タイムトゥヘヴン(競走馬)

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写真一覧
現役 牡6 鹿毛 2018年2月3日生
調教師戸田博文(美浦)
馬主DMMドリームクラブ 株式会社
生産者オリオンファーム
生産地日高町
戦績28戦[2-2-2-22]
総賞金12,328万円
収得賞金4,300万円
英字表記Time to Heaven
血統 ロードカナロア
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
レディブラッサム
キストゥヘヴン
血統 ][ 産駒 ]
アドマイヤベガ
ロングバージン
兄弟 ガロシェエールトゥヘヴン
市場価格
前走 2024/03/30 ダービー卿チャレンジ G3
次走予定

タイムトゥヘヴンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/30 中山 11 ダービーCT G3 芝1600 162430.6116** 牡6 57.0 北村友一戸田博文 488
(-6)
1.33.5 0.633.6⑯⑬⑫パラレルヴィジョン
24/02/25 中山 11 中山記念 G2 芝1800 16611201.5156** 牡6 57.0 大野拓弥戸田博文 494
(+4)
1.48.9 0.836.7⑭⑭⑬⑫マテンロウスカイ
24/01/06 京都 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 184756.2137** 牡6 57.0 幸英明戸田博文 490
(+2)
1.34.5 0.735.7⑬⑩コレペティトール
23/11/25 東京 11 キャピタルS (L) 芝1600 102220.865** 牡5 57.0 大野拓弥戸田博文 488
(+2)
1.33.8 0.532.6⑩⑩ドーブネ
23/10/21 東京 11 富士S G2 芝1600 1268108.2128** 牡5 57.0 大野拓弥戸田博文B 486
(-8)
1.32.5 1.134.6⑩⑩ナミュール
23/05/13 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 1881779.91217** 牡5 57.0 大野拓弥戸田博文 494
(+2)
1.21.6 1.333.1⑯⑰レッドモンレーヴ
23/04/01 中山 11 ダービーCT G3 芝1600 1671340.3119** 牡5 58.0 大野拓弥戸田博文 492
(-2)
1.33.7 0.533.9⑦⑥⑦インダストリア
23/03/04 中山 11 オーシャンS G3 芝1200 1661218.0711** 牡5 57.0 大野拓弥戸田博文 494
(+2)
1.08.1 0.733.1⑭⑮ヴェントヴォーチェ
23/02/05 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 164768.21310** 牡5 58.0 大野拓弥戸田博文 492
(+8)
1.32.4 0.633.7⑭⑬ウインカーネリアン
23/01/05 中京 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 163623.397** 牡5 58.0 北村友一戸田博文 484
(-4)
1.33.0 0.334.2⑭⑭⑬イルーシヴパンサー
22/11/26 東京 11 キャピタルS (L) 芝1600 18236.448** 牡4 57.0 B.ムルザ戸田博文 488
(+8)
1.32.8 0.333.8⑮⑫ララクリスティーヌ
22/10/22 東京 11 富士S G2 芝1600 161215.157** 牡4 56.0 福永祐一戸田博文 480
(-4)
1.32.7 0.733.6⑫⑮セリフォス
22/06/12 東京 11 エプソムC G3 芝1800 12229.455** 牡4 56.0 戸崎圭太戸田博文 484
(+6)
1.46.9 0.233.9⑩⑩⑩ノースブリッジ
22/05/14 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 127911.453** 牡4 56.0 大野拓弥戸田博文 478
(-10)
1.20.4 0.233.4⑩⑨メイケイエール
22/04/02 中山 11 ダービーCT G3 芝1600 162327.4111** 牡4 55.0 大野拓弥戸田博文 488
(+4)
1.32.3 -0.033.7⑮⑭⑭フォルコメン
22/03/13 中山 10 東風S (L) 芝1600 14116.1311** 牡4 56.0 横山和生戸田博文 484
(0)
1.34.7 0.634.0⑪⑨⑨ボンセルヴィーソ
22/01/08 中山 11 ニューイヤー (L) 芝1600 1681613.777** 牡4 55.0 大野拓弥戸田博文 484
(+4)
1.33.9 0.534.4⑫⑭⑭カラテ
21/11/27 東京 11 キャピタルS (L) 芝1600 17355.638** 牡3 55.0 柴田善臣戸田博文 480
(0)
1.33.7 0.734.3⑯⑬プリンスリターン
21/10/23 東京 11 富士S G2 芝1600 174727.9103** 牡3 54.0 柴田善臣戸田博文 480
(+6)
1.33.6 0.433.9⑯⑮ソングライン
21/09/20 中山 11 セントライト G2 芝2200 143445.71014** 牡3 56.0 柴田善臣戸田博文 474
(+2)
2.13.8 1.536.4⑧⑨⑧⑧アサマノイタズラ

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タイムトゥヘヴンの関連ニュース

【ダービー卿CT】厩舎の話

2024年3月29日(金) 16:49

アスクコンナモンダ・福永助手「枠順や展開など、うまくかみ合うことを期待します」

アルナシーム・橋口師「ずぶいところがあるので、東京より中山の方が合いそう」

インダストリア・佐藤良助手「気難しい面が抜けず、少し不安点もある」

エエヤン・伊藤大師「近走は最後まで集中し切れない。我慢させる稽古をした」

キミワクイーン奥村武師「仕上がりはいい。距離が延びて折り合えるか」

グランデマーレ・藤岡師「コントロールが利くようになり、結果が出てきた」

クルゼイロドスル・高橋忠師「機動力があるので、中山はいいんじゃないか」

セッション・斉藤崇師「(前走は)強い競馬をしてくれた。距離的にも問題ない」

タイムトゥヘヴン・斎藤助手「勝っているレース。スムーズに馬群をさばければ」

ダディーズビビッド・千田師「成長しているし、距離を延ばす」

ディオ・辻野師「必死さは欠ける面がありますが、ポテンシャルは高いですね」

ドルチェモア・上原佑師「復活の兆しがうかがえ、ハンデも軽い」

ニシノスーベニア・上原博師「自分の競馬ができれば前走ぐらい走って不思議はない」

パラレルヴィジョン・国枝師「前走の競馬ができるかだが、馬場がどうか」

ラインベック・友道師「(前走は)馬場が悪くて進めなかったので、走りやすい馬場で」

レイベリング・鹿戸師「折り合いがつけば、しまいは頑張れる。距離もマイルまでなら」

【ダービー卿CT2024】ROBOTIPの勝率予測 騎手重視予測からはパラレルヴィジョンを中心視 2024年3月29日(金) 12:00

こんにちは。ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの劉備です。
土曜重賞のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)は、わたくし劉備が担当させていただきます。

