テルツェット(競走馬)

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テルツェット
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写真一覧
抹消  鹿毛 2017年4月20日生
調教師和田正一郎(美浦)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績13戦[7-0-1-5]
総賞金17,256万円
収得賞金8,050万円
英字表記Terzetto
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ラッドルチェンド
血統 ][ 産駒 ]
Danehill Dancer
ラヴズオンリーミー
兄弟 ダノンシュネラショウナンハクウン
市場価格5,400万円(2018セレクトセール)
前走 2022/11/13 エリザベス女王杯 G1
次走予定

テルツェットの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/11/13 阪神 11 エリザベス杯 G1 芝2200 1881683.61612** 牝5 56.0 池添謙一和田正一 438
(+2)
2.14.9 1.937.5⑩⑧⑧⑥ジェラルディーナ
22/07/31 札幌 11 クイーンS G3 芝1800 14116.721** 牝5 56.0 池添謙一和田正一 436
(+4)
1.47.8 -0.034.4⑥⑥⑦⑦サトノセシル
22/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1881831.7813** 牝5 55.0 D.レーン和田正一 432
(0)
1.33.0 0.832.9⑱⑱ソダシ
22/03/12 中山 11 中山牝馬S G3 芝1800 16595.835** 牝5 56.5 田辺裕信和田正一 432
(+8)
1.47.0 0.234.0⑭⑮⑮⑯クリノプレミアム
21/11/14 阪神 11 エリザベス杯 G1 芝2200 17489.6411** 牝4 56.0 M.デムー和田正一 424
(-2)
2.13.0 0.936.8⑫⑪⑧⑨アカイイト
21/08/01 函館 11 クイーンS G3 芝1800 12795.031** 牝4 55.0 C.ルメー和田正一 426
(0)
1.47.8 -0.135.2⑩⑩⑨⑪マジックキャッスル
21/05/16 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 185913.6314** 牝4 55.0 M.デムー和田正一 426
(+8)
1.32.4 1.433.5⑭⑭グランアレグリア
21/04/03 中山 11 ダービーCT G3 芝1600 16596.331** 牝4 53.0 M.デムー和田正一 418
(-6)
1.32.6 -0.234.7⑪⑩⑧カテドラル
21/01/31 東京 10 節分S 3勝クラス 芝1600 128113.121** 牝4 54.0 戸崎圭太和田正一 424
(0)
1.33.3 -0.033.6⑨⑨オールイズウェル
20/11/01 東京 9 国立特別 2勝クラス 芝1600 10551.711** 牝3 53.0 戸崎圭太和田正一 424
(-4)
1.35.2 -0.033.0④④レッドヴァール
20/08/15 新潟 9 村上特別 1勝クラス 芝1600 17113.811** 牝3 52.0 三浦皇成和田正一 428
(+12)
1.33.3 -0.533.9⑧⑨リーディングパート
20/06/27 東京 12 3歳以上1勝クラス 芝1600 1611----** 牝3 52.0 戸崎圭太和田正一 ---- ------ウインレフィナード
20/03/31 中山 9 ミモザ賞 1勝クラス 芝2000 11785.023** 牝3 54.0 柴山雄一和田正一 416
(-6)
2.02.9 0.436.9⑥④④④ウインマリリン
19/12/07 中山 5 2歳新馬 芝1800 15236.921** 牝2 54.0 柴山雄一和田正一 422
(--)
1.50.9 -0.335.1⑨⑧⑦⑦ルヴェルソー

テルツェットの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はダービー卿チャレンジトロフィー2024・血統予想をお届けします!


2022年はロードカナロア産駒の11番人気タイムトゥヘヴンが勝ち、2着にはヴィクトワールピサ産駒の12番人気フォルコメンが入線する波乱の決着。なお、フォルコメンは、2021年の勝ち馬テルツェットの近親にあたるが、前者は2代母Myhrr、後者は3代母MonevassiaがKingmamboの全妹となる。つまり、2020年クルーガー(父キングカメハメハ)、2021年テルツェット(3代母Monevassia)、2022年タイムトゥヘヴン(父ロードカナロア)、2023年インダストリア(父リオンディーズ)と、2020~23年はKingmamboの直系あるいは同牝系の馬で4連覇を果たしているともいえるだろう。

ほか、デインヒルやノーザンテースト、Robertoといった中山の急坂を力強く駆け上がることに長けた血脈を評価しやすく、2005年の覇者ダイワメジャー(母の父ノーザンテースト)は、種牡馬としても2014年カレンブラックヒル、2017年ロジチャリスと別馬で2頭の勝ち馬を出している。

インダストリアは、父リオンディーズ×母インダクティ(母の父ハーツクライ)。本馬は昨年の勝ち馬で、中山芝1600mは4戦3勝と相性のよさが光る舞台。なお、キングカメハメハの直系で、母系にサンデーサイレンス、トニービン、ノーザンテーストを併せ持つ配合は22年1着タイムトゥヘヴンも想起させる。リピーターの活躍も少なくないレースだけに、近走の成績から人気を落としていたとしてもノーマークにはできない存在だろう。

ディオは、父リオンディーズ×母エターナルブーケ(母の父マンハッタンカフェ)。同産駒からは昨年の勝ち馬インダストリアが出ており、レース傾向を鑑みればKingmambo の直系としても注目に値する。また、半兄ソウルラッシュがマイル重賞2勝の実績馬で、中山芝1600mでは23年京成杯オータムHを59kgのトップハンデで勝っている。本馬も目下3連勝中と軌道に乗り始めた印象にあり、兄同様にG1戦線まで登り詰めても不思議はない。

