シャマル(競走馬)

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写真一覧
現役 牡6 鹿毛 2018年2月23日生
調教師松下武士(栗東)
馬主金山 敏也
生産者岡田スタツド
生産地新ひだか町
戦績20戦[9-2-2-7]
総賞金6,630万円
収得賞金10,100万円
英字表記Shamal
血統 スマートファルコン
血統 ][ 産駒 ]
ゴールドアリュール
ケイシュウハーブ
ネイティヴコード
血統 ][ 産駒 ]
アグネスデジタル
クラックコード
兄弟 リラボニートイドロボニータ
市場価格
前走 2024/03/26 黒船賞 G3
次走予定

シャマルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/26 高知 5 黒船賞 G3 ダ1400 12--------1** 牡6 57.0 川須栄彦松下武士 504
(--)
1.27.6 -0.4----ヘルシャフト
24/02/29 名古 10 かきつばた記 G3 ダ1500 12--------4** 牡6 57.0 川須栄彦松下武士 517
(--)
1.33.2 0.6----サンライズホーク
24/01/28 東京 11 根岸S G3 ダ1400 163638.397** 牡6 57.0 川須栄彦松下武士B 510
(+10)
1.25.0 0.936.3エンペラーワケア
23/07/09 中京 11 プロキオンS G3 ダ1400 1623----** 牡5 58.0 坂井瑠星松下武士B 510
(+10)
-- ------ドンフランキー
23/05/31 浦和 11 さきたま杯 G2 ダ1400 10--------** 牡5 56.0 川田将雅松下武士 500
(--)
-- ------イグナイター
23/05/04 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 13--------4** 牡5 57.0 川田将雅松下武士 509
(--)
1.39.7 0.4----メイショウハリオ
23/03/14 高知 4 黒船賞 G3 ダ1400 12--------1** 牡5 57.0 川田将雅松下武士 506
(--)
1.28.3 -0.6----ヘリオス
22/12/21 園田 11 兵庫GT G3 ダ1400 12--------2** 牡4 58.0 川田将雅松下武士 523
(--)
1.27.5 0.2----ラプタス
22/12/04 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 1671323.275** 牡4 57.0 川田将雅松下武士B 516
(-1)
1.52.5 0.637.2ジュンライトボルト
22/10/10 盛岡 12 MCS南部杯 G1 ダ1600 16--------3** 牡4 57.0 川須栄彦松下武士 517
(--)
1.34.7 0.1----カフェファラオ
22/09/21 浦和 11 オーバルスプ G3 ダ1400 11--------1** 牡4 55.0 川須栄彦松下武士 509
(--)
1.25.8 -0.2----リメイク
22/08/25 佐賀 10 サマーチャン G3 ダ1400 12--------1** 牡4 57.0 川須栄彦松下武士 510
(--)
1.25.5 -0.4----コウエイアンカ
22/06/01 浦和 11 さきたま杯 G2 ダ1400 11--------3** 牡4 56.0 川須栄彦松下武士 515
(--)
1.25.3 0.0----サルサディオーネ
22/04/20 大井 11 東京スプリン G3 ダ1200 13--------1** 牡4 56.0 川須栄彦松下武士 520
(--)
1.10.5 -0.0----リュウノユキナ
22/04/03 阪神 12 なにわS 3勝クラス ダ1200 166121.911** 牡4 57.0 川須栄彦松下武士B 518
(+4)
1.11.1 -0.935.1ジゲン
22/03/05 阪神 10 橿原S 3勝クラス ダ1200 166123.012** 牡4 57.0 川須栄彦松下武士B 514
(+4)
1.11.4 0.236.5ボイラーハウス
22/01/29 中京 11 伊賀S 3勝クラス ダ1200 16234.216** 牡4 56.0 川須栄彦松下武士B 510
(+4)
1.12.4 0.837.4⑥⑨メイショウミライ
21/08/28 新潟 9 岩室温泉特別 2勝クラス ダ1200 15345.031** 牡3 54.0 川須栄彦松下武士B 506
(-8)
1.09.8 -0.336.3ララクリュサオル
21/08/08 新潟 7 3歳以上1勝クラス ダ1200 15232.611** 牡3 54.0 川須栄彦松下武士B 514
(-10)
1.11.4 -0.837.0ゴイゴイスー
21/07/25 新潟 2 3歳未勝利 ダ1200 1561022.761** 牡3 56.0 川須栄彦松下武士B 524
(+4)
1.11.0 -0.336.9ロードレイライン

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シャマルの関連ニュース

黒船賞を制したシャマル(栗・松下、牡6)は状態を見て、かしわ記念(5月1日、船橋、JpnⅠ、ダ1600メートル)を視野に入れる。11着のサンライズホーク(栗・牧浦、騸5)は、さきたま杯(6月19日、浦和、JpnⅠ、ダ1400メートル)が目標。

★神奈川記念3着のユティタム(栗・須貝、牡4)は、オアシスS(4月20日、東京、L、ダ1600メートル)へ。

★洛陽S10着のリューベック(栗・須貝、牡5)は、マイラーズC(4月21日、京都、GⅡ、芝1600メートル)に向かう。

【高知・黒船賞2024】山崎エリカのダートグレード攻略 穴馬候補は前年兵庫ゴールドT入着の地方馬 2024年3月25日(月) 11:45

 黒船賞は高知で行われる唯一のダートグレード競走。昨年までは年明け最初のスプリント戦だったが、今年よりかきつばた記念が2月下旬に移行し、かきつばた記念→黒船賞の順で行われる。昨年までのかきつばた記念は同年の黒船賞を0.2秒差以上で優勝した2020年のラプタス、2021年のテイエムサウスダン、2022年のイグナイターがここでも連対していることから、今後はかきつばた記念を0.2秒差以上で優勝したかきつばた記念の勝ち馬が出走してきた場合には要注意だ。

 また、黒船賞は前年のJBCスプリント以来の短距離の別定戦ということもあり、かつては前年のJBCスプリントの連対馬がよく出走し、それらが活躍していた。近年はそれらが高額賞金のサウジアラビアのリヤドダートスプリントやドバイのドバイゴールデンシャヒーンに向かう傾向。

