタート

さて、ロングラン開催となる阪神の芝の状況だが、開幕週は想定通り内枠有利傾向が強かった。初日のメインレースは、逃げた8番人気アスタールビーがそのまま粘り込み3着、勝ったのは2番枠のサヴォワールエメ

その他のレースでも外枠の人気勢は苦戦を強いられることが多く、土日を通じて阪神芝で2ケタ馬番だった1~3番人気馬は(0-2-1-5)と未勝利で、不発が目立った。また、全体で見ても芝の2ケタ馬番は29頭が出走して1勝のみ。セオリー通りのイン重視が正解だった。

思い返せば、春も異例のロングラン開催だったが最後まで極端な荒れ馬場にはならず、ようやく外が伸び始めたのは8週目、雨の影響を受けた大阪杯当日の後半だった。それでも、その後も顕著な外伸びにはならず、最終週の天皇賞(春)でもインが有利だったように最後まで内側の芝も生きていた。

秋の阪神開催も基本的にはイン有利が継続、あとは天候次第という考え方で良さそうだ。

秋華賞の注目馬

さて、今週末からはいよいよ秋のG1戦線が本格的にスタートする。今回は3歳牝馬ラスト1冠、秋華賞。白毛の女王ソダシが出走することで注目を集める一戦だが、その他もなかなかのメンバーで、好勝負が期待できそうだ。ココではいつも通り注目馬を一頭挙げてみたい。

エイシンヒテン(松若騎手)

クラシックには出走できなかったが、本馬の良さが最も出ていたのは2月のクイーンCアカイトリノムスメアールドヴィーヴルククナ…という春のクラシック戦線をにぎわせた強力な上位勢を相手に、積極策からギリギリまで粘って4着。行きっぷりを見ると中距離の方が良さそうで、これまで2000mでは忘れな草賞2着、ローズS2着と崩れていない。前走は決して馬場状態に恵まれたわけでもなく、スンナリハナを奪えれば、再度の粘り込みが見られそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年3月7日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年03月07日号】特選重賞データ分析編(244)~2021年フィリーズレビュー
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 報知杯 フィリーズレビュー 2021年03月14日(日) 阪神芝1400m内


<ピックアップデータ>

【“中央場所、かつ芝1400~1600mのレース”において“着順が2着以内、かつ4コーナー通過順が2番手以下”となった経験の有無別成績(2015年以降)】
○あり [7-5-6-43](3着内率29.5%)
×なし [0-0-0-47](3着内率0.0%)

 コース適性が最大のポイント。ローカル場のレース、ダートのレース、1400m未満や1600m超のレースでしか連対したことのない馬は苦戦していました。なお“中央場所、かつ芝1400~1600mのレース”において2着以内となった経験があった馬のうち、当該レースの4コーナー通過順が1番手だった馬も3着以内なし。“逃げ馬”は過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→エイシンヒテンベッラノーヴァリュクスフレンド
主な「×」該当馬→ポールネイロンヨカヨカラヴケリー


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつ芝1400~1600m、かつ1勝クラス以上のレース”において1着となった経験がある」馬は2015年以降[3-4-5-25](3着内率32.4%)
主な該当馬→エイシンヒテンポールネイロン

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2020年12月13日() 08:15 覆面ドクター・英
阪神JF・2020
閲覧 1,759ビュー コメント 0 ナイス 5

チャンピオンズCは、断然人気のクリソベリルが太くて(馬体重発表を受けて、年末に向けてお釣り残しかとも当初思ったのですが、状態が良くなかったようです)大凡走したため、1着クリソベリル、2着チュウワウィザード、3着手広くという作戦は不発の結果に。

WIN5も絞り過ぎたので3つまででしたが、2レース目ナルハヤ、3レース目アストラエンブレムは狙っていた馬たちで、チャンピオンズCのチュウワウィザードも2番手評価だっただけに...。いつも通りの額を投じていたら、獲るのが可能だった2800万馬券でした。まあこれも競馬。