タイムトゥヘヴンは、父ロードカナロア×母キストゥヘヴン(母の父アドマイヤベガ)。一昨年のダービー卿チャレンジTでは11番人気の低評価を覆して重賞タイトルをつかむことになったが、中山芝1600mは21年ニュージーランドTでも2着となった実績があるため、この時期の中山開催を得意としているのかもしれない。そういった特徴は母譲りともいえ、その母が晩年に再浮上していたことを思えば、本馬もまだまだ見限れないだろう。


【血統予想からの注目馬】
インダストリア ⑦ディオ ④タイムトゥヘヴン

20日美浦でテルツェットの半弟など18頭の2歳馬がゲート合格 2023年10月20日(金) 14:36

10月20日(金)の美浦トレセンでは、2歳馬18頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

アルナイル(母ワンミリオンス、牡、大竹正)=母はエンプレス杯・JpnⅡなど重賞2勝

ヴァイザーブリック(母ヴァイスハイト、牡、池上和)

キョウエイノヴェル(母キョウエイポズナン、牡、武市康)

ギースバッハ(母リントス、牝、加藤征)

ニシノコルベット(母サプライズライン、牡、水野貴)

ニシノファイナンス(母ニシノラヴコール、牡、竹内正)

ヒャクシキ(母マイネエスポワール、牡、中野栄)

マイアヴィータ(母スマイルプライズ、牝、宗像義)

マオノサムライ(母キープサニーハート、牡、黒岩陽)

マンダリア(母レッドアランダ、牝、水野貴)

モデルニスモ(母ノンザ、牝、斎藤誠)=母はジャンロマネ賞・仏GⅠ勝ち

ライズオブザサン(母ピースフルデイズ、牡、相沢郁

リネンニューイヤー(母エレガントテソーロ、牡、粕谷昌)

レディアマゾネス(母サブラタ、牝、尾形和)

イセエビの2021(牝、中野栄)

フリックフラックの2021(牝、池上和)

ユキアカリノマチの2021(牝、田中剛

ラッドルチェンドの2021(牡、国枝)=半姉テルツェットはダービー卿CTなどGⅢ3勝、おじリアルスティールドバイターフ・GⅠ勝ち、おばラヴズオンリーユーオークス・GⅠ勝ち、BCフィリー&メアターフなど海外GⅠ3勝

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【血統アナリシス】クイーンS2023 近年は勝ち馬の多くがデインヒルを保持、Machiavellianの血を引く馬の大駆けにも注意 2023年7月29日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はクイーンS2023・血統予想をお届けします!


洋芝の混生で施行される札幌競馬場の重賞らしく、総じて欧州血脈のパワーを強調しやすい傾向にある。NureyevやSadler's Wells、Fairy Kingといった「Northern Dancer×Special」の血脈はもちろんのこと、18年ディアドラ(父ハービンジャー)、19年ミッキーチャーム(母の父Dansili)、21&22年テルツェット(母の父Danehill Dancer)、と近年は父または母の父にデインヒル系種牡馬を配されている馬の勝利が目立つ。

ほか、ヴィクトワールピサ産駒を筆頭にMachiavellianの血を引く馬も幅を利かせており、16年1着マコトブリジャールは9番人気、20年1着レッドアネモスは11番人気と人気薄がたびたび大駆けしていることも気に留めておきたい。

サトノセシルは、父Frankel×母Dupe(母の父Observatory)。21年3着、22年2着と目下2年連続でリピート好走しているが、18年3着ソウルスターリングを含め、Frankel産駒は「0-1-2-0」と凡走例なし。本馬はSadler's WellsとCaerleonを併せ持つ血統構成も興味深く、03&04年に初の2連覇を達成したオースミハルカを引き合いに出しやすい部分がある。今年で3年連続3度目の挑戦となるが、やはりノーマークにはできない存在だろう。

トーセンローリエは、父サトノクラウン×母トーセンナチュラル(母の父メイショウサムソン)。父は初年度産駒から日本ダービー馬を出した注目の種牡馬だが、レース傾向からは母系でMachiavellianの血を引くことに重きを置きやすい。一方、母の父も種牡馬として18年2着フロンテアクイーンを出した。本馬は洋芝巧者を多く出す一族でもあり、近親には函館記念を兄弟制覇したクラフトマンシップクラフトワークがいることも覚えておきたい。

イズジョーノキセキは、父エピファネイア×母キングダンサー(母の父キングカメハメハ)。父系でSadler's Wells、母系でNureyevの血を引くSpecialの血脈を強調した配合が特徴的で、母系にKingmambo(=Monevassia)を持つという観点ではアイムユアーズテルツェットといった2連覇した馬たちも想起させる。本馬は全5勝のうち4勝が芝1800mという巧者でもあり、府中牝馬Sと直結しやすい傾向を鑑みれば57kgでも軽視はできない。


【血統予想からの注目馬】
サトノセシル ⑭トーセンローリエ ⑩イズジョーノキセキ

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【血統アナリシス】ダービー卿CT2023 Kingmamboに所縁ある馬の好走が続く、中山の急坂に強い血脈にも注目 2023年3月31日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はダービー卿チャレンジトロフィー2023・血統予想をお届けします!