わたくし劉備ROBOTIP設定は騎手を重視しますので「競走馬」30%、「騎手」70%を基本ベースとしています。適性については、レース条件に応じて、騎手の「距離」、「トラック」、「周回方向」、「G前の坂の有無」の各適性を配合していきます。補正は、レース条件に関係なく「斤量」「調教評価」の2点を補正ONにします。
これが劉備のROBOTIP設定の基本方針となります。

さて、今回の舞台となる中山芝1600mは、直線に急坂があるタフなコース。ここはそんな舞台を考慮して、距離適性50%、トラック適性20%、G前の坂の有無適性30%のセッティングといたしました。

この設定によって算出された勝率予測は以下の通りとなります。

劉備ROBOTIPが弾き出したダービー卿CT全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ②パラレルヴィジョン 14.00%
2 ④タイムトゥヘヴン  10.54%
3 ⑤アスクコンナモンダ 9.56%
4 ⑮レイベリング    8.11%
5 ⑭キミワクイーン   7.01%
6 ⑫グランデマーレ   6.59%
7 ⑬クルゼイロドスル  5.88%
8 ⑨セッション     5.51%
9 ①ダディーズビビッド 5.40%
10 ⑧アルナシーム    5.23%
11 ⑩エエヤン      5.09%
12 ⑦ディオ       4.86%
13 ⑥インダストリア   3.97%
14 ⑪ニシノスーベニア  3.93%
15 ③ラインベック    3.10%
16 ⑯ドルチェモア    1.21%

ROBOTIPの基本的な考え方は、平均勝率(16頭立ての場合は6.25%)を上回る馬のみを馬券対象としますので、今回のダービー卿CTでは上位6頭までが対象馬となります。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

②>>④⑤>⑮>⑭⑫

ご覧のようにパラレルヴィジョン戸崎圭太)が2位以下に3.46差を付けて1位評価と相成りました。ただしハンデ戦らしく2位グループと3位以下のグループの勝率差はわずか。隊列からは混戦の図式と見立てます。馬券はパラレルヴィジョンを中心に以下の3連複計9,000円(9点)で勝負いたします。

【劉備のダービー卿CT勝負馬券】
3連複フォーメーション
②ー④⑤⑮ー④⑤⑫⑭⑮
9点×各1,000円=9,000円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
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【ダービー卿CT2024】血統アナリシス Kingmambo の直系あるいは同牝系で4連覇中 2024年3月29日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はダービー卿チャレンジトロフィー2024・血統予想をお届けします!


2022年はロードカナロア産駒の11番人気タイムトゥヘヴンが勝ち、2着にはヴィクトワールピサ産駒の12番人気フォルコメンが入線する波乱の決着。なお、フォルコメンは、2021年の勝ち馬テルツェットの近親にあたるが、前者は2代母Myhrr、後者は3代母MonevassiaがKingmamboの全妹となる。つまり、2020年クルーガー(父キングカメハメハ)、2021年テルツェット(3代母Monevassia)、2022年タイムトゥヘヴン(父ロードカナロア)、2023年インダストリア(父リオンディーズ)と、2020~23年はKingmamboの直系あるいは同牝系の馬で4連覇を果たしているともいえるだろう。

ほか、デインヒルやノーザンテースト、Robertoといった中山の急坂を力強く駆け上がることに長けた血脈を評価しやすく、2005年の覇者ダイワメジャー(母の父ノーザンテースト)は、種牡馬としても2014年カレンブラックヒル、2017年ロジチャリスと別馬で2頭の勝ち馬を出している。

インダストリアは、父リオンディーズ×母インダクティ(母の父ハーツクライ)。本馬は昨年の勝ち馬で、中山芝1600mは4戦3勝と相性のよさが光る舞台。なお、キングカメハメハの直系で、母系にサンデーサイレンス、トニービン、ノーザンテーストを併せ持つ配合は22年1着タイムトゥヘヴンも想起させる。リピーターの活躍も少なくないレースだけに、近走の成績から人気を落としていたとしてもノーマークにはできない存在だろう。

ディオは、父リオンディーズ×母エターナルブーケ(母の父マンハッタンカフェ)。同産駒からは昨年の勝ち馬インダストリアが出ており、レース傾向を鑑みればKingmambo の直系としても注目に値する。また、半兄ソウルラッシュがマイル重賞2勝の実績馬で、中山芝1600mでは23年京成杯オータムHを59kgのトップハンデで勝っている。本馬も目下3連勝中と軌道に乗り始めた印象にあり、兄同様にG1戦線まで登り詰めても不思議はない。

タイムトゥヘヴンは、父ロードカナロア×母キストゥヘヴン(母の父アドマイヤベガ)。一昨年のダービー卿チャレンジTでは11番人気の低評価を覆して重賞タイトルをつかむことになったが、中山芝1600mは21年ニュージーランドTでも2着となった実績があるため、この時期の中山開催を得意としているのかもしれない。そういった特徴は母譲りともいえ、その母が晩年に再浮上していたことを思えば、本馬もまだまだ見限れないだろう。


【血統予想からの注目馬】
インダストリア ⑦ディオ ④タイムトゥヘヴン

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【ダービー卿CT2024】重賞データ分析 6項目で減点なしはクルゼイロドスル、パラレルヴィジョンら4頭 2024年3月29日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!ダービー卿チャレンジトロフィー・データ分析 をお届けします!