 しかし、前年のJBCスプリントの連対馬が出走してくれば当然有力。斤量58kg以下の馬に限れば、過去10年の成績は【1・2・0・0】と連対率100%となっている。1着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年と2015年のドリームバレンチノ。遡れば2013年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。

 また、近年はJBCスプリントの連対馬が出走しないことにより、新興勢力がよく出走してきている。その中でも同年のダ1400mのJRAオープン特別やリステッド競走を勝利した馬が最有力で、過去10年の成績は【2・2・0・0】。1着の該当馬は、2019年のサクセスエナジー、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2016年のニシケンモノノフ、2021年のスリーグランドだ。

 さらにスプリント路線よりもレベルの高いマイル路線組も有力。前年のイルCS南部杯で3着以内だった馬の過去10年の成績は、【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2014年のセイクリムズン、2023年のシャマル。2着の該当馬は、2018年のキングズガード、2023年のヘリオス。3着の該当馬馬はモジアナフレイバー。遡れば2013年に前記に該当していたダイショウジェットがこのレースで2着に善戦している。

 他では同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内だった馬も活躍。それらの過去10年のこのレースでの成績は【0・1・1・0】。2着の該当馬は2022年のヘリオス、3着の該当馬は2016年のタールタン。遡れば2012年の2着馬トウショウカズン、2013年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。

 その他、前年のカペラS3着以内馬かつ、前走でダ1200m~1400mに出走している馬も活躍している。それらの過去10年の成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2015年のダノンレジェンド、2着の該当馬は2020年のテーオージーニアス、3着の該当馬は2018年のブルドックボスだ。

 カペラSで3着以内でも2022年に前走でダ1600mのフェブラリーSに出走していた二シケンモノノフは1番人気で5着、2019年に前走で芝1200m戦に出走していたサイタスリーレッドは2番人気で7着と、むしろ人気を裏切る傾向があるのでご注意を!!

 最後に穴馬候補を紹介すると、前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬だ。2018年に9番人気で1着のエイシンヴァラー、2022年に3番人気で1着、2023年に2番人気で3着のイグナイター、2015年に5番人気で3着のタガノジンガロも、前記の条件を満たしていた。また、前記3頭とも園田所属馬という共通項があった。

 2018年のエイシンヴァラーは、第1回(1998年)のリバーセキトバ以来の地方馬の優勝だったが、近年は地方馬が底上げしており、該当馬が出走していた場合には、積極的に相手候補に加えたい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のかきつばた記念を0.2秒差以上で優勝した馬。
 ・今回が斤量58kg以下の前年のJBCスプリントの連対馬。
 ・同年のダ1400mのJRAオープン特別、リステッド競走を勝利した馬。
 ・前年のイルCS南部杯の3着以内馬。
 ・同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内の馬。
 ・前走でダ1200m~1400mに出走している、前年のカペラSで3着以内馬。
 
 ●穴馬候補
 ・前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬。

 ●危険な人気馬
 ・前走でダ1200m~1400m以外に出走していた、前年のカペラS3着以内馬。

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【4歳以上次走報】昨年のきさらぎ賞2着オープンファイアは順調なら御堂筋Sで復帰 2024年3月1日(金) 11:53

★昨年のきさらぎ賞2着オープンファイア(栗・斉藤崇、牡4)は順調なら御堂筋S(24日、阪神、3勝、芝2400メートル)で復帰する。

かきつばた記念を制したサンライズホーク(栗・牧浦、騸5)は、状態を見ながら黒船賞(26日、高知、JpnⅢ、ダ1400メートル)へ。同4着シャマル(栗・松下、牡6)も同レースへ。

★京都金杯6着メイショウシンタケ(栗・千田、牡6)は東風S(10日、中山、L、芝1600メートル)へ向かう。

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【直撃取材!プロ予想家最速予想】フェブラリーS2024「霧」「nige」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2024年2月15日(木) 11:00


毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第54回はフェブラリーSについてnigeプロ・プロの2名にお話を伺いました。今週の当欄でも激走馬への見解は聞かれるのでしょうか?! 早速、ご紹介していきたいと思います。



nigeーレース分析眼を磨き抜いたダート予想界の俊英


ダートレースに絞り、コース形態・馬場・展開・力関係・前走内容など、あらゆるファクターを徹底検証! ダート予想界を席巻するnigeプロにフェブラリーSについてお聞きしました。

―予想のポイントからお願いします。

「東京ダート1600m適性」と「展開」です。中央競馬のなかで、ダート1600mは東京にしかありません。それも、芝スタートのワンターンコースで、直線もかなり長いなど特徴もあります。好走実績があるにこしたことはないですし、初めてなら東京ダート1600mに合う適性なのかの見極めが重要です。

―たしかに初めて走る馬が多いですね。

あと、今年も1200mのJBCスプリントを走っていた馬や、芝を使っていた馬の参戦があるので、展開も予想する際に重要になります。

―コース適性と展開をふまえ、注目馬を3頭ほどお願いします。

まずはオメガギネスです。前走の東海Sは、じわっと好位を取ろうとしたら、1コーナーに入るところでかなり行きたがって、向正面中盤まで折り合いに苦労していました。この消耗に加えて、戸崎騎手が「道中、けっこう伸びて走っていた」と言っていて、力も出し切っていません。

―行った行ったのような競馬だと思っていたのですが、ベストな走りではなかったんですね。

高速馬場適性が高いですが、グリーンチャンネルC前は高速馬場に対応できるかを不安視していたくらいです。中山の乾いた良馬場での脚(※1勝クラス1着時)を見ていると良馬場でも不安はありません。

―不安要素が少ないですね。2頭目はどの馬になるでしょう。

キングズソードです。前走の東京大賞典は、最内から外に出そうとしたものの出せず、向正面でも外にずっと馬がいてほぼ直線だけ。結果的に、ウィルソンテソーロの奇襲逃げの影響を、最内で一番受けてしまったレースでした。