<全頭診断>
ソダシ:母母がシラユキヒメの白毛馬であり、父は最近すっかり地味になってしまったクロフネで、母父キングカメハメハという、オーナーの金子さんの趣味ともいえる配合。正直、初戦を見た時はダート向きなのかと思われたが、2戦目の札幌2歳Sも勝ってしまい、アルテミスS(本命◎)も勝って3連勝とここまで負けなし。鞍上の吉田隼騎手が、(前走でも)「瞬発力勝負にしたくなかった」とコメントしているように、そこに弱点あるのかもしれないが、分かっているだけに早めのロングスパートなど対策を練ってくるのではないか。母系の白毛馬軍団は最近すごいことになっており、昔の芦毛ブームじゃないが、白毛ブームが来ている感すら漂わせる。

サトノレイナス:昨年の弥生賞馬サトノフラッグの下という良血馬で、今回当初二強みたいに言われていたりもしていたが、正直現段階ではソダシよりだいぶ力が落ちると思っている。テンハッピーローズを物差しとして、サフラン賞でサトノレイナスと0.2秒差、アルテミスSでソダシと0.4秒差。これを、それほど差がないと結論付けるのは少々乱暴で、サフラン賞でのテンハッピーローズは出遅れてのもの。よって、タイム差以上にソダシとの差は現段階ではあるとみている。サトノレイナスは初戦も2戦目も出遅れており、それで勝ち切ったのはすごいが、多頭数のG1で出遅れ癖は致命的。良血だけに上昇度はすごいのかもしれないが、(先週、カフェファラオが人気先行ということに触れたが)まだ人気先行では。

メイケイエール:母母母がシラユキヒメで、母母父がクロフネだけに1番人気ソダシにハービンジャーやミッキーアイルディープインパクト×デインヒル系)を重ねたような配合。スタミナ寄りの白毛馬血統だけに、血統的にはこの距離もプラスだろうし、種牡馬としてのミッキーアイルも思った以上にスピード能力を伝え、繁殖牝馬レベルがそう高くない中で好結果を出してきている。前走も掛かり通しでも勝ち切ったように、能力は高い。あとは、もう少し落ち着いて走れかどうかだろう。

インフィナイトブラックスピネルやモーヴサファイヤの下で、新馬勝ちの後にサウジアラビアRCで2着と好走。ただ、3馬身差の完敗だったように、モーリス産駒だけに晩成傾向で良くなるのはもう少し先なのではないだろうか。

オパールムーン:新馬勝ちの後のファンタジーSでも2着と好走。兄5勝、姉3勝と優秀な母(ブライアンズタイム、リアルシャダイ、ノーザンテースト)と、オールドファンにはたまらない血統背景でもあり、やれて良い。

ジェラルディーナモーリス×ジェンティルドンナという良血馬だが、3戦目の未勝利戦でのハナ差勝ち上がりだったように、まだまだ人気先行な感あり。妙味なし。

ヨカヨカ:九州産馬だけに弱い相手に3連勝を達成したが、前走のファンタジーSで5着とまさに馬脚を現した感じ。マイル実績もなく、消して妙味のタイプでは。

ポールネイロン:POGで指名した馬だけあり頑張って欲しい馬。操縦性に心配な面を覗かせる2連勝ではあるが、能力は高そうで、激走があってもおかしくない。

ルクシオン:前走は福島2歳Sで豪快に追い込み勝ちを見せたが、正直オープンというにはかなりレベルが低く、要らないのでは。

ユーバーレーベン:新馬勝ち後の札幌2歳Sで2着と、ゴールドシップ産駒の得意な条件で頑張った。その後、アルテミスSで4番人気9着と今ひとつで、ここでの激走は難しいのではないだろうか。

シゲルピンクルビーモーリス産駒でシゲルピンクダイヤの下だが、新馬勝ちでいきなりここというのは厳しい。

リンゴアメ:新馬、函館2歳Sと連勝したが、秋になって京王杯2歳Sで4番人気12着とがっかりな結果。そもそも、10番人気で勝ってしまった函館2歳Sは巧くいきすぎたのでは。

エイシンヒテン:デビュー3戦までは今ひとつだったが、その後の2戦は父エイシンヒカリ同様に逃げての連勝と、やはり逃げてこその馬。思ったより人気はないようだが、穴で楽しみな一頭。