【馬齢】
2014年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から8歳まで幅広い。ただし、4歳の好走(3着以内)は、前走で単勝5番人気以内の支持を集めていた馬のみ。7~8歳の複勝圏入りは、G1かG2の芝マイル戦において、2着以内の連対歴を持っていた馬に限定される。その点には注意したい。

(減点対象馬)
ラインベック ⑩エエヤン ⑫グランデマーレ ⑯ドルチェモア

【前走クラス】
2014年以降の3着以内馬延べ30頭の前走使用クラス(レース格)を検証すると、海外G1から条件クラスまでさまざま。なお、条件クラス組の好走(3着以内)は、前走で単勝2番人気以内の高支持を集め、なおかつ過去に中山芝で勝利経験があった馬に限られる。気にとめておきたい傾向だ。

(減点対象馬)
ニシノスーベニア ⑮レイベリング

【負担重量】
負担重量が前回から1キロ超加増されていた馬は苦戦傾向にあり、2014年以降の複勝圏入りはゼロ。また、前回より負担重量が増えた非重賞組の好走(3着以内)事例は、過去10年で皆無となっている。該当馬は過信禁物とみておきたい。

(減点対象馬)
ディオ ⑨セッション ⑫グランデマーレ

【前走コース】
2014年以降の1~2着馬延べ20頭の前走をコースで分けると、東京芝1600m、中山芝1600m、中山芝1800m、京都芝1400m、阪神芝1400m、阪神芝1600mの6組。これ以外のステップで臨んだ馬は、みな2着連対圏を逃している。

(減点対象馬)
ダディーズビビッド ⑧アルナシーム ⑨セッション ⑫グランデマーレ ⑭キミワクイーン

【前走馬体重】
2014年以降の2着以内馬延べ20頭のうち、19頭は前走の馬体重が470キロ以上だった。例外の1頭は牝馬。馬格のない牡・せん馬は、疑ってかかるべきだろう。

(減点対象馬)
アスクコンナモンダ ⑧アルナシーム

【近走成績】
2014年以降の1~3着馬延べ30頭のうち、24頭が前2走内に5着以内の経験、残りの6頭は過去に中山芝の重賞で2着以内に好走したことがあった。当地芝重賞での連対(2着以内)歴がないうえに、前2走とも掲示板を外している馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
ダディーズビビッド ③ラインベック ⑯ドルチェモア


【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、②パラレルヴィジョン、④タイムトゥヘヴン、⑥インダストリア、⑬クルゼイロドスルの4頭。

クルゼイロドスルを1番手に挙げたい。2014年以降、3勝クラス(旧1600万下)組は【4.1.1.9】の好相性を示している。今回もそれ相当の評価が必要だろう。

前走中山芝マイル組は直近5年連続で複勝圏を確保。それに該当する、②パラレルヴィジョンを2番手評価。当レースでの優勝経験を持つ、④タイムトゥヘヴン、⑥インダストリアに対するケアも怠れない。

<注目馬>
クルゼイロドスル ②パラレルヴィジョン ④タイムトゥヘヴン ⑥インダストリア

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【ダービー卿チャレンジトロフィー】特別登録馬 2024年3月24日() 17:30

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【4歳以上次走報】スレイマンはオアシスSで連勝狙う 2024年3月1日(金) 20:43

★門司S1着スレイマン(栗・池添、牡6)は、オアシスS(4月20日、東京、L、ダ1600メートル)へ。

AJCC6着シルブロン(美・稲垣、牡6)は、日経賞(23日、中山、GⅡ、芝2500メートル)が目標。

中山記念6着タイムトゥヘヴン(美・戸田、牡6)は、ダービー卿CT(30日、中山、GⅢ、芝1600メートル)に向かう。

京都牝馬S15着アルーリングウェイ(栗・藤岡、牝5)は、谷川岳S(4月28日、新潟、L、芝1600メートル)を予定。

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タイムトゥヘヴンの関連コラム

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大阪杯高松宮記念に続いての波乱の結末。勝ったのは金鯱賞4着から巻き返したポタジェ。2強と目されたエフフォーリアジャックドールはともに馬券にも絡めない惨敗だった。

勝ったポタジェは重賞に挑戦するようになってからなかなか勝ち切れないレースが続いていたが、持ち味の立ち回りの上手さとしぶとさを最大限に生かした。ディープ産駒ながらキレ味で勝負するタイプではなく、内回りで淀みなく流れたこともプラスに働いた。

2着レイパパレは昨年の覇者で適性の高さは証明済み、3着アリーヴォも小倉のタフな小回り戦を制して参戦してきた馬だった。

基本的に日本のビッグレースは東京や京都外回り、阪神外回りといった直線まで脚を溜めて瞬発力を競う舞台で行われる。だからこそ、そういった舞台で輝けない馬たちが、内回りの持久力戦で巻き返す。

…と終わってみれば何でも言えるだろうという話なのだが、競馬は基本的に同じことの繰り返し。あのアーモンドアイキタサンブラックコントレイルがキャリアの中で数少ない大凡走をしたのも小回りの持久力戦だった。次回同じことが起こった時にはキッチリとモノにできるようにしたい。

ニュージーランドTも外枠や差し勢の一発に注意

先週は土曜日に行われたダービー卿CTも大波乱。こちらも馬場が荒れて来た中山で差しが届くレースになったことが波乱の要因。中山芝1600mというと基本的には内枠先行が有利な立ち回り戦になりがちだが、連続開催に加えて逃げ先行馬が揃ったことで今回は差し馬が台頭。道中後方集団にいた11番人気のタイムトゥヘヴン、12番人気のフォルコメンが直線で伸びて来た。

