ファインルージュ(競走馬)

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ファインルージュ
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写真一覧
抹消  鹿毛 2018年3月11日生
調教師木村哲也(美浦)
馬主六井 元一
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績10戦[3-4-1-2]
総賞金23,714万円
収得賞金9,300万円
英字表記Fine Rouge
血統 キズナ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
キャットクイル
パシオンルージュ
血統 ][ 産駒 ]
ボストンハーバー
セクシーココナッツ
兄弟 エストレンブランサ
市場価格3,564万円(2018セレクトセール)
前走 2022/06/05 安田記念 G1
次走予定

ファインルージュの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18477.835** 牝4 56.0 武豊木村哲也 500
(0)
1.32.5 0.233.5ソングライン
22/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 186115.432** 牝4 55.0 C.ルメー木村哲也 500
(-10)
1.32.5 0.333.4⑥⑥ソダシ
22/02/06 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 15463.312** 牝4 55.0 C.ルメー木村哲也 510
(+16)
1.32.6 0.334.0⑦⑧イルーシヴパンサー
21/10/17 阪神 11 秋華賞 G1 芝2000 167145.622** 牝3 55.0 C.ルメー岩戸孝樹 494
(-2)
2.01.3 0.135.5⑪⑪⑩⑩アカイトリノムスメ
21/09/11 中山 11 紫苑S G3 芝2000 186114.521** 牝3 54.0 福永祐一岩戸孝樹 496
(+2)
1.58.2 -0.334.2⑥⑥⑥⑤スルーセブンシーズ
21/05/23 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 1871310.4411** 牝3 55.0 福永祐一木村哲也 494
(+6)
2.25.5 1.035.1⑨⑨⑬⑮ユーバーレーベン
21/04/11 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 181215.383** 牝3 55.0 福永祐一木村哲也 488
(-4)
1.31.2 0.133.7⑧⑥ソダシ
21/01/11 中山 11 フェアリーS G3 芝1600 16595.531** 牝3 54.0 C.ルメー木村哲也 492
(+4)
1.34.4 -0.435.0⑨⑨⑦ホウオウイクセル
20/10/24 東京 3 2歳未勝利 芝1400 16363.111** 牝2 54.0 C.ルメー木村哲也 488
(+6)
1.23.3 -0.334.4⑤⑤シュアーヴアリア
20/08/23 新潟 6 2歳新馬 芝1200 18232.512** 牝2 54.0 北村宏司木村哲也 482
(--)
1.11.7 0.035.9④⑤フレンドパル

ファインルージュの関連ニュース

当歳(0歳)馬と繁殖牝馬の競り市を同日に行う「ノーザンファームミックスセール2023」が24日、ノーザンホースパーク(北海道苫小牧市)で開催。当歳馬部門では上場44頭全ての取引が成立した。最高価格馬は、フェアリーS紫苑Sと重賞2勝を挙げGⅠでも2着2回と活躍したファインルージュ(父キズナ)の半弟にあたる「パシオンルージュの2023」(牡、父エピファネイア)で、KYカンパニーが8400万円(税抜き)で落札した。

20日栗東でファインルージュの半妹など22頭の2歳馬がゲート合格 2023年9月20日(水) 14:30

9月20日(水)の栗東トレセンでは、2歳馬22頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

カチドキ(母ルナフェリーナ、牡、橋口慎)

カンカール(母ウィズペイシェンス、牝、池添学

クリノエタニティ(母クリノテレジア、牝、安達昭)

スターアドミラル(母アモールミーオ、牡、池添学

スマッシュヒット(母ダークグレイン、牡、庄野靖)

スマートマナリス(母スマートアエロ、牡、石橋守

セントオブシン(母シンメイフジ、牝、高野友)=母は2009年新潟2歳S・GⅢなど重賞2勝

ダイシンカーリー(母ダイシンパーティー、牝、吉田直)

タガノヒナタ(母タガノキャンドル、牝、石橋守)=祖母ブゼンキャンドルは1999年秋華賞・GⅠの勝ち馬

ハードメープル(母メープル、牡、石坂公)

ピースウォリアー(母メイマドンナ、牡、北出成)

ヘニーズネフュー(母クローバーナイト、牡、橋口慎)=母の半兄にGⅠ・2勝で種牡馬のヘニーヒューズ

ペロ(母ラッシュカッター、牡、橋口慎)

ヤマニンブライトン(母ヤマニンアストレア、牡、中村直)

オウケンチョコの2021(牡、牧浦充)

オーパスクイーンの2021(牡、羽月友)=半兄サンライズホープは2022年みやこS・GⅢなど重賞2勝

サラフィナの2021(牡、友道康)=母は2010年仏オークスなどフランスGⅠを3勝

ストリートキャッシュの2021(牡、清水久)=母の半兄Stately Victorは2010年ブルーグラスS・米GⅠの勝ち馬

パシオンルージュの2021(牝、須貝尚)=半姉ファインルージュは2021年フェアリーS・GⅢなど重賞2勝

ハービンジャーラスの2021(牝、石橋守

ヒシサブリナの2021(牡、庄野靖)

モルジアナの2021(牡、池添学

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【血統アナリシス】紫苑S2023 ハービンジャーとキズナが種牡馬として2連覇を達成 2023年9月8日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は紫苑S2023・血統予想をお届けします!