サルビア:新馬勝ち直後に1勝クラスでも5馬身をつけての連勝。3戦目のファンタジーSでは10着惨敗に終わったが、2戦目が強かったようにここでも楽しみ。

アオイゴールド:1800mの新馬勝ちに見るとおり、スタミナ寄りでスピードと瞬発力を問われるここ向きではない。

ウインアグライア:新馬、コスモス賞と連勝をはたすも、アルテミスSで6着。早い時期にさっさと稼ぐタイプでは。

ナムラメーテル:新馬勝ち後の1勝クラスでは10着最下位。やめた感があり、着順ほど弱くないのだろうが、激走期待は難しいか。

フラリオナ:前走はききょうSで鋭く伸びて2着にきたが、ここにきて調教の動きがさらに良化している。穴として激走を期待したい。


<まとめ>
最有力:ソダシ

ヒモに:メイケイエールサトノレイナスオパールムーンポールネイロン

穴で:エイシンヒテンフラリオナ

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2020年12月11日(金) 10:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 阪神ジュベナイルフィリーズ2020
閲覧 1,692ビュー コメント 0 ナイス 5



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月13日(日) 阪神11R 第72回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・牝馬・芝1600m)

【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<賞金上位馬>

ソダシ(A)中5週
デビュー前から吉田隼騎手が毎回のように追い切りに騎乗してきた馬で、この中間も毎週同騎手がまたがっての調整を積んでいる。3週前、2週前、1週前とCWを併せ馬で入念に乗り込まれ、すべて先着。1週前追い切りでは、重心がしっかりした走りを披露していて、仕上りは良さそう。

メイケイエール(C)中4週
この中間もしっかり乗り込まれ、時計も出ているが、1週前追い切りの動きを見ると重心が高め。走りに力強さがなく、まだ走りが若い感じ。

リンゴアメ(C)中4週
調教の動きを見ると、首が上がり気味の走りをする馬。距離延長に不安は残るが、前走時の追い切りよりも今回のほうが時計は出ていて、状態面の上積みはありそう。

ヨカヨカ(D)中4週
これまでひまわり賞出走時以外は、1週前にCWで追い切られてきている馬。この中間も1週前はCWでの併せ馬を行い先着している。ただ、併走相手の馬が走らなすぎた印象で直線は併せ馬にもならなかった。前走時よりも動いているとは思うが、まだ重さの残る走り。

インフィナイト(A)中8週
この中間も前走時と同じような調教内容だが、今回のほうが時計が出ており状態は前走時以上だろう。1週前追い切りの動きを見ても、脚捌きがしっかりしていて、全体的にしっかりした走りができている。

ウインアグライア(B)中5週
この中間も1週前は美浦Pコースで直線一杯に追われてしっかりした伸びを見せている。併走馬もスピードのある走りをしていて、そのパートナーに直線だけで一気に追いついて先着した脚はなかなかで出来は良さそう。

オパールムーン(D)中4週
この中間も前走時と同じような調整内容だが、この厩舎の馬としては全体的に時計は平凡。1週前追い切りでは、楽な手応えの併走相手に対し、追われても遅れていて動きは物足りない。

ポールネイロン(B)中9週
2連勝して前走から間隔が空いているが、この中間のトレセンでの乗り込み量は少ない。ノースヒルズの馬なので、牧場で仕上げてトレセンに戻していると思われる。1週前追い切りでは、併せ馬で先着していて重い感じはなく、仕上がりは良さそう。

ユーバーレーベン(D)中5週
この中間も乗り込み量は豊富。今回は輸送があるので1週前に強めに追ってきているが、持ったままの併走馬2頭に対して追われて遅れていて、動きが物足りない。

ルクシオン(C)中3週
小柄な馬で、前走から中3週になるが1週前追い切りではCWを単走で長めから一杯に追われており疲れはなさそう。ただ前走見せた切れを見ると、距離が延びる今回のマイル戦には不安が残る。

エイシンヒテン(D)中1週
休み明けの前走がマイナス体重。パドックでは細い感じはなかったが、もう少し締まりがほしい馬体だった。今回、そこからの中1週となり、前走での馬体減から強めに追うこともできなさそうで、反動が出る心配もある。

サトノレイナス(B)中9週
デビューから間隔を空けて使われてきて、この中間も乗り込み量は豊富。前走時は速い時計が出ていたが、この中間は全体的に遅い時計の追い切りが多い。動きに関しても、まだ緩さの残る走りだが、それでも2連勝しているあたりからはこの馬の素質の高さが窺え、まだまだ良くなっていきそうな印象。現時点としては、仕上がりに物足りなさを残す。