今開催の中山芝重賞は、芝1800mの中山牝馬Sも大波乱。この時は大外枠のクリノプレミアムが外から差し切り勝ち。通常のイメージとは逆の馬が走るとき、配当も大きくなる。今週末もダービー卿CTと同じ中山芝1600mのニュージーランドTが控えている。Bコース2週目で馬場の損耗もより大きくなる可能性が高く、従来の内枠先行イメージとは異なる狙いをすることが穴馬券を手にする第一歩かもしれない。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】キタノセレナード(日曜阪神1レース・3歳未勝利/2着)

ベタな狙いではあるが…馬場状態を考えると差しは楽ではなかったが、地力で外から伸びて来た。1800mなら常に安定した末脚出せるので引き続き有力。次走も連複軸は手堅い。馬場次第では2~3着付けで勝負しても面白いタイプ。

桜花賞展望

さて、今週末はいよいよクラシック第一弾・桜花賞。今年の牝馬は大混戦模様で直行組やトライアル組など様々な路線から有力馬が参戦するので、予想をする側は腕の見せ所となりそうだ。というわけで、今回も注目馬を一頭挙げてみたい。

ウォーターナビレラ武豊騎手)

注目はウォーターナビレラ。前走のチューリップ賞では5着に敗れているが、直線は行くところ行くところで前が塞がり追い出しに入れない不利が大きかった。もともと好スタートからサッと好位に取り付けるセンスが武器で、多頭数の大舞台でその立ち回りの上手さは大きなアドバンテージになる。スパッと切れる脚があるわけではないので勝ち切れるかどうかはともかくとして、連複軸としてなら大いに期待できる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2022年1月30日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年01月30日号】特選重賞データ分析編(291)~2022年東京新聞杯
閲覧 1,852ビュー コメント 0 ナイス 4



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G3 東京新聞杯 2022年02月06日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【馬齢別成績(2017年以降)】
○5歳以下 [5-5-5-28](3着内率34.9%)
×6歳以上 [0-0-0-30](3着内率0.0%)

 馬齢が明暗を分けそう。2017年以降の過去5年に限ると、6歳以上の馬は上位に食い込めていません。比較的若い世代の馬を重視すべきでしょう。

主な「○」該当馬→タイムトゥヘヴンファインルージュホウオウアマゾンマルターズディオサ
主な「×」該当馬→カラテケイデンスコール


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の条件が国内、かつ前走の着順が1着・前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以内」だった馬は2017年以降[4-3-2-18](3着内率33.3%)
主な該当馬→カラテファインルージュホウオウアマゾン

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2021年10月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】爆発に大事なのは、”ヒモ選定力”!/天皇賞(秋)展望
閲覧 2,093ビュー コメント 0 ナイス 3



菊花賞タイトルホルダー横山武史騎手が完勝。逃げて、溜めて、突き放すという、23年前の父横山典弘騎手=セイウンスカイを思い起こさせる完勝劇だった。

横山武史騎手については当コラムでも何度か取り上げ、ほめたたえて来たが、とりわけ芝中長距離における戦略力が素晴らしい。個人的に最近の騎乗で特に際立って良く思えたのはペルシアンナイトを2着に持って来た札幌記念。道中から繊細な出し入れをしており、そのひとつひとつの判断が直線の伸びに繋がっていた。

今回の勝利でJRA重賞は7勝となったが、すべてが芝のレースで、しかも1800m以上となった。

~穴馬が軸のときこそヒモ選びに力を注ぎたい

さて、先週の当コラムでは10月に入ってからやや不調であることから、

『平日の過ごし方から改めて考えて行く1週間にしたい』

と書いたが、早速微々たる成果が出た。土曜重賞の富士Sだ。ここで狙ったのは◎タイトゥヘヴン。根拠は割愛するが、週半ばからじっくり準備してきたことが、結果にも表れたように思えて嬉しかった。

ただ、馬券的には爆発とはいかなかったのが、”微々たる成果”と書いたゆえんでもある。私は単複をほとんど買わず、常に爆発を狙って3連複を買うことが多いのだが、となると重要なのは、「ヒモ馬の選定」である。

当然のことながら3連系馬券は3頭の的中を目指すものであるから、軸馬が来るだけではなかなか爆発はしない。富士Sを例にするならば、私の対抗は○ダノンザキッドであったから、これが一緒に来なくては爆発とはいかなかった。勝ったソングラインや、あるいは9番人気2着のサトノウィザードあたりを相手上位で狙えていれば爆発できたのだろうが…。

もちろんそんなことができれば苦労しないのは当たり前だが、穴軸から攻めるときこそ、より一層ヒモ馬の選定には細心の注意を払う必要がある。穴が軸だと機械的に相手には人気馬を拾ってしまうこともあるし、逆に力んでさらに穴を狙ってしまうこともある。そのどちらが正解とは言えないのだが、もしひとつだけ大事なことがあるとすれば、穴軸に対応した馬をきちんと買うということである。

先週の◎タイムトゥヘヴンであれば、やはり騎手も含めて考えれば差し競馬で台頭する可能性は高かったから、他に穴が来るとすれば同様に差しタイプや外枠の馬、あるいはスタミナ系であることは容易に想像できた。そんなことわかっちゃいるよ、という面もあるが、穴軸馬券の場合はヒモ馬選定の重要性がいつも以上に増し、その一頭を選べるかどうかが年間収支にも大きく影響することになる。軸が穴だとついつい守りにも入ってしまいがちなのだが、だからこそ常に言い聞かせ、穴軸の場合はいつも以上にヒモ馬選びに心血を注ぐ必要があると強く感じた。

穴馬における相手選びは、いわば得点圏の打率を上げることと同様で、穴馬が走った場合はいわば”満塁のチャンス”のようなもの。そんなシーンで、走るヒモをきちんと選び、ランナーを返せるかどうかは、収支を爆発させる上で極めて重要だ。残りの秋のG1、あるいは重賞のどこかで、軸&ヒモの選定までビシッと決めて、大爆発を目指したい。