昨年はロードカナロア産駒の11番人気タイムトゥヘヴンが勝ち、2着にはヴィクトワールピサ産駒の12番人気フォルコメンが入線する波乱の決着。なお、フォルコメンは21年の勝ち馬テルツェットの近親にあたるが、前者は2代母Myhrr、後者は3代母MonevassiaがKingmamboの全妹となる。つまり、20年1着クルーガー(父キングカメハメハ)、21年1着テルツェット(3代母Monevassia)、22年1着タイムトゥヘヴン(父ロードカナロア)とKingmamboの直系あるいは同牝系の馬で3連覇を果たしているともいえるだろう。

ほか、デインヒルやノーザンテースト、Robertoといった中山の急坂を力強く駆け上がることに長けた血脈を評価しやすく、05年の覇者ダイワメジャー(母の父ノーザンテースト)は、種牡馬としても14年カレンブラックヒル、17年ロジチャリスと別馬で2頭の勝ち馬を出している。

ゾンニッヒは、父ラブリーデイ×母エンドレスノット(母の父ディープインパクト)。父系祖父がキングカメハメハ、母の父がサンデーサイレンス直仔となる配合は昨年の勝ち馬と同じ。また、父ラブリーデイがノーザンテーストやRobertoを持つことも強調しやすい。その父は5歳にして本格化を果たした晩成型で、本馬も4歳秋にマイル路線に切り替えてからの充実ぶりが光る。東風Sも不得手な展開で2着とあれば、重賞でも楽しみは大きい。

マテンロウオリオンは、父ダイワメジャー×母パルテノン(母の父キングカメハメハ)。同産駒は「2-2-1-13」と好相性を示すが、母系にトニービンやBlushing Groomを配された血統構成は、人気薄でリピート好走したボンセルヴィーソを想起させる。また、近年の傾向からは母の父を介してKingmamboの血を引くことも興味深い。もとよりNHKマイルカップで2着の実績からもポテンシャルは申し分ないだけに、きっかけさえ上手くつかめれば。

インダストリアは、父リオンディーズ×母インダクティ(母の父ハーツクライ)。中山芝1600mは2戦2勝と底を見せていないコースとなるが、22年弥生賞ディープインパクト記念でも上がり3F最速をマークするなど、中山の急坂を苦にせず走る姿には惹かれるものがある。父系祖父がキングカメハメハ、母の父の配合が「サンデーサイレンス×トニービン」、母系にノーザンテースト、なにかと昨年の勝ち馬と共通する配合からも軽視はできない。


【血統予想からの注目馬】
ゾンニッヒ ⑨マテンロウオリオン ⑧インダストリア

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重賞3勝テルツェットが抹消、繁殖馬に 2022年12月8日(木) 18:17

7日に引退が発表されたテルツェット(美・和田郎、牝5)は8日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬になる予定。通算13戦7勝で重賞3勝。総獲得賞金1億7256万1000円。

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21、22年クイーンS連覇のテルツェットが引退 繁殖入りへ 2022年12月7日(水) 18:44

クイーンS連覇など重賞3勝のテルツェット(美浦・和田正一郎厩舎、牝5歳)が、現役を引退し繁殖入りすることが7日、明らかになった。所有するシルクホースレーシングがホームページで発表した。同馬はエリザベス女王杯で12着に敗れた後、福島県のノーザンファーム天栄に放牧。脚元をチェックしつつ軽めの調整を行っていたが、徐々に背肉が落ちてきて復帰に時間を要する状態のため協議した結果、引退期限の来年3月を待たずに引退することが決まった。同ホームページで和田郎調教師は「引退期限までにもう一花咲かせてあげたかったですが、次の仕事が待っていることを考えると、このまま無事に次のステージに送り出してあげる方がいいと思います。重賞を3つも勝ってくれて感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。

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テルツェットの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



11月13日(日)阪神11R 第47回エリザベス女王杯(3歳以上G1・牝・芝2200m)

【登録頭数:23頭】(フルゲート:18頭)


<前走:秋華賞出走馬>(中3週)

スタニングローズ(1着、488kg(±0kg))<C>
この中間も坂路での調整。走りやすそうな馬場で行われた1週前追い切りでは、硬さが見られ前走時ほどの迫力がなく、上積みまではどうか。

ナミュール(2着、446kg(+20kg))<A>
前走は+20キロと馬体が増えていて、坂路での動きもやや重かった。この中間も坂路で追い切られているが、1週前追い切りでは迫力満点で力強く坂路を駆け上がる姿をアピール。前走からの上積みはかなり大きい。

ライラック(10着、432kg(-2kg))<B>
休み明け3戦目で今回も輸送が控えるが、この中間も長めから3本好タイムを計時、1週前には強めに追われて好時計をマークした。小柄な馬でこれだけ追えているだけでも、出来が良い証。




<前走:府中牝馬S出走馬>(中3週)

イズジョーノキセキ(1着、466kg(+6kg))<A>【優先出走馬】
追い切りではやや重さが残る動きだった前走を勝利。この中間、1週前追い切りでは初コンビを組むルメール騎手が騎乗して追われることはなかったが騎乗で追われたが、持ったままで楽に先着と出来は前走以上。

アンドヴァラナウト(3着、448kg(+14kg))<C>
馬体重の増減が大きい馬で、前走+14キロも馬体が戻っただけで、パドックではトモが寂しく細く映った。この中間は、1週前追い切りはCWで強めに追われて好時計をマークしている。ただ、日曜日の坂路での追い切りがいつもよりも軽めになっているあたりからすると、ちょっと強くやり過ぎたか。

クリノプレミアム(8着、496kg(+12kg))<C>
1週前は単走で動きは悪くなかったが、ここ2戦と比べると追い切りの時計が控えめ。あまり経験のない関西への輸送があるので、いつも通りではない点がマイナスになりそう。

アカイイト(10着、528kg(+16kg))<E>
昨年の勝ち馬で府中牝馬Sからのローテーションも一緒。相当大柄な馬で、昨年も今年も府中牝馬Sではかなり太く余裕がある馬体だった。昨年と違う点は、前走後の追い切り内容。府中牝馬S後に坂路でビシビシと強めに追われて好時計を連発していた昨年に対し、今年は馬なりでの調整のみとなっている。時計も平凡な内容のみで、明らかに昨年とは調整過程が異なっている。