サルビア(E)中4週
この中間は2週前が坂路、1週前がCWと追い切られているが時計は平凡。走りを見ても首が高く力強さもない。直線に坂のあるコースも向いていない印象。


<抽選対象馬(5/7)>

アオイゴールド(B)中2週
中2週となるが、1週前追い切りではともに出走するウイアグライアとの併せ馬を消化。一度、相手に前に出られたがそこからしぶとく喰らいついてなかなかの勝負根性を見せており、状態は良さそう。

ジェラルディーナ(D)中2週
お母さんと比べると小柄な馬で、トモの筋肉もまだ寂しく映る。追い切りもそれほど速い時計が出る馬でもなく、今回は間隔も詰っていて状態面での上積みはなさそう。

シゲルピンクルビー(A)中3週
前走新馬戦時の調教では好時計が出ていたが、パドックでは全体的にまだ余裕がある馬体に移った。それでも、しっかり勝ち上がるところは素質の高さ。この中間は前走時以上に速い時計が出ていて、一度使われての上積みが期待できそう。

ナムラメーテル(D)中1週
前走時馬体は増えていたがそれでも細く見えた。今回中1週で、大きな上積みは期待できそうもない。

フラリオナ(C)中9週
かなり小柄な馬で、前走から間隔を空けて使える点はプラスにはなりそう。1週前追い切りでは、CWを長めから併せ馬で追い切られており順調に調整されている感じ。


このコラムからの推奨馬は、ソダシインフィナイトシゲルピンクルビーの3頭をあげておきます。



◇今回は阪神ジュベナイルフィリーズ編でした。
先日行われたジャパンカップはとても素晴らしいレースでした。引退レースを勝利したアーモンドアイ、牡馬の意地を見せたコントレイル、そして苦しみながらも最後の最後に3着に滑り込んだデアリングタクト。3冠馬3頭による最初で最後の対決は、最高の形でエンディングを迎えることができました。残念ながら東京競馬場で観戦することはできませんでしたが、これだけのレースをテレビの前の特等席でじっくりと堪能できただけで幸せですし、きっと忘れることはないでしょう。
今回はどうしても記念に残しておきたいと思い、エクセル浜松で久しぶりに紙の馬券を買ってきました。ネット投票が多くを占める時代ではありますが、小さな紙一枚にそれぞれの思いと記憶がたくさん詰まっていて馬券を見ればその日の記憶が蘇ります。悔しい思い出だったり、嬉しい思い出だったり、そしてもちろんただの紙切れになることもあれば大金に変わるなんてことも。紙の馬券にはそんな不思議な力が詰まっています。今の時代、ネット投票でしか馬券を買ったことがない人たちもいるかもしれません。そういった人たちも、競馬場やウインズ、エクセル等で紙の馬券を買って観戦したら、もっと競馬が楽しめるのではないかと思います。



話は変わりますが、今年も12月31日に笠松競馬場で第5回ウマニティ杯くりーく賞と、第3回河内一秀記念の開催を予定しています。なお、年末の笠松開催は事前応募による入場制限が行われますので、当日来場をご検討の方は、こちら(https://www.kasamatsu-keiba.com/2020/12/03/年末開催の入場制限に関するお知らせ/)をご覧ください。

それでは次回、朝日杯フューチュリティS編(予定)でお会いしましょう。


※阪神JF出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2020年12月6日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2020年12月06日号】特選重賞データ分析編(231)~2020年阪神ジュベナイルフィリーズ~
閲覧 2,197ビュー コメント 0 ナイス 2



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズ 2020年12月13日(日) 阪神芝1600m外


<ピックアップデータ>

【“JRAのレース”において4着以下となった経験の有無別成績(2008年以降)】
×あり [0-3-1-111](3着内率3.5%)
○なし [12-9-11-67](3着内率32.3%)

 長期間に渡り好走馬の傾向が変わっていないレース。2008年以降の3着以内馬36頭中32頭は、出走時点で自身の通算3着内率が100.0%でした。一度でも4着以下に敗れたことがある馬は、思い切って評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ソダシポールネイロンメイケイエール
主な「×」該当馬→ウインアグライアエイシンヒテンヨカヨカ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつ1600m以上のレース”において1着となった経験がある」馬は2008年以降[11-10-9-71](3着内率29.7%)
主な該当馬→ウインアグライアエイシンヒテンソダシ

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エイシンヒテンの口コミ


口コミ一覧

途切れてしまったけど

 豚ミンC 2021年12月3日(金) 10:32

閲覧 416ビュー コメント 0 ナイス 22

珍しく続いていたG1◎の馬券圏内ですがジャパンCで終わってしまいました。残念。

しかしながら重賞という括りまで広げるとこれまた意外と好調(^_^;)

今週はどうでしょうかね???