―前走は力どおりではなかったと。東京マイルは初めてになりますが、不安はないとみますか。

初めての東京ダート1600mですが、JBCクラシックを勝つ前まではかなりの軽い馬場適性を見せていたので、距離短縮して迎える東京ダート1600mを見たいと思っていた馬です。この見立てが正しければ、不完全燃焼レースから巻き返していいと思います。

―そこそこオッズもつきそうですし、非常に楽しみですね。もう1頭挙げるなら、どの馬になるでしょうか。

ウィルソンテソーロです。前走の東京大賞典は、奇襲の逃げがハマりましたが、ウシュバテソーロが強かったというレース。負けましたが、前々走チャンピオンズC2着の出遅れからの追い込みと違って、初めて逃げての2着。脚質に柔軟性があるところを見せました。

―この馬は東京ダート1600mの経験がありますよね。

東京ダート1600mを勝っているのですが、1800mに距離を延ばした3勝クラスでパフォーマンスを上げています。あと、2000m以上のマーキュリーCや白山大賞典も好内容だったので、1600mでどれだけパフォーマンスを落とさないで走れるかがポイントになると思います。

―経験があるだけで必ずしもプラスではないと。最後に個人的にはタガノビューティーが気になっています。前走の根岸Sは負けすぎの感じもしますが……。

負けすぎに見えますが、あのレースはアイオライトが出遅れて、出脚が鈍くなってきているヘリオスが楽に逃げました。メンバーレベルに対してペースが遅すぎて、馬場もタフだったので前にいないと何もできなかったレースです。参考外としていいと考えています。

―今回のメンバーでも、通用する力はありますか。

この馬の能力を出し切れば、十分好走できるレベルの走りができます。でも、能力を出し切れるのかは「石橋騎手」次第。タガノビューティー騎乗時は、外追走で直線外だと間に合わない意識が強いのか、直線に入るまで馬群に入れてスムーズに走れないリスクの高い騎乗を選ぶケースが見られます。どれだけスムーズに走れるかは重要です。

―人気も落ちるでしょうし、力を出し切ってほしいですね。

ただ、過去10年のフェブラリーSで根岸Sから参戦の馬で好走したのは1着馬【4-1-1-3】か、2着馬【0-1-2-3】だけ。3着以下【0-0-0-42】で1頭も好走馬が出ていないという厳しい現実もあります。この点も含めてどう判断するかになると思います。私は前走に関して、根岸Sとしては異常レースと考えているので、人気が落ちるならありがたいと思っています。理想は、出たなりで内に入っていかないような外目の枠ですね。


取材後記:東京ダート1600m適性に頭を抱えるレースで、非常に参考になりました。タガノビューティーには好枠を引いてほしいですね。


ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ


戦歴、レース内容や指数の研究により、的確に出走馬間の力関係を把握し、そこへ長年の馬券生活で育まれた豊富な血統知識をブレンドして、コンスタントに人気薄の激走を見抜くプロ。今年のフェブラリーSはどう映っているのでしょう?

―混戦に映りますが、出走馬を見ていかがでしょうか。

メンバーが多彩で、一見難しい感じもしますが、上位と下位に分かれるのではないかという印象です。

―その上位にあたるのはどの馬でしょうか。

ウィルソンテソーロキングズソードドゥラエレーデなど、東京大賞典を経由してきた組ですね。あと、オメガギネスは出られるんですよね。

―出走が叶いましたね。この馬も上位ですかね。

うーん、ただ人気しすぎな気がするんですよ。

―1番人気みたいですからねえ。ひとまず、ウィルソンテソーロからお聞きします。ここ2戦はG1で連続2着、今回は久々のマイル戦です。

チャンピオンズCは追い込み、東京大賞典は逃げと、極端な競馬で近走の評価は難しいですが、マイルのほうが長い距離より好印象です。

―短縮は向くと。勝ち負けまであるイメージですか。

このメンバーだと不思議はないですよね。ダート界の一軍というか、本当の一線級は海外に遠征していますから。

―多彩だけど寂しいというか……。距離を短縮する馬、延長する馬も混在していますが、距離路線別でどちらを評価すべきでしょうか。

フェブラリーSはG1らしく厳しい流れになりやすいので、スタミナや底力が活きるイメージなんですよ。そう考えると、短縮してきた馬のほうが走りやすいですかね。

―その観点からも、東京大賞典組はよさそうですね。続いて、キングズソードはどうでしょうか。

この馬のお兄さんのキングズガードは、1400mの追い込み馬でした。

―ちょっとタイプが違いますね。

ただ、本当に違うのかと。キングズソードは1400mが一度だけで、中距離を中心に使われてきましたが、実はマイル向きな気もしています。後ろから行くケースが多いですが、走り自体は前向きですし、指数的には1700mを使った阿蘇Sがいいです。

―なるほど。これは楽しみですね。

あと、枠の関係もあるのか、砂を被っても気にしないのをいいことに、すごく厳しい位置に入ることが多いんですよね。

―その印象はかなり強いですね(笑)。

本来シニスターミニスターの産駒は、砂を被りたくないイメージがあります。近走、砂を被らず走れたのはJBCクラシックだけで、そのレースは圧勝していますし、まあ、モレイラ騎手ではありましたが……。外枠で見たいですが、はたして芝スタートに対応できるのかという別問題も出てきます。

―上位馬にも不安要素が多く悩ましいですねえ。

コース適性が高く、安心できる軸馬がいないですよね。

オメガギネスは東京ダート1600mの馬ではありませんか。

この馬自身が過去に走ったコースで、最も適性があるのは今回のコースだと思います。グリーンチャンネルCはインパクトのある競馬でした。ただ、不良馬場なんですよね。ロゴタイプの産駒、母父ハービンジャーで見た目には芝血統、速い馬場が向いたと捉えられなくもありません。人気するのも頷けるし、勝たれても「ああ、そうか」という感じではありますが。