重賞に昇格した2016年以降、ハービンジャー(17年ディアドラ、18年ノームコア)とキズナ(20年マルターズディオサ、21年ファインルージュ)が種牡馬として2連覇を達成。なお、昨年はキズナ産駒の出走機会がなかったため、今年は改めて動向が注視されるだろう。

一方、母の父としてはクロフネが存在感を放ち、18年1着ノームコア、19年1着パッシングスルー、21年2着スルーセブンシーズ、22年1着スタニングローズと毎年のように上位を賑わせていることを気に留めておきたい。

エミューは、父ハービンジャー×母スーリール(母の父スペシャルウィーク)。同産駒は「2-0-0-7」と勝つか負けるかハッキリした結果になりやすいことも特徴のひとつ。一方、同じ母の父となる馬からも17年1着ディアドラ、20年2着パラスアテナと好走馬が出ており、前者とは「父×母の父」の配合面にも共通点を見出せる。本馬は全3勝を中山で挙げている巧者でもあり、道悪での勝利実績を踏まえれば台風の影響が残りそうな馬場も歓迎だろう。

キミノナハマリアは、父ハービンジャー×母シャドウマリア(母の父ヴィクトワールピサ)。ハービンジャー産駒であることのほか、母の父でこそないものの、2代母の父にクロフネを配された血統構成が興味深い。中山芝2000mは芙蓉Sで5着、1勝クラスの平場で2着とコース経験もあり、他場を含めても右回りの芝1800~2000mでは「2-1-2-1」と大崩れしていない。なお、同じ母の父となる馬は重賞を3勝しているが、いずれも芝2000mとなる。

グランベルナデットは、父キズナ×母ラブリーベルナデット(母の父Wilburn)。同産駒からは20年マルターズディオサ、21年ファインルージュと2頭の勝ち馬が出ているが、前者とは母系でGrand Slamの血を引く配合が、後者とは母の父がSeattle Slew系種牡馬という共通点を持つ。中山芝2000mで勝ち上がり、リステッドの忘れな草賞で2勝目を挙げるなど、2000mでは2戦2勝と底を見せていない。産駒出走機会3連覇なるかも注目だろう。


【血統予想からの注目馬】
エミュー ⑤キミノナハマリア ⑭グランベルナデット

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【血統アナリシス】ヴィクトリアマイル2023 クロフネの血を引く馬がリピーターとして活躍 2023年5月13日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はヴィクトリアマイル2023・血統予想をお届けします!


昨年はクロフネ産駒のソダシが後続に2馬身差を付けて快勝。過去には母の父にクロフネを配された19年ノームコアが当時の芝1600mにおけるJRAレコードを更新するタイムで勝利し、翌20年にも3着とリピート好走するほか、直仔にあたるホエールキャプチャが12年1着、翌13年にも12番人気でハナ差2着の惜敗を喫するなど、クロフネの血を引く馬が存在感を示してきた。

一方、21年には1~3着までをディープインパクト産駒が独占しており、1着グランアレグリアは母の父Tapit、2着ランブリングアレーと3着マジックキャッスルは母の父シンボリクリスエスとなるため、いずれも母系にSeattle Slewの血脈を持つことでも共通する。また、昨年はキズナ産駒のファインルージュが2着に好走。今後はディープインパクト系として後継種牡馬の動向も注視していきたい。

ソダシは、父クロフネ×母ブチコ(母の父キングカメハメ)。本馬は昨年の勝ち馬であるとともに、1600m戦では「4-0-2-0」と馬券圏内を外していないスペシャリスト。同産駒としてホエールキャプチャが12年1着&13年2着とリピート好走していたことを鑑みれば、本馬の舞台実績にも一目置くべきだろう。なお、初コンビを組むD.レーン騎手は19年ノームコアを勝利に導いた実績があり、クロフネの血を引く馬との相性にも気を配りたい。

ソングラインは、父キズナ×母ルミナスパレード(母の父シンボリクリスエス)。同産駒からは昨年2着のファインルージュが出ており、同じ母の父となる馬には21年2着ランブリングアレー&3着マジックキャッスルが挙げられる。本馬は全5勝が左回り、東京では「3-2-0-0-1-0」の巧者で、唯一連対を外した昨年のヴィクトリアマイルも不利が重なりながらの5着とあれば及第点か。安田記念で負かした面々からもマイルには絶対的な自信を持つ。

ナミュールは、父ハービンジャー×母サンブルエミューズ(母の父ダイワメジャー)。同産駒の出走例はノームコアに限られるが、前述のとおり同馬は19年1着&20年3着とリピート好走を果たした。本馬はクロフネの血脈こそ持たないものの、その父にあたるフレンチデピュティの血は引いており、母の父がマイルG1馬という配合にも共通点を見出しやすい。不良の桜花賞を制したキョウエイマーチの末裔とあれば雨予報も追い風となりそうだ。


【血統予想からの注目馬】
ソダシ ⑥ソングライン ⑪ナミュール

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【乗り替わり勝負度チェック!】東京新聞杯2023 馬&騎手&厩舎が揃って得意にしている舞台でさらなる前進を見せる! 2023年2月4日() 12:00

当企画のコンセプトにつきましては、コチラにてご確認ください。今週も“勝ち逃げ馬券師”新良武志氏に、注目の乗り替わりをピックアップしてもらいます。
※データは2020年以降の結果をもとに集計


編集部(以下、編) 土曜日版でもお伝えしたように先週は大勝利でしたが、新良さんは重賞の的中がなかったことを悔やまれていましたよね。

新良(以下、新) 何度も言うように、G1も未勝利も馬券の価値は変わらないとはいえ、やはり注目度の高い重賞は当てたいですから。

編 その気持ち、よくわかります。重賞に関しては、しっかりリベンジを果たしましょう。

新 そうですね。重賞も的中させたうえで、2週連続大勝利を決めたいです。

編 よろしくお願いします。日曜日は2重賞構成です。きさらぎ賞東京新聞杯、どちらに狙いを定めますか?

新 東京新聞杯ですね。きさらぎ賞よりも頭数が揃っていることもありますが、きさらぎ賞のメンバーに東京新聞杯を読み解くヒントがあったことが決め手になりました。

編 東京新聞杯を読み解くヒント! とても気になります。

新 それは、ルメール騎手がデビューから騎乗してきたきさらぎ賞オープンファイアに乗らず、東京新聞杯プレサージュリフトにテン乗りで騎乗することを選んだからです。

編 オープンファイアは人気の一角を占める期待のディープインパクト産駒ですから、確かにルメール騎手が騎手が継続騎乗しても不思議はない存在ですよね。

新 そうなんです。でも、乗らない。ということは、オープンファイアのことをそれほど高く評価していない可能性がありますよね。

編 プレサージュリフトのほうがチャンスは大きいと判断したと?