天皇賞(秋)の注目馬

さて、今週末はいよいよ3強対決が注目される・天皇賞(秋)。昨年の無敗の3冠馬・コントレイル。ダービーで2着に敗れ初めて土がついたものの、強力世代の最上位馬・エフフォーリア。スプリント~マイルG1を5勝し、改めて2000mに挑む牝馬・グランアレグリア

上記の3頭はいずれも有力だが、その中から特に注目すべき一頭を挙げておきたい。

エフフォーリア横山武史騎手)

日本ダービーは有利とされる最内枠だったが、今年に関していえばインの馬場状態が悪く決して有利とはいえない状況だった。結果的に見ても内枠の馬の中では唯一上位に食い込んでおり、まさに負けて強しと言える内容。掛かるくらいのスピードがあることを考えても2000mに短縮されるのもプラス。久々も予定通りで、最強牝馬&3冠馬相手でも好勝負可能とみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年9月16日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック セントライト記念2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月20日(祝・月)中山11R 第75回セントライト記念(3歳G2・芝2200m)

【登録頭数:15頭】(フルゲート:18頭)

タイトルホルダー(B)4ヶ月
ダービーからの休み明けで乗り込み量も豊富。1週前の動きを見ると特に大きく変わった感じはないが、最終追い切りで気合いが乗ってくれば仕上がりそう。

ヴィクティファルス(B)4ヶ月
ダービー以来の休み明けで、この中間は新馬、2戦目当時のように2週前、1週前とコース追いを消化。1週前の動きを見ると、終いの伸びが足りない。

オーソクレース(C)9ヶ月
昨年のホープフルSからの休み明けで乗り込み量は豊富。ただ、1週前追い切りの動きを見ると追われてからの伸びが物足りず。

グラティアス(C)4ヶ月
こちらもダービーからの直行組。この中間は自動計測になって時計は速くなっているものの、1週前は併走相手に手応え劣勢、併走遅れと特に成長の痕はうかがえない。

タイムトゥヘヴン(B)4ヶ月
ダービーからの休み明け。春当時からトレセンでは何本も時計を出す馬ではなく、この中間2週前、1週前と併せて先着していて状態は変わりなく順調そう。

ワールドリバイバル(C)中10週
ラジオNIKKEI賞からの休み明け。春と比べるとこの中間は坂路、CWと時計がかかっており、大型馬でもあり使われてからのほうが良さそう。

ヴェイルネビュラ(C)中10週
休み明けも、この中間は乗り込み量が少ない。1週前の動きには力強さはあるものの、終い伸びきれていない印象で、重い感じ。

アサマノイタズラ(D)中10週
ラジオNIKKEI賞からの休み明けで、この中間本数は乗られているが時計は休み前とそれほど変わらず。気難しそうな面を覗かせた1週前内容からも、変わり身はどうか。

ソーヴァリアント(A)中4週
札幌で2連勝。その札幌での2戦もしっかり乗り込まれていたが、この中間も入念な乗り込みで状態は良さそう。1週前追い切りでも気合い乗り抜群で楽に先着していて、まさに連勝中の勢い止まるところ知らずの感。

ルペルカーリア(C)4ヶ月半
京都新聞杯からの休み明けで乗り込み量は豊富。1週前の動きを見ると、終いモタモタして併せ遅れと、まだエンジンがかかっていない感じ。それでも坂路での時計は良化を果たしており成長はありそう。

カレンルシェルブル(B)中4週
ここ4戦月一ペースで使われているが、大きな馬で前走時のパドックでもまだ少し余裕を感じたほど。調教に関しても、前走時までは併せ馬で遅れることの多かった馬だが、この中間は1週前には併せ先着。使われるごとに時計も良くなっていて、上積みも期待できそう。

ノースブリッジ(A)中10週
ラジオNIKKEI賞からの休み明け。この中間は、自動計測になって時計が速くなっている南Wコース状況を考慮しても好時計判定の内容と、上積みがありそう。

レインフロムヘヴン(D)4ヶ月半
青葉賞からの休み明け。乗り込み量は豊富も、終いの伸びが悪く物足りない動き。

レッドヴェロシティ(C)中9週
7月に福島を使われての休み明け。1週前追い切りは、3頭併せの外に併せて力強さはあるがもうひと伸びほしい感じ。大きな馬で一度使われてからのほうが良いか。

ベルウッドエオ(B)中8週
7月の福島戦からの休み明けも、この中間も坂路、南Wと好時計が出ていて順調そう。


※このコラムからの推奨馬はソーヴァリアントノースブリッジの2頭をあげておきます。



◇今回は、セントライト記念編でした。
今年のセントライト記念のメンバーを見渡すと、休み明けの馬がかなり多いように感じます。過去10年の成績からは、日本ダービー出走組の成績がかなり良いレースとはいえ、昔のように夏の上がり馬と呼ばれる存在は少なくなってきているのかもしれません。
ただ、出走メンバーの調教内容を見てみると、休み明けで乗り込み量が多くても大型馬の中にはなかなか時計が詰まってこないという馬もいるように思えますし、加えて今年は、美浦南Wコースが例によって自動計測化に伴う好時計状態もあって、春よりも調子が良さそうに見えていても実は、ジックリ見てみるとそうでもなかったりというケースもチラホラ。詰まるところ、今年は夏の上がり馬を中心に、休み明けの組に関しては最終追い切りの動きまでしっかり見届けて調子の良し悪しを判断したほうが良いと考えています。

セントライト記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年5月26日(水) 13:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 東京優駿(日本ダービー)2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月30日(日)東京11R 第88回東京優駿日本ダービー) (3歳G1・芝2400m)

【フルゲート18頭】


<優先出走馬>

アドマイヤハダル 動きB 時計A 中5週 新馬472㎏→前走482㎏
この中間も3週前、2週前と坂路で好時計が出ていて、1週前はジョッキー騎乗でCWを長めから追い切られて先着。全体的に追い切りの時計は優秀。