―疑う余地はあると。上位組として名前の挙がったドゥラエレーデについてもお願いします。

近2走はG1でも好走していて、展開は向いてますが「3歳でこれだけやれるのか」と、わりと高い評価はしています。セントライト記念は力みながらハナを切っていたので、マイルの流れがフィットする可能性もありますし、何よりムルザバエフ騎手ですからね。

―ここまでの上位組4頭だと、一番安心感があるのはどの馬でしょうか。

ん~、鞍上込みならドゥラエレーデかなあ。でも今年のメンバーなら、ガイアフォースに本命を打とうかなとかも考えますね。

―おお。この馬は『プロのキーホース診断』で取り上げられていましたね。

芝から参戦する馬で、狙うならこの馬ですよね。『爆穴はコレ』で豚ミンCさんも触れていましたが、走りがクロフネっぽいと私も感じています。

―お二方ともとなると、俄然走りそうな気がしてきます(笑)。

厳密に言うと、ソダシっぽい感じがします。

―へえ~、そのソダシフェブラリーS3着でしたよね。あの年は道悪でしたが。

今回のガイアフォースは、そこまで人気はしないでしょうし、面白いと思います。

―ほかに穴っぽいとこで期待できそうな馬はいますか。

タガノビューティーですかね。前走の根岸Sはひどい競馬でしたから。

―出遅れからスローで展開向かずですね。あの一戦で見限らなくていいと。

石橋脩君をいつまで乗せるのかというはありますけどねえ(笑)。肝心な時に出遅れているイメージで。下手な騎手ではないと思うんですけど。あとは、ドンフランキーが飛ばしてくれるといいですが、シャマルとかサンライズホークが回避したので、そのあたりがどう出るか。もう1頭穴でおすすめできるセキフウも似たような脚質で。

―展開も鍵で、落ち着いちゃうとなあ……といった感じですね。

落ち着いちゃうとオメガギネス……、というか人気サイドで決まりそうですね。

―最終的に馬券はどう組む予定で考えてらっしゃいますか。

うーん、枠が出ないと何とも言えないですよね。ガイアフォースキングズソードが外枠の場合、あとドゥラエレーデが思ったより人気がない時など、条件付きで3頭が本命候補ではあります。


取材後記:ほかに、レッドルゼルは取材時の想定どおり3人気なら嫌いたいとのこと。枠の並びとドンフランキーが鍵ですかねえ。


以上、プロ予想家2名のフェブラリーSへの見解と注目馬を紹介しました。お二方ともに高評価はキングズソード、穴馬ならタガノビューティーでしょうか。枠順等含めた最終結論に注目ですね。


(文・垣本大樹)

⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!(予想をアップする時間帯は予想家によって異なります。)
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※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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シャマルはフェブラリーSを回避してかきつばた記念へ 2024年2月14日(水) 13:23

フェブラリーSに登録があったシャマル(栗・松下、牡6)は同レースを回避し、かきつばた記念(29日、名古屋、JpnⅢ、ダ1500メートル)に向かうことが14日、分かった。松下調教師は「川須騎手で行きます」と語った。

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【先取り!重賞出走馬最速診断】フェブラリーS2024 王者不在で混戦必至! 的中の鍵は初ダート馬に? 2024年2月12日(月) 11:00


週末の的中へ向け、いち早く重賞の出走予定馬を先取り! 今回はフェブラリーSに出走予定の10頭を診断します。


イグナイター
中央から園田への移転後は現地で無双状態。一昨年、交流重賞でも2勝を挙げ、その後は強敵相手でも大崩れせず。昨年のJBCスプリント競走で悲願のG1初制覇を果たした。前傾ラップを番手から押し切ったが、当日はかなり時計のかかる地方馬向きの馬場。冬の乾燥した砂は向くものの、中央の馬場でどこまで。

ウィルソンテソーロ
昨年のチャンピオンズC2着馬。先行力を活かすタイプも、出遅れてしまい後方から3頭目。道中はインをロスなく回り、直線は外へ出されると差し脚が光った。前走の東京大賞典は一転してハナを切り、スローペースに落とし2着。勝ち馬が強すぎたものの、力を示した。スタートさえ決まれば好勝負に。

ガイアフォース
一昨年のセントライト記念勝ち馬が、ダート初参戦。昨年はマイル路線でも善戦し、展開不利の天皇賞秋を5着と健闘。小倉芝2000mの1勝クラスに、1分56秒8の快時計があり、スピードの持続力は高い。ワンターンはプラスに働くため、レイアウト自体は向く。馬場が渋ると面白いのでは。

キングズソード
昨年のアンタレスS3着馬。当日は重馬場、逃げ馬の作るしまった流れを、道中はラチ沿いの2桁位置を追走。直線も内に進路を取り、一時2番手まで押し上げたが脚色が鈍った。その後、2走前タフな馬場のJBC競走を4馬身差圧勝には驚き。前走の東京大賞典5着は展開不利。流れと仕掛けひとつで巻き返しも。

シャマル
ダート1200~1400mの交流重賞を4勝。一昨年は距離の長いチャンピオンズCでも5着と、能力は高い。3走前のさきたま杯は競走中止、2走前のプロキオンSは除外。前走約半年ぶりの根岸Sは9番人気7着。スローペースを3番手で運ぶ理想の形だった。これを休み明けとみるとか、衰えとみるか。

タガノビューティー
左回りのワンターンに強く、東京ダート1400mの根岸Sは一昨年3着、昨年2着。前走にあたる今年は、スタートで後手を踏み最後尾を追走。前半3ハロン35秒8では厳しく、直線で脚を使っているものの、3番人気13着に敗れた。流れが向いた前々走の武蔵野Sは2着に走っており、人気を落とすようなら。

ドゥラエレーデ
一昨年のホープフルS1着、UAEダービー2着の二刀流。直近2戦はダートを走り、チャンピオンズC3着、東京大賞典3着。いずれも番手からしぶとさを活かす競馬。ダート4戦は【1-1-2-0】と着内を外していない。マイルでも流れに乗れそうだが、東京の直線は凌ぎ切るのになかなか長い。