新 そう考えるのが自然ではないでしょうか。だから私は、イーガン騎手からルメール騎手に乗り替わる⑯プレサージュリフトに注目したんです。

編 そういう背景があったわけですね。

新 しかもこれ、ただの乗り替わりではありません。

編 どういうことでしょう?

新 プレサージュリフトは、ルメール騎手と蜜月関係にある木村哲也厩舎の管理馬なんですよ。イクイノックスをはじめ、強力コンビは数知れず。昨年のこのレースでは、ファインルージュに騎乗して2着に好走しています。

編 つまり、木村厩舎の有力馬にルメール騎手が跨るというだけで、大きな強調材料になると?

新 そういうことです。これまではプレサージュリフトと同じレースでそれ以上の馬に騎乗していたり、前走は正月休み中だったりと、乗れない事情が重なったため今回が初コンビになりますが、条件さえ合えばルメール騎手も乗ってみたかった1頭だと思います。ここは厩舎も鞍上もチャンス十分と考えていることでしょう。

編 そういった経緯を踏まえると、大きな期待を寄せたくなりますね。

新 東京芝1600mにおけるルメール騎手は勝率26.7%、勝利数39。15勝で2位の戸崎騎手に大差をつけてトップに立っています。コースに関しても、ベストに近い舞台と評価することができます。

編 馬は新馬戦、2戦目のクイーンCとこのコースで連勝していますから、鬼に金棒感がありますね。

新 さらに言うと、昨年2着のファインルージュだけでなく、3年前は木村厩舎のプリモシーンが勝利を収めていて、厩舎としてもこのレースを得意にしているんです。

編 完全に条件が揃いましたね。

新 木村厩舎は遠征競馬があまり得意ではありませんので、関東圏で走る今回は上昇必至とみていいでしょう。

編 馬も騎手も厩舎も得意にしている舞台で、エンジン全開といってほしいですね。

新 ここを勝つと次はかなり人気を集めてしまうので、買うならまさに今回だと思います。しっかり決めてもらいましょう!


★その他の注目乗り替わり★
東京10R ⑫ラインオブフェイト吉田豊戸崎圭太
中京11R ⑤ロゼル横山武史松山弘平
中京12R ③エコロデイジーM.デムーロ岩田望来


【プロフィール】
新良武志(しんら・たけし)
かつてはどこにでもいる競馬ファンの1人だったが、データベースソフト【TARGET】との出合いを経て、眠っていた馬券師としての素質が開花。騎手・種牡馬にウマニティU指数を組み合わせた独自のデータ活用術を考案し、常勝スタイルを確立させる。2015年秋にメディアデビュー。雑誌、WEBを中心に精力的に予想家活動を行っている。著書に『毎日コツコツ勝ち逃げリーマン馬券術』(ベストセラーズ)、『ジョッキー未来予測2019』(秀和システム)。

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【血統アナリシス】フェアリーS2023 ブラックタイド&ディープインパクト全兄弟は後継種牡馬も活躍 2023年1月8日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフェアリーS2023・血統予想をお届けします!


シンプルながらもサンデーサイレンスの直系が有力で、とくにブラックタイドディープインパクト、オンファイア全兄弟の産駒が幅を利かせている。前2者においては後継種牡馬の産駒も活躍が目立ち、昨年はキタサンブラック(=父ブラックタイド)産駒のビジュノワールが7番人気3着、2年前にはキズナ(=父ディープインパクト)産駒のファインルージュが3番人気1着と好走していた。

また、冬の中山で施行される重賞ということもあり、基本的にはパワーや底力を強調できるタイプが狙い目。過去には15年ノットフォーマル(父ヴァーミリアン)、16年ビービーバーレル(父パイロ)とダートで実績を残した種牡馬の産駒も勝ち馬として名を連ねており、17年ライジングリーズンにおいてはブルーコンコルドの姪にあたる続柄だった。ほか、近年はデインヒルを筆頭にDanzigの血脈を保持する馬も上位を賑わせている。

ヒップホップソウルは、父キタサンブラック×母ダンスファンタジア(母の父ファルブラヴ)。同産駒からは昨年3着のビジュノワールが出ており、「父ブラックタイド(=ディープインパクト)系×母の父ファルブラヴ」となる配合は19年3着グレイスアンを想起させる。本馬においては母が11年フェアリーSの勝ち馬となるため、母仔制覇のかかった一戦としても注目だろう。一方、この母の父らしい気難しさが垣間見えるので、今回も折り合いが鍵。

ミシシッピテソーロは、父ダノンバラード×母ハピネスフォーユー(母の父A.P. Indy)。同産駒は初出走となるが、ディープインパクトの直系であることは念頭に置くべきだろう。なお、「ディープインパクト系×Seattle Slew系」となる大まかな配合は21年1着ファインルージュと共通。2代母ソフォリフィクがファインモーションと同い年の従姉妹という血統背景も興味深く、同馬を介してデインヒルの血脈を保持することも傾向から強調しやすい。

ディナトセレーネは、父レッドファルクス×母ダイワミランダ(母の父ハービンジャー)。近親にダイワメジャーヴァーミリアンがいる血統で、2代母ダイワスカーレット桜花賞有馬記念など重賞を6勝した女傑。なお、昨年の勝ち馬ライラックとは3代母同士が全姉妹の間柄であることを特筆できるだろう。芝とダートで活躍した父の産駒であることも評価しやすく、東京で切れ負けしていた様子からも未勝利を勝った中山替わりで改めて。


【血統予想からの注目馬】
ヒップホップソウル ⑥ミシシッピテソーロ ⑦ディナトセレーネ

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ファインルージュの関連コラム

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G3 東京新聞杯 2022年02月06日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【馬齢別成績(2017年以降)】
○5歳以下 [5-5-5-28](3着内率34.9%)
×6歳以上 [0-0-0-30](3着内率0.0%)