ローザノワール(15着、476kg(+2kg))<C>
もともと追い切りでは速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは坂路で一杯に追われて好時計。ただ動きのほうに目を向けると、スピードが勝ったタイプとの印象はぬぐえず、初距離の2200mは長い感じがする。




<前走:オールカマー出走馬>(中6週)

ジェラルディーナ(1着、464kg(+6kg))<B>
この中間もCWで好時計が出ていて出来は変わりなく良さそう。ただ首が高めの走りで時計ほど終いの伸びはない感じ。

ウインキートス(3着、476kg(+2kg))<D>
昨年と同じオールカマーからの参戦も、1週前追い切りではいつもは使わないPコースでの追い切り。ここにきて、いつもと違う調整過程での仕上げはプラスにならない。

デアリングタクト(6着、484kg(+4kg))<A>
休み明けの前走時は単走での調整ばかりだったが、この中間は1週前に3頭併せで追い切られ、終い抜かせない勝負根性を示して良い動きを披露していた。前走を叩いての上積みが感じられる。




<前走:クイーンS出走馬>(3ヶ月半)

テルツェット(1着、436kg(+4kg))<C>
昨年同様クイーンSを勝っての参戦。1週前追い切りでは南Wで併せ馬で追われたが、終い伸びきれておらず、物足りない動きに感じられた。

ルビーカサブランカ(4着、474kg(-2kg))<D>
追い切りでは好時計が出て、併せ馬で先着することも多い馬だが、この中間は併せ馬での遅れが多い。1週前追い切りでも、軽量の見習い騎手が騎乗しているにもかかわらず、動きが重くモタモタした感じで、良い時の状態にはなさそう。




<前走:その他のレース出走馬>

ウインマリリン札幌記念:3着、488kg(+12kg)3ヶ月)<B>
札幌記念からの参戦で、この中間はかなり乗り込まれている。時計も優秀で出来は良さそう。ただ、関西圏での競馬は実績がなく割引。

フィオリキアリ札幌記念:8着、458kg(+8kg)3ヶ月)<D>【除外対象馬】
除外対象で、間隔が空いている割に乗り込み量が少なすぎる。

ウインマイティー京都大賞典:3着、486kg(+2kg)中4週)<B>
この中間もDPコースでいつも通りの調整。叩き2戦目での上積みも期待できそう。

ピンハイ(西宮S:1着、414kg(+12kg)中3週)<C>
前走では馬体が増えていたがそれでも小柄な馬で、この中間も坂路での時計は物足りない。上積みはあまり期待できそうにない。

マジカルラグーン(ヨークシャーオークス:5着、3ヶ月)<C>【外国馬】
外国馬でこの中間は速い時計は出していない。最終追い切りを芝コースで追われ、そこで良い動きを見せてくるようなら押さえたいところだが。

ホウオウエミーズ(新潟牝馬S:1着、448kg(±0kg)中2週)<A>
関東馬で、南Wコースで追われた1週前には、大外を手応え抜群に通って、併走相手を楽に突き放してみせた。前走勝ちの勢いそのままに、ここも出来良く迎えられそう。

ソフトフルート(新潟牝馬S:7着、502kg(+18kg)中2週)<D>【除外対象馬】
前走時馬体が大きく増えていた割に、この中間は金曜に馬なりでの追い切り1本。上積みは感じられない。

シャムロックヒル(新潟牝馬S:9着、510kg(+4kg)中2週)<C>【除外対象馬】
休み明け2戦目で、1週前追い切りでは好時計マークも、追われてからの反応がまだ鈍い。

サンテローズ(関ケ原S:1着、510kg(+10kg)中5週)<B>【除外対象馬】
この中間も坂路で好時計。速い時計を出す厩舎だが、動きも力強く出来は引き続き良さそう。

コトブキテティスアルゼンチン共和国杯:12着、444kg(±0kg)連闘)<D>【除外対象馬】
先週出走で、パドックでは好馬体を見せていた。ただ軽ハンデであの結果では、ここに入っても厳しい。



※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ナミュールイズジョーノキセキデアリングタクトホウオウエミーズの4頭をあげておきます。



◇今回は、エリザベス女王杯編でした。
エリザベス女王杯過去10年の連対馬を、ローテーションから見てみると最も間隔が空いていた馬が2020年勝ち馬のラッキーライラックで3ヶ月。その他の馬たちは、中6週以内にレースを使われていて、古馬は府中牝馬S勢が中心(10頭)、オールカマーが3頭の状況。3歳馬に関しては、秋華賞経由がほとんどで5頭、鳴滝特別からが1頭という結果になっていました。春からの休み明けで使ってくる馬が多くいる天皇賞(秋)秋華賞とは違い、前哨戦を一度使われて本番に臨んでくる馬が多い菊花賞に似た感じの傾向があるレースという印象です。
調教に関しては、連対馬20頭のうち、1週前に強めに追われていた馬は11頭、馬なりでの調整は9頭。そして最終追い切りに関しては、強めに追われていた馬が6頭、馬なりでの調整が14頭という内訳に。さらに過去10年の勝ち馬のみに絞って見てみると、1週前に強めに追われていた馬5頭、馬なり5頭、最終追い切りを強めに追われていた馬2頭、馬なり8頭となっています。
この結果から見えてくる、勝ち馬に向いている理想的な調整は、1週前に強めに追われて直前は馬なりで余裕を持たせた内容、ということになりそうです。なお、過去10年の勝ち馬の中で、最終追い切りで強めに追われていたクイーンズリングアカイイトに関しては、1週前、最終追い切りともに前走時から時計がガラリと良化し、明らかに変わり身が感じられるデキとなっていました。直前で強めに追われてきている馬に関しては、前走時の調教内容を上回っていることが条件となりそうです。
そして今年は、海外調教馬が1頭出走予定ですので、過去の外国馬の調教内容に関しても少し触れておきます。調べてみるとこのレースを連覇したスノーフェアリーは、2年連続京都の芝コースで追い切られていました。ダートコースで追い切られていたその他の外国馬は見せ場なく敗れていますので、外国馬に関してはレースと同コースで好内容の調教が行われていた場合に好走可能性ありとみて良いのかもしれません。
最後に今年の出走予定馬を見てみても、過去10年同様に秋華賞、府中牝馬S、オールカマーといった前哨戦を使われて本番に臨む馬が半分以上を占めており、上記ローテーション・データに当てはまる馬の好走が期待できそうです。予想の参考の一つにしていただければと思います。