ドンフランキー
昨年のプロキオンS勝ち馬であり、直近2戦はスプリントのクラスターC2着、東京盃1着。500キロ台後半の大型馬ながら、渋った馬場のスピード勝負にも対応できる。マイル以上は2度使われ、芝のアーリントンC12着、1勝クラス(中京ダート1800m)7着。おそらくハナだが、強気には乗れないはず。

ミックファイア
昨年の南関東3歳クラシック三冠馬。4番人気の羽田盃、圧倒的支持を集めた東京ダービーを、いずれも番手から6馬身差の圧勝。JDDは、先行勢を見る好位の外、終始外を回る競馬でも2馬身半差。ただ、古馬初対決の前走は、立ち上がるようなスタートとはいえ、9頭立ての8着。中央の一線級相手だと厳しいか。

レッドルゼル
3年前のJBCスプリント勝ち馬であり、昨年のフェブラリーSは2着。マイルは長く、出していきづらいため後方から。前半3ハロン34秒6の流れを、4角14番手から上がり最速の脚を使い追い込んだ。前走は同じ舞台の武蔵野Sを、58キロで3着と未だ健在。流れが向けば侮れない。


(文・垣本大樹)

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 兵庫ゴールドトロフィーは、ダートグレードでは数少ないハンデ戦。中央馬と地方馬のハンデ差が大きく、中央のトップハンデ馬は、2011年のスーニや2016年のドリームバレンチノのように、ハンデ59.5㎏を背負わされることもある。対して地方勢のハンデは軽く、同年のダートグレードで連対実績がなければ、51~54kgの軽ハンデで出走することが大半だ。

 このためこのレースは、地方勢が穴を開けることが多く、過去10年で地方馬の1着こそないが、2着5回、3着5回と好成績。2013年には6番人気のエプソムアーロンが2着と好走し、馬連1万1380円、3連単15万7590円の高配当決着になったこともある。

 それ以外でも2014年に4番人気のジョーメテオが2着、7番人気のサクラシャイニーが3着、2019年も8番人気のイルティモーネが2着、9番人気のサクラレグナムが3着と好走している。これらが人気薄で好走した地方馬の共通項は、【1】ハンデが51~53㎏だったこと、【2】近2走のどちらかで圧勝か、近2走とも連対していること。

 エプソムアーロンは前走で1.5秒差、サクラシャイニーは前々走で2.8秒差の圧勝。ジョーメテオ、イルティモーネ、サクラレグナムは近2走とも連対していた。つまり、ハンデ53kg以下、近2走のどちらかで1.5秒差以上の圧勝か、近2走とも連対している馬が穴馬候補となる。

 逆に中央馬は前々走のダートグレードで連対した、前走JBCスプリントの出走馬が着順に関係なく有力となっている。過去10年のこのレースでの成績は、【3・3・0・0】と連対率100%。1着の該当馬は、2015年のレーザーバレット、2020年のサクセスエナジー、2022年のラプタス。2着の該当馬は、2015年と2016年のドリームバレンチノ、2020年のベストマッチョ。遡れば2012年の2着馬ダイショウジェットや2011年にハンデ59.5Kgを背負ってこのレースを優勝したスーニも、前記に該当している。

 さらに近5走以内に同年のダートグレードで2勝以上の馬も、過去10年のこのレースでの成績は【1・3・2・0】と有力。1着の該当馬は、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2018年のサクセスエナジー、2021年のラプタス、2022年のシャマル。3着の該当馬は、2016年のノボバカラ、2020年のラプタス。このタイプは2016年以降の出走が目立つが、遡れば2011年の優勝馬スーニもこれに該当していた。

 また前走で中央のダートグレードに出走していた、前々走でダ1400m以下の中央の古馬オープン、リステッドで勝利か、ダートグレードで連対していた馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・1・0・0】と勝率100%となる。1着の該当馬は、2017年のグレイスフルリープ、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2022年のシャマル。遡れば2012年の勝ち馬ティアップワイルド、2011年の2着馬セイクリムズンも前記に該当している。

 その他、それまでの実績次第でハンデを背負わされることになるので滅多に出走してこないが、前走のカペラSで連対した馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・0・1・0】で、複勝率100%となっている。1着の該当馬は2016年のニシケンモノノフ、3着の該当馬は2016年のノボバカラだ。

 あとは園田はタフなダートで時計が掛かるため、ややテンの遅い揉まれ弱い馬が出走してくることが多々。このため余力に疑問のある前走のJBCスプリントで3着以内だった馬を除く、近2走でダートグレードか中央の古馬オープン、リステッドに出走し、4角先頭だった馬も活躍している。それらの過去10年のこのレースでの成績は【3・2・3・0】。

 1着の該当馬は、2014年のメイショウコロンボ、2020年のサクセスエナジー、2022年のラプタス。2着の該当馬は、2021年のラプタス。3着の該当馬は、2015年のポアゾンブラック、2016年のノボバカラ、2020年のラプタス。昨年のラプタスは4番人気で逃げ切り勝ちしているように、このタイプは人気よりも好走することが多いので、要注意だ。

 最後に一応紹介しておくと、同年のダートグレードで連対実績のある3歳馬も出走してくれば有力。それらの成績は過去10年で【1・0・0・0】で、該当馬は2019年のデュープロセスのみだが、2010年にはラブミーチャンが3着、2009年にラヴェリータが3着、2008年にはスマートファルコンが1着と好走している。ダートグレードで連対実績のある3歳馬がこのレースに出走してくることは稀だが、格の高いレースを連対している3歳馬は当てになる。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前々走のダートグレードで連対した、前走JBCスプリント出走馬。
 ・近5走以内に同年のダートグレードで2勝以上の馬。
 ・前走のカペラSで連対した馬。
 ・前々走で中央のオープン、リステッドで勝利かダートグレードで連対していた、前走中央のダートグレード出走馬。
 ・近2走でダートグレードか中央の古馬オープン、リステッドに出走し、4角先頭だった馬(前走でJBCスプリントに出走し、3着以内だった馬を除く)
 ・同年のダートグレードで連対実績のある3歳馬。