 馬齢が明暗を分けそう。2017年以降の過去5年に限ると、6歳以上の馬は上位に食い込めていません。比較的若い世代の馬を重視すべきでしょう。

主な「○」該当馬→タイムトゥヘヴンファインルージュホウオウアマゾンマルターズディオサ
主な「×」該当馬→カラテケイデンスコール


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の条件が国内、かつ前走の着順が1着・前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以内」だった馬は2017年以降[4-3-2-18](3着内率33.3%)
主な該当馬→カラテファインルージュホウオウアマゾン

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2021年10月10日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年10月10日号】特選重賞データ分析編(275)~2021年秋華賞
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 秋華賞 2021年10月17日(日) 阪神芝2000m内


<ピックアップデータ>

【前走の着順別成績(2017年以降)】
○4着以内 [4-4-3-35](3着内率23.9%)
×5着以下 [0-0-1-23](3着内率4.2%)

 直近のパフォーマンスを素直に評価したい一戦。2017年以降の3着以内馬12頭中11頭は、前走の着順が4着以内でした。たとえ実績上位であっても、前哨戦で大きく敗れた馬は高く評価できません。

主な「○」該当馬→スルーセブンシーズソダシファインルージュユーバーレーベン
主な「×」該当馬→クールキャットタガノパッション


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「オークスにおいて5着以内となった経験がある」馬は2017年以降[4-3-1-5](3着内率61.5%)
主な該当馬→タガノパッションユーバーレーベン

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2021年9月17日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】馬を気分よく走らせる大野騎手/セントライト記念展望
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秋競馬開幕週の先週末は、土日ともにスピードを問われる一戦となった。

土曜の紫苑ステークスはマイル重賞勝ちの実績があるファインルージュが差し切って勝利、2着に内枠のスリーセブンシーズ、3着にも内枠のミスフィガロが入った。

日曜の京成杯AHは千二から距離を延ばして来たコントラチェックがスンナリ逃げ、勝ったのは2番枠のカテドラル、2着にコントラチェックが逃げ粘り、3着には最内枠のグレナディアガーズが入った。

そして、土日いずれの重賞でも好走を果たしたのが大野騎手だ。

~土日とも大野騎手の騎乗馬が重賞で好走した理由

先週の当コラムで、

「近年は内枠有利に戻りつつある中山芝」

と書いたが、両レースでその特徴を上手く生かしたのが大野騎手だ。紫苑ステークスでは内枠のスリーセブンシーズを上手く馬群でなだめ、直線もインに突っ込んだ。多少詰まるところもあったが、それ以上にロスなく立ち回ったメリットが大きかった。じっくりロスなく溜める大野騎手らしい騎乗が呼び込んだ2着だった。

日曜のコントラチェックは行く気に任せてスッとハナに立たせての逃げ粘り。最後は勝ち馬に惜しくも交わされたが、馬をリラックスして走らせる、やはり同騎手らしい逃げ粘りだった。

差しと逃げ、道中のスタイルは真逆だが、ともに共通しているのは馬を気分よく走らせて道中のスタミナロスを抑えていること。大野騎手は馬を気分よく走らせるのが上手いジョッキーだ。だから溜めるとキッチリ脚を伸ばすし、スピードのある馬で逃げればラストの粘りを生み出す。やや強引さには欠けるので基本的に位置取りは後ろになることが多いが、脚を溜めるのが上手いのでハマれば伸びて来る。イメージとしては昨年の秋華賞デアリングタクトに迫ったマジックキャッスルや、今年のクイーンSで最後に外から伸びてきたサトノセシルなどがわかりやすい。もちろんもっと古い例で良いなら、スノードラゴンサウンドトゥルーでのG1制覇を思い浮かべると良いだろう。

基本的なスタイルは一貫しているので、あとはハマる条件で狙えば良い。非常にわかりやすく、馬券的にも重宝するジョッキーだ。

セントライト記念の注目馬

さて、今週末は久々の3日間開催。(今週ではないが)月曜日には中山で菊花賞トライアル・セントライト記念が行われる。ココではいつも通り注目馬を一頭挙げておきたい。

タイトルホルダー(横山武騎手)

春は皐月賞3着、ダービー6着とあとひと息及ばなかったが、先行して粘り込む安定のレースぶりでG1でも大崩れしなかった。今回は相性の良い中山が舞台。久々でも動けるタイプで、どちらかといえば本番よりもトライアル向きだろう。2週目でまだまだ前が有利の中山芝も合っており、中距離での横山武騎手の信頼度も高い。相手関係からも好勝負になるはずだ。

セントライト記念の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年5月19日(水) 20:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 優駿牝馬(オークス)2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月23日(日) 東京11R 第82回優駿牝馬オークス)(3歳G1・牝馬・芝2400m)

【登録頭数:21頭】(フルゲート:18頭)

<優先出走馬>

アカイトリノムスメ(B)中5週
これまでクイーンC以外は、1週前にジョッキー騎乗で追い切られてきていて、この中間も1週前にルメール騎手が騎乗している。馬なりも併せ馬で手応えに余裕があり、使われるごとに馬は良くなっているように見える。

アールドヴィーヴル(D)中5週
新馬戦は全体的に緩い馬体だったが、そこから無駄肉が取れて前走時の馬体が今のこの馬の本来の姿。お腹からトモにかけてかなり細く、もっと全体的に筋肉がついてこないと調教で乗り込めず成長を妨げている可能性もあるし、これ以上馬体を減らさないように加減せざるを得ないのではないかと思う。実際、この中間も乗り込み量が少ない。調教での動きに関しても、素軽い走りで長く良い脚を使うというよりは一瞬の切れを活かすタイプに映り、長い直線では脚の使いどころが難しくなるのではないか。

クールキャット(B)中3週
(映像はないが、)1週前は金曜に強めに追われて、好時計がで併せ先着。前走時の追い切りではかなり抑えるのに苦労している感じだったので、直前はあまり強く追わないほうが良さそう。

スライリー(D)中3週
前走時の追い切りでは、1週前も最終追い切りも楽な手応えでグイグイ伸びていたが、今回の1週前追い切りでは強めに追われていたが伸び脚は物足りず。小柄な馬で疲れがあるような感じ。