エフフォーリア 動きB 時計C 中5週 新馬516㎏→前走504㎏
ここ2戦は2週前もトレセンで時計を出していたが、今回は日曜日からと1本追い切り本数が少ない。動きに関しても、前2走の1週前追い切りでは押さえきれないくらいの手応えで直線に向いてきていたが、今回の1週前追い切りではそれが見受けられず。ややおとなしい印象で迫力がもう少しほしいところだった。

ステラヴェローチェ 動きA 時計A 中5週 新馬488㎏→前走500㎏
この中間もかなり乗り込み量豊富で、2週前、1週前の追い切りの動きを見ると楽な手応えで余裕の先着。パワーがあり、出来もかなり良さそう。

タイトルホルダー 動きA 時計B 中5週 新馬472㎏→前走462㎏
弥生賞、皐月賞と王道のローテーションで好成績を残しているが、地味な存在。それでもこの中間も順調に調整されていて、1週前追い切りの動きも素軽さがあり上積みが感じられた。

バジオウ 動きD 時計C 中2週 新馬456㎏→前走464㎏
前走から中2週となるが、軽めで木曜、日曜と時計を出していて疲れはなさそう。ただ、1週前追い切りは、首が高く重心の高い走りで物足りい動きだった。

ヨーホーレイク 動きD 時計C 中5週 新馬492㎏→前走504㎏
この中間もCW中心の調整で乗り込みは豊富。1週前追い切りは、併走相手に先着しているものの、外の2頭は持ったままで追われてはおらず、明らかに手応えで見劣った。レースでも追い切りでもワンパンチ足りない印象が残る。

ワンダフルタウン 動きA 時計A 中3週 新馬444㎏→前走466㎏
新馬戦がダノンザキッドの2着で重賞2勝馬。前走が長期休養明けで、追い切りの内容、動きからも重さが残る出来だったと思うが、しぶとく勝ち切るところは能力の高さゆえ。前走を使われ、1週前の坂路での動きもさらに良くなっていて、今回は上積みが感じられる。


<賞金上位馬>

ダノンザキッド※骨折のため出走回避。

サトノレイナス 動きA 時計A 中6週 新馬472㎏→前走474㎏
2歳時の調教は全体的に控えめな内容だったが、3歳を迎え前走時からかなり速い時計をマークするようになってきてギアを上げてきた感じ。1週前追い切りでは力強い動きで迫力も感じさせていて、牡馬相手でも引けを取らない。

ヴィクティファルス 動きD 時計B 中5週 新馬484㎏→前走478㎏
この中間も2週前、1週前と速い時計は出ているが、1週前追い切りの動きを見ると併走相手に動きで見劣り終いも伸びきれていない。

バスラットレオン 動き映像なし 時計D 中2週 新馬462㎏→前走482㎏
前走(◎)はスタート後に躓いて落馬競走中止。前走まともに走っていたら結果はどうであれ、ここには出走していなかったかもしれない。それでいて展開を大きく左右することになる馬なので、レースを面白くしてくれる興味深い存在ではある。ただ、いくら前走ほとんど走っていないとはいえ、もう一度仕上げ直さなくてはならないのでプラスということはなさそう。

レッドジェネシス 動きC 時計B 中2週 新馬476㎏→前走488㎏
京都新聞杯から中2週となるが、その前走時に休み明けでしっかり乗り込まれていて、この中間も1週前、日曜とこれまでと同じように追い切られているので疲れはなさそう。1週前追い切り映像からは、やや重の芝コースで多少脚を取られるところがあったので、良馬場のほうが向いているように感じた。

ラーゴム 動きB 時計B 中5週 新馬506㎏→前走516㎏
きさらぎ賞皐月賞と無理のないローテーションでこの中間も乗り込み量は豊富。1週前の動きを見ると、まだ重たさは残るが終いしっかりと伸びることが出来ていた。あと1週あることを考慮すると、デキ自体は良さそう。

グラティアス 動きB 時計C 中5週 新馬488㎏→前走500㎏
休み明けの皐月賞を一度使われての叩き2戦目だが、この中間追い切り時計がガラッと良くなった印象はない。それでも、ジョッキーが跨って行われた1週前追い切りは折り合いがしっかりつき、終いもキッチリと先着。やや迫力は欠くものの仕上がり好感。

シャフリヤール 動きB 時計A 中8週 新馬450㎏→前走448㎏
この中間は間隔も空いているので乗り込み豊富。今回の1週前追い切りでは強めに追われて先着。まだ走りに硬さがある感じでそのあたりが良くなってくれば、一層強くなるだろう。

タイムトゥヘヴン 動きD 時計E 中2週 新馬480㎏→前走478㎏
NHKマイルCからの中2週で、この中間は軽めの調整。ここ2戦の調教内容を見るに、前走が目標でここはおまけの参戦か。それほど余力は感じられない。

ディープモンスター 動きD 時計C 中5週 新馬458㎏→前走444㎏
2歳時は併せ馬で遅れることはなかったが、前走時の1週前追い切りで遅れてこの中間も1週前追い切りで遅れた。動きに関しても、ゆったりした入りで併走相手の手応えも決して良いものではないなかで追い比べで先着を果たせていないくらいなので、これでは状態が良いとはコメントできない。

グレートマジシャン 動きA 時計B 中8週 新馬478㎏→前走474㎏
この中間、1週前追い切りでは押さえきれないくらいの気合い乗りで、かなりの迫力を感じさせている。ただ、それ以上に気難しい面が出ていたという印象。今回は乗り替わりとなり、残り1週でどれだけジョッキーとコンタクトが取れるようになるかが鍵。素質はかなり高いはず。