 ●穴馬候補
 ・ハンデ53kg以下、近2走のどちらかで1.5秒差以上の圧勝か、近2走とも連対の地方馬。


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2023年9月19日(火) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~テレ玉杯オーバルスプリント2023~
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 2011年にグレードレースとして生まれ変わり、今年で12年目のテレ玉杯オーバルスプリント。このレースは小回りで直線の短い浦和であることや先にJpnII・東京盃が控えていることもあり、中央勢が手薄になることが多い。この影響もあって2013年にはセイントメモリー(大井)が優勝し、18・19年にはノブワイルド(浦和)が連覇を達成するなど、他のダートグレードと比べると南関東勢の活躍が目立っている。

 またこのレースは一昨年に1番人気のラプタスが10着に大敗するなど、昨年シャマルが1番人気で優勝するまでの11年間も1番人気が一度も勝っていなかった。このことから「1番人気は勝てないレース」とも言われていた。その理由のひとつとして、このレースが別定戦(基準重量4歳以上54Kg、3歳52kg、牝馬2kg減)で行われることが挙げられる。

 実際に2011年以降、斤量58Kg以上の1番人気馬や過去1年以内に3歳以上のダートグレード勝ちのない前走敗退の1番人気馬は全て4着以下に敗れている。該当馬は2011年のナイキマドリード(4着)、2012年のダイショウジェット(4着)、2013年のガンジス(5着)、2017年のリエノテソーロ(5着)、2018年のウインムート(8着)、2021年のラプタス(10着)。

 一方、斤量が57Kgまでの1番人気馬で、過去1年以内に3歳以上のダートグレード勝ちのあるか、前走南関東の重賞を勝利していた馬はここで有力。2011年以降【1・2・2・0】と1番人気にそれなりに応えられている。1着の該当馬は、2021年シャマル。2着の該当馬は、2014年のエーシンビートロン、2016年のソルテ2着。3着の該当馬は、2015年のタガノトーネル、2020年のノブワイルドである。

 その他、買いなのは前走で8月の後半に行われる新潟ダ1200mのオープン(2013年以降はNST賞)に出走していた馬。それらの過去10年の成績は【2・0・1・0】と複勝率100%だ。1着の該当馬は、2014年のキョウエイアシュラ、2016年のレーザーバレット。3着の該当馬はデュアルスウォードだ。2012年には前記に該当のアースサウンドが優勝している。どの馬も4着以下だったことから、着順に関係なく本命候補にして良さそうだ。

 さらに前走でクラスターCに出走し、3角3番手以内で3着以内だった馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・2・1・0】と、複勝率100%である。1着着の該当馬は、2017年のサイタスリーレッド。2着の該当馬は、2013年のタイセイレジェンド、2018年のオウケンビリーヴ。3着の該当馬は、2017年のブルドッグボスだ。浦和1400m戦は前の位置が取れるほうが有利なだけに、前走でテンの速い1200m戦で前に行っている馬が活躍している。

 また前走で浦和1400mのさきたま杯かプラチナCに出走し、4角先頭から押し切り勝ちした馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・2・0・0】と、連対100%である。1着の該当馬は、2019年のノブワイルド、2着の該当馬は、2016年のソルテ、2020年のベストマッチョ。プラチナCが重賞に格上げされたのは2018年からだが、過去4年で2頭が前記に該当している。

 あとはこのレースよりより格上の前年の東京盃JBCスプリント、同年のさきたま杯のどれかで2着以内だった馬も善戦している。それらの過去10年の成績は【0・2・2・0】。2着の該当馬は、2014年のタイセイレジェンド、2016年のソルテ。3着の該当馬は、2020-2021年のコパノキッキング、2022年のティーズダンク。過去10年では該当馬が少ないが、前記に該当の2012年のラブミーチャンは2着、2011年にはスーニが優勝し、2012年のスーニは3着している。

 最後に人気薄で好走しているタイプはというと、前走で南関東の1600mのオープンか重賞に出走していた馬だ。2013年の優勝馬セイントメモリー(4番人気)、2021年の2着馬ティーズダンク(5番人気)、2013年の3着馬ジョーメテオ(6番人気)、2016年の3着馬レガルスイ(7番人気)、2018年の3着馬トーセン、ハルカゼ(5番人気)2021年の3着馬アランバローズ(3番人気)がそれに該当。このパターンは過剰に人気がないので、ヒモ穴にはお勧めだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・斤量が57Kgまでの1番人気馬で、過去1年以内に3歳以上のダートグレード勝ちのあるか、前走南関東の重賞を勝利していた馬。
 ・前走で8月の後半に行われる新潟ダ1200mのオープン(現在は、NST賞)に出走していた馬。
 ・前走クラスターCに出走し、3角3番手以内で3着以内だった馬。
 ・前走でさきたま杯かプラチナCに出走し、4角先頭で勝利した馬。
 ・前走で1.5秒以上負けていない3歳馬。
 ・前年の東京盃JBCスプリント、同年のさきたま杯のどれかで2着以内だった馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で南関東の1600mのオープンか重賞に出走していた馬。

 ●危険な1番人気馬
 ・斤量58Kg以上馬や過去1年以内に3歳以上のダートグレード勝ちのない前走敗退馬。

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2023年8月30日(水) 12:20 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~サマーチャンピオン2023~
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 サマーチャンピオンは2020年まではクラスターCと同週のお盆に行われていたが、2021年からはクラスターCから中1週で行われている。日程上はクラスターC組も出走できることになる。またサマーチャンピオンはハンデ戦で行われるため、クラスターCと比べるとメンバーが手薄になりがちだったが、時期を変更したことでこの9月のオーバルスプリント→10月の東京盃を予定している馬が出走するなど、以前よりも好メンバーが集うようになった。

 2012年から2020年までの優勝馬8頭が重賞初制覇だったが、近2年は重賞ウイナーが優勝している。今後は傾向が変わりそうだが、現状の最有力は近2走とも中央のダ1400m以下に出走し、中央のダ1400mのオープン特別かリステッド競走を勝利している新興勢力だ。それらの過去10年のこのレースでの成績は【4・0・1・0】。1着の該当馬は、2014年のエーシンビートロン、2016年のグレイスフルリープ、2020年のサヴィ、2021年のラプタス。3着の該当馬は、2015年のレーザーバレットである。