ソダシ(A)中5週
この中間も2週前にビッシリ追われ、この時点で仕上りは良さそう。1週前はCWで3頭併せの内に併せてレースでの折り合いを想定した内容。今回は輸送があるので最終追い切りはテンションを上げないように馬なりで十分で、ここまで順調な調整内容。

タガノパッション(C)中2週
前走が中1週、今回が中2週で、再度の関東圏輸送。なかなか追い切りを行えるローテーションではなく、状態をキープするので精一杯。前走時のパドックではトモがまだ寂しく映り、距離延長も厳しい条件となりそう。

ファインルージュ(A)中5週
前走時は休み明けだったが、最終追い切りで持ったまま抜群の手応えで先着と動きは良かった。この中間は日曜坂路での時計が前走時よりも速くなっていて、前走を一度使われての上積みがありそう。


<賞金上位馬>

ホウオウイクセル※故障のため出走回避

ウインアグライア(B)中3週
休み明けの前走時はパドックでまだ余裕がある馬体に見えた。この中間は、1週前追い切りでは強めに追われてグッと伸びていて、前走を使われての上積みが窺える。

エンスージアズム(C)中5週
かなり小柄で桜花賞のパドックでもトモが寂しく見えた馬だが、この中間は乗り込み量豊富で1週前にはかなり強く追われてきており、疲れはなさそう。非力な馬なので、この距離だと長い感じもするが。

ステラリア(A)中5週
クイーンC当時は、追い切りでは首が高めで重心も高いような走りをしていたが、ここにきての成長が感じられる一頭。今回の1週前追い切りでは、終いグッと前に伸びる感じに変わり、時計も速くなってきている。

ストライプ(E)中5週
坂路で速い時計の出る馬だが、この中間は大きな馬の割に乗り込み量も少なく1週前の坂路での時計も物足りず。

ククナ(A)中5週
桜花賞では人気が落ちたものの出来自体は良かった馬。1週前追い切りでは時計はそれほど速くないものの、動きに関しては勢いがあり今回も出来は良さそう。

ユーバーレーベン(B)中3週
休み明けの2戦とも追い切りの動きは良かったが、勝ち切れなかった。この中間も南Wでの動きは良く、引き続き良い状態で出走できそう。


<抽選対象馬(4/5)>

スルーセブンシーズ(B)中7週
跳びが大きく力強い走りをする馬で、今回の1週前追い切りでも重心が低くなって伸び脚も抜群に良かった。

ニーナドレス(C)中7週
2戦2勝でここを迎える。この中間は同厩舎の力のある馬たちと併せ大きく先着と、仕上がりの良さが漂う。

ハギノピリナ(D)中2週
2200m戦を2連勝中も、追い切りでは目立つ時計は出ておらず、間隔も詰っていて特に良い感じはない。

パープルレディー(C)中3週
休み明けの前走時にしっかり乗り込まれていて、多少良くなっている感じはある今回の1週前追い切りでの動き。ただ、力強さがなく物足りない印象は否めず。

ミヤビハイディ(C)中5週
この中間乗り込み量は少なく、1週前では速い時計は出ているが併走相手の馬たちに比べるとモタモタしていて、動き、伸び脚ともに物足りない。


<除外対象馬>

スウィートブルーム(D)中2週
小柄なタイプでもトモの踏み込みは力強い馬だが、これ以上馬体は減らしたくないところ。その点、今回中2週でここ数戦のようにジックリ乗り込めない点はマイナス。

メイサウザンアワー(B)中3週
これまで間隔を1ヶ月以上空けて使ってきている馬で、前走も休み明けでかなり入念に乗り込まれ、今回そこからの中3週。前走時のパドックではいくらか馬体に余裕、今回1週前追い切りで終い速い時計が出て、と上積みが窺える。


このコラムからの推奨馬はソダシステラリアククナファインルージュの4頭をあげておきます。



◇今回はオークス編でした。
阪神JFの勝利騎手インタビューで、ソダシについて『課題がありますし、もっと鍛えて人馬の信頼関係を築いていきたい』と吉田隼人騎手が言っていました。デビュー前から追い切りに毎回のように騎乗してきているのは知っていたので、このようなコメントは少々意外でしたが、逆に言えばそれだけソダシには見た目以上に難しい面があるということなのだろうと思います。ただ、ソダシ陣営の凄いところはそこから桜花賞までの調整過程です。桜花賞コラムでも書きましたが、チューリップ賞にも使えるような時期に厩舎に戻し、毎週のようにいろいろな課題をクリアしていくための調教内容を施し、吉田隼人騎手も信頼関係をさらに強固なものにするため毎週のように追い切りに騎乗し調整していました。
今の競馬は外厩調整が主流の時代。これだけの人気馬を在厩で育てるよう任せてもらっている厩舎、ジョッキーはかなりやりがいがあるのではないかと思います。そして、それができるオーナーも凄いと思いますし、大きなレースをいくつも勝っている背景には、運だけではなくそのこだわりや人と人との信頼関係があるようにも感じています。
そして私のように調教内容を重視した予想をしている者にとっては、外厩で調整されているとどんな調整をしているのかはっきり分からないところがあるのですが、ソダシのようにトレセンで調整してくれていると調教時計、追い切り映像とデータがたくさん手に入るので個人的にはすごく助かります。
ソダシという馬は、デビュー前の調教からこれまで併せ馬では遅れたことがないくらい勝負根性のある馬です。その一方で、切れる脚がないタイプ。だからこそ、桜花賞サトノレイナスに騎乗したルメール騎手があの乗り方で負かしに行ったのだと思っています。倒すには外から並ぶ間もなく抜き去るしかない、と。それでもそれを凌いで勝ち切ったことは、関係者の努力と、それに応えた馬との間にある信頼関係で勝ち取った勲章と言って差し支えないものでしょう。
そしてオークス桜花賞を先行してあの時計で走れる馬ですし、ジョッキーとの信頼関係もバッチリなので、距離は問題なさそう。コーナー4つのコースで息を入れることができますし、走りを見ると左回りのほうが断然に向いていると思いますので、ソダシにとっては桜花賞よりも向いているのではないかと思っています。なかなかコロナが終息せず暗い世の中ですが、緑のターフを駆け抜ける白馬の走りが、希望に満ちた世の中へと導いてくれることを願いたいものです。