※普段宣伝しませんが珍しいと言うことで数週に渡って書いてみましたが、今週でとりあえず切り上げます。宣伝すると外れだすと思っていましたがラッキーな期間で当たってくれました。感謝です(^_^;)


【G1】
スプリンターズS
◎ピクシーナイト 3人気 1着

秋華賞
◎ファインルージュ 2人気 2着

菊花賞
◎タイトルホルダー 4人気 1着

天皇賞・秋
◎エフフォーリア 3人気 1着

エリザベス女王杯
◎ステラリア   7人気 2着

マイルCS
◎ダノンザキッド 5人気 3着

ジャパンC
◎キセキ     7人気 10着


【G2】
ローズS
◎エイシンヒテン 12人気 2着

セントライト記念 
▲アサマノイタズラ 9人気 1着 一応単勝的中

オールカマー
◎ウインマリリン 2人気 1着 

神戸新聞杯
◎モンテディオ 8人気 3着

富士S
◎タイムトゥヘブン 7人気 3着

スワンS
◎ダノンファンタジー 1人気 1着

京王杯2歳S
◎キングエルメス 8人気 1着

【G3】
福島記念
◎ヒュミドール 6人気 2着

京都2歳S
◎ジャスティンロック 5人気 1着

京阪杯
◎エイティーンガール 10人気 1着 (ちなみにプロ出馬表では○タイセイビジョンを推奨)

豚ミンC

 豚ミンC 2021年11月11日(木) 21:58
あれっ!?珍しい
閲覧 605ビュー コメント 0 ナイス 27

こういうことはあまりないということで宣伝です(笑)。

【G1】
スプリンターズS
◎ピクシーナイト 3人気 1着

秋華賞
◎ファインルージュ 2人気 2着

菊花賞
◎タイトルホルダー 4人気 1着

天皇賞・秋
◎エフフォーリア 3人気 1着

【G2】
ローズS
◎エイシンヒテン 12人気 2着

セントライト記念 
▲アサマノイタズラ 9人気 1着 一応単勝的中

オールカマー
◎ウインマリリン 2人気 1着 

神戸新聞杯
◎モンテディオ 8人気 3着

富士S
◎タイムトゥヘブン 7人気 3着

スワンS
◎ダノンファンタジー 1人気 1着

京王杯2歳S
◎キングエルメス 8人気 1着


普段全く当たらない重賞なのになぜか秋になってから意外と馬券になっていてビックリ。

G1は連を外していないので(人気ばかりですが…)今週のエリザベス女王杯も◎は頑張ってほしいです。

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 ken1 2021年10月17日() 17:37
秋華賞はオークス連対馬軸→紫苑>ローズの構図、最終R平城京...
閲覧 301ビュー コメント 0 ナイス 3

★秋華賞 ※過去10年京都二千で施行も今年は阪神二千

★★A……ZI値2位以内が毎年連対、6位以内が毎年2頭3着以内
⇒◎1位9アンドヴァラナウト、1位12アカイトリノムスメ
 ○3位4ソダシ、4位11ユーバーレーベン、5位15アナザーリリック
  6位14ファインルージュ

★B……牝馬二冠における最高順位
   1着(5/1/0/5)4番、11番
   2着(0/3/3/5)12番
   3着(1/0/0/6)14番、
   4着(1/1/0/5)
   5着(0/1/0/10)10アールドヴィーヴル、
   6着以下(0/0/3/58)1,6,2,3,8、13番
   不出走(3/4/4/58)5,7,9,15,16番