👑今年のエリザベス女王杯は、競馬を最後まで愛されていたエリザベス女王陛下も日本の空の上から楽しんで頂ける、そんなレースになるのではないかと思っています。



エリザベス女王杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2022年11月6日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年11月06日号】特選重賞データ分析編(331)~2022年エリザベス女王杯
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 エリザベス女王杯 2022年11月13日(日) 阪神芝2200m内


<ピックアップデータ>

【調教師の所属別成績(2018年以降)】
×美浦 [0-0-0-22](3着内率0.0%)
○栗東 [4-4-4-36](3着内率25.0%)

 美浦所属の調教師が管理する馬は、2016年以降まで集計対象を広げても[0-0-0-28](3着内率0.0%)。2021年は該当馬6頭のうち4頭が単勝5番人気以内の支持を集めたものの、アカイトリノムスメの7着が最高着順でした。今年も関東馬は強調できません。

主な「○」該当馬→イズジョーノキセキウインマイティーデアリングタクト
主な「×」該当馬→ウインキートスクリノプレミアムテルツェット


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【向かい風データ】

×「前走のレースが府中牝馬ステークス以外、かつ前走の条件が“牝馬限定もしくは重賞以外”・前走の距離が2200m以上」だった馬は2018年以降[0-1-1-43](3着内率4.4%)
主な該当馬→ウインキートスウインマイティーデアリングタクトテルツェット

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2022年8月5日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】「ファンも騎手もすぐ傾向に気づく問題」に対応する方法を考えてみた/エルムS展望
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先週のクイーンSは最内枠からラチ沿いを通ってテルツェットが差し切り勝ち。昨年は函館で、今年は札幌で連覇を果たした。2着にも昨年の3着馬サトノセシル、3着には逃げたローザノワール。終わってみれば1番→4番→2番という内枠決着。

札幌芝は内枠有利になることは見えていたものの、当方が最終的に狙ったのはホウオウピースフル。1~4番枠の中でただ一頭のハズレを選ぶというヘタレっぷりだった。

先週の札幌芝は、クイーンS以外も内枠有利が顕著。土曜の芝1800mではいずれも最内枠の伏兵馬が制しており、その他のレースも内枠の活躍が顕著だった。

ただ、ココで難しいのは、

「ファンも騎手もすぐ傾向に気づく問題」

である。今は情報伝達が速く、それは現場(騎手)においても、外野(ファン)においても同様。傾向が出ていればすぐに掴んで対応してくるので、結果として美味しくなくなるし、場合によっては騎手が対応してくることにより逆の傾向が出るケースもある。例えば先行イン有利を意識して先行争いが激化した結果、外からの差しが届くようなケースだ。

こういったいわば「逆張り」はある意味美味しいのだが、そう簡単に狙って獲れるものではない。そこで現実的な対応としては、

「気づかれる前に狙う」

ことだろう。具体的には、傾向がバレていない土曜日のうちに傾向を読んで狙ってしまう。皆が気付く日曜には美味しさ(妙味)も半減しているので、これが最も効率的な方法だ。

もちろんわかっちゃいるけどそれができたら苦労しない…という話なのだが、それでも意識だけでもしておけば多少は違うはずだ。たぶん。

というわけで、

「土曜に馬場傾向を掴んで日曜に狙う」

のではなく、

「金曜夜に馬場傾向を読んで土曜に狙う」

という意識を強く持つようにしたい。さて、成果はいかに…?

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】キュートヴィラン(日曜新潟8レース・3歳上1勝クラス/3着)

1番人気は意外だったが、久々に好内容。最後はスローにハマり追い上げるも届かず3着に敗れたが、このクラスなら力上位を証明した一戦。血統的にも平坦の新潟は合っており、このまま続戦ならば有力だろう。

エルムS展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は札幌競馬場でエルムSが行われる。注目馬はコチラ。

アイオライト菱田裕二騎手)

昨年暮れのベテルギウスSを勝利した後は、13着→13着→14着と大きな着順が続いたが、前走では7番人気の低評価を覆し1着。大敗した3戦はいずれも厳しい流れや馬場状態が敗因で、スムーズなら重賞でも好勝負できる能力の持ち主だ。今回も前走同様に同型馬との兼ね合いがカギになるが、自分のリズムならば好位からでも運べるのは強み。引き続きそこまで人気になることもないだろうし、再度の一発に期待してみたい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年11月11日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック エリザベス女王杯2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月14日(日) 阪神11R 第46回エリザベス女王杯(3歳以上G1・牝馬・芝2200m)


【登録頭数:18頭】(フルゲート:18頭)


レイパパレ(C)中6週
前走時も坂路での終いの伸びに物足りなさを覚えたが、この中間1週前の追い切りでも同様。先着こそ果たしているが、バネの効いたラストの伸びがなく走りが硬い感じ。