 次いで有力なのは、近2走以内に1400mのダートグレードで連対している馬だ。それらの過去10年の成績は【2・1・3・0】。1着の該当馬は、2021年のラプタス(ハンデ58.5kg)、2022年シャマル (ハンデ57Kg)。2着の該当馬は、2017年のタムロミラクル(ハンデ55kg)。3着の配当馬は、2015年のレーザーバレット(ハンデ55kg)、2020年のコパノキッキング(ハンデ58.5㎏)。2010年にハンデ59㎏を背負わされたスーニが4着に敗れていることから、ハンデ58.5kg以下であることを条件に狙ってみたい。

 またダ1400m以下の3勝クラス勝ちの実績があり、ダートグレード未勝利の3~4歳馬の上がり馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【0・3・1・0】。2着の該当馬は、2019年のヒザクリゲ、2020年のメイショウテンスイ、2013年のガンジス。3着の該当馬は、2017年のウインムート。2012年には前記に該当していたテイクアベットが優勝している。また、その馬もハンデ56Kg以下という共通項があった、

 さらにサマーチャンピオンより格上の前年の東京盃JBCスプリント、同年のさきたま杯のどれかで3着以内だった馬も善戦している。それらの過去10年の成績は【1・0・2・0】。1着の該当馬は2022年のシャマル、3着の該当馬は2020-2021年のコパノキッキングと過去10年では該当馬が少ないが、前記に該当の2012年のラブミーチャンは2着、2011年にはスーニが優勝し、2012年のスーニは3着している。

 このようの格上のレースで好走している馬は、ハンデを背負うことになるが、2012年のスー二はハンデ59.5㎏と、過去10年でもっとも重斤量を背負わされながらも3着と好走している。このように実績馬は斤量が重くても、善戦はしてくるので警戒したい。

 一方、前走でプロキオンSで3着以内だった馬は、このレースで全滅している。過去10年の該当馬は、2014年のガンジス(4着)、2020年のヤマニンアンプリメ(1着)の2頭だが、2012年のトシキャンディ (7着)。前走が休養明けだったという共通項があり、二走ボケによるものが大きい。そのうえハンデも背負わされるために、馬群に沈むという図式になるのだろう。そこは疑ってかかりたいものである。

 そして穴パターンは、やっぱり地方馬。このレースの過去10年で連対した地方馬は、2014年のピッチシフター(2着)、2015年のタガノジンガロ(2着)、2018年のエイシンバランサー(2着)で全て4番人気以下。このうちエイシンバランサーを除く3頭には、過去1年以内にダートグレードで4着以内の実績があった。遡れば2012年のラブミーチャン(2着)もそうである。

 さらにこのレースは過去10年で地方馬が2度3着に好走しているが、その2頭にも過去1年以内にダートグレードで4着以内の実績があった。該当馬は2014年のコスモワッチミー(6番人気)、2014年のタガノジンガロ(4番人気)である。このことから実績のある地方馬は一考したい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・近2走以内に中央のダ1400mのオープン特別かリステッド競走を勝利している馬。
 ・近2走以内に1400mのダートグレードで連対実績のあるハンデ58.5kg以下馬。
 ・ダ1400m以下の3勝クラス勝ちの実績があり、ダートグレード未勝利の3~4歳馬。
 ・前年の東京盃、JBCスプリント、同年のさきたま杯のどれかで3着以内の馬。

 ●穴馬候補
 ・過去1年以内のダートグレードで4着以内の実績がある地方馬。

 ●危険な人気馬
 ・前走のプロキオンSが休養明けで3着以内だった馬。

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シャマルの口コミ


口コミ一覧
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【危険視して妙味】

危:ヘリオス セ8 56 武豊

ダートグレード常連で重賞好走を何回もしてきた実績は上位とも思える存在も、緩やかだが確実にピークは下降線、競馬の上手さがある同馬にとって力勝負になりやすい大井コースもプラスとは思えず、前走の黒船賞でシャマルはともかく、ヘルシャフト・タイガーインディといった地方勢にも先着を許した走りにも不満が残り、人気を考えると見送りたい。



【最終予想】

◎アームズレイン 牡4 56 松若

前優位の流れを味方につけたにせよ根岸S②着の実績は評価、

りんくうSでも、クロジシジョーに完勝でJRA勢の中で能力面でヒケをとることはないと思っています。

展開面からもテイエムトッキュウの外で前をみながらレースができるのも優位に運べそうだ、距離短縮もプラスで人気面からも狙いは本馬、初めての大井コースだけは不安材料だが・・。



〇テイエムトッキュウ 牡6 56 北村友

ダートグレード常連のリュウノユキナ、オーロラテソーロを一蹴したカペラSの強さは本物、ここの結果次第では今年の短距離ダート路線の主役にもなりかねない存在と思われるが、1分12秒台と時計の掛かる競馬となった室町Sは⑤着、大井開催された、

JBCスプリントも1分12秒台決着だけにSP決着にならなそうな

大井の砂適性は正直不安、休み明けもあまりよくはないタイプだけに軸には不向き。

能力の違いで一気に逃げ切ってしまうかもしれませんが、惨敗のシーンも・・。



△ジャスティン 牡8 57 西

既に8歳となり全盛期とはいえないが、昨年のJBCスプリント、

イグナイター・リメイクといった強豪相手に見せ場タップリの

④着は評価できるもの、森泰斗騎手からの手替わりには首を捻るものの、先行決着の流れなら。



△マルモリスペシャル 牡5 56 御神本

近2戦結果が出ていないが、1200Mへの距離短縮とワンターンコースに替わることは吉とではしないか、Hペースの見込める組み合わせで末脚が活きるなら食い込みも。



×クロジシジョー 牡5 56 戸崎

中央OPを2勝の実績なら能力通用、鞍上も大井を庭としてきた戸崎騎手な文句のないところも、450キロ台と馬格があまりない同馬にとって、重くなった大井の砂適性には不安を抱く、脚質から展開的なリスクが高い馬を①人気で勝負するのは腰が引けるというのが心情・・、ノーマークにはできないがヒモで抑える程度でよいか。