☆このコラムからの推奨馬はサトノレイナスステラヴェローチェワンダフルタウングレートマジシャンタイトルホルダーの5頭をあげておきます。



◇今回は日本ダービー編でした。
昨年の無観客でのダービーから早いもので1年が過ぎ、今年もダービーウイークがやってきました。過去のダービー馬の名前を眺めていると、その時の記憶が蘇る馬がとても多いことに気付かされます。それだけ他のレースとは違う何かがあるのだと思います。特に新馬戦の予想をするようになってからと、POGに参加するようになってからというもの、スタートからゴールという流れが出来上がり、1年ごとに整理されて記憶しているように思います。
そしてこの1年は、コロナの影響で短期免許で来日する外国人ジョッキーがいなかったこともあり、ルメール騎手に人気馬が集中していた印象のシーズン。そのルメール騎手が、牝馬のサトノレイナスで今年はダービーに出走するということは、それだけの能力があると判断しても良いのではないかと思っています。ちなみに、今年のダービーに登録している18頭の新馬戦での騎乗ジョッキーは、福永騎手が4頭、ルメール騎手、戸崎騎手がともに3頭です。そして新馬戦から乗り替わることなく、同じ騎手でダービーに出走する予定の馬は、エフフォーリア(横山武)、サトノレイナス(ルメール)、ワンダフルタウン(和田竜)の3頭だけ。出走を予定していた馬が故障したり、体調が整わなかったりして急遽違う馬で参戦ということもありますが、そもそもどれだけ順調かつ無事にここを迎えられているかを示す指標ともいえる部分でしょう。『ダービーは運がある馬が勝つ』と言われますが、このあたりも明暗を分ける一つの要素になってくるのかもしれません。
今年も馬主、調教師、生産者、騎手、そして競馬ファンの夢を乗せて17頭の馬が走ります。競馬場には限られた人数の人しか入れませんが、テレビやラジオなどで日本中から夢の舞台を楽しんでいただきたいと思います。

日本ダービー出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年5月2日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年05月02日号】特選重賞データ分析編(252)~2021年NHKマイルカップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 NHKマイルカップ 2021年05月09日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【前走の着順別成績(2017年以降)】
×1着 [0-0-0-18](3着内率0.0%)
○2~5着 [4-4-4-16](3着内率42.9%)
×6着以下 [0-0-0-26](3着内率0.0%)

 大敗直後の馬は割り引きが必要。ただし、近年は前走を勝ち切った馬も上位に食い込めていません。主要な前哨戦とは求められる資質が微妙に異なるのでしょう。

主な「○」該当馬→ヴェイルネビュラグレナディアガーズタイムトゥヘヴンリッケンバッカー
主な「×」該当馬→アナザーリリックホウオウアマゾン


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“阪神芝1600m外、かつ重賞のレース”において4着以内となった経験がある」馬は2017年以降[2-1-4-15](3着内率31.8%)
主な該当馬→グレナディアガーズホウオウアマゾンリッケンバッカー

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タイムトゥヘヴンの口コミ


口コミ一覧
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ダービー卿チャレンジT

3月30日 土曜日 中山競馬場 右回り Bコース
芝1600M GⅢ 4歳以上 ハンデ戦

出走馬確定したので、勝手に評価していきたいと思います。

出走馬の個人的な評価

ハンデ

58

インダストリア 2.5ポイント△4こ 6位
(ハンデ頭はこのレースでは厳しいので去年のこのレースを勝っているし実績はる。脚質が差しなので去年の京成杯AHの開幕週の条件よりは今回開催が6週目になるので条件は好転はしている。やはりハンデがなぁ。伸び負けしそうで。)

57.5

ディオ 27.5ポイント 1位
(3連勝で勢いはこの馬が1番あるのは分かっていますが、今回は重賞で相手強化になっているのでどこまで前走の様な競馬ができるかになりそう。コース実績も前走中山で勝利しているのでそれなりにはありそう。ただ今月2回目の関東への輸送があるので、影響があるかもしれませんね。)

ダディーズビビッド 0ポイント 着差 0.8 15位
(前走オーシャンSから距離延長で不安はあると思う。ベストは1400Mみたいな成績と思うので、馬はまだ衰えている感じではなさそうなので、ベストから200M延びてどうなるか?三浦騎手でこのコースは乗り慣れている分不気味か。)

57

セッション 20ポイント 2位
(関東輸送で力を出せるかどうかが気になるところで成績は落ちているような感じですので、ただ今回はこの馬にとって、この馬の個性で距離とコースが向くのかなと思う。横山武騎手でコースの強みもあると思う。先行が出来れば押し切れる感じはしている。)

パラレルヴィジョン 15.5ポイント 3位
(前走ニューイヤーS勝利して芝適性の方があるのかなと思った勝利でダートで2回使った後だったので、今回も条件は同じですが重賞で相手強化で乗り替わりになって前走とは違うよね。まぁ前走みたいに先行が出来ればいい勝負はするとは思う。)

アスクコンナモンダ 7.5ポイント 4位
(ここ2戦はいい勝負が出来ていて東京新聞杯も4着でそろそろ馬券に絡みそう。今回中山で差し馬にとっては少し不利かなと思う。乗り替わりで関西騎手なのも微妙になってますね。)

アルナシーム 1.5ポイント 7位
(小倉大賞典4着から今回もGⅢでいい勝負は出来そうな感じはしている。先行が出来れば安定はしているし横山和騎手なのでコース条件は問題ない。輸送で関東でまだ馬券内がないのが気になるがそろそろもう5歳ですから輸送も問題ない感じになっていればいいなぁと。)

グランデマーレ 0ポイント9こ 9位
(オーロC1着から今年初戦になるので状態がどうか?7歳なので休み明けの方がいいかなと思うし田辺騎手に乗り替わるのも問題ない、ただ最近左回りばかりなので右回りでどうなるか?実績はあるんですがそこだけ気になりますね。)

エエヤン 0ポイント△6こ 10位
(成績がずっと良くないので、折り合いとか距離とか上手くいってはない。ただ去年勝利したのはNZTなのでこの時期の中山マイル。まぁ馬的に今回が走り頃かもしれませんね。馬は折り合いが課題なのは変わってなさそうなので。)