オークス出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年5月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】キズナ産駒の特徴/NHKマイルカップ展望
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天皇賞(春)ワールドプレミアが制覇。最終的には3番人気だったが、本来であれば1番人気になっていたような馬だろう。不正受給の件で多少心証が悪かったと推測できるが、もちろん馬には罪がなく、結果的にオッズは美味しくなった。

あくまでも予想はフラットに…という意味では買い時だったのかもしれない。

~同期のキズナエピファネイアの比較

その天皇賞(春)で1番人気の支持を集めたのはディープボンドキズナ産駒初のG1勝利が懸かっていたが、残念ながら2着止まりだった。

同産駒のこれまでの重賞クラス別成績は以下の通り。(※データはいずれも先週終了時点)

G3(5-0-5-36)
G2(4-2-1-14)
G1(0-2-1-25)

G1ではマルターズディオサの阪神JF2着、ファインルージュ桜花賞3着、そして今回のディープボンド天皇賞(春)2着とあと一歩勝ち切れていない。逆にG2~G3では強く、G1前のトライアルでは数多くの活躍馬を輩出している。前述のG1好走馬3頭も、直近のレースではすべて勝利して挑んでいた。

これは偶然ではなく、キズナ産駒は好位抜け出しの正攻法の競馬が得意で、よく言えば素直、悪く言えば大物感に欠ける面があるためだ。実際過去の重賞で追い込みによる馬券圏内は2000年の京成杯を制したクリスタルブラックのみで、多くが逃げ~好位抜け出し。スローになりやすく90点の競馬で勝てるトライアルはそれで通用するが、120点の競馬を必要とされる本番になると、何かにやられる…というのがこれまでのパターンになっている。

ちなみに、現役時代も、そして種牡馬としても同期となるエピファネイア産駒の重賞クラス別成績は以下の通り。

G3(1-1-5-23)
G2(1-3-2-9)
G1(4-2-1-3)

キズナ産駒とはまるで逆の傾向で、G1で圧倒的な強さを示している。もちろんこれは無敗の3冠馬デアリングタクトの成績が多く含まれているのは確かだが、それ以外にもエフフォーリア皐月賞制覇他、オーソクレースアリストテレスといった面々がG1で好走している。一方で相手が弱いはずのG2やG3では勝ち切れず、とりわけG3では1番人気馬4頭が出走し未勝利。デアリングタクト金鯱賞で取りこぼしたのも傾向通りだったのかもしれない。

キズナ産駒とエピファネイア産駒の大きな違いは折り合い面。比較的素直で操縦しやすいタイプが多いキズナ産駒と比べると、エピファネイア産駒は父同様に折り合いが難しい印象がある。それだけ聞くと良くないことのようだが、逆に言えば、難しさを抱えながら結果を出しているともいえるわけで、だからこそハマれば大一番で激走するスケールの大きさがある。

さて、そんな中で今週末のNHKマイルカップにはキズナ産駒のバスラットレオンニュージーランドトロフィーを制して挑む。バスラットレオンも同産駒らしい先行馬で、前走も逃げ切り勝ち。これまでの傾向通りならば、2~3着まで…ということになるが、手薄な印象もするメンバー構成だけに、今回は果たしてどうだろうか。

なお、念のため補足しておくと今後キズナ産駒をG1で軽視せよということではない。データは所詮データでしかないので、その中身を精査することに意味がある。

~NHKマイルカップの注目馬

というわけで、今週末はNHKマイルカップ。注目馬を一頭を挙げておきたい。

ソングライン

桜花賞でも注目したが道中メイケイエールが掛かり気味で暴走したあおりを受ける不利を受け万事休す。2走前の紅梅ステークスの勝利内容はさらに上のクラスでも…と思わせたものだっただけに、前走が実力ではないはずだ。ちなみに本馬もキズナ産駒。同産駒らしい操縦性の高さも備えた差し馬なので、混戦の今年は出番もあるはずだ。

※NHKマイルカップの最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年4月16日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】例え距離が延びても器用なソダシは有利/大混戦の皐月賞
閲覧 2,514ビュー コメント 0 ナイス 2



桜花賞阪神ジュベナイルフィリーズからの直行2頭のワンツーフィニッシュ。休み明けの馬が好走するシーンもすっかり見慣れたものになったが、改めて時代の変化を実感させられる一戦となった。

ソダシは好位から安定した立ち回りで抜け出し。追い込んできたサトノレイナスの勢いが良かったため、距離が延びたら逆転…と思いたいが、案外この差は大きい気もする。苦しい競馬で差を詰めて来たサトノレイナスは当然オークスでも有力。だが、逆にソダシが一見恵まれる競馬ができるのはそれだけレースセンスが良く前で流れに乗れるからでもあり、器用さという点で一日の長がある。距離延長大歓迎というタイプではないが、折り合いにも不安がなく、順調ならこちらもオークスでは有力だろう。

負けた組の中では、馬体の維持がカギにはなりそうだが距離延長歓迎の5着アールドヴィーヴル。穴っぽいところでは9着に敗れたが、距離が延びて良さそうなホウオウイクセルには改めて期待したい。

~低調なトライアル戦線の中で唯一水準級なのは…

それにしてもクラシックの出走馬を見ていると、本当に直行組が増えた。このことによって、予想する上では少々悩みが増える。比較が難しくなるだめだ。桜花賞で馬券のキモになったのは3着のファインルージュ。こちらはフェアリーSからの直行ローテだったが、同レースはあまりクラシックに繋がるイメージがなく、その印象もあり8番人気という評価にとどまっていた。先週は主流路線のチューリップ賞のレベルが高くないことを当コラムで指摘したが、今週末の皐月賞においても、トライアルのレベルを考えるのは重要になりそうだ。