★C……オークス直行かG3紫苑S組で6着以下だと(0/0/0/16)
⇒×2,6,13番

※D……勝ち馬の当日と前走、2走前の人気(11年2-1-2,12年1-1-3,
13年3-4-9,14年3-1-1,15年1-1-3,16年3-3-3,
17年3-1-2,18年1-1-2,19年4(6.9倍と3人気6.5倍と僅差)-2-3,
20年1-1-2=3人気以内9/10年、3走とも3人気以内8/10年
⇒◎4番1(2.0)-2-1、9番3-4(5.8で3人気5.5と僅差)-1

★E……1人気(4/1/1/4)桜か樫の勝ち馬が1人気なら1,2,1,1,1着、2人気以下
なら3,4,10,7,8着※ただし連対した5頭は全てオークス馬
⇒4番?

★F……前走G3昇格(16年)後紫苑S組(2/3/0/20)ローズS(0/1/4/26)
オークス不出走ローズ組(0/1/2/26)3着以内馬は紫苑S5着以内、一方4人気以下
(0/1/0/31)
⇒Δ5、9番
 Δ1,6,13,16番

★G……オークス直行組(3/0/0/12)3着以内馬が18,19,20年と3連勝中
オークス馬(5/1/0/1)※着外1頭は、前走ローズ10着惨敗
⇒○11番、12番、

H……前走条件戦組は、0.1差以下勝利(0/0/0/11)
⇒○15アナザーリリック

★★※I……関東馬(1/3/1/66)と劣勢も国枝厩舎(1/2/0/3)それ以外の2頭は1人気
⇒○12番
 ×1,3,6,11,13,14,15番

★J……キャリア10走以上(1/0/0/38)勝った16年ディアドラは唯一単オッズ
10倍未満3人気だった
⇒×5番

★K……前走千八未満で3着以内無し
⇒×7番

★L……馬体重470K以上が7/10年連対、450k以上が9/10年連対
例外14年も448kヌーヴォレコルトが2着
⇒○2,3,4,14,15番
 ▲5,7,11,12番

前売りオッズ1人気4番は、項目Eから桜1もオークス惨敗で微妙も、今年は阪神施行
で阪神2勝だけに適性でOKか、ただ買い被りは禁物

項目Gから11,12番は有力だが、国枝厩舎の12番がZI値1位だけにより優位

ローズより紫苑の流れで、14番もルメール騎乗で負け無しならここでも有力

15番は3勝級を完勝したが1F距離延長が課題で押さえ
春二冠を惜敗してローズでも1人気で惜敗と少し足りないけれど3着ありそうなタイプ
で10番も押さえには必要か
更にZI値1位でローズS1着の9番も押さえ

軸は4と12番の2頭から

馬連(4,12)→10,11,14各四百円、(4,12)→15,各三百円計9点
三連複(4,12)1頭軸=11,14ー9,10,15各二百円19点
三連単(4,12)→(4,11,12、14)→(4,10,11,12,14、15
フォーメーション各百円30点
複勝勝負は、超難解で絞れず見送り
≫≫12-14-9
馬連2250円三連複4190円三連単26410円
36.6-48.9-48.0-36.5とほぼ平均ペースも3~4角が11.5-11.3とペースアップしたのに
直線坂では12.3-12.9とまるで消耗戦の様な急落と不思議なラップ
逃げたエイシンヒテンが4着残っているのに4番は惨敗と中距離坂コースでの
不適性を露呈した格好
やはり秋華賞は桜ではなくオークスの好走が必須なのだ
そしてローズよりは紫苑が上位という流れは今年も
桜<オークス上位とローズ、紫苑の両TR勝ち馬の争い通りの決着で、たまに条件馬
が穴で桜だけ好走は駄目というレース構図が出来上がってきた


そして
★平城京S
は3,4才の阪神適性高く、現級好走か近走昇級を狙えばハンデ戦ながら当たりそう
該当は3ユアヒストリー、4メイショウドヒョウ、5アンセッドヴァウ、
10ミステリーオーソ、13ヴァーダイト
≫≫5-3-10
9-3-2人気、ZI値12-3-6

ZI値20年4-1-4、19年3-1-6,18年3-1-7,17年6-1-5
16年3-1-4

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2:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年8月15日() 22:52:46
指数 4.2
1:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年8月15日() 22:36:26
jp鉄

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2021年10月17日秋華賞 G14着
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2021年10月17日 秋華賞 G1 4着
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