タイムトゥヘヴン 0ポイント△1こ 着差 0.8 13位
(今回も中山でこの馬の条件は合うと思う。ただ追い込み脚質だから毎回展開が向くかと直線進路が上手く前に進路があればという条件が重ならなければ差しては来れないので、乗り替わりの関西騎手なのもちょっと不安。)

ラインベック 0ポイント△1こ 着差 1.2
(今回叩き2走目でどこまで上積みがあれば少しは巻き返してもいいが相手強化になっているので楽ではないと思う。理想はスローペースかミドルペースになっての先行出来ていれば、石橋騎手になるのはこの馬で重賞関屋記念で3着しているので。)

56

クルゼイロドスル 2.5ポイント△5こ 5位
(昇級初戦ですが重賞経験はあるので問題ないしコース実績もあるので、先行力と津村騎手に戻って相手強化ですがこの馬のレースが出来ればチャンスはあると思う。緩い流れで先行出来れば理想的な展開になると思う。)

ニシノスーベニア 1ポイント 8位
(昇級初戦で相手強化になるので重賞経験は1回だけでそれも関西コースだったから今回中山で条件は良くはなっている。理想は時計の掛かる馬場で先行押し切る競馬と思う。前走より2Kg減も生かせれば。)

ドルチェモア 0ポイント 着差 1.4 16位
(前走の最後方からの競馬が今回生かせれるかどうか?内田博騎手に替わっても多分追い込み競馬をするかなと前走より直線が短い分しんどいんだと思う。)

55.5

キミワクイーン 0ポイント△1こ 着差0.5 12位
(スプリンターの馬のはずなので400M延長はプラスには思えませんが、まぁ人気はないので妙味はあるし重賞も勝っているし前走から叩き2走目で状態も上がっているし直線が短いのだけはプラスと思っているので。)

55

レイべリング 0ポイント△5こ 11位
(昇級初戦でようやくOP入りしたので能力と素質はここでも通用すると思っている。前走で先行しても勝てることが出来てのでこのコースに合うようにはなってきている馬になりつつあるかな。55Kgも生かしたいし、関東騎手に乗り替わりも問題はないはず。)

現時点予想

◎ セッション
○ クルゼイロドスル
▲ ディオ
△ アスクコンナモンダ
△ パラレルヴィジョン
穴 アルナシーム
穴 エエヤン


 競馬が大好き(複勝男 2024年3月27日(水) 00:26
ダービー卿チャレンジT 1
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ダービー卿チャレンジT

3月30日 土曜日 中山競馬場 右回り Bコース

芝1600M GⅢ 4歳以上ハンデ戦

過去10年馬券内父系

サンデーサイレンス系    4-4-4 登録馬  6頭
ミスタープロスペクター系  3-2-4      7頭
ノーザンダンサー系     2-3-2      3頭
ヘイルトゥリーズン系    1-1-0      1頭 計17頭 フルゲート16頭

過去10年別頭数

9回 16頭 1回 15頭

過去10年人気別馬券内

6回 4番人気
5回 5番人気
4回 2番人気
3回 1、3、9番人気
1回 6、7、8、11、12、13番人気

過去10年最高馬券配当

単勝 2740円  複勝 870円  枠連 4770円 馬連 34610円 馬単 60700円
ワイド   9130円
3連複  69040円
3連単 552340円

このレースの傾向として(競馬ブック参考)

〇 芝1600~1800Mで重賞4着以内かマイルGⅠで入着が有利。
〇 前走東風ステークス組が8馬券内。前走東京新聞杯組が最近4年で5馬券内。
〇 中8週以内。(2/3以降)
〇 4歳と5歳。
〇 ハンデ頭は1馬券内で割引。1番人気3馬券内。2番人気4馬券内でこれも割引。3番人気も3馬券内で割引。4~13番人気までで、4.5番人気が上位。

このレースまでの実績

GⅠ勝利
     ドルチェモア(2歳GⅠ)

GⅡ勝利
     エエヤン(3歳GⅡ)

GⅢ勝利
     インダストリア(去年覇者) キミワクイーン(1200M) タイムトゥヘヴン(一昨年覇者)

重賞連対
     ショウナンマグマ セッション ダディーズビビッド 

上記以外でOPリステッド勝利
     アルナシーム グランデマーレ クルゼイロドスル(3歳) ディオ パラレルヴィジョン ラインベック

上記以外で昇級初戦
     ニシノスーベニア レイべリング

上記以外で重賞入着 OPリステッド馬券内
     アスクコンナモンダ

 
 

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 ちんぺー 2024年2月25日() 10:26
2月25日(日) 中山記念 
閲覧 174ビュー コメント 0 ナイス 7

◎09番 エルトンバローズ
○03番 ソールオリエンス
▲05番 ヒシイグアス
△02番 ソーヴァリアント
△06番 イルーシヴパンサー
△08番 マテンロウスカイ
×13番 マイネルクリソーラ
×14番 エエヤン
×11番 タイムトゥヘヴン

出走頭数が多く、上位複勝断層がないことから、中波乱程度と想定する。

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コメント一覧
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年6月12日() 15:51:56
鞍上強化も戸崎では強化に成らなかった。戸田厩舎は既に死に体状態に落ちているので鞍上に全く責任は無い。この厩舎に配属された事が不運。この師に育成力など全く無し!
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年4月2日() 18:41:27
大野の人任せ競馬がズバリ当たる。最も上手い乗り方をしたのはミルコだったがまさか大野にしてやられるとは夢にも思わなかっただろう。厩舎も期待して無い大野のマグレ騎乗。こんな態だから学校上がりは縁故競馬しか出来ないと言う証拠!

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2024年3月30日ダービー卿チャレンジ G36着
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2024年3月30日 ダービー卿チャレンジ G3 6着
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