アカイトリノムスメ(B)中3週
前走時は休み明けで、1週前にビッシリ追われ、太め感なくマイナス体重での出走という過程でV。チャカチャカしていて、仕上がった感じの馬体だったので、この中間は馬なりでの調整。今回も阪神への輸送もあり、これ以上馬体が減ってくるとトモが寂しくなってしまうので、前走時の馬体はキープしておきたいところ。

ウインマリリン(C)中6週
1週前追い切りでは、モタモタした感じで伸びきれず併走遅れ。

ランブリングアレー(C)中6週
1週前追い切りでは、前走時からの良かは感じさせるものの、動きが素軽くなった割には迫力に欠ける走りで伸び脚にも力強さがない。

ウインキートス(A)中6週
この中間も1週前に南Wで強めに追われ好時計が出ていて、引き続き好調キープ。

テルツェット(B)中3週
1週前追い切りではもうひと伸びほしい感じも、しっかり先着。輸送もあるので、さらに絞れてきそう。

デゼル(D)中3週
前走時は追い切りで迫力に欠ける感じだったが、今回の1週前追い切りでも走りに硬さがあり、追って伸びる感じがない。

ロザムール(D)中6週
1週前追い切りでは、走りやすそうな馬場だったが首が高い走りで終い伸びきれず。前走時よりも時計がかかっていて、一度使われての変り身が感じられない

シャムロックヒル(C)3ヶ月半
休み明け。1週前追い切りの動きを見ると、重たい感じあり。

コトブキテティス(C)中4週
1週前追い切りでは、重心が低い走りで伸び脚上々に駆け抜けた。関西への輸送は初めてで、その点は気になる。

アカイイト(B)中3週
叩き2戦目でこの中間も坂路での調整。終いの時計はかかり気味で、伸び脚物足りず。

ソフトフルート(B)中2週
1週前追い切りでは、単走で力強い伸び脚を披露していて、出来は前走以上。

クラヴェル(B)中9週
前走時は、坂路での時計が優秀で軽ハンデもあって◎に推したが、惜しい競馬で3着。この中間は前走時ほどの好時計は出ていないが、悪くない時計で好調キープとの印象。

リュヌルージュ(D)中2週
叩き2戦目も、1週前の時計が平凡で上積みは感じられない。

ステラリア(A)中3週
1週前追い切りでは併せ馬で先着。捌きが軽く、前走を一度使われての上積みがありそう。

イズジョーノキセキ(D)中3週
叩き2戦目で、1週前追い切りの動きを見ると伸び脚に力強さがない。

エアジーン(D)中2週
前走時も乗り込み豊富で悪くない調教内容だったが、レースでは伸びきれず。この中間は間隔も詰っていて軽めの調整。

ムジカ(C)中2週
叩き3戦目も、この中間は間隔が詰まっていて大きな上積みがあるという感じでもない。


※このコラムからの推奨馬は、ウインキートスステラリアアカイトリノムスメクラヴェルソフトフルートの5頭をあげておきます。



◇今回は、エリザベス女王杯編でした。
エリザベス女王杯を生で観戦したことは過去に1度あり、それがスノーフェアリーの勝った2011年でした。前年直線内から一気に伸びて衝撃的な勝ち方をしたとはいえ、この年は状態面であまり良いことは言われていないなか、終わってみれば1頭だけ違う伸び脚で連覇達成。これほどレベルの馬が日本に来日する機会も減っている昨今、トップクラスの馬の走りを生で観られたことは、今考えるととても運が良かったと言えるかもしれません。


エリザベス女王杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年11月7日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年11月07日号】特選重賞データ分析編(279)~2021年エリザベス女王杯
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 エリザベス女王杯 2021年11月14日(日) 阪神芝2200m内


<ピックアップデータ>

【前走の条件別成績(2016年以降)】
○G1・G2 [5-5-5-41](3着内率26.8%)
×G1・G2以外 [0-0-0-30](3着内率0.0%)

 2016年以降の3着以内馬15頭は、いずれもG1・G2のレースを経由してきた馬。前走がG3・オープン特別・条件クラスのレースだった馬はまったく上位に食い込めていません。該当馬は思い切って評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ウインマリリンデゼルランブリングアレーレイパパレ
主な「×」該当馬→シャムロックヒルテルツェット


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降、かつJRA、かつG1・G2のレース”において“着順が1着、もしくは1位入線馬とのタイム差が0.0秒”となった経験がある」馬は2016年以降[5-5-5-19](3着内率44.1%)
主な該当馬→ウインマリリンデゼルレイパパレ

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2021年8月6日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】『スーパー鞍上強化』で一変したサトノウィザード/エルムS展望
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クイーンSテルツェットが勝利。4コーナーでは厳しいかと思われたが、直線上手く捌いて脚を伸ばした。ルメール騎手らしく馬の末脚を引き出す好騎乗だった。

一方、印象深かったのは新潟メインの関越ステークス。久々でも地力上位と見て本命にしたサトノウィザードだったが、道中は後方の位置取り。馬場状態を考えると少々不安にもなったが、直線は外に持ち出し、鮮やかな差し切り勝ちを決めてくれた。

この後の話に続けるために、まずは配信した本命の根拠をご覧頂きたい。

「オープン入り後の2戦は不発続きだが、鮫島良太騎手という大きなハンデを背負った出走で、実際かなりチグハグな競馬だった。厩舎も解散が近く情が入ったのかもしれないが、さすがに技術がなさすぎるジョッキーでは馬の能力が高くてもどうにもならない。それでも明らかに不向きコース、最下級鞍上で伸びて来たニューイヤーSあたりの内容からもココに入れば力は上。久々で多少人気も落ち気味だが、福永騎手なら力を引き出してくれるはずだ」