今年の各レースのメンバーレベルを振り返ると、まず低レベル戦だったのは京成杯グラティアスが無敗で制したこのレースは、実質的に少しレベルの高い1勝クラス程度のメンバー構成だった。2着タイムトゥヘヴンはその後マイル重賞で好走したが、全体としては低調だった。

スプリングSも未勝利勝ち直後のボーデンが人気を集めたように、全体のレベルは高くなかった。勝ったヴィクティファルスは距離が延びて良さそうだし、2着アサマノイタズラは引き続き人気もなさそうだが、メンバーレベルを考えると積極的に買いたいとまでは言いづらい。

数々の名馬を輩出してきた弥生賞も、今年は低レベル戦。ダノンザキッドの出走こそあったが、その他はマイル路線から距離を延ばしてきたシュネルマイスターがいたくらいで、1勝クラスの馬も多数含まれる10頭立てのレース。近年はかつてほど地位が高くなくなっているが、今年もその傾向通り。タイトルホルダーが逃げ切ったレース内容も単調なもので、差し損ねた感のあるダノンザキッドは見直しが可能だろうが、それでも大きくプッシュできるかというと微妙なところだ。

ラーゴムが制したきさらぎ賞も同様で、レース内容自体も少頭数で単調なもの。好位から押し切ったラーゴムは今の荒れ馬場への適性は高そうだが、果たしていきなりのG1でどうだろうか。

その中で唯一水準のメンバーレベルにあり、当方配信の競馬ノートでも水準を意味する【C】ランクを付けたのが共同通信杯。勝ったエフフォーリアは直行となるが、2着ヴィクティファルス、3着シャフリヤールがその後重賞を制したのも納得といえば納得。

無敗でこのレースを制したエフフォーリアは、そういう意味では有力ということになるが…。そのエフフォーリアにしても気掛かりな点がひとつ。それは多頭数のレースを経験していないことだ。今は重賞が増えた上に直行組も増えたので、そもそも多頭数になる2歳戦は少なくそのこと自体は馬のせいではないのだが、揉まれた経験のなさというのはタフな馬場で行われる多頭数の皐月賞では少し不安になる。

皐月賞の注目馬

というわけで、考えれば考えるほどあまり買いたい馬がいない皐月賞なのだが…。

個人的な期待は、ダノンザキッド

弥生賞のレベルが高くないと言いつつ推奨するのか! という感じだが、その弥生賞はタイトルホルダーの楽逃げで単なる立ち回り戦。ホープフルSに続いてズブさを見せたダノンザキッドは差し遅れて敗れてしまったが、今回は開催終盤のタフな馬場。前走のようにただの立ち回り戦になる可能性は低く、改めて期待したい。ある程度出して行ってくれる川田騎手も、先行馬が少ないメンバー構成においてはプラス材料だろう。

もっともそうは言っても、あまり積極的に買いたいという感じでもないし、勝ち切るかと問われれば微妙な気がするのも正直なところで、安定感はあるが2~3着の可能性の方が高いような気も…。混戦模様の一戦なので、買い方も工夫して狙ってみたい。

最後にもう一つ気になるのは週末の天気。またしても中山競馬場は雨予報が出ており、今の馬場に雨が降るとタフな馬場になる可能性が高そう。内枠の先行馬は不利になり、隊列次第では中枠の差し馬、外枠の好位差し馬あたりが有利になりそうだ。枠順を眺め、気象予報を気にしつつ結論を出すことになりそうだ。

皐月賞の最終本命は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ファインルージュの口コミ


口コミ一覧
閲覧 79ビュー コメント 0 ナイス 2

★東京新聞杯 

近10年のデータから

★A……ZI値5位以内が9/10年連対、毎年3着以内、5位以下が連対8/10年
⇒○1位6マスクトディーヴァ、2位9ウンブライル、3位7ジャスティンカフェ、
13トゥードジボン、5位5ウインカーネリアン、16アヴェラーレ

★B……5人気以内が毎年連対
⇒○1人6番、2人7番、3人9番、4人5ウインカーネリアン、5人16アヴェラーレ

C……3着以内馬は、前2走で、aG1で3着以内4/30、bG2で3着以内5/30、
cG3で3着以内6/30、dOPで3着以内3/30、e3勝級勝ち7/30、
fOP以上で2人気以内2/30、例外3頭は、19年サトノアレス(18年2)
20年プリモシーン(前々走1人気4走前Vマイル2)
クリノガウディー(4走前中京記念2、朝日杯2)
※マイルG1連対かリピーター
⇒○a6,7,9番
  bなし
  c13番
  d2アスクコンナモンダ、11マテンロウスカイ
  e4ルージュリナージュ
  f16アヴェラーレ
  ★g5番

※D……○4歳 (4-5-4-27)10.0% 22.5% 32.5%
   5歳 (2-3-5-29) 5.1% 12.8% 25.6%
   6歳 (4-1-1-31)10.8% 13.5% 16.2%
   7歳上(0-1-0-31) 0.0% 3.1% 3.1%
※×4歳馬で当日7番人気以下(0-0-0-14)
※6才の6頭は、14年ホエールキャプチャ(Vマイル1)15年ヴァンセンヌ
(1~3勝級3連勝中)アルフレード(朝日杯1)16年スマートレイアー(秋華賞2)
22年カラテ(21年1着)23年ウインカーネリアン(関屋記念1)
=マイル重賞勝ちかG1連対
7才以上は16年エキストラエンドはリピーター
⇒○3,6,8,9,10,12,15番
 ▲(7番マイルCS3、ダービー卿2)16番(関屋記念1)
★ 5番(23年1)
 ×1番

※E……○牝馬(4-4-2-11)勝率19.0%連対率38.1%複勝率47.6%
    牡・セン(6-6-8-107)4.7%    9.4% 15.7%
※Vマイル1,秋華賞2,桜花賞2、
当該コース(2/0/1/0)で2走前3勝級勝ち、Vマイル2,フローラS2,秋華賞2,
=G1連対、東京重賞連対、コース適性あり
⇒○6番《秋華賞2)9番(NHKマイル2)12コナコースト(桜2)