×ギシギシ 牡6 56 吉原

1200Mだと先行策は望めないが、激流をもイメージできるメンバー構成、鞍上に吉原騎手を迎えたのもプラス材料、流れ次第では馬券内も。



※:全くの人気薄だろうが、ボイラーハウス・スナークダヴィンチの2頭の末脚がどうしても気になり三連のヒモで抑えておきたい。

 ちびざる 2024年3月26日(火) 22:33
【交流重賞】黒船賞(JpnⅢ)の結果
閲覧 93ビュー コメント 0 ナイス 14


1着:②シャマル
2着:⑧ヘルシャフト
3着:⑩タイガーインディ


1着の②シャマルは無印
2着の⑧ヘルシャフトは無印
3着の⑩タイガーインディは無印

でした。


私の注目馬の④サンライズホークは11着でした。


予想買い目は、

ワイド
④→⑪


でしたので、予想はハズレました。_| ̄|○



私の注目馬の④サンライズホークは11着でした。
スタートは五分に出ました。
道中は、3番手を追走。
勝負所で失速して直線へ。
直線で伸びきれずも11着でした。
スタートは良かったのですが
終始、押っつけ通しで行きっぷりが良くなかったですね。
勝負所で失速してしまいました。
本調子ではなかったみたいですね。


1着の②シャマルについて。
スタートは五分に出ました。
道中はハナに立ち、マイペースで逃げました。
勝負所でペースを上げて直線へ。
直線でもしっかり脚を伸ばして逃げ切りました。
スタートが上手く決まり、自分のレースができたと思います。
鞍上込みで次走が楽しみですね。

的中された方々、おめでとうございます。🎉

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 競馬が大好き(複勝男 2024年3月26日(火) 01:46
黒船賞
閲覧 138ビュー コメント 0 ナイス 2

黒船賞

3月26日 火曜日 高知競馬場 右回り

ダート1400M JpnⅢ 4歳以上

過去10年父系

サンデーサイレンス系   5-3-4 出走馬  7頭
ミスタープロスペクター系 2-0-4      3頭
ヒムヤー系        2-0-0      0頭
ノーザンダンサー系    1-0-0      1頭
ナスルーラ系       0-4-2      1頭
ヘイルトゥリーズン系   0-3-0      0頭 計12頭

過去10年別頭数
9回 12頭  1回 11頭

過去10年人気別馬券内

9回 2番人気
6回 1番人気
5回 3、4番人気
3回 5番人気
1回 6、9番人気

過去10年最高オッズ馬券

単勝 24340円 複勝 1020円 枠 29480円 馬連 29650円 馬単 105040円

ワイド 5790円 3連複 14200円 3連単 290640円

出走馬の個人的な評価

競馬ブックポイント◎3ポイント○2ポイント▲1ポイント◬0.5ポイント

サンライズホーク 9ポイント
(重賞3連勝中でこのダート短距離のカテゴリーでは1つ抜けだした感があるので今回も逃げか番手から進めて押し切る競馬をするかなと、まぁ難しい面がる馬なので乗り難しさは見せているんだけどそれでも勝ってきているので逆らいにくさはある。)

ヘリオス 4ポイント
(今回も前走と同じ56Kgで出走できるのが魅力。乗り替わりですが先行が出来れば力は出せるし距離がベストなので8歳でもこの距離では崩れてない。)

マルモリスペシャル 3ポイント 着差 0.2
(休み明けで状態がどうかですがまだ5歳で伸びしろもあればいいんですが、キャリアもそれなりに積んでいるの馬か。前走はスタートで失敗したこともあるので五分のスタートが出来るか?)

シャマル 3ポイント 着差 0.6
(今年3戦目で去年の成績不振からそろそろ巻き返してくる気配があるので、穴馬かなと思うけど過去の実績では1.2位を争うぐらいだから、まぁ人気はすると思うので。)

ヘルシャフト 0.5ポイント
(地元ではこれが1番強い評価で内容もいいので今回中央馬相手でどこまで通用出来るか?逃げか先行で地力勝負をすると思うので、道悪も前走で勝っているしアメリカ血統だけにプラスかと思うんですが。)

レディフォース 0ポイント△1こ
(昇級初戦が交流重賞で条件は良くなさそう。他f¥田道悪でも勝利がる強みもあるから、最内枠で上手く進めればチャンスがあってもいいんですが。)

タイガーインディ 0ポイント 着差 -0.9
(前走地元で圧勝で今回遠征で相手強化している。ハンデ戦だった兵庫ゴールドT53Kgで9着だったから今回別定戦ではなぁ。)

モダスオペランディ 0ポイント 着差 1.0
(今回出走のヘルシャフトに2回1秒差負けなので、今回もっと相手が強いのでちょっとしんどいですね。)

ガルボマンボ 0ポイント 着差 1.3
(ここ2戦が馬券外で力的に落ちてるのか状態が落ちているのか?今回はさらに相手が強いのでしんどくなるが。)

メルト 0ポイント 着差 1.4
(前走のかきつばた記念が1.4秒差の6着で今回遠征でしんどいと思う。距離短縮で少しプラスかも。)

ヒロシゲウェーブ 0ポイント 着差 2.4
(前走のかきつばた記念で2.4秒の10着で今回は遠征。まぁ、どうも相手が強いのは分かっているからなぁ。)

ルヴァン 0ポイント 着差 8.4
(今回遠征なので、更に最近負けすぎなのでは。)


現時点予想

◎ サンライズホーク
○ マルモリスペシャル
▲ ヘリオス
△ シャマル
△ ヘルシャフト
穴 レディフォース



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コメント一覧
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年1月29日() 15:39:24
期待すると見せ場すらないのが川須の実力。ガッカリ

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2024年1月28日根岸ステークス G37着
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