以上の通り、今回は乗り替わりの効果が非常に大きかった。

特に鮫島良騎手に何の恨みもないが、とはいえ予想する立場としてダメなものはダメと伝えることも大事だと考えている。一般メディアにはあまりハッキリと書かれないが、やはり騎手の巧拙は大きい。今回のサトノウィザードで見られたような”スーパー鞍上強化”は、馬券を買う上では有効だ。今年印象深いところでいえば、マイネルユキツバキなども好例だ。

マイネルユキツバキの戦績を見ればわかるが、やはり柴田大知騎手では力を出せない。今年も同騎手から追える川田騎手に乗り替わった途端2レース連続で好走。馬の気を抜かせず、しっかり追える川田騎手が持ち味を引き出していた。

オークスユーバーレーベンも、柴田大知騎手や丹内騎手ではオークス制覇など夢のまた夢だっただろう。もちろん騎手には得手不得手があるので、騎手の能力というのは絶対的なものではなく、一定でもない。だからある条件において微妙な騎手が、ある条件においては大きくプラスになるケースもある。ただ、それはそれとしても、やっぱり下手な騎手は下手だし、上手い騎手は上手いのだなと感じさせられる先週のメインレースだった。

エルムステークスの注目馬

というわけで、ココでは現時点の週末の重賞の注目穴馬を一頭取り上げる。

スワーヴアラミス

昨年のマーチS勝利以後は低迷が続いていたが、近走復調気配。レースぶりも良くなっており、特に前に行けるようになってきたのは馬券を買う上では心強い。鞍上の松田大作騎手は、いわゆるわかりやすい有名ジョッキーではないが、実は腕のあるベテラン騎手だ。特に北海道シリーズに強く、スタートが非常に上手いのが特徴。重賞は騎手のネームバリューが過剰に評価される面があり、その点松田騎手はネームバリューがない分、馬券を買う上ではお得ともいえる。今回は積極的に狙っていきたい。

エルムSの最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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テルツェットの口コミ


口コミ一覧
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2022年11月13日(日曜) 5回阪神4日 発走時刻:15時40分
天候 曇
芝 重
11レース
ウインファイヴ 5レース目
第47回エリザベス女王杯GⅠ
3歳以上 オープン (国際)牝(指定) 定量 コース:2,200メートル(芝・右)
本賞金(万円)
1着13,000 2着5,200 3着3,300 4着2,000 5着1,300
付加賞(万円)
1着378 2着108 3着54
更新
出馬表
オッズ
印刷用ページ
レース結果の見方
着順 枠 馬番 馬名 性齢 負担重量 騎手名 タイム 着差 コーナー
通過順位
推定上り 馬体重
(増減)
調教師名 単勝人気
1 枠8桃 18 ジェラルディーナ 牝4 56.0 C.デムーロ 2:13.0
11 12 11 9
35.4 470(+6) 斉藤 崇史 4
2 枠7橙 13 ウインマリリン 牝5 56.0 D.レーン 2:13.3 1 3/4
6 6 5 2
36.1 480(-8) 手塚 貴久 5
2 枠7橙 15 ライラック 牝3 54.0 M.デムーロ 2:13.3 同着
16 17 14 13
35.5 438(+6) 相沢 郁 12
4 枠7橙 14 アカイイト 牝5 56.0 幸 英明 2:13.7 2 1/2
18 18 18 15
35.7 524(-4) 中竹 和也 11
5 枠6緑 11 ナミュール 牝3 54.0 横山 武史 2:13.7 ハナ
8 10 8 11
36.1 448(+2) 高野 友和 3
6 枠2黒 4 デアリングタクト 牝5 56.0 松山 弘平 2:14.0 2
8 8 8 9
36.5 486(+2) 杉山 晴紀 1
7 枠3赤 6 ホウオウエミーズ 牝5 56.0 丸田 恭介 2:14.2 3/4
15 15 14 15
36.2 444(-4) 池上 昌和 18
8 枠6緑 12 ルビーカサブランカ 牝5 56.0 横山 和生 2:14.2 ハナ
16 16 14 15
36.4 476(+2) 須貝 尚介 14
9 枠2黒 3 ピンハイ 牝3 54.0 川田 将雅 2:14.5 1 3/4
6 6 5 6
37.2 412(-2) 田中 克典 6
10 枠4青 7 イズジョーノキセキ 牝5 56.0 C.ルメール 2:14.5 ハナ
11 12 13 13
36.7 470(+4) 石坂 公一 10
11 枠1白 1 クリノプレミアム 牝5 56.0 武 豊 2:14.5 アタマ
11 10 11 11
37.0 484(-12) 伊藤 伸一 17
12 枠8桃 16 テルツェット 牝5 56.0 池添 謙一 2:14.9 2 1/2
10 8 8 6
37.5 438(+2) 和田 正一郎 16
13 枠1白 2
ローザノワールブリンカー着用
牝6 56.0 田中 勝春 2:15.1 1 1/2
1 1 1 1
38.5 480(+4) 西園 正都 15
14 枠5黄 10 スタニングローズ 牝3 54.0 坂井 瑠星 2:15.5 2
5 5 5 6
38.2 488(0) 高野 友和 2
15 枠5黄 9 ウインキートス 牝5 56.0 松岡 正海 2:15.7 1 1/4
3 3 3 2
38.6 478(+2) 宗像 義忠 13
16 枠8桃 17
ウインマイティーブリンカー着用
牝5 56.0 和田 竜二 2:15.8 1/2
3 3 3 2
38.8 494(+8) 五十嵐 忠男 7
17 枠4青 8 アンドヴァラナウト 牝4 56.0 R.ムーア 2:17.3 9
11 12 14 18
39.3 450(+2) 池添 学 9
18 枠3赤 5 カクガイマジカルラグーン 牝3 54.0 S.フォーリー 2:17.7 2 1/2
2 2 2 2
40.7 496(前計不) J.ハリントン 8
タイム
ハロンタイム 12.6 - 10.9 - 11.8 - 12.6 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 11.8 - 11.9 - 12.3 - 12.2
上り 4F 48.2 - 3F 36.4
コーナー通過順位
1コーナー 2,5(9,17)10(3,13)(4,11)16(1,8,7,18)6-(12,15)14
2コーナー 2-5(9,17)10(3,13)(4,16)(1,11)(8,7,18)6,12,15-14
3コーナー 2-5(9,17)(3,10,13)(4,11,16)(1,18)7(12,8,6,15)14
4コーナー 2-(9,5,17,13)(3,10,16)(4,18)(1,11)(7,15)(12,6,14)8
払戻金
単勝
18 810円 4番人気
複勝
18 330円 4番人気
13 370円 6番人気
15 1,160円 13番人気
枠連
7-8 1,410円 7番人気
ワイド
13-18 1,570円 16番人気
15-18 9,180円 78番人気
13-15 8,380円 72番人気
馬連
13-18 1,920円 13番人気
15-18 15,500円 70番人気
馬単
18-13 3,520円 24番人気
18-15 23,140円 127番人気
3連複
13-15-18 90,210円 231番人気
3連単
18-13-15 206,260円 1138番人気
18-15-13 289,250円 1391番人気