★F……1枠(2-0-1-13)
   2枠(2-2-0-13)
   3枠(1-1-0-17)
   4枠(3-2-0-14)
   5枠(1-1-2-15)
   6枠(1-2-3-13)
   7枠(0-1-2-17)△
   8枠(0-1-2-16)△
※7番から内が毎年連対

※G……勝ち馬は、過去6年の優勝馬はいずれも前年以降の芝1600メートルでの3着内率が60.0%以上
⇒◎2,7,9,11,12,13番

※H……前走国内G1組の牝馬(4.2.1.2)牡馬セン馬(1.1.1.14)※10頭は前年夏以降重賞3着以内
あり、該当の牝馬なら(4/2/1/0)なしだと(0/0/0/2)
⇒◎6番
 ▲7番 
 △9番

※I……前走G3組3着以内馬8頭で、4頭は前走京都金杯3着以内、残り4頭は前々走で、
2頭は重賞で連対、2頭は本競走と同じ東京芝1600mのオープン特別か3勝クラスで勝利
⇒○13番(金杯3)
 ×1,3,4,8,10,12,14,15,16番

J……前走OP組は、前走のキャピタルSかニューイヤーSで2番人気以内、
かつマイル重賞の連対実績、またはマイルG1で3着以内か東京マイル重賞勝ち
⇒○なし



マイルG1実績では、朝日杯連対の3,10番がいるが成長性無いのか近走不振
9番はNHKマイル2着からだが過去好走例が無いせいかルメール騎乗でも3人気
マイルCS3着からの7番が有力だが、昨年も1人気で4着でここも2人気と絶対視されていない
が、1人気で連対2頭はいずれも4才なので、今年は巻き返しは可能か
1人気6番は、22年ファインルージュ同様、前走秋華賞2着からの臨戦だが、ファインルージュは
桜3着実績があったのに対して6番はマイル未出走で未知の距離で絶対視はリスクある

好走例多い4,5人気はリピーターながら7才で頭の無い5番と、京都金杯4着の前々走も
スワンS7着でデータ外の16番、ただし大外で頭は辛いが3走前関屋記念勝ちがあり
押さえは必要か
本来なら7人気以下で好走例無い4才馬だが、リバティアイランドと接戦した6番が
1人気ならば桜花賞でリバティアイランドの2着した12番が押さえが必要
更に前走マイルOP勝ちながらそこで3人気がネックな11番も今年のメンバーなら
押さえが必要

軸は、項目Gの勝てる馬の中から、項目A、B,D,Fを加味すると
7,9番だが、何故か13番が外目枠だけで嫌われて人気落としているのなら絶好の狙い目
勿論12番の巻き返しも可能性大で、6番があっさり勝つレースでは無いと考えたい

馬連(5,6、7)→9,11,12,13各三百円、ただし6,7,9,13番同士はカット、
5,7,16番同士もカットで計10点
三連複(5,6,7)=(9,11,12,13,16)各二百円、ただしオッズ40倍未満カット
6人気以下は1頭のみにして合計28点
三連単(7,9)→(5,6,7,9,12,13)→(5,6,7,9,11,12,13,16)
フォーメーション万馬券以上各百円、ただし6,7,9,13番同士の1,2着は無しで合計24点
複勝勝負は、超難解で絞れず見送り
≫≫1-5-8
5番が逃げる想定通りも6番が出遅れ、淡々と流れ後方差し馬には辛い流れ
好位の内から突いてきた1番が前の8番を抜き、粘る5番を交わしてゴール
番手マークの13番は早々に垂れて中団11番伸びず9番も垂れる
7,16番も後方まま、9,12番は明らかに太め残りだった
データ的には壊滅状態( ̄▽ ̄;)
1番は当該コース持ち時計1.31.7が最速で(1/2/0/1)コース適性あり3走前メイS勝ちが
ポイントだったか
8番はダービーで0.2差6着、4走前スプリングS2着、東京勝ちあって、鞍上がこのレース
(1/2/2/1)の岩田に乗り替わりだった
修正ポイントは、東京(特にマイル~二千)実績と持ち時計
4走前までの遡った実績、改めて内枠有利再認識
2番がハナ差4着ー前走OP3着なら東京マイル2着あるなら押さえが必要なのか
上位人気に懸念要素はあったが上位全滅での波乱までは読み切れず残念(ー'`ー;)

 うま歴41 2022年8月12日(金) 22:46
関屋記念とかけまして  安田記念の1番人気ととく 岩田に乗...
閲覧 348ビュー コメント 0 ナイス 1

豹変するでしょう。1枠1番の岩田騎乗のイルーシヴパンサー ルメールがもどり豪華な顔ぶれで福永がいないくらいのメンバーで、 岩田周辺が安田記念を彷彿させる。その時イルーシヴパンサーと同枠のファインルージュから撃沈した当方ですが、同枠馬にチャンス到来、ファインルージュの分を取り返そう。馬券№55

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 しんちゃん52 2022年6月27日(月) 06:18
CBC賞&ラジオNIKKEI賞①
閲覧 512ビュー コメント 3 ナイス 35

おはよ~♪

6月27日ですね!

昨日の宝塚記念はヒシイグアスから買ったのにも関わらず、

タイトルホルダーを切ってしまって万事休す。

自分で選んだ道だから仕方ないけどね。

上半期のGIはこんなんが多かったね。

安田記念のソングライン、宝塚記念のロータスランド、

NHKマイルカップのマテンロウオリオン、

ヴィクトリアマイルのファインルージュ等々。

結構軸馬は来てるんだけどね、何故か当たり馬券は皆無。

馬券下手ぁ~。

まあそれでも昨日は府中のメインと最終が当たったんで

珍しく土日プラス、そして土日共に写真判定に救われました。

なので気分は良か良かばい(^^♪

更に広島の延長戦を制して5連勝で借金完済!

秋山クンも広島へ入団が決まったみたいなんで

流れが来てるかな?

今週はヤクルト・ジャイアンツとの連戦だけど

今までの借りを返しましょ!

ではまたね(^^♪

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2022年6月5日安田記念 G15着
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2022年6月5日 安田記念 G1 5着
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