 末三 2022年11月13日() 11:03
牝馬限定戦なら波乱ムードむんむん♪ 末三の第47回エリザベス...
閲覧 282ビュー コメント 0 ナイス 8

今日は阪神競馬場にてGⅠレースの第47回エリザベス女王杯

行われますね。

 ヾ(*´∀`*)ノ


きのうは急遽孫が遊びに来たので、予想が出来なかった末三です。

やはり掲載しないと予想は当たっていたという。

しかも両重賞。

 (;´д`)トホホ



まぁそれでも気を改めて今日のエリザベス女王杯は牝馬限定戦なら

波乱ムードむんむん。

高配当を狙いで、さっそく。

 ヽ( ´ ▽ ` )ノ 



日曜 阪神 11R 第47回 エリザベス女王杯より

【末三調教評価】

A評価 ・・・ ウインキートス テルツェット ナミュール

B評価 ・・・ ウインマリリン デアリングタクト ライライック

C評価 ・・・ ごめんなさい、その他の出走馬たち。


【末三予想】

◎  4 番 デアリングタクト      力上位。

○ 13番 ウインマリリン       あとはコースのみ。

▲ 16番 テルツェット        久々も仕上がる。

△  9 番 ウインキートス       一度叩き更に上昇。

× 11番 ナミュール         引き続き好調キープ。

× 15番 ライラック         前走度外視、改めて。

馬券は3連複6頭ボックス4-13-16-9-11-15番で

さぁ、それでは張り切っていってみよっ

 (* ̄0 ̄)/ オゥッ!!

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  2022年11月13日() 09:37
ロザムール、厳しいと解っていても  アカイイト、ウィン3...
閲覧 314ビュー コメント 0 ナイス 4

皆さん、おはようございます!

今日は福島記念エリザベス女王杯

何時も前1位に注目し
逃げる馬でなく逃げそうな馬をチョイスしたりしてまして

福島記念
前1位と4角一番手予測がロザムール
今年は5戦し全て二けた着順
さかのぼれば昨年最後の方の2戦も二けた着順
7戦二けた着順です
まぁ普通なら狙いませんかねぇ
ねらっても抑えの抑えくらいの位置でしょうかねぇ

が、指数でやってる以上はそんな成績不振な馬でチョイスしてと
まぁ逃げてりゃ展開で万が一もありますからねぇ

まぁ不利も承知で、最初から放棄はしないよう
行くしかないですねぇ
福島記念も何とかいい成績、3着までに粘ってほしいところです
勿論厳しいのは承知で


エリザベス女王杯
迷いますねぇ
外国人騎手のBOXでも買えば良いんでしょうかねぇ
外国人騎手6人居るとはいえ、馬券対象は3頭ですからねぇ

まぁ外国人騎手嫌うでなく、気になる馬からチョイスでしょうか

昨年覇者のアカイイト
昨年同レース制覇後は今年の金鯱賞3着以外は不振ですかねぇ
本当ならレーン&ウインマリリンやムーア&アンドヴァラナウトをチョイスでしょうが
オッズ的に嫌う感じでしょうか
まぁそんな時、除外したら得てして来たりしますが

アカイイトに注目

もう1頭はテルツェット
こちらもちょっと気になりました

あとこれも気になしましたが
ウィンの3頭出しでしょうか
勿論調教師さんは3頭とも別々の調教師さんですが
同馬主の3頭だし

こういう時って、その中の人気薄って言いましたっけねぇ

ウィンキートス
これも注目しとこ

ちょっと馬券追加すっかもです


さぁ、こんな感じの今日重賞

皆さんも良き競馬デー過ごしてください!

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コメント一覧
6:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年10月31日() 21:40:35
指数4.9
5:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年8月15日() 00:20:13
wコロ、昇級で次走も含め勝ち負け
4:
退会ユーザー 2020年3月31日(火) 14:48:59
このコメントは削除されました(投稿者退会による)

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2022年11月13日エリザベス女王杯 G112着
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2022年11月13日 エリザベス女王杯 G1 12着
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